薬屋のひとりごと 2期 第39話 感想[帰還]この国一番の医師です!! ネタバレ

薬屋のひとりごと 第2期 第39話「氷菓」感想

公式あらすじより引用

小蘭の不注意により、楼蘭妃に献上されるはずの氷が地面に落ちて割れてしまった。猫猫は青ざめ立ち尽くす小蘭を助けるため、楼蘭妃が所望する氷菓子の代替品を、割れた氷から作ることを思いつくが、それには食材が必要となる。猫猫は嫌な予感はしながらも、背に腹は代えられないと壬氏に相談すると、“とあること”を条件に協力を得る。

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玉葉出産の危機、名医の帰還

薬屋のひとりごと 2期 39話 感想

小蘭アイス事件は、人間関係に無頓着だった猫猫の変化を描いたのか

前回の通り、猫猫は親にさえ感情が希薄

その猫猫を必死にさせるとは大した子

また玉葉様に逆子の危機

そこで先帝時代、無実の罪で追放された医官・養父羅門の帰還か!!

猫猫に国一の名医と言わせるとは凄い

ついでに実父羅漢、それに羅門の友達だという選択の廟の老宦官も登場

次回、平均年齢だいぶ高くない……?

アイスの代償

小蘭を庇う為、氷代わりにアイス作り

そこで頼ったのが壬氏

猫猫は、代わりに彼に貰った簪をつけると約束

簪は贈った人のお気に入りを意味

前回、かんざしで里樹の元侍女長がやらかしたこととも相通じるんですな

周りはどんな反応するか楽しみ

玉葉妃に逆子の疑い

人体で一番大きい頭からでなく、足から出産するため死産率が大幅に上がるのが逆子

一番いいのは帝王切開でしょうか?

文字通り帝王切開!!

思えば皇太后の話とも繋がる事?

現皇帝は帝王切開

当時皇太后が幼かったので、上手く産めず「腹を切って」出産する帝王切開に

これを手がけたのが羅門

今回もそうなるのか?

でも腹に傷が残るし、別の手段を選ぶかね?

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冒頭 小蘭の命取り

猫猫『(この時期、氷は貴重だ……、ひと一人買える価値がある!!)』

うっかり余所見し、宦官の持つ氷を割った小蘭

お代は人ひとりと釣り合う程!!

猫猫が割ってはいり説得へ

幸いというか宦官も困り、代替策が用意できるならと乗っかってくれました

江戸時代も、氷を運ぶ・保管だけでひと騒ぎだったと記録に

氷がふんだんに使える現代とは違うのだ!!

氷は上級妃の夕涼みに供する為の物

宦官『楼蘭妃だよ! 夕涼みにと氷菓子を所望されたんだ!!

相手は楼蘭妃、よりにって唯一猫猫にツテがない上級妃でした

というか既に三妃にツテがある

いや楼蘭にも既に…?

猫猫もそろそろ人脈チートですわ

原因はかんざし

猫猫『("妃にかんざしを貰えた"と、浮かれて前を見ずに歩いていたから……)』

小蘭は後宮退去前に、ツテを見つけようと奮闘

遂に下級妃にかんざしを貰った

かんざしは気に入られた象徴なんですね

第一期の園遊会と繋がる回

それで空より高く舞い上がり、落ちて命を失う寸前なのか

困った時の壬氏様

猫猫『調理場と材料を貸していただけませんか?

壬氏『ずいぶん我がままだなぁ?

 見返りは?

貸しはマックスで作る男

既に策は思いついた猫猫だが、頼るべき壬氏がドヤ顔で訪れた事で二の足

高順なにか言うてあげて!?

また他のツテは「相手が楼蘭妃」ゆえ使えない

紅娘あたりが激怒するのが目に見える!!

見えた地雷か見えてる地雷か

猫猫『私が壬氏様に与えられるものはございません!』

『でも貸してください!!

『(分不相応にも程があるが……、そんなことは言ってられない!)』

壬氏『……お前がやらかした事ではないだろう?

急激に真顔になる壬氏

猫猫は世渡りが上手い

その猫猫が、こうも真正直にぶつかってきた

壬氏にすれば、いつものように楽しめると思った矢先

思った以上の必死さに疑問を持ったのか

猫猫『(助ける義理もない……、だけど)』

猫猫がなぜ小蘭の為に必死になるのか

それは壬氏に、猫猫当人にも解らない事だったか

そこに義理、理屈を求めてしまう

ただ友達だからなんて思わない

そう思わない猫猫なのに、なぜ助けたいと思うのか?

壬氏ならずとも気になるところ

猫猫『このままだと、寝覚めが悪いので!』

それはもう壬氏さま大爆笑だったそうな

女官が見たらどうなった事やら

また壬氏様は、これから猫猫を政治的に巻き込むつもりです

だからこそ重要な質問であったか

ただのお人良しでは「困る」ってもの

壬氏の求める「条件」

壬氏『話は最後まで聞け

猫猫『……そんなことで良いのですか?

壬氏『っ!! ……そんなことも出来ないのは誰だ

せっかく必殺の顎クイして要求も不発に終わる壬氏

並みの女官なら二十人は殺せる威力

この要求、猫猫が困惑したので無かった事に

自覚なかったか~

壬氏様、牛黄のときと同じパターンはごめんだぞと釘を刺したつもり

しかし刺された当人に自覚がない

これじゃ刺しても意味がない

刺しがいのない子!

壬氏『……お前、かんざしはつけないのか?』

略『着けてきたら…、そのとき言おう

猫猫『……?

