狼と香辛料 25話 感想【最終回と2期発表】旅人が残すものは ネタバレ

狼と香辛料 第25話「奇跡の行方と続く旅路【最終回】」感想

公式あらすじより引用

エンベルクからの使者たちに強く迫られ、村長をはじめとするテレオの人々はなすすべがない。そしてついに改宗と重税を承諾せざるを得ない状況となるが、そこにロレンスたちを伴ったエルサが割って入った。エルサは、村を異端認定しようとするエンベルクの司教の前で、奇跡を起こして見せると言い……。

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異教の神々の伝承編に幕、ロレンス流"奇跡"の使い方

狼と香辛料 25話 最終回 感想

ロレンス曰く旅人が残すのは未練でなく、良い思い出だと

物語の幕切れにもぴったりでしたわ

良い想い出となる最終回

面白かった!!

そして未来のホロ曰く物語はまだまだ続く

って2期決定かい!!

連続2期も現代では破格の扱いも、どころか続編制作とは嬉しい

次こそ故郷に辿り着くのかのう

冒頭 村人の目線

結局、村に戻ったロレンス一行

他方村人は異端認定の真っ最中

追いつめられた村人は、冷遇してきた教会にすがるように目を向けます

大恩ある先代司教時点から冷遇してたのに虫がいい……

ですが人間そういうもの

きっと私もこうなりますわ…

ホロが"道化"となる打開策とは

エルサ、蛇神トルレオは唯一神の力だと表明

その裏付けにホロが毒麦を選別し、その様を「トルレオ=唯一神による奇跡」だと演出へ

唯一神は本物の奇跡を起こせる偉大な神だと

そうして両者を共存させた訳か

邪教でなく神の下僕みたいなもんだと

実際に奇跡を起こしたホロからすれば、二重三重に手柄を奪われ業腹な策であるものの

寛大、さすが賢狼寛大!!

エンベルク司教にも"見せ場"

演出にあたり、司教に聖別も行って貰いました

司教は力がある人だと演出

またトルレオと唯一神の同一視を進める演出か

立場の尊重って大事ね

ないがしろにしたら後々が怖い

商人の交渉、麦返品問題

ロレンス、狼呼ばわりされるほど悪い顔

商人の見せ場だった!!

前回時点では割と見切り発車だったものの

最終回にして商人無双回!!

返品される麦をどうするか

言い換えれば麦を村が買い取るという事

そこでロレンスは、街の麦商人の弱みを利用し「安く買い取れる」よう配慮

それだけでも大手柄でしたわ

久々ですね麦商人のオッサン!!

街の麦商人も"元凶"の一人

ロレンスが街経由で村に行く姿を見て、今回の策を思いついた元凶の一人

麦商人はその弱みで譲歩

彼の自業自得と思えば優しい

とはいえ自業自得で終わらないのが面白い

お人よしロレンスらしくないですしね!!

行商人ロレンスの提案

ロレンスは、別大陸から学んだクッキーの作り方を広め麦の消費を促進

麦を商機に変えて皆が得する結末

みんなで幸せになろうよ

行商人ならではの知恵ですわ

めっちゃハマってて

美味しいもんねクッキー!!

酷い目にあった街の麦商人が、一番旨そうに食ってるのも大笑いでしたわ

その麦で酷い目にあったのにね!!

