無職転生2期 1話 感想[ルーデウスは忘れていた]異世界行ったら本気だすII ネタバレ

2023年9月27日

前回感想はこちら

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第1話「失意の魔術師」感想

公式あらすじより引用

母・ゼニスを探すために歩き出したルーデウス。しかし、エリスに姿を消された失意の底から抜け出せずにいた。北方大地に向かう馬車の中で冒険者パーティ“カウンターアロー”のサラとスザンヌに出会ったルーデウスは、冒険者ギルドにあったある依頼のためにカウンターアローに同行する。

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どうでも良くなってしまったルーデウス北方旅、新たな旅の道連れ

無職転生Ⅱ 異世界行ったら本気だす 第1話 感想

改めて本気を出すいい再スタートだった!!

本気で生きるという事を忘れていたルーデウス

エリスに「捨てられ」自暴自棄

エリスの髪を捨てて、立つ前向きな再出発か!!

自分を捨てたエリスへの想いを捨てた?

エリスに殴られそうですね!!

神体は別腹

ですが、一度は拒否した握手を今度は自分から求めて立ち上がった

あの元引きこもりが全くの他人と旅を…!!

大きな前進ですね!!

サラさん横腹めっちゃ出てますね!!

ルーデウスが忘れていた事

必死に戦う皆を見て、本気を出すことの高揚感を思い出したんですね

ピンチだろうと逃げずに踏みとどまる

前世で現実から逃げ悲惨な目に遭った反省

ルーデウス独りなら、現実が面倒になって死んでしまっていただろう状況

本作らしい再起でした

新たな同行者「カウンターアロー」

ティモシー…、男。リーダーで攻撃魔術師

スザンヌ…、女で前衛剣士

パトリス…、男で前衛剣士

ミミル…、男でヒーラー

サラ…、中衛の弓使い

前衛・後衛が各二人、中衛一人のバランス型

まとめ役はスザンヌ

雪国でモンスター狩りに赴くも

事実上の初回らしく、絶対絶命でした

てっきりサラ以外全滅するのかと…

実際いつまで共に旅を出来るのでしょうか

いわゆる「普通の冒険者」な方々

いい人たち過ぎて不穏ですね

エリスに似た少女・サラ

カウンターアローがルーデウスを誘ったのは、サラの社会教育を兼ねて

自信家で世間知らずで気が強い

しかも要教育

劇中も言われてますがエリスそっくり

ルディ、エリスに再会したら殴られそうですね

殴られそうな理由ばかり増えていく…

ルーデウスと同じアスラ王国出身

彼らがなぜ出奔して来たのかは不明

サラがやや浮いてる事といい、何か事情があるんでしょうか

それともただの冒険者?

消沈のルーデウス、旅の目的

無職転生Ⅱ 異世界行ったら本気だす 第1話 感想

想いとパンツご神体を胸に再起するルーデウス

ルーデウスは転移で消えた家族探しに一人旅

確か13歳でしたでしょうか、前期ラストでエリスと初✖✖✖✖したものの

エリスは自分が彼に釣り合わないと自戒

修行の為に旅立ってしまいました

説明せず

ルイジェルドも故郷に送り届ける事、悪評改善に近付いたので魔大陸に帰還

独りぼっちは寂しいもんね……

ひたすら辛い

だいぶ大人びたルーデウス

しかし10歳の誕生日頃に転移事件発生

それから3年かけて帰郷

ならまだ13歳のはず

そりゃ周りが心配するのも納得ですね

今期も分割2クール放送!!

2023年7~9月:第1クール
2024年4~6月:第2クール

全25話、半年空けての分割2クールとの事

冒頭 ルーデウス北へ

旅馬車、辛気臭いルーデウスでタイトル挿入

今期もオープニングなさげですね

雪が降る北方への道中

他の乗客は、賭けごとに盛り上がっていました

硬貨が粗雑なのがリアル

ルーデウス『はぁ~~~~~~~…』

ひたすらため息のルーデウス

こんなクソデカため息みたことない

それを見た金髪の少女、仲間に「話しかけたいならそうすれば?」とばかり合図

そういう人なんですね

相方の女性がお人よしらしい

相方の女性『どうしたんだい?』

ルーデウス『……………すみません…

略『あの…、それって答える必要ありますかね?

