【推しの子】第7.5話 感想[インタビュー]アクアのかなへの気持ちは?ネタバレ
【推しの子】第7.5話「振り返り特番~【推しの子】は推せるときに推せ!~」感想
公式あらすじより引用
大好評放送中のTVアニメ【推しの子】
5月31日(水)は「TVアニメ【推しの子】振り返り特番~【推しの子】は推せるときに推せ!~」を放送致します。
この振り返り特番ではアクア役・大塚剛央さん、ルビー役・伊駒ゆりえさんのインタビューと共にTVアニメ【推しの子】第一話~第七話を一挙振り返り。
この番組を見れば『【推しの子】』を更に推せること間違いなし!
第八話以降の展開に備えて、是非ご覧ください。TVアニメ【推しの子】第八話は6月7日(水)より放送・配信予定です。
ABEMA ANIME毎週水曜23時無料配信、配信後最新話一週間無料
https://twitter.com/anime_oshinoko/status/1664301073895653376
Youtubeでも配信、メインキャストが分析的に語る総集編!!
声優さんがどんな風にアクア達を捉えているか
大真面目にインタビューで振り返る、珍しい形の総集編で楽しかった!!
アクアは転生者、ゴローの意識が強いものの
アイの死が彼を大きく変えた事や
かなへの複雑な気持ち等々
演じる側が、どう解釈しているかを聞けるのが興味深かったですね
かなは「アクアのペースを乱す存在」と表現
恋愛云々とは言ってないものの
アクア達に特別と明言されたのが嬉しい
また一方、演技で「特別」になりあがってしまった黒川あかね
次回どうなるか楽しみですね
作中、あかねがアイを分析していたシーンを彷彿とさせますね
声優という「役者」を焦点にした総集編
その構造も本作らしいと思います
テロップも凝ってました
作中印象的なシーンを連続で拾うのも強烈
ラストのEDの入りも良いですね
改めて次アクアがどう動くか、ルビーがどうアイドルになっていくか
後半戦が楽しみな総集編でしたわ
第1話「Mother and Children」
自分が推すアイドル・アイの子に転生、オギャバブランドを楽しむアクアとルビー
ですがアイは何者かに誘導されたファンに殺害
アクアは実父が犯人と考え復讐を決意へ
要素が多い一時間半特番!!
クオリティも半端じゃなく、この初回で引き込まれた人が多いハズ
〆がアイの動画なのも心憎い
叶った、叶わなかった両方の想いが切ない
第2話「三つ目の選択肢」
中三になりアイドルを目指す星野ルビー
その妨害に暗躍したアクア
十六年かけ育まれた愛情が温かい義母ミヤコ
ツッコミが激しいかな
かな先輩がインパクト絶大でしたね!!
テーマ「業界話」として、地下アイドルの運営状況も興味深いです
兄と妹、夢への向き合い方が好対照
第3話「漫画原作ドラマ」
重曹ことかな先輩の可愛さが炸裂する回
ですがドラマを販促素材とし、作品クオリティを二の次にする撮影描写が辛い
かなの頑張りは踏みにじられていた
かなの好感度を上げつつ、彼女の為にアクアが立つ構成が鮮烈な回でした
また「漫画の実写化がコケる」要素を凝縮
その悲しさへの共感も強い回
第4話「役者」
かなの実写ドラマ編完結と学園編スタート
ルビーのアイドル始動と要素が多い!!
役者としては凡人でも、頭脳を駆使して立ち回るアクアの芸が見所
恋に落ちるかな先輩が美しい
今となっては学園編が懐かしい
第5話「恋愛リアリティショー」
同サブタイ四部作の第一話にかな「B小町」加入、ルビーと息ぴったり!!
虚々実々なアクアのショー編
ウソが嫌なルビー編
好対照かつ、ルビー中心のエピソードはコミカルさも底抜けで楽しい!!
