ウマ娘 3期 第2話 感想[キタサンの始まり]チアネイチャさんは良い人!! プリティーダービー Season3 ネタバレ
ウマ娘 プリティーダービー Season3 第2話「スタートライン」感想
公式あらすじより引用
ドゥラメンテに惨敗してしまったキタサンは、自信を失い落ち込んだ日々を過ごしていた。
テイオーのようなキラキラ輝くウマ娘になれないかもしれない……そんな気持ちを抱いたまま、トレーニングを続けるキタサン。
そんなある日、キタサンの耳にあるニュースが飛び込む。
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TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』第2話放送を記念して応援イラストを公開!本日は、アニメ『うまゆる』の監督 #宮嶋星矢 さんによる、キタサンブラックとナイスネイチャのイラストをお届けします!#アニメウマ娘 #ウマ娘3期 #ウマ娘 pic.twitter.com/EcaSHxwS5O
— TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』 (@uma_musu_anime) October 11, 2023
初OPED!!キタサン失意の底の底。菊花賞、ドゥラメンテの異変
ドゥラメンテまで骨折で脱落!?
これが史実ベースとは、本当にドラマチックという他ないですね
ドゥラメンテは“まるでテイオー"
テイオーに憧れるキタサンが、自分はテイオーみたいになれないと失意の二段底
自分は自分だとスタートする回か!!
アイキャッチ通りナイスネイチャさん活躍回
キタサンを奮起させたのが、ダイヤちゃんでもスピカの皆でもなかったとは意外
キタサンの飲むクモのお茶は苦い
思えば境遇そっくりなんですね
同世代に凄い奴がいる者同士
テイオーが、ドゥラメンテが骨折し「本命不在の菊花賞」に挑んだもの同士
骨折を聞き勝てるかもと思った者同士だと
自分は汚いとまで見つめ直せた
それでも自分は自分だと
当時ネイチャさんは勝てなかったけれども
彼女の励ましを受け「自分」を受け入れ、スタートをきったキタサンが祭りだった!
OPとEDもお祭りみたいでしたわ
アイキャッチのチアネイチャさん眩しい
アイキャッチ時はまだ彼女が絡んでくる前
当初「なんで?」と思ったものの
終わってみれば、これ以外のアイキャッチはねえな!という構成になってるのが素敵ですね
チアネイチャさん美しい
前回五月から一気に十月末に
皐月賞が四月下旬
日本ダービーが五月末
菊花賞が十月下旬
この時間の進みの早さ、それでいて皆変わらない独特な時間感覚
本作ならではですね
スタートライン
サブタイは過去、テイオーみたいになりたいと思った理由
そして今、自分を見つめ直しての再起
誰かの背中を追い続けた彼女が、自分を受け入れ走り出すスタートラインだったか!
初回、二話と濃厚!!
普通なら六話目くらいの山場だった!!
語弊があるも、面白かったのはチームスピカの皆とキタサンのすれ違いでした
ドゥラメンテ骨折
それを聞きキタサンは勝てるかもと思った
そんな自分を恥じた
対し皆は「キタサン、一緒に走れず落ち込んでるだろうな」とのすれ違いが印象的でした
みんな陽の者すぎるのだ……
また皆して右往左往する中、どっしり構えて見守っていたテイオーさん貫禄でしたね!
どうした急に!
曰く自分より凄くなるかもと
ひたすら自分を卑下したキタサンだったものの
期待高まるスタート回だった!!
ネイチャさんの助言は「みんな勝ちたい」事
勝ちたい気持ちを大切にする事
奇しくも前回、ダイヤちゃんが言ってた事とまんま同じなんですね
当時はその言葉に引け目も
ある意味、気持ちが追い付けたのか
ダイヤちゃん強いですね…
冒頭 失意のキタサン
早朝ランニング中、ダービー敗北を回想
全く届かなかった
前回冒頭、めちゃくちゃ楽しそうに早朝ランニングしていたのと対照的ですね
寒暖差があまりにひどい
ただのスポーツ新聞読んでるオッサンでした
なんだただのおっさんか
本当に? 実はサブちゃんじゃない?
問題は紙面、誰もが「ドゥラメンテ三冠か?」に目がいってしまっている事なんだと
まるで将棋界の藤井聡太八冠のようです
藤井氏史上初の八冠達成ですわ
3期OP「ソシテミンナノ」
勝ちたい 勝ちたい 勝ちたい 勝ちたい……
番宣テロップなども一切なし!!
