人間不信の冒険者たちが 第10話 感想[お前はオリヴィアか]事件中編!! 世界を救うようです ネタバレ

2023年3月23日

人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第10話「迷宮捜査網」感想

公式あらすじより引用

怪しい都市伝説を扱う雑誌編集者、オリヴィアの正体はステッピングマンだった!? 真相究明のため情報を集めたサバイバーズは死体安置所へと向かうが、それを阻むように襲来したのはやはりオリヴィア! 果たしてステッピングマンの正体は!?

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ゼムのトラウマ、キズナ同類? 誘拐犯事件・中編!!

アニメではコミカルで長台詞なオリヴィア

原作版イラスト可愛い!?

いいですよねロングコート眼鏡ヒロイン

怪しいオリヴィアはステッピングマンけど犯人ではなかった…?

それでBlu-ray箱絵も味方配置だったのね

ステッピングマンは複数人いたのか

都市伝説と思えば納得の話

オリヴィア、古代魔術と異様な身体能力を披露

明らかにキズナ同類だコレ!!

色々と「そういう事か」と思わされ楽しい

まさかの三部作は意外

レオンも元気そうで何より

たとえば前回、キズナの能力が強調

今回の飛び蹴りも「前振り」なのか?

強調を利かせた作画!!

キズナは、剣を素手で折りパラレルを使った

そして今回オリヴィアが同じ事をした

同類と描く前振りだったのか?

聖剣所持者かと思ったら、そのものなのかね

聖剣なら何の剣なんでしょ?

「親子愛」も事件の鍵?

第一話のニック養父も回想で再登場

やはりニックを可愛がって

可愛がりですよ

追放理由は善意だという前振りか

また描写されてる限り、どこも親子関係良好

真犯人も「親子愛」?

真犯人は誰? 次回、三部作完結編へ

どう見ても前回のナルガーヴァさんが犯人

ですが動機は?

犯人が解ってる分、それ以外が疑問な回ですね

遺族を傷付けない為なのか?

久々に「制作元請け」回だったらしい

スタッフ欄、久々に日本人スタッフ中心だった気がします

ただ作画的にはそこまで変わらず

依然制作厳しい様子

冒頭 ゼムの悪夢

『たすけてください…、ゆるしてください…………

投獄された頃を思い出してうなされるゼム

牢番も彼を性犯罪者扱い

被害者の証言だけで全て失ってしまった

冤罪って怖い

スピード出世への妬みもあったか

ゼム『……起きてしばらくは』

『それが現実なのか、悪夢の続きなのか判断がつかずに怯えるのです……

冒頭からあまりに重い

特にゼムの場合、周りからの好意が全部ひっくり返ってもいます

評判の好青年扱いから性犯罪者

早々立ち直れるものじゃない

でも布団は被った方がいいと思う…

Aパート レイナの母の意外な前歴

カラン『あんなスゴい動き出来る奴、初めて見たゾ!

竜人のカランもビックリか!!

前回オリヴィアを追いつめ逃げられたニック達

あの動きはステッピングマンだと

再びレッドさんの店、アネモネに移り作戦会議

様子をうかがってるレイナが可愛い

飴を持ってますが、オリヴィアが取材する際にくれたものでした

あの取材意図は後ほど示唆へ

レイナ『ママ!?』

エイダ『あんた達がサバイバーズだね?

病院送りになったレイナの母が登場

そのせいか杖をついてます

ですが意外や伝説級の冒険者らしい

返り討ちに遭ったのに!?

ステッピングマンはそれほど規格外なのか

ニック『……伝説のA級パーティー』

『グランシェフの軽戦士「ソムリエールのエイダ」といえば

 昔から知られた存在だろ?

エイダ『ふん…、また懐かしい名前を

という事は半ば引退した身らしい

ニックと同職業

学ぶべき先達という事か

CV甲斐田裕子さん?! またもベテランキャスト

マリーダさんだったのか

エイダ『フィフスたちとプラチナピーチなんて獲りに行ったもんさ』

カラン『フィフス!? 一人飯のフィフスか!?

