継母の連れ子が元カノだった 9話 感想[第0話]覚悟が不発に終わった日 ネタバレ

2022年9月30日

継母の連れ子が元カノだった 第9話「若気の至り」感想

公式あらすじより引用

それは、水斗と結女がまだ付き合っていた頃のこと。初めて付き合う相手に対し、緊張を隠しきれない二人。手をつないだりキスをしたり、少しずつ関係を深めていったが、それ以上の関係になれず、お互いにやきもきしていた。そんな中、3年生になってクラスが別れてしまった二人は一緒に過ごせる時間が減り、だんだんと気持ちがすれ違っていく。

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中学三年、水斗が表情豊かだった頃の話

遅くないよ!! 今からまぐわえば良いんじゃないかな!!!

水斗と結女の破局を描いた回想回

ヤる気だったのだな!! 当時!!!

前回、いさなみたいにはなれないと述懐も
今回まさにその通り

ですが取り繕ってた昔より今の方が仲良し!!

そいつは間違いねえこって!!

気持ちを汲みすぎた水斗、受け身な結女

二人を見た今、いさなは改めてすげえなあ

あの子素直が服着て歩いてるわ!!

いつもベッドが問題なのね!!

作中、断片的に描かれている過去を元にした
第0話だったんですね

物語の節目、次から最終盤エピソード?

冒頭 無音劇さながらの回想

水斗と結女、キスから始まる回想

付き合い始めて間もない「秋」

いいですね初々しい

水斗の表情筋がまだ生きていた頃ですね

Aパート 明日、親いないから

前回回想にあった、結女を部屋に招いた事件

当時すでに水斗の部屋は腐海

なのに堂々と招いた水斗も
もちろん、まったく引かなかった結女も

相思相愛ですね全くのところ

冒頭キスから半年近く経過、春の事件か

結女『男の部屋のお部屋に来るの、初めてだから…』
水斗『僕も、女の人を部屋に呼ぶのは初めてで…』
結女『! 呼んでたら困るっ』

思えばこの時、既に端緒があったんですね

ややめんどくさい!!

親がいない家、部屋に招いて真っ赤な水斗

最近、おっぱいを押し付けられても
おっぱいで挟まれても!!

平然と死んだ目をしてる彼とは別物ですね

まだ目が生きてやがる…!!

水斗『さ、どうぞ』

水斗「あの部屋」のどこにどうぞというのか

てっきり、椅子に座れ的な意味かと思いきや
互いにベッドを意識

結女がベッドに座り、水斗もその隣に腰を下ろしました

これ完全にえっちな奴なのでは?

『本、いっぱいあるね…』

しばらく無言、さらに無言で見つめ合う二人

その後結女は目を閉じました

覚悟を決めたんですね

開始五分と経たずに

水斗『綾井、読みたがってた本、一緒に読もうか?』

しかし水斗、キス顔に気付けなかったのか

気付くと本棚に移動していました

すれ違いかヘタれたのか

ベストセラー「君の膵臓をたべたい」

この後むちゃくちゃ本を読んだ

 現在の水斗が放置プレイするのに対し

 旧水斗は並んで一緒に通読

 読み方ひとつでも別物ですね

余談ですが「キミスイ」

2015年発行で2017年実写映画

ウソみたいだろもう五年経つんだぜ

ちょうどHGUC バーザムがキット化された歴史的な年

鉄血のオルフェンズ同時期

再び見つめ合い、キス顔に入った結女

水斗、今度こそ正面から見てたはずですが

既に五時、もう遅いからと帰す事に

まだ中学二年ですもんね

もう既に身体は半ば大人だというのに

結女『(付き合って半年も経つし、手も繋いだしキスもしたし)』
『(私だけが、ふうふう鼻息を荒くしてたのかな……)』

折よく犬の散歩に通りすがる水斗と結女

この犬みたいに発情していた的イメージ

この犬みたいに!!

水斗『今日は楽しかったよ、それじゃあまた学校で』

今より遥かに生きたイントネーションの水斗

結女は大人の階段を登るつもりでした

が、おしゃべりだけで済んだ

これはがっかりだ…

帰り道で凹む水斗『うううう……』
『諸々の準備を万端に整えて、家に呼んだのに!!』

『僕は、ヘタレだ………』

実は水斗もめっちゃ意識していたというオチ

やるつもりだったのだな!
水斗ッ!!

