人間不信の冒険者たちが 第6話 感想[騙した側の心]世界を救うようです
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第6話「算数ベアナックル」感想
公式あらすじ
算数と拳闘の対決を同時に行う“算数ベアナックル”。サバイバーズは決戦当日まで特訓と相手チーム調査に尽力していた。そんな中見えてきたのは鉄虎隊の不正疑惑。そこに目をつけ戦略を巡らせるサバイバーズだが、果たして……!?
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便宜上は男だけど、実は女の子にもなれる無性剣はかわいいなぁ!!! #アニメ人間不信 https://t.co/8LSeko5vld
— MFブックス編集部 (@MFBooks_Edit) February 7, 2023
対決!算数ベアナックル!! 唸れカランちゃんの計算力!!
公式が聞き捨てならないツイートしてる!?
女の子にしか見えないぞこれ!!
詐欺女クロディーヌも「ただ幸せになりたかった」だけか
ちょっぴり切ないニックの復讐解決編
金銭では満たされず苦しんでたクロ
仲間に信頼され、ささやかな努力が実って大喜びだったカラン
二人の幸福が対照的な回でした
毎回「次の話」を示唆するのも心憎い!!
怪人って何なんでしょ
要は計算、格闘を分担する決闘
計算出来た方が格闘で有利になるルール
実在するチェスボクシング的ですね
計算担当はカラン!
冒頭から終わった感が凄かった!!
その為、ギルドに睨まれていたのが肝
ズルしすぎて反動がきたんですな
悪銭身に付かず
割と勧善懲悪的なテーマ
詐欺女クロディーヌの事情
普通に育ったが、幼い頃に家が破産して転落
誰にでも起こりうるかもしれない話
ただ彼女の場合、他人を出し抜けばそのぶん幸せになれると信じたのが過ち
不幸の再生産みたいな人でした
レオンも「他人の不幸」を望んでた辺り似た者同士だったんですかね
刑事ドラマ的なエピソード
養父に追放された件は皆の件が片付いた後?
ただ養父の方は「やり方が合わない、自分らしくやれ」という発展的解消だった印象
冒険者性の違いによる解散
あっちは前向きに落ち着きそうですね
ラストでは迷宮都市に怪人が出没と噂へ
何事かと思えばティアーナ回だコレ!!
両者が繋がるのか、別のエピソードなのかも楽しみですね
ティアが賭けの楽しさを教える話?
ティアさんのクズエピソード?
冒頭 ルール説明
ヴィルマ『全10ラウンド』
『算数と拳闘、それぞれ1対1の対戦を同時にやるのが基本ルールだ』
『算数対決のどちらかが回答を終えた時点で、1ラウンド終了』
キズナ『算数を終えない限り、延々と殴り合いが続くという訳か』
曰く冒険者に勉強をさせる為の決闘ルール
義務教育がないんですものね
冒頭、ヴィルマ婆ちゃんがお茶目なポーズ
でなく受付嬢が遊んでたのか
先日はヴィルマの真似
毎回なにかしら遊んでて可愛い
『更に次のラウンド開始時
算数の点差10点につき1発
相手拳闘プレイヤーがノーガードで殴られる!』
そして算数プレイヤーはクジで決めると
計算に強いほど拳闘が有利
また計算も拳闘も、片方の計算が終わった時点で終了
計算遅いと回答数が稼げないのか
ゼム『カランさん……、ですか?』
ハイ終わった! 冒頭から終わったよ!!
よりによって確率1/5を引いた!!
なぜ唯一計算できない子が!?
ニック『ニックだ、落ち着け』
カラン『わたたたたたたたた!?』
ニック『ああ、カランにも出来るさ』
カラン『だだだだだだだだ!?』
ニック『大丈夫だ、カランにも出来るさ』
なんでニックくん翻訳できるん?
なんなの仲良しなの?