コミカルで真っ直ぐで本当に好感度高いですね
ぴよエンの怪演も最高でした
第6話「エゴサーチ」
黒川あかね炎上地獄編
炎上ってこんなに辛いのかと肌身で感じる演出が徹底しています
徹底的な罵倒と邪推と人格否定
声が音響が映像が追いつめていく
かなとルビーのパートが癒し
言葉を慎みたくなる回ですね
第7話「バズ」
ショー三話目にして炎上解決編
燃えてる連中でなく、沈黙している大多数に働きかける手法が面白い
ですが終盤が怒濤すぎてインパクト絶大
黒川あかね…、恐ろしい子!!
ここで二週開ける制作も恐ろしい子!!
冒頭 ルビーの目指す原点
さりな『"もし芸能人の子供に生まれていたら"って、考えた事はない?』
『容姿やコネクションを、生まれた時から持ち合わせていたらって……』
冒頭はアクアとルビーの原点となる会話から
病で生まれつき短命と決まってたさりな
次は生まれつき、アイドルになれる環境だったらと願ったのが切ない
転生前からの要なんですね
あくまで無理だと解った上だったものの
そういや推すと言ってた“アクア”
作中はむしろ妨害してるものの
アクアがルビーを推す場面がラストシーンとなるんでしょうか
第一話はどこも示唆的ですね
累計発行部数900万部
次いで淡々と作品を語るナレーション
まるで特番ですねこの当番
総集編じゃなく「特番」
ナレーションはミヤコさん役のLynnさん
かなやアイ役じゃなくて?
でも淡々と語るなら一番それっぽいポジション
一覧化された表紙、どれも強烈ですね
出版不況どこ吹く風の景気のいい数字
これもセールスポイント
人気作を高クオリティでの映像化!!
ここまで売れてからのアニメ化はさすがにちょっと珍しいですね
たぶん
劇場化に耐えうるクオリティと時間
地上波で初めて見て、改めて劇場で見たいと感じた人も少なくないかも
やはり迫力がダンチですから
OP曲「アイドル」に合わせ魅力をプッシュ
また今回はキャストインタビューなのだと映像をチラ見せ
総集編らしからぬ幕開けですね
ダリフラの総集編を彷彿
略『彼女にはとある秘密があった』
それは双子がいるという致命的なスキャンダル
やがてその事を恨んだファンに殺害
二人の子供を遺して…
約一分で第一話を振り返っちゃったよ!?
約1時間30分が60秒で!?
冒頭の凝縮っぷりに、いきなりビックリさせられたいい総集編です
もちろんこの後、第一話にちょくちょく言及
でも最初は驚きましたわ
何せ七話分なのでホントに略すつもりかと
Aパート 推しの子
『アイの子供達も、実はある秘密を抱えていた……』
それは前世の記憶を持った転生者である事
当初アクアは調べようと考えてました
そういや当初は疑問視
当初また医者の道に進み、転生を医学的に解こうとしていたアクア
アイの死はつくづく全てを変えたのね
一応そう主張する人は実際に存在
例えばチベット仏教の最高位ダライ・ラマも、代々転生している事で有名
転生が医学的に立証されたら大騒ぎですね
なんてチャレンジャーな幼児
吾郎のモノローグ『君の幸せがそれだって言うなら従おう』
『だって君はどうしようほどアイドルで…』
『僕はどうしようもないほど君のファンだ!!』
推しが妊娠してようが推すファンの鑑
しかしゴローはアイ出産直前、それを嗅ぎ付けた何者かによって死亡
おそらく後年アイを殺させた元凶と同じ
アイを孕ませた男だと
アクアにとって自分自身の仇でもあるのか
殺し、転生させてくれてむしろ感謝してるとさえ第一話で発言
自分自身の仇討ちだと意識してないのね
なんて熱いファン魂…
アイの葬式中、自分の実父が仇だと推理
復讐へ芸能界入りを決意
やがて高校一年生となって第1話に幕
復讐へ黒く淀んでいく演出がおぞましい
眼の星が黒く濁っていく、象徴的な演出ですね
インタビュー・アクアについて
