オーバーロードIV 4期 8話 感想[守護者会議]そこまでバカだなんて!? ネタバレ

2022年9月28日

オーバーロードIV 第8話「計算外の一手」感想

公式あらすじより引用

アンデッドが統治する魔導国は、周辺国から非常に警戒されていたものの、
ヤルダバオトに襲撃された聖王国を救い、その後も支援を行っていることから評価を高めつつあった。
一方、王国の状況は緩やかに、だが確実に悪化していた。
ザナックが何とか国を守ろうとしている最中、ままならない状況に
不満をためていたフィリップが、ある計画を思いつく。
それはあまりにも愚かな企みで、誰もが予想しない事態を引き起こす。

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王国処遇を巡り、ナザリック守護者招集!!

王の首は、いつか民の為に落ちる為にある

迷走してますが、流石ガゼフが仕えた王潔い
が、ナザリックが望む「鞭」は
既に王国一つが標的!?

王の首で収まらない事も認識の甘さも悲しい

現状認識が甘く、"美談"を行く王と
醜くも現実を歩む王子

悲しい好対照、ザナックさま不憫

毛根で済んだ皇帝陛下は幸いだったのだ…

第2話「王国のバカ貴族」を懐柔した訳
バカだからいい!!

そも煽って、王国に歯向かわせる為だった
内紛を起こさせる策だったのか

そうすれば王国に平和裏に介入できる

更に敢えて金出して「バカ」を派閥化し、まとめて処分するアフターケア!!

王国が身内になった後は邪魔ですもんね

ところが「バカ」は魔導国に牙を剥いた

まさかそこまでバカだったなんて…
バカという言葉が飽和する回
限界バカ

結果が王国への武力侵攻なんてザナック王子気の毒!!

それも見せしめ扱いだよ?!

前期でガゼフ達に庇われた国王

国王は、ガゼフ達に応える為にこそ
より善意で動いてるのか?

王の「美談」はどんな結果に…?

冒頭 聖王国の件ですか?

前回ラスト、デミウルゴスが報告に来た

実は既に解決済み、劇場版アニメ化が発表済み

とまれ冒頭は、王国産白豚王子ザナック様と
腹黒姫様ラナーの日常

何故でしょう冒頭から涙が止まりません

実は当時、聖王国の使者が訪れたものの

ラナーの助言を聞き、ザナックは会わなかった

会うのが正解だったんですね

第2話の通り、ラナーは既に裏切っており
ナザリックの為に動いてます

お兄様ー!! 後ろ後ろ―!!!

ザナック王子『そう睨むな妹よっ』

ザナックに愚痴られ、唇を尖らせたラナー
なんてお可愛いのでしょうか
こら騙されるわ

ただでさえ潤いの乏しい生活だから…

ザナック『王国が支援を断ったせいで、聖王国は魔導国に支援を求めた……』

2期で王国を襲った悪魔ヤルダバオト

聖王国も襲撃を受けたが、王国は支援を断った
だが魔導国がヤルダバオトを倒し
物資まで支援

その善行で、魔導国の評価はうなぎ上り

というのが聖王国編の結果か

※悪魔ヤルダバオト

その正体は、デミウルゴスが変装した姿だが
魔導国に倒された

つまり八百長

2期に続きまたやりおった!!

ラナー姫『でも支援物資それを運ぶ為、この国を経由するのは許可したのでしょう?』

もちろん拒否ったら恨まれるのは王国

それだけでなく、王国は物資輸送に無茶ぶり

なのに、魔導国に全面的に受け入れられ
断る理由がなくなったと

圧倒的…、圧倒的余裕アピール…!!!!

ザナック『しかも、物資を王国内で販売しても良いそうだ……』
『気前が良すぎて気味が悪い』

王国は、物資を通らせるなら関税を課すといい
しかも、輸送に携わる商人やら倉庫へ
使用料も求めた

だがナザリックは全部受け入れ、しかも物資販売で王国さえも潤した

こりゃ王国民の好感度爆上がりじゃないスか!!