結局条件とは、園遊会で渡した簪をつける事

着けた時正体を話そうと去っていく壬氏

なお語るのは次回以降の様子

予告で怒ってた壬氏は、かんざしを売っぱらったのかと圧をかけていたんですな

猫猫ならやりかねない

というかそのうち売るつもりらしい

まあそういう変人だから気に入ったんですが

猫猫『そう言われましても、装飾品なんて……』

性に合わないので着けてなかった猫猫

かんざしは小蘭みたいに喜ぶのが普通

ましてや、上級妃・里樹に贈られたものを奪ってまでつけてた元侍女長みたいな人もいる

猫猫はつくづく後宮じゃ異色なのね

氷菓

小蘭『え…、ウソ……、固まってきてる!?

略・猫猫『見ての通り、アイスだよ

『(まあ及第点か、もっと時間があれば卵を入れたり、薬草で香り付けも出来たけど……)』

猫猫の策とはアイスを作る事!!

氷を砕き、塩を混ぜる事で温度を下げる

湯煎のように、その氷の上のボウルで牛乳を攪拌していけばアイスの出来上がり!

砂糖で甘く、果物を刻みいれ美しい仕上がり

猫猫は見よう見まねだったそうな

美味しんぼにもこんな回ありましたな

小蘭、すっかり平常運転

小蘭『味見って……、必要じゃない♡

わたし、気になります!

元気になった小蘭、それに宦官にも試食させ大満足で送り出し一件落着

意外やその後どうなったかは不明

また宦官、調理工程は見ていない

後でもう一度と要求?

或いは、例のイケメン宦官が再現して噂になるパターンでしょうか

彼ならそのくらいやってのけそう

猫猫『楼蘭妃が気に入ってくれるかな?』

わざといじわるを言う猫猫、怒る小蘭

小蘭が怒ってぽこぽこ叩くも、どう見ても肩たたきにしかなってなくて草

それ御妃にしてあげると喜ばれますぜ

匙を伸ばせば影

子翠『なんか騒がしかったから、仕事放りだしてきてしまいました~♪

アンタ今ここにいて良いの!?

さて試食をと思ったら子翠が現れ、独り占めだとからかって幕

これだから背の高い子は!!

うーん微笑ましい

ですが子翠、もしや助けようと現れたのかね

楼蘭妃宛てだから早々に気付いたのか?

食べさせあいっこする二人

子翠『もーらい~♪

小蘭『だめー!?

子翠『独り占めだ~♪

百合が花をつけている……

こんな光景もあと僅か

猫猫、だいぶ寂しくなりそうですな…

玉葉妃、赤子の異変

猫猫『……下?

玉葉『赤子の内から個性が出るのね……♪

愛娘・鈴麗と、新たな子が我が腹を蹴るさまを楽しんでいた玉葉妃

しかし下の方を蹴っていた

逆子では?と緊張に

和やかな時間が、急に墓場同然に暗くなった!!

また過去担当した産婆はどうも信用できない

子の一族の差し金なのかね?

玉葉『……何かあるなら言って頂戴?』

この時、考え込んだ猫猫を察したのが大きい

玉葉様の気配り

それに、猫猫への深い信頼あってこそか

逆子は体操などで直すのも一つの手

しかし時間がない

またこれが現代なら、超音波診断で状態をリアルに診察できる

そのありがたさを感じる回ですな……

猫猫『この国一番の医者です!

紅娘『……珍しくずいぶん大きな口を叩くのね? だけど罪人でしょ?

猫猫『……!!

猫猫が称え、侮辱され怒るほど大切に思っている

小蘭の件といい、猫猫の大切な人達を描く回か

とまれ猫猫の助産知識は聞きかじり程度

養父を頼ろうとするも紅娘が警戒

養父・羅門は罪を犯し追放された

罪人と聞いて二の足

これも玉葉ファーストゆえの警戒か

鶴の一声

玉葉『紅娘、私は優秀な方に任せたいの。信頼できるならなお良いわ

『それに悪い人には思えないのよ

『野良猫みたいな子が、これだけ懐いているんだもの

アンタほどの野猫がそう言うなら……

最終的に当の玉葉が最善を望んで認可

母は強しですな

また優秀であるだけでなく「裏切らないかどうか」がここで一番大事

前の産婦のように土壇場で辞退は困る

前は素人の紅娘に託したほど

それほど「信頼」が重要

これまで散々見てきたように

名医の帰還

羅門『やれやれ……、また戻ってくる事になるとはねえ

猫猫『(老婆のような姿をした男が後宮にやってきた)』

かつて濡れ衣同然に追放された羅門

追放系宦官の帰還

また猫猫の人柄から、養父は猫猫に輪をかけた変人ではと恐れていた面々

常識人な羅門に面食らった様子

ホント猫猫どうして……

実質、花街で育ったからか

桜花『"この人が猫猫を育てたの?"みたいな~』

赤羽『すごく解かる……!!

言うようになったな赤羽!!

すっかり馴染んだようで何より

それほど羅門の人柄は意外だったそうな

こりゃ馴染むのも早そう

意味ありげに墓場に立つ宦官

噂のハンサム宦官が墓参り

すると偶然でなく、狙って後宮に入ったのか?

彼は表向き異民族の奴隷となって宦官にされ、茘国に救出されたという話

ですが墓参り、元々後宮に縁者が……?

彼も「帰還」したのか?

次回、第40話「巣食う悪意」

玉葉出産阻止へ、楼蘭妃擁する「政敵」子の一族が動く……?

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