アクア役・大塚剛央氏『ゴローとは違った人格も形成されていってるのかな…、みたいな』
アクアの大塚氏は、一話ではラストのみ担当
ゴロー・幼少は別キャストでした
そこで第一話では、可能な限りスタジオ入りして「人格形成」を感じたのだと
ゴローとアクアの人格は別
アクアという16歳でもあるんですね
時々飛び出す若さでしょうか
ちょうど先の水星の魔女WEB特番17.5話も仰ってました
声優は自分が演じてる部分しか知らない
特にオリジナル作品だと、映像になって驚く事も多いのだとか
でもこの場合、それ以外もスタジオで見学
人格形成を考察されたんですね
インタビュー・ルビーについて
ルビー役・伊駒ゆりえさん『さりなちゃんの事があったからこそ頑張れている』
『その真っ直ぐさの要因だと思っているので
すごく結びつきがあるものだと思って
意識しています』
ルビーはさりなの「地続き」
アクアが、ゴローをベースに「別」人格が育ってると評されたのと対照的に感じます
また、伊駒さんは本作が初レギュラーメイン
アイドルを目指すルビーに共感
等身大でも演じているとの事
現人気声優ファイルーズあいさんといい、メイン級「初主演」が多い気がするスタジオ
野崎くんの小澤亜李さんもそうでした
伊駒さんの今後にも期待ですね
インタビュー・アイについて
ナレーション『この物語で最重要キャラクターのアイ』
アイ『私は、昔から何かを愛するのが苦手だ』
最重要だと言い切った!
直近七話もインパクト
彼女は愛したくてアイドルになり、母になったのも“子供なら愛せるかな?”と思ったから
それは妊娠してから着想したのか
子供を産みたくて妊娠したのか
その辺も未だ謎
思うに、下手すると殺した側も「被害者」だったのかもというミステリー
アイの方から迫ったのかもですから
なのでアイが隠そうとしてたのも見所
であれば、相手の男はずっと自分の破滅に怯えてた可能性も高いわけで
ある種の自衛衝動だったのかもしれません
そりゃ許せませんが
どんな形の断罪となるのか
略・大塚さん『一番核になる部分は、やっぱりアイの存在だとは思っているので…』
アイがこの物語を始め、今も動かしてると
キャストお二人が揃って言及
アクアもルビーも、アイを思って復讐・アイドルになろうと頑張っている
動機として最重要なんですね
アイさん愛されている…
『すごく大きかったかなって思います』
アイの死、あそこがアクアの最重要なのだと
アクアはアイの胸の中で遺言を聞き
ルビーはガラス越しに聞いた
元年齢もですが、アクアは“死んでいくアイ”を生々しく感じてた
その衝撃は相当なものだったのでしょうね
そのこだわりも役者さんらしいですね
分野こそ違えど、役者・アクアを描く本作だと改めて影響を感じます
アクアへの解像度を深めたのか
『ルビー…、アクア…、愛してる』
『……ああ、やっと言えた…。ごめんね? 言うのがこんなに遅くなって…、良かった……』
『この言葉は絶対…、嘘じゃない……』
伊駒さん『研ぎ澄まされた時間を過ごしているような収録だったなっていうのが
ずっと記憶にありまして……』
略『感覚として突き刺すような…』
『台詞もそうですし、空間としても、なんか演じている側としてそんな印象があって…
それがきっと伝わってくれたらいいな
って思いますね』
そして大塚氏も復讐心を演じる上で重要だった
それがお二人にとってのアイの死だと
演じる側として突き刺された
思うにルビーも、胸に「アイの為にアイドルになる」衝動として刺さってしまったのか
アクアの復讐心の核になったのと同様に
アクアは復讐達成、復讐からの開放がテーマなのでしょうけれども
ルビーも変わっていくんでしょうか
そもそも復讐の件やら何も知りませんし
“何も知らない”枠なんですね
略『そして二人が通う陽東高校で』
『とある少女と再会する事に……』
ハイここでもう一度CMでーす!!