第3期の戦争で王国メタメタですから

ラナー様『お兄様は悪い方へ考えすぎですよ…♪』
ザナック様『いーや! これも奴らの策謀に決まっている!!!』

意外に子供っぽい物言い、信頼を感じます

そしてザナックの見方はまさに正解

これがアインズ様になら、深読みしすぎですが
この「善行」はアルベド達の策であり
警戒すべきもの

なんせラナーが警戒するなと言うから!!

ラナー『では王国も魔導国に従属を誓う、というのはどうですか?』

ザナック『ハッ! 帝国のように貴族を統率できるならともかく』
『俺達がそんな手にでれば』
『最初に起こるのは内乱だろうが……』

なるほど帝国、クアゴアとは事情が違う

第2期の通り貴族が強く、国王はまとめ
全権と呼ぶには程遠い立場

従属と言い出せば内乱で滅びかねない

毛根の犠牲だけで属国になれた皇帝陛下は偉大

世の中、属国になるのも楽じゃない

ラナー『内乱そんなことにはなりませんよ』
ザナック『ふん……』

信頼してるようでやはり疑り深いザナック

ラナーが自分をけしかけていると感じ
落ち着かない気持ちに

彼はラナーをちゃんと疑っている

本当に賢い方なんですな

ザナック『(せめてエリアスが戻ってきてくれたらな~)』
ラナー『レエブン公の事をお考えならば、王都に呼ばれるのは難しいと思いますよ?』

本当なら信頼できるレエブンにいて欲しい

が、そんな思いを完全に見透かされ
思わず色を失ったザック
役者が違う

ラナーが規格外に過ぎる

ラナー『お兄様はいつごろ王位を継がれるのですか?』

話を変えたラナー、彼女としては重大事

彼が王になれば、姫は適当な領地を貰い
クライムと共に引きこもれる

まあ既にナザリックに与していますが

ザナック『今、父上と共に時期を見計らっている……』

結局ザナックは、調整に悩まされ続けました

せっかく優秀でも、その力を調整に割かれ
政治力を活かしきれなかった

もちろん権力の分散は大事

ですが今、この時とは相性が悪かった

無能貴族『あ~…、なぜ上手くいかん……』

他方、こっちも上手くいかないと悩む

しかし、酒飲んでクダまいてる辺り
勤勉なザナックと好対照

第2話登場のフィリップ・ディドン・リイル・モチャラス

今期もCV松岡禎丞氏は大活躍だ!!

フィリップ『デルヴィ男爵に…、ロキルレン男爵?』

いかにも小悪党そうな顔したデルヴィ男爵と
考えるのが苦手そうなロキルレン男爵

フィリップが築いた「派閥」構成員

つまり王国のダメ貴族達…?