冒頭、音も台詞も重めでドキッとする曲ですね
とにかくビートの刻みっぷりがいい!!
太鼓のオマージュでしょうか
キタサン主役の3期にぴったりですわ
とかくキャラが多い!
またアプリをされてる方にも未知な子がいるんだそうで楽しみですね
いやあ濃いですねトレーナーさん方!!
ライスとブルボンが睦まじくて嬉しい
応援してるらしいツインターボといい
みんな動きが印象的で面白い
またテイオーとマックイーンさんが「見守る側」になったのが象徴的ですね
〆は花火!
やっぱり「祭り」テーマがキタサン的
さすがサブちゃんの子やで
にしてもドゥラメンテさん制服でも風格すごい
ここまで勝負服なので新鮮!!
Aパート ダービーを終えて
トレーナーさん『いいかあ!自分の走りをキープして、レースを作るんだ!!』
練習場、各チームが見守るなか特訓中
前回敗因の一つは、周囲の勢いに飲まれたこと
自分のペースで走れなかった
だからその点を重点的に特訓してるんですね
ゴルシちゃん寝てんじゃねえ!!
このタカラジェンヌ!!
なにあれかわいい
謎のケンカをするチームカノープスには新入り
意図的に名前テロップを隠す凝り様
テロップは出てるけど隠れてます
こういう演出もあるんだ…
キタサン『(遠かった………)』
『(あの背中は、届かないほど遠かった!)』
ドゥラメンテも努力を怠らない
さっそく気を取られスピードが落ちるキタサン
完全に敗北を刻まれた
果たして彼女に勝てるのでしょうか?
そんなキタサンに、おやっという顔をするサトノダイヤモンド
キタサンの失意に気付き切れてないのか
前回は立ち直ってましたものね
ゴールと言えばヒシアマさん
二期に続き当人でなく立て看板が務めるようになりました
良いのか悪いのか
1期14話可愛かったですねえ!!!!
トレーナー『平気か?キタサン』
今期、きわめて真っ当に仕事をするトレーナー
前回スタミナ強化に特訓しすぎた
それで集中力が下がっているんじゃないかと
視聴者視点では「そうじゃない」
ですが常識的な視点からキタサンを心配、いい仕事をしてますね今期のトレーナーさん
第一期のエキセントリックさが嘘のよう
エキセントリック少年ボウイ!
そして疲れが抜け過ぎているゴルシ
寝とる場合か
が、気遣いと裏腹にがっくりと去るキタサン
尻尾が垂れてる……
前回といい、尻尾や耳の感情表現がとても豊かにコンテで描かれているらしい
すごく「馬」ですわ
馬だよこれ!
独り自室に戻るキタサン
キャスター『今日の特集はっ』
自室でテイオーの額縁を一瞥
改めて「違い」を感じたか
そのままテイオーのビデオを見ようとしたキタサンだったものの
テレビをつけるとドゥラメンテ特集
まるで藤井氏ですね…
皆ドゥラさんしか見ていない…
『シンボリルドルフやトウカイテイオー、ナリタブライアンなど
歴代のスターウマ娘と
同格と言っても過言ではない……』
その絶賛っぷりにテレビを消すキタサン
レジェンドと比肩
それを「もっともだ」と感じてしまうほど別格のウマ娘なんですね
踏み込みもスズカさんみたいですし
クラス・キャスター高橋真理恵
関西テレビに籍を置く本物のキャスターがモデル&声優さんを担当したそうな
実況といい面白い演出ですわ
父とテイオー、キタサンが走る原点
キタサンブラックの述懐
『憧れてた』
『なりたいと思った、……なれると思ってた……』
『ステージで輝いて、皆の目を引き付ける、そんな父さんみたいなスターに……』
完全に北島三郎氏
前回通り、お父さんを慕うキタサン
テイオーに憧れる理由
テイオーを通じ、ウマ娘なら"父みたいなスターになれる"と知ったがゆえなのか
本当にお父さんっ子なんですね…
サブちゃんッ子なんだ…
最終回で喋りそう…
回想、どうもテイオーのデビュー戦か
テイオー圧巻の勝利!!
これを勉強中、ダイヤちゃんとテレビで見てしまったのが始まりなんだと
東西南「北」の書き取り中
キタちゃんの北!
