SYNDUALITY Noir 第18話 感想[滅亡の理由・復興の手段]シエルの正体 ネタバレ
シンデュアリティ ノワール 第18話「Beyond the sky」感想
公式あらすじより引用
シエルの裏切りによって囚われの身となってしまったカナタ。
イデアールには仮面をかぶったトキオとムートンの姿もあった。
さらに追い打ちをかけるように、シエルはヴァイスハイトからカナタの始末を命じられてしまう。そして明らかになるシエルの衝撃の過去とはー
有料ディズニープラス独占配信 月曜深夜24時30分
18話は原画チェックという形で入らせてもらいました!
ありがとうございました!
※画像はイメージです #SYNDUALITY pic.twitter.com/lIFM3nHc0V— マロ頭 (@maro0327) February 12, 2024
シエルの絶唱、黒幕ヴァイスハイトの思想。人類滅亡の理由
サブタイBeyond the skyは空を越えてを意味
カナタに夢に辿り着いて欲しい願い
そしてシエル昇天だったか
シエル絶唱、前回のが前振りだった……
ゴールも見えてきましたね
どうもシエルは、自分のデータを消去し「ミステルの器」を作るのが狙いなのか
また契約解除すれば記憶が初期化される
カナタの事を忘れてしまう
解除せねばヴァイスハイトから逃げられない
事実上の死が最善の手段なのが切ない
彼女は死んでしまうのか?
前回曰く、一つの体に二つ人格があるのが問題
空っぽのゼロ型ボディが必要
その器にシエル自身がなるつもりか
本来なら契約解除し記憶が消えても、シエルという基礎人格は保持されるはずですが
おそらくただの初期化でなくフォーマット
データを完全破壊したのかね
初期化される前の記憶がフラッシュバック
データが残る可能性はある
でもそれではノワールたちが助かりません
最終回で限定的に復活するくらいなのか?
シエルの正体
黒幕ヴァイスハイトと契約したゼロ型メイガス
マスターがいないのはウソ
シエル自身知らない内に、過去何度も初期化されていたと判明へ
契約解除したメイガスは記憶がリセット
そのシステムを悪用されてたのか
ですが冷遇は「メイガスはマスターを裏切れるか?」という実験だったらしい
意図的に圧をかけてたんですね
ただ回想でヴァイスハイトが素直そうな姿も
彼もまた被害者なのかも
人類滅亡の理由、復興の手段
実は人類が自滅してたと判明
毒の雨は気象システム不具合、エンダーズもそれが原因で発生した副産物との事
おそらく気象システムがイストワール?
カナタの夢が人類復興と繋がってるのね
彼の目的は人類復興、メイガス殲滅と判明
メイガスの暴走を危惧してとの事
彼らが裏切ったら人類が滅ぶから
そしてシエルを試し続けたのは、“メイガスがマスターを裏切るか"テストしてたんですね
悪辣だし嘘ばっかりな人
だけど一理あるのがかえって切ない
メイガスにはマスターを裏切る事が出来る
システムの拘束力が低かったのが意外
それだけ開発者は、メイガスを人間的に作っていたんですね
それに善意とはいえ裏切った
悪意で裏切る可能性もある訳で、ヴァイスハイトの懸念は納得でもあります
悪辣だけど否定できない人ですわ
本作、カナタが他人を信じすぎて「主人公っぽすぎる」と思っていましたけれども
黒幕と正反対な人間って事だったのか
ヴァイスは人もメイガスも信じない
回想からしてたぶん転換点もあったはずで、憎めない人って気がしてきました
どんな結末を迎える人なのでしょうか
二十数年前、トキオやヴァイスハイト達がアメイジアで「作られた」
どうも人工的に作られた人間らしい
二十年前にアメイジアが崩壊
復興組織の庇護下に
やがて十年前にトキオ脱走
ヴァイスが組織を乗っ取ったのかね?
もちろんプレイバックもノワール不在!!
またトキオ機はジョンガスメーカーでなくホーンドウル
そっちが本来の名前なのかね?
