Unnamed Memory 第12話 感想【最終回】誰も知らないおとぎ話 ネタバレ

2024年6月27日

Unnamed Memory 第12話「背中合わせの記憶【最終回】」感想

公式あらすじより引用

それは、青き塔に棲む魔女。呪いを受けた王族。
時を書き換えられるのなら何を望むのか。全ては塗り替えられる物語である。

dアニメストア(同Amazon支店)毎週火曜 24時配信

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歴史を変えたらどうなるか、あらすじそのままの最終回

Unnamed Memory 第12話 最終回 感想

誰も知らない、魔女と王太子の御伽話

公式サイトより引用

オスカーが視聴者と見てきた物語は、歴史改変によって消滅してしまった

彼は歴史を変え、自分ごと消滅を選択

だから“誰も覚えていない"のか

少し不思議なキャッチコピーが腑に落ちた結末

悲しくはあるも他に選択はなかった

たとえ結末を知ってても、だから今は苦しんでもいいなんて見過ごせる男じゃない

元を辿れば、自分と国の為にティナーシャに孕めと迫って始まった物語だったも

最期は自分を含む全てより彼女を選んだ

本当、愛のおとぎ話でしたわ

第2期制作決定!!

いや第2期あるの!?

そりゃねえよセニョリータ!!

正直奇麗に終わったなと思ったも

おとぎ話もびっくりだよ!!

過去に飛び、歴史改変エンド

四百年前、ティナーシャはラナクに裏切られて苦しむ事になります

その時代に飛び歴史を変えてしまった

結果オスカーと出会う歴史が消滅

普通、こういう時はご都合で助かったりするも

そうしなかったのは潔い、ビターエンドが「おとぎ話」っぽい結末でしたわ

※だと思いました

謎の「青い宝玉」の正体

実は過去に飛ぶ魔法具

正確には過去に異物を飛ばして歴史を変え、以降の歴史を上書きする魔法具だったらしい

ティナーシャ曰く過去に戻る法則は存在しない

これは「歴史を塗り替える」魔法具

性質が異なるんですな

実は第八話がフラグだった

八話は一話完結のやや異色回

そこに出てきた伝承が布石だったのか

未来から来た息子が歴史を変え、やがて彼も消えてしまうという昔話

歴史が変わり、彼がどんな人生を歩んだかは誰も知らない

オスカーも全く同じことをしたんですね

甘さ最高潮からまさかのビターエンド

自分が生きた時代、あのティナーシャもすべて巻き添えに消えたとも言える訳ですが

オスカーの解釈が正しい場合

過去に飛んだ時点で歴史が変わる

彼は最後に自分の意志で行動したけど、どうも行動しなくても変わらなかったらしい

過去に飛んだ時点で歴史は変わってしまうから

己が消える事を前提に、最善の行動をとったというべきなんでしょうね

とてもインパクトのある最終回でしたわ

二期がある事もなァ!!

冒頭 オスカー過去へ

ティナーシャに付き合い、彼女の「塔」掃除中に青い宝玉を発見

どっかで見たなと手に取ると過去

また青いのはトゥルダールの遺産

オスカー母の遺品は赤

結局、オスカー母の遺品の方は正体不明

来期で役立つんでしょうか?

ちなみにオスカー母の遺品は

以前、ラナクに愛する人を殺された魔法士が盗みに来ました

彼女は使い方を知ってたのか?

またあの一族は歴史改変で生き残るはず

来期で彼らの正体が明らかに?

当初、ティナーシャを見守ってた二人組

第三話でヴァルトがラナクに殺された

彼は死ぬ前、世界が複数の歴史を持つかのような不可思議な事を言ってました

思えばあれがまんまフラグだったのか

四百年前のティナーシャ

ティナーシャ『誰…?

オスカー『お前の夫になる男だ

そんな海賊王みたいな

転移した過去は、ティナーシャの故郷トゥルダールが健在だった時代

第六話で滅ぶ、その半年ほど前でした

オスカーは過去へ転移と知るや、ティナーシャの離宮に忍び込み接触

帰る方法を探しうる彼女と仲良くなります

このロリコンめが!!

