無職転生2期 第0話 感想[シルフィは本気で苦労する]異世界行ったら本気だすII ネタバレ

2023年9月27日

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第0話「守護術師フィッツ」感想

公式あらすじより引用

アスラ王国の王族の庭園で、突如現れた魔物に襲われた第二王女・アリエル。魔物の手によって護衛が倒れる中、そこに現れたのは…!? それから月日がたち、王位継承の権力争いの空気が渦巻く王宮に、“無言のフィッツ”と呼ばれる人物の姿があった。

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転移事件後シルフィは?前期ラストに繋がる0話

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第0話 感想

ラストの立ち回りが大迫力だった!

さすがの作画力

前期ラスト、何故か白髪グラサンとなっていたシルフィの顛末か

王家のお家騒動に巻き込まれたとは難儀

しかも姫様なかなか強か

強かだけに、最後に本心を打ち明けてくれる姿が健気に感じました

ルーデウスと話が合いそうな計算高さ

しかも微妙にオッサンくさい

敵対貴族は「仇」の二人!?

エリスのおじいちゃんを処刑した男!?

あの胸糞事件と繋がるのか

豪放磊落、獣人大好きだったサウロス

彼は転移事件の責任と称し、第14話で処刑され領地を奪われてしまいました

てかあのシーン何気にいたんですねシルフィ

当時まっっったく気付きませんでした

クソだと噂のルーデウスの親戚

同僚ルーク・ノトス・グレイラット

主人公はルーデウス・グレイラット

あのイケメンさん、ルーデウスの親戚なのね

ただし現当主の評判は最悪

確かエリスの祖父は、現当主をブッ倒してルーデウスをと暴走した事もありました

ルークのお父さん、ピレモン卿がそう?

見たとこ良い人そうでしたが

転移災害と主人公

1期8話、謎の魔力災害・転移事件が発生

主人公ルーデウス以下、フィットア領一帯がまるごと方々に飛ばされてしまいました

以降ルーデウスは故郷に戻ろうと奮戦

三年かけて故郷に戻って幕

その裏で、シルフィも苦労していたんですね

ルーデウスが初✖✖✖✖した後に

最終回、元ひきこもりだった事と重なる演出が痛々しくも素晴らしかったですね

旅が終わり同行者ルイジェルドは帰路

エリスは色々あって出奔

エリス視点とルーデウス視点、ものの見事にすれ違っていたものの

ルーデウスは家族を探す一人旅

あのCV杉田氏ボイスが懐かしいですね

まさかの出番ゼロ!!

なるほど0話!!

特に「欲しかった」演出

具体的な時間経過へモノローグが欲しかった

たとえばシルフィが気絶⇒目覚めるまで数時間から数日はかかったはず

姫が転移事件の情報を把握してた

また懇談会、既に無言のフィッツとして有名

つまり数日から数カ月が経過

その辺がやや分かりにくく、具体的に言及して欲しかったよう思えました

一期「あれから✖年」とかよく言ってましたし

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冒頭 転移事件後のシルフィエット

真夜中、豪奢な寝床で少女が目覚めます

ですがどこか悲し気

立派な窓が、まるで鉄格子のように見えました

不自由な立場を感じさせる冒頭ですね

舞台はアスラ王国

主人公ルーデウス達の故郷である王国ですね

シルフィエット『……えっ!?』

続いて昼間、ルーデウスの幼馴染シルフィエットの視点

眼を見開くと落下中!

死ぬ!

前期8話で起きた転移事件か

フィットア領転移事件

空に謎の物体が数日見えた後「領地」全体に転移が発生

人も建物も動物も消え失せました

ルーデウスはエリス共に魔大陸

もっと運が悪いとこんな事になるのね!!

以降、王女たちのシーンに断続的にシルフィが挿入されていきました

本作で挿入って言うといやらしいですね

姫様はツンと向いた桜色がお好き

アスラ王国 王族の庭園

アリエル王女『それで? 色は何色がかっていましたか?

