チェンソーマン 10話 感想[気に入られたら地獄]最強のデビルハンターは考えた!! ネタバレ

2022年12月28日

チェンソーマン 第10話「もっとボロボロ」感想

公式あらすじより引用

一連の襲撃によって数多くの人員を失った公安対魔特異4課。
病院のベッドで目覚めた早川アキは現実を受け入れられない。
同じ頃、マキマは4課を強化するためにデンジとパワーの指導役としてとある人物を紹介する。

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最強のデビルハンター、岸辺先生のブッ殺し授業

姫野達の死に苦しむアキ、全く悲しくないデンジが好対

デンジは姫野と友達になったからこそ解るのか

悲しまない自分は異常、そう自覚してなお変わらなかったところがデンジらしいですね

苦しみ、己を追い込むアキと対照的でした

今回、姫野先輩の願いが叶った

アキはまともだから泣き、まともだからますます後戻りできなくなった

姫野先輩が残したものを感じる回でした

デンジとアキとパワー、強化回

前々回、呪いの悪魔の代価で寿命が残り二年になっていたアキ

姫野先輩が止めようとしたのも納得

もう死んだも同然だよ!?

次回、狐に代わる強い悪魔との契約

代価の重さを予感させますが…?

その名も未来の悪魔

未来! そりゃ怖くて強そうです

ラプラスの悪魔的な?

幸い、代価は彼が気に入った度合いで変化するとの事

アキはいくら請求されるのか

デンジとパワー、眼鏡の無駄遣い

デンジは修行へ、命懸けどころか殺され続ける羽目に

やだ最強のデビルハンター強い

命の軽さが紙風船

指導役・岸辺こそ、姫野先輩に頭がイカレてる奴ほど強いと吹き込んだ張本人

姫野先輩の上位互換って感じがしますね

それだけ「根はマトモ」というか

わざわざおかしくなろうと努めてるのですから

未来の悪魔に気に入られねばならないアキ

デンジも、岸辺に「気に入られた」為に猛特訓

猛特訓と称して殺されまくるのが悲惨

気に入られないと強くなれないし、気に入られたら地獄

どっちに転んでも地獄じゃないスか!!

余談。デンジとパワー

二人合わせて「電磁力」なんですね

もしかしてそれが元ネタ?

共にちょっと変な名前にも納得

冒頭 病院にて

パワー『あっ…、ああああああああ!!

病室でアキが目覚めると、パワーが絶叫

しかし理由は、デンジがリンゴを食べてる事に怒ったから!?

アキが起きた事じゃなかった?!

のっけから感性がおかしい

デンジくん、あっさり復活しておられる

デンジ『敵から逃げた奴に食わせるリンゴはねえ!』

パワー『逃げたんじゃない!! お腹が空いたから帰っただけじゃ!!』

またパワーちゃんが嘘をついておられる

ちなみに逃げた際、致命傷のデンジと瀕死のアキを見殺しにしています

なのに平然としてるんだからもう…

パワーちゃんは魔人

悪魔側の人格なのは伊達じゃない

アキ『四課は…、誰が生き残ってる?』

曰くコベニ、そして円さんが生還

円さんは前回ラストで退職

無事退職届は上に受理されたらしい

去る者は追わないアットホームな職場です

パワーにリンゴあげるデンジ優しい

デンジ『……俺とパワ子はマキマさんに呼ばれてるから帰るぜ』

黙ってしまったアキに居心地が悪くなり退室

基本、デンジは他人の気持ちが解る

そこは常識的ですね

なまじ常識的だけに考えてしまう事もある様子

悪魔であるパワーとは違うと?

なんかアダ名ついてる…

パワー『見舞いの果物を喰いに来ただけじゃ』

で、そのまま病室で漫画を読みふけったらしい

起きるのを待ってた訳ではないのか

パワーはうそつきではありますが

読んでた漫画は「ゴンゴン」

なんでジャンプじゃないの?