夢と復讐で対照的
ミヤコさんがアイドル事業を再始動、ルビーは「夢を追って」アイドルの道へ
アクアは夢に目を背け、復讐へ裏方志望に
アクアすっかり目が濁って…
12歳で死亡転生したルビーは才能の塊
対し転生前に医者だったアクアは、夢である役者としての才能がなかった
その「才能」差も対照的ですね
思うに、夢を追い真っ直ぐ己を信じる的なメンタルは元々持ちにくかったのかもですね
ただでさえ現実的な性格をしていました
おまけに復讐心ときた!!
色んな意味で夢どころじゃないですわ
前半は、ほぼ第一話を中心に二話を補足程度に添えた構成
やはり一話が残したものは大きかった
アイは無敵のアイドルですね…
Bパート アクアはかなをどう思ってる?
ナレーション『有馬かな』
『かつては売れっ子子役として人気を博したが
成長するにつれて仕事が減っている事に
危機感を抱いている』
大塚氏『アクアはかなの事をどう思っているんだろう…?って』
視聴者としても気になるワード!
曰く特別
ルビーに対してとも違う
また「アクアのペースを乱す」とも表現
以上で恋心云々とは表現せず
彼のペースを乱すなら相当なもの
作中、かなの方がアクアに振り回されている印象が強いものの
確かに「影響する」強い存在感があるんですね
作中屈指の人間なのは間違いない
無敵のツッコミ名人ですわ
三話、そう言われタイプの手が止まったアクア
これがペースを乱している一例か
アクアの心を動かすヒロイン
私もそうですし、彼女を【推す】視聴者も多いはず
なんとか想いが実って欲しいものの
とはネットドラマ・今日あまでの共演編
アクアは、プロデューサーがアイ関係者=父の可能性を疑って参加
というか「今日あま」なんですね
あまはひらがな
その方が字面が落ち着きますもんね
ルビーにとっての有馬かな
ルビー『なんていうか酷いね!?』
ミヤコ『ストレートに言い過ぎよ』
かな『うっさいわねー!? そんなこと言ってたのー?! 死ねよアイツー!?』
投げ合ってた!剛速球を!!
再編集がヒドい!!
ですが改めて、今日あま主演達の演技はヒドい
再現した声優さんすごい
狙って棒読み再現がマジ最高ですね
マジ最高ですメルトさん
略『ルビーちゃんにとって
かながいてくれてホントに良かったなって思う存在の一人だなって
こう演じてて思います』
かなには気を許し、話が出来る空気感があると
ルビーにとっても特別なんですね
ぞんざいさは特別の証
実際いつも一緒に居ますものね。ユニット組んだからとはいえ
吉本興業に殴り込むべきでは
有馬かな、漫画原作ドラマ編
『周りの役者は揃いも揃って大根役者ばっかり!!』
略『メインキャストの中でまともに演技できるの私だけなのよ!!』
『こん中で私がバリバリやってみなさい…』
『他の役者の大根っぷりが浮き彫りになってブリ大根でしょ!?』
改めて名言メーカーな重曹先輩
曰く“本気で演技できない”
作品全体のクオリティ・評価を上げる為、自分の評価を捨てている
作品に本気なんですね
独りよがりだった過去を捨てた姿が素敵でした
アクアの演技は一般人には凡庸かもしれない
けれど役者として、努力を重ねた日々を感じて響いたと評価
一般人には届かない演技同士
その点でも近いものがあったのかも
『本当に、続けてきてよかったって思った♪』
略・鏑木『まあ…、演技にうるさいのだけ面倒だけどな~』
しかしかなの誠意は、鏑木には届いてなかった
正当な評価を受けていない
使い勝手のいい駒扱い