側近デリック『奇麗なピンク! …いえ、ややオレンジがかっておりました

アリエル『私はやはり…、ン…

『奇麗な桜色がツンと上を向いているのが好きです♪

側近ルーク『アリエル様

 しかしながら…、内側にたたまれたものもそれはそれでよろしいものでございます

アリエル『まあ!

『ルークは陥没しているものも良いと言うの?

ルーク『自分は大きければそれで良いかと…

冒頭の姫が、イケメン二人と優雅にお茶会

でもこれ猥談ですよね?

猥談ですよね?

ロイヤル猥談

つまり眼鏡側近デリックが女を抱き、その乳首の色で盛り上がっていたようです

転じ、陥没乳首の良さを語るルーク

彼は体感巨乳主義だと

吊るせ!

アリエル『ルークは風情がありませんわね?』

言って大口をあけてタルトをかっくらう姫様

風情は死んだ!

つまりそれだけ仲良しさんって事ですね

ケーキも喰らう、猥談も喰らう

それでこそ健康だと

自由落下するシルフィ

ノーロープ・バンジー

ノーロープ・ノーライフ

シルフィも天才ですがどうやって脱する…?

眼鏡デリック『アリエル様』

『あなたはこれから、この国の王になられるお方!!

とは言うも、彼女は第二王女

それも兄が二人・姉一人、順番的には第四位なんですね

王族さん四号なのか

アリエル『私はこうしてお茶を飲み、好きなように生きていくだけで充分…っ』

側近デリック、アリエルを次期王に推すも

対しルークはそうでもない様子

またこの時、アリエルは王になんてならないと明言していました

もう王になりたいなんて言わないよ絶対

本当は違ったのか心境の変化か

ルーク『ン…?』

シルフィ『うー!!

ここ、ミスリードが最高でしたね!

シルフィは下に水魔法を射出

その反動で、落下の衝撃を抑えようとしたようです

直後アリエルの傍でばくおん!

シルフィのせいかと思うのが自然

が、違ったのか

側近デリックの言葉

眼鏡デリック『アリエル様! お逃げをッ!!』

親方!森からモンスターが!!

爆発はコイツの仕業か

いちはやく気付いたルークは、いちはやくフッ飛ばされてしまいました

なんて飛距離のあるお方!

こいつも魔力災害の被害者か

つまりシルフィ同様、この場所に転移して来たらしい

あの爆発は落下の衝撃だったんでしょうね

フィットア領のモンスターか

空中で水魔法を使ったシルフィは

そのまま空中で溺れてしまいます

やがてスーッと白髪

恐怖で髪の毛が真っ白になったんでしょうか

それとも魔法の影響なのか

怖いですね魔法

デリック・レッドバット『アリエル様!』

『必ず王になりますよう!! ルーク!後は任せたぞ!!

姫を庇い、デリックは即死

直後モンスターも即死

足を止めた直後、頭上にシルフィが落ちてきて衝突したのです

それもブレーキの風魔法を使いながら!

なんて完璧なタイミング…

忠臣デリックの死

しかし、彼が数秒稼いだおかげでドンピシャのタイミングで直撃しました

彼は姫を文字通り守り通したんですね

立派な青年でした

ルーク『アリエル様!!

なんとも素晴らしい落下シーンでした

冒頭最大の見せ場ですね

直後アリエルは、まず倒れたデリックに駆け寄り死んでいるのを確認

なかなか出来る事じゃない

足がすくむほど怖かったでしょうし

そらのおとしもの

やがて花畑で気絶したシルフィを発見し

美しい

白い髪と白い花がマッチしたいっぷくの絵です

実際に絵なんですけども

目覚めたシルフィ。全裸で

シルフィ『………夢…?

アリエル『夢ではありません

略『フィットア領は、消滅したようです

ベッドも自分が白髪になっていた事も

全く現実感がわかないシルフィ

が、トドメの「現実」

故郷が無くなったのだ、と早々に聞かされてしまいました

開口一番に聞く事じゃあない!!

ただこれも優しさか?