多分「低学年向けの漫画誌」だったのか

だからデンジでも読めるのね

コロコロ+ボンボン的な

アキ『………………………』
デンジ『……………………………』

『リンゴ、一個だけ残しといてやるよ。じゃあな』

さすがに見かねたらしいデンジ

たった一個

ですが食い物に執着するデンジが、と思うと結構スゴい事なんだと思います

ゲロすら反射的に飲んじゃう男なんですから

アキ『……………………………』

『カース、俺はあと何年生きれる?』

呪いの悪魔カース『二年…………』

もう死んだも同然じゃないですか…

刀=釘を使った代価で瀕死

六話で刀を使おうとした時、姫野はデンジを殺してでも阻止しようとしました

今思えば納得

また「殺す能力」の代価と思えば仕方ないか

それとも何度か使った後なのか

釘の朽ちた作画濃いな…

タバコをつけようとするも着火しない

こんな時、いつも火を貸してくれていた姫野はもういない

火がつかないからこそ痛感したのか

良かったね先輩、アキは泣いたよ…

姫野曰く「アキはまともだから」泣いてくれる

自分の死に、誰も泣かなかったら悲しい

好きな人ならなおさらか

病室前に立ち尽くしていたデンジ

デンジ『………忘れた漫画、取りに戻ったら泣いてんだけど……』

まあしょうもない理由

てっきり退室したフリでそこにいたのかと

そんな殊勝な男ではなかった

まああの空気じゃ退室するよね…

デンジ『まあそりゃ泣くよな……』

略『ん…? あれ…………』

アキが泣きたくなる気持ちまでは解る

で、たっぷり姫野先輩の事を回想したデンジ君でしたが…?

さては「ヤッとけばよかった」とか?

など下種なかと思いきや

デンジ『(…俺は全ッ然泣けねェんだけど…?)』

曰く全く悲しくならない

姫野先輩と親しくなかったわけじゃないのに

むしろこの短期間で、けっこう親しくなっていたかもしれません

アキと違ってベタベタしてきますから

初めての「人間の友達」でしたから

ゲロチューだってしましたから

デンジ『(ポチタが死んだ時は、悲しかったな…)』

『(でも姫野死んでも…、…あーん…?)

(初めて、“友達になろう"つってくれた人なのに……)

(俺、ひどくね?)』

『(パワーが死んだら泣けるか…?)』

『(うーん…、泣けねェかな……)

あいつアキが死んだら……)』

『(泣けねェな)』

『(マキマさんが死んだら……)』

出会った順に気持ちを辿っていくデンジ

多分一番親しいパワーも駄目

先日唯一デンジを庇ってくれ、メシ作ってくれているアキでもダメ

この二人はある意味妥当かもですね

パワーはよく裏切るしアキは厳しい

でもデンジの「動機」マキマさんなら……?

『(…………………………)』

『(マキマさんが死んだら)』

『(多分俺はしばらく凹むけど、三日後には楽しく毎日を過ごせてると思うな)

(だって朝昼晩食って寝て、風呂入れりゃあ)

(俺、サイコーだもん)』

デンジ最大の動機は、"普通に生きたい"

普通に生きられる事がどれだけ有難いか、身に染みて知っている

幸せだから「まあいいか」と思える

それはある意味フツーの事なのか?

それともやはりおかしいのか

『(心臓だけじゃなく…、人の心まで無くなっちまったのか…?)』

『ま、シリアスな事は考えなくていっか!

 楽しくねえこと考えても

 楽しくねーだけだからなっ』

デンジくんごもっとも!

ただ姫野先輩と親しくなったのも、全く悲しくなかったのも事実

デンジは「泣けない」

泣ける奴が「まとも」

でも姫野先輩とそこまで親しくないし、泣けない自分を責めた感性は割とまとも…?

マトモ、マトモってなんだ

振り向かない事か

デンジ『さっさとマキマさんに会いに行こー♡』 

パワー『憂鬱じゃあ……』

この二人も好対照ですね

一緒にマキマさんに会いに行く

彼女が好きなデンジはハッピー、苦手なパワーはがっくりムード

同じ事でも人によって違う

姫野先輩の死への反応と同じ

端的な会話でしたわ

黒瀬『ども! あれ~? 泣いてた?』

略『そのリンゴ、食べていいスか?』

入れ違いに天童&黒瀬、京都公安コンビが来室

曰くアキに「指導」に来た

前回マキマに怯え、"フツーの人"っぽさを出していた黒瀬だったものの

このデリカシーのなさ!

デンジっぽい!!

やはり歴戦の勇は頭オカシイのね

余談ですが

同じく死んだけど、ほぼ触れられなかった荒井くんに幸あれ

彼に関して心の底から何も思わないのか

デンジならそうでしょうけれども

飲み会を経て、大量の戦死者を出した事件

デンジの異質さを強調した格好か

Aパート 最強のデビルハンター

『四課を強化しようと思ったんだけど、ほとんど死んじゃったね……』

ホテル事件、銃襲撃でデンジが標的と解った

だが強化する前にほぼ死んだと?

