Unnamed Memory Act.2 第13話 感想[もう二人は歴史にいない]ネタバレ
Unnamed Memory 第13話「白紙よりもう一度」感想
公式あらすじより引用
大国ファルサスの王太子・オスカーは、自らにかけられた呪いを解く手立てを求め、魔法大国トゥルダールを訪れる。案内された城の地下では、ティナーシャが長き眠りについていた……。
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オスカー、ティナーシャの"初対面"
第一話から派手な戦闘も見ごたえあった!!
オスカーは手を出さないし、ティナーシャはデレデレだしで"別人"なのが新鮮
新鮮だから切ない
彼女が憧れるのは前期のオスカー
でも彼はもう歴史から消えた
そして彼女は、その彼が「旧歴史での自分」の恋人だと理解してる訳で
色んな意味で惚れた男には二度と届かない
同一人物だけに切ない
にしても新ティナーシャ、心身共に幼いですね
辿った歴史はだいぶ物騒みたいですけど!!
前期ラストにて歴史リセット
前期ラストでオスカーが歴史を変え、ティナーシャは悲劇に遭う事なく成長
兄貴分だった“ラナク"を返り討ちにし大団円
結果、旧オスカーは歴史改変で消滅
旧ティナーシャも消滅
今回はだいぶ屈託なく育ったらしい
大精霊ミラたちもいて、話し相手にも事欠かなかったみたいですね
孤立していた彼女とは別物か
新ティナーシャは、幼い頃「未来から来たオスカー」とすごして救われました
今も憧れのお兄さんとしてべた惚れ
母国トゥルダールも滅びず健在
彼女はオスカーと再会を願い長らく休眠
一方でオスカーが、前とは別人な事も理解
またオスカーには「過去ある人に救われた」と、彼自身である事はぼかして伝えています
結果お互いモヤモヤした状況か
また新ティナーシャ、見た目に幼い
オスカーの犯罪っぽさが上がりますな
オスカーをまたも呪った魔女
残り二人は不明
ティナーシャは魔女にならずに済んだも実力的には比肩しているとの事
四百年前にもうレオノーラを倒したらしい
ルクレツィアは今生でもいるのかね
冒頭 呪われた王子
オスカー『このままではファルサス直系は断絶してしまいます……』
魔女に“子供を作れない呪い"を受けたオスカー
解呪へ隣国、魔法大国トゥルダールへ
前期で歴史が変わった為、トゥルダールは滅ばずティナーシャ統治下で平和裏に発展
現王はカルステ氏
また劇中、明言はないも
同国健在なら魔法士差別もないのかね
カルステ王『かなり、可能性は低いですが……』
王はティナーシャの封印へ案内
しかし詳しい事情は話さず
どうせ無理と思ってたらしい
ティナーシャは結界を張り、直属十二精霊でも特に親しいミラに護衛
王でもおいそれと通さないっぽいですね
大精霊ミラ『ナーク!起きなさいよ~!! 私、顔知らないんだからねっ?!』
ナークは前期の竜そのものか
旧ティナーシャの使い魔であり、過去転移時に旧オスカーと一緒に過去へ
以降消えずに残っていた?
歴史改変を免れたのか
だとすれば唯一連続した記憶を持ってるのかね
ティナーシャ『オスカー……』
オスカー『!? ……お前、何者だ?』
眠っていたティナーシャと対面へ
ティナーシャがぐいぐい来るのが新鮮
今期の彼女はナラクに裏切られる直前、未来から来たオスカーと親しくなり救われた子
オスカーは文字通り救ってくれた王子様!!
見た感じ精神年齢は幼いままか
女王として君臨してたみたいなんですが
今期の二人は結婚できない
オスカー『彼女を私の花嫁として、ファルサスに下さるという事でしょうか?』
ティナーシャ『ゐ?!』
トゥルダール王家が衰退し、カルステ王はティナーシャに我が子へ嫁いで欲しいと懇願
次期女王という位置付けに
結果オスカー手を出せない
政治問題となったか
結婚して国家統一エンドかね?
カルステ『申し訳ないですがそれは出来かねます!?』
王、だいぶ食い気味であった
オスカーの呪いは「祝福」の変形
強大な加護が与えられ、その力に子供と母体が耐えられず産めなくなるというもの
純粋な呪いでないので解呪できない
今期も同様なんでしょうか
ティナーシャ『王に必要なのは魔力ではありません……!!』
カルステは衰退した王家再興を期待
しかしティナーシャは、“王=強力な魔力という風習"に苦しめられた被害者でもある訳で
もう制度自体を改めたいらしい
それに彼女は充分お国に尽くしたでしょうし
ですがトゥルダールは瀬戸際
ティナーシャも見捨て難い
体制変化へのいいきっかけなのかね?