エイダ『今じゃS級なんて耳にしてるが、あの頃はみんな若かったのさ

カランが尊敬する大先輩と仲間でもあった

久々に聞きましたねフィフス

そんなとんでもない人とは

孤独のグルメのゴローさんの元仲間か

彼も昔は仲間がいた

この分だと残るメンバーも関係者っぽい

エイダ『ウチの娘が迷惑をかけた』

略『誰に似たんだか、無鉄砲な子でね

謝るレイナと自嘲する母エイダ

レイナは前回、自ら囮になって怪人を捕まえようとしていました

母親がそんな凄い人なら納得

蛙の子は蛙ですな

レイナ『ママ、私あの人の弟子になりたいの!』

略・ゼム『……この際はっきり言っておきしょう

『あなたは僕にとって敵なんです

レイナ『えっ…?

略・ゼム『あなたのような少女を前にすると、僕は…

 言い知れない恐怖に襲われるのです

実は幼女がトラウマなんだと打ち明けるゼム

前回ゼムは、弟子になりたければ十五年待てと言いました

実質的な拒絶

頭を冷やせってだけじゃなかったか

ゼム『昔、僕はある少女に騙されました』

略『釈放された頃には、少女の姿を見るだけで手足が竦み、怯え、ひきつった喉からは満足に言葉も発せられなくなっていました

そういや前回もずっと距離を置いてました

レイナが近づこうとした際、ニックとレッドが庇う場面も

そこまで症状がひどかったのか

酷いと呼吸困難になるとか

レイナ『でも…、私を庇ってくれました!』

ゼム『それは…

 幼い子供が襲われてるのを見たら、誰だってそうするものでしょ?

それが出来るのが「いい人」なのね

前回ゼムはレイナを抱いて庇った

ですが必死だった証なんですね

実際、庇ったとき妙に歯を食いしばってました

レイナに触れるのが苦しかったのか

「子供が(略)誰だってそうする」

これが犯人の動機なんでしょうか?

苦しみを捨ておけない?

犯行動機は…?

ゼム『ですが…、あれには僕も驚きました』

『あれには…、何か希望のようなものを感じてしまいました

 僕も前に進めるのではないか?

『克服する事が出来るのかもしれない

ゼムにとって克服への挑戦なんですね

打倒・幼児誘拐犯事件

子供を救いゼム自身も前に進みたい

アゲートのように「前に進む事」テーマか

エイダ『嫁になんてやらないよ!』

『ましてや冒険者だなんて!!

いやかーちゃんそんな話してねーから!!

ちがうんだよかーちゃん!!

事情知らないから仕方ないね!!

彼はトラウマを克服したい

幼女を克服したいだけなのだ…

ゼム『いやお母さま? けしてそういう事では…』

また誤解されそうな言い回し

だれがお義母様だ!!

にしてもレッド、エイダは「ゼムの容姿」に惑わされないんですね

二人共たいした女性

冒険者と結婚すんなも解る

ゼムを立ち直らせた人の亡夫も冒険者

冒険で死んだようですし

レイナ『この人は私の師匠であって恋人なんかじゃないのよ!?』

『恋愛対象はもっと慎重に選ぶべきじゃない?

レイナの方も意外に冷静

むしろゼムの方がフラれた格好であった

ゼムを騙した子は、親しくなれば恋愛関係になれると期待していました

こっちはビタイチその気がない!!

弟子にぴったりだ!!

エイダ『元グランシェフの名にかけて……』

『きれいさっぱり三枚におろしてやろうかー!!