ホントにぃ?

むしろ狙われると解って泳がせ、ふるい落としをしたんじゃないかって感じですね

どれだけ戦えるか試してみた的

権限は強化されましたし

マキマ『残念だけど私は忙しくなっちゃうから、適任を紹介するね?』

デンジとパワーを墓場に連れてきたマキマ

姫野先輩でお馴染みの墓場

すると指導役とは、ああなるほどって感じです

OPのはアル中で手が震えてるのか…?

岸辺『シー…………、黙れ』

『俺の質問に答えろ』

『仲間が死んでどう思った?』

デンジ『別に~?』

パワー『死んだー、と思った』

さすが見捨てて逃げたパワーだ、面構えが違う

ただデンジは一応「俺っておかしい?」と思うくらいにはマトモなんですね

この先、さらにマトモじゃなくなるのか?

更におかしくなるのか?

OPで首傾げてるのもそういう事?

『敵に復讐したいか?』

デンジ『復讐とか暗くてキライだねっ』

パワー『ワシも~』

岸辺『お前たちは人と悪魔、どっちの味方だ?』

デンジ&パワー『『ン……………』』

デンジ『俺を面倒見てくれる方』

パワー『勝ってる方』

さあ岸辺先生の回答やいかに!!

この間、ずっと背を向けて質問し続けた岸辺

どんな表情してたんでしょ

この人の主義からすれば、デンジ達の回答は満点

ですが内心は姫野の死を悲しんでそう

岸辺『お前たち…、100点だ』

『お前たちみたいのは滅多にいない

 素晴しい……

 大好きだ』

パワー『こわい』

岸辺『マキマぁ~、お前は帰れ』

略『先生と呼ばれると気持ちいいから先生と呼んでくれェ~……』

『好きなのは酒と女と悪魔を殺す事だ』

言っていきなり二人を「絞め殺した」岸辺

出会いは絞殺

まあ二人いっぺんにだなんて贅沢!

悪魔が友達のデンジと、悪魔そのもののパワー

二人に「悪魔を殺すのが大好き♡」と真顔で絞殺するハートフルな出会い

さすが元祖・頭おかしい人

パワー『う、動けん……』

奇麗に二人揃って倒れるデンジとパワー

いやなんで君ら直列に倒れたの

おかしいでしょ

ちょうどデンジのキンタマを枕にする格好で倒れたパワー

君らホント仲いいな

『お前たちの筋肉と骨の仕組みは俺達と同じだ、首の骨を折れば動けなくなる』

『人間様と違うのは……』

略『血を飲めば復活するとこだな』

言って血を飲ませ、蘇生させる岸辺

便利ですね輸血パック

そんなゼリーチューブ飲ませるみたいなノリで

献血した人もビックリですわ

『お前の心臓が何故か知らんが銃の悪魔に狙われてる』

『なのにお前が簡単に殺られる雑魚だから

 困ってんだろうな……』

煽ってきますわ最強ハンター

だが人間を鍛えた事はあるが、悪魔を鍛えた事はない

そこで考えた結果、絞め殺したそうな

うーんこれはアル中

『酔った俺はどうしようか考えた…』

『そしてェ…、アルコールにやられた脳で遂にひらめいた…』

『俺は最強のデビルハンターだ

 最強の俺を倒せる悪魔は最強なわけだから……

 お前たちが俺を倒せるようになるまで』

『俺はお前たちを狩り続ける』

パワー&デンジ『………コイツ頭が終わっておる』『なー?』

作中もっとも頭が終わった二人に言われる男

なるほど最強も納得

また彼は、アルコールでおかしくなってると自認してるんですね

でも当たり前の話か

おかしくなる為に飲んでる訳ですから

岸辺の持論は「悪魔は頭のネジがブッ飛んでる奴を怖がる」

何故ならマトモな奴は、悪魔を怖がるから

悪魔はどうすれば怖がるか察し、怖がらせて「強くなって」有利にして殺す

だから意図的に頭をおかしくしてる

弟子の姫野同様、“おかしくなろうとしてるマトモな人"なのか?