オスカーとティナーシャの契約
ティナーシャ『即位なんてするつもりなかったんですけど……
トゥルダールの情勢を無視する事も出来ず』
例によって呪いの解析、解呪へ契約
ただし今期は半年
カルステ王の主張によるもの
またティナーシャの治世などは語られず
どこかで早々に王家に禅譲し、オスカーに会う為に眠りについてたみたいですな
それが前期のラストシーンだったか
旧オスカーは527年に会おうと約束
しかし現在526年
なんで一年繰り上がったんでしょ
オスカーを呪った魔女が、旧世界の記憶を持ってて仕掛けてきてるんでしょうか?
そのくらい埒外にいそうですし
舞台は大国ファルサスへ
ティナーシャ『……オスカー』
オスカー『それでいい、楽なようにしてくれ』
以降ティナーシャは解析に没頭
大精霊ミラ、すっかり悪友ポジションに
なんだこの精霊かわいい
ただティナーシャは、旧オスカー好みのお茶などでオスカーをもてなす等々
これはオスカー面白くないですわな
それが分からないのが"子供"か
狂魔法士モルカドの後継者
ミラ『モルカドは我らが偉大なる始祖よ……』
ファルサス国は、モルカドの後継者ミラが暗躍
でもモルカドって誰!?
この歴史でティナーシャがかつて敵対か
口ぶりからして男だったらしい
なんだ男か
ティナーシャ『猟奇殺人者ですよ……』
四百年前ティナーシャが処刑しそびれた者
邪竜との契約など禁忌多数
どうも当人は既に故人で、その禁忌が現代に伝わっているという構図らしい
或いはちゃっかり生きてるんですかね
ラナクって前例がありますし
ミラ『まさか……、魔女!?』
本歴史では魔女はたった三人
ティナーシャは魔女にならずに済んだも、実力的には充分魔女といっていい様子
というか第1話頃の旧ティナーシャより間違いなく強いでしょうし
既に精霊と契約済ませていますから
ティナーシャ『う、裏切者……』
ティナーシャはオスカーを守りたい
オスカーもまだ事情を聞かされず、幼いティナーシャを戦わせたくない様子
赤竜ナークは板挟みに
結果、長年主だった新ティナーシャでなく
オスカーの方を選ぶのでした
元々オスカー付きでしたものね
オスカー『そろそろ静かにしろ、人の城で騒ぎ過ぎだ』
ティナーシャは下手すると前より戦場慣れ
しかし事情を知らぬオスカー、守ろうと「絶対魔法抵抗の剣アカーシア」で乱入
今期も対魔法戦ではジョーカーですね
作画も抜群だった!!
前期はやや作画班が疲弊気味だったも
今期はだいぶ良い感じ
前期それだけ反応が良かったのかね
魔女殺しの女王
オスカー『トゥルダールの王族ってのは皆ああなのか?』
今世のティナーシャは、四百年前タイーリが差し向けた魔女を返り討ちにした女王と伝説化
その魔女とはレオノーラ
前期10話、11話での敵
今世では既に故人なのかね
またレオノーラもモルカドも四百年前
何かのターニングポイントか
ティナーシャ『ここには何もないです、お騒がせしました』
路地に血がぶちまけられた事件
別に人の血ではないのか
モルカド後継者による禁忌の類いかね
ティナーシャは何も感じ取れないも、彼女が知らない知識によるものなのか
はたまた本当に魔法と無関係なのか
ティナーシャ『こんなに近くで街を見渡したのは初めてですっ』
おりしも王都では祝祭が開催
二人は軽いデートも
モルカドの後継者らしい者に襲撃
対し過去女王として戦ったティナーシャは、こういうとき先陣を切りたがる性格らしい
オスカーは宥めるのにてんてこまい
昔とは反対な感じですね
前はティナーシャが振り回されてましたから
オスカー『お前が"魔女殺しの女王"本人か!?』
四百年前の魔女殺しと初めて聞くオスカー
ですが遥か年上と知っても、オスカーは「無茶するな」と保護者スタンス
実際ティナーシャはメンタルが幼い
或いは幼児返りかね?
長年望んだ再会なのですから
釘をさすオスカーと自重
オスカー『お前はいつも俺を通して、別のところを見てるだろう?
そういうのは失礼だぞ』
『俺を見るなら、ちゃんと俺を見ろ』
自分を通して「誰か」を見ているだろとティナーシャに釘をさすオスカー
だから好意を受け取れないのだと
対しティナーシャも自戒
もうあのオスカーはいない
そしてあの彼は、あくまで「昔の自分」の恋人なんだと自戒します
互いに踏み出せないんですね
ティナーシャ『(あの日の彼には決して届かない
彼に寄り添うのは
自分であって自分ではない女なのだ)』
『(そして二人共、もう歴史のどこにも存在しない……)』
『(その代わりに今、ここには自分達がいる……)』
『(これは、新しい物語なのだ)』
今期は最初から好意が強いものの
ティナーシャは、このオスカーに押し付けちゃだめだと頭では理解
オスカーもこれは他人への好意だと自戒
互いに踏み出せない形か
ホントもう昔の二人はいないんですものね……
次回、第14話「硝子の羽化」
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