転生したら第七王子 2期第23話感想[ギタンの真実]重い話と重すぎる魔術だったので、気ままに魔術を極めますネタバレ

2025年9月18日2025年10月1日

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転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます第2期第23話「天上決戦」感想

公式あらすじより引用

黒竜を屠るために人型のグリモが放った「大・螺旋黒閃砲」は、遥か上空で戦っていたロイド達のもとまで届く。それを見たギタンはさらに10体のキメラを投下。誰もが満身創痍ながらも、逃げ惑う人々を救うために立ち上がろうとした刹那、サリアの演奏とイーシャの歌声が温かな光のように降り注ぐ…。

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TVアニメ『#第七王子第2期』第23話
場面カット＆あらすじ公開

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9/17(水)深夜24:00より放送開始📺

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第23話＜天上決戦＞… pic.twitter.com/r1sAT5EXyT

— 転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます【公式】 (@dainanaoji_pro) September 16, 2025

2期11話 “聖人”ギタンの抱えた闇

ロイド様が「悪役」すぎて笑うしかない決戦回

命題、純粋なら何をしても良いのか？

ロイド様見てるとダメなんじゃないかなって…

ギタンを見舞った純粋ゆえの悲劇

純粋さに苦しむ彼を、純粋な少年がボコる因果

トドメの一撃は純粋に強力すぎる浄化か

スラップスティックコメディにしやがった!!!

教皇ギタン、闇落ちの真相

ギタンは神聖魔術の「善悪」判定に、神の基準・天秤に疑問を持って闇落ちしたのか

彼は天使ジリエルに認められるほどの神官

原動力は家族への愛

その家族を、食料目当ての「クズ」に殺害

しかしそのクズに浄化が効かなかった

男はただ純粋に空腹ゆえの行いで、神聖魔術では「善人」に出来なかった

純粋なら何をしてもいいのか？

人は魔人、魔獣と何が違うのか？と

そんな彼自身をも、神聖魔術が「聖人」と判定

そうした積み重ねが闇落ちさせたのか

肝は「善悪」を可視化する神聖魔術

神聖魔術は、何が効くかで善悪を可視化する

元々ロイドが神聖魔術を求めて始まった今期

この魔術がまさに肝だったんですね

なおギタン、妻子を殺され「なぜ神は守ってくれなかった！」と一度は激怒

際し、自分が見返りを求めていたとも反省

とにかく良い人すぎたんですね……

明かされた重すぎる過去

しかしロイド、どうでもいいと一刀両断

さすが魔術バカ

彼の無関心さに、ギタンは「これだから神は！」とキレてしまうレベル

マジで神だと誤解されとる!!

ロイドの在り方が神っぽすぎるのも要因なのね

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冒頭ギタンの国崩し

ギタン『私独りで十分です……、こんな国を滅ぼすのは』

グリモ、第1話以来久々の大技は天空に到達

ロイド陣営勝利を明示へ

対しギタン、キメラを分離

元より味方など不要、独りで十分だと宣言

が、寂しさが透けて見えます

なんて色物集団だったんだ……

イラつきのロイド

ロイド『ふーん？』

以降もギタン、手数でロイド圧倒を図るものの

ロイドは明らかに別の何かでイライラ

いいから早く研究させろよ…ってコト!?

ギタン、国崩しの理由

ギタン『滅ぶべきは国であり、誤った信仰……、ですが』

『"その礎に神などいない"』

『その気付きの為に、必要です

　幾ばくかの死は』

消耗しつくした王都に、十戒を投下し蹂躙

再び恐怖のどん底に叩き込むギタン

前も言ってましたが狙いは宗教か

国潰しは宗教を衰退させる手段なんですね

ギタンは、それを阻むべく降臨した「神」がロイドだと認識してるらしい

いよいよ本格的に神扱いしてる……

イーシャの歌、心動かす歌

ロイド『効果は"拡声"

　音を大きく響かせるだけの代物……』

『されどイーシャの歌声は民の混乱をかき消し

　勇気を与え

　心などあろうはずもないキメラの動きすら数瞬……

　止めた』

ロイド『ただ独り、俺を除いて!!』

状況を変えたのは、イーシャとサリアの演奏

神聖魔術として光武をも形成

これもロイド仕込み!?

光武は音の増幅、低い能力で可能な強力チートか

イーシャたちだからこそチート

シロも、パズズ戦ばりに大活躍してる……

昔の姿並みに血まみれだよ!!

