七つの魔剣が支配する 第13話 感想[命を預ける君の名は]何故そこまで懸けるのか ななつま ネタバレ

2023年10月17日

七つの魔剣が支配する第13話「賑わいの森(ノイジーフォレスト)」感想

公式あらすじより引用

捕らわれたピートたちを救うべく、迷宮第二層『賑わいの森』を捜索中のオリバーたち。険しい道のりが待ち構え、森は魔獣だらけ、さらにはオフィーリアの産み出したキメラが徘徊する中を通り抜けなければならない。懸命に歩みを進める彼らだが、その前に巨大な魔猿が姿を現す。戦いを覚悟するオリバーとシェラに対し、なぜかナナオは刀を抜かず魔猿へと近づいていき……。

ABEMA ANIMEにて24時30分、配信後最新話一週間無料

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修行の成果! ミリガン先輩の教え実践、二層でキメラと決戦へ

その場にいる者いない者、剣花団全員の見せ場だった!!

剣花団じゃないけどオルブライトさんも漢

誇りを強いられてた彼が他人を頼るとは

雑魚呼ばわりする意地も熱い

オリバーが助けに行く理由を見つめ直す中

今、ピートがその強さを見せてくれたのも快い

それに冒頭から妊娠話、オフィーリア先輩も幼い頃から妊娠させられていたのか

だからシャノンと気が合ってたのかね

家系絡み妊娠友だち…?

総力戦にMs.カルステも影ながら参戦

七つの魔剣が支配する 第13話 感想

オリバーに使われ、ノリノリだったMs.カルステ可愛い!!

何かと窮地な中の清涼剤ですね

清涼感が過剰なまである

ノリノリな彼女と沈むオリバーが対照的

単に心配だからなのか

ピートへの心配? それともMs.カルステ"達"を復讐に巻き込んでいるのが辛いんでしょうか?

リーダーの苦悩なんですかね

何故ピートの為に命を懸けるのか?

オリバー達が何故ここまでするかの再確認回

曰く第一話で見捨てないでくれたから

結局一話トロール騒動時、あれだけ生徒がいて助けてくれたのはピートたちだけだった

それもピートは一般家系出身

ひときわ無力だったのに

第一話のピートは特にツンケンしていたも

あの時点でもう「特別」だった!!

最終回十五話を目前に、改めて一話を思うのもいい原点回帰でしたわ

同時期まさにその漢気を見せてたのも熱い

皆を感動させたピートそのものだった!!

前回を振り返るミニアニメが配信

Youtube配信はこちら

テーマは生徒会について

担当はオリバーとナナオ

生徒会、特に新メンバーのフルネーム言及が結構ありがたいですね

生徒会の思想と成り立ちの解説

それは学校の在り方と密接に関わってるのね

前回カティは先生に助けを求めて断られたも

多分、ああして「規則だから」と言ってくれるだけマシなのでしょうね

先生が助けてくれない

そして生徒同士の暗闘が絶えない

そのおかしい事を「おかしい」と言い、行動しているゴッド先輩の凄さを感じるエピソード

ピートにも包み隠さず言ってましたものね

魔法学校のゆかいな日常 ガイのコンセプトショップ編

Youtube配信はこちら

意外にお嬢様もノリノリなようで

ただのイケボ祭りだった…!!

ガイのツールプラント、想像以上に応用幅が広いというお話

特許とったら一財産なのでは

ガイは自嘲するも、迷宮攻略の念を変えかねない代物なのかもしれませんねガイだけに

パウンドケーキとツールプラント

そしてイケボ。何気に一番「稼げる」のがガイなのかなーとも思ったミニアニメ

異世界農家無双ですね

魔法使いとしては複雑でしょうけれども

冒頭 また孕まされる

回想、まだ幼いオフィーリアが花を踏みにじっている場面から

花と自分を重ねてるんでしょうか

踏みにじられている自分を重ねて?

めしべは勝手に受粉させられる

めしべに選択権はない

そんな在り方と重ねたんでしょうか?

静かに入って来るウィットロウ少年

彼は花を傷付けない

花を揺らすだけ

対照的で象徴的ですね

オフィーリアを傷付けない人

カルロス=ウィットロウ『今日からあなたの友達に立候補する人よ♪』

オフィーリア=サルヴァドーリ『今度はあなたの子供を産むの?

