怪獣8号 2期 第16話 感想[最強と無力]四ノ宮長官全解放!! ネタバレ

怪獣8号 第2期 第16話「四ノ宮功という男」感想

公式あらすじより引用

キコルの言葉で怪獣8号に変身することができたカフカは、本来の力を発揮し、怪獣9号を圧倒する。鳴海、キコル、カフカの活躍により第1部隊は日本防衛隊長官・四ノ宮功が思い描く最強の部隊としての実力を証明した。しかし勝利の余韻も束の間、突如警報が鳴り響き、「強大な怪獣の力は、いたダいていくよ」と不穏な言葉を残して消える怪獣9号。そして防衛隊に史上最大の危機が訪れる!

土曜23時 X(Twitter)にて全世界リアルタイム配信、その後23時30分よりABEMAなどで配信

公式サイト公式ツイッター

2期4話 9号の本命、補われた無敵の力

怪獣8号 第16話 感想

カフカたち最強部隊、そう願って設立した功の前になす術もなく苦戦とは皮肉

冒頭との落差が激しい

ミニアニメで余韻が消えたよ!?

曰く見る影もなく衰えていた四ノ宮長官

彼が人間であるという"限界"が、怪獣に取り込まれた事で補われてしまったか

長官はかつて妻ヒカリと並び立っていた

怪獣に取り込まれ人類の敵

奇しくもカフカと相通じる人なんですね

娘への愛で、人間としての限界すら越えた長官

それでも届かないのがあまりに無常

怪獣9号、本当の狙い

人間に兵器化された2号の回収が狙い

口振り上、2号と適合し「力を引き出せる」功長官も狙いの内だったらしい

功長官は9号をコア露出まで追い込み奮戦

しかし9号に取り込まれ怪獣化

最強に返り咲いた男が人類の敵となったか

功長官、妻ヒカリとの約束

本来妻ヒカリは自分がキコルを鍛え、功が甘やかすという考えだったらしい

しかしヒカリ戦死で今のようになったと

つくづく娘を死なせない為必死だった

不器用な親父さんだったんですね……

※トップに戻る

冒頭 最強の部隊

四ノ宮長官『若い世代にはいつも驚かされる……、簡単に私の想像を越えていく

前回、より強くなった怪獣9号2体を撃破!!

のみならず、キコルたちは全く油断せずすぐさま余獣殲滅に転じた

長官が指示する前に動いた

もう指示はいらない

もちろん次も上手くいくとは限らないも

でも確かな第一歩でしたわ

長谷川副長『信じられないくらい小さな被害……』

『これが、四ノ宮長官の思い描く

 最強の部隊!!

8号のように数字を冠する「識別怪獣」は、史上10体しか確認されていない

破格のフォルティチュードを持つ規格外

二体同時出現は歴史に残る大災害といっていい

そのはずが、ほぼ被害を出さず終息

これが「最強の部隊」

本来なら大都市壊滅級でしょうに

初めての賛辞

長官、キコルがカフカと並び立つ姿に笑顔

長官が…、笑った!?

たぶん防衛隊史上に残るレベルの奇跡

誰も気付いてないのが残念至極

四ノ宮長官『鳴海、日比野、それからキコル』

『よくやった

キコル、決壊

比較すべきは第1期4話!!

これまでどれだけ成果を出しても、全く褒めてもらえず心が壊れかけたキコル

初めての賛辞、そりゃ泣きますわ……

そりゃカフカにっこりよ!!

しかしあまりにも悲劇フラグでした

怪獣9号、本当の狙い

怪獣9号・コピー『"強大な怪獣の力"は、いただイてゆくヨ……

略・本体『見つけたゾ……、適合者と怪獣2号

鳴海『(こいつらは……、囮!?)』

違和感に気付いたのは鳴海隊長

しかし報告に移る前に、9号は「怪獣2号とその適合者」という本命を発見

怪獣の力=2号を"奪還"すべく侵攻へ

人間に化ける能力便利すぎる……

防衛隊職員を喰って化け、功の背後に紛れてた

てかどんだけ増やせるの!?

あのレベルで分裂体でしかなかったのか

功長官、単独迎撃へ

四ノ宮功『先手を打ったつもりだったんだがな……、お前の進化は更に想像の上だったか

略・怪獣9号『あレ? ボク、強くなりすギちゃったカな?

略・伊丹副長官『(いかん!?)』

『(これは……、想定の遥か上!?)』

転生モノ主人公みたいなこと言いおって!!

伊丹副長官、長官が対応可能と判断したものの

怪獣9号は飛躍的にパワーアップ

対応困難と初撃で判明

前回では「9号は学習能力が高く、すぐ適応してくるのが厄介」と言われたも

今回は純粋に強すぎて対応困難

そんな短期間で強くなれたリスクは?

何かあるのかノーリスクか

右腕を潰され、白目を剥いた長官

怪獣8号 第16話 感想

四ノ宮長官『それでも貴様は……、今日、この場で私が始末する!!