Aパート フィリップの派閥達

乾杯でデルヴィの服を汚してしまうフィリップ
デルは「気になさらず」と言いながら
執拗に気にしています

なるほどウソつき

フィリップは「モチャラス男爵」

第3期の戦争で、王国は嫡男が大量に戦死し
本来、継ぐはずじゃなかった者達が
各貴族家を継承

当主としてちゃんと教育されてないドラ息子ばかりらしい

モチャラスとはまた酷い名前

フィリップ『無能ばかりで、私の足を引っ張るのです…』
『領内の平民どもは、由緒あるモチャラス家の新当主たる私の指示を全く聞こうとしない!』

曰く領民に、儲かる作物を指示

しかし領民は従わない

領民が愚かだからだと決めつけ
散々罵るフィリップ

周囲に悩まされ改革が進められない

ザナック王子と似てますね

フィリップ『才能を妬む愚か者のなんと多い事か……』

全ては周りが悪いからだと考えるフィリップ

デルヴィは、そんな彼におべっかを言い
上手く操ろうとしてる様子

その構図もザナックとラナー様に似てますね

王子たちの有能さが良くわかる構図

ロキルレン『その通り』

相槌しか打たないロキルレン
喋るのが苦手らしい

苦手すぎる

デルヴィ『その素晴らしい才を信じる支援者がおられるではないですか~』

支援者は八本指ヒルマ。バーも用意
フィリップ派閥なら無料

ひっきりなしに酒を配っており、かなり賑わってる様子

国が大変な時期に何やっとんねん案件

ナザリックが作らせたバー

なのでシンクがあったり現代的ですね

見た目からメイドインナザリック

フィリップ『ま、地位や年齢の高さが優先される古臭いやり方は、変えていきたいと思っておりますが!』

作物の件といい話だけなら有能そうです

ですが先程、自分は由緒ある貴族だと「地位」をアピールし
今「地位優先は古臭い」と嘆く

改革を実践できてないんですね

こらダメな人ですわ

フィリップ『アルベド殿とは、今も手紙を交わしている!』

ただこの件には、貴族コンビも相当驚いた様子
何せロキルレンが驚いてました
すげえよ!

すげえ事だって解るよ!

デルヴィ『では、あの件はやはりご存じで?』

曰く魔導国は、王国に匹敵する食料を生産!?

一個分程度の領地なのに?!

冒頭、やたら気前が良い政策をとれるのは
生産力の高さによるものか

民が段違いに少ない分、輸出に回せるのね

デルヴィ『アンデッドを使って広大な農地を耕させているそうなんですよ~』
フィリップ『なんだそれは!? ズルいぞ!!』

まさにフィリップが悩む「農政改革」成功例

不死の軍隊ならぬ不死の農業!!

オーバー労働!!

冒頭、ザナック王子はおかげで助かると感謝
安い魔導国の作物が入って来る
気前が良いなと

ですが成程、こっちには迷惑なのか

フィリップ『我が領土の農作物が買い叩かれるではないか!?』

彼らは、王国内では「供給側」なので
魔導国に安く供給されると
値下がりして困る

また彼はこうして、作物を「外に売る」事ばかり考えている

なるほど領民にとっちゃ困る領主ですわ

民が食う分が残りませんから

フィリップ『要は、魔導国の食糧生産量が減れば良いのですがねえ……』

また難しい所に着眼しました

生産量の要は、アンデッドを使ってる事

どうやって妨害するのか?

『そうだ…!! 魔導国に正義の鉄槌を下し、王国のみならず我が領地の利益にもなる一石三鳥!』
『いやそれ以上に完璧な計画…!!』

かくて魔導国の生産量を減らし、王国と自領の利益になる策とは?

まさか、アンデッドを奪いに行くのか?
或いはアルベドと交渉し導入?
なんて思いました

結論からいえばもっとシンプルな

国も利益がない話だった!!

アルベド『"聖王国への支援部隊に関して起きた問題"…?』

かくして問題が発生し、アルベドに報告

実行と伝わるのが早い!!

アルベド、エルダーリッチにサポートさせつつ
内政を一手に引き受けてるらしく
手が足りない

有能すぎて他人に任せられないタイプ

これが本当の"有能"だぞ!

なあフィリップ!!

飛翔するデブったフロストドラゴン

前回魔導国傘下となったフロストドラゴン

中でも、ふとっちょのヘジンマール
こちらで活躍している様子

荷物を抱え魔導国領エ・ランテルへ飛翔

すんごいデブだなあ……

アインズ様『(さっきからずっと無言なのは気まずいんだけど……)』

城塞都市エ・ランテルではアインズ様が「モモン」と友好アピール

モモンはパンドラズ・アクターが擬態した姿

大冒険者モモンは街を人質にとられた体裁で
当初、アインズが悪政を行うなら殺すと
敵対してみせました

ですがアインズの善政に態度が軟化

というアピール中らしい

アインズ様とモモンが並んで歩くシュールな構図

4期1話は、アインズ様を避けていた町民達も
姿を見せて傅くようになりました

いやモモンがいるからかもですが

当初彼らは、どんな扱いを受けるか怯えていた

安泰だとそろそろ理解し始めたか

アインズ様『ユリの作った孤児院には行ったりしているか?』

会話に困り、ナーベに話しかけたアインズ様

普段、誰にも心を開かない彼女と親しげ
きっと民の心証も好転ですね

てかパンドラも、ンアイィィンズ様に話しかけて欲しくて悶えていそうです

暴発しないかヒヤヒヤしますわ

エントマからの念話『"地下大墳墓にお戻りいただきたいと…"』
アインズ様『えっ…?』

今回、ぷれぷれぷれあですに出演する為か
本編にもエントマが声だけ出演

アインズ様めっちゃ困惑してはる

なにごと?