無言で矢をへし折る少女

やべえ

このリアクション、懐かしいですね

完全に殴られる予兆

年かさの女性「スザンヌ」はルーデウスの話を聞いてやろうとするものの

ルディの無礼さに少女「サラ」がキレたッ!!

サラ『スザンヌが親切で聞いてンのに何その態度!?

ルーデウス『!?

前世の男『(似てる…)』

言動がエリスに似ている

サラに興味を持ち、口を開き始めるルーデウス

良かった矢は飛んでこなかった

昨日からずっとらしい

ルディがずっとこの調子で、スザンヌは昨日から話しかけようとしていたんですね

スザンヌいい人…

なんか早死にしそう…

旅の目的

ルーデウス『フィットア領の転移事件に巻き込まれた母を探しに』

ヘヴィな事情だったので押し黙る一同

賭け事おじさん達も同様

うーん空気が重い

前期で身内はほぼ発見

父と妹は捜索隊、メイドと娘(腹違いの妹)も発見されエリスの家族はほぼ全滅していました

残るは母ゼニス、何やら不穏な状態で…?

スザンヌ『北って言ってもかなり広いよ?』

まあテキトーに、と覇気なく答えるルーデウス

無謀が過ぎる

父は捜索部隊まで作ってなお苦労しているのに

カビが生えそうな辛気臭さ

またここまで、聞きなれた「前世の男の内心」はほぼゼロでした

仮に喋ったら三倍は辛気臭かったでしょうね

魔法三大国

スザンヌ『なんだったら、道すがら北方大地について教えてやろうかい?』

というワケで、北方について説明へ

雪に覆われ貧しい国々

ですが「頑張ってる」国が三つあるんだそうな

シベリア送りされそう

スザンヌ『魔法三大国と呼ばれる三つの国はそれなりに栄えてる』

『魔術の教育に長けた"ラノア王国"

『魔道具の製作に長けた"ネリス公国"

『魔術の研究に長けた"バシェラント公国"

公国は、公=貴族を君主として有する国。英語のduchy(dukeが治める国、領地)とprincipality(Princedom, princeが治める国、領地)が「公国」と訳される。

wikiより引用

この三つが同盟、魔術を発展させていると

ハッテンさせているんですね

これから向かうのはバシェラント

シルフィがいるのがラノア

ならネリスにゼニスがいたりするんでしょうか?

とはちょっと単純すぎる

厳しい寒さが技術発展を必要とし、魔術研究を深めたパターンみたいですね

ラノアが主導国家?