あなたならできるわ
伊達に合体した仲じゃない
カラン『ううううううううう』
ニック『ううううって言ってる』
そこはうううで正解なんだ…
ちなみにクジは名前でなく、顔の落書きが描いてありました
たぬきでなく角の絵だったのか
多分、字が読めない冒険者向けなんでしょうね
それか受付嬢ちゃんのお茶目
一応カランは読めますが
余談ですが今回も作画が微妙
オープニングの作画と劇中にギャップが…
ハハハこやつめ
ここ二週は外注でしたが、今回は元請けコンビ制作のはず
にしては原画がほぼ外国人
コロナでも出たんですかね
Aパート ゼム先生の算数教室
ゼム『これはなかなか見所がありますねえっ』
カラン『何点だった!?』
ゼム『カランさん、頑張りましたねっ』
場所を移動し練習問題
やけに褒めると思ったら、18点しか取れていなかったらしい
ゼム先生ええ人ですな
さすが元聖職者
パフェ食ってるキズナくんかわいい
君なにその作画
前回といいホントよく食べますね剣なのに
どっかの転生剣とえらい違い
ゼムがなかなか点数を言わないので、期待してしまうカラン
言いにくいのだと察したニック
ニック君ホント気配りがいい
むしろそのせいで追放されたのかね
ゼム『カランさん?
今回一番重要なのは、カランさんに今なにが出来てなにが出来ていないのかが
ハッキリ見えた事です』
カラン『ン……?』
ゼム『だから、解る事は強化して、解らない事は解るようにしていけば良いんです』
弱気になるカランをゼム先生が激励
いい先生ですね
子供の扱いが上手いというべきか
ただだからこそ、好意を持たれて失脚してしまったのは不憫なところか
前向きな言葉で話せるのは大切
キズナ『素直に我を頼れば良いものを~』
略・ゼム『あなたの力は、あまりにも強大すぎる』
キズナ『じゃが…、我だってサバイバーズの役に立ちたいんじゃ……』
この決闘「カンニング」すれば簡単だって話か
テレパシーを使えば一発
魔術そろばんもある
奇麗に前回と話が繋がってますわ
『聖剣ではなく、仲間としてのキズナさんの力を』
冒頭からゼム先生が眩しい
聖職者オーラだ…
また、ズルしてでも勝ちに行く様を「主人公の有能さ」と描写するのも一つの手
対し本作は「正しく」生きようとするね
つくづく善性が強い
『それからの一週間、俺達はひたすら特訓と対策にあたった……』
ってゼム、キャバクラ行ってばかりやないか!!
と思ったらカランも指摘
この子、ホント素直ね!!
またキズナ、この時はカランの部屋へ
皆の部屋を回っているんですね
それはもうグルグルと
ゼム『…バレてしまいましたか』
実は彼、鉄虎隊の噂を集めに来たんですね
どうも聞き耳を立てていたが失敗
察した女の子たちが、自分から話してくれたようです
慕われてるんですなゼム先生
良い人だし顔が良いし
しかも顔が良い…
一番笑ったのがコレ、満面の笑顔でひどい!?
煎じ詰めると「鉄虎隊はやりすぎた」と
悪事しすぎて睨まれてる
また獣人レオンは頭もキレると噂
前回の反応も意外でしたもんね
略・ローズ『……そうねえ……』
『亜麻色の揺れる髪、瞳は吸い込まれそうな浅縹、しなやかな長い指は薄桃色で、セクシーなベルベットボイス…、場に似つかわしくないカソック……』
ゼム『……誰の話をしています?』
あんたやないかい3年B組ゼム先生!
まあこれは皮肉か
ゼム自身が怪しまれ、噂になっているのもマジなのでしょうが
マジ美形なんですな
なお「あさはなだ」とは浅縹、浅めの藍色を意味するだそうな
朝花田とかいそうですよね相撲取りに
カソックは聖職者の平服
後ろにも目を付けるんだ!
と説明してるのは、ニックの部屋
洗濯物干したままかよ!!
アイドルグッズもそのままですが誰もツッコまない優しさ
いいパーティーですね!
