狼と香辛料 第6話 感想[タイトル回収]田舎村と銀騒動に一段落 ネタバレ
狼と香辛料 第6話「商人と理不尽な神」感想
公式あらすじより引用
ミローネ商会の手を借り、無事にホロを取り戻したロレンス。しかし、再会を喜ぶ間もなく、メディオ商会に追われ、二人は地下水路を逃げ回ることに。地上を目指して進んでいくが、次第に追手の声が近づいてきて……。そして行く手を阻まれ、深手を負い追い詰められた二人の前に、思いもかけない人物が姿を現した。
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第六幕ご視聴ありがとうございました!
次回からの新しい旅路が楽しみです#狼と香辛料 #香辛料 pic.twitter.com/YhKqCDaaWj— 文倉十 (@haino) May 6, 2024
さよならロイドの一張羅、行こうぜ相棒。新たな旅立ち!!
香辛料とは軽くてかさばらず高価、行商人にぴったりな商材なんですね!
行商というテーマならではのタイトルなのか
作中の戯曲でも活躍してるそうな
またホロの狼としての姿は圧巻
敢えて化け物と強調する演出が悲惨でした
そんな、ホロ自身が「見ないで」というほど恐れられた姿にもロレンスは食い下がった
その事が信頼をまた深めたのか
大団円の旅立ち回
一張羅は犠牲となったのだ………
挿絵・文倉十先生は当時ショックだったのだ…
ロレンス、銀騒動で得た利益は
なんと銀貨にして120枚
万じゃなく120!?
諸経費もですが、手数料という形で王に値切られたのが原因らしい
入れ知恵したのは王の御用商人
つくづく「商人は怖い」ですわ
得た金銭的な利益は小さかったも
しかし地元商会に、王から得た特権を売りつけたところこれが予想外の高値
結果ロレンスは銀貨千枚分の利益を得ました
つまり大儲け!!
どうも、ミローネ商会視点ではそう大きな利益は出なかったらしいものの
ロレンス達をよほど気に入ってくれた様子
戯曲好きなのもあってでしょうか
特権で潤うことになったらしく万々歳
なんだかんだでホロの村が潤う
それは良い事か
もっとも、これまでホロが豊作になるようかけてた補正は失われるわけで
やっぱり後悔はする事になるんでしょうね
彼にすれば「ホロは豊作も、凶作も思いのままだ」と誤解して恨んでいた
彼女に支配されるなどまっぴらだと
実際は豊作になるようにしただけ
凶作が訪れるのは、彼女の力に余るものだったからにすぎないのに
恵まれた環境を当然のことだと誤解
その報いは受けることになるのでしょうね
農耕技術発展に期待だ……
冒頭 予想外の追撃者
追撃者『ミローネ商会はお前らを売ったぞ!! 今さら逃げても無駄だ!!』
なんと逃走に使った水路にも敵が出現
もっともハッタリだったらしい
ロレンス曰く、裏切ったなら挟み撃ちなど的確に手を打ってくるはずだと
頭が回る上にメンタルが強い!!
『何せお前がいれば、ミローネ商会を潰せるんだ』
教会に渡せば背信者
関係者もセットで火あぶり!!
ミローネ商会も売ってしまえば後がないのね
だから絶対に裏切りはない
損得勘定で判断するのがロレンスらしい
敵は水路に逃げたと把握し、諦めさせようとハッタリを打っていたらしい
賢いやり方だけど愚かだった!!
やはり戦闘力がないのは厳しい
殴り飛ばすくらいは出来ますが
頭が良いけど戦闘力がない
声的にルルーシュを思い出しますな
ロレンスの前に姿を見せたのは
やはりヤレイ
彼はロレンスにホロを渡すよう持ち掛けます
心から友情を感じているんですね
これだけ優位な状況では破格ですわ
しかしロレンス、ホロとの契約を優先
このとき勝機は完全にゼロ
てっきり、時間を稼いで味方を待つくらいの勝算があるのかと思いましたが
捨て身でこれを言ったとは男らしい!!
ホロが彼の血を吸い、狼化して形勢逆転
心底やりたくなかったんですね
口が文字通り裂けた
化け物そのもの、やりたくなかったのが強く伝わる変身シーンでした
ヤレイは「狼憑き」くらいに思ってたとの事
とんでもねえ!! 神そのものだよ!!
サブタイ「理不尽な神」
ヤレイがホロをなじる言葉だったんですね
ホロはただただ慈しんできたのに
その最後がこれかと思うと切ない
無論、彼が村の総意って訳じゃないですが
ホロが豊作の神なら、不作は彼女がたわむれにやってるだけと誤解
彼女の気分ひとつで踊らされる
そんなのはまっぴらだと
ヤレイの言い分も、不作に苦しんだ当事者の言葉と思うと重く感じます
あわやヤレイをかみ砕くかと思われたも
実際どうだったんでしょうね?
ロレンスが寸前で制止、それが効いたのか最初からその気がなかったか
ヤレイの事もビビらせるだけで終わりました
彼も彼なりの正義感か
怯えるロレンス、決別のホロ
ロレンス『お前が破いた服!いくらすると思ってるんだ!!』
土壇場で「対等」に戻れたロレンスの優しさ
当初死ぬほど怯えてました
本気で化け物扱いしてた
しかし第一話で同じように怯えたとき、ホロが悲しそうな顔をしていたと思い出した
思い出せたからこう言ったんですね
ホロは怖がられるのが悲しい
そう思い出したから、敢えて対等に話したのか
最後までホロを「神」と怯えたヤレイと
対等な関係に戻れたロレンス
優しい再出発でしたわ
失血により昏倒してる間に事件は解決
当初ホロも姿を消していたも
利益を貰った矢先、ホロが勝手に買い物して請求書を寄越して来たので旅立ちへ
ロレンスが一緒に行くと理解し待っていた
既に行商へ準備万端
さすが賢狼!できるオンナだぜ!!
櫛も買ってるし!!
支店長マールハイトが言うには、香辛料で儲けた商人が悪魔に差し出された戯曲が
教会にとっての悪魔=狼神との旅
そこに香辛料とはピッタリだと笑ったんですね
教養の深いオッサンですわ
次回、第7話「神の天秤と草原の魔術師」
EDの羊飼い達のお話になるのかね?
狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF 感想
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狼と香辛料 第6話「商人と理不尽な神」
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