長官、キコルを思い浮かべて戦列復帰

しかし真っ向から殴り合い、殴った右腕が複雑骨折を起こすほどパワー差は歴然

既に暴走8号と比肩するレベルか

長官こそ怖さを良く知ってる領域

必死に駆ける鳴海

鳴海隊長『(なんとか凌いでくれ……、功さん!!)』

いつも人を人と思わない鳴海が、必死な表情で突っ走る異常事態

それほど大事な人なのね

長官に対してだけは必死さが違う

防衛隊白衣組・来栖

来栖『あなたの勝利を補佐するのが私の仕事です……

 最期までお供させてください!

四ノ宮長官『そうか………

 ならば行こう

功の人望が爆発する16話

2号兵器の細かい制御は外部が担当

その制御役として来栖残留

四ノ宮長官は、彼がガキのころ現役だった「ヒーロー」そのものなんですね

来栖は自分で自分を守れないけど残った

死を覚悟して臨んでいるのか

来栖『(人の姿をした大怪獣の出現に等しい!!)』

『(これが2号の全解放!?

 凄まじい威力……!!)』

『(!? それでも押し負けるのか!?)』

怪獣9号『ふム……、イいね、ボクが得る力ニ相応シい

長官は2号兵器をフル稼働、"2号が戦ってる"のと同じというからすさまじい

9号、首をまるごと吹っ飛ばされた!!

が、余裕しゃくしゃく

コア直撃でなければ無傷に等しい

これ本当ズルい

暴走8号が、コア以外を丸ごと囮にしたのも思い出しますね

そのデメリットは消耗が激しいことでした

しかし9号にはその兆候もなく……?

四ノ宮長官『(放つごとに突きつけられる!! )』

『(私は衰えた……)』

『(君の隣にいたころの力は見る影もない……)』

四ノ宮長官、自分は衰え切っていると苦悩

本来なら押し切れたかもしれないのか

伊丹副長官もその衰えを憂慮

全盛期は愛妻と肩を並べ戦っていた

その様はまるでカフカとミナ

或いは今回のキコルとカフカにも、己の面影を見て微笑んだのかもしれませんね

キコル達はまさに「これから」なのか

今この時、なすべきこと

来栖『やめて下さい!? 二度と戦えない体になります!?

四ノ宮功『それでいい……

『我ら防衛隊には既に、素晴らしい次世代が育っている……

『(私はただこの時

 この一戦だけを

 命をかけて9号を葬り去るだけでいい)』

前々回の伊丹副長官同様、来栖も四ノ宮長官に自愛して欲しいと叫ぶも

長官、全て振り絞ると決断

身体を怪獣組織に敢えて浸食させ強引に回復へ

幹部乃木坂すら足手まといだったように

強さが隔絶しすぎていた

だから前線を退けなかった

衰えようとも無理して戦い続けてきたのか

楽隠居とは程遠い過酷な決断

キコルに厳しかったように己に厳しい

四ノ宮功『(あのとき君が、6号にしたように……!!)』

長年、負い目だったのでしょうか

いつか仲間にその恩を返す

まさにお互い様

しかし直後、無常にも直撃をうけ昏倒

どんなに気張っても届かない

その様は、暴走をどうしても止められず苦しんだカフカのようでした

怪獣とはつくづく絶望の象徴か

ヒカリとの約束

回想・ヒカリ『だけど……、ちょっと複雑、とても危険な仕事だもの

おそらく一瞬意識が飛び、前回キコルの回想の続きを思い出す四ノ宮功

キコルは防衛隊に入ると言った

親視点ではそれは嬉しい事

嬉しいが鍛えねばならないということ

過酷さを誰より知ってるから

自分達の必要さを誰より知っているからか

ヒカリ『もし本当にこの子が本気でその道を選ぶなら』

『私、心を鬼にしてこの子を鍛えるつもり

 生き抜く力を与える為に

『だからあなたは代わりに

『キコルのこと、めいっぱい甘やかしてあげてね?

 パパ♪

その結果が、4話のような非情さだったのか

ただ生き抜いて欲しかった

娘に防衛隊員に「なれ」とは言わない

だがなると言うなら、死なせない為に心を鬼にして育てなければならない

その想いは妻と一緒だったんですね

キコルの為、功捨て身の決戦兵器

四ノ宮功『(この一撃で、取り除く!!)』

『(この恐るべき災厄を……

 あの子の未来に!! 残さぬようッ!!)』

来栖『指向性エネルギー攻撃!?

いわゆるゴジラ「放射火炎」みたいなものか

ここに至っては防衛隊の責務でなく、キコルの為にと己を捨てたのが熱い

かつて2号が使っていた必殺技を再現

それも二連撃

一撃ですら人間ではもたないと明言

それを二発

紛れもなく奇跡を起こしたんですね

怪獣9号、初めての動揺

怪獣9号『え……、2発目……!? 人間にそんなこト、でキるわけ……!?

