人間不信の冒険者たちが 第9話 感想[騙された!!]キズナ怒りの怪人捜索!! 世界を救うようです ネタバレ

2023年3月23日

人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第9話「迷宮都市伝説ステッピングマン!?」感想

公式あらすじより引用

迷宮都市に広まる謎の怪人“ステッピングマン”の噂。都市伝説のはずが、襲われる少女をゼムたちが救ったことで、その存在が現実味を増してくる。手がかりを求めサバイバーズは、あらゆる犯罪が集まるという無法地帯“ガーベージコレクション”に向かう。

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キズナ憧れの怪人を探せ!! ゼム主軸・怪しい雑誌記者事件

黒井先生のアゲートちゃん、躍動感抜群スね!!

ニックのドルオタ堕ちも納得

ホントは剣なのに、自由に皆を振り回すキズナちゃんが楽しい!!

キズナ憧れの「怪人」はただの誘拐犯？

やさぐれてしまったキズナが不憫

いよいよOPキャラが出揃い、物語も大詰めか

ナルガさんCV大塚明夫氏とは渋い!!

声優ホントいいですね

久々にサバイバーズ全員集合、敵もキズナに覚えがあるらしくちょっとした事件らしい

OPの怪しい子もやっぱり悪党…？

唖然の怪人、その目的は？

キズナの落胆っぷり、どうも旧文明の技術で子供を誘拐してるらしい？

主犯は女記者オリヴィアですが目的不明

また「聖剣」絡みなのか？

また破戒僧ナルガーヴァも謎

前者はキズナ、後者はゼムと絡んで二人が軸となるエピソードらしい

なおキズナは公式曰く男でも女でもあるそうな

女扱いされてたのが新鮮ですね

CV清川元夢氏なのに!!

舞台は犯罪者絡みのギルド

いつもと違い、賞金首絡みを扱うギルドへ

今回まずその信頼を得るエピソード

モブのさりげない転落人生っぷりも印象的

ニック達も含めみんな立ち直りたい

テーマに善意を感じますね

今回も外注回らしく。作画は今一つ

いつものNAMUアニメーション社が制作協力

外注回らしく作画はほぼ海外の方

制作元請けにコロナでもあったのかね

冒頭 キズナのロマン

キズナ『空中を軽々と飛び回り、迷宮都市を跳梁跋扈する～、なんて！

　ロマンチックじゃとは思わんか～♪』

六話ラストの雑誌に盛り上っているキズナ

ギルド「フィッシャーマン」に集合中

同じく前々々回以来、サバイバーズ久々集合!!

CV小松未可子さんキレッキレですね!!

さすがガンダム主演声優

余談ですが

今週も作画が大胆

ティアーナが読んでる魔導書めちゃくちゃデカかったですね

いつも読んでるデカい本

実家から持ってきたんでしょうか

キズナ『ステッピングマンは存在しておるのじゃー!!』

『ちゃんと目撃証言だってあるッ!!』

略『会ってみたいのう、ステッピングマン～♪』

しかしニック、ティアーナは懐疑的

カランも悪い奴なら倒そうと的外れ

唯一、真面目に取り合ってたのがゼム先生

子供慣れしてて良いヒトですわ

ドルオタたるもの!!

？？『やや!! 今、ステッピングマンと仰いましたか!?』

略『私、月刊Lemuria記者・兼・冒険者！

　オリヴィア・テイラーと申しますっ』

某虹ヶ咲っぽい苗字!!!

すごい勢いで食いついたのが新ゲストキャラ

どんな偶然の出会いだ!!