怒れるママをひとまず落ち着かせ一件落着

シェフってまんま料理人なのか

フィフスと組んだ件といい食材調達系のチームだったんですかね

トリコ的な人物なんですな

エイダ『……事情は何となく理解した』

略『やめるのはアンタらもだ、サバイバーズ

娘絡みの誤解は解けた様子

手に負えないからやめろと

伝説級でも無理だったならさもありなん

レイナの母が凄腕は意外でしたが、"彼女でもダメだった"のがポイントなんですね

それほど難敵だったとは

ニック『そこを指図されるいわれはねえなグランシェフ』

略『都市伝説の姿を借りて悪事を働くあの野郎が、どうにも気に食わないだけさ

今度はムキになるのはニックの番でした

第一に冒険者としての矜持

第二に子供の誘拐を放っておけない

第三に個人的に気に食わない

第二はゼム、第三はキズナの動機と同じってあたりがニックらしいですね

ホント君ら仲良しだな…

エイダ『……そこは利用させて貰った……』

略『ただの誘拐話にいちいち動いてくれるほど、太陽騎士団も暇じゃないからね

サバイバーズ一同『『『?』』』

ニック『……だったら誘拐犯を賞金首のステッピングマン扱いして

 冒険者の力を利用してやろう…

 と?

どうも最初は「ただの誘拐犯」だったのか

前回とっ捕まえた奴も、誘拐なんてありふれてると笑ってました

誘拐犯ってだけじゃダメ

そこでエイダが、"既に指名手配されていた"ステッピングマンの仕業だと噂にした?

それで両者が結びついたのか

意外に頭が回る人なのね

エイダ『私は降りるよ』

略『この子が無茶をして悪い事に巻き込まれるのも

 この子を残して死ぬのも

 ごめんだからね…

レッドさん『それが正解よ~

レッドさん優しい

エイダはサバイバーズだけじゃない、自分も事件から降りると言い出しました

改めて我が子が大事と分かった

親子愛!!

たぶんこれもテーマなのね

ニック『…"どうなれば"勝てるか教えてくれ!!』

しかしニック、駄目なら成長したいと決意

この章、ニック修行編だったのか

皆のエピソードを通し、ニックも少しずつ成長していくんですね

そこはさすが主人公

アゲート編を思い出しますな

エイダ『……あんたらのリーダーは、こんな簡単に他人に頭を下げるのかい?』

ゼム『ふふ…、割と

ティアーナ『合理的だと判断したんでしょ

ゼム『そこがニックのいいとこだナ!

合理的な彼らしい事件

たぶんこれも、養父が「冒険者らしくない」と言った一面なんでしょうね

エイダが呆れたように「らしくない」

冒険者なら、プライドが邪魔してできない

ですが解ってくれる仲間が出来た

これも「前進」ですな

エイダ『まずはこれを飲んでもらおうか?』

差し出したのは、高級茸のスープ

カラン曰く五万は下らない

前回ティアーナが、自分達の成功に「布袋いっぱいの大金」をかけていました

あれと同額

カランのペンダントの倍額だな!!

ニック『……うまいっ』

カランは香りだけで言い当て大喜び

鍛えられてやがる!!

実用一点張りのニックにもわかる美味

キズナだけは飲んでません

彼はレベルアップの余地がないのか?

エイダ『このキノコで潜在的な魔力を引き出せるのさっ』

そういう高級食材なのか

フィフスと組んでたのも改めて納得ですね

医食同源食べて強くなる

やはり食事…、食事は全てを解決する…!!

エイダ『身軽に飛び回りながら近接攻撃と回避を繰り返す事になる……』

『その時の要が魔術の使い分けなのさ

そこが今回「修行」の目玉なんですね

そもそも身軽に飛び回れるのは、四人の中ではニックだけ

彼が魔術に目覚めるのが最短だと

ゼム『僕ら基本、後衛ですからね~』

際しゼム、神官は身体能力が低いのだと描写

ナルガーヴァさんはどうなのか?

頭ツルツルでしたが…?

『じゃあこいつを手にして念じてみな?』

スープを飲んだ後「イグナイター」を試してみるニックとカラン

いつもティアーナが持ってる奴ですね

魔術ライター的な

結果ニックは、キノコで魔術素養が開花した事が確認できたようです

すげえなキノコ!

