SPY×FAMILY 25話 感想【最終回】デズモンド総裁の人柄とは

2023年10月8日

SPY×FAMILY 第25話「接敵作戦【最終回】」感想

公式あらすじより引用

イーデン校では半期に一度の懇親会が行われていた。特待生とその親、東国のVIPたちが集まる会場は侵入者を許さない厳戒態勢。一方でダミアンは、懇親会を訪れる父親に会いたいと兄に伝言。親子の待ち合わせを知ったロイドは、ダミアンを利用してターゲットへの接触を図る。

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ロイドの標的、極右政党総裁デズモンド接触!!

こちらをどう感じているのか、善とも悪とも掴みようがない人物でしたねデズモンド

仕事として探るロイドさんに困難な相手

ですがそれ以上に、家族としてぶつかっていくダミアンの苦悩が泣ける回でした

つまるところ家族とはいえ理解はできない

その権化みたいな人なのか

ロイドはアーニャを、ダミアンは父を理解できない

アーニャ退場はある意味正解

彼女が会った場合、何を感じ取るのでしょう

オペレーション・ストリクス

デズモンドは舞台である東国の極右政党総裁

愛国者側のトップ

ロイドたち西国は極右が再度の戦争を企むと考え、その動向を掴むべく作戦中

果たして想像通り戦争主導者

或いは見た目と逆、抑え役の平和主義者

見た目通りミステリアスですな

デズモンドに新情報

どうもある時から表に出て来なくなった

元々こんなじゃなかったのか

単に用心深くなった?

飛躍するなら、例えば「実は前と別人になった」からバレないようにする為?

或いはアーニャのように読心能力を得た?

妙に見透かした口調ですし

BUMP OF CHICKEN「SOUVENIR」

最終回はアバンなし、直接オープニングから

少し変わった〆ですが良いOPでした

映像も素晴らしかった!!

家族の煌めく肖像、裏の暗さが好対照

群を抜く映像美ですね

渡り鳥がハートマークなのも可愛い

Aパート イーデン校懇親会

ナレーター『政財界の大物を始め

 学者・技術者・芸術家・アスリートなど

 その顔触れは錚々たるものであった』

ステラ八つ獲得者と親が集う懇親会

ですが顔ぶれは政財界どころじゃない

ロイドさん曰く、首脳会談級の警備体制も納得ですね

テニス回など超人的なロイドさん達だろうとも、潜入できないとは恐れ入る

というか「潜入しても意味がない」のか

ロイド『会場となる"知恵の棟"……』

老教師に変装、会場を観察するロイド

会場は見た目上はニ階建て+屋上とシンプル

入り口はたった一つ

会場内の描写すらないとは徹底していますね

果たして入れる日は来るのか

ストリクスの目的

『例えば、デズモンドへのアクションが〈暗殺〉だったなら十分可能だったかもしれない』

『だが〈梟〉ストリクスの目的は

 デズモンドへの継続的な接触…

 懐に潜り情報を引き出す事』

いつものような変装しての潜入では、継続的に接触は出来ない

親しくなる事が肝要なんですね

だからこそ作戦が立案

一週間で妻子を作れ、と無茶ぶりしたのも伊達じゃなかった

どんだけ社交範囲が狭い人なんだか

昔は違ったらしい?