もちろんカルロスは即否定するものの

衝撃的な一言でした

この場合、今もやってるように「キメラを生む」的な理由でなく

この歳で男性に妊娠させられたのか?

彼女の場合「能力」のせいなんでしょうか

前例がシャノン、シェラの実家

九話の回想でオリバーの従姉シャノンが妊娠

十一話と今回曰く、シェラの父は分家「妻」を妊娠させているようです

家系の血を残す為?

日常的っぽい言い方ですが

カルロス『おしゃべり相手はお求めじゃないかしら?』

『ご機嫌斜めなお姫様♪

オフィーリア『無理よ……

『あなた…、オスでしょ…? オスはみんな私と話してるとおかしくなっちゃう

意志関係なく常に自動発動する魅了の能力

作中は他者を従わせるのに使用

この頃、これが原因で妊娠させられた事でもあったんでしょうか

それとも単に「普通に話せない」悩み?

友人たち曰く「寂しがり屋」

文字通り、異性と普通に話す事が出来ない

同性にも引け目があるんでしょうか

女として辛い経験をしているようですから

カルロス『あたしはならないのよね、それが♪』

オフィーリア『…!!

こうしてリアと呼び、友達になったのだと

オリバーの耐性とはまた別物

どうも喉の呪文、女声と関係ある能力らしい

属性的に「女」なのかね

カルロス=ウィットロウの理由

現在・ウィットロウ『リアとの関係は』

『家同士の盟約による義務でしかなかったわ

いきなりがっかりさせる裏話をすると思いきや

当時もう本気だったのか

本気で幸せにしたいと思ったと?

カルロス『だけどあの時、あたしは思ったの……』

『"この子には、人として生まれた幸せを掴んで欲しい"……って

『どうしようもなく…、思ってしまったの……

今回、何故そこまでするのかというテーマか

オリバー達が必死なように

カルロスもまた彼女の為に必死なんだと

産む機械でなく人であって欲しい

そんな願いでしょうか

そして「彼女には」という言い方

カルロスもまた、何か人として不自然なものを抱えているのか?

性に悩む後輩の相談に乗るのもその為?

Aパート ミリガン先輩大はしゃぎ

ミリガン『気軽にうろつく分には、私はこの階層が一番好きだよ♪

 早くカティ君を連れてきたいなぁ~♪

危険な二層を遊び場にしか思ってない!!

特にシェラは複雑そう

前回三層に潜ろうとした際、自殺行為だと責められたばかりですものね

そんな危険な場所が遊び場とは!!

ミリガン『……そうだね、もう五時間歩き詰めだっ』

やがてナナオの腹が盛大に鳴り休憩に

腹は時計

ナナオ、まるで乙女のようにオリバーの袖を引っ張ったので何事かと思ったら

この燃費が武芸者ですねえ

ミリガン『…!! なんだいこれは!?』

『ズルいな君達は!! こんな旨いものを隠し持っているなんてっ!!

ガイの携行食、大人気であった

前回オリバーに渡した塊、パウンドケーキみたいなものだったらしい

オリバーの渡したひと塊だけかと思いきや

どうもたっぷり作ってた!!

生産力の悪魔!!

シェラ『先のツールプラントもガイが作ってくれたものですのよ♪』

前々回はバリケードに使ったツールプラント

今回は即席の道を作るのに使用

短時間で成長しバリケードに、今回は上を歩ける強度があると判明

迷宮探索に超便利ですわ

ガイがめっちゃ気に入られてる…

Ms.カルステがそうする理由

オリバー『……少し水を汲んできますね』

、護衛Ms.カルステに会いに行くオリバー

確かにミズである

迷宮内の単独行も出来る人なのか

オリバー『従兄にいさんと従姉ねえさん、今どこまで潜っているか解かるか?

Ms.カルステ『現在、第二層を進行中

勘なのか連絡手段があるのか

連絡手段なら、オリバーが持っておけばとも思うものの

深い関係だとバレないようにでしょうか

Ms.カルステ『まもなく第三層に到達する頃かと思われます』

さすが上級生は格が違う

特に従姉シャノンは、オフィーリアを愛称で呼ぶほど親しかったらしい

なんとかしてやりたい気持ちは一緒なのか

Ms.カルステ『迷宮であなたを見かけた場合』

『ただちに連れ戻すように

 お二人に言われていました

 今回の事件はあなたの"本題"ではありませんから

オリバー『ではなぜ君は命令に従わない?