当時は髪をまとめてなかったも
テイオーに憧れ、今のように結うようになったんですね
ポケットの輪ゴムっぽいのが子供らしい
その前の回想で後ろ姿も描写
『メイクデビューなのにいまのはしりは~♪』
メイクデビュー
2008年6月21日(土)以降の「新馬競走」の愛称。「メイクデビュー○○」は、「They make their debut in ○○」の省略形を表す。
JRA競馬用語辞典より引用
さらっとメイクデビューとか出てくる幼女
ダイヤちゃん賢い
歌詞にもありますねメイクデビュー
キタサンが憧れる在り方
『強くて、奇麗で、かっこいい…!!』
『同じウマ娘として、あんな風に走る事が出来たら……!!』
略『あんなウマ娘になりたい!』
それが憧れの原点だったと
特に“かっこいい"
その憧れが今回のテーマでもあるんですね
前回サブタイ「憧れた景色」か
同じようにダービーに勝ち、勝者に見える景色・光景を感じたいと思った
でも見たのはドゥラメンテだった
彼女ではなかったと
スピードの差は歴然
ダイヤちゃんは遥かに速く遥かに優美、ヨユーでぶっちぎってしまいました
前回曰くデビュー時期が違う
現時点では公式戦未対戦
キタサン、彼女に負け続けてたのか
『キラキラした、その軌跡だった!!』
略『理想の姿に、憧れの背中に絶対届く!!』
そう思いひたすら努力してきたと
テイオーのムーンウォーク、いやムーンステップを真似てぶつかる姿も
さすがテイオーステップやで!!
二期「観客」だったキタちゃん
ですが彼女視点では、観戦と努力を繰り返す日々だったんですね
めちゃくちゃ努力型ですわ
『トレセン学園オープンキャンパスへっ』
幼少期、名前を聞いて覚えてくれたテイオー
こんなん惚れてしまいますわ
当時はダービー直前
第2期1話で、舞台の振り返りを含めてオープンキャンパスをやったんでしたっけ
テイオーは"昔の自分のようだ"と感嘆
ちなみにテイオーずぶ濡れなのは、プールでヒシアケボノにぶちまけられた為
さあプールの水をぶち撒けろ!!
今期OPでは筋トレ中
テイオー、2期1話でダービー制覇
無敗の2冠達成
そして2期最終話、長い長い長い長い故障から奇跡の有馬記念勝利
ネイチャさん達との激闘だった奴…!!
第一話と最終回、表情も対照的ですね
第一話は自信あふれる表情
最終回は鬼気迫る表情、絶叫で「もぎ取った」としか言いようがない勝利でした
“勝ちたい"
一年越しの復活劇!
『本当に眩しかった……』
そして成長、トレセン入学
無敗でG1へ
回想ではキーン!とでも聞こえてきそうな無邪気な走りっぷりで勝利
前回曰く皐月賞で初めて緊張を知った
それも納得の無敵超人ですわ
『(私は…、きっと………)』
『……なれなかったなあ…』
結局真っ暗になるまで一人悩んだキタサン
前回で愕然としてた理由
前回ダービー時、ドゥラメンテがトウカイテイオーに重なって見えていたのか
だからショックだったのか
憧れを体現したのは自分じゃなかったから
大ニュース、最低のキタサン
チーム・スピカ部室
キタサンブラック『それじゃ、ロードワーク行ってきます………』
ダイワスカーレット『キタさん、元気ないわね……』
スペシャルウィーク『ちゃんとご飯、食べれてるんでしょうか……』
スペちゃんは食べ過ぎ定期
トレーナーさんは気合が乗ってないと判断
それではいずれ事故を起こすと
故障経験者スズカさんがそれを言うと重いです
故障経験者ホント多い
『大丈夫だよ、キタちゃんなら……』
しかし唯一、信頼しているのがテイオー
泰然自若
見違えるような若年寄っぷりですね
もはや老中クラスですわ
モーター音
が、ゴルシ凶報
なんですがモーター音が気になって気になって
またセグウェイなの!?
それとも流行りの電動キックボード?!
走るとああいう音が出るの!?
肝油ドロップの看板が気になって気になって
都会はあんな看板あるんだ…
いいですよねサクマ式ドロップキック
『このままじゃ、何も変わらない!!』
まさにテイオーの予想した通り
ちゃんと周りの気遣いに気付き、変わろうとし始めていたキタサンブラック
さすがサブちゃんの娘
こいつはとんだサブウェイだぜ
意外なほど自虐が根強い
ダイヤちゃん曰く、周りを一切気にしないゴーイングマイウェイだったキタちゃん
それほど人生観を変えられたんですね
ウマ娘観というべきか
『年内の出走は絶望との事です……』
なんとドゥラメンテ骨折
ドゥラメンテ骨折!!