OPのあざとい眼鏡さん、記者だったのか

あざとい印象そのままに言動が派手

悪い奴に違いありません

キズナ『!? 愛読しておるぞ!!』

略・ニック『お前、最近知ったばっかだろ～』

キズナ『な!? ドルオタともあろう者が

　嘆かわしい…

　愛に時の長さを問うても仕方ないじゃろう？』

ニック『なっ!?』

珍しく言い負かされてしまったニック

ドルオタぅぐうの音も出ない

実際ニック、一回のライブでアゲートちゃんの入れ込んでしまってますものね

愛に必要なのは時間じゃなく深さ

アイドルも沼の深さが大切

ゼム『キズナさんの好奇心には感心させられます♪』

オリヴィア『キズナ…？』

ニック＆キズナ『『………？』』

オリヴィア『…………素敵なお名前です♪』

どうも「絆の聖剣」を知っている…ってコト？

またも聖剣の宿主なんでしょうか

先のレオン同様に？

それとも単に取材で知ったのか？

オリヴィア『これでも冒険者なのでございますよっ!!』

略・ニック『うわ気持ち悪!?』

身体能力を自慢し、飛んだり跳ねたりするオリヴィア

ニックその反応もどうかと

原作はかなり奇妙な動きだったのか

例えば、SPY×FAMILYのCloverWorks社など制作なら相当ムチャクチャな動きをしたのか

作画殺しの女よ!!

オリヴィア『あちょーっ!!』

カラン『……ン？』

際しぶちあたったカランが思案顔

思えば「音」が前振り

音響監督さんいい仕事されてましたわ

ニック『なんだよその動き～…』

略・オリヴィア『迷宮都市のうさんくさいお話などございますれば

　いつでも馳せ参じ候……♪』

と、うさんくさい奴が言ったそうな

オリヴィアは身軽さが自慢

あまりにも「あんたがステップマンでは？」ってな登場シーンでした

まさかミスリードなのか？

余談。キズナ愛読の月刊Lemuria

レムリアは現代では否定された「仮想の大陸」の名前

月刊ムーのパロディか

ちなみにレムリアの語源はキツネザル

猿みたいに身軽なオリヴィアのエピソードにぴったりですな

♪ 暁色の意味 過去と今日ではまるで違う♪

OP。同じ風景も、心持ちで全く違って見えるなど本作ぴったりの曲ですね

OP登場キャラは今回で打ち止め

残るはニックと養父の対決

ここが今期最終回案件？

Aパート キャバクラ通いのゼム先生

ゼム『♪ ふんふんふふんふんふん…♪』

夜の色街を、酔って上機嫌に練り歩くゼム先生

九話にして順当にゼム編か

そんなゼム、街に似つかわしくない少女を見て困惑

たまたま後を追う恰好になったようです

つまりハサミ討ちの形になるな…

少女『あっ!?』

少女が唐突に路地に!?

後ろのゼム先生仰天!!

少女の前で待ち伏せしてた奴がいたのか

ニック『どうだ～、初ライブの感想は？』

他方、今日はニックにくっついてたキズナ

曰く思ったより悪くない

今までは敬遠してたんですかね

キズナ『特におぬしの推しのアゲートちゃんとやら』

略『時代が時代ならシャーマンとして…』

言いかけたところで中断

曰く魂の輝きがある

元々か前回を経て成長したのか

前回アゲートが言ってた伝説の聖騎士とも関わるのかね？

キズナ『!! ゼムが危ない!!』

離れたゼムの危機を感じ取ったキズナ

どんな能力!?

彼を所持者と認定、リンクしてるんでしょうか

さすが聖剣おじいちゃん!!

ニック『ゼム!! ……ステッピングマン……？』

透明な影に襲われていたゼム

どうも咄嗟に幼女を庇い、敵に襲われたらしい

彼、幼女で苦労したはずなのに……

根っから聖人ですわ

キズナ『つまらん手品よ…』

しかし念願叶ったキズナは冷めた顔

どうもニック達が知らず、キズナが知る「古代の技術」で姿を消してるのか

タネを察して冷めてしまった様子

さてタネは何なのか

キズナ『パラレル!!』

キズナに視認され、五人分身して襲い掛かられた「敵」は仰天して逃亡

その身のこなしの軽さたるや

明らかにあの眼鏡!!

わかりやすい!!