Ms.カルステ『"戴冠式"が済んだ今、私の君主は名実ともにあなただからです

まさに盟主王

とまれオリバーの意志が最優先だと独自判断したMs.カルステ

この辺からオリバーはどこか沈みがち

理由は明言されませんでした

Ms.カルステ『迅速な解決の為にも、今こそ私を使ってください!!』

『斥候くらいは務められますっ

オリバー『……では頼む、俺たちの進路上に危険があれば伝えて欲しい

七つの魔剣が支配する 第13話 感想

テレサ=カルステ『おまかせくださいっ♪

オリバー『ただ絶対に無理はしないでくれ…

 頼む

無理はするなよ!絶対だぞ!!

という事で、彼女に偵察を任せたものの

暗いオリバーと輝くテレサが対照的

温度差がすごい

今回、彼女が「より危険なほうを独自に選んだ」事が気にかかったんでしょうか?

当のMs.カルステはキラキラしてるのものの

心配でしょうがない感じですね

Ms.カルステ『配下を使いこなしてこその君主と心得て!! 存分にご用命を!! マイ・ロード♪』

彼女はどうも「こういう関係」に憧れが?

地はこんな口調じゃない

過去オリバーと何かあって、彼に理想の君主像を見てしまったんでしょうか

ある意味ファンみたいなものなのね

推しに命令されたいファンの鑑

二層、賑わいの森と呼ばれる所以

ミリガン『迷宮第二層の関門!』

『巨大樹"イルミン・スール"だっ

曰く外ではほぼ絶滅種で、こうして見られるのは貴重らしい

ウッキウキしてますわ

ちょっとしたブラタモリ

ある種の生態保存、テラリウム的なものなのか

或いはそれが迷宮の目的の一つ?

ナナオ『ホウキでぴゅーんと飛んでいくわけにはいかないのでござるか?』

だいぶ疲れてるナナオ

平然としてるミリガン

ちょっと意外

これは迷宮慣れの問題ですかね

ナナオは故郷でも、馬で行軍する立場だったみたいですし

徒歩にかけては先輩のが慣れてるのか

ミリガン『もちろん可能だが』

『地形や生態系を把握せずに飛ぶと、たいてい痛い目にあうねっ♪

そして同調する理論派シェラ

なんだかトリコ的ですな

とまれ未知の場所では、歩いていくのが確実は確実か。ゲームとしては面白みに欠けるがな

空を飛ぶのは目立つから?

いきなり遮蔽物があるかもですし

オリバー『なぜ地下迷宮に太陽が…』

ミリガン『なぜ作られたのかは未だ不明だが、大歴以前の遺産

 今では再現困難な

 魔法技術というものだよ

迷宮はやはり人工物なのか

オリバーでさえわからないとなる本格的に謎なんですな

あの歩くWikiみたいな彼でも疑問視

何気にすごい謎ですわ

ミリガン『眠りを知らない植物たちにとってここはまさに楽園!』

『だから賑わいの森って呼ばれる訳さっ

沈まない太陽により生育が異常に進む楽園

植物が賑わう森なのか

てっきりあつまれ!どうぶつの森なのかと

種類豊富、かつ地上では見られないような育ち方をしている場所なんだと

ガイもめちゃくちゃ喜びそうな場所ですわ

ミリガン『……妙だな、ここは魔獣の多い場所のはずだが……』

やがてオリバー、Ms.カルステが撃破してると確認

にっこり笑顔に

そこは心配顔じゃないのね

斥候どころか駆逐している従者の鑑

彼女は気配を消すのがやたら上手いらしい

当初オリバーでさえ気付けなかったほど

その特技ゆえの単独行

シェラとオリバーが、二人で行くだけなら心中だと言われた迷宮内で単独行!!

密偵としてハンパなく有能なんですね

有能過ぎて危うい

オリバー『…!!』

この時Ms.カルステは、わざと剣に光を反射させて合図を送ったんでしょうか

気配消しからの暗殺は兇悪でしょうね

ニンジャクリティカル!!

カティに学んだ在り方

オリバー『ここは…?』

ミリガン『"彼"のテリトリーさ、ひるまず睨みなさい

居たのは巨大な魔猿!!

てっきり生徒かと

ですがミリガン曰く、寛大だから通してくれるはずだと

あくまで戦いを回避

本当に「人権派」なんですね

人権の為なら生体実験しまくりますけど

ミリガン『手負いか』

略『……この眼を見ても引かないなら交渉決裂だ!