二人でベッドに乗り、合意で環境も整っていた

ですが「結女は警戒してる」と痛恨の誤解

確かに悶絶ラブコメですわ

水斗『今日から三年生だねえ~』

まるで普通の主人公みたいな台詞の水斗

つくづく今と別人です

結女『クラス替え、一緒のクラスになれるかなあ…』
水斗『どうかなあ?』
『二年の時が同じだったし~…』

結女『…そういうのが聞きたいんじゃない』

水斗『えっ……?』
『……僕も綾井と一緒のクラスがいいっ』

あるあるな行き違いから始まった中三の進級

結局クラスも別、疎遠になるきっかけか

もっとも、二人は図書室が特別な場所で
そこまで心配してなかった

結女も破局の入り口とまでは思ってなかった

結女『約束っ』

中学三年の青春を一緒に過ごす約束

クラス内では無理でも「クリスマスとかバレンタインとか」一緒に過ごそうと

今回を代表する美しい指切りでした
指切りげんまん

完全にフラグでしたね…

嘘ついたら羊かん千本飲ますべきだったのだ……

水斗『珍しいね、遅れるなんて?』

結女『あのね! クラスにお友達が出来たのっ』

次の亀裂は4月9日、結女に友達が出来た

勇気を出して話しかけた成果!!

今までの回想ではダメな様子が目立った結女

成長へ一歩踏み出した事件なんですね

Congratulations…!!!

結女『うん…、友達に勧められた本っ♪』

やがて本も会話も予定も「友達が!」一色に

前回はこんな気持ちだったんでしょうか

居場所をとられてしまう感じ

これがNTRというもの

水斗『やめてくれないか、そういうの……』
『僕は、君の友達になんか興味はないんだ』

結女の、“友達”に紹介されそうになって
遂にキレてしまった水斗

冒頭は結女が「めんどくさい奴」ですが、水斗も負けてなかった

ただこの時、水斗はめちゃくちゃ後悔しました

まだ情緒は死んではいなかった

結女『誰……?』

負けじと結女をキレさせたのは水斗の浮気

もちろん冤罪で、水斗は課題の本探しを相談されただけだけでした

陰キャを自認する結女からみて
陽キャっぽい美少女なのも癪に障ったんでしょうか

微妙に今の結女にも似た風貌

水斗『昨日はごめん……』

結女が誤解したとも知らず、昨日の件を謝ったのもすれ違い要因に

水斗君今その話じゃないから!!

今そこじゃあないから!!

水斗『綾井が…、どんどん遠くに行っちゃう気がしたんだ……』
『友達が出来て僕以外と話す時間も増えて、最初はそれを喜んでいたけど……』

今の水斗からは考えられない謝罪
独占欲と己の弱さの告白

もし浮気現場じゃなければ心に響いたのかもしれません

水斗くんタイミングが悪かった…!!

結女『女の子と喋っていたじゃない!! しかも私がいつも座っている席に座らせて!』
水斗『……なんでいわれのない勘違いと決めつけで、罵倒されないといけないんだよ……』
結女『なんでここなの…?』

多分水斗としては、謝った直後なのもいけなかった

自分が謝ってるのに理不尽に責められた

また結女は、たぶん「大切な場所」という共通認識がないのが嫌だった

結果、恋に落ちた場所が破局の始まり

なんという天の配剤

アイキャッチは中学時代の二人

水斗君が普通の主人公っぽいのが新鮮ですね
柔らかい表情をしています

また当時は、襟カラーをきっちり締めていた

OPで毎回ネクタイ緩めてる彼とは
好対照な気真面目さ

この頃の水斗をいさなに襲わせたらどんな反応したでしょうか

もうこの頃の二人はいないのだ…

Bパート “印象”が気持ちをズタズタに

大事な図書室だったから、その印象で傷付いたと述懐する結女

いよいよ目が死に始めた水斗

水斗ならずとも、後から思えば
最適解なんて難しくない

自分は「✖✖すべきだった」とばかり浮かび、分かっていたと繰り返す水斗

しかしこれは無理な相談でした

水斗『自分を殺して、適当に誤魔化すべきだった。言葉を選ぶべきだったんだ』
『そんなの…、頭では解っていたんだよ…!!』

極論すれば、互いに独占欲の問題

好きだから許せなかった

また当時、結女に気を遣い続けていた水斗が
いよいよ「素直に」なっていく一因が
この事件なのか?

