SYNDUALITY Noir 第16話 感想[そして何者にもなれない]ノワール修復完了の時 ネタバレ

2024年2月6日

シンデュアリティ ノワール 第16話「Noir Rain」感想

公式あらすじより引用

ミステルの自己修復が完了すると人格が消えてしまうかもしれないことを告げられるノワール。しかし、カナタのためには自分ではなくミステルが寄り添うことが正しいと、ノワールはそれを受け入れる。カナタの知らないところですれ違う思い―
そんなノワールは最後にカナタのために料理をすることを思いつく。

有料ディズニープラス独占配信 月曜深夜24時30分

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遂にノワール修復完了、何が起きる? 三人娘の料理教室!!

SYNDUALITY Noir 第16話 感想

黒い雨、まるで原子力災害のような不穏なサブタイでミステル修復完了

とりあえずそんな悲劇じゃなくて良かった…

ミステルの推測通りならノワール消滅

ですが抵抗し、ノワールにもミステルにもならずフリーズ?

OPでカナタが悔いてる理由?

カナタがお父さんみたいで微笑ましいも、消滅に向き合うノワールが終始辛い

或いは彼女の正体を示唆する回?

愛されてる事自体が設計意図なのかね

最後に役に立つ為に

シンデュアリティ ノワール 16話 感想

カナタの役に立とうと料理! でも本作では「食材は高価」と散々描写

それでもマイケルは譲ってくれた

ノワールが愛されている証か

食材を貰うおつかいで皆と交流

彼女の愛されっぷりをたっぷり感じる回!!

またプラモ版エリーはエプロンが付属

今回を踏まえたものなのね

しかし本当にミステルの推測通り?

ノワールが消滅に抵抗した結果、本来のシステムであるミステルにも制御不能に

ミステルの推測が外れた証?

なら開発者パスカルの計画なのかね

第13話を見るに、パスカルが目指していたのは人とメイガスの共存

ノワールはその計画に沿った代物?

メイガス三原則、そして

今回ノワールは、12話の三原則に従い行動

しかし専門家マリア曰くそんなの古い

組織リーダーがシエルに押し付けてるような古い価値観そのものなんですね

人の役に立つ道具たれという事

だとしたら「乗り越える」のがテーマ?

ノワールに課せられたものは?

そもそも三原則を乗り越える為に作られたシステムだったりするんでしょうか?

彼女は役に立たない

そこが重要?

本来メイガスは人の役に立つ道具

ノワールは役に立たなくても必要とされる

昔の科学者パスカルは、そういうメイガスを目指して彼女を設計したんでしょうか?

当面ノワールはフリーズ状態?

ミニアニメ「プレイバック」配信!!

プレイバック 第15話

いかにも次は注目だよって振り返り!!

にしても黒仮面は味方ではなかった、と言われてしまうのは少し不憫

心情は重すぎるほどにカナタ寄り

板挟みなまま敵扱い……

にしても登場シーンが懐かしいとはまさに

あの三話は本作屈指の好演出でしたわ

冒頭 メイガス三原則

ノワール『………戦闘ログ、共有完了

ロックタウンの格納庫にポツンといるノワール

前回のド派手な戦闘シーンを再描写

記憶共有の場面だったのか

前回チュニジア首都まで行ったも、結局ロックタウンまで戻ってきたらしい

その先のギザで交信した事までは判明済み

正確な位置は解らないから仕方ないのか

鏡の前でコートを着こもうとするノワール

ノワール『……ミステルはカナタを強くする……

戦闘ログ共有で、自分が役立たずだと再認識

コートを着こもうとしたのは「ちゃんとしよう」と頑張ってる描写なんでしょうね

でもどうしてもズリ落ちる

ミステルみたいに出来ない

この描写はコンプレックスの表れか

十二話での言葉を思い出すノワール

マリア『メイガス三原則って知ってるかい?