アルベド『アインズ様、各階層守護者御身の前に揃いました』

アインズ様『うむ、皆ご苦労! 頭を上げよ』

なんと今季初となる階層守護者たち全員集合!!

議題は聖王国への物資輸送支援隊襲撃

四日前、フィリップが物資輸送隊を襲い
食料を奪ったというのです

正義の鉄槌! 賢い自分が、奪った作物を分配する"良案"だと思ったか

なんちゅうセコい真似を

アインズ様『つまり、王国は魔導国と正面切って戦う事を選んだのか?』

大事件じゃないですか!!

アインズ様は、王国首脳部の決断だと考え
フィリップを実行犯だと解釈

やだ国が滅びちゃう?!

ザナック王子いい迷惑ですわ

『ああ…、八本指が裏切ったという線もあるか』

輸送隊は王国犯罪組織・八本指が担当
元々強引に従わせた連中ですから
裏切ったのか?と

王国の宣戦布告よりは現実的ですね

しかしアルベド、何か言い淀んでいました

アインズ様『(……………これはアレか?)』

『(社長がやらかしたお粗末なミスを指摘しなければならない社員の態度じゃないのか?)』

びっきりするほど的確に見抜いたアインズ様
昔、似た事があったんでしょうか

逆に社員の立場から

アインズ様『(俺、何かしたか!?)』

もしかして俺また何かやっちゃいました?案件
悪い意味で

とまれアルベドを促すとフィリップの名

反応が劇的でした

アインズ様『ああ、お前が何度か手紙をやり取りしていた…』
アルベド『それはあくまで計画の?!』

べ、別に好きなわけじゃないんだからね!
勘違いしないでよね!
的な焦り

アルベド切実である

アルベド『もちろんアインズ様がお考えの通り、王国首脳部の謀略という線もございますが……』

アルベドは「そうじゃない」と調べた上で
会合を開いたとの事

だからこそ雰囲気が重いんですね

珍しく色ボケが出てきません

アルベド『そのバカ貴族を管理していた責任者です!』
アインズ様『(……誰!?)』

哀れ、証人として引き出されたのはヒルマ

第2期は妖艶な美女だった八本指幹部

ひとまずアインズ様は、支配ドミネイトの魔法を行使
ヒルマが事件に一切関知していない事と
忠誠を誓っている事を確認

支配し、本心からの言葉で確認!

魔法って便利!!

めっちゃ本心やん!!

アインズ様『それで罪を問うのは少し厳しいというものだ』

アルベドは、ヒルマがちゃんと管理していれば
事件は起こらなかったと促し
ヒルマを糾弾

そんな彼女に引っ張り出された為、死ぬほど怯えているヒルマ!

王の寛大な処置に早くも惚れこんでいる…

アルベド『部下の失態は、上の者の責任ではございませんか!』

アルベドの中でフィリップの立場が低い!!

しかもヒルマが、"モモンガ"に弁解を試みた
その無礼さにアルベドはますます激怒
火に油!

八つ裂きにされても文句は言えなかった!

アインズ様『"部下の失態は上の者の責任"という言葉』
『それは私も同意するところだ…』
『しかしながら、それは"上の者が部下の責任を取る"為に発する言葉であって』
『下の者に責任を押し付けるものではない』

なんと…、なんと素晴らしい……

アインズ様むかし似た状況があったんでしょうか

もちろん押し付けられる部下ポジションで

いわゆる「お客様は神様です」同様

言葉は立場で意味が変わる

アインズ様『この問題の最終的な"責任"は、私という事か?』

どころか自ら泥を被ろうとするアインズ様

当初アルベドは、責任者=自分が責められると思ったらしく
かなり辛そうに答えてました

ですが更に上を行ったよアインズ様!!

