怪獣8号 2期 23話 感想【最終回】この暗い空の怪獣になっても ネタバレ

怪獣8号 第2期 第23話「第2波【最終回】」感想

公式あらすじより引用

同時発生した超巨大怪獣の討伐に苦戦する防衛隊を救ったのは、遥か地平から放たれたミナの強力な一撃だった。全国各地から戦況好転の報告が届き始めたその時、鳴海やミナをはじめとする主力隊員たちの前に5体の識別怪獣が現れる!ふたたび状況が悪化する中、怪獣9号との戦いを見すえ待機を命じられていたカフカに決断の時が訪れる。

土曜23時 X(Twitter)にて全世界リアルタイム配信、その後23時30分よりABEMAなどで配信

公式サイト公式ツイッター

人類が初めて「される側」となる危機

怪獣8号 第2期 最終回 感想

1期最終回、怪獣でなく人と言い続けたカフカ

2期ラストは怪獣8号と名乗るのが対照的

自分のカードは無い発言といい、カフカとしては戦力になれない自認が悲壮

たとえ怪獣になっても守りたい

カフカ、不帰の決意がまた一つ深まる最終回か

またカフカ、隊員としては避難民誘導

華々しいエースにはなれな

だが夢見た自分じゃなくても構わない

第1期1話、腐ってた彼とは改めて別物ですわ

捨て身と本音

最終回、完全にヒロインだったのが東雲小隊長

当たり前ですが彼女も「モブ」だった

鳴海を振り向かせたかった

その一心で小隊長まで上り詰めたのか

覆面のモブから素顔の小隊長まで上り詰めた

主演級のCV花澤さんも納得

捨て身、でもぽつり「死にたくない」と本音

溢れた人間味が切ない

長官のようにならず生き残れて良かった…

一般隊員の象徴のようだった東雲小隊長

本作、一般隊員も誰一人逃げようとしません

いつも形勢不利でも戦い続けている

きっと皆「それが勝利の為と信じ、でも本当は生きたいと願っている」んだろうなと

そんな一般隊員の在り方を感じでした

もちろん東雲小隊長は超エリート

一般兵扱いは極論なのでしょうけれども

初めて「分析される側」となった人類

怪獣8号 2期 第23話 最終回 感想

人類は何でも分析し、対策し乗り越えてきた

それが人類の強さ

対し人類以上に強く、しかも対策までしてきた

9号の強さの秘訣を改めて感じますね

なんて黒いエリンギなんだ……

対策製造された「識別級」たち

第2波とは識別クラス、Ft9.0級怪獣の複数出現

全て鳴海達を殺す為に特化製造されたもの

この難敵たちをいかに崩すかが次章か

ONE PIECEでお馴染み、敵幹部と団体戦だ!!

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冒頭 世界唯一の女

前回に引き続き、ミナが淡々と超大型を殲滅

専用装備の名はケラウノス

ビル上層を丸ごと使う超巨大固定砲

お馴染みギリシャ神話主神ゼウス、その雷霆

ガンダムでもお馴染みですね!!

意外や識別怪獣兵器ではない

純粋に巨大、力を引き出すのが難しいらしい

使っている怪獣のパーツが多いのか?

扱えるのは世界でミナ一人

カフカに劣らずとんでもねえ女だった!!