いや、畳みかけるのが狙いだったらしい

スピードが大事なんですね

アリエル『あなたの処遇についてですが』

『王宮への侵入についての罰が下ると思います……

まさかの

シルフィ、確かに姫様を助けたはずですが

罰が下るとは正直意外でした

褒美じゃなくて!!

全裸で!!

ある意味ご褒美

アリエル『……これを着けて、私の傍にいれば』

『あなたの家族を探し出すと約束しましょう

言って例のサングラスを差し出す姫様

あまりに急展開

さて姫様、本当に善意だったのか「丸め込んだ」のか両方だったのか?

そんな疑問でいっぱいの冒頭

これで姫は強力な側近を手に入れたんですね

シルフィってば落ちものヒロイン…

アリエル『今この瞬間から、名前も姿も変えて……』

言って返事も待たずにグラサンを付ける

あまりに強引

あまりにうさんくさく感じたものの

実際、王位継承者の庭園に無断侵入=死罪というのは当たり前の事ですし

どちらとも言えない冒頭でしたわ

クワトロさん…

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Aパート 守護術師フィッツ

ルーク『朝食の後、午前中は大広間で懇談会

 午後からはいつも通り

 ピレモン卿との会合があります

なおピレモン卿はルークの実父

見た目軽そうですが、ルークは公私混同に厳しい人らしい

シルフィは以降「男装」

マントを着こみ、男のフリで護衛担当へ

元々彼女は、ルーデウスに男と誤解されてやらかした過去も持ってますし

男装は切っても切れない縁なんですね

実れよ胸と思わぬでもなし

その最中もずっと無言だったシルフィ

女とバレないよう無言でいるよう命令

無言のフィッツの二つ名に

どうもあらすじを見るに、もう数か月が経過しているのだそうな

本作は月日の流れが早いですね

政敵・第一王子グラーヴェル殿下

貴族の懇談会

ピレモン卿『午後からの会合、お忘れなきよう…

懇談会、アリエル王女は大人気

そこに支援者・ピレモンが登場

この頃アリエルは、冒頭の方針を転換させ王位を狙い始めたようです

シルフィとの出会いのせいなのか

忠臣の遺言ゆえか

で、その協力者がピレモンさんなのね

『おやぁ? これはアリエルにピレモン卿』

政敵・第一王子グラーヴェル登場

側近は小太りなダリウス

エリスの仇やんけ!!

今回で一番驚きました

1期14話、転移事件の責任をエリスの祖父に押し付け処刑してしまった腐れ貴族コンビ

際し領地はダリウスが接収

エリスの敵がシルフィの敵でもあるんですね

つまりルーデウスの敵?

グラーヴェル『妾の子の私とは違い、正妃の子である妹君は……』

デザートに例え、王位を狙うなと釘を刺す兄

第一王子は妾の子なのか

そこに隙があるのね

グラーヴェルは、ピレモン卿に「支援するな?絶対するなよ?」とも釘を刺していきます

どうぞどうぞって奴ですね

グラーヴェル『ピレモン卿』

略『貴殿もいい年だ、そろそろ木の実を誰に譲るかくらい自分で決めても良いのではないか?

やたら迂遠な言い回しをするグラ様

日和るピレモン卿

どうも頼りにならない感じです

とはいえ他に大貴族の支援者はいないようです

貴族の支持はグラーヴェルが固めてるか

無言のフィッツ

グラーヴェル『…………不気味だな』

とは「無言のフィッツ」の事

つまりシルフィエット

グラーヴェルは、貴族なら政治力で黙らせる自信がある

が、権力が及ばない謎の男だからか

存在自体が抑止力らしい

まさに人間核弾頭

ルーク『……身体が左右に揺れているぞ』

当のシルフィは、出席するだけで限界

わかるぅ~

立ちっぱなしで疲れるシルフィ

こんな生活よく耐えてますわ

ルーク『やあヘルメス夫人! 今日もお美しいっ』

問題はルークが離れて孤立してしまった事

シルフィは周囲の圧に耐え兼ね、フラついて失態を晒してしまいます

幸いアリエルが歌って注目をそらしてくれたも

護衛対象に守られてしまったか

アリエル『そびえ立つ王城と 小麦の海原の…♪』

突如、朗々と歌い視線を引き付けるアリエル

急に歌うよ!