ヒルマが乙女みたいになっとる!!

アインズ様『ヒルマシュグネウス! 再発防止の方策を用意し、アルベドの採択を仰げ』
『それを以て罰とする』

ここまで言われれば、もう「採択」でも酷い事されないでしょう

ホワイト国家だわ! 骨だけに!!

また冒頭、フィリップは農民が思うよう動かず
彼らが愚かだからと罵倒しましたが
アインズ様は違う

下が思うよう動かないなら、扱う自分達が悪いのだと思え!!

これが貴族とサラリーマンの器の差!!!!

暁のサラリーマン!!!!

八本指の方々『ヒルマ!』

アジトに戻されたヒルマを出迎えた面々

犯罪者集団八本指は、2期でナザリックに捕縛
ゴキブリに似てると評判の守護者
恐怖公の巣へ

そこでひっどい目に遭ったんだそうな

今回またやられたと思ったらしい

ヒルマ『大丈夫、私はアレをされてないわ…』

言われて仰天する八本指の方々

そこまで驚くの?!

さぞすごい剣幕で攫われたのか

ヒルマ『陛下は、とても理知的な御方だったわ…』
八本指幹部『ヒルマ、それは飴と鞭だ!』
ヒルマ『ええ、そうね……』

ヒルマとて本来、大犯罪組織の幹部

飴と鞭はやったことがあり、理解しています
が、理解していても「される」甘美さは
あまりに抗いがたかった

ゴキブリに襲われた「鞭」が相当キツかったんですね…

堕ちちゃったよ元美人さんが……

ヒルマ『鞭の痛みを知る者にとって、飴玉がこんなにも甘いなんて思ってもみなかった…!!』

今回アインズ様は、ただ公平だっただけでした

が、ナザリック勢の理不尽な扱いの後では
公平さがとんでもない魅力に感じ
ヒルマは心酔へ

飴と鞭は人を魅了する!!

今回の肝! 体現しちゃったよヒルマさん!!

彼女が「飴」ポジションか

『…なるほど、われわれはより一層の忠義を示すべきだな…』

他の八本指もドン引きしながらも同意

飴と鞭を目撃した者

彼らも消極的ながら飴側になろうとするのね

君らもずいぶん老けたね…

Bパート ここからが本当の議題

アルベド『バカ貴族を利用した何者かの陰謀であった場合』
『対王国戦略を大きく変更する必要があると思われます』

問題はバカ貴族に裏がいる可能性がある

むしろそう思ったから、わざわざ呼んだと
魔導国にケンカを売るだなんて
常識的にありえない

ケンカを売れば、魔導国は戦争になると解っているはずだ!!

そんなバカなんかありえない!!

陰謀だと疑ったのか

アインズ様『作戦"飴と鞭"は、アウラ達にはどう説明している?』

ひとまずいつものように説明を促すアインズ様

4期1話曰く報告書が高度すぎて理解できない

みんなに情報共有するフリで話を聞ける
しかも視聴者にも共有できる

実に合理的な展開ですねアインズ様!!

アルベド『対王国戦略"飴と鞭"』

国で内乱を引き起こし、民衆に望まれる形で
魔導国が平和的に介入する

ラナー王女が提案したプランとの事

自国相手にノリノリである

祖国と兄王子を陥れてる真っ最中だぜ!!

アインズ様『(? 何が悪いんだ?)』
シャルティア『はい! いったい何が問題なんでありんすえ?』

ナイスシャルティア! かわいい!!

本当は「王国相手に」乱を起こさせる策だった

が、魔導国を攻めてきた!!

つまり誰かが策を利用し、魔導国を攻めさせたのかもしれない

策を作ったラナー様以上の敵かもしれない?!