カラン『燃えろ燃えろもえろーっ!!』

カランは生憎「雑念が多く」失敗

言い方かわいい

彼女の場合、火なら吐いた方が早いと余計な事を考えたのも失敗要因

案外雑念が多いんですよねカラン

結構悩みやすいタイプだし

ティアーナ『おへその当たりに意識を集中してっ』

教えてくれたエイダは、焚火のような火を発動

ニックもこうならなきゃいけないのか

目標が出来たのは良い事

オープニングの養父戦に繋がるステップなのね

軽戦士ニックの修行

エイダ『「軽身」からだね! 十回ほど飛び跳ねてみてくれっ

エイダ曰く、敵は「軽身」「重身」の強化魔術を使っている

それも飛び跳ねながら使っているのだと

ただの身体能力じゃなかったのか

普段は体を軽くし、攻撃に転じる時「重く」して威力を増してるらしい

軽いままじゃ攻撃にならない

結構大変なんですな

ニック『その程度なら……』

建物の間に張ったロープの上で飛び跳ねろ!

なにその綱渡りの上位互換

そのくらいの集中力が必要なんですな

レイナ『5…、すごいすごいっ!!』

ニックの身体能力は予想以上、8回までは成功

9回目で股間を打って一回休み

ドルオタの股間が!?

ニック『きゅ~………』

キービジュアルでキズナが乗っていたロープ

この場面が元ネタなんですかね

建物と建物の間に、洗濯物を干すロープが張ってあるらしい

まるで古代ローマですな

再戦ステッピングマン

キズナ『時間帯と範囲が絞り込めればこんなもんじゃ……

ゼム『どうしていつも限られた時間に…?

再び幼児誘拐を図ったステッピングマンを阻止

ですが修業は始まったばかり

やはり逃げられました

奇妙なのは前回と違い姿がはっきり描かれた

明らかに「別人」な事か

そして時間制限?

人狼のように限られた時間だけ強くなる?

ニック『お前…、オリヴィアなのか』

ニック達には見えてません

ですが視聴者には、オリヴィアと別物だと描写

ポーズが一緒なだけ?

体格から全然違うのだと描写へ

どういう事?

キズナ『攻撃と移動と妨害の魔術を同時に使い分け……』

『果たしてそんな器用な術使いがおるもんかのう…

おそらくどれかを魔道具で代替してると推測へ

思ったより魔法絡みの事件なのね

聖剣絡みだろうとは思いましたが

それとも少し違ったらしい

魔道具に詳しい知り合い

レオン『……で? わざわざ竜人族お勧めのまんじゅうをご馳走に来たわけじゃないんだろ

ニックが頼ったのは進化の剣を持ってたレオン

彼は賢いし財宝絡みだった

魔道具に詳しいのか

てっきりいじわるするかと思いきや普通に話してくれました

もうすっかり仲良くなったんですな

ニック『お前の力を借りたい』

略・レオン『……そりゃ"ゲンオウ宝珠"だな。正確にはそれを利用した魔道具だ

ニック『(えらく具体的だな…?)

もしかしてレオンも関わってるのか?

彼が売ったものとか?

とまれ「気配・人相を誤魔化す魔道具」との事

レオンくん今日作画おかしいね…

レオン『幻惑を破るのはさほど難しくない』

『一番確実なのは、ゲンオウ宝珠を使ってる奴に向かってそいつの名を呼ぶことだ……

略『ただし、あてずっぽうに言えば良いって訳じゃねえ

『"こいつは誰々に違いねえ"って確信を強化するものだから

 自分の認識がグラついたら効果はねえ

『一発で当てろ

なるほど名前を呼んだ件が繋がるのか

さっきは呼んだが変化なかった

またオリヴィアじゃないなら、このヒントだけでは足りないんですね

ちゃんと真犯人の名を呼ばねば無意味

メタ的には答えは一人

体格的にも怪しい新キャラは後一人しかいない

ですがニック達にはヒント不足か

回想 養父アルガスの修行

エイダ『ほら休んでる暇はないよ~!!

かなり軽身を使いこなせるようになったニック

ふんわり着地してみせました

ですがエイダさん厳しい

にしてもニックが魔法だなんて意外ですね

その意外性がポイントなのか

ニック『(……思い出すな、あの頃の事を……)』

回想・養父アルガス『武芸百般を身につけし者は、体一つで魔物を屠る事も出来る!

 まずはわき目も振らず己を磨け!!