シリーズ定番の故障展開
まさか二話目、それもあれほど圧倒的だったライバルが「落ちる」展開になろうとは
普通なら逆じゃないの!?
ニュースを聞きせわしなく耳が動くキタサン
すごく馬
動揺が耳に出ています
この表現、素晴らしかったですわ
尻尾といい「馬」表現!!
『今回の怪我について、たくさんの失意の声が寄せられています』
誰もが“がっかりして"去っていく中
独り身動きできないキタサン
いかに衝撃か
また誰もが、がっかりしてる事自体も前振りだったんですね
当たり前だけどそれだけじゃない
謎の自責の言葉で前半終了
きっと「これで勝てると思ってしまった」自分を責めたのだろうとは思ったものの
それはカッコ悪いですものね……
エヴァを思い出す台詞ですわ……
今回、冒頭で軽く振り向いた程度
しかも何故かチアネイチャ
何事かとも思いましたわ
腹筋すんげえ凝ってますね……
なお宝塚ゴルシ
キタサン達の皐月賞は2015年
作中2015年6月28日、第56回宝塚記念らしい
つまりこの後ゴールドシップが、約120億円の馬券を紙屑にする伝説をやらかしたそうな
奴は120億の馬券女
やっぱりすげえよゴルシは
Bパート 街の声、皆の声
マチカネタンホイザ『なんだかネイチャの時みたいだね……』
チームカノープス部室
ドゥラメンテを強くて速い奴、と呼ぶツインターボ師匠ってば簡潔ですね
そしてさっそく焦点が当たるナイスネイチャ
でもキタサンと接点がない
なので意外な流れでした
町の人『でもさ? これで他の出走ウマ娘にもチャンスがあるってこったな』
町の人『私、あの時のテイオーのこと思い出しちゃった……』
などなど町の声を背に沈むキタサン
後から思えば全てストライク
全てが彼女を責めていた、針のむしろを歩いてるんですね
前回冒頭あんなに朗らかだったのに……
チームスピカ部室
ウォッカ『ドゥラメンテが怪我したなんて聞いたら…』
ダイワスカーレット『悔しいでしょうねえ…』
『今度こそリベンジだった思ってたんでしょうに』
なんとか部室前までたどり着いたも
漏れ聞こえた声が決定打となり、走り去ってしまうキタサン
キタサンを心配していたチームスピカ
すれ違いがに切ない
心からの心配が余計に痛い
同じウマ娘同士、トドメの一撃でしたわ
テイオーのライバルが言うとあまりに重い
テイオーに怪我されともに走れなかった
そして自分も怪我した
皆、誰もがキタサンに共感しているのに辛い
お前は気にしろ定期
よりによって宝塚記念の時にこの台詞!
悪意はない 悪意はない!
明日に微笑みあるだけ!!
賛成、大いに盛り上がるスピカ
スペちゃん本当に食欲の権化
これが決定打となり、キタサンは疾風のように走り去ってしまいます
速い!さすがウマ娘速い!!