ノワール『"メイガスに課せられた約束、契約者の成長"……

自分はメイガスの使命を果たせていない

ノワールが最も役立たずな部分か

メイガスとは本来、マスターを成長させるべく設計されたロボット

人を成長させる道具

何が「成長」なのかは人によって異なる

思えば作中どのメイガスも、主人をからかうように「駄目だし」することが多い

あれは原則にのっとった行動なんでしょうね

ちなみに残り二つは

契約律と隣人律、要はマスターと契約して隣人である事がメイガスの役割

ミステルに言わせれば隣人とは一線を引く言葉

人とは違う存在だと言う自認

メイガスに対する戒めなんでしょうね

ロックタウンに戻っていたカナタ

前回デイジーが大破したのも戻った理由か

ちゃんと修理できたようです

アメイジア製のパーツが壊れた分もどうにかなったっぽいですね

Aパート イストワールは実在する

マム『今まで微塵も信じちゃいなかったことを詫びるべきか……

街に戻ったカナタ、シエルと顛末をマムに相談

マムもイストワール実在を確信へ

マムは厄介な組織イデアールが絡む以上、イストワールは実在するのだろうと結論します

イデアールの存在自体が確信させた

とんだ自爆ですね

ただ当面はマムの胸一つに収めるとの事

マム『黙っていられる方が困るんだよ!』

何も言わず消えたトキオを引き合いに出して注意するマム

トキオさんがとばっちりを!!

心配されてますね

結局トキオの件は棚上げ

あまり話が飛び飛びになると視聴者としても困りますが仕方ないか

カナタも機体が大破してましたし

マム『むやみに触れまわるんじゃないよ』

略『カナ坊がシエルあんたのマスターだったら、こんな念押しは必要ないんだがねえ

契約していれば逆らえない

ランゲが騙しマスター契約した時がそうでした

契約を勧めてるのかね

カナタ『契約なんてなくても!シエルは信じて大丈夫!!』

シエルは理想のマスターを探すのが

そう聞いてるカナタだからこそ、ことさら否定したのかね

契約すればシエルの夢を阻んでしまう

実際夢なのでしょうけれど

敵の親玉とマスター契約済みっぽい?

彼女はもう契約済みだから、他人に強引に契約される不安もなく独り旅をしていたのかね

ランゲに従ったのは演技?

シエル『カナタ……!!』

嬉しくもあり後ろめたくもあり

カナタ『ノワールも渡さない!絶対に!!』

改めてイストワールを追うと決意表明

両親も追っていた夢

ただ両親死亡は、視聴者視点だと「イデアールに殺されたのでは?」と疑問ですね

直接の死亡シーンが描かれてない

トキオの贖罪や過ちはこれなんでしょうか

マム『そうだねえ…』

『あのおとぼけメイガスも、ロックタウンにいないと物足りなくなっちまったからねえ

ノワールを恋しがるマム

ここ最近、ノワールの不在が多くなったのも一因でしょうか

離れて気付く愛おしさ的な

第一話から数か月は経過しています

カナタの夢が叶うまで あと少し

カナタの家

カナタ『…? えっと…? ただいま?

延々とコートを着ようとして失敗するノワール

冒頭からずっとやってたのか

ずっと「しっかりしよう」としてるのね

だけど出来ない……

シエル『起きてたのね? ノワール』

すると帰り道でずっと寝てた

はたまたミステルだったのか

ノワール『ガガガ!?

いきなり白目剥いてミステルにとなるノワール

変わり方が心臓に悪い!!

ガガピー!!

ミステル『喜べへっぽこ…、自己修復は大方終わったッ!!』

略『あと数日と言うところだな?

聞いてスパイのシエルは複雑そう

その時が、先送りにしてきた「ノワール強奪」命令を実行せねばならない時か

今はモラトリアムなのでしょうね

カナタ『遂に手が届くところに来た!イストワールに!!

他方、二人の心配に全く気付かぬカナタ

この鈍感男どうしてくれよう

まあだから周りも黙ってるんでしょうが

カナタ『これでキミのマスターの夢も叶えられるな!ミステル!!』

ミステル『あ、ああ?