『魔術だなんだはそれからの話よ……

回想・養父アルガスに修行を受けた少年時代

意図的に学んでなかったのか

あれこれ散漫に学ぶより身体能力に特化

それがニックの強さの秘密なのね

若いのに強い訳ですわ

ニック『は、はい!』

このシーン、アクションなので作画不足が顕著

本作ずっと崩れっぱなしです

海外へ制作外注した回も多数

今回は元請けスタジオ回みたいですが厳しい

ファンタジーはキャラデザ複雑ですし

アルガス『お前はそう背が伸びねェだろう』

『お前の両親がそうだった……

『身長の差は弱点じゃねえ!

『適性を見極めて、強みを伸ばせ!!

普通の戦士なら短所になる貧弱な体格

それを「長所」にしたのか

めちゃめちゃいい養父でしたアルガスさん

家畜に神などいない!!

ニックは口調も養父譲りなんですね

仲が良かった証拠か

亡くなった友達の子を引き受けた?

ニック『はい!!

ニックは傷付く事を厭わず養父を出し抜いた

子供の頃から大した奴!

養父はニックにナイフを持たせ、自分は木の枝で打ち合い鍛えてくれました

一度は養父がナイフを奪い翻弄

ですがニック、刀身を握って養父を出し抜いた

大した度胸ですわ

アルガス『ふっ……』

良い養父であり師匠、ニックを可愛がっていた

可愛がるほど立派な子だった

これも「親子愛」

なら何故追放したか、その理由と和解が今期最後のテーマなのでしょうね

そこに繋がる修行編ってワケだ!!

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Bパート ニックの気付き

『『『おおおお~!!』』』

ニックの軽業は、エイダ達も驚くレベルへ!!

にしてもレッドさんも付き合いがいい

前回からずっととは

またニックの「成長」を示す軽業は、作画的にも迫力があるいいシーンでした

ふわり洗濯物が落ちてくるのが締まらない

ですがニックらしくて良かった!!

ニック『……いや、集中してないと魔術が解ける』

とりあえず空中移動はこなせるようになった

ですが格闘戦をやるのは無理だと

さすがニックさん冷静

成長の伸び幅も良い落としどころでした

成長も一歩一歩なのね

ゼム『エイダさんの資料を元に聞いて回りました』

その間、ゼムたちは「屋根」を聞き込み

特にダメージが大きな箇所は、ステッピングマンがよく通る証か

なんて迷惑な獣道

ニック『…ここは…?』

際しニックが何かに気付きましたが後回し

今回は「中編」

意外に長丁場になりました

思えば鉄虎隊編も、ニックとレオンの初激突から決着まで三話を要しました

基本的に三話ワンセットなのね

犯罪街ガーベージコレクション

ニック『新しい情報は?

門番『グレッグの店の子犬は二匹死んじまった…、縁起が悪いんで二割引きは終了した…。ああ後ガキの死体が共同墓地に運び込まれた

『ま、普段通りさ

略『え? さあてね…、髪も長かったのか短かったのか…、覚えてねえや

『へへ、いつもの事でね……

幼児誘拐と子供の死体

あまりにダイレクトですが、"いつもの事"なので門番は気にしてません

またこの門番は記憶力がいい

前回も無駄な話を延々としてくれました

なのに「覚えてない」

これが前振りだったんですね

ステッピングマンの正体

キズナ『……気を付けよ

略『……来る!!

?????『てやぁぁあ!!

親方!霧の中から怪しい新聞記者が!!

ニック達は霧のせいでオリヴィアと解りません

その動きはキズナとそっくり

メタ的にわざとなのか?

ちょうど対称的に描いているのが心憎い

また、姿はステッピングマンと全く別物でした

やはり彼女は犯人じゃなかった

なのに襲ってきたのは…?

ニック『(付け焼刃で通用するか!?)』

“軽身"!!

とっさに体を軽くし、攻撃を受け流した

軽くなって敵のパンチを受け、その勢いを利用して距離をとるニック

柔よく剛を制す

養父の基礎鍛錬あっての技か

オリヴィア『軽身とは…!!』

『やはりステッピングマンでしたね!!

