黄泉のツガイ 第22話 感想[アキオの告白]影森家でも拾えなかったもの ネタバレ

黄泉のツガイ 第22話「影森兄弟と黒谷姉弟」感想

公式あらすじより引用

ザシキワラシのダンジとキリから、彼らや主・キョウカの過去、先代田寺・ロウエイの存在、そしてミネとナギサのなれそめについて聞かされるユルとアサ。陰陽の結界の中で、二人きりでお互いの想いを吐露し、情報を共有し、両親への想いを強め、志を共にするのだった。結界から出た後、負傷していたユルを影森屋敷に連れていこうとしたアサだったが、ゴンゾウはそれを制して、裏切り者のアキオの処分があると口にし――

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裏切りの顛末、救って欲しかったもの

黄泉のツガイ 22話 感想

影森家ははみ出し者たちの居場所

アスマやガブちゃんの主張

いかに救いか、改めて痛感するエピソード

だが救われなかった者もいた

その代表がアキオだったのか

彼を取り込んだのがおそらく西ノ村

イワンや峰山アンナ

いずれも狂人めいたものばかり

彼らの異質さに改めて納得もさせられますね

またもいいとこで続いた!!

黒谷アキオの告白

アキオは痛覚が薄い、他人と感覚が違う

結果他人の痛みにも鈍感

内心疎外感を抱えていた

救いを求めた結果、自分の母と思しきものに突き当たって傾倒してしまったと

作中言われてますが本物かは不明

また偶然というには都合が良すぎる

むしろ「そういう」奴?

他人を取り込むのに長けた奴がいるのか?

影森家、震撼

実はアキオのツガイに"ツガイ爆弾"

失敗して処分される前に、ツガイを助けてくれと頼んでいたと

なら詳細を話せばとは思うも

それも「ブレ」だったのでしょうか

話せば「母」が困る

話さねば相棒たちと「姉弟」が困る

彼のブレ、迷いから出た言葉だったのか?

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冒頭 新郷イオリと影森ゴンゾウ

回想・影森ゴンゾウ『こんばんはご婦人!

 立派なの連れてるなぁっ

女性『見える……、んです、か?

回想、夜の山道で「ツガイ」付きの女を目撃

ゴンゾウは車を降りて接触へ

女は着の身着のまま

いかにも自殺、身投げ寸前の風体

だがそれより、ツガイがいたから興味を引いた

夜桜たちに救われたんですね

ゴンゾウ『かっこいいツガイだなあ!』

正確に外見を指摘し、かっこいいと笑った

数多のツガイを見たゴンゾウならでは

彼がウソを言わず、しかも肯定的だったことに泣き崩れた「ご婦人」

後のアスマの母・新郷イオリ

実家でずっと否定されてきた

対しかっこいいという一言

どれだけ心を救われた事か

新郷イオリと金烏玉兎の出会い

黄泉のツガイ 第22話 感想

新郷イオリ『私、いらない人間だから……

この表情、息子アスマと相通じるものでした

元々イオリは不出来で嫌われ者だった

自殺しようとした山で、忘れられた仏像と邂逅

手首を切ったら契約しちゃったと

まあうっかり!!

元々、ツガイ家系と無関係だったのか

それで強いのに覇気がなかったのね

ツガイ使いの孤独

夜桜『新郷とは縁を切れ!

だが長年の虐めでそんな精神力も持てなかった

ツガイを得ても、気色悪がられ境遇悪化

夜桜たちが話し相手にはなってくれた

ハヤトに目を付けられた

いよいよ死のうと山に入ったと

また外見、どこかアスマのたくらみ顔と相通じるのは遺伝でしょうか

イオリは卑屈な「愛想笑い」が張り付いていた

笑うのが下手なのは血なんですな

彼女が得た居場所

ゴンゾウ『だったらウチに来ないか?

かくてゴンゾウが受け容れ影森一党に

やがて妻になったと

なるほどアスマの言葉も納得

こうして幸せになれたんですね

無論、ゴンゾウにも裏がある

ゴンゾウ『ツガイ連れは大歓迎だっ♪

彼は、雇ったあと鉄砲玉に仕立てたりする

ですが当主として皆を守る為

それでもマコトに多額の金を出したり、根底は「お人よし」でもあるんでしょうか

家長として非情、合理性に徹する義務がある

けど多分それだけじゃない

そこに皆、惹かれてるんでしょうね

アサから見た影森家

アサ『銃弾の怪我って

 普通のお医者さんに行ったら

 根掘り葉掘り聞かれて

 お巡りさん呼ばれる奴~!?