得意武器は「鎖」

袖、口調といい暗器使いなのかね？

キズナ『……フン、つまらん』

今回、キズナは何を察したのか明言せず終了

単なるステルス技術？

話を引っ張るほどなら、また「聖剣」絡みなんでしょうか

勇者育成の聖剣シリーズ？

子供をさらったのも？

レイナ少女の冒険

ゼム『助かりましたレッドさんっ』

レッド『ホントよゼムちゃん、ウチは病院じゃないのよ～？』

ゼム馴染の店主らしいレッドさん登場

戦隊ものっぽいお名前

ひとまず、幼女をゼムなじみのキャバクラに連れて行き休ませることに

微妙に犯罪臭が

意外や彼女、色街の子じゃなかった

先日のキャバクラ勢とは違うのね

レイナ『……ママはうそつきじゃない!! うそつきじゃないのに……!!』

曰く母は、ステッピングマンを追っていた

しかし返り討ちされ入院

母は「子供たちの失踪」を、ステッピングマンの仕業と主張するも誰も信じてくれないと

母の為に自らおとり捜査してたのか

勇気のある子ですな

ゼム『そりゃあ普通は信じて貰えないでしょうね』

『…でも、僕らは実際に見ているんです』

誰も信じてくれない為、夜の街に出たレイナ

信じたゼム先生優しい

特に彼の場合、かつて幼女に痛い目をみたのに「信じる」とはお人よし

根っから聖職者なのね

ゼム『あなたのお母さんを信じますよ』

『何より、あんな難敵に独りで挑む勇敢さに僕は敬意を表します』

普通、レイナを叱ってもいい場面でしょうに

彼女は捕まえる手段を持ってなかった

無謀だったんです

ですがゼムは、責めるより賞賛を選んだ

なるほど好かれる訳ですわ

レイナ『……ゼムさん!!』

『私を弟子にしてください!!』

いや好意は解るが、どうしてそうなる!?

罠なの!?

いえ単に、子供の発想は大人には予想も出来ないって話でしょうか

いやねえ大人は頭が固くって!!

レイナ『あの時の頼もしい姿！ 心から尊敬します!!』

庇ってくれた姿が強く焼き付いたと

ゼム、幼女に好かれる男よ!!

また捕まっちゃう!?

ニック『あのな…、この人は昔……』

幼女に痛い目を見たとでも言うつもりだったのか？

とまれニックさん優しい

真っ先に庇うとは優しい

ゼム『10年』

『……いえ、僕の弟子になるには15年早いですね？』

事実上やんわり断ったゼムですがどうなるやら

レッドさんもゼムの事情を知ってるのか？

ニックと息ぴったりでフォロー

レイナは五歳で、二十歳になるまで待ちなさいという意味なんでしょうか

ゼムなら15年後でもイケメンそう

レイナ『……わかりました師匠っ！』

このままモブで終わるのかヒロインとなっていくのか

幼女の傷は幼女に癒されるのか？

今回はゼムが「前進」へ？

キズナ『……つまらんっ』

略『……我の憧れのステッピングマンがあんなインチキヤローじゃったとは……』

略『こうなりゃ打倒！偽ステッピングマンじゃ!!』

憧れた虚像こそ「本物」

実体が犯罪者なら、叩きのめしてやろうと奮起するキズナ

倒して本当の都市伝説に戻すつもりか

あいつを倒せば伝承だけが残る

それが「本物」になるのね

ニック『だったら仕事にしちまおう』

略『……ここのギルドは賞金首を狙おうって奴らの巣窟だから

　他よりチョット物騒だ………』

『ステッピングマンの情報をくれ!!』

てなワケで翌日、西部劇風のギルドへ

いつものギルドは「フィッシャーマン」で、確か初心者向け冒険ギルド

本作はギルド自体に特色があるのね

詰めてる冒険者も癖のある風貌

このギルド自体が犯罪者っぽい!!

受付嬢『ウチは実績のない冒険者に、高額賞金首の情報は見せらんないからね～』

丁度指の手入れをしていた受付嬢

そのまま目線を隠しながら、まずは実績だと情報提供を拒否

サバイバーズは新人パーティー

お前らに「目線を合わす価値はない」的な？

風俗嬢みたいなポーズ

ティアーナ『"高額"って言ったわよね？』

略・ゼム『賞金はかかっているようですねっ』

受付嬢『!! ……言葉のアヤよっ』

ニックは誘拐犯が指名手配中だと推測

依頼として請ければ報酬、情報も得られる

一石二鳥なワケね

ニックさんセコい!!