心動かす歌、そして

ロイド『俺の興味はお前の魔術だけ』

『お前をスッキリ生け捕りに出来るなら

　いくらでも付き合ってやる……』

『心配するな』

『お前程度の物差しで、魔術の深遠は測れない』

歌が心に響かないロイドは、隙を作る好機として二人の聖歌を活用

ギタンの隙を突き「十戒」殲滅へ

歌に感動する心が命取り

口では毛嫌いしていたギタンであったも

やっぱり二人のライブ大好きやん……

兄貴は元凶よな。ダンテ、動きます

ダンテ『俺は負い目のある奴の方が好きだ……

　多少の闇があってこそ

　人間てモンだぜ』

『（そうさ……、あのとき気付けばよかったんだ）』

『（ギタンの兄貴

　アンタは俺が止める）』

他方レンは、ギタンが黒幕と聞くや動き出した大神官ダンテを信頼

その言葉にジェイドと重なるものさえ見た

人は闇を抱えていていいんだと

世間の嫌われ者たちに、居場所を作ろうとしてくれたジェイドと重ねたのか

それは純粋すぎるギタンと対照的

ある面、彼はギタンを“追い抜いた”のかも

ギタン、その生涯

息子『あははパパの歌大好き～♪』

妻『パパは方向も音痴だもんね～♪』

ギタンは元々妻子持ちの祭司

忘れがちですが本作の神聖魔術は、歌などで発動する「儀式魔術」カテゴリ

音痴なのに聖歌で癒す変わり者

そんな彼を、家族も皆も愛してくれた

光武使いこそほんの一握りなんですよね

天使ジリエルが唯一認めた男

天使ジリエル『もう歌わなくていい

　お前は今後、自由に神聖魔術を使え』

『顔パスってヤツだ

　光栄に思えよ？』

やがてジリエルに認められ、神聖魔術を儀式なしで発動可能に

これまで歌う場面はなかったも

認められるまでは歌メインだったのか

やがて後輩が出来た

ギタン『（こういう手合いはなんかムカつくので……

　いつも光武でボコった）』

イキった若者『なんで浄化を打たねえ……？』

ギタン『浄化で、ラクに心の闇から逃れようとしている

　そう見えたからです』

『浄化に頼らずとも』

『あなたなら必ず、己の心の闇に打ち勝てますよ！』

浄化魔法は“楽"、言われてみるとごもっとも

若い頃のダンテ、バッツそっくり!?

顔の傷はイキってギタンに敗れたからか

ギタンに諭され神官の道へ

だから「兄貴」なんですね

浄化に頼るな

ギタンは浄化が効かない男

悪意がないからだと推測されるも

実際「私は悪だ、簡単に楽になっちゃだめだ」と抵抗してる一面もあるんでしょうか

或いはそっちが本当の理由なのか

そして盟友も出来た

若きチャールズ『ならばお前も教皇になれ！

　それでフェアだ!!』

ギタン『（何も恐ろしいことなどなかった）』

略『（魂に、確かな信仰があったから……』

まだ継承序列が低かったチャールズと意気投合

貧困を失くそうと誓った

重要で、なくすのが困難ゆえ珍しくない問題

“ありふれた問題"が致命的だったのか

ギタン、信仰が折れた日

アナスタシア『お父さんが外で見張れって……』

ある日幼いアナスタシアと邂逅

家に戻ると彼女の父が、ギタンの妻子を殺して食料をむさぼっていたのだと

アナ曰く「自分が原因」とはこれか

いやアナさん被害者側だ……

彼女も、善ゆえに罪を感じてしまってるのね

ギタンの動揺

ギタン『なんだこのクズは？

　神はなぜ守ってくれなかった!?』

略『私は更に絶望した』

『……私は見返りを求めて神に仕えてきたのか？』

ギタン、妻子を救ってくれなかった神を恨んだ

が、すぐ「見返りを求めた」己を恥じた

つくづく純粋

己の至らなさにすぐ気付けてしまうのが悲しい

妻子の仇へ、心の浄化を放ったギタン

ギタン『は？』

略『怒りを通り越し、私は彼に恐怖すらしていた』

今期大活躍の浄化、悪人を善人へ変える魔術

しかし「クズ」には通じなかった

ギタン、初めての経験か

以前ロイドがチンピラを善人に変えた

バビロンが完全食を美味に変えた

あの浄化が一切通じなかったのか

「クズ」は魔獣、魔族同様だった

ギタン『ただ純粋だった

　純粋に空腹だった……、だから食った……』

『私の家族を殺した！』

そんなベジータみたいな

妻子を殺した男は、悪いと思っていなかったと

だから通じなかった

前回ギザルムに浄化が通じないと想定したのと同じ

あれは経験による言葉だったのね

「クズ」の末路

ギタン『死因は餓死だった』

クズはそのまま「餓死」した

それほど深い飢えだった？

絶食から急に多量に食った為ショック死？

実在するリフィーディング症候群？

史実でも豊臣秀吉の鳥取城兵糧攻め後、生存者に粥を食わせたら大量死した事件が

餓死と言ってますがそっちなんですかね

純粋、信仰への絶望

ギタン『ふざけるな』

略『純粋なら何をしても許される？

　それが「神の定義」か!?』

『ならば清廉潔白とは、最も聖人に近い存在とは……、

　"魔物"ではないのか？』

悪意がなければ罪ではないというのなら

悪意を持たない魔物こそ"聖人"