自発的でなくニックの作戦だったのか
なかなかに諸葛ニックですね
今回のケース、鉄虎隊の常套手段だったとの事
いつも同じ誘い方、決闘を挑んでくる
クロディーヌもそうでしたもんね
彼女の詐欺もワンパターン
犬の卒倒というやつ
ゼム『美味しく飲み歩きながら、聞き込みもさせていただきましたよ♪』
なおキャバ嬢曰く「不味そう」
カランの言葉を肯定する為にこんな言い方をしたんですね
そら皆惚れますわな
しかも顔が良い
略『まるで背中に目がついているような勘の良さで
全然尻尾を出さないのよ~』
ゼム『情報を筒抜けにして、相手を絡めとるのが彼らのやり口のようです』
なにそのアムロ・レイみたいな言いぐさ
後ろにも目を付けるんだ!!
イカサマだと誰でもわかる
イカサマを暴こうと相手に思わせ、集中力を削いでるって事でしょうか
バレない自信あればこその策ですな
ティア『おそらく"念心宝珠"』
要は下位テレパシーを行うアイテム
計算でカンニングしてる
これはティアーナに、魔術的な知識があるから解ったんでしょうか?
飛び級クラスの天才ゆえなのか
洗濯物気になるな…
カラン『それだけで良いのカ…?』
ティア『私が合図をするまではね♪』
とまれニックの策は、カランに集中させる事
おそらく今までの挑戦者は、あからさまなイカサマを暴こうと集中力を削がれた
だからカランには計算だけさせる
暴くのは味方の役割
そんな分担で対抗したんでしょうか
ある少女の回想
『子供の頃はそこそこ幸せだった』
レンガを積み上げるようなイメージが描写
曰く親は駅馬車職員でそこそこの暮らし
しかし親がケチな横領で失職
親もやらかしたのか
何か事情があったのかもですが
親に売られかけ、子供独りで生きる羽目に!?
際し「レンガを壊す」イメージ
積み上げたもの、全部を失ったイメージか
子供がゼロからは辛い……
親は選べないし…
『そこそこの器用さで、そこそこのイカサマをこなし
そこそこの男達と
そこそこの暮らしもやってみた……』
『ニックともそんな中で出会った』
これクロディーヌの回想なの!?
幼い頃は無邪気そう
しかし転落、"リップを引く"描写は醜く描かれたのが印象的
望んでの事じゃない的な?
彼女に掘り下げは意外
『私はただ……』
彼女が何を望んだのか…?
悪夢から飛び起きたところで終了
部屋は高級品揃い
これって「必要以上に詐欺をし続けていた」って描写だったんでしょうか
なのに不幸だった
金銭では満たされなかったのか
Bパート 決闘ラウンド1!!
ヴィルマ『算数ベアナックルの始まりだっ!!』
場所はギルド屋上、めっちゃ人集まってる!?
暇なのかみんな!?
一応「拳闘」なこと、娯楽に乏しい時代背景だからでしょうか
あと鉄虎隊への恨みか
略・クロ『子供がやるような問題よ?』
ゼム先生ゼミでやったところだ!!
テスト問題はかんたんな足し算
クロの言葉もごもっとも
ヴィルマが言う通り、本当に冒険者って勉強しない人達なんですな
そらニックが異端な訳だわ
ええ子や!
際し観客が描写、まるで書き割りだコレ!?
観客はたぶんCGなんですね
割と躍動感あるポーズで動かないから不気味
まるで時間停止AVのようです
『(計算が苦手そうなカランが算数プレイヤーと決まった時点で
奴らがそこを見逃すわけがない!)』
拳闘サイドはニックvsレオン
敵はあからさまに時間稼ぎ
そうすればクロが計算で圧勝し、次ラウンドで一方的に殴れるからか
計算で勝てば次ラウンドで殴れる
だから戦う必要がない
頭がいいレオンらしい判断なんですな
もし計算担当がティアなら、次ラウンド頭で不利になったのはレオンでしょう
だからそうなる前にカタをつけようとしたはず
そんな感じで合理的なんですな
合理的だから読みやすい
『(知識なしにアレに辿り着けることはない……)』
このアレとは、どうも念心宝珠らしい
ティアは知識があるから解った
彼女があまりにアッサリ解った為、ありふれたものかと思ったけどそうじゃない
前回テレパスにも混乱
テレパシーは珍しいものなんですな
計算中、仲間=ニックが殴られ集中を乱すカラン
なるほど嫌なルール
こうしてみると結構ちゃんとした決闘なのね
カラン『終わったゾ!』
クロ『え、ええ!?』
意外な展開!?