ふと杖に触れるルーデウス

この杖、ネリス公国製作の品なんでしょうか

エリスの祖父が奮発して買ってくれた杖

あの人ももう居ないと思うと切ない

Aパート バシェラント公国

ルーデウス『部屋を…、一月ほどお願いします

宿屋でも辛気臭いルーデウス

料金も聞かず、テキトーに即金で払って店主達を慌てさせます

書いてあったんでしょうか

前期で立ち上がったのはなんだったのか…

いやこんなもんですよね

心の傷は深い

自称神がゲラゲラ笑って見ていそう

とりあえず内窓を締めるルディ

窓越し、不透明な表現が面白い

部屋を慣れ親しんだ暗闇にして横に

エリスの髪をいじるルディ

持って来ていたのか

前期、おせっせした後にエリスが切って置いていった長い髪

精神不安定剤になってる…

ルーデウス『……いやいや』

前世の男『これは傷心旅行じゃない、ゼニスを探さなくては

意外に早々に立ち上がったルーデウス

色んな意味で立派になりました

視聴者視点では、十歳くらいの小さい少年のイメージが強いものの

魔大陸からの旅で三年経って大人びました

外見がどんどん変わる年頃ですね

冒険者ギルドへ

冒険者『おいガキだぜ?』『新人か?』『へっ、遊びに来たんだろう……

あからさまに陰口を叩かれるルーデウス

が、パーティー解散申請で周囲は困惑

仲間が全滅したのかと同情へ

彼らも決して、悪い人達ではないってことか

ルディが十三歳なのは事実ですし

童貞卒業してますが

受付嬢『……お疲れ様でした』

ルディ、解散申請に一度は躊躇ったものの

結局解散してしまいました

エリスに殴られそう

せっかく悪名を轟かせたデッドエンドも解散か

あのルイジェルドたちの名誉回復

ある程度は形になりましたし

受付嬢『この依頼を独りで受けるのは!?』

前世の男『(いちいちうるせえな…)』

略『……!!

ルディ、路銀稼ぎか適当な依頼を受けたものの

揉めてて咄嗟に「発作」

幸いポーチに手をやり回復

エリスの髪

と、思ったものの違いましたね

どうにでもなれ

スザンヌ『話は聞かせて貰ったよ』

見かねたスザンヌが仲間に入れてくれる事に

かなり勘違いしてそうなのはご愛敬

彼女は仲間と合流

別々の馬車に乗ってたんですな

思った以上に大所帯、作画が大変そうです

スザンヌ『でもアンタの顔が良くないね』

『もうどうにでもなれ、死んでもいいやって顔だ…

当然ながらスザンヌは過小評価

ルディが自暴自棄で、無茶な依頼を受けたと誤解して心配します

ですが内心については的確でしたね

もうどうにでもな~れ!

元より前世のせいで自己評価が低いルーデウス

そこで「振られて」絶望倍増か

パウロとの事件のよう

スザンヌ『独りで動いたって限界があるだろう?』

『もっといろんな人を頼るべきだっ

正直、ルディの実力を全く分かっていないのが気の毒ではあるものの

スザンヌも仲間達も優しい…

いい大人たちですわ

やや上滑りしてますけれども

よくも辛気臭いルーデウスを誘ってくれました

もっとも「利益」もあるらしい

前世の男『(解るよ)』

『(いろいろと理由はつけているが、結局ただの同情だ)』

すっかり前世メンタルに戻ったルーデウス

ある意味ブレない

無職、人付き合い苦手な彼らしい

生前に彼を心配し、遊びに来てくれた少年を追い返した時を思い出しますね

あれも後悔してましたっけ

ルーデウス『前衛を援護するのが得意です』

スザンヌ『なら丁度いいっ

ちょうど後衛が欲しかったと参加決定へ

なお実は既に後衛が二人の中衛一人

かなり充実しています

正直、善意六割くらいで入れてくれたんだなって感じですね

戦力としては期待してなさそう

ルディは13歳ですし

サラ『べーっ』

前世の男『(…やっぱり似てる)』

ふてくされるサラにエリスを重ねるルディ

彼女も沸点が低かった

エリスは甘やかされて育てられ、当初はかなりわがままなお嬢様でした

素直なところがそっくりですね

実にかわいい

サラは単なる冒険者?

似てるのは似た出自だからって線も?

わざわざアスラを出奔、みな三十歳くらいの脂がノッたパーティー

若いサラは異彩ですね

もっともアスラ王国は

基本的に平和でした

冒険者が「稼ぎ」を求めて出国するのもありそうな話

後述の自己紹介からしても考えすぎかね

※トップに戻る

Bパート 自己紹介

冒険者『今なら七大列強にも並ぶ強さで~♪

この世界最強に並ぶですって!?