この歌声で、社交界に絶大な人気があるらしい

歌が上手くても王とは関係なかろう

人気があるのは確かなのか

ダリウス『相変わらず凄い人気ですね~、アリエル様は…』

側近の言葉に眉をしかめるグラーヴェル王子

アリエル、優しいですね

おそらく兄に危険視させると、解っていてシルフィの為に歌ってくれました

またシルフィはやはり王宮に不向き

元イジメられっこですし

視線は怖かろう…

おまけに無遠慮に触ってくるオッサンまで!!

アリエル私室

アリエル『何かあれば、必ず私とルークが助けるわ

『だって私達…、もうお友達みたいなものでしょ?

言い回しが微妙にうさんくさいアリエル殿下

その言葉はシルフィに効く

ルーデウスとの日々を彷彿

言葉通りなら、アリエルはシルフィを守り「知人を見つけてやる」為に匿っていました

実際その通りではあるのでしょうね

ただ理由が恩人だからとはやや疑問でした

夜、うなされるシルフィ

落下する悪夢にうなされるシルフィエット

そして気付いているルーク

護衛同士だから同室なのね

表向きは男ですし

そういや、ルーデウスはシルフィは顔がいいとやたら感動していたものの

ルークたちはどう思ってるんでしょ

どうも巨乳好きみたいですが

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Bパート アリエル王女の地盤

ピレモン卿『騎士団、魔術師団、近衛兵団、市衛兵団……

 これで主だったところへの

 根回しは済みました

略・アリエル『回りくどいやり方ですが仕方ありませんね

アリエルは人気を武器に政治的な地固めへ

ですがピレモン、人気は移ろいやすいと釘

なるほどごもっとも

スキャンダルでもあれば一発で瓦解する

下ネタ好きは割と致命的?

ピレモン卿『ルーク! 殿下の守護をしっかりと務めるように』

釘を刺して去っていくピレモン卿

人気者で本妻の子

王女はしっかりした武器を持っているんですね

だからこそ第一王子は警戒してるのか

敵ながら天晴

シルフィ『(僕は)貴族の人たちには嫌われているみたい…』

アリエル『有象無象の噂など、気にする事はありません

 私はあなたを気に入ってますっ

さっそく毒舌をかますアリエル

大丈夫ですかお嬢

努力家で飲み込みの早いシルフィは、宮廷の作法にもだいぶ慣れて来たそうな

ルーデウスが聞いたらCV杉田ドヤ顔しそうです

ウチのシルフィはすげえぞ!!

シルフィ『僕の友達や家族は見つかりましたか…?』

やはり芳しくない

沈むシルフィに顔を曇らせるルーク達

すると探してるのはホントか

また実際、パウロ父さんが苦労してた事から捜索は困難であるらしい

ただの「王女」では限界だと

アリエル『そうだフィッツ! 今晩、私の部屋に来なさい♪』

てな訳でアリエル姫様と同衾

曰くうなされてるのをルークから聞いた

大丈夫!?

彼女、乳首の色について臣下と真剣に討論するタイプですよ!?

ルーデウスと話が合いそうなタイプですよ!?

観劇する第一王子グラーヴェル

グラーヴェル『…王都で何かが起きた時

 実際に動くのは"末端"

 その殆どがアリエルの息がかかった者に変われば……

『クーデターが起きかねない

アリエルの足場固め作戦を危険視するグラ兄

杞憂というには現実感がありすぎる

また当人が思ってなくても、側近が勝手に動くのがままあるもの

視聴者にはピレモン卿の狙いが見えませんし

危うく感じるのはごもっとも

ダリウス『殿下の敵となるならば』

略『芽を摘むのではなく、種をまく者を刈り取るのです……

直後、劇は「死」を描く場面へ

種をまく者とは誰か

てっきりピレモン卿、姫の手足をもぐという意味だと思ったものの

事態はずっと大胆な展開でした

王子はそこまでするつもりで頼んだのか

はたまた配下の深読みか

劇も見ずひたすらスケベしていたダリウス

裸同然のロリっ子を撫でまわすダリウス

少女は無表情

またあまりに整った容姿なので、てっきり味方になるタイプかと思いましたわ

準レギュラー的なキャラデザですね

眼が怖いお姫様と一緒に寝よう

アリエル王女 寝室

シルフィ『言われた通り着ましたけど……

妙にきっちり座って待ってた姫様

あらやだ楽しそう

そこに可愛いネグリジェのシルフィが投入!!

