怪獣8号 第10話 感想[曝露]第三部隊の10号討伐戦に幕 ネタバレ

2024年6月30日

怪獣8号 第10話「曝露」感想

公式あらすじより引用

新人隊員たちが訓練の成果を発揮し翼竜系怪獣をなんとか抑え込む一方、巨大化した「怪獣10号」の攻撃はさらに激化! 敵の変化にも対応して着実に攻撃を続ける保科だが、ついに限界が訪れる。そのとき保科の脳裏に浮かんだのは、自分の剣技を認めて背中を預けてくれた、ミナの言葉だった。

土曜23時 X(Twitter)にて全世界リアルタイム配信、その後23時30分よりAmazonPrime他配信

公式サイト公式ツイッター

保科がミナを信頼する理由。カフカ正体暴露、物語は岐路へ

怪獣8号 第10話 感想

アニメ一期終盤山場で正体バレとは熱い!!

全員が捨て身、キコルも保科も駆けつけたミナも、全員が力尽きる寸前まで戦っていた

その必死さ、身体を張る在り方がカフカに正体暴露を促したのか

今回カフカは防衛隊員ヒーローに憧れた

カフカも皆を守る防衛隊を身体を張って守った

まさしくヒーローだった!!

保科副隊長の存在意義

実は銃の解放戦力が低い欠陥持ち

刃は攻撃範囲が狭く、大型怪獣が主流の現代には向いてないと言われてきた

子供の頃から散々言われてきたらしい

しかし銃特化のミナに、君が必要だと招聘

自分は自分でいいんだと認められたのか

以来「ミナの為に切り開く」事に特化して戦っているとの事

前から芯の強さが印象的な副隊長

これが自分の生き方だ

ミナにもらった強い自己肯定ゆえなのか

今回、ミナが参戦して戦局が変わったも

元々ミナこそ「火力」担当なんですね

ミナの一撃へと繋ぐのが第三部隊

どこもこんな風に隊長が軸なのか

何せ隊長、副隊長からは専用武器が配備される

使いこなせるのが隊長たちが要なのね

敵の切り札「余獣爆弾」

怪獣10号を総力戦で撃破

しかし配下・翼竜は自爆能力があり、集まると核爆弾級というから恐ろしい!!

以前、余獣に増殖器官が付与されてたように

これも後付けした能力なのかね

曝露、カフカ一世一代の吶喊!!

カフカは爆発寸前の生きた核爆弾を殴り飛ばすべく怪獣8号に変身

結果爆弾撃破も囚われの身に

何せ本獣クラスの怪獣が、数えるのも馬鹿らしいほど大量に合体した形態

もうカフカ以外では手に負える状況ではなかったんですね

カフカもたった一撃で満身創痍

もはや逃げる体力もないか

冒頭 保科副隊長の欠点

保科『(刃が通りきらん!! これやから大型は……!!)』

巨大化した10号に歯噛みする保科

単純に質量が多いぶん「大型は、刀では切断しきれない」のが保科副隊長の悩みか

人型なら怪獣8号だろうが両断できる

アレはおそらく最高硬度

8号は刃を「噛む」事で辛くも止めたも

普通に外殻相手なら、保科さんに斬れないものはないのでしょうね

しかし斬り切れない

質量…、やはり質量こそパワー

余獣爆弾

余獣と言っても、普段なら本獣クラスのパワーを秘めた規格外の敵集団

いわば敵全部ガンダムみたいなもの

アレは自爆能力も持っていた

カフカが何も言ってない為、後付けされたものだと見るべきか

やはり9号絡みなんですかね

保科『(速さで押して背後の核への一点突破!!)』

が、その狙いを完全に見切られ敗北

背後に回ったも、敵は背中に大量の「眼」を出現させて見切ってしまいます

どんなスピードでも見切れるという事か

弱点への備えをしてあった

前回で余獣同士、互いの背を補い合ったのと同じ

単独で完結してるとは怖い

回想『諦めろ宗四郎』

致命打を喰らい、スーツの駆動限界に達して保科は一度ノックアウト

際し幾度も言われた言葉がフラッシュバック

もう刀の時代じゃない

近年怪獣が大型化している

カフカの8号以前も、ここ十数~数十年での緩やかな変化もあったんですね

その結晶がカフカ達なんでしょうか?

これからは銃の時代

たとえばミナみたいな隊員の時代

またどうも、他の隊員みたいなライフルさえまともに使えないのか

いや刀でも圧倒的に強いものの

特に幼い頃は解放値が低く「今みたいな超スピード」はなかったからか

今は解放90%台ではあるも

エリートでも入隊時は解放10%台くらい

であれば昔、今みたいな白兵戦はできなかった

巨大怪獣相手に解放10%台で戦うのは、技術があっても無理だという判断でしょうか

遠くから銃を使わないと危険

なのに銃が不得手

だから(補助武装として)剣技を教える教官になれと打診されていたらしい

上層部も技を評価してたんですね

ミナ『君の力が必要だ』

略『私が敵を射抜く時、君がその道を切り開いてくれないか?

唯一、戦場で必要だと言ってくれたのがミナ

だから信頼してるんですね

理由は色々あるも、"私は刃物が苦手だ包丁もダメだ"というのがかわいい

保科副隊長は現代戦では「主役」じゃないと自認しているも

前衛として誇りを得たんですね

保科副隊長、限界

再び現在、ひたすら攻撃を繰り返す保科

しかし今度こそ限界

血を吐きながら続けるマラソンの限界

めちゃくちゃ根性の人だった…

作画班も根性

今回の作画だけで三話ぶんくらいあったのでは

ミナ『"皆、よく耐えてくれた!!"』

幸い、ミナが吶喊帰還して戦況激変

メイン火力きた!!