アルベド『だから下手に動くと、相手のいいように利用されるかもしれない……』

もし敵の策なら、今後も同じように利用されるかもしれない!

自分では判断できないと考え
会議を招集したと

そこまで読んだから焦っていたのか

ただのバカ貴族な訳がない!!

アインズ様『その貴族が何も考えず行動しただけじゃないのか…?』

何故ならそんな知者が、突然現れるとは考えにくいから

まあアインズさま素朴な回答

思わずアルベドのツッコむ素朴さでした

ナザリックも突然出現したし…

デミウルゴス『待ちたまえアルベド』
『私達は知者の策を先回りする程度しか出来ないが…』
『アインズ様は愚者の暴発さえも読み切る!』

これは守護者一同、目から鱗!

何も考えず行動するという発想がない

本作アインズ様は決して超人ではないですが

超人揃いのナザリックで有益なんですね

馬鹿の気持ちが解る王の鑑

アルベド『で、でもそこまでバカなんてありえないわ!?』

今回の名言

そこまで理解できなかったのかー

当のフィリップ、他人がバカで俺を理解できないと嘆きますが

彼は馬鹿すぎて理解されなんだのだ…

アウラ『アインズ様がそういうんだったら、それが正解なんじゃないの?』
マーレ『ぼ、ボクもそう思いますー…』
コキュートス『全く、アインズ様に勝る知者はいない』

やいのやいのと尻馬にのってはる!

もちろん、アウラが賢いのはドワーフ編で描かれたばかり

マーレが可愛いのはご存じの通り

コキュートス『そもそも何故バカな貴族を使ったのだ!』
アルベド『後でまとめて捨てられるようにね…』

武人コキュートスもまた素朴な疑問

対し「知者」はやはり有能でした

有能な貴族は、既に選定して取り込み済み
バカを敢えて策に採用したのは
後で捨てる為だと

敢えて出資してまで「派閥」にまとめさせたのは

邪魔になる時を見越してだったか

コキュートス『その考えは正しい…』

ちゃんと認める武人の鑑

本作、アルベド達は深読みしまくってギャグになりますが
実際に優秀だと並行して提示

彼らがいないと国が立ちゆきません

作者丸山くがね先生こそ知者

デミ『魔導国の旗を掲げた馬車を襲った者への罰は、どの程度のものが相応しいと思うかねえ?』

アウラ『殺すべきだよねえ?』

アインズ様『(えっ……?)』
マーレ『お、お姉ちゃんの言う通りだと思います!』
アインズ様『(エーッ!?)』
シャルティア『主人も同罪、王国全部に罰を与えるべきでありんす!』

ハイ出た! 部下の罪は責任者の罪!

魔導国にケンカを売った者への罰は?

王国武力侵攻のお知らせ!!

今回、ヒルマを感動させた責任論
明後日の方向に飛んだ!?

怖い! この数百歳幼女たち怖い!!

デミウルゴス『アインズ様はかつてこうおっしゃいました』
『"力で支配するのは容易だ"』
『"それでは敵を作りすぎてしまう。廃墟となった国ではアインズ・ウール・ゴウンの名が泣こう"と』
アインズ様『よ、よくぞ私の言葉を覚えていてくれたなデミウルゴス』

まるで聖書をそらんじる聖職者のよう

デミが侵攻反対してくれ馬に乗るアインズ様
やっぱり困った時のデミウルゴス

助けてデミえもん!

皆が王国を灰にするって言うんだ!!

シャルティア『わ、わたしも覚えています!』

ここぞとアピールで尻馬に乗る面々
今、尻馬が熱い!!

アウラ以下、みんなちゃんと覚えてる

シャルティアは手帳にも記してる!!

ぜんぶひらがなで!!

アインズ様『うんうんお前達にも感謝する』

いちいち頷くアインズお父様

良かった、王国は灰にならずに済みそうです

あの世のガゼフもホッとしてますわ

デミウルゴス『ですので』
『アインズ様のお言葉を重んじる必要はありますが』
『今回の一件、軽い罰で済ませる事も出来ません』

何故なら、計画が失敗に終わってしまった

最低でも大幅修正が必要

その責任はとらせねばならない
王国に!