トレセン名物、大樹のウロに叫ぶキタサン
中が空洞になった切り株
想いを喚き散らす伝統のスポットですね
声にならない、出来ないのが切ない
キタサンにかけられた声
キタサンブラック『な…、ナイスネイチャ……、さん……!!』
スピカに代わり、励ましてくれたネイチャさん
チームカノープス
二期に続きチームカノープスってば…
室内、やたら目標やら書いてあるのが笑えます
他メンバーは外で授業
気を利かせてくれたんでしょうか
だから気にしないでと茶をくれるネイチャさん
なおめっちゃ苦い様子
とかく明るく、気をほぐしてくれる
立ち姿も美人ですわ
『なんでもない相手の方が言えたりもするし~』
『ネイチャさんで良ければ聞くよ♪』
ネイチャさんは共感できるし接点がない
接点がいないのが良かったのか
言われてみるとなるほど
スピカに出来ない励ましが出来る人なのか
なんとも素敵なお姉さんでした
キタサン、憧れへの答え
キタサン『…憧れだったんです』
ネイチャ『……?』
キタサン『私ずっと
テイオーさんみたいになりたくて……
あんなスターみたいになりたくて……』
『でも無理でした、解っちゃいました』
『テイオーさんみたいなのはドゥラメンテさんの方なんだって』
前回と今回でショックを受けた一番の理由
ドゥラメンテの方がテイオーのようだから
だから諦めてしまったのか
前回「憧れの景色」日本ダービー勝者の景色を見たのはドゥラメンテの方だった
それら全部ひっくるめてなんですね
単に強いと言うだけじゃない
その強さで「皆を夢中にさせる」「カッコイイ」ウマ娘である事
キタサンが思い描く「皆」との在り方
憧れた在り方そのもの
父に連なる憧れそのものなんですね
『"そんなとこもテイオーさんみたいだ"って』
皆を心配、夢中にしているという事
そして骨折で断念という、エピソード自体がそっくりに思えたのか
視聴者としても解る
本来、当人にとっては辛いだけの骨折事件さえ
憧れと重なって見えたのか
『皆、ドゥラメンテさんだけ見てる気がして……』
視線を独り占めされる嫉妬
自分が主人公じゃない、その他大勢だと思い知らされる実感か
そしてそう感じる自分が嫌
嫌な思いをしそんな自分が嫌になる
二重苦ですわ
『"あの子が出ないなら、菊花賞勝てるかも"ってそんなことまで考えて……!!』
『あたしなんかがなれるはずなかったんです!』
自分はカッコ悪い
カッコイイテイオーみたいにはなれない
二重三重に打ちのめされてた
カッコよさに憧れるからこそ、余計にショックだったんですね
前回「とにかく良い子!」だったキタサン
今こうして己を責めるのも善良
等身大な悩みですわ
スピカが「悔しいだろうな」と思ったのに対し
内心「勝てるかも」と喜んだ
自分は、皆が思っているような人間じゃあない
申し訳なくて死にたくなりますわ
『それすっごい解るわっ』
キタサン『えっ……』
ナイスネイチャ『あたしもさ? 憧れてたんだ、テイオーに』
明るい声から語り始めたネイチャさんの想い
二期一話もそうでした
当時彼女は足を痛めており、前途洋々なテイオーに己を腐すようなことを言ってました
今回と重なる部分が大きいんですね
『キラキラしてて、まっすぐで……』
『でも努力もしてて……、めっちゃ強くって』
まさにキタサンから見たドゥラメンテ
あの子も努力してますものね
同世代にいたら困る奴!
困るけど、"そう思う自分のさもしさ"に余計に辛くなってしまうという奴
どっちに転がっても辛過ぎる
『でも最後まで諦めないってリハビリを続けててさ?』
『その姿に、"あたしもがんばろ"って思ったんだ』
だから前期、ネイチャさんは頑張れたと
同じく足を痛め、己を卑下して
それでもテイオーに励まされ、菊花賞に臨んだですね
テイオーさん本当にスターですわ
見事、菊花賞参加権をもぎ取った
ドヤ顔ネイチャさん可愛い
二期は彼女の復活劇でもありましたものね
ウマ娘だったら当然のこと
『"テイオーが間に合わなければ、もしかしたら"って
こんなあたしにも
チャンスがあるかもって』
キタサン『……っ』
ネイチャ『だって勝ちたいんだもん! 当然じゃんっ』
勝ちたい
それだけに尽きる
自分がダサいのは否定しない
けれど勝ちたい事を、その為に汚い事を思ってしまう自分の事も
ひっくるめて君だと励ましてくれたのか
きっと皆そうなんだと
『けど、そんな事を考えてすぐダサダサな自分が情けなくなって……』
『腹が立って……』
要するに今のキタサンと同じだと
だから解ると言ったんですね
作中怪我脱落は頻繁にあるも、みんな「悲しそう」な姿ばかりでした
でもそれだけじゃない
当たり前だと共感してくれてるんですね
ナイスネイチャのスタートライン
『テイオーとかドゥラメンテとか、キラキラしてる子ば~っかり語られてさ?』
『"本命不在の菊花賞"とか』
『"アイツが出てたら三冠ウマ娘は確実だった"とか』
『………………』
『ふざけんなって思った』
常に軽く、気楽そうに語ってくれたネイチャ
でもこれだけはマジ
声のトーンが違う
つい“主人公の悲劇"に目をやってしまうものの
その周囲からの視点
その点、キタサンとナイスネイチャさんが重なっていたんですね
前回あまりにも強すぎると感じたドゥラメンテ
それがキタサンを浮き彫りにしたのか
『"あたしを見ろ"って…!!』
今回、キタさんは「町の皆が自分を見てない」と苦しんでしまったものの
なら見させてやる!と
ネイチャさんは乗り越えていたのか
最高に先輩だった!