ニック『そりゃそっちだろ!!

ややこしい事に誤解させてしまったニック

犯人が軽身を使うので対抗して習得

結果、犯人と誤解された

いや~乱世乱世

キズナ『"パラレル"!!』

オリヴィア『?! …甘い! “パラレル"!!

ニック『マジか!?

まさかのパラレル返しは驚いた!?

今回一番の驚きでした

聖剣を持ってるだろうと思ったら、聖剣そのものだったのか!?

そういや趣味も同じなんですね

どっちも都市伝説好き!!

書く側と読む側!!

そうして同類を探してるのか?

ニック『(確信をもって…、名前を!!)』

オリヴィア!! お前オリヴィアだな!!

『!?

はい! オリヴィアです!!

一同『『『『『えっ』』』』』

オリヴィア『あ~! ニックさんじゃないですか!! 私です!オリヴィアです!! あなたに容疑をかけられたオリヴィアですっ!決して根に持ってたり恨んだりはしてませんが、枕を涙で濡らした日もあった……

あのオリヴィアちゃんですよ!!

オリヴィアちゃんだったか!!

想像の三倍元気よく返事されニック達は困惑

つまり彼女も「捜査側」だった

敵と思ったら味方

登場時からうさんくさく、こいつ敵だろと思ったら敵だったけど実は味方だったんですね!

つまりどういう事なんだぜ?

オリヴィア『ニックさんがステッピングマンだったんですね!』

ニック『ンな訳ねえだろ!!

冗談じゃなく本気で疑ってたんですかね?

闇討ちしてきました

つまり前回逃げたのは、ニック達を犯人だと思ったからだった?

前回で子供に聞き込みしてたのは

犯人を捜していたから…?

オリヴィア『ええと…、驚かないでくださいね?』

『実は私、雑誌記者兼冒険者。兼ステッピングマンなのです!!

ニック『だろうな!!

オリヴィア『あくまで、昔そう呼ばれていた事があるだけですがっ

いやステッピングマンやないか!!

ツッコミのバーゲンセールや!!

いや、つまりステッピングマンは複数いたのか

何せ都市伝説なのですから

そもキズナ以外、誰も実在を信じていなかった

それほど不確かな存在

複数人いてもおかしくなかったのか

『夜な夜な都市の屋根を渡り歩く変人の総称なのです!!』

カラン『オリヴィアの正体は変人だったのカ!!

ティアーナ『それはなんとなく知ってたわよね

いや女性陣ひどくない?

どうも昔から屋根を飛び回り、都市伝説と化したらしい

そういやキービジュアルのキズナ

何故か物干しロープの

彼の身軽さアピールは、オリヴィアに通じるものだったんでしょうか

キービジュアルを思い出す回ですな

オリヴィア『…おかげで編集部にもギルド周辺にも近づけなくなってしまいました…』

前回ラスト、正直に話せば良かった

でもそうしなかったので大事に

何か理由があるのか?

今回ニックを襲ったように、前回時点で「ニックを子供誘拐犯と疑っていた」んでしょうか

人間不信というか疑心暗鬼というか

劇中、誰もツッコまないものの

着地の衝撃か鉄柵を曲げてしまったオリヴィア

指でぐいぐい押して元の形へ

君、腕力おかしくない?

前回キズナが素手でナイフをへし折ってた件と同じか

あれはここへの前振り?

同類だって示唆?

ニック『確か"パラレル"って』

オリヴィア『!! 高度な古代魔術パラレルを使う謎の少年?少女?発見! …なんて良い記事になりそうですねえ~?

一同『『『『『う!?』』』』』

キズナ『ならば! こちらも「ステッピングマンの正体は女記者」!!

略『…まあこの場は良しとしよう

互いに暴露するぞと脅しあったも一段落

ニック達も、本物の「絆の聖剣」を勝手に持ち去った事がバレたら困る

とりあえず問題は先送り

今回深くツッコまなかったニック

正体を察したのかね

一緒にステッピングマン捕縛へ頑張りましょーえいえいおー!!