ユル『え!?

「葉掘り」って部分はどういう事だああ~~~っ!? 葉っぱが掘れるかっつ──のよ────ッ! ナメやがってこの言葉ァ超イラつくぜぇ~~~ッ!!

再び現在、陰陽による結界の中のユル達

ユルの銃傷が心配なアサ

彼女が「封」なら閉じれたんでしょうが

幸いユル曰く腕は動く

めっちゃごっそり抉られてたはずですが!?

人体って頑丈なときは頑丈

荒川先生も指が取れかけたそうですし

治療するなら影森へ

ユル『フツーじゃない医者ってそれは逆に大丈夫じゃないのでは!?

『だいたい俺は!

『影森家を全面的に信用してねえから!!

 そんなホイホイついていくかよ!!

言うて兄さん、祈祷師もだいぶ怪しかったですし

これ幸いと影森家に連れ込もうとするアサ

影森家の病室は快適だよ!!

幸か不幸か、あの怪しい先生が信用できないのでユルは拒否

それ以上に迷信のせいですけども

採血って新しい技術なんですなあ

ユル『……お前こそ大丈夫か、あいつらを信じて』

やっぱりアサ、とはまだあまり呼んでくれない

しかし軽快な兄妹コントに

第一話がウソみたいですね

アサ『普通の感覚でいたら』

『この界隈ではすぐ死体になる……

だから普通じゃないのが、かえって良いのだと

影森家を信頼するアサ

ただその「普通じゃない」影森家でも、拾いきれないものもいる

もっと異質なものもいる

それも今回テーマなんですね

アサから見た影森三兄弟

アサ『ジンさん

 変なとこでくそまじめなんだよね~

『影森家を守る為に、三兄弟の中で自ら汚れ役買ってるところある……、かな

 あの人

『敵にも部下にも感情移入しないように

 淡々と……

『自分の感情殺して仕事こなしてる感じかな

 ジンさんは……

そのジンの兄貴を激怒させたデラさんたるや

改めて影森三兄弟の話に転じる兄妹

ジンは自分を捨て一族に尽くす

頼れるが危うい

人相が悪いのも思いつめてるから?

何か強迫観念があるんでしょうか

ヒカルは教えてくれる男

アサ『外に出なくても、安全な結界の中で生活費を稼ぐことができるのっ

普段ヒカルのアシスタントをしているアサ

彼女的には在宅ワークの師匠!!

その認識大丈夫!?

彼女は自由に出歩けないも、それでも生きていけると希望を貰っているのか

ただのアシじゃなかったんですね

ただ原作・荒川先生的には?

漫画ってそうそう稼げるものか?

荒川先生は、実家の酪農を手伝いつつ僅かな睡眠で描き続けデビューした人

漫画家になる苦労をアサも味わうのか?

荒川先生はデビュー後わりと順風ですけども

そして影森アスマは

アサ『どうせ狙われ続けるなら

 いっそのこと

 さっさと一回死んで、自分で身を護れるようにした方がいい

『その上で、影森みたいな強い組織が

 援護と差配をすべきだ

『ってのがアスマさんの考え

『物騒なこと言うけど、私たちにウソは吐かないよ

 アスマさんは

うさんくさいけどウソは言わない

言いにくい事をズバリ言ってくれる

その点ウソに悩んだユルには、ことさら信用できる人なのかもしれませんね

見た目と声は信用できないのに……

アザミの今後と「東村の出稼ぎ」の真実

デラさん『余計な事、喋らないように……

ゴンゾウ『座敷牢に入れる、か?

アザミは村に戻れば口封じされる

それを心配するデラさん

心底嫌悪するゴンゾウ

ゴンゾウの嫌悪は、利得抜きの本音って感じが滲み出てますね

東村虐殺を指示した一因か

東村、"双子信仰"を形作る仕組み

ダンジ『大人になると

 村の一員と認められて

 初めて双子の秘密を教えられるんだ

『アザミはまだ何も知らない!!

アザミの今後を相談中、東村方針に言及

双子殺しに否定的だと追放されると

大人になる通過儀礼として伝説を聞かされ、反発すると村から放逐されてしまう

第一話曰く下界から戻ってこない

あれは追放された

つまり村の大人は、儀式の為に「双子を殺す」のが当たり前になっている

つくづく"加害者"ばかりだったんですね

アザミも下界追放?

ゴンゾウ『疑問を持った奴はどうなる?

