Unnamed Memory 第8話 感想[ティナーシャが殴りたいもの]魔法士迫害の元凶!? ネタバレ

2024年6月27日

Unnamed Memory 第8話「緑の蔓」感想

公式あらすじより引用

視察のため、国境周辺のミネダート砦を訪れるオスカーとティナーシャ。
近くの村では流浪の騎馬民族「イト」が略奪を行い、村長の妻・エルゼも夫を亡くし砦に身を寄せていた。

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ティナーシャがずっと殴りたかった「迫害の元凶」たる神

Unnamed Memory 第8話 感想

一話完結には壮大すぎる「神」との戦い

前回までの焦点・魔法士の迫害、その原因である神イリティルディアと激突か!!

転じティナーシャがオスカーを信頼した事

二人の絆を描く回か

ティナーシャは自分の危険性を重々理解

だから今は、万一の時オスカーが自分を殺してくれると安心しているんですね

長年自身の暴走を危惧してたんでしょうか

実際故国を滅ぼしてますし

殺伐としてるも絆は絆

彼の寝床でゴロゴロしちゃうくらい信頼!!!!

頬へのキス止まりなのも微笑ましい

オスカー王、国境周辺の視察へ

遊牧民族イトの脅威に晒されてる地域の視察

いわゆるモンゴル的な脅威

実際オスカー達も襲われました

もっとも負けるとは思えなかったものの

問題は彼らの守護神

問題はティナーシャがいた事で、彼女の魔力に古い封印が反応

イト族の守護神イリティルディアが覚醒

これは前回冒頭にもあった名前

魔法士を迫害する国が信奉する神様か

魔法士迫害の原因となった神

それがいつしか流れつき封印されてたらしい

イト族にとっては、魔法士を発見し滅ぼしてくれるありがたい存在だったようです

実際魔法士は脅威なのも確か

ですがこの神は魔法士を暴走させる存在

魔法士が危険視されてるのは、この神が暴走させてきたからという事らしい

とんだマッチポンプですわ

ティナーシャが殴りたい神

もう一つの問題は、神が地元の女性エルゼを依り代にしてしまった事

彼女を愛するハヴィは殺さないでくれと懇願

当然といえば当然

そしてこれがティナーシャの問題でもあるのね

エルゼを放置すれば、憑依した神によって壊滅的な被害が起きてしまう

それでもハヴィは殺さないでという

そういう思いが困るのね

殺して欲しいティナーシャ

対しティナーシャは、自分が暴走した時は殺して欲しいと思っている

そしてオスカーは殺すと言う

あくまで最後の手段だとは言うものの

ティナーシャにとってみれば、オスカーの存在こそ救いなんですね

彼から聞けたのが大きな進展でした

ティナーシャは敢えて神を吸収

事前に呑んだ宝珠の中に、神を閉じ込めて討たせる作戦だったらしい

オスカーなら対魔剣で正確に斬ってくれる

オスカー頼りの作戦なんだと

当のオスカーも呆れる一手!!

ティナーシャは俺、オスカーに甘えすぎだと呆れてしまうのがイケメン

つくづく関係を象徴する回でしたわ

もちろんオスカーは正確に神を切断

こうして神との対決は一話でハッピーエンド

正直ちょっとびっくり

ですがさっくり終わって心地よい回でした

ここは引っ張られるより好みですわ

オスカーの寝床に横たわるティナーシャ

つくづく彼女の信頼を描く回か

その信頼に、オスカーがつい頬へキスしてしまって耳まで真っ赤な大団円

神によるイチャつき回だったか…!!

元は「孕ませる」と始まった関係も

今やすっかり微笑ましくなってて何より

というか孕ませるのは、王族としての義務感から出た言葉だったのでしょうけれども

今やただティナーシャが好きなのだと

そんな素朴さを感じるのが素敵

もうエロアニメみたいなことを言う王子ではないのだ……

というか王様なのだ……

ゲストキャラの恋人たち

かつて騎馬民族に滅ぼされた村、その殺された村長……の妻エルゼ

そして滅ぼした側の長ハヴィが恋仲

えらく因果な恋仲

彼女を奪う為に村を襲ったのか?