ロイド『少しでも可能性のある線を探っておくか…』

ひとまず懇親会会場を外から分析

探りつつデズモンドと、会場以外で会えないかと調査へ

望み薄ですが

会えるなら〈梟〉に含まれるはずですし

生徒『宇宙飛行士のヤーチャイカが講演に来るって~』

同日、生徒は午前授業のみで早々に帰宅

来場者の噂で大盛り上がりですわ

既に宇宙飛行が達成された世界観なのか

ちなみに人類初の月面到達は1969年7月20日20時17分

女生徒『ねえねえ! ダミアン君ちのお父様もいらっしゃるの~?』

兄が優秀でインペリアルスカラー

にしても相変わらず人気者ですねダミアン様

作中割と口が悪くエリート気質

父も極右政党総裁

やはり「極右」へのイメージが現代日本とは違うのでしょうね

名門一家だそうですし

ベッキー『半日授業ってウキウキ~♪』

他方、完全にどこ吹く風のベッキーつよい

俳優が来るのも気にならないのか

根っからの名門はやはり格が違う

回想・ダミアン、兄への電話

デミトリアス・デズモンド『用件は?』

ダミアン『兄貴、懇親会でるだろ?』

略『父上に会ったら伝えて欲しいんだ

 会が終わった後

 ちょっとだけでも会えないかなって…』

劇中初でしょうか、兄デミトリアスと初会話

ダミアンに「期待するな」と釘を刺すも、頼み自体は引き受けてくれました

口数は少ないも弟思いなのか?

CVは市川蒼氏で、ダリフラのミツル役などクールな役が多い印象です

ミツルは内心アツい子でしたが…?

『それだけか? …そうか。じゃあな』

いかにも優秀な人物といった感じ

優秀であり、だからと他人を見下す様子もない実直そうな人柄?

ダミアンが苦手そうなのも納得ですね

まんま父そっくり?

再び現在、女子に誘われるダミアン

ダミアン『うるせェな…!!』

父や兄、地雷に触れられ苛々して去るダミアン

ちょいと家庭事情がヘビー

いかにも家族仲よさそうな女子には、ちょっと想像もつかない世界だったか

ダミアン君モテるのに勿体ない

アーニャの作戦

アーニャ『(じなん、きょう悪のボスとあうつもり…!?)』

ひでえ言われようである

現状「戦争を再び起こそうとしてる派閥の首魁」という認識

悪ボスっちゃ悪ボスですな

ベッキー『ねえ、今日も買い物しない♡』

ダメだベッキー、前回で味を占めちゃって

またデパート貸し切っちゃうの?

実際「一流のみ身に着けろ」が家訓なので、下手な店にはいけない子なんですね

この子も立派なお姫様ですわ

アーニャ『(アーニャ、オサレさくせんもダメだった…)』

結局服買ってませんもんね

買うべきですよ、BLEACH的な服を

ただ学期末、私服オッケーのパーティーがあるとの事

オサレ作戦はその時こそ真価を?

想像上のアーニャ『うちのちちにあうと おとくまんさいですー』

と、直接デズモンドに話そうと尾行

あっさりダミアンにバレる事に

その想像上のダミアンは相変わらずのアホ面

いずれ美形に変わる日が来るのか…?

来ないのか!

どっちなんだい!!

ユーイン『ダミアン様あいつ! ひょっとしてダミアン様の…!!』

略『ダミアン様のお父上に取り入ろうと我々の後を…!?』

ダミアン『がぁ…!?』

本日の「がーん」であった、がっかりだな!!

アーニャも他の奴と一緒だったと思い、ダミアンがっかりしたらしい

お前には失望した!

そりゃもうブースブースの連呼であった

後で後悔して悔いるぜ?

ダミアン『短足ブース!』

ベッキー『まあひどいっ!!』

確かに短足だ!

好きだから悪口を言ってしまうダミアン

好きだから憤るベッキー

アーニャを好きな奴ばかりな空間でした

とりまきコンビはともかく

アーニャ『アーニャ、もういちどあいつをなぐろうとおもうっ!!』

そいつは豪快な原点回帰ですね

あの時の作画は凄かったなあ

幸いベッキーが止めました

思えばこの「殴ろう」は、今回への前振りだったのか

『げっ?! やはりダミアンとの仲は悪いまま!?』

アーニャ『(はっ?! ちち!?)』

ロイド『(いや…、コイツなりに仲良くなろうと努力してるのか)』

『(偉いぞ!)』

ロイドさん割とアーニャに甘くないですかね?

物陰のロイドの声を受信するアーニャ

なまじ偽の親、"親らしくしよう"とする為か本当の親よりちゃんとしてるロイドさん

とまれダミアンが父と会うなら好都合

でも本当に現れるのか?

あの悪人面が?

あの悪人面が?