石化の魔眼を見ても引かない

本来なら、ミリガンと戦う愚かしさをそこで理解してくれるタイプらしい

でもオフィーリアのキメラと戦って負傷

気が立っているのだと

ミリガン『構えなさい、三人とも!!』

この判断がカティとの大きな違いですね

より常識的ともいえる判断

また先日のキメラは、男子生徒だけを選んで捕縛していたものの

それとは別に戦闘特化型も出てるのか

ナナオ『待たれよミリガン殿』

略『こちらはまだ礼を尽くして申さぬ

待たれよコール!!

この土壇場、ナナオが「説得」し戦闘回避へ

カティに学んだ在り方だと

メンバー随一に好戦的であるも

同時に「戦うべき戦いか」を、一番よく考えるタイプでもあるんですね

オリバーとはただただ戦いたがってますが

ナナオ『……刃を振りかざして通る道は本意にござらん』

『通しては下さらぬか?

敢えて刀を置き、そっ首を晒して対話へ

別に言葉が通じる訳でもないはずも

それでも多分、自分の意思を伝えようとする姿勢が大事なんでしょうね

きっと言葉にするから気持ちが整理される

そしてなんとなく伝わるのか

ミリガン『今のはどういう手品だいナナオ君!?』

ナナオ『"魔獣の多くは、相手の放つ魔力と匂いによって敵意の有無を図る"

 そうなのでござる

シェラ『匂い?

ナナオ『左様、それは我らが無自覚に表している感情のようなもの……

『故に敵意の無い事を伝えるには

『穏やかな心で向き合うべし

『……と、カティが言ってござった♪

だからって実践できた度胸が人間離れ

もちろんカティも出来るはず

最も戦い慣れしたナナオ、戦い慣れしてないカティの共通項だと思うと面白いですね

ガイ同様「この場にいない」のに存在感

カティ大活躍だった!!

カティのやり方を「再現」

ミリガンは、彼女がトロールと対話できたのを「脳の構造」から探ろうとしたものの

ナナオにも似たような事が出来た

どころか理屈的な事も

それは新たな知見となったんでしょうか

ミリガン『料理上手のガイ君もねっ♪』

オリバー『……剣花団、か……

ガイがめっちゃたかられそう

今後カティが共同研究する際、差し入れ作りまくる事になりそうですわ

とまれ「いいチームだ」という話

離れてなお解る

その描き方が素敵でした

元々ナナオは殺伐としていた

故郷で武将を激怒させてしまった件を思い出しました

あれは戦場だからまた違うにしても

ビフォーアフターを感じますね

ステイシーと愉快なコーンウォリス家

その頃「コーンウォリス」組は

ステイシー『あんた四年でしょリネット! 何のために連れて来たと思ってるのッ!!

他方これまたたった二人で侵攻していたスー

相棒がミリガン同学年なんですね

無論ああした連中のようなバケモノではないものの

上級生はやはり実力あるんですな

リネット=コーンウォリス『どうしてアンタとはこうなんだろっ』

『半分とはいえ、血の繋がった姉妹なのに~

どうも十話回想でちらっと出てきた人だった!!

どうやらスー養父の実子

つまりシェラの父は、分家の嫁さんを「家の決まり」で孕ませステイシーを産ませたんですね

スーは分家夫妻の子リネットより優秀だった

その原因は「父」の差なんだと

それで養父は落胆してしまったらしい

リネット『何よ~、本家のミシェーラ様には昔ちょっと懐いてたくせにさ~』

ステイシー『何か言ったァ!!

仲良しやん/

スーは、養父に冷遇され辛かったみたいですが

子供同士は仲良しだった

というかリネットの方が「妹」を陰ひなたに可愛がってた感じみたいですね

めっちゃ愛されとるやん!!

愛に飢えていたスーだったものの

実はミシェーラは彼女を愛してたし、フェイもいるしリネットもいた

気付けず「欲しいもの」を求め

ままならぬものですわ

オリバー隊、俄かに森が騒然

オリバー『!?

巨大カマキリが現れ、あの魔猿を殺害へ

せっかく解りあえたのに…

つくづく殺伐

またこれは森の動物でなく、オフィーリアが放ったキメラでした

あの毛むくじゃらだけじゃなかったのか

確かに魔猿は「切り傷」

あれがフリだったんですね

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Bパート レッスンの総仕上げ

ミリガン『私はサポートに徹する、あのキメラを倒すんだ!!