機体自体もわざわざマスクをかぶせたとの事
ギルボウも着けてますものね
冒頭 シエルとマスター
ヴァイスハイト『お帰り……、ずっとキミに会いたかったよ、シエル』
シエル『はい、マスター』
シエルが実はマスター持ちと明言へ
六話で言った理想のマスター探しの旅は嘘
スパイ業を隠す方便
七話から歌好きも理想のマスター探しも本心か
第七話の反応からして、ヴァイスハイトはメイガスが歌うのを鬱陶しがっていたらしい
ヴァイスハイトに従うのは本当は嫌だから
だから理想を求めてたのかね
他人に身分や動機を説明する必要がある
カナタ達にそうしたみたいに
必要なので、流しの歌姫で理想のマスターを探していると「設定」を作った
でもその設定こそ本心だったんでしょうね
シエルらしい複雑さですわ
だいぶ慣れ、好きになってきたので少し残念
OPもEDもカットした情報量の多い回
山場も山場ですね
Aパート 消毒するヴァイスハイト
カナタ『シエルが…、なんで…!?』
機能停止したアメイジアで目を覚ますカナタ
いかにもゲーム版に出てきそう
敢えて殺されなかった
でもこれはご都合でなく、ヴァイスハイトにとって必要なことだったんですね
これまで見逃したのも同様の理由だったのか
ヴァイスハイト『こっちへおいで? シエルの奇麗な顔を、もっと近くで見たいんだっ』
シエルの頬をなでるヴァイス
カナタをどうするのかと質問するシエル
はぐらかすヴァイスハイト
たぶん日頃から、こうして美辞麗句を尽くしているんでしょうね
トキオ達にもそうですから
シエル『1年と29日前になります』
機械なので即座に正確に返すシエル
しかし目は冷めたまま
いかにもな面従腹背
しかしヴァイスハイトには、これぞ願ったりかなったりな状況なのか
シエルはイストワールの鍵探しが任務
ゼロ型はゼロ型を識別できる
ゼロ型狩りの捜索要員だったんでしょうね
前回でもてあそんでた、逆Y字ペンダント
シエル用に準備
もしかしたら「ずっと使ってる」のかも
シエル『メイガスですから』
言われ、少し間があったヴァイスハイト
何か思うところあるらしい
この台詞は、最初に会った時を思い浮かべて言ったんでしょうか?
彼の中でどう変化していったのか?
彼自身裏切られたのか?
やがて、さっき彼女に触れた手を消毒
言動はすべて「嘘」か
なんて嫌な男
でも何が汚らわしかったのか?
メイガス自体か
地上のきたない街への嫌悪か
それとも、他の男に尻尾を振った「尻軽女」を汚らわしいと思ったんでしょうか
悪く言えばNTR
彼にとっては何度目なのでしょう
トキオを「トキオ」と呼ぶシエル
シエル『トキオ!』
トキオ『!! おいおい、今の俺は通りすがりの白仮面なんだぜ!』
トキオ渾身の仮面姿をスルーするシエル
ひどくない?
実際大真面目
どうも弟分マハト、黒仮面を助けに来たっぽいんですけれども
この人ホント「兄貴」ですわ
『ヴァイスハイト様のメイガスである私には、これ以上言えない……』
第七話で、カナタにハッキリ惚れたものの
以降裏切り続けてきたシエル
全てはマスター契約ゆえ
彼女はメイガスなのでマスター最優先、裏切りの理由も納得ですね
当初は困惑しましたが納得ですわ
ムートン『これはこれは!! …麗しき援軍ですなっ』
ムートンなので白羊
三人がかりでデイジーオーガ・アルター修復へ
問題のアメイジア製パーツも、そもそもアメイジアですから新品を使えるんでしょうね
むしろ前より性能向上しちゃうやつだ!
アルターの武装は、マッドサイエンティストネストが独自開発したものでした
でも銃ならすぐ準備できたはず
わざとなのかね?
