狼と香辛料 第9話 感想[ロレンスの破滅と鎧騒動]羊飼いノーラの立場 ネタバレ
狼と香辛料 第9話「甘い蜜と苦い鎧」感想
公式あらすじより引用
リュビンハイゲンに着いたロレンスは、同郷の商人たちが所属しているローエン商業組合に顔を出した。組合の主であり父と仰ぐヤコブとの再会を喜び、組合所属の証明書発行を依頼するロレンスだったが、商品の売却先を聞いた途端にヤコブの顔色が曇ってしまう。一方、ロレンスたちと別れたノーラは仕事を斡旋してくれている教会の司祭に、羊を放牧する場所についてお願いするが……。
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— 文倉十 (@haino) May 27, 2024
鎧売却に町人が困惑していた理由、ロイドが名指しされた顛末は
前々から言われてた大遠征は、もうなくなっていたのか
鎧はもう需要がなくなっていた
鎧を買う為の借金が致命傷に!!
かといってロレンス、打開策が借金とはちょっと無理があるんじゃとは思ったも
結果、商人たちに「女連れで借金しにきた」と呆れられてたと判明
冒頭からやたらホロの事を指摘されてた結末がコレか
しかも噂が噂を呼んで評判最悪
商人の情報網怖い!!
ロレンスもホロもメンタル崩壊!!
ここからどうやって立て直すんでしょうか
冒頭 ホロにからかわれるロレンス
実はロレンス、ノーラのような娘が好みだった
前回それで親切だったのか
しかしホロが嫉妬、軽くからわれることに
ホント口で勝てませんな
また町の青年がホロに惚れる場面も
これもフリだったのね
ロレンスが鎧を売却に行くと、大遠征がなくなって二束三文になってると聞かされます
実は訪れた商会も同じ理由で大損
それで人がいなかったのか
前の町で鎧を売った商人は、そんな状況を理解した上で鎧を売りつけていた
前回の使者は、ロレンスが鎧を買う為にした借金の証文を売りつけに来たらしい
それでロレンスが名指しだったのね
前回の町の商人は状況を知っていた
暴落中の鎧を、暴落前の値段で売りつけた
気付かなかったロレンスが悪いってね
まさに商人
ただ大遠征は、前章から「大遠征で景気がいい」状況がずっと描写されてました
アレはロレンスの誤解だったか
はたまたあの後で無くなったのかね
結局誰も貸してくれず
ただロレンスの顔の広さは本当にすごかった
ですがそれだけにダメージも絶大…
と、怒鳴られてしまったロレンス
金を借りたいなら、それなりの態度であるべきだろうと怒られてしまいます
このところずっとイチャイチャしてたロレンス
ホロの存在が当たり前になっていた
自分を客観視できてなかったのね
ただ金を借りられなかっただけじゃない
悪評を振りまき、他の商人と普通に取引する事も難しい状況となったか
追いつめられたロレンスは混乱し、ついホロにあたってしまいます
結果ホロとの関係も悪化か
これまで毛皮やらで散々儲けて来たロレンス
それが一度の失敗で破滅とは怖い
ローレン商工会の顔役ヤコブ曰く
ロレンスが欲をかいたのが悪い
せめて借金せず、手持ちで買えるだけに留めておけばよかったんだと言う話か
顔役ヤコブ達は金の貸し借りは出来ない
他の会員に不義理になるから
ですが彼の知恵、ツテなら借りられるのか？
彼のツテが死んだロレンスの救いに…？
これを乗り切らねば明日はない!! と男らしく言い切ったロレンスだったも
ヤコブ曰くそれは違う
暗い明日があるんだぞと
楽には終われない、失敗したらその先ずっと辛いんだぞと戒めてくれたんですね
どんなに辛くても明日はある
悪い意味なのが教訓的ですね
実は教会に睨まれてたノーラ
実は狼が出る危険なエリアは嫌だった!!
そうだったの!?
ノーラはエリア変更を申し出るも、雇い主の教会はすげなく却下
狼に襲われない祝福があるからいいだろと
この教会、守銭奴だって話ですが…？
実は誰も護衛を頼む者はいなかった
前回ホロは、彼女がロレンスと話すのを嫌がっていると指摘していましたが
それでもロレンスに付き合ったのはなぜか
あれが貴重な稼ぎだったから？
誰もノーラに関わりたがらない
ヤコブ『あの近辺をうろついていて無事なのはあの娘だけ……』
『教会がそれを良く思ってないのは
言わなくても解るだろ？』
『クソややこしい教会との問題に巻き込まれたくなければ、関わるなというコトだ』
この町は、邪神＝狼を退け聖人を冠した宗教都市
そしてノーラも狼を退ける力がある
ここの教会は、自分達の象徴「狼退治のご利益」を奪われるのを嫌がってるのか？
狼を退けるのは聖人であり、たかが羊飼いであってはならない的な？
そんな三人が一気に助かる流れなんですかね
やはり頼れるのはホロの知恵…？
次回、第10話「狼の知恵と商人の口車」
狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF 感想
狼と香辛料 第1話「収穫祭と狭くなった御者台」
狼と香辛料 第2話「いたずら狼と笑えない冗談」
狼と香辛料 第3話「港町と甘い誘惑」
狼と香辛料 第4話「夢見がちな商人と月明かりの別れ」
狼と香辛料 第5話「狼の化身と従順な子羊」
狼と香辛料 第6話「商人と理不尽な神」
狼と香辛料 第7話「神の天秤と草原の魔術師」
狼と香辛料 第8話「旅の道連れと不吉な知らせ」
狼と香辛料 第9話「甘い蜜と苦い鎧」
狼と香辛料 第10話「狼の知恵と商人の口車」
狼と香辛料 第11話「狼の森と凍てつく雨」
狼と香辛料 第12話「裏切りの代価と黄金の代価」
狼と香辛料 第13話「三人の晩餐と二人の午後」
狼と香辛料 第14話「新しい町と望郷の思い」
狼と香辛料 第15話「鳥の羽と不思議な鉱石」
狼と香辛料 第16話「祭りの夜と狂った歯車」
狼と香辛料 第17話「行商人の浅知恵と町商人の看板」
狼と香辛料 第18話「決意の積み荷と覚悟の交渉」
狼と香辛料 第19話「見えざる神の手と見えざる狼の心」
狼と香辛料 第20話「教会の少女と粉挽きの少年」
狼と香辛料 第21話「異端の村と司祭の契約」
狼と香辛料 第22話「教会の教えと父の記憶」
狼と香辛料 第23話「仕組まれた災禍としかるべき報い」
狼と香辛料 第24話「蛇神の道と賢狼の答え」
狼と香辛料 第25話「奇跡の行方と続く旅路【最終回】」