今は自分を殺さないし誤魔化さないし、あと言葉は傷つける方向で選んでますものね

今は嫌われても良い関係

だからこそ素直になれたとは因果

水斗『綾井も、この新刊が目当てで来たんだろ?』

『そろそろ、仲直りしないか?』
『学校で会う時も変に気を遣うし、図書室でのことは謝るから……』

いよいよ夏真っ盛りの2018年8月

散々「解ってる」と反省した水斗から会いに行き和解へ

ですが謝ったからこそ後悔するから事に

駄目な時はとことん駄目ですね

水斗『(僕から切り出さなければ、綾井は僕らの関係をどうするつもりだったんだろう……)』
『(どうして自分はごめんのごの字も言わないんだよ…)』

水斗は謝った為にこそ苛立った

その苛立ちで「歩調を合わせる」いつもの気遣いも出来なくなりました

結果、合わせて貰うのが当然だった結女
苛々しないはずがなく

そうなれば結女も謝るってレベルじゃない

苛立ちを増幅しあっている…!!

結女、思い出の夏祭りにも誘えない

昨年、水斗が探し当ててくれた場所で待つファンサービス

ですがもちろん今年は来ませんでした

思えばこれまで回想に出てきた水斗は
常に結女に優しかった

結女は期待しすぎるようになったのか?

結女『(都合よく見つけて貰おうなんて、期待した時点で駄目だよね……)』
『今日…、付き合って一年でしょ……、連絡もないの…?』
『一晩中待ってたのに…』

結局、仲直りしたはずが疎遠なまま

結女、受け身な自分がダメだと解っていながら
踏み出す事が出来ないまま

そしてもちろん「受け身」なのは水斗も同様

水斗も、自分から連絡しないまま
夏休みは終了へ

特に水斗、自分から謝った分「次は結女だ」と意固地になったんでしょうか

互いに待ちに入ってしまったんですね

文化祭もクリスマスも接点を持てないまま

結局約束のクリスマスもバレンタインも終了

二人共悶え苦しんだまま新しい春

この二人、ほっとくと意地はって自分から会いに行かないんですね

だから多分「同居してる」のが大きい

今はおかげで向き合えてるのか

水斗『別れよう』

結女『うん……』
水斗『(きっと僕の中には、好意と嫌悪が共存していたのだ…)』
『(綾井が好きだったのも事実で、嫌いになったのも事実で。矛盾するのに両方間違っていない)』
『(それが苦しかった)』
『(痛かった、悲しかった…、その矛盾が生み出す軋轢が、僕の精神をきしませていた)』
『(だから、これは終わったのではない)』
『(僕は、解放されたのだ………)』

いつかと同じ、水斗らしい長々とした言語化

単に嫌いなら、嫌いと思うだけでいい

好きだからこそ、嫌いになるのが辛かった
好きだからこそややこしいのね

そして恋人なら好きでいるべきだし、嫌われないよう気を遣ってしまう

今は嫌われていいから本音で話せる

いわば心の重荷が枕になったようなものか

仮面ライダークウガからの引用ですが

水斗『その数日後』

結局、わずか数日で家族になる奇跡が起こり
否応なしに毎日接する関係に

そして今に至る

なんて尻作画でしょうか

結女『これ、借りてく』

水斗『…この部屋で一緒に読んだ本だぞそれ』

再び現在、お構いなしに部屋に入るようになり

本も事後承諾同然に借りるように

きょうだいあるあるである

結女『? あれ…?』
水斗『そういえば君、男の部屋に来るのが初めてとか言ってたし』
『どうせスケベなこと考えてて、本の内容が入ってこなかったんだろう?』

明かし合う、初めて部屋に入った日の事実!!

結女はエッチな期待をしてたと図星

水斗も期待していたと告白

ぶっちゃけたねお互い!?

結女『ど、どういう事!?

水斗の机には今もコンドー●が封印され
期限内なら使える状態らしい

第一話のアレですね!!

水斗『嘘だろ?! 君もヤる気満々だったのかよ!?』
結女『満々だったわよ!!』
『悪いのはあなたでしょ! このヘタレ!!!!』

結局、互いにいがみ合ったまま次回に続く

もうまぐわえばいいんじゃないかな

いさなちゃん

互いに嫌いあったのも
ほっとけば、半年会わないのも事実

どこまでも意地っ張り、再婚で「切り離せない関係」になったのが幸運だったんですね

実は両親の罠に違いない

物語に一区切り、最後に進展でアニメ版完…?

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