トキオの出自、シエルとの関係
放置されたカナタ
教育ロボット『アメイジア復興の為、今日も大いに学びましょう!』
ヴァイスハイトが意図的に置いたんでしょうか
ヴァイスたちのデータが展開
トキオ、マハトがここ出身と知る事に
八人ほど閲覧も、成績順はヴァイス・トキオ・黒仮面が他とズバ抜けた成績でした
特にヴァイスは成績オールSの別格
金眼じゃないのにエースか
シエル『ねえ…、どうして二人がイデアールにいるの?』
トキオ『やっぱり…、昔の俺たちの事は覚えてねえんだな?』
トキオは本来リヒト・アルター
シエルがイデアール所属なら、そう呼ぶ方が自然なんでしょうね
呼ばないのは「知らない」から
記憶リセットされた証か
作られた、デザイナーベイビーだったらしい
高い能力はその為か
しかし誕生間もなくアメイジア崩壊
何の為に作られたか不明も、とにかく作られ「復興に転用された」のが事の顛末らしい
元々トキオ達は「道具」だったのかね?
ヴァイスが他人嫌いな原因?
メイガスと同じ目的、異なるアプローチで作られた人間だったんでしょうか?
地球の人間はほとほと遺伝子細工が好きと見える
しかしヴァイスが新しいリーダーに
下剋上したのかね
おそらく黒仮面と同じ仕事をさせられてた
カナタの両親が死んだ原因?
だから黒仮面を救いたいのかね
でもそれだけじゃないらしい
トキオ『そいつはヴァイスの野郎次第だなァ~~』
それ以上は語らず
敢えて従ってるのは、組織の現状を掴む為か
そうこうしてるうちに修理完了
壊されてかえって良かったのかも
トキオ『……俺たちがアメイジアを出る前から
シエルは
ヴァイスハイトのメイガスだったよな?』
略『第六話で見た時は驚いたが、何でシエルは覚えてないんだ……?』
実は六話時点で、一方的にスパイと知っていた
だからマネージャーをしたのか
八話でマネージャーになったのは、シエルの異変を探る目的だったんでしょうね
高度な情報戦だった…?
メイガスを用いた実験と推測するムートン
自身を人形と割り切るのが渋い
とまれ思った以上に根深い問題でした
その後カナタの様子をモニター
これを察したシュネーに呼び止められる事に
歌も意味深
嘘をつき続けた
ですが幸せだったのもまた事実
ヴァイスハイトが呼んでるぞと声掛け
忠告が優しい
とまれシエルが嘘つきなのは、ヴァイスハイトに必要だったから育った特性なのかね
歌好きなのはシエル本来の特性らしい
シエルの過去、記憶喪失の理由
ヴァイス『君を自由にしてあげる♪』
シエル『えっ?』
ヴァイス『契約を解除してあげると言っているんだ♪』
略『僕の下を巣立って、新しいマスターを探しに行くといいよっ』
『ただ…、最後に一つだけやって貰いたい事があるんだ』
『君の手で、彼を殺してよ』
唐突に希望が叶って困惑するシエル
だがとんだぬか喜び
わざわざシエルに殺させる為に連れて来た
それがシエルに効くと考えて
もしかしたら過去同じようにし、シエルは「殺して来た」のかもしれませんね
初期化され忘れてしまっただけで
『キミは自動的に初期化される……
それがメイガスだ』
『彼の事も彼を殺した事もすべて忘れて、全てが無かったことになる』
シエルにとってメリットが大きい
殺しても忘れる
シエルが「理想のマスターを探したい」ならカナタを殺すのが近道
前のシエルはそうしたんでしょうか?
シエルはヴァイスから逃れたい
でも解除すればカナタを忘れてしまう
ヴァイスとの契約下で、カナタと絆を育んだのが「最初から詰んでる」恋だったんですね
なんて救いのない状況……
微妙にシュールに言い添えるヴァイス
僕もなんだからね!
ヴァイスもシエルの夢を知ってる
応援するよと言う
カナタと同じ事を言うのが醜悪
回想のトキオ『やっぱり…、昔の俺たちの事は覚えてねえんだな?』
初期化された記憶がフラッシュバック
数十人の仲間の前に居るヴァイス『初めまして!