かくて前回の教えを実践へ、オリバー達はキメラと対決へ

今回の山場となるバトル展開!!

多人数なので作画大変!!

教えは三つ、まず相手の特性を掴む

大型相手なら常に動いて攻撃を集中させない事

闇雲に戦わず布石を打っていく事

生体の観察、弱点の見極め、実際の攻略!!

オリバー『それでいい!勝負を急ぐなナナオ!!』

いやあ構図に感じる巨大感が凄かった!!

常に動き、立ち回る三人

前回の教えを忠実に守ってますね

また「分析」すべく、ナナオを引き留めるのもオリバーらしい

一番突っ込むタイプですもの

オリバー『外骨格を剥がして神経節を狙う!!』

ナナオ『御御足おみあし一本!頂き申すッ!!

ななつま 13話 感想

オリバー『再生するか!!

斬った!生えた!!

まず足一本断ったが、即再生されてしまいます

オリバーは「種」も惜しみなく投入

まずツリーで限定・簡易なバリケード、噴煙で視界を潰すなど安全策をとって開戦

しかし敵は腹部に針の発射機構

大ぶりな鎌は即死級

必殺も、面制圧もやってくるのが厄介ですね

ナナオ『なるほど!これが試行錯誤でござるな!!』

すんごい楽しそうなナナオである

髪も銀色で最初から本気

今回、カティから学んだ対話を披露したように

モリモリ学んでる!!

シェラ『……温度差による脆弱化は有効です!』

続いて二人がかりで冷却、高熱魔法を連発

仕上げに爆裂魔法で外殻破壊に成功

これを一切の合図なしでやってるのも当意即妙ですね

夫婦か!

オリバー『よし!“トニトゥルス"!!

外殻を剥がし、"再生前に"雷撃を喰らわすオリバー

攻撃と浸透ダメージを兼ね備えた一発!!

内側から痺れる奴!!

「初見の相手」に最も危ない事

ミリガン先輩『いいねェとてもいい!』

『君達の対応力には舌を巻くばかりだよっ

ホント今回、先輩が楽しそうで何より

とても一時黒幕だったと思えません

ミニアニメによると元々育ち方が特殊で、探求欲やらが非常に強いミリガン

彼女の好奇心も刺激してるんでしょうか

ミリガン『ただ…、初見の相手は』

『勝ち筋が見えてきた時が一番危ない

まさにその通りとなってしまった!!

トドメをさしに行ったオリバーが、敵の予期せぬ機構により致命傷へ

これが初見の怖さ

知識は大事

オリバー『俺が正面からとどめを刺す!』

『二人は両サイドから先行しろ!!

らしくもなく自らトドメにいったオリバー

狙いは敵の頭を下から突き通す事

しかしまさに「頭の下」に、ニードル発射機構が備わっていたんですね

しかもこれ"わざと"だと

ミリガン『(無理もない!!)』

『(弱点を見抜かれることまで考えて、オフィーリアはキメラを設計するんだから!!)』

出遅れを悔いるミリガン

珍しく焦ってる!!

とはいえ、自分で攻略させねば「修行」の意味がない

ギリギリまで動かなかったのが立派

思えば一部教師、ガーランド先生なんかもそういう考え方なんでしょうか

誰かが助けてくれると思わせない

それもまた教育か

オリバー『……読んでいたぞ! それも!!

”フリグス”!!

直接冷却魔法をブチこみ勝利へ!!

オリバーは迎撃を読み、ふっとばした外殻を拾って盾にしていました

前回習った通り「攻撃は布石にする」

実践していたんですね

さっきの攻撃を、最後の不意打ちに繋げていた

いい生徒ですわオリバー

初見相手に勝ったと思った時が一番危ない

敵もまた同じでしたね

オリバーを不意打ちで倒した、そう思い込んで防御が疎かになってしまったのかもしれません

最大の武器が最大の弱点になったのか

シェラ『勝ちました…、倒しましたわ!! あたくし達三人で!!』

特に感激ひとしおだったシェラ

それだけ難敵だったのは確か

加えて彼女の場合、"皆との共同作業"だったのも効いたんでしょうか

スーを溺愛してる事といい

寂しがりなのかなとも感じる一幕

ミリガン『いやはや!初戦でこの結果とはねえ!!』

かくて再び止め絵での探索シーン

ほぼ二層攻略を終えます

冒頭は平和で、なんだか異世界ピクニックといった感じもあったものの

さすが深部は敵だらけですね

森だけど!スケルトンもいる!!