司令部ですら到着まで気付かなかったほどなので、相当急いで戻ってきたらしい

あなたの為に急いできたの!!

保科『怪獣、僕の勝ちや』

略『僕はこの基地の隊長

亜白隊長あのひとに繋ぐのが務めや……!!

圧巻の火力でごっそり消し飛ばすミナ

これが銃の時代!!

ただ、やはり保科が必要でした

ミナは食われかけた保科を救う為、咄嗟に撃って救出する事に成功したも

10号を倒し損ねた

結果、次弾を当てるのがひどく難しくなったんですね

保科が敵の足を止める必要があった

それが二人の連携戦か

虎さんも大活躍!!

ミナがいつも連れてる虎、彼が大砲の反動を抑えてくれる

また機動力になる

彼なくしては成立しないのね

特に説明ないのでたぶん普通に虎らしい

それとも怪獣虎なのかね

キコル『クソッ!今の私じゃ傷すらつけられない!!』

つくづく保科副隊長は規格外

そこで解放値六割の保科が切り裂き、そこにキコルが斧を叩き込む連携技へ

その時点でキコルは力尽き退場

そりゃそうですわ

保科副隊長が既にオーバーヒートしつつも根性で動いているものの

キコルも限界だったんですね

決着 怪獣10号

保科『(斬って!! 斬って!! 斬り拓け!!)』

『(それだけが僕の……、存在証明や!!)』

のみならず、余獣を撃破し終えた隊員も合流

第三部隊総力戦で遂に足止め

ミナの一撃で10号討伐へ

とはいえ保科副隊長、十分という限界を超えて更に十分以上は戦い続けてました

副隊長が体張り過ぎ

それが並みの隊員の三倍以上の数値を誇る副隊長の意地か

前回キコルが圧巻の火力だった

彼女ですら通じない硬さ

副隊長、隊長がいなければどうしようもない難敵だったか

10号、数字付きはハンパじゃないのね

カフカ『や゛っぱり間゛違゛ってなかった…!!』

『俺がガキの頃からなりたかった防衛隊…!!

『あの人達、めちゃくちゃカッコイイ………!! 俺もいつか…、あの中に入りてぇ……!!

改めて憧れ直すカフカ

ミナが内心すごいドヤ顔してそう

レノも最初は軽口を叩くも、"まだ始まったばかり"だと激励

終わりなんだよなあ……

ここの台詞が本当に因果でした

核爆発レベル

小此木『"隊長のスーツ、駆動限界まであと1%です!!"』

なおミナも限界だったとの事

何せ90%越えのパワーを、そのままつぎ込んで撃ち続けた訳ですし

あの火力、負荷も相当なものなのか

いつも涼しい顔ですがかなりキツいのね

が、巨大"余獣爆弾"出現

オペレーター『推測される爆発のTNT換算は……、20キロトン!!

隊員『核爆発レベルじゃないか!?

余獣爆弾が合体、一度に着火する巨大爆弾

怪獣のポテンシャル恐ろしい

しかも爆弾ゆえ、下手に撃てば誘爆して終わりが早まるだけという

元よりすべて本獣クラスの規格外集団

集まればこんな事も出来るのか

怪獣10号『ニンゲン………』

『この勝負、引き分けだな

さっき、勝ちだと言われた事の意趣返しか

本当知性が高い

9号をある面で上回りますね

曝露 全員の前で変身するカフカ

レノ『駄目だ!? 先輩!?

が、ここでカフカが変身

いつ核クラスの爆発が起こるか判らない

でも叫んじゃアカン!!

でもここで叫んじゃうのが「レノらしい」と思います

そこまで達観できるタイプじゃない

そもそも監視カメラ・ドローンだらけ

作中、司令室から全域が見渡せるのはドローンを数え切れないほど飛ばしているおかげ

また隊員のバイタルも常時モニター

前も一度不審に途切れた事があるカフカ

誤魔化すのは無理か

カフカ『(隊員みんながあんだけ体張って戦ったんだ!!)』

『(俺だけ自分の身……、守ってて良い訳ねえだろ!!

 俺だって防衛隊の…

 第三部隊の一員なんだ!!)』

今度は俺がああああ!!

常識的には、できる限り身を隠しながら変身するのが正しかったも

今回みんな捨て身だった

だからこそ隠れる選択は出来なかったか

いつ爆発するか判らないんですから

最速で吶喊し余獣爆弾を撃滅

膨れ上がり、下手すると東京ドーム数個分ありそうな巨体を一撃で吹き飛ばしたカフカ

これまでもワンパンでキメて来た本作

過去最大の一発となったか

余波だけでビルが倒壊

そのさなかも、カフカはいわゆる"モブ"隊員を守って仁王立ちしていました

名前があるキャラじゃない

彼が隊全体へ敬意を持ってる表れか

ミナ『日比野カフカ………………、いや……』

『怪獣8号

『身柄を拘束する

最後、ものすごく俯瞰した構図なのが印象的

カフカが庇った巨大な破壊跡

カフカが、いかに人間離れしたモンスターか端的に示す構図でした

ミナ達は彼に救われた

だからと野放しに出来ない象徴か

とはいえ今回、初めてと言っていいくらい驚きっぱなしだったミナ

カフカと過ごし、彼に救われた隊員たち

彼女たちの本心は……?

次回、第11話

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怪獣8号 感想

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怪獣8号 第4話「フォルティチュード9.8」
怪獣8号 第5話「入隊!」
怪獣8号 第6話「夜明けの相模原討伐作戦」
怪獣8号 第7話「怪獣9号」
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