ですが結果はクロ98、カラン86
早解きしたのでミスをした
対しクロ、単なる算数なので全問正解してます
カランに一手遅れて2点落としたのか
うーん煽りおる
また点数発表など、ちゃんとボクシングっぽくてちょっと笑えますね
名前はシュールだけど大真面目!
受付嬢ちゃんかわいい!!
観客が停止状態!!
とかくカランを責めない
本当信頼感が強い
二話でゴタついたけど、それも含め「人間を信じたい」面々なんですな
カランも最初からそう言ってますし
レオン『悪ィ…、手が滑った……』
ニック『……これが奥の手……、って訳でもないよな?』
正直フツーに殴っただけに見えました
が、なんかやったらしい
顔を殴るとみせて腹を殴った…、だけじゃ「イカサマ」としては弱い?
実はツメで突いてたのか?
視聴者にもバレないほど巧妙に?
ニック『(算数と拳闘を並行すると何が起こるか?)』
『(表面的にはスタミナ管理としての算数)』
例えば早く計算を終え、味方を休ませる為
片方が計算を終えた時点で拳闘も終わる
答え合わせで休憩となる
算数プレイヤーは、味方が不利に感じた時は計算を早めに進めると良いんですね
特にボッコボコに殴られたりした場合
戦闘を中断できるのは大きい
ニック『(これを攻撃として考えると、別の側面が見えてくる!!)』
仲間を守るのでなく攻撃に使う
計算正解数で有利な側が、ラウンド頭で「✖発殴る」ルールを活用する
そうすれば無理に戦う必要はない
拳闘パートは時間稼ぎ
計算で有利に立ってボコり続ければいい
それが「攻撃」なのか
敵の狙いはめっちゃマトモでした
それが通用するほど、計算できないのがフツーなんでしょうか
鉄虎隊は揃って頭が良いようですし
計算さえ出来れば、拳闘パートは無理に戦わなくていい
それが彼らの戦術なんですな
『(圧倒的な即答スピードがあれば、相手の知能に関わらず相手に答えさせずに)』
『(一挙に莫大なペナルティを与える事も出来る!)』
先に全問解けば、その時点で計算タイムは終了
相手は賢くても点が取れない
次のラウンド頭、そのペナルティで一気に殴りまくればその時点で勝負が終わる
それを可能とする異様な計算速度
だからイカサマ
皆イカサマと理解できるほどあからさまなのか
鉄虎隊は念心宝珠を使い、カンニングをする
だから異様な計算速度
かつ計算が難しくなる、終盤戦ほど強くなる
だけど「普通は、念心宝珠という道具(テレパシー)という知識がない」から暴けない
それが鉄虎隊の強みなのか
略・カラン『私のせいでニックが殴られてる……!!』
『私がバカだから!!』
第2ラウンド終了、目に見えて正答率が下がったカラン
この勝負は長引くほど不利
自分のせいだと嘆くカラン
このルール、仲間想いなパーティーほどつらいとは厳しい
カランちゃん良い子だ……
しかしニック、むしろ肯定してくれました
当初は殴られまくるつもりだった
なんせ最初は18点
めっちゃ頑張ったんですな
カランちゃん良……
単に計算だけの話でなかったんでしょうか
露天商や元仲間に騙された件
カランちゃんはバカである事が、トラウマなんでしょうか
その緩和エピソード?
ここモブがなんかすごい顔してる……
『間違ったら次に活かせばいい!!』
カラン『ニック……』
ニック『カラン! お前はすげえよ!!』
ニックのトラウマ解決編かと思いきやカランも中心
ニックさん恥ずかしげもなく!!
さすが合体した仲!!