僕はヴァイスハイト!!』
同じ格好のヴァイス『初めまして、シエル!
僕はヴァイスハイトって言うんだっ』
今の姿のヴァイス『初めましてシエル!僕はヴァイスハイトだよっ』
現在のヴァイス『初めましてシエル、僕はヴァイスハイトだよ……』
シエル『(あれは…、そういう意味だったんだ……)』
『私は、これまでに何度初期化されたんですか………!?』
だんだんねっとり感を増す回想
当初ヴァイスは、組織の駒の一つだったらしい
際しシエルを割り振られた?
特性を活かせると考えたか
しかしやがて初期化を繰り返すように
おそらく、トキオ出奔あたりでヴァイスは変わってしまったんでしょうか?
トキオは初期化を知らなかったようですし
それともそれ以前から?
メイガスだからマスターに逆らえない
逆らうには契約解除の必要がある
でも解除したら初期化され、ヴァイスが悪意を持ってる事に気付けなくなってしまう
初期化されたら何も知らず再契約させられる
無間地獄ですわ
どんなに信頼しても契約解除で赤の他人に
その事が、ヴァイスハイトを傷つけ変えてしまったって可能性もあるんでしょうか?
彼の根底にあるのは他人全てへの不信
何が彼をそうさせたのでしょう
たとえばアンジェの性格は、エリーの恋愛成就へ「成長」した特徴なのでしょうね
マスターに応じてメイガスも変わる
だから契約解除で「まっさら」に戻る仕組み
それを悪用してるらしい
人類滅亡の真実、ヴァイスの理想
カナタ『!! シエル!!』
シエル『来ないで!!』
やがて絶望、決断しカナタを訪ねたシエル
彼に拳銃を突きつけます
そしてそれをモニターで見守るヴァイス
性格が悪い!
悪いけど重要な「実験」なんですね
ヴァイス『君を邪魔だと思った事はないよ♪』
ヴァイス、嘘しか言ってないんでしょうね
さっきの「消毒」が象徴的
でもどこまで嘘なのか
世直しって動機もどこまで本気?
トキオ『てめえは……、いったい何がやりてえんだ!』
『イデアールの目的は前も話した通り……
イストワールに到達し
"人類が支配する世界"を取り戻す事さ』
略『キミが僕に興味を持ってくれるなんて珍しいねえ?』
これは本音でしょうか
黒仮面は、トキオに負け続けたと気にしてた
対しヴァイスハイトはトキオより格上
しかし彼なりに恨んでたのか?
これも「不信」の原因?
略『メイガスなき世界の実現』
『君も、"新月の涙"が何故起きたかは教わっただろう?』
トキオ『気象管理衛星の暴走が始まりだったな?』
ヴァイス『そう、その結果"青い雨"が世界を汚染し
人類はエンダーズという天敵を
自らの手で生み出してしまった………』
彼らにとっては常識だから
さらり視聴者に明かされた人類滅亡の原因
自滅だったのか
またおそらく気象管理衛星はイストワールの事
イストワールにいけば人類復興ができる
衛星が雨を止める手段だからか
ゴールへ道筋が見えた!!