レオンが聞いたらニッコリしそう!!

受付嬢はオープニング最後の人物

どうも名前は「ジュン」

それでギルドメンバーと一緒に映ってたのか

キャストは上田瞳さん

ウマ娘のゴルシことゴールドシップ役

声優ホント力入れてますな

ジュン『手始めにこれなんてどう？』

曰くヘイル・ハーディ、賞金30万ディナ

なかなかイケメンですな

またジュンは、ニック達が鉄虎隊を捕まえたと知っているぞとアピール

露骨な情報通マウント!!

それなら試す必要もないでしょうに

どうもここの流儀らしい

賞金稼ぎアッシュ『……賞金稼ぎでもねえのに横取りしやがってよ……』

ティアーナ『賞金稼ぎが嫉妬なんて、みっともないわよ』

アッシュ『素人は大人しくゴブリン退治でもしてろってんだ!!』

因縁つけてきたのは悪党面のアッシュ

こっちのが賞金首っぽい

サバイバーズは、まだランクが低く初心者向けギルドを拠点にしてる

なのに手柄を立てたので嫌われてるのね

嫉妬されてたのか

ティアーナ『……私たちがヘイルとやらを捕まえてここに連れてきてあげるわ』

略『サバイバーズの成功に五万ディナ!!』

『……あんたは？』

アッシュ『お、俺は…、お前らの失敗に全財』

仲間『すまなかったな！ ちょっとアツくなりすぎてるようだ!!』

こうしてティアが場を盛り上げて一行は出発へ

野郎ども賭けの時間だ!!

やっぱり冒険者はメンツの商売!!

五万は本作では布袋いっぱい、思わず黙るほどの大金らしい

確かカランのペンダントが二万

五十万くらいなのか？

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Bパート ガーベージコレクション

『ここにない犯罪はないとまで言われるこの地に、太陽騎士団の威光は届かない』

そんな犯罪地帯は極めて「近代的」な街並み

大通りが中世なの対し、現代日本の建物を継ぎ接ぎして使っているようです

汚く寂れ切った街並み

建物を作り直す余裕もない貧困街か

進化の剣も退行したとか言ってましたもんね

門番『見ねェ顔だな、賞金稼ぎか？』

入り口で護衛、案内を雇うのがセオリーらしい

ニックは情報だけでいいと説明

さすがケチ

門番は淡々と並べ立てますが、何か前振りはあるんですかね

住民同士そこそこ付き合いがある様子

別に庇う訳じゃない

捕まらないだろうと思ってるのか

門番『ン…、先週末娼館の女が病気で死んだ…』

『便利屋のグレッグの飼い犬が子供を産んだ、10匹だ。全部オス。この三か月、取っ捕まった間抜けな賞金首はいねえ。ああ後グレッグが新顔にはサービスで二割引きだそうだ……』

略『命知らずのお嬢ちゃんが訪ねてきた、これも追加しとくか』

キズナ『なんじゃとー!!』

いやキズナちゃん女の子なのかよ!!

キズナちゃんは女の子！

本来CV清川元夢氏なら男の子と思ったものの

公式曰くどっちでもありの無性剣らしい

それでいいのか性剣

門番『…仕事中のナルガーヴァさんの邪魔はするなッ!!』

略『……ありがたいお人さ』

ここだけは語気を強めて忠告した門番

当初「邪魔したら死ぬぞ、やべー奴なんだ！」的な意味かと思ったものの

どうも「邪魔したら許さん」って意味？

街全体が慕う人なのかね

不法地帯の惨状

ゼム『換気も水回りも、褒められたものではありませんからねえ…』

とかく衛生状態が悪い

特にハエの音が不快

重ね重ね音響さんいい仕事してますわ

荒み切った元現代建築

背景美術が秀逸

ニック『ボウフラみてえのがウヨウヨ湧き出てきやがるからなあ、…ン？』

強盗『お～っと、こっから先は有料だァ!!』

親方！ 言った傍からボウフラみてーな強盗が!!

無論ニック達は一瞬で無力化

展開が早い!!

むしろ、遠慮なく脅して情報を聞き出せる格好の相手だったようです

悪党相手だと話が早い!!