そう立ち聞きし、それが現実と前置きした上で「むちゃくちゃやる」と動き出すアクア
言葉と裏腹に怒ってた
その温度差が際立つラストでした
毎回、ラストの「ヒキ」が強いのも本作の魅力ですね
原作もですがアニメ的な構成が上手い
脚本・田中仁さん流石ですね
ゆるキャンなども担当
ここで声のトーン、音響が変わる演出もゾクッと来ましたね
内心から独り言、一般論から本音へ
声、音の演出がホントいい
特に6話が最高です
略『ハハハ…、お前なんて誰にも必要とされてない…、身の程わきまえて生きろよ!』
『夢見てんじゃねえよ!』
『この先もロクな事はない! お前の人生真っ暗闇だ!!』
アクア『(仕上げだ、有馬かなが上手く泣いてくれれば)』』』
かな『…それでも』
『それでも、光はあるから………』
結局バズらず、狭い界隈でウケて終わったも
見ていた人からの絶賛は得た
かなにも念願の「本気の演技」をできた
カットされましたが、かなが恋に落ちる瞬間の顔を描くシーンも最高でしたね
凡人役者・アクアがどんな方向なら輝けるか
彼の「演技」も光るエピソードでした
ルビーが「B小町」と名付けた意図
略『ミヤえも~ん!! 早くあたしをアイドルにしてよー!?』
アイドル事業はルビー単独では始められない
そこでかなを白羽の矢が貫通
彼女をスカウトへ
この一連で、アクアが「本心からかなを可愛いと思ってる」と言わせたのも印象的ですね
四話で可愛いと推薦したアクア
若干の躊躇いがあったのが本気っぽい
後で「計算だ」と言って台無しにしたものの
更に「嘘は言ってない」とも発言
かなを褒めた言葉自体、信頼も可愛いと思っている事も
それ自体は本当と明かしたのが憎めない
評価めっちゃ高いスねアクアサン!!
とかく「芸能界に詳しい」かなその彼女が、ルビーは特別だと言わしめたのも改めて大きい
どんだけポテンシャル高いのか
ゴールデンエッグ系女子
かな『もう! 何度言われても無理! 絶対やらないからー!!』
ミヤコ『苺プロへようこそ』
略『ぴえヨンブートキャンプ! 一時間ついてこれたら素顔出ししてヨシ!』
この繋ぎ方、詐欺臭がとんでもねえ!
結局アクアに拝み倒され入所
知名度アップの為、覆面筋トレ系Youtuberにしがらみ案件で出演へ
情報量が多い!!
とてもアイドル活動とは思えない絵面ですね
アイカツはいつだって非情
常識から外れし存在
『さりな時代のゴローに対する気持ちっていうのも
すごく大きい事ではある
と思っていて』
回想・さりな『アイちゃんの事は世界で一番好きだけどっ』
『センセの事も同じくらい好きだよっ』
伊駒さん『どこかでゴローは生きているって思っていますし
アイドルになった時
ゴローに見つけてもらえるように“B小町”って名前を名乗っている』
『っていうのは絶対あると思いますので~』
B小町は色んな意味の強さを込めた名だと
そういやゴローの死を知らない
作中ルビーは、ゴローについて言及も回想も全然しなくなっています
多分、それで視聴者の意識から離れてるも
芯にちゃんとあるんですね
アイドルになる事、ゴローに推して貰う事
それも未だに原動力なのか
またルビーにとって、実父は「アイ」「ゴロー」両方を殺した人間なワケで
知った時ルビーはどうなるのか…?
黒川あかね、恋愛リアリティショー編
『なんかめっちゃ緊張するわ~♪ 皆、よろしくねっ』
かな&ルビー『『いや誰!?』』
鏑木プロデューサーは実父でありませんでした
でもアイの男性関係を知っていた
アクアは情報目当てに出演
とんでもねえキャラ作って参加!!