同じ道をとっくに駆け抜けてた!
なんだかナリタトップロードを思い出しますわ
『弱くて、ズルくて、カッコ悪くても、それが自分だって……』
『きっとあそこが私のスタートだったんじゃないかな?』
『結果は四着だったけど♪』
世知辛い
成長しようと結果が出るとは限らない
それも前回、キタサンブラック自身も体験したことでもありますしね
でもそれでも「スタートライン」
素敵なサブタイ回収ですわ
キタサンブラックの根幹
『"自分らしく"って、どうすればいいのか……』
これまで「他人の背中」を追ってきたキタサン
誰かのようになりたいと
他人に左右されてきた
そこから「自分」を掴む回だったんですね
今や立派を戦績を持つネイチャさん
それがてらいもなく本心を明かし、励ましてくれる
最高に素敵な先輩ですわ
チームカノープスに名師匠がまた一人
ネイチャさん『わかるわかる、自信なんて持てたためしないわ~♪』
キタサン『でも…、それでも…、やっぱり……!!』
『勝ちたいです!』
『私もっと、勝ちたい!』
負けても仕方ないと感じ始めてたキタサン
でも強烈な原点回帰!
勝ちたい
自分はどうなりたいかという事
当たり前ですが、その当たり前が出来なくなりかけてたから清々しい一歩でした
勝ちたい気持ちを持ち続ける大切さ
とても普遍的な言葉でした
本当、応援しまくってくれるネイチャさん
チアネイチャさんですわ
最高のアイキャッチだった!!
本来目指した在り方とは真逆
だからキタサンには普通以上に認め難いものだったんでしょうね
一般論以上に辛い在り方だと
『"キタサンブラック"なんでしょ? アンタは』
キタサンブラック『そっか……』
『ありがとうございます、ネイチャさんって良い人ですねっ!』
まさにナイスネイチャ
テイオーを目指してきたキタサン
ともすれば二番煎じに終わってた
だからこそ「自分」を確立するのが、いいスタートラインでしたわ
敗者だからというのも本作らしいですね
敗者たちの栄光
キタサンブラック『はい!!』
『……苦っ!?』
おチャはナイスじゃなかった模様
照れるネイチャさん可愛い
マチカネタンホイザの「蜘蛛茶」
なぜに蜘蛛
わからん、クモわからん
蜘蛛は害虫を食べるので無農薬に重宝
有機栽培のお茶?
そういう意味で蜘蛛茶?
「蜘蛛」と「お茶」と「ネイチャ」ッ!! これほど相性のいいものがあるだろうかッ!?
明るいキタちゃんが戻ってきた!!
キタサンブラックの答え
チームスピカ部室
スペシャルウィーク『この栄養ドリンクを飲めば、きっと元気になりますよ!』
だからスペちゃんさあ
いやご飯炊いてこなかっただけ「マトモ」なんでしょうか
新場所の相撲取りより食う女
略『あ、あの……、これからまた頑張りますので、ビシビシご指導よろしくお願いします!』
元気なキタちゃんが戻ってきた!
立ち直らせたのがダイヤちゃん、スピカの面々じゃないのが意外でした
意外でしたし納得しかない
ネイチャさん二期いつもテイオーを見てました
その縁が繋がったのか
トレーナー『明日からにしろー!!』
今週一番笑ったコント!
戻ってきた!
前回冒頭、明るく特訓してたキタちゃんが戻ってきた!
だが戻るなら明日からだってば!!
『でも、なれなくってもいい』
『弱くて、ズルくて、カッコ悪い』
『それがあたしだから!』
『スターになれなくても、キラキラできなくても! 主人公じゃなくっても!! 』
『もがいて!あがいて!!』
視聴者も、彼女を幼少期から見てきたものの
キラキラ真っ直ぐだっただけに
前回そんな「昔と変わらない」面が強調されてきただけに
汚い、勝ちたい等身大を見つめ直すのが意外
普通なら六話辺りのテーマ
でも展開が早いと感じさせないのが素晴らしい
決して駆け足じゃないんですよね
駆け足勝負を描くアニメ!!