強盗『へ、ヘイルか!? 奴なら寝屋だろう』

略『東側の宿舎になるはずだった建物だ』

なるはずだった

街を再開発しようとし断念でもしたんですかね

それとも旧時代の話なのか

キズナ『ちょやっ♪』

際しキズナ、無邪気にナイフをへし折る場面も

もしかして身体能力も規格外？

かつて剣技をインストールし「技」が優秀

スペック自体も高いのね

ゼム『……君、遠からず死ぬよ』

『よくないものをやっているでしょう！』

しかしいきなり男に迫ったのはゼム

薬物をやってるのか？

そのせいか男は妙にグスグス言ってました

体調悪そうなのが前振りだったのか

ゼム『使うと楽しくなる？ 気が滅入る？』

強盗『え!? なんだよお前…!?』

略『……眠れねえんだよ!!』

『眠るときに楽しくなるのも許されねえのかよ！

　こんなとこで

　まともな生活が出来るかってんだ!!』

妙にあちこち、寝そべってる男達がいた理由？

麻薬が蔓延してるのか

実際アメリカなど、麻薬がひどい地域は夢遊病者のように歩き回っていると聞きますし

ですが「麻薬が好き」というだけじゃない

なくては生きられないんですね

強盗『俺だってなあ！ こんなんじゃなかったんだ!!』

『お前達にゃあわかんねーよ！』

カラン『そんなことない！』

強盗『…!?』

カラン『……わかる、気がするぞ……』

あくまで「気がする」と言い添えたのが優しい

本当の苦しみは当人にしか分からない

とまれゼム、代わりにと鎮静効果のある薬草を渡して去っていきました

眠れないならせめてハーブでと

大事なのは改善を「試みる」事か

ゼム『今まで飲んでいたものに、頼らないように』

強盗『……ま、待て！』

『ヘイルの野郎は逃げ足が速い、勘付かれたらお終いだぞ……』

小さな情報ですが情けは人の為ならず

情報は彼が喜んでくれた証？

少しでも気が上を向いた証だったのでしょうか

薬師で神官なゼムらしい事件でした

なんだかんだでお人よし

犯罪者ヘイルの抗弁、ゼムの苦悩

ニック『…………大丈夫か？』

ゼム『…失礼

　感染症が蔓延していてもおかしくない劣悪な住環境…

　あまりにも希望がありません』

『むしろこういうところにこそ神殿が必要なのでしょうけど……』

宗教とは人の希望であるべきという事か

辛い場所にこそ宗教が必要だと

またゼムがいた教団は、神官が薬師を兼ねていました

心も体も救う者が必要なんだと

神殿の街で暮らしてちゃ分からなかった学び

追放が彼に成長を促している…

キズナ『…居たには居たのじゃが……』

略『お取込み中じゃ』

というワケで、ちょっと待ってあげたのか

はたまたそのまま突っ込んだのか

賞金首ヘイル、ちょうど女に突っ込んでいる真っ最中だったらしい

娼館があるって言ってましたもんな

ヘイル『だ、誰だテメエ?!』

ニック『賞金首が、ずいぶん余裕だな～？』

てなワケで事後、寛いでいたヘイルを捕まえ一件落着

ただ奇妙なのは「身に覚えがない」事

単にクズで自覚がない？

それとも陰謀？

三十万というには「簡単すぎた」のも気のせい？

誰かの仕込みなのか？

事の発端ならレイナ嬢も怪しい…？

ヘイル『高すぎんだろ!? 俺が何やった!?』

『せいぜい、殴ったり蹴ったり売り飛ばしたり騙した程度だぞ!!』

ここのカランちゃんの呆れ顔ときたら

鉄虎隊同レベルですやん

逃げようとしたも、キズナに笑顔で食い止められあえなくお縄に

今週キズナの身体能力圧巻ですな

次回への前振りなのか？

『儂の患者に何をしている』

唐突なクソ渋声で悪党面が登場

噂のナルガーヴァとは、医師であり破戒僧だったらしい

見た目は怖いも善人？

世捨て人の医者か

CVは大塚明夫氏

ボルシチにココアとミソペースト入れてそう

ナルガーヴァ『寝屋は中立地帯だ！ 儂の治療中は口を出さぬ約定のはず!!』