エミール『うわぁ…、物々しいですね…』

ユーイン『ひええ~、インペリアル・スカラーだ! 俺ちびりそうです……』

ちびってもいいのよ?

まだ懇親会が終わるまで数時間もある

そこで会場に行ってみるとこの威圧感

警備に劣らず、インペリアルスカラー自体も肩で風を切るような堂々とした連中ばかり

ダミアンはこれを見てビビっちまったらしい

彼、凡人を自認してる感ありますもんね

そこが好感度高い

ダミアン『……やっぱ、父上と会うの、やめる……』

略『そうだよ、父上は凄いんだ…

 忙しいんだ!

 俺なんかに会うかまってる暇あるわけない』

父親に愛して欲しい

身近に立派過ぎる兄がいる為、不出来だと自認しているダミアン

どうも十二分に立派みたいなんですが

不憫な子ですわ

アーニャ『そうはさせないっ!!』

略『ふっ…、じなんビビってる……

 アーニャにはわかる』

最終回らしく出ましたアーニャスマイル

見た者が死にそう

曰く国語が50点しかなかったから、ビビってるんだろうとアドリブ

いつもながらアドリブの天才ですね

口から生まれたのかい?

アーニャ『ふふふうしろからのぞいた』

ベッキー『(アーニャちゃんが本格的なストーカーに…)』

ベッキーが、客観視してくれるのが助かる

傍目には立派にダミアン大好きっ子ですよ

当人はどうでもよく思ってますよ

アーニャはロイドをどう思う?

アーニャ『アーニャも17てんだったからきもちはわかる』

ダミアン『お前と一緒にすんな!!』

アーニャ『アーニャ、ちちにすかれてるのかわからないから

 ちょっぴりこわい…

 いつもおこられてるし………』

ロイド『(あいつ…………)』

アーニャ『でも…、アーニャしんじてる

 ちちがすきだから』

だから、アーニャあかてんのテストでもどうどうとみせることにしてるっ!!』

そもそも赤点とるなアーニャ!!

不思議な感動が一同を包んだ謎の告白劇

あのアーニャが、内心で怯えていたとは意外

ヨルさんが、ロイドがすぐ嫁を取り換えようとすると怯えているのと同じか

いまだ信頼が完全じゃない

だけどアーニャは父を好きなんですね

自分がどう思うかが大切

ダミアン『(なんか馬鹿らしくなってきた……)』

略『中庭だよ! 父上を待つ!!』

ロイド『(よくわからんがよくやったアーニャ! 挑発がラッキーな結果に!!)』

ロイドさんでさえよくわからなかった一幕

そりゃダミアンも良く解らんですわ

アーニャはロイドの心を読めますが、彼は「アーニャを好き」と考えたりはしない

前回だってヨルさんをハニトラしてましたし

未だ不安定な関係なんですね

ベッキー『えっ?! アーニャちゃんも待つの!?』

略『(ハッ! もしかして…、あいつとの結婚を視野に入れてご両親に挨拶を…!?)』

『(本気…、本気なのねアーニャちゃん!!)』

まあベッキーったら恋愛

なおアーニャ、結局すぐ寝てしまってリタイア

呆れるベッキーは可愛いですね

けっきょく女執事、マーサさんに背負われ車で送られる事になりました

やっぱり自由人ですねアーニャさんは

とてもストライクフリーダム

ベッキー『違ったわ…、全然本気じゃなかったわ…!!』

帰り道、マーサさんにアーニャの話ばかりしてるのが微笑ましい

もうこれ家族じゃないですか

マーサさんのこと大好きなんですね

双方向大好きですわ

ベッキー『アーニャちゃんって、ホント自由よねー』

言って「先生」とすれ違いますが、その時の作画凄かったですね

CGでも使ってるかのように三次元的

とかく作画が凄い作品ですわ

先生=ロイド『(レプリカを作っておいて正解だったな…)』

何故作画が凄かった

アーニャの鞄に、前回の「キーホルダー」が付いていると強調する為だったのか

ロイドはあのキーホルダーを複製

なお材料費10ダルク

本物は300ダルクで10万円、高価なのは工賃とブランド代なんでしょうか

ついつい原価を考えてしまいますな

数時間後、懇親会終了

ロイド『お出ましだ…、デズモンド。さて向かう先は…?』

警備の配置、人や物資の流れ、推移など収穫はあった

さてデズモンドはダミアンのところに来るか?