実験、メイガス危険論
トキオ『メイガスが暴走して、人類を裏切ると言いたいのか?』
かつて人類は自ら作ったものに滅ぼされた
同じようにメイガス生産で、人類は自滅しようとしているというのが「持論」
だから予防する
彼なりの世直しなんですね
略『争えば、滅びるのはどう考えても人類だ……』
作中、散々描かれたメイガスの優秀さ
それがまんま脅威だった
作中は、ノワールに対し「本来メイガスはこれくらい出来て当たり前」と描写
でもそれは全て人類以上でした
実際、ミステルも現行人類を馬鹿にしてた
今は違うと思いますけれど
すべて危険性を示唆していたのか
略・ヴァイス『"人の良き隣人たれ"、メイガス三原則が守ってくれるとでも?』
トキオ『違う!絆だ!!』
ヴァイスハイト『はっはっは! 実にキミらしいロマンチックな意見だ♪』
『今から見せてあげるよ』
『人とメイガスの絆が壊れるところを……♪』
どっちに転んでもヴァイスの勝利か
シエルがカナタを殺せば、絆なんて意味がないと証明する事が出来る
シエルがヴァイスを裏切れば
マスター契約がアテにならないと証明できる
どっちに転んでも持論が証明できる
メイガスは危険だと証明される
だからカナタと絆を育むのを静観したのかね
前例があるのは大事
元々人類復興組織で、イストワールを正しく使う為に誰より先に到達する必要があった
筋が通った事ではあるんですね
カナタ両親もカナタも悪用する気はない
けど壊されたら人類が詰む
また加えて、人類復興にメイガスは邪魔だと唱えるのがヴァイス独自の動機
でもこれは口実なのかも
単にメイガスが憎いだけって線も
シエルの願い、種明かし
カナタ『マスターはいないって!?』
シエル『あれはウソ、あなたに近づいてノワールを監視する為のね』
全て種明かししてしまったシエル
多分ランゲに騙されたのは想定外
彼がロックタウン⇒バカラ間を生身踏破したのは想定できなかったでしょうし
六話で惹かれ、七話でカナタに惚れたものの
マスター契約で裏切れなかった
そして以降、ヴァイスがカナタを殺せと言いながらも妙に静観したのは
彼の「実験」だったんですね
シエル『それがマスターの指示だからよ』
カナタ『そうじゃない!! なんでシエルのマスターはキミにそんなことやらせてるんだ!?』
『シエルの夢は、たくさんの人に歌を届ける事だろう!?
そんなスパイみたいなこと
望んでないだろう!?』
シエル『マスターの望みに従う事が私にとっての幸せよ!』
カナタ『だったら!
なんでそんな悲しそうな顔をしてるんだ!!』
なんでの意味が違った
あくまでシエル最優先で考えるカナタ
また13話、価値観の古いミステルはメイガスの歌に人が喜ぶ姿に衝撃を受けていました
アメイジアではそうではなかった
そしてシエルはアメイジアそのものに居た
歌を肯定され心から嬉しかったのね
どんなに嫌なことだろうとも従うか?
ヴァイスは悪辣ですが、理由さえあれば裏切ると実例が出来るのは大きい
マスターによる拘束力はどこまで及ぶ?
メイガスは故あれば裏切るのさ!!
『あなたを殺せば契約を解除して、私を自由にしてくれると言っている』
『でも、それは多分まやかし』
『私は初期化され、全てを忘れて、またあの人こそが理想のマスターだと信じて
契約してしまう……』
『きっとそんな事を数限りなく繰り返してきたの……』
カナタ『ウソだろ…!? キミのマスターはシエルの事をなんだと思ってるんだ!!』
我が事のようにシエルの為に怒るカナタ
そしてこれが「初めて」のケース?
シエルは多分、これまではマスター命令と自分自身の為に撃ち殺して来た
絆が壊れることまでは実証
ヴァイスは、その先が見たいのね
メイガスに育てられ人同様に接する彼ならでは
またカナタ父や五話のように「妻」として、人同様に接する人も増えてきているようです
カナタは今は異端ですけれども
これからの人類がこうなる、さきがけでもあるんでしょうね
きっとこれから当たり前になる価値観
それはメイガスとして?
散々契約をリセットされた彼女が、ヴァイスにまともな信頼を持ってるとは思えません
それとも最初の契約での名残なのかね
煎じ詰めた今、一番の願いか
無論カナタは快諾
ヴァイスも想定内らしくニヤニヤ見守ってます
なんて湿度の高い男……
何も知らない現場の人が不憫
かくてカナタ捕縛作戦へ
初めてマスクしてない姿、普通の目をした若者
トキオ達の同類なのかね?