クロさんごもっとも
ですがこのメンタルが幸福度の違いなのかね
傍目には「たかが」な
だからこそ解りやすいエピソードでした
クロ『……!!』
たとえ小さなことでも、自力で克服した
すごいと褒めてくれる仲間ができた
それを幸福だと感じられるメンタルだからカランは幸せ
心の持ちようって大事
なおこの口論、負傷したニックを休ませる「休憩」でもありました
反則扱いされても仕方ない
ヴィルマさんイケ婆
そして依然として凍結されている観衆…!!
受付嬢『第3ラウンドのスタートです♡』
クロ『だから竜人族の田舎者に解ける問題なんて
今の内だけだって言ってるでしょ……!!』
クロは煽るものの、カランはのってこなかった
こういう盤外戦術がクロの持ち味なのね
性格悪さがにじみ出てますわ
失敗していますけども
カラン自身、本当は嬉しかった
だけど負けた、ニックに迷惑かけたから喜べなかった
でも「喜んでいい」と言って貰えた
だから集中できるようになったのか
自己評価を「他人」が肯定してくれる事
それって嬉しい事ですもんね
イカサマのセオリー
ティアーナ『(サマをやるならフツー、時間をかけないのがセオリー……)』
お嬢、イカサマをサマって庶民慣れしすぎでは
博打にハマったからか
思えばイカサマと戦うテーマは、賭博好きティアーナにも独壇場なんですね
聞き込みではゼムが活躍していますし
なんだかんだで全員野球
略・キズナ『(連中の狙いは
時間稼ぎによる難易度の上昇……)』
普通イカサマは、バレない内に済ますもの
でも序盤は自分で解いた方が早い
難易度が上昇し、カンニングした方が速くなる終盤が狙い目
だから拳闘パートは回避に徹してるのか
敵の行動はニック達の想定そのもの
答え合わせ状態なんですな
試合が長引くと、スピード頼みなニックが不利
動き続けるのでスタミナがもたない
ただこうして攻め続ける事で、レオンも油断してくれたようです
レオンも狙い通りの状況なんですもんな
次第に焦り始めるサバイバーズ陣営
ですがくレオンたちの計算外その2
ティアーナは三キロほどの魔力を探知できる
二話ゼム曰く、これほどできるのはそうそういないとの事
ティアが完全に敵の穴か
敵の策にだって穴があるんだよな…
言ってパイプの煙を吐き出したティアーナ
あんたタバコ吸うんだ…
魔術的なタバコかと思ったもそうでないらしい
象徴的なものか
ティアアーナ『ヴィルマさーん』
略『ちまちまやってもらちが明かないわ
残りの問題
まとめてやるというのはどう?』
『ウチの大将タフだからね~』
略・ヴィルマ『それはペナルティのパンチもまとめて受けるという意味を理解しての事かい?』
ニック『望むところさ!』
略・レオン『(時間稼ぎ対策か!?)』
現在、ニックはレオンに時間稼ぎされ苦戦
だが全部問題を解けば、後は拳闘の勝負
そうなれば計算有利を活かす為、時間稼ぎする必要はなくなる
状況を覆す賭けになりうるのか
ペナルティを一気に喰らうが、時間稼ぎに付き合って疲労する事もなくなる
ニック側に利点がある提案だ
そうレオンに解釈して貰えたのか
ティアーナ『(ドラ猫を…、隠れ家からいぶりだす!!)』
計算勝ちしペナルティで殴り殺せば決着がつく
勝利を確信し策に乗るレオン
ですがティアーナには、レオンたちにカンニング宝珠を使わせる賭けだったのか
これが最後の計算ならカンニングするはずだと
煙を増やすとはいぶり出す事
ギャンブラー気質ですねお嬢!!
観客『おお~!! 早えー!?』
更に焦らせたのはカランの速解き
終わった時点で算数パートは終了
カンニング最後の機会が終わる
またカランが合ってなくても、クロも解く時間がなくなれば点差がつかない
結構利点のある提案なんですな
終盤の難問はなおさら
略『(スピードアップで逃げきってやる!!)』
実際ハッタリでした
ですが対抗してカンニングしたのは失敗だ!!