十三話で一度は引っ込むはずだったミステル

しかしイストワールと聞いて再起

パスカルも夢見てたからだと

でもホントにパスカルにも夢だったのか?

カナタ誤解してない?

ミステル『(なるほど、こういうところか……)』

『(ポンコツよ、だからお前は……)』

パスカルの分まで夢を叶えようとするカナタ

他人を我が事のように思いやれる子

シエルが惚れこんだのと同じ部分か

修復が終わった時 ノワールはどうなる

ノワールたちの電脳空間

ノワール『私は…、どうなりますか?』

本当は後二日で修復が終わると告げるミステル

ノワールが直るとどうなるか?

物語当初からの問題ですね

ミステル『お前はセーフモードとしてはありえないほど高性能だ!』

『それでもポンコツはポンコツだがな!!

『これは推測だが? お前がミステルの本来のリソースを使用しているのだろう……

あくまでセーフモードだと言い張るミステル

パスカルがそう言ったらしい

だから信じるのか

第十三話でマリアが疑問視も、リソースを使ってるからだろうと推論

外れてそうな雰囲気ですね

ノワール『ええと…、ごめんなさい?』

いまいち理解してない

かわいい

ミステル『つまりメイガスにとっての死だ』

修復が終わればノワールは消滅すると推測

要はノワールは機能修復モード

修理専念し他機能が停止したポンコツ

修復中だから正規人格と共存も、終われば修復モードは不要になり停止すると言う事か

あくまでセーフモードと言い張るのね

ミステル『それでいいのか!』

ノワールに選択を委ねたミステル

つくづく優しい

またミステル曰く自分は強い

第一世代ゼロ型中のゼロ型

『(自分は)パスカル計画の筆頭メイガスだからな!』

やはり複数機所属してるらしい言い方

シエルもそうなんでしょうか

ノワール『それなら…、カナタはもっと強くなれるね』

略『カナタが喜ぶなら、私は嬉しい

ミステルが優秀ゆえに消滅を受け入れた

優秀なメイガスは、三原則によりマスターを成長させる能力も強いからか

戦闘力だけじゃないんですね

ミステル『後はへっぽこがお前の死をどう受け止めるかだが…』

『ミステルはどうでもいいっ

いや完全にわざとですよね

お前が死ねば、カナタが苦しむぞと伝えてくれたミステルだったものの

ノワールはやはりその発想は浮かばず

ノワール『それが…、メイガスの役割なら、私は……』

略『最後に…、カナタに……

カナタの為に己の死を受け入れ

最期に役に立ちたいと思い立つノワール

カナタ本位で健気な……

しかしすべてが「メイガスはそういうもの」「カナタが望むから」と他人本位なのが切ない

そのカナタ自身も望んでいないというのに

カナタが嬉しいことは何?

シエル『二人ともおまちどおさまっ』

カナタ『わぁ~!! 今日はまた豪勢だなぁっ

また料理を振舞ってくれたシエル

旅立ち前だから特別だ

これ家一軒建つのでは

本作ではプリンタ料理が主流で、生の食材は目が飛び出る程高価

さすが歌姫で儲けてるだけありますわ

最後の晩餐という意味もあるのでしょうけれど

カナタ『これ天然ものだろ?』

そんな天然ホンマグロみたいな

あくまで栽培された野菜、天然というと現代人には違和感あるも

合成肉などが主流の本作ならでは

土壌が雨で汚染、汚染されず野菜栽培できる土地は貴重

雨の汚染って致命的

ノワール『……カナタ、喜んでいますか?』

めちゃくちゃ嬉しそうに食べてたカナタ

でも高級料理だからだけじゃない

味だけじゃないのね

カナタ『皆で美味しいご飯を食べられるんだ、嬉しいに決まってるじゃないか♪』

うーん陽の者

ただこれは、カナタの生い立ちを思うと当然でもあるんですね

エリーがもっと一緒にいてやればと思うも

彼女って恥ずかしがりですから

いや思春期じゃ仕方ないか

ノワール『美味しいご飯…、嬉しい……』

ウレシイ!インプット完了!!