デラさん『村のやり方に賛成しない奴は「出稼ぎ」と称して下界に下りる

 下界で東村関係者から

 仕事のおこぼれを貰って

 生きていく事になる

アザミの場合、下界の事を知ってしまったのが問題

情報統制上村に戻せない

それはそうか……

つくづく出稼ぎ人は戻らない訳ですわ

実態が追放なのが最大の理由とはいえ

影森と田寺

デラさん『帰ったらユルに村の秘密喋っちゃうからな?

『まあちゃんと

 フツーの仕事する為に

 下界の仕事出稼ぎに来る奴もいるけど……

『影森家にヤられちゃったりね~?

影森ゴンゾウ『こちらもヤられてるから

 お互い様だろう

『特に田寺には何度もな?

下界に下りたら影森家に始末される者も多い

影森に言わせれば正当防衛

かつ田寺家に相当殺されていると圧

頂上決戦じゃないの!!

圧を掛け合うデラさんとゴンゾウ

道理でデラさん憎まれてるわけですわ

ユルとアサ、今後は

ゴンゾウ『すまんなアサ、帰ったらアキオの処分がある

『ユル君には見苦しい所を見せたくない

アサは治療に連れていきたがるものの

影森家はアキオ対応で手いっぱい

また新郷ハヤトの協力者が謎

西ノ村だとは誰も推測さえしなかった

影森ですら掴んでないのか?

新郷ハヤトから浮かぶ第三者

ボス的存在・ゴンゾウ『と言う事はアキオと繋がってたのはイワンか!

影森邸襲撃事件は、ハヤト主導だと再確認

しかしアキオを知らなかった

アキオはイワンと内通してたと推測

ハヤトは利用されていた

主犯に隠れ蓑にされていた訳か

手掛かりはアキオとツガイ

フユキ『情報を採りましょう……!!

情報を絞ろうと圧を見せる黒谷フユキ

義弟だろうと容赦しない

姉弟と比べ非情さが際立つ

影森の要という自負ゆえでしょうか

なんとド迫力な構図……

漫画家・影森ヒカルのこだわり

ガブちゃん『先生ちゃんも飲む?

ヒカル『君の飲むコーヒーが

 このさき一生全て墨汁に入れ替わる呪いにかかれ!!

影森ヒカルの飲むコーヒーは苦い

ようやく風呂からあがり惨劇を知ったヒカル

自分の漫画スタジオがメチャクチャ!!

幸い原稿データは無事

コーヒーメーカーも無事

先生!その呪いは手書き原稿時代の漫画家あるあるなんですが!?

荒川先生はめちゃやらかしたらしい

ブレこそ人間味

ガブちゃん『なんでもカチッとしてた方が美しいじゃん?

ヒカル『人の心も同じだよ

『俺が漫画のキャラづくりで気を付けてる事の一つ

 揺れてブレてた方が

 人間味があっていい

敢えて行動、思想を一貫させないのが大事だと

たとえば仲間を大事に信念のキャラ

そういうキャラは、拷問されても仲間の為に情報を吐かず重傷を負うのが王道

ですが、たとえば命惜しさに吐く

家族の命を脅され吐く

そういう「ブレ」も必要だって話でしょうか

ブレない男、影森ジン

影森ジン『ハルオ、危険分子を残しておけば

 お前たちの命を危険に晒すことになる

『アキオを生かしておく事は出来ない

ハルオ『……!!

他方ジン、アキオは殺さなければと徹底

助命を乞うハルオににべもない

冒頭でアサが言った通り、影森家の為に自分の感情を殺している

きっと彼自身は生かしたい

ジンは仲間の為に非情

それは彼自身が優しいからでしょうから

黒谷義姉弟・長女、ナツキの嘆き

ナツキ『なんで裏切ったの?

アキオは医務室で拘束

汚ねえ毛布と思ったら玉袋

敢えて口まで覆い、齧り切られないようにしてるのが荒川先生らしいですね

歯は人体で一番硬い凶器だからよォ!!

ナツキ自身、辞めたいとこぼしているが

黒谷ナツキ『なんなら今すぐ辞めたいくらいだよ……

でも!

 仲間を売るような憎しみはない!!

『なんでよ、アキオ……!!