何故ピートを助けたいのか?

三層直前 洞窟内キャンプ

ミリガン『素朴な疑問だよ……

 君達ピートくんとは

 長い付き合いという訳ではないはずだねえ?

『それなのにどうしてここまでするのかと思ってね

キャンプ、二人が寝静まってる時に質問するミリガン

何故ピートの為に命までかけるのか?

視聴者視点はだいぶ当たり前感が

しかし、この学校の生徒という視点では「おかしなこと」なんでしょうね

文字通り命がけなんですから

オリバー『……入学式での一件は覚えてますよね』

マルコにふみ潰されそうになった件

ミリガンはその大きな原因だからか、オリバーもちょっと言いにくそうでした

よりによってこの人に話す羽目になろうとは

オリバー『あの中で唯一ピートだけが普通の家庭の出身でした』

『周りの誰よりも心に余裕がなかったはずなんです

ミリガン『そうだね…

 魔法使いになって間もない身で

 よりによって入学したのがキンバリーとくれば……

オリバー『だけどピートは逃げなかった

他の生徒は逃げた、それが当たり前なのにと

一番対照的なのがリチャード

初期に敵対したリチャード=アンドリューズも、確かあの時は動けなかったはず

実力も魔法使いとしての実績があっても

それでも凍り付いてしまう

動けただけでスゴい

ピートは本当にスゴい男なんですね

オリバー『俺はそれが嬉しかったんです』

『きっと他の四人も…

 キンバリーという魔境で

 初日に出会った友人が

 "そういう人間"であってくれた事が……

キンバリーだからこそだと

さっきミリガンは、よりによってキンバリーと評しました

でもそこでの縁だから貴重なのね

こんな場所でも信頼できる人がいるんだと

ここでもやっていける

ピートがそれを教えてくれたのか

 

ミリガン『それはまた、なんとも麗しい……』

オリバー『呆れますか…?

ミリガン『いや、私は嫌いじゃあないよっ

さすがにオリバーもちょっと恥ずかしいらしい

麗しいのはたいがい恥ずかしい

とまれピートは良い奴で、凄い奴なんだと

命を懸ける意味がある!!

彼に出会えた事で「キンバリーでの生活」自体に、希望を持つ事さえ出来たのかもしれません

視聴者視点ではツンデレ可愛かった第一話

しかし思った以上に重い…!!

ミリガンのオリバー=ホーン評 

ミリガン『私はキミ個人にも興味を持っている』

やだ脳解剖されそう

曰くシェラとナナオの強さには、かろうじて納得がいく

二人は生まれ・育ちが規格外

だから強いのも解るのだと

というかそう疑問を持たれる程「さっきの勝利」やら規格外なんですね

敵としてのミリガンも桁外れでしたし

ミリガン『君は比べるべくもなく凡庸だ』

『際立った得意分野のない、器用貧乏タイプ……、それにも関わらず

『君はあの才能あふれる二人と肩を並べて戦えている

略『きっと君の過去にはあったんだろう

『才能の差を埋めるだけの何かが…

ほぼ言い当てられ、睨みつけるオリバー

今にも殺しかねない

バレれば組織、仲間全員に累が及ぶと思えばたぶん躊躇わないんでしょうね

剣花団・いとこ・カルステの為なら殺す

背負ってるものが大きすぎる

ミリガン『詮索をする気はないよ? でも先輩としてはどうしても気になってしまうのさ』

『そう…、キミはどこか危うい

『カティ君やナナオ君とは、また違う方向で……

見る目がありすぎるミリガン先輩

さすが魔眼

多分今回、カティが来てたら彼女自身が「魔猿に対話を試みた」んでしょうね

全力の戦いを望むナナオは言うがもがな

変わろうとはしてますけれども

二人は危うい

でもオリバーはそれと別次元

母の受けた拷問を、自分も体験した(だから激痛魔法として使えた)とも言ってますし

グレンヴィルですら殺せと言ってしまった激痛

その倍を体験してるのは異常

ミリガン『それに…、正直ピート君もどれだけもつか……』

とまれ急ごうというミリガン

この終盤に来て、始まりは第一話冒頭だったと振り返るのがいい原点回帰

加えてオリバーの危うさを再強調

要点が詰まった回!!