しかし、カナタが「皆がいるから」と言ってたのを聞き逃してしまった

悲しいポンコツさだ……

カナタ『……ン?』

そして気付かないカナタ

ただノワールも、"自分がいるのが嬉しさの一部"と気付いてないのでお互い様か

またすれ違ってる……

エリーと一緒に特訓よ!!

翌日 エリーの自宅

エリー『ええ!? 料理を教えて欲しい!?

かくて貴重な"最後の日"を修行に費やす事に

違うそうじゃない

ちなみにエリーは、外伝で同僚に料理を教わるエピソードがありました

なので基礎中の基礎中の基礎は出来てた様子

ノワール『シエルは、歌のお仕事で忙しいです』

エリーが暇そうなので頼んだ的な

エリーは激怒した かの邪知暴虐なノワールは以下省略である

かわいい

アンジェ『あのノワールが料理をしたいと言い出すとはね~♪』

何よりアンジェが親身になってくれ料理修行へ

相変わらず女子力の権化

これはエリーと過ごす中、アンジェが「成長」した部分っぽいですね

エリーを成長させるべく獲得した性質

アンジェ『エリーと一緒に特訓よ!!』

スムーズに巻き込まれるエリー

アンジェはエリーの成長が役割だからね

仕方ないね

アンジェ『料理って言うからには、天然素材を使うのよね?』

ノワールはお小遣いから出すと言うも

文字通りお小遣いレベル

まあカナタは貧乏だから仕方ないよね…

ノワール『あと…、(お小遣いは)これだけ残っています』

エリー&アンジェ『『あ……』』

そもカナタはドリフター業を始めて間もない

しかも頻繁に機体が大破

そりゃ金欠ですわ

むしろどんだけ修理費安いんだレベル

ノワール『…? 頭、痛いんですか……?』

という訳で食材確保が問題に

その点エリーは割と稼いでるはずですが、曰く生の食材は年に数回レベル

それもニンジンかじったりが関の山

とても料理で使えるレベルじゃない

シエルは本当稼いでるんですな

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Bパート 食材集めで頼るべきは

ノワール『聞きました、ここで天然のお肉とお野菜が手に入るかもしれないと

かくて農家のマイケルに頼み込む事に

持つべきものは農家の友達

ファーマーじゃんよ

ここぞとチーム・アバンチュールの幹部四人も揃ってるのも見所ですね

みな若いイケメン揃い

してみるとランゲって浮いてましたな……

マイケル『実家のダイヤモンドファームネストから持ち帰った食材がある』

先日、親にシバかれに帰宅させられたマイケル

ついでにたっぷり持ち帰ったとの事

ダダ甘かな?

余るレベルってそんなの絶対おかしいよ…

ノワール『譲ってもらえますか? これ、お小遣いです』

アヴァンチュール一同『ン……?

もちろん揃って頭を抱える一同

ニンジン一本でもバカ高いというのに……

前にバナナが宝石みたいに陳列されているシーンもありましたものね

というか明らかに宝石より高価

一同『アハハハ……』

ノワール『頭、痛いんですか?

しかし呆れるだけで協力してくれる一同

優しすぎない?

同じ重さの金より高価なのでは?

ボブ『何故必要なのですか?』

『人間にとってもメイガスにとっても、決してGood Performanceな代物ではありませんよ

相変わらず無駄に発音がいいボブ

ボブラブ上等

プリンタ食材も栄養価は充分

さすが長年地下暮らしだった人類

科学の発展を感じます

ノワール『これは誰にも秘密なんですが、カナタに料理を作ってあげたいんです』

と言う訳で一同感動、マイケルが分けてくれることに

あなたが神か!!

いやつくづくランゲって浮いてますね

そりゃゴミ箱に蹴りだされますわ

マイケル『騒動の労働はしてもらうぞ!!』

えっちなやつだ!