でもそれじゃ勿体ないですよね

知者「ではない」アインズ様としては

アインズ様『(だけど俺の発言のせいで、せっかくの計画が変わってしまっていいのか?)』

『デミウルゴス、本当に今回の計画は失敗なのか?』

そのお言葉で、デミえもんに電流奔る…!!

デミ視点で、アインズ様の発言は単なる思いつきなんてありえません!!

アインズ様は最初からこうなると予測
策を立てていたのです!!

今、その策に気付かせようとしている!!

デミ自身に考えさせようと!!

…とデミは思ったのか!!

デミウルゴス『国家レベルで飴と鞭をお考えだったのですね!』

 そもそも飴と鞭、というストレートな計画名

 ここに至る深淵な考えの上だった!!

 今、その答えが明らかに!!

※デミウルゴス視点

アインズ様『(ええ!?)』
『……そうだ』

思わず、精神鎮静化が起こる程のショック

今回一番のショックだったアインズ様

鎮静化がなければ危なかった

デミウルゴス『王国への罰はもっと凄惨なものにしてやりましょう!』
アインズ様『(は?』』
アルベド『アインズ様に即座に平伏した帝国には"飴"!』
『愚かにも歯向かった王国には"鞭"!』
『この二つの事実を作ることによって、ありとあらゆる者達への布告としましょう!』

『飴と鞭!』

『どちらが欲しいのかと、この世界全ての者に問うてやりましょう!』

飴と鞭とは、世界全てに向けた計画だった!!

今回ヒルマを敬服させたような「飴」を帝国へ

怯えさせたような「罰」を王国へ

その結果、その変貌を見た八本指たちのように
世界全体が変わるはずだと

あの光景は世界の縮図だったのですね!!

さすが至高の御方!!

アルベド『楽しくなってきましたねアインズ様♪』
アインズ様『ああ…(エーッ!?)』

楽しくなってきたのはお前らやろがい案件

そして彼女達にとって楽しいお祭りとは
被害者にとっては悲しい血祭り

イカれたパーティーの始まりだぜ!!

ザナック王子『それでは宮廷会議を行う』

かくて早くも王国に書状が届きました

宣戦布告も辞さない

しかも書面にはバハルス帝国、竜王国と聖王国、ドワーフの国、"顔なし"という神殿権力者の印が

なんやろうか同盟めっちゃ増えとる…

劇場版なにがあったん…?

国王ランポッサⅢ世『第三国の仕業とは考えられんか?』

つまりランポ王は、臣下を庇いたいんですね

しかしザナックは主犯を特定済み

本当に有能なお人だ…

高位貴族『そんなバカげたことをしでかすとは思えません!』
『チャームパースをかけ操ったのではないか?』

さすが正規教育を受けた貴族たち

きっとフィリップが、魅了の魔法されたのだろう
と口々に魔導国の謀略を責めました

思えばこれが国王を勢いづけた

づけちゃったかー…

ザナック『男爵の首を土産に、魔導国と交渉に入りますか?』
ランポッサⅢ世『何を言っている…!?』

本気で息子にドン引いていた国王

彼にすれば、息子こそアンデッドのように見えたのでしょうか

何故ならフィリップを「魅了された」貴族だと

あの男を無実と思ってしまった!!

ランポッサⅢ世『罪なき貴族を生贄にしてもかまわない、それが次期王としての言葉なのか!』
『息子よ!』

王の中で、ザナックは大の虫の為に小を殺す男

血も涙もない国王失格という図式に

なんと気の毒な……

ザナック『この判断を臆病、卑怯だとそしる者もいるでしょう!』
『それでも魔導国と戦うのは避けるべきだと考えています!』
『罪なき貴族を差し出してでも!』

息子の決意に言葉を飲む父王

前提が「罪なき貴族」にすり替わってしまった…

ですがなんて勇気ある決断

これが泥をかぶる勇気というものか

高位貴族『属国になるというのはどうでしょうか?』

ランポッサⅢ世『それはいっそう出来ない相談だ』
『過去に王国に仕えてくれた、また死んでいった者達の忠誠を裏切る行為だ…』

いいタイミングで伯爵がのっかってくれた!