早朝、外門で皆を待つルディ

際して冒険者が賑やかに通り、咄嗟にポーチに手をやる場面も

リア充の気配に耐えられなかったか

つくづく精神安定剤ですね

スザンヌ『昨日の感じからすると遅れてくるかと思ったよ』

ルーデウス『ちょっと早めに起きたので…

昨日寝てなさそうなルーデウス

ともあれ自己紹介

ルーデウスは馬鹿正直に、貴族の名であるグレイラットを名乗ります

ですが特に反応はありませんでした

貴族に疎いらしい

という事は皆ただの冒険者なのか

ルーデウス『無詠唱で魔術が使えます……』

冒険者達『『!?』』

魔術師二人は困惑

天才だって証ですものね

剣士はどうした?と首をかしげるばかり

ルディったら馬鹿正直

いつもの彼なら言わなかった気がします

それだけ参ってるのか

もっとも常識的に考えれば

この時点では疑ってたんでしょうか

あまりに常識はずれなので

ただルーデウスは「自慢しなかった」のでかえって信用を得たのかもしれません

スザンヌ『じゃあ…、よろしくねっ』

手を差しだされるも、ルディは途中で硬直

握手を断ってしまいます

無自覚に握手しようとして、別れる辛さを思って中断したんでしょうか?

エリス、ルイジェルドと別れがつらかった

もう繰り返さないように?

スザンヌ『カウンター・アローの副リーダーで…』

『前衛を務めさせてもらっている

ルーデウス『副リーダー…? あなたがリーダーじゃないのですか?

ティモシー…、男。リーダーで攻撃魔術師

スザンヌ…、女で前衛剣士

パトリス…、男で前衛剣士

ミミル…、男でヒーラー

サラ…、中衛の弓使い

サラ以外はいい年で、ベテラン冒険者といった感じです

普通こういう時は若手と組む展開が多いものの

ビジュアルやらリアル寄りですね

魔術師ティモシー『一応、このパーティーのリーダーという事になっています』

いかにも優しげ、幸薄そうな魔術師がリーダー

CV波多野さんなので強そう

他の面々も快くルーデウスを歓迎

言葉遣いといい優しい…

幼いルーデウスに、敬意をもって接してくれているのが伝わります

寒いので赤らんでて色っぽい

弓兵少女 サラの課題

サラ『言っておくけど!私はこんなの認めてないから!!』

略・スザンヌ『これから先、アンタも私たちと別れて別の冒険者と組むかもしれないんだ

サラ『え…!? 何それ、解散するって事…?

ルディ、俺はサラの社会勉強要員かと得心

他と上手くやっていく

もしこのまま他と組んだら、つまはじきにされるのはサラも一緒なんだと

これもエリスを思い出しますね

『アスラ王国では我儘も通用したけど、こっから先はそう言ってられなくなる』

なんで事情が変わったんでしょ?

どうもモンスターが段違いに強いからなのか

いつ誰かが致命傷を負うか解らない

解散危機と隣り合わせだと

それでも稼ぐ為にこちらに来たのか?

ルディ『(この子の教育に利用されたって事か…、まあいい)』

大部分は善意な気がするんですが

その点、ひねくれているのが「元無職」な部分なんでしょうね

ヒトガミと話してる時みたいな雰囲気

小走りでスザンヌに付いていくサラ

その背に長い髪のエリスを幻視し落ち込むルディ

オートダメージがすぎる

エリスも、大人の女性・剣神ギレーヌと行ってしまったからか

確か「剣の聖地」に向かったんでしたっけ

魔法の国に向かうルディと対照的

戦術、段取りの打ち合わせ

ティモシー『ラスターグリズリーには弱点がありまして…』

ルーデウス『夜に目が利かない事…、ですよね?

歴戦の冒険者を驚かせるルーデウス

カウンターアローの戦術はオーソドックス

ルーデウスが魔法で足止め

ティモシーが攻撃術を連発

突破してきた奴を、剣士二人が抑えている隙にサラが中衛で射ちまくるというもの

射て!射ちまくれ!!(CVキートン山田)

ルーデウス『暇を持て余すので援護に回った方が…』

サラ『まだ前衛がどう動くか解ってないでしょ!?