第三話で、歓楽街ネストを「楽園」と称して黒仮面に勧めたのが組織構成員
黒仮面は誤解して歓楽街へ
どうも構成員は普通のメンタル
問題はヴァイスだけか
『(だから…、今だけは精一杯生きよう……、カナタの為に………)』
裏切る事で肚が据わった
もう後悔するような真似はしない
またマスター契約は、破っても「強制停止」的なリスクはないみたいですね
開発者はそこまでセーフティを設けなかった
開発者は自由意思を尊重したのかね
オリジナル機だから設計意図に忠実でしょうし
大雨が降り注ぐアメイジア跡地
シエルの涙雨か
まるでCV清川元夢氏のような涙雨…
Bパート シエル第三の選択肢
トキオ『ちっと用事を思い出した……』
ヴァイスハイト『手短に頼みたいな~、キミにはまだやって貰いたい事がある♪』
互いに信頼してないと明白なギスギス感!!
ヴァイスはトキオの存在も掴んでた
報告したシエルは同志と知らなかったので、視聴者には伝わらなかったんですね
どんな布石を打っているんでしょう
秒でトキオへの信頼も回復
これで前回のショックから回復か
裏切られたとはいえ、十年近い積み重ねがあるから全くブレませんね
不信の塊のヴァイスと対照的
略『カナタ、これを私のインストールして! メイガスの私には、その権限がないから』
カナタ『解かった!』
略『必要なものなんだろ? シエルを信じてる!!』
何も聞かずインストールするカナタ
しかし後で自分を責める事になりそう
シエルがヴァイスの想定から逃れるには、自分に出来ないことをする必要があった
またヴァイスは不信感の塊
この「信頼」までは読み切れなかったか
結果プログラムは小指の指輪へ
そして右手の小指には表現力、自分の魅力をアピールする力があるとされます
言い換えれば自分らしくという事か
私らしく
後から思うと納得ですね
もちろんバックドア付きであるも
シエルがこれを外そうとすることも、ヴァイスハイトは想定しているはずです
シエルもそれが解ってる
だから外そうとしなかったんでしょうね
外した時点で「実験成功」
かくて脱出、武器がないせいか素早い
カナタのに性格上、武器があったら反撃すると見越してたんですかね
トキオにとってカナタ登場は想定外
あくまで逃がしたいだけ
シエル『その事なら私に任せて、別の方法を見つけたから』
もう何を決意してたかほぼ確定ですね
前回時点で想定、またオープニングで示唆はされていたものの
まさか本当にやってしまうとは
ヴァイスハイトの「人柄」
罠を張る黒仮面マハト
マハト『こちらに追い込め、我の手でケリをつける』
『……シュネー、シエルの行動をどう思う?』
シュネー『私には理解しかねます、マイ・ロードの命に背くなど……』
マハト『ならヴァイスハイトをどう思う?』
シュネー『……!!』
マハト『……済まぬ、我にも答えのわからぬ事を聞いた』
シュネー『……とても慎重で、寂しいお方かと』
マハト『何故そう思う?』
シュネー『あのお方はメイガスを信じておられません
そして同じように
人も信じていないようにお見受けいたします』
マスク越しに見える素顔がイケメン
半ば同意するマハト
おそらく正しい推察
他人を信じないから慎重、信じないから寂しい
そんな人間の描く社会は、きっと性善説のない厳格で「正しい」世界になるのかもしれません
しかしそんな人間の描く社会は息苦しい
白河の清きに魚も棲みかねて
もとの濁りの田沼恋しき
シエルに対してもですが、まるで「自分を裏切れ」と言っているような在り方
他人は裏切ると信じてるから?
もしかしたら「早く裏切って欲しい」から?
そんな悲しい人なのかも
略・カナタ『トキオさん!?』
略『……もしかしてトキオさん、この為に……?』
カナタを逃がす為、安全なルートに追い込むトキオ
それを理解するカナタ
信頼あってこそ通じ合える
ヴァイスが、信頼してないからこそ他人の行動が読めるのと対照的ですね
またヴァイスは相手が裏切るから予想が確実
その確実性を増す為に?
その為に日頃から圧をかけているのかね
トキオの理由、戦い
『過去の遺産なんざもう世界には必要ねえ』
『近づけさせねえよ、イストワールには!!』
どうも十年前に組織は一度壊滅したのか?