姫の趣味!?

シルフィ『あの…、一緒に寝るだけですよね…?』

アリエル『ええ、もちろん……

アリエル『えっと…、目が怖い

なお描写は後ろ姿

姫にぐいぐい来られ困惑のシルフィ

ありていに言ってドン引き

事情を知ってる姫様がグイグイくる

アリエル『さあ…、ベッドに横になりなさい…ッ!!』

なお本当にただ添い寝するだけだったそうな

ホントにぃ?

なまじ冒頭の乳首論と「食べ方」から、メンタルがオッサンくさく感じるんですよね

よもや転生者かと思えるレベル

違いましたが

アリエル『……なーんて♪ 冗談はこれくらいにしておきましょう』

略『それとも

『本当に襲われるとでも?

言い回しがティーンズラブの肉食系イケメン

襲われかけたシルフィ可愛かったですね!!

本当の緑髪ならなお良かった

好き嫌いというか、緑のイメージが強いので違和感が勝ります

ただ本作「緑髪は危険な魔族」の象徴

それゆえ誤解されやすいのがシルフィの悩みの種

色が抜けたので助かったのね

アリエル王女の打ち明け話

アリエル『……私も、夢を見るんです』

略『あの日の夢

『デリックが魔物に殺されて、そのまま私も…、……そんな悪夢です

略『辛かったら、頼ってもいいんですよ?

自分も辛かったんだと打ち明けるアリエル

だから私はあなたを頼っているのだと

共感したシルフィは、アリエルを本心から信頼するようになったのでした

この時の言葉はきっと本当

本当だと思いたい

アリエルのように、なまじ処世術に長けた人はこういう時に難しいですね

シルフィが素直で良かった…

シルフィ『僕、きちんとアリエル様の護衛がんばるよっ』

無職転生2期 第0話 感想

こうして軽い冗談も交えて本当に寝る事に

ただ性的に見てるのもガチっぽい

目を覚ませ僕らの性癖が何者かに侵略されてるぞ!!

アリエル『では差し当たって夢の中でもお願いします♪』

寝る直前、鏡を見て赤くなるシルフィ

当初は自分の変化に困惑

でも「今の自分」を受け入れられるようになったんでしょうか

ついでにアリエルも受け入れるんでしょうか

夜は深まるばかりである

暗殺者・夜目の鷹

シルフィ『………?』

二人仲良く手を繋いで寝ていた二人

もう悪夢も平気的な

ふと目を覚まして微笑むシルフィ

微笑ましかったものの

シルフィ『!?

アリエル『!? 何事ですか!?

シルフィ『僕の後ろから離れないで!!

音もなく半裸の少女が侵入

容赦なくシルフィが寝てた場所を串刺し

あの娼婦の子が暗殺者?!

しかも王女を直接狙うとは、二重に意外な展開でしたわ

成功しても王子が真っ先に疑われる奴!!

政治力があるからこその手法か

さすがに直球ストレートゴリオシパワープレイ

シルフィ『!! 危ない!?

いやあ素晴らしいアクションだった!!

初回に相応しい見せ場

しかし小康状態の際、姫が野次馬して殺されかける場面も

結果、庇ったシルフィが負傷

もちろん毒付きでした

満を持してとどめを狙う暗殺者

ですがシルフィは倒れたまま、敵の腹に手を押し当てて無詠唱魔術

敵は窓から階下に叩き落され即死

おそらく即死

シルフィの無詠唱は、既に知られているらしく奇襲性こそ低かったものの

奇麗に起死回生が決まったか

アリエルの告白、シルフィの意思

翌日 ピレモン卿の提案

ピレモン卿『今回襲ってきたのは、有名な暗殺者……、"夜目の鷹"だと判明しました

縮めれば夜鷹、娼婦とはまんまですね

今まで何人も殺して来た凄腕

さすが国の首脳格、趣味と実益を兼ねていたんですね

またピレモンは主犯特定を出来ず

ダリウスが一枚上手か

ピレモン『ここは一度、留学という形で国を出るのが良いかと』

アリエル『私に逃げろと?