彼の仇は、ただ純粋に腹が減ってただけ

純粋なら悪ではない？

神聖魔術による善悪判定

善悪、神が定めた「道徳」規準に疑問を持ってしまったんですね

神聖魔術をリアルに考えればこうなるのか

以降、"神官ギタン"は思考停止へ

ギタン『私の闇は光で祓われる事は無かった……

　そして確信した

　この渦巻く深淵は悪ではないのだ、と』

『神よ……、それで良いのだな？』

『それが正しいと言うのならば……、私は、衝動のままに解放しよう』

『この純白の闇を』

ギタンは心を閉ざし神の教えを繰り返すだけに

ダンテやアナは彼を心配

それも耳に入らなくなった

やがて神聖魔術が、彼は悪意が一切ないと判定

聖人と絶賛され教皇就任

決定的に闇を抱える事になってしまったのか

これだから神は!!

ロイド『お前暗いし長いし、なんかモノクロになってるし……』

『ただの第七王子にそんな話をされても困る』

以上、つらつらとロイドに語っていたギタン

実はリアルに語り聞かせていたのか……

対しロイドは無感情

さながら校長の長話聞かされた生徒

スラップスティックコメディにしやがった!?

再激突、ロイドvs.ギタン

ギタン『ええ……、解かります。さぞ耳が痛い事でしょう』

『神である貴方には!!』

ロイド『～～～～～……』

ギタン『それゆえにあなたは、聞かなくてはならない！

　私が今に至るまでの全てを!!

　そして応える責任がある!!』

ロイドを神と誤解し、神が作った世界の不完全さを突きつけたつもりだったギタン

しかしロイドに興味があるはずがなく……!!

ロイドが光武でブン殴り戦闘再開

世界は再びフルカラーへ

作画上も、ギタンがどこか滑稽になるのが不憫

思いのぶつけ先を間違ってるんや!!

話を聞かないvs.話を聞かない

ギタン『斯くも……、神とは！言葉の通じぬものですか!!』

ロイド『お前にだけは言われたくねえ!!』

ロイドを神だと決めつけて語るギタン

知るか魔術の話しようぜというロイド

奇しくも互いに「純粋」

その点、似た者同士というべきでしょうか

信仰とは大いなる誤解であったか……

響く聖歌

イーシャ『この歌の果てに』

サリア『この戦いの向こうに』

イーシャ『止まない雨のその先に』

イーシャ＆サリア『『虹は立つ！

　そう信じて!!』』

地上では依然、イーシャたちの聖歌が続行中

バビロンは彼女の限界を案じるも

多くは歌により鼓舞

残兵との戦いに、要であるイーシャたちを守るべく主要メンバーは集結へ

アルベルト＆ディアン兄貴も頑張ってる……!!

ロイドのギタン攻略法

ギタン『だああああ!?』

略・ロイド『（物理的に見えない魔術と、速すぎて見えない魔術

　シンプルだが厄介だろう？）』

イーシャたちの願い通り、天空の先の戦いに虹が立っていたという

ギタン頭部出血による虹が!!

とまれロイドも歌のリズムに乗せて本格攻勢

シンプルに超高速で当てる攻撃魔術

当たるまで気付けないステルス魔術

ロイドは戦いながら、ギタンとどう戦うか「考える」事を楽しんでいたんですね

答えはだいぶシンプル

ギタンなら見切れそうであるも

ロイドの二重詠唱、大魔力が可能としているのか

ギタン、シビル・ウォーの"反射"解禁

ロイド『脊椎糸も使えるのか～♪ ますます生け捕りだな～♪』

ギタン、近寄るすべてに反撃する反射を展開

しかしロイドは質量攻撃で有効打へ

それが出来るなら苦労しねえよ!!

やれるんだよロイド様なら!!

圧倒するロイド

ギタン『う、うるさぁい!?』

ギタンの隠し玉、反射すら破ったロイド

ギタン、集中しようとするも歌がやかましくて集中できず

そのまま魔力集中型光武で貫通

シンプルな力押し

強い力、形を変えられる技量あっての力押しか

ただ純粋に

ロイド『そういえばお前（バビロンに）言ったそうだな？』

『「心は急所になり得ない」とか』

『一応……、試してみるか』

※並外れた大魔力による浄化魔術の発動

ギタン『神!?』

ロイド『"微光"』

決め技は浄化魔術

バビロンでは何発放っても聞かなかった

だがロイドならどうか？

次回、純粋な力押しがギタンを襲う？

前々回でのバビロンは、自分の浄化魔術の脆弱さをことさら強調

それでも浄化できる完全食の人の良さを称賛

同時に「出力差」の強調でもあったのか

次回、第24話「光の中で【最終回】」

ギタンは魔術の深淵を目撃する!!

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Posted by 管理人

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