不法地帯の住民と、取り決めしていたらしい

相当慕われてるって事でしょうか

門番の忠告は「彼を傷付けたら、街全体が黙ってないぞ」的な意味だったんですかね？

誰であろうと分け隔てなく救う闇医者か

ニック『賞金首の捕縛に来ただけた』

ナルガーヴァ『ン？ ヘイルが何をした？』

略『……こやつが悪行をしたというなら止める理由もない。連れてゆくが良い』

どうも誰でも治療するし患者の事情も聞かない

反面、だから何も知らないんですね

ただ彼は「ヘイルは持病がある、だから最後の治療だけはさせて欲しい」と要請

言葉の端々に誠意しかない人物だ…

声の破壊力もすさまじい

ナルガーヴァ、ゼムの使命

ナルガーヴァ『こやつはオウキ病だ』

一同『『『『『!?』』』』』

どうも致死性の病

それで自暴自棄になり、悪行をやってたタイプなんですかね

人生好き勝手に生きてやる的な？

ニック『それでいいのか？』

『俺たちが連れて行ったら、コイツの治療が無駄になるかもしれないぞ』

ナルガーヴァ『フッ……』

言われて笑うナルガーヴァ

ですが実際にニックに説明したのはゼムでした

似た者同士

甘い顔のゼムと「対照的な」怖い顔なのか

ゼム『それは違います』

『罪状次第で彼は死刑もありうる話です……』

ヘイル『お、おい縁起でもねえ!?』

ゼム『けれども、それでも今の最善を尽くすのが我々の使命です』

『もしかすると

　全ての罪が冤罪だったと明かされる日が来るのかもしれませんし

　平和な獄中生活の末

　安らかな死が得られるのかもしれません』

神ならぬ自分達に未来なんてわからない

だから最善を尽くすという事でしょうか

実際、昔のゼムは「こんな自分」になるなんて予想もしてなかったでしょう

だから余計にそう思うのかも

それも宗教なのでしょうか

というか、そういやゼムも投獄経験者ですな

ナルガーヴァ『お前も神官か』

ゼム『ええ、あなたと同じく「元」ですけれど♪』

略『なぜここで治療を？』

略・ナルガーヴァ『ならばおぬしはどうだ？ また神官に戻りたいと願うか？』

ゼム『ええ♪』

一同『『『『えっ…？』』』』

ゼム『僕はこりごりですね♪』

一同『『『ホッ……』』』

仲良しか!!

ゼムとナルガーヴァ、対照的な見た目ながら似た者同士か

皆もゼムがいなくならないか不安らしい

人柄を知り、戻ろうと思えば神官に戻れる人間だと思うようになったんでしょうか

ですが当人にその気はないんですな

キャバクラ行けないしー

ナルガーヴァ『フッ……』

CV大塚明夫氏起用に納得しかない渋み

神官である事に嫌気がさした

彼もそんな人物？

2000年代どろろを連想させる人物ですな

キズナ『時にナルガーヴァ殿…、ステッピングマン…、の噂をご存じないか？』

ティアーナ『ちょ!? 知る訳ないでしょそんなの!!』

略・ナルガーヴァ『…さあて…、何のことやら』

親方！明らかに知ってる人のムーブが!!

ですが繋がりが感じられません

気のせい？

それとも「子供さらい」と、彼が神官をやめた理由が関わってるんでしょうか？

子供による人体実験があったとか？

ヘイル『人さらいだって？ そんなのここじゃ日常茶飯事！』

いやな日常茶メシである

荒んでますねスラム街だもの

ただ思いついたとばかりに情報もくれました

『飴玉一個子供に渡して話しかけてる、怪しいブン屋は見かけたな？』

明らかに知人…!!

にしても何故そんな事してたんでしょ？

飴玉が薬入り？

飴で選別し、当たりがいたら攫ってたとか？

下見みたいなもんなのか？

賞金稼ぎ冒険者ギルド

ジュン『間違いない、一日で捕まえるなんてやるじゃない』

略・ティア『さて…、掛け金はどれくらい集まった？』

略『このカネでありったけの酒を持って来なさい!!