マトモってなんだ

デンジ『酔ったジジイでも、殺しちまったらタイホだぜ』

言った直後、躊躇なく殺しに行ったデンジ

やっぱりおかしい

ですが岸辺はデンジの攻撃を避け、手早くナイフで心臓あたりを三連突きして殺害

パワーの喉元も掻っ切ってしまいました

おいおいおいあいつら死んだわ

『男の方は不死身……、魔人の方は半分不死身……』

デンジ達をひとまず殺して確認する岸辺

確認は大切

ナイフでいきなりデンジの胸を刺し、続いて顎から脳天を突き刺し執拗なトドメ

対しパワーは喉を掻っ切っただけ

なるほどこれは手加減

不死性が低いのか

『咄嗟に人の頭をぶん殴れる脳みそを持っていて……』

『二人に人権はない……』

略『壊れないオモチャが欲しかったんだ…』

『俺が…、お前たちを最高にイカした奴らにしてやるよ』

その前に死ぬのでは

以降殺して蘇生して殺して蘇生して、趣味と実益で存分に殺りきった模様

曰く岸辺は生まれつき怪力

恵まれた身体能力が武器なんですな

逆に言えば「普通は壊しちゃいけない」とは思ってる

岸辺さんのマトモさが垣間見える台詞でした

ですがデンジ達が、容赦なく殺しに来てる事も一合目で理解した

だから岸辺も容赦なく殺せるんですね

相性ぴったりじゃあないッスか…

戦闘作画すげえなあ…

アキ『コン』

しかし来ん

曰く先日の件で「狐の悪魔」に嫌われ、もう彼女らと契約できなくなった

先日狐は頭をブチ割られています

が、生きてはいるのね

デンジといい悪魔は頑丈

黒瀬『その刀も、呪いの悪魔の奴やろ? それも後どれくらい使えンの?』

略『公安やめて残りの人生楽しむか

 公安続けて地獄を見るか…』

曰く「キャリア相談に来た」京都コンビ

二人はやめるよう勧めました

続けるならもっと強い悪魔が必要、さらにエグい代価を求められるという事か

狐は皮膚の一部を求めるだけでした

つくづく使いやすい悪魔

反面強さはそこそこ

或いは本気モードなら別格なんですかね?

狐も神様の類ですし

アキ『家族を殺した奴もバディを殺した奴も、まだ生きてる』

『なのになんで辞めれるんですか?』

やはり姫野の死までもしょい込んでしまった

姫野曰くアキはまとも

まともだから悲しんで、自分を追い込んでしまったんでしょうか

目が完全にイッてました

もう余命二年ですし…

黒瀬『京都の先輩の言葉はホンマでしたわ…』

『特異課には、マトモな奴はいいひんから

 気を付けろってね

 もう少し自分を客観的に見た方がいいですよ?』

第二話デンジと初対面時、アキはお前はおかしいと散々なじりました

形は違えど同じなのかもしれません

黒瀬はアキの境遇を知らない

アキの余命が二年とも知らない

知らないからただおかしいだけに見える

何も知らない他人の言葉って、届かないのが当たり前なのか

黒瀬も心配して言ってるでしょうし

黒瀬『あ、女性のお客さん来てますよ?』

女性に、めいっぱいの作画で無言で驚くアキ

結局どんな顔かは最後まで不明

アキの人間関係上、"顔に驚く"といえば一人しか思い当たりません

そっくりだったのか?

彼女、血縁がいたんですね

岸辺『明日、家に迎えに行くからな……』

他方デンジ&パワー

散々殺され、特にデンジは不死身なのでより執拗にブッ殺されまくったらしい

すっかり心が参ってしまったようです

岸辺先生の授業こわい

なるほど「頭のネジを外す」授業

デンジ『ぅえーん…、うえぇーん!!』

延々と意味不明な泣き言をいうデンジ

たっぷり作画を使って驚くパワー

なにこの作画力

それだけ「パワーは驚いている」と作画で強調したのか

パワー『また頭が故障しておる!!

『直れ!! 直れ!! 直れ!! 直れッ!!

デンジ『………ハッ!?』

言って古いテレビを直すように、散々ブッ叩いて「修理」するパワー

いやこれが初めてじゃないの?!

驚いていたが初めてじゃない、それだけ「おかしな状況」だったのか

今回散々ブッ壊れたらしい

心を壊されては、立ち直って壊され続けた

鼻血の作画表現がリアル

鼻血が口に入って「直った」のか?

