Unnamed Memory Act.2 第22話 感想[ヴァルトの真実]追いつく“結果”を覆せ ネタバレ

Unnamed Memory Act.2 第22話「いつかの君と」感想

公式あらすじより引用

魔法球・エルテリアを求める流浪の魔法士、ヴァルト。無数の生と歴史を繰り返す宿命を背負った彼は、いつかの歴史の中で、ファルサス城に出仕していた──。

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2期10話 ヴァルト主観と彼の悲劇

Unnamed Memory Act.2 22話 感想

暗黒時代の精神に立ち戻ったティナーシャ強い

まるでジョジョ二部のようだぜ!!

やはり時の繰り返しを体験していたヴァルト

どうも一族ぐるみの話らしい

相棒ミラリスは一族ではないのか?

またオスカーの母同様、ミラリスも「死ぬという結果」が固定されていると判明

どの歴史でも、あるタイミングで死ぬ

彼は死の回避へ「繰り返し」してきたのか?

普段は黒幕も、彼主観だと完全に主役

これまでもエルテリアで歴史遡行

でも今回、敢えて二個必要とする理由は?

未だ「目的」は不明なんですな

「結果が追い付く」ということ

オスカーの母は非常にまれな例

彼女はエルテリアを使って時を超え、過去に飛んで死んだ

その結果因果が固定された

対しミラリスたちは違う

違いますが、死にそうな状況=きっかけさえあればすぐ死ぬ状態に

消えた歴史で死んだのと同時期、彼女は死にやすいという事らしい

歴史を変えても死に続ける

ティナーシャもそれに近いんでしょうか

余談・オスカーの母

かつてオスカーが魔物により死亡

これをオスカーAとします

嘆いた母Aは、エルテリアで過去に飛び「死の事実」を無かった事にした

エルテリアを使った母Aは相討ちで死亡

オスカーBも母Bも生存

結果因果が固定

母B以降も、母Aが過去に飛んだ辺りの時期でいきなり死ぬようになった

エルテリアを使った故の因果

彼女だけ特殊な状態だったらしい

宝珠エルテリアの出自

実はエルテリアは「外部者」由来

この世界の外から持ち込まれた

ありえない魔法なのは、この世界の魔法じゃなかったからなんですね

最初から答えを言ってたも同然だったのか

外部者

世界の外から来たもの

ティナーシャに言わせれば、本作という物語の外からきたもの

いわば作者や視聴者

好き勝手できるのも納得ですね

宝剣アカーシア、その出自

アカーシアを持ち込んだ初代王妃、どうも外部者だったらしい

あの剣は文字通りチートアイテムなのね

また彼女はそのまま死んだ

物語の中で生きて死ぬ

まるでゲーム転生モノみたいですね

そうしたメタな展開となるのか?

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冒頭 ヴァルトのいつか

ヴァルト『(今が何度目の生か、数えることはしていない)』

実は幾度も人生を繰り返していたヴァルト

その一つ、初めてファルサスに仕えた回

オスカーやティナーシャとの会話が新鮮

また「現在」を除き、ティナーシャは常に魔女となっていたはず

当時も魔女としてオスカーの妻となっていた

もはや懐かしいですね魔女ティナーシャ

実は「歴史」は毎回違う

ヴァルト『(無数の生を経験し解った事は)』

『(自分の知らない事も山のように起きる

 という事実だ)』

どうやら、別に意識的に変えずとも毎回違う歴史を辿っているらしい

歴史はそれほど不確定

当時、1期8話の騎馬民族イトと交戦

イトといえばアレ

起きている異変を察せられる話でしたわ

ヴァルトとミラリス

ミラリス『でも城都の外になんて出ないわ? 用事がないものっ

当時ファルサスは東から謎の異変が迫ってます

でもミラリスは大丈夫だと

なんだか過保護な雰囲気

それとなく彼女を守ってたんでしょうか

異変の正体

ヴァルト『解っていたはずだった

『自分の知らない事が山のように起きるという事実を

略『世界はきっかけを待っている

『だから時折こうして、彼女に追い付いてくるのだ

『まるで「この先にはいかせない」というように

実はネフェリィの国、ヤルダの王子サヴァスが「イト族の神」と共に侵攻

あの“魔法士を暴走させる神”