ピレモン『逃げるのではなく、生きるのです

アリエル、人脈作りだと前向きに捉えて留学へ

ダリウスはここまで読んでたんでしょうか

暗殺失敗も排除成功

これでは国内の基盤を作れず、常識的に考えれば継承者レースから脱落ですね

しかし結果オーライへ…?

アリエル『フィッツ』

『あなたを守護術師の任から解きます…

シルフィ『え…? なんで…?

アリエル『私はあなたの、王宮への不法侵入という罪に付け込み

 守護術師として仕えさせてきました…

 あなたの意思を無視して……

『ごめんなさい……

『あなたの望みである家族や友人を探し出す事も出来ない

 私に力がないばかりに……

だから迷惑をかけないよう自由にすると

やはり利用していたのもホント

冒頭で有無を言わさず、護衛として囲ったのは戦闘力を欲してだったんですね

事実、凄腕の暗殺者を退けてもくれました

ですが負い目があったのか

加えて事実上の敗走、もう見返りさえ与えられないと

ベッドでの言葉も本当だったんでしょうね

シルフィ『アリエル様も、僕の友達だよ』

アリエル『…!!

シルフィ『友達が困っているなら、力になりたい! 危険な目に遭えば助ける!!

『迷惑なわけないよ!

『今度は自分の意思で、僕はアリエル様と一緒に行きたい!

昔、いじめられていたシルフィならでは

困ってた時に助けられたように

今度は自分が助けたいのか

またシルフィの決意は、結果的にアリエルに「王になる」事をより強く意識させました

冒頭、王になれと言い残したデリックのように

彼女の背を押したんですね

アリエル『私は必ずこの国の王になります』

別物の迫力となった姫に、ピレモン親子は平伏

ルークは国外留学に同行

残ったピレモンが、今後の足場固めを担ってくれるんでしょうか

ですが留学は本当に「三人」だけ

王位候補が三人で山野を!!

政治的な敗北感をありありと感じますね

シルフィ『(僕は友だちを守るためにこの道を選んだ)』

『〈あの日からずっと…、悪夢は見ていない〉』

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第0話 感想

かくて前期、23話ラストに繋がるんですね

どうもノレア魔法大学

本来ルーデウスとシルフィが目指してた学校

そこがルーデウスに目を付け、招きたいと考えていたと描いていました

シルフィはイキイキ推薦してましたが…?

余談 ルーデウスの親戚たち

最後のキャストロールで、ルークとピレモン卿がグレイラット家と表記

確かルーデウスの親戚の!?

それも政治的になんかゴタゴタしてるそうな

エリスの祖父は嫌ってたようですが…?

次回、第1話「失意の魔術師」

ルーデウス、まだまだ落ち込んでる様子

シルフィはお姫様と仲良くなって国外に出奔

ルーデウスの故国・アスラ王国の王族騒動

現状アリエル王女は政争に敗れ、ひとまず留学という事で出奔しました

そして三年、その王女はルーデウスに目を付けたと

果たして出会うのはいつになるやら

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無職転生2期 1話 感想[ルーデウスは忘れていた]異世界行ったら本気だすII ネタバレ

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 感想

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第0話「守護術師フィッツ」
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第1話「失意の魔術師」
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2話「真夜中の森」
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第3話「急接近」
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第4話「推薦状」
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第5話「ラノア魔法大学」
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第6話「死にたくない」
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第7話「獣族令嬢拉致監禁事件」
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第8話「絶望の婚約者」
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第9話「白い仮面」
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第10話「この気持ち」
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第11話「あなたへ」
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第12話「伝えたい【最終回】」