本当に悪人ならまず来ない

ところがやはり…?

ロイド『あーすまん君達、羊のキーホルダーが落ちてなかったかな?』

事前にレプリカを落とし、ダミアンに拾わせておいた

会話の口実を作る為だったか

意外や二人の初対面なんですね

もう25話にもなるのに!!

ダミアン『オッサン、もしかしてフォージャーのお父さん?』

ロイド『ん?(オッサン……)』

内心ショックを受けるロイド様かわいい

子供にとっちゃ20歳以上は皆オッサンですよ

おっさん おっさん おっさん おっさん!と連呼する昭和の名曲を思い出します

良いよね買い物ブギー

ロイド『 本当に申し訳ない!!

『入学式の件、娘が本当に失礼した!!』

略『本当に済まない…

 改めてご両親の方にも謝罪をしたいのだが……』

エミール『あっ!? ダミアン様あそこ!! お父上たちが!?』

ロイド『(本当に申し訳ないダミアン君…)』

『(任務の為に少しだけ…、親子の体面に割り込ませて貰う)』

果たしてダミアンに会いに来たデズモンド

大量のSPに囲まれ物々しい

用心深いという噂は本当か

ですがやぶからぼうにあいさつしたロイドを、鷹揚に許す辺り度量がある

見た目に反しマトモな人なのか

頭の縫い目は…?

『申し遅れました。私…、ロイド・フォージャーと申します』

ラスボスとの初対峙

ロイドさんも負けない悪人面

ここでサブタイ挿入、痺れる演出でした

接敵作戦ファーストコンタクト

テニス編の情報部大佐のように「実は家族思いだった」的なオチとなるのか?

基本的に本作「良い親」ばかりですが…?

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Bパート 〈WISE〉セーフハウス

機関員『評議会書記バイロン、人民軍マクニール中佐

 ファーナム検事に宇宙局ヤーチャイカ…!?

 そして野党第一党』

『国家統一党のドノヴァン・デズモンド!?』

ロイドだけでなく大量投入し、数で攻めるべきではと視聴者を代弁する若い機関員

ちなみに第5話・城騒動の時とは別

ロイドさんを慕う人は多い!!

また「戦争を望む極右政党」が統一党、東西は元々一つの国だったんでしょうか

両国が再統一して平和エンドとなるのか?

ドイツみたいですな

相変わらず悪趣味な指輪のハンドラー『試しにお前が行ってみるか?』

『足を踏み入れて五分後には

 数十人からなる保安局の網に捕まり

 三十分後には取調室で拷問が始まっている』

『下手な者を送り込むのは奴らに餌を与えるだけだ…』

『忘れるな

 ここは敵地のど真ん中

 あの学校は今、冷たい戦争の最前線フロントラインだ……』

作中、ロイドは易々忍び込んでるよう見えます

ですが彼でなきゃとっくにアウト

なぜ偽家族なのか、なぜロイドを送り込むのかを再提示する最終回なんですね

犬騒動やテニス編と超人的だったロイド

改めて別格の存在

あとハンドラーその指輪気に入ったの?

国家統一党総裁デズモンド 

ロイド『改めてお詫びさせていただきたい!』

少々、図々しく感じるほど謝りたがるロイド

口実に家に行く気だ!!

第六話でぶん殴った件がこれ程…

それで今回「もう一度殴っていい?」って前振りしたんですね

殴っておいてよかった!

いや良くない!!

ロイド『(国家統一党総裁デズモンド…!!)』

『(過去の新聞やテレビでの発言、著作物、その他)』

『(彼の人物像を推し量れそうな)』

『(全てに目を通した……)』

『(だが、表に顔を出さなくなってからの彼を知る術はゼロに等しい)』

デズモンドに取り入るべくフル回転する灰色の脳細胞

気になるのは、前は人柄が違った点か

以前は表に出てくる人だった

飛躍した考えですが、別人にすり替わっている可能性もあるのか?