マハトが今も馬鹿な事してると知り驚いた
そこで調査に戻ったと?
戻ったら思った以上に馬鹿なことになってた
狙いはアメイジア跡の完全破壊か
ヴァイスはむしろ喜びそう
彼自らが宇宙に行った後、宇宙に行く手段を全て壊しておくのが理想のはず
片棒を担ぐことになるのかも
トキオ『だから面白ェんじゃねぇか♪』
ムートン『まったく…、胸が高鳴ります♪』
たしなめるのでなく乗っかるムートン
トキオと共に獲得した性格か
ブレーキでなくアクセル、これがな!!
シエルと黒仮面マハトは、ヴァイスを信用したくて苦しんでいますけれども
トキオは正反対だしヴァイスも望むところ
どちらも正解なんでしょうね
多分、手ひどい裏切りに遭ったんでしょうか
道具として作られた出自のせい?
純粋な人なのかも
今はだいぶネットリとしてますが
シエルの夢が叶う時
シエルと共にエレベーターを昇るカナタ
カナタ『トキオさんはやっぱりわかんないな……』
シエル『私としては、カナタにはトキオみたいになって欲しくないけどなぁ?』
カナタ『え?』
シエル『今のままで、カナタはとっても素敵だもの♪』
第十二話、トキオの相棒になれたと喜んだも
まだその背中は遠かった
しかしそう思うのはカナタだけで、優劣でなく在り方が違うだけだって事なのね
トキオは案外人間不信
あけっぴろげなようで秘密主義
たぶんヴァイスと似た者同士なのかも
黒仮面とカナタも似た者同士
カナタ『俺に出来る事だといいけど……』
シエル『今だけでいいから…、私をカナタのメイガスにして』
『……ダメ?』
カナタ『俺でいいのかな…、シエルは理想のマスターをずっと探してたんだよね?』
シエル『それが、やっと見つかったの』
カナタ『……!!』
かくて二人は契約、システムでなく形だけでしょうか?
でもシステムよりも尊いものか
シエルの夢が叶った
際しのど元を広げ、首を見せるシエル
彼女だけ普段「首を隠す」服装
他のメイガスは、ムートン含めてみんな首元を晒しているデザインなんですけれども
彼女の人間不信の表れなのかね
第二話でノワールと契約したとき同様
言葉で誓うカナタ
この願いが新たな原動力か
劇中で明言してないも、常識的に考えれば一人だけだと思います
だから形式だけなんでしょうね
黒仮面『少々予定は狂ったが、結果は同じだったな』
せっかく逃げたも、別ルートから追いつかれた
トキオも想定外?
それとも時間を稼ぎ、ただ二人に話す時間を作ってやりたかったんでしょうか
シエルならなんとか出来ますから
心情的にはカナタ寄りな黒仮面らしい
これが結果的に戦術ミスへ
黒仮面はトキオに勝てなかったと苦悩
でももしかして、過去もこんな風に優しさが原因でやらかしてきたんでしょうか
能力的にそう劣る感じでもないですし
シエルのスキル、新曲「Your Song」
やがて約束した新曲を歌い始めるシエル
急に歌うよ!!
でもこれが勝利の鍵だったんですね
シエルはフランス語で空
音を介したスキル持ちだったらしい
さっきまで雨が降っていた
雨は苦悩の象徴
雨上がりは迷いが晴れた象徴か
ちなみにドイツ語で空はヒンメル(Himmel)
晴るは空!!
驚愕する黒コフィンのメイガス
実はシエルのスキルは歌
シエルがヴァイスを裏切った
シエルが、理想のマスターを持つ願いを叶えたと気付いて驚いていたんでしょうか?
良かったねと?