　タダ酒よ!!』

結局、ティアは集まった80万を皆に振舞ってしまいました

あんたホントに元ご令嬢かよ!!

発想が博徒

飲む・打つ・買うは女のたしなみってね!!

皆の心を鷲掴みやないか!!

アッシュ『……すまねえ』

突っかかっていた冒険者とも和解

居場所は自分で作るもの

地で行くような豪快なムーブでしたお嬢様

物語前半はカランが主軸

中盤はティア主軸ですね

この人心掌握は他のメンバーじゃ無理だ!!

更に翌日

西部劇の定番、コロコロ回る枯草も描写

やっぱり西部劇じゃねーか!!

ちなみにこれはタンブルウィード、枯れ草が千切れて球状になったもの

乾燥地帯では割と見かけるんだそうな

日本人的には珍しいですな

ジュン『いたた…、昨日はご馳走様～』

『これがヘイルの賞金とステッピングマンの資料…、だって』

とはいうも、集まったのはほぼ都市伝説

ただのフォークロア

曰く生木で煙を焚くと近寄らない、屋根を壊したが直した、夜中に合わせ鏡してると寝ろと叱った…

だいたいいい人では？

あと背景にすごく見覚えある人影が

ジュン『夢幻のフォークロアより、フツーの賞金首捕まえて欲しいのだけど…』

すっかりニック達の腕を信用したらしい

ギルドは仕事の仲介業者

腕がいい奴は仕事しろ、ごもっともな話ですわ

後ここの作画が指折りに良かったです

ジュンさんセクシー

ジュン『子供に声掛けする不審者ならそれそこに』

言われて気付くと、オリヴィアがレイナに声をかけている真っ最中

タイミング良すぎない？

ただレイナの母は犯罪者を追って負傷した

賞金首ギルド関係者だったのか？

カラン『うーん…、あいつ』

『妙に重かったゾ？』

冒頭、オリヴィアに当たったときの違和感

鎖を持ってたせいでは？と

実際二人が当たったシーン、妙に重そうな効果音がしてたんですよね

後で気付いてちょっとビックリでした

音響さんいいお仕事!!

ニック『あっはっは…、まさか！』

略『…取り越し苦労だと思うが……』

当初はまさかそんなと笑って否定した一同

ですが不意に真顔で尋問へ

実際視聴者目線はともかく、劇中目線では「証拠が足りない」にも程がある案件

それでもニックは堂々と尋問したもんでした

たいした度胸だニック！

後ろでちょこちょこ動く面々がシュール

オリヴィア『……あれ？ 尋問的な感じになっちゃってます？』

略・ニック『なあ』

『お前はステッピングマンなのか？』

略『いや、そもそもお前は一体…、何者なんだ？』

オリヴィア『ええっと～～…、何を言ってるのかよく分からないんですけど～～～～…』

煙に巻こうとしたのか当初返事はめちゃくちゃ

実際「証拠」に乏しい詰問でした

ですが圧を感じたのか逃亡！

結局逃げてしまった事で、ステッピングマンだと証明する形になりました

調べれば、鎖が出てくるからでしょうか？

もっとヤバいもの持ってる？

オリヴィア『てへっ♡』

ニック『なっ!?』

『…………マジかよ』

マジだぜ!!

オリヴィア、誤魔化すように笑ってテーブル蹴り上げ天井破壊!!

天井の穴から逃げ去ってしまいます

ニックもびっくりの脚力!!

最後ご丁寧にテーブルが落ちてきて、元の場所にぴったり収まるファンサービス

どんな脚力だ!!

第6話は、天井を踏み砕き走っていた怪人

とかく脚力がハンパないのね!!

次回、第10話「迷宮捜査網」

とりあえず犯人が見つかり、追いかけっこへ？

またゼムに懐いた少女、単なる被害者なのか「仕込み」なのかも気になる所

話の流れ的に普通に被害者なんですかね？

まるで大江戸捜査網みたいなサブタイ

本事件を片付け、後は「ニックと養父」の直接対決で今期完結？

ニックの誤解が解けて大団円？

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