消耗、運用上の問題

固定装備ゆえ狙われると脆そうなものの

のみならず発射による消耗が深刻

曰く4発で限界

馬鹿デカい砲身換装が必要らしい

ミナは1射2キルを2回やる離れ業で掃討

パワー頼みじゃないのが流石

カフカ、快哉

思わず昔の呼び方をし東雲にドヤされるカフカ

ミナが聞いたら笑いそう

二人の関係は第三部隊新人には有名も

さすがに他所には伝わってませんわな

9号、布石の真意

ft9越え、識別怪獣級が5体同時出現

即ち第1波は、防衛隊主力を分散・位置を特定する布石にすぎなかった事が判明

第1波は電波塔、国会など主要施設を襲撃

襲った割に破壊は最小限

重要施設襲撃は、隊主力を引っ張りだす罠

9号に釣られてしまった格好か

第2波、怪獣11号~15号

怪獣11号…、水使いによる鳴海襲撃

怪獣12号…、10号完成体で保科襲撃

怪獣13号…、疾走怪獣で第一部隊主力を襲撃

怪獣14号…、ミナをワープ能力持ちモノリスが襲撃

怪獣15号…、キコルvs.偽キコル

それぞれ21話「予兆」に出てきた奴か

屈辱

キコル、咄嗟に随行隊員に警告

しかし間に合わず殲滅

彼女がいる戦場で、被害者を出してしまった

これもキコルを解析した上の行動か

キコル、決意の雪辱戦

本部が第一に考えたのは、キコルの戦力不足

彼女は入隊一年目のルーキーだと

彼女はナンバーズ装備

それでも人は訓練するほど強くなり、実戦を積むほど判断力が磨かれるのが常識

常識的にこれが当たり前の判断か

これまでとは違うから

キコル、肝心なとき庇われてばかりと自戒

鳴海の激励で単独戦闘を決意

解放戦力84%

軽々と保科副隊長を越えてきた!!

こうして実力で認めさせるのは、第一部隊ではお馴染みとも言えるやり方

天才同士、鳴海とつくづく馬が合うんですな

キコルvs.怪獣15号、開戦

怪獣8号 2期 第23話 最終回 感想

まず始まったのは印象的な偽キコル

意外やまず白兵戦から

白兵戦で偽物が本物を翻弄

偽物は穴の開いた脳みたいな異形なので、普通に白兵戦してきたのが意外でした

偽キコル形態だと本物の上位互換なのか?

偽キコル、15号

だいぶ演技が異なる

CVは同じファイルーズあいさん

最初別人かと思いましたわ

この「15」号には「覚悟」があるッ!!

一撃死必至、必死に喰らいつくキコル

まともに被弾すれば一撃で殺されると覚悟

そんなクソゲーで喰らいつくキコル

だが傍目に力を活かせてない

彼女の四号は飛行型、対し偽キコルは「飛べる」利点を使わせてくれないらしい

偽キコルは常に近距離で白兵戦を強いた

これでは飛べる事を活かしにくい

またキコルはデカい斧を持つ分、取り回しも出遅れ気味

功の記憶を悪用した「対策」でしょうか

本来キコルは飛べるのが強み

本来、飛べるなら距離を取り一方的な射撃戦

また一撃離脱戦などが出来る

しかし地に足を着けての白兵戦オンリー

抑え込まれ、翼を噴出して緊急脱出に使う程度

強みを使わせてくれないのがいやらしい

4号、強力無比なシールドによる防御

キコルは大怪獣のパワーを利し防御も段違い

しかし敵も大怪獣なので易々突破

キコル、国会議事堂に磔へ

聖地が増えてしまった……!!

15号、警視庁をバックに国会議事堂に侵攻

キコルの強みは功譲りのパワー

対し、大怪獣としての圧倒的パワーで押す15号

より大きな斧を使うのがいやらしい

格上だと見せつけてきていますね

力比べは怪獣そのものに分

力には技、技には魔法、魔法には力か?

鳴海殺し、怪獣11号

鳴海の敵は21話「予兆」で魚を食ってた奴

即ち水使いの怪獣

鳴海は、敵の体内電流を見て予測する能力

電流を介さない遠隔攻撃に苦戦

魚を食ってたのは、奴が離れた水をコントロールできる能力と描いてたのか

さすが!怪獣はみんなニュータイプ!

保科殺し、怪獣12号

12号は、両手が剣になった双剣使いの怪獣

怪獣10号を経た“完成品"

保科たちを殺す為だけの怪獣かよ!!

けどよ、そういうのって大抵怪獣的には不幸だったんだよな……

と某ビルギットさんなら言いそうですが…?

人類が初直面した"異質"な脅威

人類は研究、対策して乗り越えてきた

その対応力こそが人類の強み

しかし9号こそ、人類を「研究・対策してきた」唯一のモノなんですね

しかも知能、基礎体力で人類を上回る

だからこそ厄介なのか

残る問題は繁殖

見た目通りならキノコ、繁殖力も高い……?