でなく「お使い」クエストか

マイケル『ピーマンだ!』

『ちょうどロックタウンの皆におすそ分けしようと思っていた

 キミが配達してくれるなら

 対価は保証しようっ

ボブ『さすがマイケル様!

『ついでに苦手なピーマンを処分してしまおうという小賢しくもせせこましい猿知恵ですねっ!!

相変わらず褒めてない!!

すると実家に貰った食材は、相当量がマイケル個人の為に持たせたものらしい

たぶん販売用もあるでしょうけれど

親御さん甘すぎない?

まずマーケットのマムのところへ

マム『話は聞いてる、わざわざすまないねえ♪

至れり尽くせりだった

正直、ノワールにおつかいは無理があるんじゃと思ったものの

受け取る側に話を通してあった

完全にはじめてのおつかい

治安いいんだなぁロックタウン

大量のピーマンを持って歩くノワール

金の延べ棒持ち運んでるようなものでしょうに

ミステルも治安と経済回復に驚いてましたし

ロックタウンはいい街なのね

商人『(ノワールって)なんかほっこりするんだよなあ♪』

商人『ウチらの娘みたいに感じるよ

顔を見せただけで喜ばれるノワール

最近留守、ミステルの姿だったからか

例のお小遣いで、よく合成わたあめを買いに来るので馴染んだんだそうな

頻繁にマーケットに来てたのね

マム『あんたはもう、ロックタウンの一員ってことさ♪』

ノワール『私が……

かくてノワール、各所で写真を撮りまくる事に

最後の思い出作りか…

そもそもノワールは記憶喪失、記憶が戻れば消える仮初の人格

それは最初から察せられていた事だったも

カメラが想い出作りに役立っていくのね

いつものバーにて

マスター『次は客として来てくれ♪

デコ『ノワールがいるだけで癒されちゃうのよね~♪

気付けば愛されていたノワール

確かに作中、トキオにカナタがくっついてる関係で酒場にもよく出入りしてました

思えばけっこう出歩いて

それにドリフターは何かと気が荒い者揃い

ノワールみたいなのは新鮮なのね

気象予報センター

ダニエル『!? ピーマン様じゃぁぁ!? 超高級食材じゃぁぁぁぁぁ!?

シルヴァーストームが去りボケけていたダニエル

あまりのショックでボケが完治

やっぱり高級じゃねーか!!

みんな割と平然と受け取ってましたが、やっぱり生の食材って高級なんですね

困窮経験世代なダニエルはなおさらか

テオ『ノワール、今更だけどありがとうっ♪ カナタと一緒にロックタウンを守ってくれて♪』

ノワール『私は……

ダニエル『詳しい事情は知らん

『だがお前さんがカナタと一緒に戦ってくれたのは確かだ…、感謝しとるっ

いつも頭おかしかったダニエルがマトモだ……

それほどシルヴァーストームは脅威

前の半分ほどとはいえ、ダニエルはその脅威で多くの仲間を失った世代

だから他よりずっと感謝してるんですね

思った以上に受け入れられてたノワール

自分が必要とされている事が解った

そして、自分かミステルかで分ける必要なんてないんだ

他人はそこまで気にしちゃいない

そう気付かせて貰ったのか

他人は自分が思うほど気にしちゃいないって事

良くも悪くもですね

現代にとっての"メイガス三原則"

マリアの研究所

マリア『ひとりでお使いなんて成長したわね、ノワール♪

まったくですが、ねぎらいの言葉が引き金に

メイガスは主人と自分を成長させる

それが出来ていないのが、今回のノワールの悩みなんですね

過ごした期間が長いからこそ生じた悩み

マリア『ああ"メイガス三原則"の事?』

『気にしなくていいわ…、あんなの昔の人間が押し付けたものなんだからっ

『大丈夫!