解からずじまいも愛の深い二人でした

ハヴィが死にそうになった時は

エルゼはつい駆け寄ってしまうほど愛してた

そしてハヴィも、エルゼを死なせたくない一心で訴えるほど愛していた

ある意味で普通な関係でした

対しオスカーは殺す覚悟があり、ティナーシャは殺される覚悟がある信頼関係

死なせたくない彼らと好対比

冒頭 見覚えある宝玉

前回で魔法士の国、トゥルダールをなんとか軟着陸させたファルサス

使節団がトゥルダール宝物殿をチェック

すると見覚えある宝玉を発見

前にメイドに化けて潜入したミナリスが狙った謎の宝玉そっくり

あれと対になるものでしょうか?

ミナリスの狙いはヴァルドを殺した、ラナクへの敵討ちでした

すると大きな力があるのかね?

国境視察に訪れたオスカー

ファルサス東部、ヤルダとの国境砦

際し付近の村が"イト族"滅ぼされ、子供たちと未亡人エルゼが保護されていると説明

聞けば防衛戦で男が全滅

以来エルゼは笑えなくなった

でも夫を殺された悲しみとは違うのか?

ティナーシャは猫の姿に

気を利かされ寝室が一つだけだったので

当初ティナーシャは猫の姿に

貞操を守る為だと

うーん信用されてない

もしもオスカーが猫に欲情するタイプだったら危険でしたわ

吸ってよし!抱いてよし!!!

その夜、エルゼに共振するティナーシャ

彼女の悪夢を受信してしまいます

エルゼの夫が、遊牧民族の長ハヴィに殺されたワンシーン

ティナーシャは憎しみだと解釈

結局真相は語られず終いも

単にこの時ハヴィが彼女を見初めたのか?

村長は見た感じ年かさ

エルゼは強引に妻にされたのかね?

謎の昔話をするエルゼ

彼女の村の言い伝え

かつて謎の剣士が村を守った

実はその正体は、"村が滅ぼされた未来"で産まされた子供が成長した姿

村を救えば自分は消える

それでも母を助けたくて現れたのだと

過去を変えるか? 変えないか?

昔話は過去を変えることを肯定

後から思えば、エルゼも「自分が子を産まされる」事を肯定してました

対しティナーシャ、自分なら変えないと回答

実際にキツい過去を持つ彼女が、それでも過去を変えたくないと思ってる証か

そんなのキリがないから?

過去があるからこそオスカー達を守れるから?

翌日、問題のイト族が襲撃

イト族の長ハヴィは、エルゼを渡すよう要請

オスカーと決闘

結果もちろんオスカーが勝利

とはいえオスカー、倍以上は重そうな剣なのに圧倒的な勝利でしたわ

重さを活かしてでなく速度で勝ってましたもの

何故か駆け寄ったエルゼ

その姿に、オスカーは何か察したらしい

この辺からみて単に「略奪者・被害者」じゃないのは明らかでした

元々恋仲だったのか惚れてしまったのか

ハヴィは決闘の為「聖地」へ案内

問題は聖地に、実際に神が封じられてた事

そしてティナーシャに反応した事

彼女が規格外すぎたせいか

イト族の神の正体

客観的には危険な魔法士を見分け、退治させてくれるありがたい神様

しかし正体は魔法士を暴走させる

彼が暴走させたことで、魔法士は危険とされ迫害対象になってきたらしい

因果が逆、マッチポンプという事?

魔法士迫害の元凶なんだと

幸いオスカーと打倒

神は消滅、ハヴィとエルゼは晴れて恋仲になったらしい

最後は滅びた村で寄り添ってました

エルゼは「この先子を産んだら、その子が過去を変えるのかな?」とも思ってるのかね

彼女がハヴィを愛していても、子は「母の為」過去を変えに行くんでしょうか?

それは「思いやり」と言えるのか?

当事者になって、昔話を複雑に思うようになったのかね

人の気持ちは複雑だという事

もし将来、オスカーがティナーシャを殺せば“王が魔女を討った"昔話になるのでしょう

当のオスカーが彼女を愛していても

その事は忘れられるかもしれない

例の昔話も「攫われ、孕まされた女」の気持ちは語られていません

当事者に言わせれば全然違う話になるのかもですね

残る問題は宝珠、オスカーの封印

オスカーも魔法の才能がある

しかし封じられてると明言

母親の仕業かね

次回、第9話「分からないこと」

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Posted by 管理人