カフカと防衛隊カード

他方、避難したカフカ元同僚の徳さんたち

避難所は絶望の声ばかり

しかし徳さん、心折れず避難所の力仕事を担当

腕、自分で噛んだ傷でさぞ痛いでしょうに

それでも出来る事をし続ける

熱く「戦って」いましたわ

カフカと防衛隊カード

他方カフカ、変身禁止令で避難民誘導に専念

際し同じくみんな不安

それでもひとりの少女が、防衛隊カードで「皆強いから」と励ます場面が

徳さん同様自分に出来る事をする

これが彼女らの「戦い」なのね

防衛隊カード

しかしパニックが起これば少女は無力

カードはただのカード

助けてはくれない

少女は老婆を「助けた」けど、少女自身を助ける者はいなかった

何だかヒーローの悲哀に似ていますね

唯一、少女を助けたのがカフカ

少女を励まし、一緒にカードを拾ったカフカ

彼のカードを欲しがる少女

彼女流の一番の敬意なんでしょうね

カフカの自認

自分のカードはない、ヒーローじゃないと自認

それでも少女は期待してくれました

嬉しくも切ない

カードがないのは、カフカが夢見た「かっけー隊員」になれなかった証

でも今はそれを笑って認められる

夢と違う自分を認めた

1期1話の腐ってた頃とは大違いですわ

第1部隊、東雲りんの生き様

全員、他なら小隊長クラスの精鋭・第一部隊

その主力中隊が蹂躙

傷顔の小隊長・立花が重傷

東雲小隊長が絶望

襲ってきたのは怪獣13号、21話で車に競争を挑んでいた都市伝説めいた怪獣

いわゆるターボババアの一種

特にスピードに秀でた怪獣と見るべきか

ただ鳴海を振り向かせたくて

東雲も元はガスマスク面の通常隊員

その他大勢そのものだった

だが鳴海に憧れ、彼を振り向かせたい一心で上を目指してきたんだと述懐

顔なきモブから「東雲」になった

名を呼んでもらえるようになった

男勝りな東雲小隊長

でも内心めっちゃ恋してる人だった……?

たとえ結果が解っていても

東雲、攻撃が通じないのを承知で奮戦

解放戦力73%と並外れた力

それでも届かない

届かないと解っても、なお足を止めずに戦い続けたのが悲壮でした

逃げるべきだったのか?

でも背を向けた瞬間に殺られそうですし

死兵となる覚悟、それでも

己を責める如く自戒し続けてなお

やっぱり死にたくない

たぶん防衛隊員、皆こうなんでしょうね

覚悟してでも死にたくなく

それでも多くが死んでいくのでしょうか

日比野カフカの決断

幸いカフカが駆けつけ東雲を救出

カフカは変身すれば、9号に感知される

ましてや二期では、変身は「いずれ戻れなくなる」と警告されています

それでも独断で変身

保科、ミナが心配する通りになってしまった

レノがまたキレてしまう……

カフカ『日比野カフカ……、いや』

怪獣8号!出ます!!

怪獣8号 第2期 最終回 感想

第1期最終回、8号でなくカフカだと言い続けた

第2期は8号だと言い直すのが対照的

2期では8号として必要とされた

意味合いは大きく変わりました

でもカードの件のように、カフカとしてはヒーローにはなれないと割り切ってもいる

変身すると戻れなくなるリスクも判明

やはり悲壮な結末ですね

この手、ラストは力を失い人に戻るのが定番ですが……?

決戦が始まったばかりで最終回

俺たちの戦いはこれからすぎる!?

ダンダダン第1期を思い出しますね

以降も、アニメ化していける自信もあってのやり方なんでしょうか

対策されたキコル達の結末は?

「成長しろ」!キコル

「成長」しなきゃあ防衛隊は「栄光」をつかめねえ。9号たちには勝てねえ!

次回、第24話

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怪獣8号 2期 第22話 感想[ヒカリの翼]そっちが死ぬ気でついてこい!! ネタバレ

怪獣8号 感想

怪獣8号 第1話「怪獣になった男」
怪獣8号 第2話「怪獣を倒す怪獣」
怪獣8号 第3話「リベンジマッチ」
怪獣8号 第4話「フォルティチュード9.8」
怪獣8号 第5話「入隊!」
怪獣8号 第6話「夜明けの相模原討伐作戦」
怪獣8号 第7話「怪獣9号」
怪獣8号 第8話「防衛隊へようこそ」
怪獣8号 第9話「立川基地襲撃」
怪獣8号 第10話「曝露」
怪獣8号 第11話「捕らわれた怪獣8号」
怪獣8号 第12話「日比野カフカ【最終回】」

怪獣8号 第2期 感想

怪獣8号 番外編「保科の休日」
怪獣8号 第13話「怪獣兵器」
怪獣8号 第14話「次世代の試練」
怪獣8号 第15話「最強の部隊」
怪獣8号 第16話「四ノ宮功という男」
怪獣8号 第17話「強くなりたい」
怪獣8号 第18話「適合者」
怪獣8号 第19話「壁」
怪獣8号 第20話「宿命」
怪獣8号 第21話「予兆」
怪獣8号 第22話「群発災害」
怪獣8号 第23話「第2波【最終回】」

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