第一期の歴史では魔法士迫害の原因となった神

その力によりミラリス死亡

あまりにあっけない……

世界はきっかけを待っている

オスカーの母は非常に特殊な例

彼女自身がエルテリアを使い、使った事が原因で死んだので因果が固定された

消えた歴史で死んだ時期に死ぬ

対しミラリスは違う

違うけど、死んだ時期に何かあるとあっさり死んでしまうらしい

今回はそれが「神の襲撃」だったのか

どうしても生き残れないのね

鎮圧にこそ成功したものの

オスカー『自分だけの為にだったら、きっとやり直しは出来ないだろうな……

当時も神を倒す為、ティナーシャが自身に取り込みオスカーの対魔剣で討たせました

しかしこの時ティナーシャは死亡

本当一期は「運が良かった」

やがてヴァルト、赤の秘石で歴史リセット発動

この歴史は無かった事になった

オスカーの悲嘆も無かった事に

ヴァルトはミラリスを救いたいのか?

ヴァルトは赤の秘石でリセット

ヴァルト『もう一度……、君に会いに行くよ

『ミラリス

歴史を変えるだけなら秘石一つでいい

でも現ヴァルトは二つ要求

更なる使い方があるんですかね

過去のリセット全てを無かった事にとか?

現在 忘却の鏡

ティナーシャ『地方によっては(その伝承が)悲しみじゃなくて

 記憶を吸い込んだり

 精神を吸い込まれて寝付いてしまったり

『ちょっとだけ変わっているんです

前回冒頭の眠りは鏡のせいだったと?

ティナーシャ、魔女ルクレツィアと戦えるのは自分だけだと戦いを決意

魔女の行動にしては奇妙だと言及

また忘却の鏡に言及

おとぎ話の代物だが同国にあるかもと

ヴァルトが前回言ってた奴か

また彼の回想で言ってた通り、つくづくティナーシャは自分自身を大切にしない

率先して赴く姿が危ういですね

ティナーシャ強襲

ティナーシャ『私が動かないと思っているなら大間違いです……!!

ティナーシャが襲ったのはヴァルトの根城

ルクレツィアじゃなくて!?

ヴァルトも対応できず、一族が書き残した「別の世界の覚書」を慌てて焼却へ

ループし、無かった事になった歴史を個人的に書き記した記録ですね

結局その一部を見られてしまいました

またも彼の知らない展開!!

ループはするけど毎回違う展開

なので彼の行動は不完全なんですな

容赦なくヴァルトを襲ったティナーシャ

ヴァルト『僕が知らない、暗黒時代の統治者としての彼女から!!

曰く暗黒時代の非情さに立ち戻った

そんな非情なティナーシャ相手に「覚書」を残しておけないと焼却

その非情さはヴァルトも初見!!

貴重すぎる覚書が失われてしまった……

ヴァルトの正体、時読みの一族

ティナーシャ『あなたは“繰り返しの記憶”を持ってるんですか?

トラヴィス『なんだそんなことか

『記憶はねえよ?

 あれは“外部者の呪具”だからな

覚書からループを知ったティナーシャは、式典に乗じオスカーとトラヴィスに接触

何故なら魔王トラヴィスも事態を把握

原因、エルテリアは「外部者の呪具」

そしてヴァルトは、無かった事になった歴史の記録を書き留めた一族の現当主だと

ヴァルトはミラリスの為ループしたようですが

一族ぐるみでループを繰り返したのかね

宝珠の使い方を伝承?

というか外部者の遺産を把握してる一族?

鏡も知っているようですし

ファルサス、戦乱へ

オスカー『ティナーシャは最初から己を時代の異物と断じていた

『あいつもしかして……

 王妃になるつもりがないのか?

ようやく結ばれたと思ったも最後の壁?

そうこうしてると、ルクレツィアに支配された国マグダルシアが挙兵

予測していたティナーシャが対応

オスカーは考えが読めず困惑

やがて唐突にヴァルトが彼に接触へ

この二人、好きな女の為に歴史を書き換えた者同士って事なんでしょうか?

オスカーなら彼に共感できるのかね

次回、第23話「記憶の果て」

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