菊花賞 クラシック三冠レース最終戦
毎年四月に行われる皐月賞
毎年五月に行われる日本優駿(日本ダービー)
毎年十月に行われる菊花賞
あっという間に五カ月経過か
『今年のクラシック三冠制覇を期待していたファン達も多い事でしょう』
前回、勝利を喜んでた一家などが描写
いまだ皆ドゥラメンテしか見てない
状況は変わっていないと
また制服姿のドゥラメンテは、前回の面白外国人さんの隣に
前回コメント頂いた通りトレーナーさんらしい
モデルはミルコ・デムーロ騎手
その点、二期ライスシャワーも連想させますね
注目どころか「刺客」扱いされた
日本全国に記録を阻む敵のように見られてた
一風変わった視点が面白い
かぶりつき席に一列で並ぶスピカ
チームが違うのでダイヤちゃんは別の席にいる様子
他の出走ウマ娘もしっかり作画
皆、視点を変えればキタサンと一緒の「誰も注目してないウマ娘達」
キタサンのご同輩なんですもんね
『誰からも褒めてもらえなくて構わない』
『がむしゃらに、自分らしく、あたしらしく!!』
こうして秋の京都、菊花賞開戦!
ROAD TO THE TOPでも焦点となった菊花賞
本作では二話とは展開が早い!!
みなみ(眼鏡)『クラシック三冠競争の最終戦として行われる菊花賞は"最も強いウマ娘が勝つ"と言われている
何故だかわかるか?』
ますお『どうした急に』
だからそのコントやめーや
毎回爆笑させられるのがズルい
菊花賞は現在では10月下旬、京都競馬場で行われるレース
馬場が違うので性質が異なるんですな
『スピードとスタミナを兼ね備え
二度の坂越えと三千メートルの長丁場を克服しなければ
勝利する事が出来ないからだ……』
『ちなみに本競争はイギリスの(略)』
みなみますお『『いっけー!! キタサンブラックー!!』』
ファンの鑑だよアンタら!!
キタサンが前を通った瞬間、解説そっちのけになるみなみますお!
みなみますおでございます!
上げる腕まで対称的とか仲良すぎだろ二人!
ホントこの人達大好き!!
『かといって良いとも言えない』
ダスカ&ウォッカ『『どっちなの!?』』
トレーナーさんも名調子ですわ
この一見するとトンチンカンな言いぐさが彼らしい
いやいつもトンチキかもですが
この二人も仲がいい!!
皆、初めての過酷なコースだと
でもだからこそ全員にチャンスがあるレースになっている
トリなのは伊達じゃないんですね
菊花賞勝者、キタサンの在り方
キタサンブラック『もがけ! あがけ! 喰らいつけ!! 走れ!走れ!走れ!』
『スターみたいにキラキラできなくても良い!』
『あたしはあたし!』
『あたしはキタサンブラックだ!』
無言で走り、内心絶叫するキタサンブラック
ただ勝ちたい一心の走り
今回の回想、デビュー戦の無邪気だった彼女じゃない
前回冒頭負けてコミカルだった彼女じゃない
負けてダメだと思い決めた彼女でもない
勝ちたい心が確立された!
怖いと怯えてしまった舞台を「楽しくて知ってる祭り」だと捉え方を変えた
ダービーを“楽しもう"とした
今度は勝つ為の泥臭さ
いわばキタサンは華麗じゃなく「お前に華麗なんて言葉が似合うと思うか赤木。 お前は鰈だ。泥にまみれろよ」的な
ありがとうネイチャさん…!!
『いっけー!!』
遠くトレセン学園でも応援が飛んだ!
ターボがコケた!!
今期もターボ師匠はかわいいな!
一瞬、ドゥラメンテが走っていた前方の空間が見えるキタサン
前回同じ位置の彼女を見て折れた
今度は燃えた!
熱量が別物だった!!