恋愛リアリティショーは「素」を見せる番組
でも馬鹿正直に挑まなかった
後から思えば大きな前振りなんですね
ただこれは「演技」とはちょっと違うんですね
皆の前でキャラを作っただけの話
世渡り上手なアクアらしいやり方
対し、世渡り下手なのが新キャラ・黒川あかねだったと
『爪痕の一つでも残させろッ!!』
ホントに爪痕を残してしまった回
女優の黒川あかねは、自己アピール下手で「演技馬鹿」な子でした
日常をぜんぶ演技に費やしていた
なので素を見せても面白くないんですね
結果、上手く目立てず焦ってしまった
うっかり、ゆきの顔に怪我させネットで炎上
それまでゆきが人気であかねは日陰者
余計に燃えてしまった
またあかねは役者、どう演じるべきか「スタッフに聞く」事が多いんでしょうね
スタッフに罠に嵌められてしまった
得意分野とことごとく噛み合わなかったと
その割に社長がぞんざいに扱ってたのが気になりますが
元々パワハラ気質なんでしょうか
優秀な人材だろうと雑に扱う人
パワハラ平等
であればザラにある話か
罵倒したのは当人じゃなくてマネージャーだし
『それをネットは許さない』
番組があかねを悪役として演出
ネットの憎悪が集中
アニメ的に、ここの「声」が本当ノイズとしか言いようのない耳障りさ
声はあくまで無機質なネットの書き込み
人の声だと描く演出が絶妙でしたね
生々しく感じる演出でした
世界的に50人以上も死者が出ている形式
恋愛リアリティショーへの問題提議
対し、視聴者側が意識するのが大事と描くのが問題提議的でしたね
ネットでの発言は気を付けなきゃなって
もちろんリアルでもそうです
あかねは普通校に通っています
その為、芸能人というスタンスへの下種な勘繰りがひどかった
ホント悪口って良くない…
作中は「番組スタッフのせいでこうなった」とも強調
視聴率主義の弊害って奴ですね
ですが子供を守ろうと立ち返れたスタッフさんに救いも感じました
黒川あかね自殺騒動とアクア
大塚さん『アクアは結構冷静に物事を見ているところはありつつも』
『でも結構、熱い気持ちに揺り動かされることもあるんだなーと』
略『復讐心とは違った炎が燃え上がった瞬間』
あかね騒動はアクアの魅力も描いたのだと
また彼も復讐だけじゃない
今後、良い形で着地する前振りにもなっているんでしょうか
今は人生を復讐だけに懸けていますが
それだけではないのでしょうね
『黒川あかねのイメージを変革すると同時に』
『今ガチの人気を決定づけるものとなった』
アクアだけでなく皆の魅力を描いた七話!!
ですが人気を決定づけられたもの
それは作中だけじゃないのね
この回は、リアルな視聴者にも強烈に「決定付ける」回でもありました
放送後めっちゃトレンド残りましたものね
MEMちょも大活躍だった!!
今日あまは「不人気コンテンツ」
対し、人気コンテンツ夕ゆえの怖さと「バズ」が強烈でした
またバズるからこそ塗り替えも出来る
ネットへの意識を感じる作風ですね
『アクたんはどういう女が好み?』
アイが好みと知られてしまったアクア
『“ふわぁ~、眠いんだよね~? 収録早すぎてさ~。あ、カメラもう回ってる?”』
アクア『………………………!?』
『“てへっ♪”』
大塚氏『じゃあその後はアクアはどう動くんだろう?』
まさかの演技力でアイを再現
視聴者的にそのインパクトに持ってかれました
黒川あかねもトレンドへ
ですがそこからアクアがどう動くか
そこが肝なのね
推しが再現されてしまった!!
どうするアクア?まず拝む?
ひとまず崇める?
奉る?
なら総集編やめーやと思うも
とても真面目で、解像度が高まる面白い切り口でしたわ
水星の魔女のコメディ方向とまた違う
色々あって面白い
『そしてアイドルを目指すルビー』
復讐劇と群像劇の果て、何があるのかお楽しみください!!
と奇麗に〆たいい総集編でしたわ
EDも明暗
つくづく二人は対照的なんですね
ただルビーは、業界話も「他人事」として辟易する一般人ポジション
復讐も含め知っていく中でどう変わっていくか
ルビーの行く末が心配な総集編でした
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