性欲、暇を持て余す

ルディはあれこれ提案するものの

サラは解ってないと全て却下

お前は素人だ

さっき「解ってる」ことを言った直後のルーデウスにまあなんというか

ただ実際、前衛のクセを掴むのは大事

ルーデウス『僕も前に出るのは…』

サラ『私に後ろからやられたいの!!

とにかく認めないと一点張り

最後はもう連携しようって気さえない!

実際動き方のクセを知らない

邪魔にならない「初手」だけやってろってね

転生前の男『(こういうところも似てる)』

部外者にとにかく厳しい

家庭教師を残らず叩き出し、ルディも追い出そうとしたエリスにそっくりですわ

エリスと違い手は出してきませんが

サラ『……ごめん』

自分が悪いのは解ってるのか頭を冷やすサラ

偵察に行ったようです

腹のあたりが寒そう

ひたすらスープを食べてるミミル

食事は大切

同じく独りになるルーデウス

魔術師ティモシー『……すみませんねえ

略『悪い子じゃないんですが、少々天狗になってまして……

『キミも相当なんでしょう?

『無詠唱魔術が使えるなんて、私の学校の先生以来だっ

気を使って様子を見に来たらしいリーダー

ハッタリかどうか試してるんですかね?

ルディの技量をいち早く見抜くティモシー

ラノア魔法大学出身?

大学だと無詠唱使いがいるんですね

ロキシーでも出来なかったので驚きです

ルーデウス『大切な人が戻ってくるわけじゃありませんよ……』

つくづく無礼なルーデウス

ただ皆は、パーティー全滅でトラウマを負ったと誤解されてるので優しいですね

実際はエリスに振られたせいですけれども

グリズリー狩り

スザンヌ『……行けると思うかい?』

サラ『…うん、大丈夫! でしょ?

やがて丘の下、20匹ほど集まっているのを発見

グリズリー狩りだぜ

さすがに熊20匹相手は躊躇したらしい

サラはCV白石晴香さん

アシㇼパさんがこっちでも弓兵やってる…

ティモシー『……エグザフレイム!』

略『……エグザフレイム!

開幕、ルディが泥で足止めしひたすら砲撃連発

丘に陣取ってるので楽勝ムード

クマが気の毒になるレベル

BGMのように、ひたすらエグザフレイムを撃ちまくるのがややシュールです

たぶん中級クラスでかなりの火力

『エグザフレイム!』

作画的にはかなりの火力

それでも十発くらい連発、グリズリーは相当手ごわいって事なんですね

たぶんルディなら一発でしょうけれども

無言で地面に耳を当てるルーデウス

いち早く違和感に気付いたのはルディ

周りも怪訝顔したも、誰も止めなかったのが有能でしたね

馬鹿にしないし邪魔もしない

みんな良識的でした

風向きが変わった

サラ『!? ウソ!? 黒いグリズリー!?

ルーデウス『泥だ…!? 泥を被ってる!?

いち早く敵が黒い理由に気付くルディ

それにハッとするヒーラー・ミミル

無詠唱の件といい、魔術師二人はルディの聡さを良く解ってるんですね

黒いせいで気付けなかったのか

ティモシー『撤退!撤退!!

前世の男『(もう遅い、詰みだ)』

CV杉田氏で諦めるルーデウス

おそらく敵は、泥を被って闇に紛れてきた

罠にかかったのか?

サラ『!』

逃げず、迎撃しようとするルディにハッとするサラ

認め始めた瞬間でしょうか

しかしルディは途中で諦めてしまいます

なまじ聡いだけに諦めも早いのか

前世の男『(いや…、もうなんかめんどくせえな…)』

『(どうせ何も残らないし…)』

スザンヌ『あたしが囮になる!! 皆逃げなッ!!

棒立ちのルディを庇うスザンヌ

ルディが諦めた通り囲まれているとも判明

逃げ道は無かった

やがて皆で、ルーデウスを庇うように円陣を組んで闘う格好となります

しかし円陣で前衛二人は厳しい!

ティモシー『スザンヌ!?