『あんたはカナタを成長させてる、……そしてアンタ自身もね♪

励まされたも、ピンとこないノワール

なるほど三原則は押し付け

以前マリアさんも「常識」として教えた

知識として必要なことだった

けど三原則とは、かつて人がメイガスを道具扱いしてた頃に作られた概念でしかない

両者が仲良くなった現代にそぐわない

言われてみるとその通りですわ

過去と現代の価値観

ノワールは役に立たないメイガス

過去の価値観からすればポンコツ

でも現代人にとっては、そんなことは問題にはならないんだ

そしてパスカルはこういう社会を目指して

十三話でミステルがそんな風に言ってたはず

まさかノワールは「その為に」ポンコツなのか?

社会の変化を測るものさしとして?

アンジェのお料理教室

再びエリーの家

アンジェ『アンジェのお料理教室! 始めるよ~!!

作画班渾身の食材作画ァ!!!!!

素晴らしい作画だった!!

今回、皆のおかげで高級食材が集まったというエピソードだった訳ですから

良作画が必須だったんでしょうな

ノワール『おーっ』

エリー『……なんなの? このノリ?

いいじゃないですか健康的

とまれ食材が貴重なら、料理経験自体が誰もないんじゃとは思ったも

メイガスはプラグインで料理技術を得られる

スマホにアプリを追加するようなもの

だから可能なんですな

ノワールはプラグインが動かないので不可

エリー『ふん!どりゃぁぁ!!

先生!料理なのに掛け声が流派東方不敗みたいな人がいます!!

三人揃ってエプロンで料理姿

だからプラモのエリーはエプロン付き

ドムがスカート付きみたいな

エリー『ちょ…、ちょっと見た目は悪いけど…』

食材で遊ぶのは良くない

良くないですが、単にエリーが一生懸命すぎただけなのでしょうね

エリーは頑張った

ただ結果が無惨なだけだ…

アンジェ『ギリギリ及第点!初めてにしてはね♪』

正直、ノワールが最低限作れたのが意外

単に非力で不器用なだけ

エリーはちょっと力が有り余ってるだけ

力だけでは何も解決できないんだ……

ノワール『エリー……』

『……これからも、カナタの隣にいてあげて下さい

エリー&アンジェ『『え?』』

SYNDUALITY Noir 第16話 感想

二人は困惑したも、写真を撮って試食へ

完全に終活でした

これ町の皆、後でめちゃくちゃ悔やむ奴じゃないですか……

なまじノワールとミステルは変身自在

気付けなくても無理からぬ事か

カナタの家 ノワールが独りで調理へ

シエル『やれやれ、お父さんかな?

まさにその通りで、ハラハラと見守るカナタ

彼女が機械なことを完全に忘れてます

でもそれは街の皆もそう

まして作中、誰より「人とメイガスを分けて考えられない」カナタならなおさらか

ポジション的に主人公とヒロインであるものの

幼すぎて「父子」なのね

カナタ『……ン?』

しかし、見守ってたカナタだから気付けた

ノワールが一瞬ミステル

二日と言ってましたが、最後の日をノワールはおつかいで過ごしてしまったのね

彼女らしい健気さというか

ノワール『できましたっ』

カナタ『うわぁ~、すごいよノワール!

こうしてノワールのハンバーグセットが完成

カナタとシエルは絶賛へ

そりゃ旨いですよね

定番といえばそうですが食材自体が貴重な本作では感動もひとしお

マイケル食材六人前もくれたのかよ……

彼は神様かな?

カナタが一番うれしかった事は

ノワール『(良かった…、私、最期にカナタの役に立てた……)』

冒頭から“ゼリーがたまる"様が描写

いわゆるウォータータイマー

ジェルの砂時計

あれは修復が終わっていく、砂時計の砂が切れる様を描いていたのか

サイケな色合いや雰囲気が本作にぴったり

カナタ『!? ノワールどうしたんだ!?