にしてもカランも良く合わせた
この土壇場はティアーナの思いつきのはず
なのにアドリブするとは驚いた!!
クロディーヌの描く未来像
ベッグ『(待ちくたびれたぜえ~~)』
鉄虎隊の切り札、知識がないと解らない奥の手
それはやっぱり念心宝珠
また前回でてきた「魔術そろばん」か
あれも前振りになってたのね
『(そしたら今度こそ鉄虎隊を抜け
そうね…
どこか小さな街でまっとうに生きてみてもいい……)』
前回、ニックが言い当てたのは図星だったのか
意外なのはまっとうにという事
てっきり河岸を変え、また詐欺を続けるだけなのかと思いました
根っから悪党ではない
実際、悪人が更生し成功したなんて珍しくない
もちろん元金は犯罪ですが意外
鬼平犯科帳みたいな話だ…
いやいや速い速い
自分で言ってたようにこれまでの正解率・計算速度から明らかにイカサマ
ヴィルマもじっと見ています
受付嬢かわいい
なるほどウワサになる訳ですわ
ティアーナは、魔力感知で位置を特定
皆が動くのを見てニックが時間稼ぎへ
余談ですが森にいたゴブリンでも特定できる為、この手法だと「対象が検出され過ぎて」難しい気がしました
魔力が強すぎたとかなんでしょうね
あるんでしょね角度とか
『(いや…、それはありえねえ)』
『(仮に勘付かれても、その先には辿りつけねえはずだが……)』
まずテレパシーの存在を普通は知らない
ありえないと思うレベル
そして魔力検知の射程、複数の反応から特定するのは不可能だという事か
全部ティアがやってくれました
やってみせろよティアーナ!!
しかしレオン、ここに気付いたのはさすが
本当に頭が切れる男だった!!
ヴィルマが、意味深にレオンを見ていました
彼女の罠だと気付いたのか
クロディーヌ『うるさい!! 話しかけないで!?』
しかしクロ、イカサマに集中しすぎて反発
そりゃあんなスピードで答えを言われ続けていればこうもなろう!
またこの速さこそが彼らの強み
圧倒的な速さで相手の知能に関係なく勝ってきた
判断が難しい所ですね
また問題は、クロがイカサマに固執した事
そもそも幸せになる為に、詐欺を選んだやり口とも似ているのでしょうね
当時はそれしかなかったのだとしても
楽なやり方に慣れ過ぎたか
また念心宝珠、レオンは対象外
情報伝達も難
してみるとキズナのテレパシーはめっちゃ優秀なんですな
やっぱりすげえよ聖剣(製品)は
『(また冒険者として名を上げてきた……)』
『(何なのよ! まったく何なのよアイツ!!)』
『(今度こそ痛い目に遭わせてやる!!)』
こだわった要因はニックへの復讐
復讐というか逆恨み
今回ゼムを頼ったりカランを励ましたりティアーナのアドリブに応えたり
ニックさん無双が過ぎません…?