だから気付かせぬよう表に出なくなった?

なーんて考えてしまいますね

入れ替わりはロイドさんの十八番ですし

『(探るしかない、この会話の中で!)』

『(そしていずれ暴き出す!)』

『(この男の腹の中、戦争計画の全てを!!)』

その為に仲良くなり、継続的に接触したい

その為のオペレーション〈梟〉

ただ本当にあるかも判らない戦争計画へ、超有能ロイドさんを長期間拘束はやはり少し謎

今回「それが必要だ!」と再強調してますが

ミスリードって線もあるのかね

デズモンド『あ~、君だったか』

『その件は家の者から聞いてるよ

 忙しくて対応できなかったのだ

 すまないね~』

ダミアン『(父上…、俺のこと気にしてくれてた…!?)』

ロイド『では後日、お詫びの品を持って…』

デズモンド『いや結構っ』

ロイド『…!?』

デズモンド『子供同士のケンカだろう?』

予想外に人好きする笑顔をされ面食らうロイド

ロイドさんを困惑させた!?

言うこともマトモ

少なくともエリート風を吹かせるダミアンより、初見好感度はかなり高いですね

やだダミパパ、いい人…?

ダミアン『父上! デズモンドの人間が殴られたのですよ!?』

デズモンド『結構だ、お気遣い感謝する』

ロイド『(にべもなし、か……)寛大なお心、痛み入ります』

悪人面の原因、目を閉じてにっこり笑うと別人

なんて素敵な笑顔

これが総裁としてのカリスマなのか?

でも表に出ない人間なんですよね

ロイド『(深追いは逆効果だな…)』

ダミアン『父上…(やっぱり俺のことなんか、どうでもいい…!?)』

用心深く心にブレーキをかけるロイド

アクセルを踏み込むダミアンが好対

デズモンドは初対面ロイドへ対応満点、ですがダミアンの子供心へ大減点

あちらを立てればこちらが立たず

人間関係って難しかバイ

ダミアン『(もっと怒ってよ…、俺の為に…!!)』

こういうとこが憎めませんダミアン

すごく自分勝手

ですが親御さんを大好きな気持ちの表れですわ

大好きやん! 大好きやん!!!

デズモンド『…………………』

ダミアン『!? …なんでも、ないです、ごめんなさい……』

急転、ひどく蔑む目で息子を見るデズモンド

お前には失望した的な

実際、ただの子供のケンカを「家名が…」と大げさにしてるダミアンは悪い

この人の目、めっちゃ多弁ですな

目がうるさい

ロイド『……………いや、君の怒りももっともだ』

略『二度とこのような事のないよう教育を徹底するよ

 とはいえ正直

 ウチの娘はハチャメチャすぎて

 私もどうしていいか自信がない』

子供達『『『(おっさんも苦労してんだな……)』』』

これがプロの人心掌握術

たった一言で子供達の共感を得てしまうロイド

サンキューアーニャ

アーニャの言葉を真に受け、彼を「賄賂医者」と思ってた子供らも変化した様子

まあ印象悪かったのもアーニャのせいですが

だいたいアーニャですね

『もちろん私の監督責任なのですが…』

『子供を完璧にコントロールすることなど不可能だと痛感しました…

 自分の子だから支配できるなんて

 思ったらダメですね』

『勝手な期待や失望ばかりでよろしくない』

『いやホント…、子育てって難しいですね』

正直、かなり踏み込んだ台詞が意外

下手したらデズモンド総裁が、自分の事かと怒りだすんじゃないかと感じる台詞でした

今まさにダミアンに圧をかけてた訳ですし

が、だから良かったのか?

デズモンド『君は正しい……』

『血の繋がった子であろうが所詮は他人

 他人を真に理解するのは不可能だ』

『人と人は永遠に分かり合えん』

他人扱いされ激しくショックを受けるダミアン

踏み込んだ台詞に、踏み込み返してきた

また今まさに、デズモンドを理解しようと務めるロイドにも厳しい話ですね

まさか解った上で言ったのか?