しかし仲良くなったのも納得

ティナーシャ『暗殺される可能性があるから

 身の回りのことは

 全部ひとりでやるようになったのっ

トゥルダールは、魔力の高いものが王となる魔法大国

ティナーシャは才能を買われた女王候補

そこまでは聞いてましたが

実質軟禁に近かった

長年独りで住まされ、孤独に参ってたらしい

オスカーも問題なく住み込みへ

ただ暗殺の危険はごもっとも

特に魔法士なら、ボディチェックしても無駄という国柄でもありますものね

独り暮らしが一番の安全策でもあるのか

結果、半年で懐いてしまう事に

ティナーシャ『次(の誕生日)? 半年くらいあるけど……?

当初はめちゃくちゃ警戒していたも

良くも悪くも人柄は同じ

ましてまだ孤独に慣れ切っておらず、オスカーの優しさに心を許していきました

半年なら本編と同じくらいの期間ですし

ティナーシャ『魔法には過去に戻る法則は存在しないの!!』

過去転移は出来ない事も明言

すると似た事が出来る宝玉はなんなのか

赤い方には何ができるのか

オスカー『じゃ、剣のけいこをつけてやる!!』

新しい歴史ではオスカーが剣の師匠

またオスカーが、ファルサスの血族である事にも気づくことになりました

その事が二人を引き合わせるんですかね

しかし二度目の出会いの行方は…?

別世界と記憶を共有する術は…?

それがヴァルトさん?

半年後 原因の宝玉、その正体

オスカー『このまま帰ったとしても、"幸福"には辿り着く………

しかしまさに当日、六話の「儀式」が実行

ラナクが幼い彼女をめった刺しにし、魔力を得ようとする事件が勃発します

当初オスカーは帰ろうとした

実際宝玉が光った

しかし本当に帰れたんでしょうか?

とまれ、これから不幸になるティナーシャを見捨てられなかったオスカーは彼女を救出

オスカーらしい選択でしたわ

歴史改変を恐れずティナーシャを救出

オスカー『俺の帰る時間はもうどこにもない…………

『俺がこの時間に飛んだ時に消えている

略『単純な話だ、世界は枝分かれしない

『過去を変えようと試みれば、世界はさかのぼった時点から新しく時を刻み始める

『魔法球が発動した時点で、使用者のいた世界は消滅する……

『あれは過去を上書きする為の魔法具だ

『役目を終えた俺ももうすぐ消え去るだろう

結局オスカーが加勢しラナクを殺害

歴史は改変されてしまった

ですが推測通りなら、とっくに歴史は変わってるのである意味問題なかったと

彼が選ばなくても歴史は変わってた

その点では罪はないのね

でも本当にそうなのか?

ティナーシャが正史?同様、ラナクを返り討ちにすれば済む話だったのかも

でも全ては藪の中

オスカーは消滅してしまいます

世界は書き換えられ物語に幕

オスカー『……お前を愛している……

ティナーシャ『待って……!?

オスカー『目を閉じてろ……

ティナーシャ『いなくならないで……!?

歴史改変でトゥルダール王国は健在

ティナーシャは女王として国を繁栄

以降同じように長命となるも、そのまま「魔法大国」を栄えていったようです

すると魔法士迫害の歴史も別物か

来期「白紙よりもう一度」

異なる歴史でもオスカーは生まれるのか?

また呪いを通じて出会うのか?

新しい歴史で、ティナーシャは幼い頃の「王子様」と出会う事になるんでしょうか

まさか本当に世界の運命を変えるとは!!

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Unnamed Memory 第11話 感想[ティナーシャが魔女を嫌う訳]結婚への答え ネタバレ

Unnamed Memory 感想

Unnamed Memory 第1話「呪いの言葉と青い塔」
Unnamed Memory 第2話「繰り返し触れられる過去」
Unnamed Memory 第3話「森の見る夢」
Unnamed Memory 第4話「形に息を吹きこむ」
Unnamed Memory 第5話「無名の感情」
Unnamed Memory 第6話「深淵の生まれる時」
Unnamed Memory 第7話「夢の終わり」
Unnamed Memory 第8話「緑の蔓」
Unnamed Memory 第9話「分からないこと」
Unnamed Memory 第10話「白紙の子供たち」
Unnamed Memory 第11話「砂のお城」
Unnamed Memory 第12話「背中合わせの記憶【最終回】」

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