今後も儲かるんでしょうな

村は「名物」を得て盛況へ

意外や、フランツ司教による村有利の契約も敢えて終了させました

でもあれが悪因でもあった

村人はあぐらをかいてしまったし、街は恨んで今回の件を起こしたのですから

有利な取引が村の首を絞めてしまった

だから無くしたのか

敢えて「平等」に戻したんですね

良かれと思ったのが逆効果とは因果

フランツ司教が異教話を集めた訳

以前ロレンスが気付いてた

エルサも改めて納得へ

フランツは一神教の敬虔な信者だった

だから神の実在を確かめたくて、異教の神々について調べていたという話か

異教の神がいるなら、自分の神もいるはずだと

なんとも逆説的

というか神の実在を疑う事自体、割と異端扱いで吊るされそうであるも

それほど信仰に必死な人だったんですね

村人との関係も改善

今回の件で村人も一神教を受け入れ始めた

奇跡を目の当たりにしたんですものね

これもホロが豊穣を司るから出来た事

最終回にしてホロは麦の神様だったし、ロレンスは商人だった

二人らしさを感じるエピソード

ここで幕引きも乙ですね

エヴァンも待遇改善へ

これからも水車の麦挽きは続行

村人の態度が変わったそうな

ハッタリで奇跡を演出した時、まるで神の使徒みたいに振舞ったからでしょうか?

街との交渉役にも就任

以前と違い街との関係が改善した今

大きな価値ある役職なんですな

結局、二人は故郷に残った

ビールの女将さんといい、どこに行こうと生きてりゃ良いことあると感じさせたも

やはり故郷が大切なのも確か

それはホロにもいえる事か

つくづく彼女と重なるエピソード

最終回にして初めての

ラスト、二人は皆に見送られて出発

これまでも大団円だったもの

旅立ちは割とささやかなものでした

それが今回は多くの人を幸せにし、皆見送られて去るってのが特別感ある旅立ち!!

最終回らしい特別感だった!

そして二人の旅は

今後、旅を終えたらどうするかはまだ未定

しかし食いしん坊のホロが「自分の食べ物」をロレンスに贈るのも

ロレンスが寄り道を提案し、旅を続けようとするのも

ささやかな相思相愛を感じるラスト

二人の恋路はまだまだこれからか

少女、そして第一話冒頭に戻る

ラストは第一話冒頭の後日談に

少女に昔話する女性

ぶっちゃけホロが、娘にこれまでの話を語って聞かせる幸せ一家エンドでしょうか?

ロレンスが帰宅して幕

2期ラストは顔が描かれるのでしょうか

女性『お話は…、まだまだ続くからのう♪』

そういや少女は獣耳らしいものがない

おやっと思ったもホロも獣耳がないんですな

とまれ続きは二期

次はどこまでやるんでしょうな

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狼と香辛料 第24話 感想[テレオの危機]たった一つの道化なやり方 ネタバレ

狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF 感想

狼と香辛料 第1話「収穫祭と狭くなった御者台」
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狼と香辛料 第4話「夢見がちな商人と月明かりの別れ」
狼と香辛料 第5話「狼の化身と従順な子羊」
狼と香辛料 第6話「商人と理不尽な神」
狼と香辛料 第7話「神の天秤と草原の魔術師」
狼と香辛料 第8話「旅の道連れと不吉な知らせ」
狼と香辛料 第9話「甘い蜜と苦い鎧」
狼と香辛料 第10話「狼の知恵と商人の口車」
狼と香辛料 第11話「狼の森と凍てつく雨」
狼と香辛料 第12話「裏切りの代価と黄金の代価」
狼と香辛料 第13話「三人の晩餐と二人の午後」
狼と香辛料 第14話「新しい町と望郷の思い」
狼と香辛料 第15話「鳥の羽と不思議な鉱石」
狼と香辛料 第16話「祭りの夜と狂った歯車」
狼と香辛料 第17話「行商人の浅知恵と町商人の看板」
狼と香辛料 第18話「決意の積み荷と覚悟の交渉」
狼と香辛料 第19話「見えざる神の手と見えざる狼の心」
狼と香辛料 第20話「教会の少女と粉挽きの少年」
狼と香辛料 第21話「異端の村と司祭の契約」
狼と香辛料 第22話「教会の教えと父の記憶」
狼と香辛料 第23話「仕組まれた災禍としかるべき報い」
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狼と香辛料 第25話「奇跡の行方と続く旅路【最終回】」