もちろん9号もその対策をしてきた

いざとなれば防御特化できるよう自己進化

自己再生・自己増殖・自己進化

さながらデビルガンダム

しかしその"対策"すら撃ち抜いた

9号、お手軽に強くなってる感があるも

自己強化としてはこれが限界なんでしょうか?

わざわざ2号を取りに来たなら?

9号、核露出

怪獣9号『残念、こレが人間の限界

『君の身体ガ怪獣ナら、僕ノ負けだったノに

来栖『長官!? 退避を!!

四ノ宮功『あと……、一撃……、あと、一撃……

怪獣9号『さア………、2号、怪獣ニ戻ろウ

後一撃で仕留められるところに来た

しかし長官、戦闘不能

9号に「喰われて」しまいます

描写はじわじわと、いかにも「誰かが助けに来そう」なくらいじわじわと

しかし誰も間に合わなかった

絶望感しかないワンシーンでした

無力な部隊

カフカ『鳴海隊長! それは……、長官じゃない!!

長官を吸収、そのものとなった9号

怪獣の身体を持つ四ノ宮功、誕生

気付かず殺されかけた鳴海

あの戦場では用心深い鳴海が、ふらふら近付いてしまうのが切ない

心の底から大切な人なんだと

しかし9号、目の前で功のイヤホンを外した

彼を身体を直接乗っ取った証か

1号兵器、その欠点

怪獣9号『君ハ……、このオトコの娘カ?

カフカ『見るなキコル!!

改めて怪獣の姿となり、圧倒する9号

キコル乱入にも功の姿となってかく乱

また「1号の目」による「確実に当たる攻撃」も、通じなければ意味がないとばっさり

効かないねえっ!だから

攻守ともにこれまでと隔絶

2号兵器を喰って得た力

カフカも敗れたらこうなってたのか

喰って取り込む

正体不明の怪獣10号が口にしてた言葉

文字通り喰うと吸収できるらしい

カフカは「食われた」側はではあるものの

彼が「食う」事はできるのか?

回想・功『最強の部隊の編成が終わったら、私は戦闘から完全に退くつもりだ』

『鳴海、防衛隊を、この国を……、頼んだぞ

鳴海『功さん!あんたの代わりにコイツだけは!!

 ボクが絶対に討伐する!!

怪獣9号『あー、ゴメン

 今日ハここまでにしヨう

人の命も、心も情緒も踏みにじる怪獣9号

さすがにノーリスクでなく、融合には拒絶反応を抑え込む時間が必要なんだという9号

必死で倒そうとするカフカと鳴海

9号は不調

しかし足止めすらならず

最強の部隊という肩書がいきなり空しい

それも功自身により阻まれている

皮肉にも程のある結末ですわ

ホシナイトニッポン!長官版

四ノ宮長官『猫じゃらしを買ってみたが、使う相手がいなくてな……

サンシャイン池崎の動画とか好きそう

四ノ宮長官と伊丹副長官が来訪

圧がすごい

長官、実は猫を飼いたくて悩んでいた

悩みがかわいい

いや戦死直後にこれ!?

笑えるけど笑えへんよこれ!?

そこでミナの愛虎の出番だ!

伊丹副長官『いかん!!

 バッコのサイズが功の想定を越えている!?

四ノ宮 功『この猫じゃらしでは小さくてじゃらせない……!?

伊丹『功はキャットタワーも買っていたというのに……!!

保科『猫飼てへんのにですか!?

四ノ宮功『期待したがここまでか……!!

保科『ホシナイトニッポン!また来週ー!!

流れるように個人情報を漏らす伊丹副長官!?

長官、猫にビビられ愛でられなかった

そこでミナの愛虎の出番!!

しかしデカすぎて断念

てか副長官、長官の私生活知り過ぎじゃない?!

絶対キコルが知らない話だったよ!?

次回、第17話

※トップに戻る

怪獣8号 2期 第15話 感想[キコルのヒカリ]防衛隊を舐めるな!! ネタバレ

怪獣8号 感想

怪獣8号 第1話「怪獣になった男」
怪獣8号 第2話「怪獣を倒す怪獣」
怪獣8号 第3話「リベンジマッチ」
怪獣8号 第4話「フォルティチュード9.8」
怪獣8号 第5話「入隊!」
怪獣8号 第6話「夜明けの相模原討伐作戦」
怪獣8号 第7話「怪獣9号」
怪獣8号 第8話「防衛隊へようこそ」
怪獣8号 第9話「立川基地襲撃」
怪獣8号 第10話「曝露」
怪獣8号 第11話「捕らわれた怪獣8号」
怪獣8号 第12話「日比野カフカ【最終回】」

怪獣8号 第2期 感想

怪獣8号 番外編「保科の休日」
怪獣8号 第13話「怪獣兵器」
怪獣8号 第14話「次世代の試練」
怪獣8号 第15話「最強の部隊」
怪獣8号 第16話「四ノ宮功という男」

怪獣8号2025年夏アニメ,怪獣8号

Posted by 管理人