デンジ『俺は…、今日、何回殺された?』

パワー『二十回以上じゃ……』

ですがデンジが死んだ時、パワーも大抵気絶

その為、実際はもっと死んでる

またパワーは気絶止まり

やはり半分不死身止まりなので、喉をかっきるくらいで我慢してくれてるんですね

岸辺先生流のやさしさ

優しさってなんだ

デンジ『こんな生活続いたらマジで楽しくねえぞ…』

『楽しくなるために頑張って来たのに

 楽しくなくて頑張るのはクソだ』

デンジ君はときどき哲学者ですね

とても普遍的な気がします

もしかして原作・タツキ先生も「絵」にそう思ったんでしょうか

きっと楽しくなるために描いている

なのに楽しくなくなった時が?

そんな実感から来た台詞

なんかめっちゃ普遍的なセリフ

たのしくない事はさー、続けちゃダメだよねー

パワー『一緒に逃げるか?』

逃げたら悪魔扱いされて殺される

二話でマキマさんも言ってました

公安に入った時点で「死ぬまで一緒に働く」以外に道がない

お客様の中に死以外はいらっしゃいませんか?

『『……………………』』

デンジ『だんだんマジでムカついてきたぜ!』

延々と続く道路、道路のように果てがない地獄

ふと怒れるデンジくん強い

自分は理不尽な状況なんだ、と気付いて怒れるメンタルは強い!

やっぱすげえよ電磁力は!!

パワー『わかった!!

略『アイツを倒す方法じゃ!!』

『アイツはチョ~、強いが、酒でアタマが駄目になっておる!!

 ワシらは頭を使って戦えば良いんじゃ!!』

デンジ『なるほどな~』

『俺も最近めちゃくちゃ憧れてたぜ!

 漫画とかの頭いいキャラみてーに戦えたらいいな~ってよォ~!!』

パワー『頭脳でアイツをブッ殺すか!』

デンジ『なんか俺、スゲー頭良くなってた気がするぜ!』

パワー『ウヌもか! ワシは既に作戦100コ思いついたぞ!』

デンジ『二人の頭脳が合わさったらよォ~

 逆に負ける方がムズいんじゃねえか~?』

一分の隙もない完璧な負けムーブじゃのう!!

それ一番ダメな奴じゃん!!

ゼロとゼロを足してもゼロでしかない奴!!

なんて頭の悪い会話!!

なるほど漫画を読むようになったので、憧れちゃったんですね

やっぱり漫画は悪い文明?

やっぱ「頭のネジがブッ飛んでる」としか言いようがない二人

先生が"可愛がる"のも納得ですわ

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Bパート 来たなアル中ジジイ

デンジ『俺達の日常を壊す奴は…、死だ』

パワー『超インテリ作戦…、開始じゃ』

どことなく知的な言い回しになったデンジ

からの残念すぎる作戦名

やはりアホ

二人揃って形から!! 仲良く眼鏡をつけての開戦

君ら眼鏡をなんだと思ってるのか

眼鏡か?眼鏡なのか?

ドア越しに血の槍を投げつけたパワー

しかし岸辺、当然これを回避

いやそうはならんやろ

扉で見えないはずの槍を、のけぞり正確に回避

まるでニュータイプ

岸辺『待ち伏せしやがって……』

なんなく血の槍をへし折る岸辺

しかし階上の廊下には、血の入った無数のペットボトル

パワーは遠隔操作、槍の雨にして奇襲

これも当然、岸辺には見えない

見えないけど回避

『今度は俺が狩られる側って訳だな』

回避しつつ次から次へとへし折る岸辺

上を見上げすらせず次々回避

悪魔と契約して得た力か

はたまた、単に天井を破った音を頼りに避けているんでしょうか

次々、折られた槍が転がる音の重さ!

どれも鉄か岩みたいな音!!

槍を全て処理して見せた岸辺

槍を避け、油断した隙に背後から襲うデンジ

これは賢い

誰だって一山終えたら油断するもの

それも階上から、普通ならあり得ない位置からの奇襲

ですが岸辺はこれも察知!?

一カメ、二カメ、三カメラ演出で蹴り飛ばされるデンジ

幸いデンジは廊下側に落下

器用に落ちたな!!