パイロット『機体が反応しない!? …ネージュ!?』
無言で涙するメイガス・ネージュ
マハト『これがシエルのメイガス・スキルか!!』
敵コフィン、コントロールを奪われ操縦不能へ
高度なハッキング能力
シュネーは無事だけど機体は動作不能
なのでメイガスには"ただの歌"、敵コフィンを直接動作不能にするスキルだったらしい
ネージュが泣いたのは純粋な感動か
敵もメイガスと信頼関係がある証か
特殊なのはヴァイスだけ
一般兵はランゲよりよっぽどマトモそうでした
ランゲより絶対マトモ!!
ヴァイスの実験、Beyond the sky
ヴァイス『よく頑張ったねえ、シエル♪』
『"やはり人類の隣人は信用できない"』
『キミのおかげで証明されたよ……』
マスター契約があろうとも裏切る
その実験だったと
シエルを散々いじめたのも、裏切るよう"仕向ける"狙いだったという事でしょうか
理由があれば裏切る
今回はシエルが正しいも
次は悪意を持って、マスターを裏切るメイガスが現れるかもしれません
有意義な実験だったのも間違いないか
ヴァイス『君は生まれ変わり、また僕のモノになる…
最初の命令は
"キミが愛する彼を殺しイデアールに帰還する事"だ……』
全てヴァイスハイトの想定内
ペンダントは遠隔で契約破棄を行うシステム
契約破棄&再契約
契約破棄されたメイガスは、記憶がまっさらになるので抵抗できなくなる
直後に再契約して刷り込むシステムか
もしシエルが外そうとした場合
それでも「裏切り」は確認できるから、ヴァイスが即座に発動しただけだったんでしょうね
かといって性格的に着けない事もない
渡された時点で詰んでた
シエル『(辿り着いて、空の彼方まで。私の愛しい人……)』
サブタイ、Beyond the sky回収
空の彼方へ
シエルの願いだった
そして空を越えて、彼女の屍を越えていけという意味だったんでしょうか
シエル絶唱……
『シエル…、何をした……!!』
初めて想定が外れて困惑するヴァイス
彼は人間不信
だからこそ、他人の為に己を犠牲にするやり方は想定できなかったんでしょうか
自分の為にカナタを殺すか
自分の為にヴァイスを裏切るか
そのどっちかだけだと思った
カナタ『シエル!?』
録音テープ『"♪ 一度だけ歌えるなら また あなたの為に……♪"』
シエル機能停止
また雨が降り幕
シエルが天に召される回だった……
おそらくシエルは、自分のプログラムを完全に消して空っぽにする事を選んだんでしょうか
どうもフォーマットソフトか
パソコンで言えばただ初期化するだけじゃない
初期化なら再起動で新品同然で動くも
データ全てを消去したのか?
完全な「からっぽ」に?
契約解除すれば今のシエルはいなくなる
なら完全に消しても同じだと?
空白になったボディにノワール、もしくはミステルのデータを移動させよみがえらせる
シエルにすれば一石二鳥
カナタの為の自己犠牲
もちろんカナタは望まないものの
AIならではの自己犠牲
本作テーマ「人とAIのすれ違い」か
SYNDUALITY Noir 感想
SYNDUALITY Noir 第1話「My name is…」
SYNDUALITY Noir 第2話「My master」
SYNDUALITY Noir 第3話「Behind the mask」
SYNDUALITY Noir 第4話「Wild daisy」
SYNDUALITY Noir 第5話「Drifting the maze」
SYNDUALITY Noir 第6話「Dice is cast」
SYNDUALITY Noir 第7話「My dear…」
SYNDUALITY Noir 第8話「Pure dream」
SYNDUALITY Noir 第9話「Legendary hero」
SYNDUALITY Noir 第10話「Drifters’ pride」
SYNDUALITY Noir 第11話「Storm of A.I.」
SYNDUALITY Noir 第12話「Mirage of the Ideal」
SYNDUALITY Noir 第13話「Double cast」
SYNDUALITY Noir 第14話「Mysterious journey」
SYNDUALITY Noir 第15話「Duel of Fates」
SYNDUALITY Noir 第16話「Noir Rain」
SYNDUALITY Noir 第17話「Greyish zone」
SYNDUALITY Noir 第18話「Beyond the sky」
ディスカッション
コメント一覧
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Good luck 🙂
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