しかし伯爵の尻馬を陛下は一刀両断

冒頭でザナックが「反対されてできない」と言った属国案

身近な父親が壁だったか…

大虐殺を思い出してくれと促したザナック
決して勝てないと

ですが王、あそこで救ってくれた皆に報いたい
ガゼフに報いたと思ったのか?

ガゼフならきっと感動して泣くのでしょう

でも「それでも」って言うのかなあ…

ランポッサⅢ世『私に妙案がある』

私にいい考えがある

王が何事か言い出したところで使者到着

完璧なタイミング!

書状が届き、会議が終わるタイミングを読んだ到着

やっぱ「知者」はすげえな!!

Cパート アルベド自らが交渉へ

ランポッサⅢ世『王国として謝罪させて貰う……』

まず謝罪から始めた王に、部下達は動揺

特にザナックは不味そうな顔でした

こちらが悪い、と認めてしまったからか?
交渉が不利になってしまう

王は本当に誠実

ランポッサⅢ世『私の首一つで、許しては貰えないかね』

王の妙案とは「責任者」の決断でした

今回、アインズ様が冗談めかした通り
下の不始末はトップがとる

まさに「美談」でした

ですが、王の命は前期ガゼフ達が必死に守った
王の為に皆は死んだのです

本当、ガゼフはなんというのでしょうね

次回「美談」への返答は…?

ぷれぷれぷれあですⅣ 8話 Yukiguni

会議後、飴と鞭の話を語るコキュートス

担当はエントマ

虫繋がりでしょうか?

エントマ『こちらがチャームとなります』

会議ネタを踏まえる優秀な戦闘メイド

日本語なら「お通し」ですね

今回は飴です

副料理長『…エントマさんは、真面目な時と不真面目な時に落差があるな、と……』
コキュートス『空腹時のエントマの印象が強いのだな……』

4期にして明かされた衝撃の事実

普段のアレは、お腹がすいて思考力が下がった状態だったのか…

実はエントマ結構賢かったらしい

マジかよ虫買ってくる

しかし飴の話を聞いて空腹感が
エントマ『口唇虫ちゃんも色が悪くなってますよ、ほら』

言って仮面を外すミス・グロテスク

虫だもんねこの子

平然と対応する副料理長はさすがです
常識的なようでナザリック

なお口唇虫ちゃんは、4期1話でアインズ様がエサをやるシーンもありました

声音を変える為に愛用されています

コキュートス『エサを与えた方が良いだろう』

言ってアメちゃんをやるコキュートス

大阪のおばちゃんのような優しさ

武人とはこういうものか

エクレア『…外から見るとグロい光景だね☆』
エントマ『足りない……』

よくぞ言ってくれました!

なおエクレアもちろんロックオンされた模様
太って美味しそうだもんね!

皮下脂肪の塊だぜ!!

寒い地域の生きものだからね…

オーバーロードIV 4期 9話 感想[アルベドの姉!?]未来の自分が何とかするさ!! ネタバレ

オーバーロードⅣ 感想 2022年7月

オーバーロードIV 第2話「リ・エスティーゼ王国」
オーバーロードIV 第3話「バハルス帝国」
オーバーロードIV 第4話「謀略の統治者」
オーバーロードIV 第5話「ドワーフの国を求めて」
オーバーロードIV 第6話「迫りくる危機」
オーバーロードIV 第7話「霜の竜王」
オーバーロードIV 第8話「計算外の一手」
オーバーロードIV 第9話「滅亡への始まり」
オーバーロードIV 第10話「最後の王」
オーバーロードIV 第11話「張り巡らされた罠」
オーバーロードIV 第12話「王都侵攻」
オーバーロードIV 第13話「滅国の魔女【最終回】」