実況『キタサンブラックが上がってきた!キタサンブラック!キタサンブラック!外から一気にジュエルサファイアが!』
『真ん中からゲンジツスティール!』
『真ん中からゲンジツスティール!!』
サトノダイヤモンド『キタちゃん!』
スピカ一同『『『行けー!!』』』
みなみますお『『うおー!!』』
ナイスネイチャ『いけー!!』
キタサンブラック『ううう…、ああああ!!』
実況『キタサンブラック先頭!キタサンブラック先頭!祭りだ!これは祭りだキタサン祭りだぁぁぁぁ!』
『勝ったのはキタサンブラックだあ!!』
かくて接戦の末、キタサン勝利
キタサン勝利も喜ぶべきも
加えてメタ的に、非常に接戦に終わったのが今回にピッタリだった気がします
皆、キタサンの引き立て役ではない
皆懸命だったんだと
その走りで印象付けられる最高の接戦でした
なお彼女達はキャストなし
兼役だったようです
トウカイテイオーの想い
終わった後、キタちゃんは自分を祝福する観客たちに驚き
笑顔になって手を振る事に
誰も見てないなんてこと無かった
象徴的なシーンでしたわ
前回に引き続き無言
その内面が楽しみですね
OP的に今後も活躍するらしい
ダービーじゃあないし、テイオーは参加していない菊花賞であるものの
無事クラシック勝利の景色を見た
ある意味「憧れた景色」か
そう言うネイチャさんも素敵でした
ターボひっくり返ってました
ターボ立て!
ツインターボ立ち上がれ!
メジロマックイーン『私たちの取り越し苦労でしたわね』
堀越高校ですって?
最後までキタちゃんを信じたテイオー
そも二期で、テイオー復活を最後まで信じたのがキタサンブラックでした
テイオー自身さえ諦めた彼女を信じた
同じ構図なんですね
『キタちゃん、ボクよりスゴいウマ娘になっちゃうかも♪』
メジロマックイーン『それ、言ってあげませんの?』
トウカイテイオー『悔しいからナイショ♪』
本当「ウマ娘は勝ちたい」んですね
それはテイオーも一緒!
また今回、テイオーが見られなかった景色
菊花賞勝利を見た
二冠は逃すもある意味"テイオーより凄い"、その一歩目を刻んだんでしょうか
テイオーさんすっかり落ち着いちゃって…
また、前回冒頭に出てきた商店街の皆さん
彼らもテイオーを信じてくれていた
なんだかROAD TO THE TOPにも相通じるテーマですね
見てくれている人は必ずいる
今までの日々への肯定か
『(カッコよくなれなくても、それでも前に進む為の!!)』
『(あたしの!!)』
前回、憧れた姿になれず落魄したキタサン
憧れでなく等身大の自分で
そして勝ちたいという事
それは前回、ダイヤちゃんが言った「勝ちたいとしか考えない」と同じことでもありますし
テイオーの「キタちゃんなら大丈夫」と同じ
二人は助言こそしなかったものの
前回で「答え」を言っていた
二人の存在も感じる終わり方
やっぱりダイヤモンドは砕けないんだ!
3期ED「アコガレChallenge Dash!!」
ロゴなどもない完全なノンテロップ版
なんともポップで元気が出る曲
二話のラストにぴったり!!
もしも一話ラストがこれだったら、口からニンジン噴き出した自信がありますわ
最高に楽しそうでゴルシが好き放題だった!!
二話本編とも重なる、それでいてのびのび上を目指す曲調がキュートですね!
演出は一期エンディングを踏まえたもの
懐かしいですねP.A.WORKS社版
皆のチア姿が眩しい
謎の料理対決かわいい!!
ていうか食っとる!!
今期、スペシャルウィークさん食い意地に拍車がかかっているような
いや元々こんなんですねこんなん
マックイーン可愛い!!
ウマ娘 プリティーダービー Season3 感想 2023年10月
ウマ娘 プリティーダービー Season3 第1話「憧れた景色」
ウマ娘 プリティーダービー Season3 第2話「スタートライン」
ウマ娘 プリティーダービー Season3 第3話「夢は終わらない」
ウマ娘 プリティーダービー Season3 第4話「あたしだけの輝き」
ウマ娘 プリティーダービー Season3 第5話「自分の証明」」
ウマ娘 プリティーダービー Season3 第6話「ダイヤモンド」
ウマ娘 プリティーダービー Season3 第7話「あたしたちの有マ記念」
ウマ娘 プリティーダービー Season3 第8話「ずっとあったもの」
ウマ娘 プリティーダービー Season3 第9話「迫る熱に押されて」
ウマ娘 プリティーダービー Season3 第10話「お祭り」
ウマ娘 プリティーダービー Season3 第11話「決意」
ウマ娘 プリティーダービー Season3 第12話「キタサンブラック」
ウマ娘 プリティーダービー Season3 第13話「そしてあなたの……【最終回】」
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