ロイド『(だから他国を武力でねじ伏せるのか…?)』

『(それがお前の本質かデズモンド)』

『まったくそのとおりですね♪』

内心、激しく憤っているように見えました

ですが表向きは気楽なアルルカン

太鼓持ちを演じるロイド

うーんスパイの鑑

ロイド『私は精神科医をやっているのですが』

『患者さんの心なんて、実は一割も解ってあげられてないんじゃないかなって…』

『(そうだな…、話せばわかるなんて理想論だ)』

『理解なんて出来ると思う方が傲慢なのかも』

『(だが………)』

『大切なのは

 それでも歩み寄る努力です!

 ウチは娘の言動がことごとく意味不明なのですが…』

略『解らないなりに

 そのままを受け止めようと、なるべく対話の機会を設けるようにしています

 まあ上手くいったり…、いかなかったりですが』

『(俺は情報を集め、理解を探る道を手放さん!)』

『(諜報員だからな!!)』

総裁も、そんな風にご多忙の中わざわざ息子さんに会う時間を作られたのでは?』

デズモンド『ふむ…、君は正しいとも言える』

これがデズモンドの口癖なのか

ロイドさんの執念が熱い

建前と本音、反論ともいえる持論を主張しつつ「総裁はスゴい」と太鼓持ちもやる

度胸も凄いがいい着地

アーニャから学んだ親としての部分

テニス編など身体能力の超人さも際立つも

やはり強みは心理的な部分か

ロイド『君がお父上を尊敬するのも頷けるよ…、アーニャが言ってた』

ダミアン『えっ…?』

ロイド『この間、職業調査の宿題があったろう?

 アーニャが君の発表にいたく感心していたよ』

略『総裁はご覧になりましたか?』

デズモンド『いや』

ロイド『なんとそれはもったいない!』

もちろんウソである!

クレムリンもびっくりの真っ赤!!

が、ダミアンとデズモンドの両方を褒めつつ親子仲も取り持っているんですね

親子仲が良い方がロイドに有利だから

懇親会で会うのはほぼ不可能

ステラ獲得は無理ですから

ダミアン経由で仲良くなるのが一番有力

ロイド『聡明で親思いのお子さんですね』

デズモンド『そうかね』

言って目を伏せたのはどういう感情だったのか

嬉しさを誤魔化したのか?

このあたりからBGMも転調、流れが変わったと強調していました

ロイドさんはデズモンドを絶賛

講演会にも行くと発言

褒めて褒めてほめちぎっていましたわ

歯が大気圏まで浮きそう!!

デズモンド『君は面白い男だねえ~』

笑顔でおもしれー男認定されたロイド

悪役令嬢物なら勝利フラグ

果たして言葉通りなのか、皮肉か警戒心を抱いたのか?

例えば「ウソが見抜ける」のだとしたら

今のロイドはさぞ面白かったでしょう

デズモンドの正体は?

もしかしたらアーニャ同様、読心能力持ちって線もあるんでしょうか

彼が用心深いなら欲しい能力でしょうし

頭に変な縫い目があります

普段表に出ない理由も「負荷を避ける」と辻褄が

色々想像させますね

デズモンド『ああ、楽しいひと時だったよ……』

こうして初接触は名前を憶えて貰って終了

曰くSPの特徴なども把握

ロイドさん仕事が早い

ロイド『ああそうだ…、アーニャの話、君に喋ったことは内緒で頼むよ』

『あいつ、すごく天邪鬼だから』

『あいつそんなに君の事を嫌ってる訳じゃないと思うんだ

 仲良くして貰えたら嬉しいな』

ダミアン『べ…、別に俺も……』

不用意なMe too

うっかり本音で側近をザワつかせるダミアン

天邪鬼は君だよ!

瞬間、アーニャ・可愛かったセレクションが脳裏を走ったダミアン

大好きやん!!

ロイド『それじゃあ、失礼しますっ』

一見、好感度をカンストさせて去るロイド

ですがデズモンドの目は厳しい

めっちゃ疑ってる目でした

どういう感情なの?