ノワール『ミステルの修復が終わります、そして、私は消えます……

略『"マスターを強くする"

 それがメイガスなのに、私は……

ずっとノワールは役立たずな事に苦しんでた

カナタも当初は解ってた

しかしカナタは、良くも悪くも前向きですから気付けなかったんでしょうね

いつまでも悩んでると思わなかった

カナタ自身は気にしていないから

カナタ『そんなことどうでもいいのに!!』

ノワールにも、その気持ちが伝わってると思っていたでしょうね

冒頭で一緒に食べるから旨いと言ったように

常日頃から大事にしてたから

カナタ『俺は…、ずっと独りだったから……』

メイガスだからとか役に立つとかじゃなくて

 ノワールが来てくれて!

 家族が出来た事が嬉しかったんだ!!

ノワール『私が…、家族……?

第一話の頃からトキオもエリーもいたけれど

思った以上に孤独だったのか

仲間がいても、幼い頃は家族とべったりだったカナタはそれじゃ駄目だったんですね

家に帰れば独りになっちゃうから

その孤独を埋めてくれてたのか

役立つからじゃない

「必要だから愛するのではありません、愛しているから必要なのです」

カナタは人と同じに見てるから気付けず

ノワールは線引きをしてるから悩んだ

人と機械だからすれ違ったのね

ノワール『…やっぱり私は駄目なメイガス……』

ノワールが気付けば良かった

この期に及んでも自分を責める材料になってしまうんですね

Noir Rain

ノワール『大丈夫ですカナタ』

『皆が、います…、……たくさん、います……

 私がいなくても……

今回撮った写真を見返すノワール

彼女視点ではカナタの知り合いを巡る事件

カナタは大丈夫だ、と自分を安心させられる事件だったんですね

しかし写真によって気付かされた

ノワール『私がいない…?』

『ここから消える…、消えてしまう……?

シンデュアリティ ノワール 16話 感想

写真が自分を客観視

初めて涙するノワール

これがサブタイNoir Rain…?

皆と映ったから、自分だけが消える事を実感できたんでしょうか

例えば故人の写真を見て辛くなる感覚を

自分自身に感じたんでしょうか

何かのプログラムが描写

単にシステム修復が終わった通知か

はたまたノワールが、死を実感する事でアップデートが起きたのか

それはパスカルの狙い通りなのか?

ノワール『痛い…、痛いです……、ここが…』

ミステルのプログラム空間

ノワール型のシルエットがぽっかりと浮かんでいる

ミステル『なんだ!? ミステルの修復を頑なに受け付けない?! アレは何なんだ!?

ノワール『ごめんなさい

『私、消えたくない…、カナタと……、皆の前からいなくなるのは………、嫌……

ミステル『ポンコツ、お前!? うわぁ!?

ノワールが拒否した事で、システム内でも異変

本来ミステルだけになるはずも

ミステルが弾かれ、現実では「どちらでもない」中途半端な状態でフリーズする事に

修復されればノワールは消える

修復を止めてフリーズか

どこまでパスカルの想定内なのか

ミステルは優秀なメイガス

優秀ゆえ人に必要とされる典型的なメイガス

ポンコツなのに愛されるノワールと対照的

十三話マリア曰く本来ノワールはありえない

パスカルは多分意図的にノワールを組み込んだのでしょうけれど

何を思って組み込んだのでしょうか

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SYNDUALITY Noir 第2話「My master」
SYNDUALITY Noir 第3話「Behind the mask」
SYNDUALITY Noir 第4話「Wild daisy」
SYNDUALITY Noir 第5話「Drifting the maze」
SYNDUALITY Noir 第6話「Dice is cast」
SYNDUALITY Noir 第7話「My dear…」
SYNDUALITY Noir 第8話「Pure dream」
SYNDUALITY Noir 第9話「Legendary hero」
SYNDUALITY Noir 第10話「Drifters’ pride」
SYNDUALITY Noir 第11話「Storm of A.I.」
SYNDUALITY Noir 第12話「Mirage of the Ideal」

SYNDUALITY Noir 第13話「Double cast」
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2024年2月6日SYNDUALITY Noir2024年冬アニメ,SYNDUALITY Noir,アニメ感想

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