ニック『そんなんでいいのかよ…

そんなんでいいんですよとりあえず

実はオリヴィアは味方

また先の特番では、オリヴィアを味方に配したBlu-rayボックスが公開

今思えば納得

ゲストなのか新しい仲間なのか

共同墓地 名もなき少女の遺体

ゼム『うーん…、特にこれといって怪しい所は……

オリヴィア『本当に?

門番が言ってた死体を検分する一同

死体は奇麗なものでした

弔うにあたって奇麗に洗ったんでしょうか

ですが「おかしい」のか

オリヴィア『少女の顔はどのように見えますか?』

『詳細に、具体的に答えてください

 口は? 大きいですか? 小さいですか? 鼻は? 高い? 低い? 目は? そばかすは? 傷痕は?

ニック『どのように、と言われても……。普通に

略・ゼム『おかしくない事がおかしい…?

オリヴィア『でしょう? おかしいのです、徹頭徹尾完膚なきまでにおかしいのです……

 我々は徹底的に

 認識を阻害されております……

ニック『って事は…?

例のゲンオウ宝珠の欠片が仕掛けられていた

効果は認識阻害

透明化ほど強力ではない

だが騎士団の鑑識にも、あのおしゃべりな門番の記憶にも残らなくなってしまった

死体の「印象」を消してしまったのか

オリヴィアが欠片を破壊

ニック『腕に火傷の跡が…

ゼム『最近の傷ではないようですね……

略『……オウキ病の治療痕?

犯人は幼児を誘拐し、その死体を「特徴を消して」放棄していた

身元が分からないようにしたのか

そして治療を試みた

誘拐犯がナルガーヴァさんだという証か

オリヴィア『この子は名もなき死体なんかじゃありません』

『誰かが愛した、大切な誰か……、なんです

前回の犯罪者も門番も、ありふれた事といった

ですが関係者には唯一無二

許せない事件というべきか

ですがこの処置、もしかして「人を救う為」にされた事なのか?

死因はオウキ病とやらなのか?

死体の正体、犯人の正体

ティアーナ『マーサ・カニング10歳……

火傷痕他から鍛冶師の娘だと判明

元々家出癖があり、騎士団への通報が遅れてしまったと事

娘が遺体となって発見された

家族を思うと痛ましい

ゼム『お家に帰してあげましょう……』

『そうしたら弔い合戦です

ニック『解ったのか? ステッピングマンの正体が?

ゼム『残念ながら…、あの人を止めねばなりません……

誰なのかは明言せず次回へ続く

犯罪街の破戒僧ナルガーヴァさんか

彼は何故そんな事を?

前回曰く、街が不衛生で「病が蔓延してもおかしくない」と言っていた

あれが前振りだったのか?

犠牲者はオウキ病患者

病が人知れず蔓延し、ナルガーヴァは攫って治療を試みたんでしょうか

そして身元を消して弔わせた

不治の病で治せない?

それで遺族の苦しみを軽くする為に?

子供が対象なのは、体力が低く感染したら助からないケースが多いから?

次回でいよいよ解決編か

次回、第11話「サバイバーズvsステッピングマン」

ゼムは幼女がトラウマだったと描写

トラウマを越える事が焦点へ

キズナはどうもオリヴィアが同類、同じ聖剣シリーズらしいと示唆

これらがどう収束するか楽しみですね

味方として登場し敵だったけど味方だった

まあややこしい!!

最初から「コイツ敵だろ」と怪しい雰囲気だったオリヴィア

実は敵じゃないってオチだったのね

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人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第1話「人間不信の冒険者たち」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第2話「最強パーティー結成?サバイバーズ!」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第3話「カランの秘密」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第4話「絆の迷宮」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第5話「第5話「鉄虎隊、相まみえる。」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第6話「算数ベアナックル」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第7話「賭博指南」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第8話「麗しのパラディンさま」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第9話「迷宮都市伝説 ステッピングマン!?」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第10話「迷宮捜査網」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第11話「サバイバーズvsステッピングマン」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第12話「冒険者はまだ世界を救えない【最終回】」