デンジ戦闘不能、パワーも血を使い過ぎたのか戦闘不能に陥ってゲームセット

なんて眼鏡の無駄遣いなんだ…

岸辺『今までで一番よかったぞ』

『追いつめられた獲物は頭を使うもんだな…

 もっと頭を使え……』

『今回の敗因は二つ』

曰くパワーは、貧血でダウン

デンジは岸辺に攻撃されると予測できなかった

岸辺の隙を突いたと思い込んだ

思い込み判断が狭まった

意外にしっかり教えてくれる岸辺先生

岸辺『良かったから今日はもう終わりだ……』

『俺は飲みに行く』

デンジ『パワ子…、もう終わりだって……』

パワー『ラッキーじゃ…………』

しかしデンジの脳天に投げナイフがヒット

岸辺『獣が狩人の言葉を信用するな』

いつもの致命傷で暗転エンド

デンジ君何回殺されるん?

奇襲で勝ったと思った時、終了宣言で終わったと思ったときに奇襲されたデンジ

デンジはまだまだ素直すぎるんですな

人間不信になりそう

アキ達は悪魔の監獄へ

黒瀬『強い悪魔と契約して貰うっちゅうことは

 結構ムゴい契約内容になると

 思いますけど……』

略『ここで"武器"を見つけましょう』

曰く苛めたい訳じゃない

狐に嫌われたアキは、より強い武器が必要だと

また狐は人間に友好的

今度は公安に生け捕りにされた悪魔

いかにもマトモじゃなさげですね

アキ『バディの…、妹の方です』

黒瀬『あらら…、じゃ殴られました?』

アキが会ってた美人が気になる黒瀬

ですが彼も、遺族に殴られるのは慣れているらしい

嫌な常識

妹、姫野と同じ顔してたんでしょうか

だからアキは驚いたのか

回想『私宛に姉から送られてきた手紙です』

『あなたが読むべきなのでお渡しします』

意外に筆まめなのか、山のような手紙

その内容は、アキ君アキ君アキ君と…

手紙冒頭は仲間が死にまくる

ですが曰く、アキ君がいるからあたしは大丈夫だと

ならもしもアキ君がいなかったとしたら?

彼女は辞めてたのかもしれません

辞めて生き延びたのかも

酔ってアキにピアスを開けただの

手紙にあったのはアキへの好意

そして父が病気な事、でも家族は姫野を心配している事が書いてありました

アキは家族が居ません

ですが姫野はちゃんと家族がいたんですね

家族が居たのに死なせてしまった

追い打ちですよこんなの…

目を見開くアキ

アキが危うい、辞めさせるのはどうしたらいいかと切々と書かれていました

アキ君が軽く受け流していた言葉

家族に相談するくらい本気だった

今さら知っても遅い

妹さんは、せめて姉の意志を伝えたいくらいの気持ちだったんでしょうか

それとも解ってやれなかった事を恨んでるのか

何も言いませんでした

ますます戻れなくなっていくアキ

手紙を読む前も、姫野の敵討ちだとヤバい顔をしていたアキ

しかしいよいよ動きが虚ろ

岸辺曰く復讐したいと言わないのは100点

岸辺はマトモな奴は悪魔に考えを読まれ、嵌め殺されると考えているらしい

マトモすぎるアキは危ういですね

奇麗にデンジと正反対

『この部屋にいる悪魔とアキ君は契約して貰います』

『いるんは未来の悪魔』

よりによって108、煩悩ナンバーの部屋に収監

未来は怖い?

人によって違うでしょうが、めちゃくちゃ強い概念って気がしますね

誰だって未来は解らない

解らないものは怖い

ラプラスの悪魔?

『公安で、こいつと契約している人は二人』

『一人は寿命半分

 もう一人は両目と味覚、嗅覚を差し出しています

 気に入られれば安く済みますよ』

待っていたのは「目玉」

未来を見る悪魔?

デンジは岸辺に気に入られ、酷い目にあっている真っ最中

アキもたぶん気に入られるのでしょうけれど

酷い目に遭う…ってコト?

いかにも危ういアキは「酷い未来が待っている」んでしょうか

デンジは楽しく長生きしたい

アキは辛く短命に?

ひどく対照的な「ひどい」回でしたわ

EDはPEOPLE 1歌う「DOGLAND」

YoutubeでノンクレジットED公開

犬と路地裏で暮らし、悪魔に襲われまくるED

曲といい悪夢を見てるよう

なのに当のデンジは、笑って駆けていくあたり「頭おかしい」と感じるEDでしたわ

デンジ、ポチタを追ってどこまで行くのか

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チェンソーマン 9話 感想[そうだ、京都からやろう]ネタバレ

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