早々に守りが崩れて戦いは乱戦に

際しルディを庇い続けたのは、ほぼサラでした

あんなに嫌っていたのに

死なれるのが嫌か、それとも「踏みとどまった」事で見直したのか

前回の冒頭のような円状の作画が美しい!!

特に横に流れる炎が素晴らしかったですね

やがて戦いは個々人の乱戦

ですが、無抵抗なニ十匹にあれだけエグザフレイムぶちこむ必要があったモンスター群

こうなるといかにも分が悪い

何故、誰も逃げようとしないのか

前世の男のモノローグ『なんで…、誰一人逃げようとしないんだ…?』

『なんで…、胸がざわめくんだ?なんでこんなに息が荒くなるんだ?

 なんでこんなに気分が高揚するんだ…?

『ああ…、そうか思い出した

『俺は知っているじゃないか、彼らがなぜ踏みとどまって戦うかを

 ずっと前から………

それが何かはもう少し後回し

頭では解らなかった、けれどルーデウス自身も同じだから高揚したんですね

身体が覚えていたから思い出せたのか

ルーデウス独りでは思い出せなかった

他人の姿で思い出せた

それも戦闘力以上に、勇気があったスザンヌ達だったからこそ

本当に出会えて良かった

踏みとどまる魔術師ティモシー

ヒーラーの腕は震えて

ティモシーも足が震えていました

その震えに、震えていても踏みとどまる事に

彼らの意気込み感じる作画でした

もしスザンヌ達がフツーに強かった場合

ただ殲滅し、ルーデウスは何も学べなかった

立ち直れはしなかったんでしょうね

その点が本当に因果でした

なんとほぼ駆逐してしまうサラ達

無職転生Ⅱ 異世界行ったら本気だす 第1話 感想

スザンヌに手を差し伸べ立ち上がらせるサラ

対等さを感じる演出ですね

大人子供じゃない

それを見ていたか、腰のポーチに手をやって勇気を出すルーデウス

つくづく勇気の源ですわ

サラ『…!?』

しかし無傷の大群が更に出現

絶対絶命

ルーデウス復活を象徴する場面でしたわ

ルーデウス『…大丈夫、任せてください』

ゆっくり巨大な火球を産み出すルーデウス

はあああ…!!

こうして「本気を出した」ルーデウスで決着

異世界で落ち込んだけど本気だす!!

第一話らしいタイトル回収

さながら戦術兵器

爆裂魔法!

ティモシーも凄かったですが、要塞くらい一撃でフッ飛ばせそうな大火力でしたわ

やがて夜明け、淡々と皮を剝ぐ皆がシュール

ありがとう

グリズリーの皮を剥ぐ面々

ルーデウスも「生きてる実感」

こうして刺青人皮、依頼された熊皮を収集

さすがにルーデウスが倒した奴は、消し炭になっちゃったんでしょうか?

やがて残った死体も焼いたらしい

腐ったり動物が寄ってきたり大変だからか

現実的なのが本作らしい

ルーデウス『……連れてきてもらって良かった…、ありがとうございます』

今度は自分から握手を申し出るルーデウス

変化を象徴する姿でした

時も夜から朝

長い長い夜を抜けた、そう感じさせる色調です

前期ラストから長かった…!!

スザンヌ『じゃあ、帰ろうかい』

サラ『…………………ありがとう、助かったわ

サラも長い長い躊躇いから感謝

エリスっぽい

ですがもう、そんな風には言いませんでした

過去ばかり思い出すのではなくなった

その象徴ですかね

カウンターアロー、ギルドに帰還

冒険者『……ケッ、よそ者が……

大量、毛皮の山を持って帰った面々にみな沈黙

敵意剥き出しでしたわ

これから儲けが減るって事ですもんね

ライバルが増えても困るだけ

その在り方もリアル

歓迎はされない

ティモシー『……今日は私たちがこの街で活動を始めた祝いです!!』

『この場にいる全員に奢りましょう!

冒険者『『『おお…?』』』

スザンヌ『いいかいお前らよく覚えときな!