だが義姉弟を裏切るような真似はしない

本当の姉弟と思っているから

普段表情を動かさないナツキ

ですが情に厚

本当は感情豊かな人なんですね

ナツキ・スバルさん……

黒谷アキオの孤独

黒谷アキオ『自分の痛みと同じく

 人の痛みも解らなかった……

対しアキオは、この影森家でさえ「救われなかった」人間だと静かに語ります

彼は痛覚異常の体質

痛みを感じない

だから他人の痛みにも共感できない

だからやりすぎ

正真正銘の「はみ出し者」なんですね

影森にも、義姉弟にも感謝している

黒谷アキオ『親のいない者同士

 姉弟になって家族も出来た

 それはそれで楽しかったけど……

『どうしても埋まらない

 何かがあった

アキオは他人とは、感じ方自体が違う

その事が内心で孤立させた

ナツキ達が義姉弟を大切にしても「でも、見えてる世界が違う」と自ら孤立していった

そこを「敵」に付け込まれたのか?

転機となったのはネット

アキオ『たぶん俺の親と思われるひとを見つけた

『今までにない感情が

 沸き上がった……

ネットで似た境遇のコミュニティを発見

そこで母らしき人を見つけた

そして裏切った

たとえ自分を捨てた母でも、同じ世界を見ている「血縁」だからか

元々疎外感があった為か

アキオは救われたかった

その「救い」が見えたので縋りついたのか

無論、ナツキ達には理解し難かった

黄泉のツガイ 22話 感想

ナツキ『今さら会ってどうするの!?

 何をしたいの!?

 もしかしたらそいつアンタを利用しようと……!?

ナツキ達はアキオに共感は出来なかった

しかし理解してもらえないからこそ、アキオは「孤立」してしまった訳で

ますます孤立を深めるばかりか

ただ、ここにきて母というのは偽者か?

あまりに都合が良すぎる

その場合、西ノ村は「他人を嘘で懐柔して取り込む」ような組織だと?

はみ出し者の受け皿?

それゆえ狂った人材が集まっている?

アキオの願い、救って欲しかったツガイ

アキオ『ヤマノカミはいますぐ逃がしてやってくれ

他方アキオのツガイ、ヤマノカミの本尊

これをウサちゃんとエッサホイサが回収

回収の際異変

本尊にアメーバ状の何か

それも目視できる規模

実際、1メートル規模のも実在するそうですが

救われなかったツガイ

ウサちゃん『コイツ!?

アメーバにより「山風」が自爆

谷風が逃走へ

せっかく救われた本尊が……

最初から自爆処理

だから逃げろと何度も言ってたんですね

動き回るアメーバ

ナツキ『谷……、風……、の本尊が

 なんでここに?

ウサちゃん『皆ー!伏せてー!!

アメーバによって谷風の本尊が移動

アキオ達の間近で自爆して幕

アキオはこれを恐れてたのか

ただ本当に救って欲しければ、そう事態を詳細に話せばよかったのでしょう

でも彼は「親」が大切でそれは出来なかった

だがツガイも大切だった

きっとナツキ達も大切だった

アキオはブレブレでした

彼は敵にも、味方にもなりきれなかった

彼はどちらも大切だから?

そこがヒカルの言う通り、人間臭いブレでしたわ

次回、第23話「情と理」

次々回で新勢力顔見せ、二期決定エンド?

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黄泉のツガイ 第21話 感想[ユルのゴール]ザシキワラシが知る東村史 ネタバレ

黄泉のツガイ 感想 2026年4月

黄泉のツガイ 第1話「アサとユル」
黄泉のツガイ 第2話「右と左」
黄泉のツガイ 第3話「デラとハナ」
黄泉のツガイ 第4話「ジンとユル」
黄泉のツガイ 第5話「兎と亀」
黄泉のツガイ 第6話「影森家と謎の襲撃者」
黄泉のツガイ 第7話「アサと解」
黄泉のツガイ 第8話「疑念と確信」
黄泉のツガイ 第9話「抱擁と囁き」
黄泉のツガイ 第10話「手長と足長」
黄泉のツガイ 第11話「兄と弟」
黄泉のツガイ 第12話「番小者と祈祷師」
黄泉のツガイ 第13話「大凶と小凶」
黄泉のツガイ 第14話「家族と友」
黄泉のツガイ 第15話「ユルとダンジ」
黄泉のツガイ 第16話「影森と新郷」
黄泉のツガイ 第17話「泣く子と悪い子」
黄泉のツガイ 第18話「風神と雷神」
黄泉のツガイ 第19話「刀と弓」
黄泉のツガイ 第20話「逃亡者と追撃者」
黄泉のツガイ 第21話「ザシキワラシと東村」
黄泉のツガイ 第22話「影森兄弟と黒谷姉弟」