スパイだと疑っているのか?

デズモンド『…それでお前の要件とは?』

ミアン『別に……』

回想・ロイド『"大切なのは、それでも歩み寄る努力ですっ"』

デズモンド『何もないなら帰るぞ』

回想・アーニャ『“アーニャ、ちちにすかれてるのか わからないからちょっぴりこわい"

 "でも、あかてんのテストでも"

 "どうどうとみせてる!!"』

ダミアン『父上!!

フォージャー家に背を押され、ダミアン突撃!!

突撃!見た目が怖い父!!

ダミアン頑張った!!

いざという時ホントいい男だ!

『俺、中間試験でステラとったんだ!!』

『ま、まだ一個だけど…

 の教科ももうちょっとだった…

 でも…、この間の国語のテストは50点で…』

『あとグリフォンの工作が金賞とったんだ!』

デズモンド『そうか、よくやった』

50点なのも伝える勇気!!

父の表情は、正直「蔑み」にも見えるもの

ダメ?それとも?

果たしてどんな感情なのか

本当ミステリアス

際し足元の方からカメラを寄せ、表情をギリギリまで見せない演出も最高でした

果たして父はどんな表情をしているのか?

ダミアンの心情を感じる構図

ダミアン『…父上、今日はどうしてわざわざ…』

デズモンド『ほんの気まぐれだ気にするな

 ダミアン

 デズモンドの名に恥じぬよう引き続き励め……』

ダミアン『はいっ!!』

正直、冷たい父親なのかと思いました

親子だって他人とか言うし

ですが「敢えて来てくれた」という、優しい部分を再強調する締めがまた良い

やはり良い親なのか?

どっちなんだい?

ロイド『(デズモンド親子の距離感なりは多少つかめたか…)』

『(彼らの親棍関係が良好なほど、プランBには都合が良いからな)』

『(それにしても)』

『(ドノヴァン・デズモンド…、掴みどころのない男だった)』

『(外堀から埋めていく方が近道だろうか?)』

際し大喜びのダミアン達をチラ見するロイド

利用するうしろめたさなのか?

彼も十分ミステリアス

とまれ初見の印象は、解らないという事が解ったといったところでしょうか

ラスボスらしく謎を振りまいてきますね

それとも黒幕がいるのか?

解りやすくラスボスだけに、裏がいるんじゃって勘繰らせますね

まさか第二形態がある訳でもないでしょうが

ヨル『おかえりなさいロイドさんっ』

帰宅するとアーニャはボンドを枕に爆睡中

ボンド迷惑そう

ヨルさん曰く、寝たまま帰宅したとの事

どんだけ寝とんじゃ

回想・ベッキー『お届けでーすっ』

ここマーサさんが素敵な笑顔でした

なまじベッキーが出来た子だけに、ある意味よけいに可愛いのかも

抜けた子もまた可愛い

アーニャ『ちちー、アーニャがボスとたいけつしゅるー……』

ロイド『(……こいつは悩みなんかなさそうだな…)』

『(それに)』

『(何言ってるか意味不明……)』

というところでTo Be Continued

どっかの転剣の〆も彷彿

まさかボス=デズモンドと対決する気だったとは知る由もなく

親子だろうと解り合えない

まさにその通りですわ

デズモンド総裁の言葉は正しかった

余談ですが

もしアーニャがデズモンドに会った場合

答えが出てしまうんですね

デズモンドの特徴、"何考えてるかわからない"ところを一発で理解できてしまう

こうかはばつぐんだ!!

ある意味、絶対に会ってはいけない

そんな間柄なのか

2023年、第2シーズン及び原作者描き下ろしストーリーの劇場版制作!!

第2期オープニング曲MV

第2期エンディング曲MV

共にYoutubeにて公開

最終回、惜しむらくはテーマ的にヨルさん達の出番が殆どなかったのが残念

ただ二期はヨルさん編があるらしい?

楽しみに待ちたいところですね

最終回らしく、数分でも各キャラのドタバタパートとかも見たかった!!

フィオナさん山籠もり続行エンドですな!!

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