 今日からこのギルドで世話になる

 カウンターアローと…

ルーデウスだ!!

強調されちゃった!!

結果みんなでルーデウスと連呼し大喝采

喝采せよ

冒険者の皆も、冒頭でルディが仲間を失ったと誤解して同情してくれたように

基本的にシンプルな人達なんですね

初期ガンプラみたいにシンプル

ルーデウス『ははは…っ』

ティモシーに肩も叩かれ、笑顔のルディ

すっかり馴染んじゃった!!

このまま骨を埋めそうな馴染みっぷりですね

そうはならんけれど

ポーチの中身は

自室 暖炉に火を入れるルーデウス

冒頭、窓を閉めたのと対照的ですね

窓を通し明るくなるのを描写

心境変化そのものでした

ルーデウス『……痛てて……』

左耳あたりを抑えるルーデウス

酒場でフィーバーした反動なんでしょうか

飲んだ?

それとも魔法の反動?

そっとポーチの中身を取り出すルディ

まさかのご神体

ロキシーのパンツやないか!!

どうやらエリスの髪は、最初から部屋に置いていったらしい

つまりずっとパンツに励まされてたのか

ありがとうリーリャさん

彼女のおかげで転移事件でも無事でした

ルーデウスが忘れていた事

前世の男『俺は忘れてた…』

『本気で生きるという事を……

つまり、みんな本気だから逃げなかった

でもルディも本気を知っている

だから気分が高揚し、"本気になる喜び"が身体を駆け巡っていたんでしょうか

頭が忘れても体が覚えていた

特にこの三年の旅の成果でしょうか

ルーデウス『……何をやってるんだ俺は……』

ここまでの自分の愚かさを思い知ったのか

とにかく反省が多い

そんなルーデウスらしさを取り戻したんですね

パンツを握った姿で。

いやホント何やってんですか「パンツ!」

イギリスかよ!

ルーデウス『何が…、何も残らないだ!!

無職転生Ⅱ 異世界行ったら本気だす 第1話 感想

前世の男『思い出せ、この世界に来た時の事を

ロキシー彼女に連れられて、初めて外に出た時の事を

『ちゃんと学んだ、ちゃんと教わった

『それを、裏切っていいはずがない

『俺はちゃんと貰っている、残っている

 ちょっと大きなものを失った

 けど……

 まだ俺には残っているものがあるはずだ

『ふてくされてちゃいけない

本気で生きるという事を教わっていた

かつてロキシー師匠に教えて貰った事

家族みんなに愛して貰った事

ルイジェルド達との旅

みんなに貰い、学んだことがちゃんと身になっているんですね

何もないなんて事はない

死んで「無駄」にしていいはずなんてない

そう思えるから前に進めるのか

前世の男『遠く離れているが、まだ独りじゃない』

『辛いのは辛い

『でも思い出せ、前はもっと辛かっただろ?

前世で無職だったから頑張れるんですね

あれと比べればどうという事はない

今もあんな自分が嫌

ヒトガミに会う時、前の身体になるのをめちゃくちゃ嫌がるくらい今でも辛い

だから頑張れるんですね

特殊ED「Spiral」

♪いつまでも なんてないんだ 終わりゆくその前に

頑張ろうな曲

今のルーデウスの心境にぴったりで素敵な曲

前のEDとはずいぶん趣が違いますわ

24時間テレビっぽい

次回以降、ちゃんと流れるのも楽しみですね

前世の男『頑張ろう』

『やらなきゃいけない事をやるんだ

ルーデウス『師匠、俺を導いて下さい…!!

エリスの髪を暖炉にくべて再出発

燃やしちゃうの?!

彼視点ではエリスに捨てられた、その未練を焼き捨てるという決意か

今も慕うロキシーとは別なんですね

ロキシーのパンツは別腹

次に会った時、エリスに思い切りグーパンされそうないい再出発でしたわ

次回からはいつものスケベなルーデウスに…?

次回、第2話「真夜中の森」

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