狼と香辛料 第4話 感想[行商と神様の悩み]ロレンス成功はホロの悲しみ ネタバレ

2024年9月25日

狼と香辛料 第4話「夢見がちな商人と月明かりの別れ」感想

公式あらすじより引用

ホロの助言により、ゼーレンの持ち掛けた銀貨切り上げ話のからくりに気付くことができたロレンス。この企みから利益を得ようと、ミローネ商会の支店長マールハイトに情報を渡し、協力を取りつける。今回の利益で自分の店をもつ夢に近づいたと浮かれるロレンスをよそに、ホロはどこか寂しそうな顔を見せる。

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銀貨を巡る詐欺、正体見たりと思われたものの。事態急転の真実とは

狼と香辛料 第4話 感想

銀貨騒動が結果的に巨万の富を!!

しかしロレンスが儲けて旅をやめれば、ホロは旅仲間を失う事になるのか

初めて心からの弱音を吐露したホロ

孤独は飽いた

友と別れを繰り返した長命種ならでは……

しかしその矢先、"知り合い"に酷い目に遭わされようとはひどい因果もあったもの

今回言った昔の知り合い?

それとも第一話に出てきた村人か

冒頭 銀貨騒動は貴族による詐欺?

商人と貴族の大規模詐欺とロレンスは推理

敵は、銀貨が価格上昇するから今のうちに集めておけと持ち掛けて回ってます

値上がりすれば差額分儲かる

しかし実際は値下がり、商人は差分だけ損する

仕掛け人はその差額を利用して儲ける

実体は真逆だったのね

同じことを複数の商人へ持ち掛けてた

ロレンスは自分がその一人にすぎないと推理

仕掛け人は貴族と街一番の商会

そこでロレンスは、この街で新参のミローネ商会にカラクリを話して協力を取り付けます

先手を打てば逆に大儲けできると

これまた「真逆」の結果

つくづく商売ってのは紙一重なんですな

ただ少し謎なのは

何故ゼーレンがロレンスに詐欺を持ち掛けたか

ロレンスはただの行商人

単に広く仕掛けるにしても、もうちょっと稼いでる奴はいそうなものですが

この点はフラグだったんですかね

想定通りなら「店」が持てる!!

大いに盛り上がるロレンス

行商は好きでやってるんじゃなく、あくまで手持ちが少ないからなんですね

曰くそんなだから嫁さんも貰えん的な

クワトロ大尉みたいなこと言ってる……

夢の店を描くロレンス

EDの絵はそういう

スレたリアリストながら「夢」をちゃんと持ってる人なんですな

ちょっと意外な一面でした

ホロ『独りは飽いた……』

『独りは寒い……、独りは…、寂しい………

しかし浮かれた結果、ホロが泣きだす事に

普段飄々とお姉さん風を吹かせるも

長命種ならではの寂しさか

そもそもあの村にいたのも、どうも友達に会う為に旅をした為らしい

別れた友達とまた会いたくなったのか

やがて村人と意気投合

豊穣の神として村を守る事にしたも

どうもそのきっかけになった男、かなり抜けたタイプだったらしい

いわゆる「昔の男」

抜け目ないロレンスと正反対なタイプかね

実はロレンスも共通体験が

孤独なのは自分も一緒だ

行商人なんかしてると友達も作れない

言われてみるとその通り

第一話では意気投合してたも、あれは珍しいケースなんですね

孤独など平気そうに見えたも

それはロレンスもホロも一緒

長命だから行商だから、二人共孤独を抱えてきたんですね

行商の力は彼を孤独にする……

ロレンスとホロの約束

ちゃんと北まで送り届けると約束

優しい

第一話冒頭はなんだか寒そうですが、ホロの故郷に「二人の店」を作ったんでしょうか

三話にして愛が深まるエピソードですね

しかも同衾ですよ同衾!!

ホロがベッドに入ってきたので

ロレンスは事に及ぼうとしたようですが

どっこい襲撃者に気付いた

ホロは寝たふりして、密談する為にベッドに紛れ込んだんですな

ホント食えない賢狼ですわ

おそらく「敵商会」

この街の古参商会による襲撃

と思ったもどうも違うのか?

ホロは自ら囮に

逃げるこむ先は商談相手のミローネ商会

彼らに話を通せるのはロレンスだけ

だから自分が囮になると離脱

今回、二人の結びつきが強くなったればこその事件でしたわ

ロレンスも思った以上に情が深い……

無事、商会に逃げ込めたも

残念ながらミローネ商会は、助けるメリットが薄いと拒否へ

ここの長は支店長止まりですしね

確かにその通り

実は本部は大公、他所のお貴族様らしい

しかしここで疑問が

相手も当然それは解かるはず

切り捨てると解ってるはず

であるなら、ロレンスたちを襲ってもリスクでしかない話だったんですね

しょせん行商人の悲しさ

ですが現実に襲われたという事は……?

打ち明けるロレンス

敵からホロを捕まえた旨の手紙が

何か察したロレンスは、商会に「豊穣を司る賢狼」だと打ち明けてしまいます

EDのはこの支店長さんだったのか

ホロ『…!? 主は………!?』

敵にホロの知り合いがいたと判明し次回へ

てっきり企みを見抜き、そのまま種明かして第一部完って流れかと思ったも

敵はホロだと知って襲って来ていた

果たして誰なのやら

第一話のCV杉田氏な人とか?

次回、第5話「狼の化身と従順な子羊」

子羊、ホロのような土着信仰を邪神と考える宗教絡みなのかね

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