一番痛い目みてますが
『クロディーヌが欲しがってるのはそっちの問題じゃー!!』
ベッグ『そ、そうか! すまねえ!! …って!?』
他方キズナ組、ベッグに到達
さすが製品さんは優秀
逆にベッグは、途中で行き詰った事でモタついていました
頭の回転が違うって事でしょうか
ニック『お前がマヌケなのは!!』
『決闘の提案をヴィルマに聞かれた事だ!!』
レオン『ああん?』
ニック『ギルドはこの決闘を利用している』
前回、決闘を促したのはヴィルマでした
応えて得意な決闘をレオンが提案
あの時点で、ヴィルマも「鉄虎隊はやりすぎた」といっちょ噛みしていたんですね
だから事を派手にしたのか
それで判定も甘かったんですな
『遅いじゃないのよー!!』
苛立ったクロディーヌ、馬脚を現し観客困惑
自分勝手な彼女らしい自爆
この勝負、当初煽って冷静さを無くさせようとしてたのはクロディーヌでした
真逆のオチになるとは因果なものですな
てか鉛筆削りあるんだ……
現代文明の成れの果てだからか
略・ヴィルマ『それは…、間違いない。念心宝珠だ』
略『残念だね…、もしかしたら最後まで正々堂々戦うのかと期待してしまったよ』
『詰めが甘いね』
皮肉なのは本心なのか
本当なら犯罪者なんて出ないのが一番だと
もしかしたら、真っ当な冒険者に「なる」のかと期待してしまったんでしょうか
カラン相手だったのは良い機会だった
その機会を逸したのか
レオン『いつからだ…!!』
略・カラン『お前たちが悪い奴らだってのは、最初から分かっていたゾ!』
ゼム『カランさんそういう意味では』
クロディーヌ『いつからなのよ……』
毎度ツッコミお疲れさまですゼム先生
今回教師属性が強まりました
とまれ、最初から騎士団が待機していたらしく迅速に連行
ヴィルマの手配でしょうか
初登場ですね騎士団
『私だってねえ!! 最初から悪い奴なんかじゃなかった!!』
略『あたしだって信じたかった!!』
『信じたかったんだから…!!』
いつから自分は悪い奴になったのか?
自分だって他人を信じたかった?
Aパートラストで言いかけたのは、幸せになりたかっただけなんだという独白か
奪えば奪った分幸せになれる
その哲学にも疑問を持ち始めていたクロさん
刑事ドラマのような切なさでした
異世界刑事ドラマ……
『"どこかで間違えたんだ"……
なんて、私には言えない』
『間違えたのかもしれないけれど、本人にはどうしようもない事ってあるからな……』
まさにそういうケースだったクロディーヌ
親が犯罪して破産、幼い彼女には他人を騙して生きるしかなかった
さっきは悪い奴と言い切ったカラン
シンプルな子だけに意外
成長していくのね
一同『『『え?』』』
ティア『やり直す事は出来なくても…、訂正ならできる』
『私は最近、そう思うようにしてる…』
とは彼女自身「間違えたから」か
ティアは婚約者を傷付けてると知らず、彼に自分の成功談を話し続けていました
第一話曰く彼でなく自分を見ていた
彼をちゃんと見ていれば、嫌がっていると気付けたかもしれない
そう己を責めてました
が、立ち直りつつあるんですね
前回の食堂にて
キズナ『ほう~、神出鬼没の怪人、迷宮都市に現る~♪』
略・ニック『そんなインチキ信じるなって』
キズナ『む~、ロマンがないのう』
ゼム『ニックさんは意外と現実的なんですよね』
とか話してると、窓の外を誰かが駆け抜けた
また奇麗に次の話に繋ぎましたね
にしてもニックは現実主義に見えますが、ゼムの目にはそうじゃないのか
アイドル好きの事かね?
またはカランを褒めまくってた件とか?
『デタラメな回答で良かったんなら、私が勉強する意味なかったんじゃないカ?』
ニック『そう単純でもない』
『始めに実力で正解を見せていたからこそ
ラストスパートが実ったんだ
よくやったよカランは』
カラン『そうカ……』
ティア『それに今回勉強した事は、暮らしの中でも役に立つと思うわっ』
あの決闘は、ヴィルマ曰く「冒険者に勉強させる為」のルール
カランもその典型なんでしょうね
ちょっぴり成長
自力で幸せになった姿が、手っ取り早く幸せになろうとして苦しんだクロと好対照でした
基本的に前向きな物語ですな
次回、第7話「賭博指南」
当面は一人一エピソードをやっていく感じ?
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 感想 2023年1月
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第1話「人間不信の冒険者たち」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第2話「最強パーティー結成?サバイバーズ!」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第3話「カランの秘密」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第4話「絆の迷宮」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第5話「第5話「鉄虎隊、相まみえる。」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第6話「算数ベアナックル」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第7話「賭博指南」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第8話「麗しのパラディンさま」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第9話「迷宮都市伝説 ステッピングマン!?」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第10話「迷宮捜査網」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第11話「サバイバーズvsステッピングマン」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第12話「冒険者はまだ世界を救えない【最終回】」
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