ミリガン先輩は要約の天才ですぜ

命を預ける名前

オフィーリアの工房

ジョセフ=オルブライト『何故だ…、何故お前はこの"パフューム"を吸って動けている?

他方、ピートはオルブライトを起こす事に成功

しかし魅惑効果でまともに動けず

この局面で、おそらく一番強い彼を起こしたのはきっと正解だったんでしょうね

しかし「男」である限り逆らえないのか

冒頭を思えば皮肉

冒頭、オスは自分を孕ませるものだと嫌悪感をあらわにしていたオフィーリア

いまや「オス」の天敵

因果というかなんというか

オルブライト『!! 貴様…、まさか…!?』

どうもリバーシと見抜いたらしいオルブライト

こっちも見る目があった!!

また彼は、本来「他人の努力が実る」所を見るのが好きな好青年でした

その点ピートはぴったりなんでしょうか

縁になるのかね

ピート『脱出を手伝ってくれ!! ここから

オルブライト『わめくな!!

『見つかればその場で殺されるぞ!!

どうもピート、誤魔化そうと大声を出した

咄嗟に庇ってくれる優しさ

ピートの判断ミスを即カバーする賢さ

ピートは彼を信用してないのに、彼はノータイムで気遣ってくれたという事か

なにこの学年最強優しい

オルブライト『俺たちはオスとして利用される為に連れて来られたのだからな……』

サルヴァドーリの事にも詳しいオルブライト

オスの精気を魔力として吸い上げる

ピートがメスと解れば殺される

ミリガン先輩が心配していたことか

オルブライト『だがこの状況は逆手に取る事も可能だ』

ピート『何を!?

いきなり己の腹を貫くオルブライト

まるでゲッターロボ

ここに来る際、当然「杖剣」といった道具の類は全部取り上げられています

その対策を既にしてあったのか

オルブライト『炸裂球と…、煙幕球……、脱出に使え……』

『そして最後の一つが救難球……

『これで助けを呼べ……、全てお前に預ける………

略『こちらの位置さえ伝えられれば…、状況は逆転する………!!

こんな時の為、探知にかからないよう隠してた

それほど体内深くに埋めなきゃダメだと

またすぐは脱出できない

それでも「意識を失う前に、ピートに渡してやる」為に急いで己を腹を裂いたんでしょうか

最善の為に己を顧みなかった

優しい

ピート『解った……!!』

オルブライト『命を預ける雑魚の名前くらい…、聞いておこう………!!

最後まで「らしさ」を崩さないのがオルブライトらしい

前々回で確かに変わったものの

強がりと生き様でしょうか

ピート『……………………』

『ピート…、レストンだ!!

しばし息を整え、はっきり伝えるピート

意気込みがピートらしい

ピートだ、絶対にやりとげる名前だぞ!

という意気込みでしょうか

今回オリバーは、ピートが「土壇場で逃げない男」だから嬉しかったと言いました

他人の為に踏ん張る優しい男だからだと

まさにそんなシーンで〆るのが素敵

今は女性ですけれども

次回、第14話「淫魔の末裔(サルヴァドーリ)」

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七つの魔剣が支配する 第14話 感想[人望の功罪]オフィーリアとゴッドフレイの過去 ななつま ネタバレ

七つの魔剣が支配する 第12話 感想[教師が動かない理由]教えてミリガン先輩!! ななつま ネタバレ

七つの魔剣が支配する 感想

七つの魔剣が支配する 第1話「入学式(セレモニー)」
七つの魔剣が支配する 第2話「魔法剣(ソードアーツ)」
七つの魔剣が支配する 第3話「死兵(ソルジャー)」
七つの魔剣が支配する 第4話「円形闘技場(コロシアム)」
七つの魔剣が支配する 第5話「蛇眼(グレアー)」
七つの魔剣が支配する 第6話「顕現(アライズ)」
七つの魔剣が支配する 第7話「両極往来者(リバーシ)」
七つの魔剣が支配する 第8話「挑戦者(ライバルズ)」
七つの魔剣が支配する 第9話「迷宮探索(エクスプロア)」
七つの魔剣が支配する 第10話「主従(マスターアンドナイト)」
七つの魔剣が支配する 第11話「責務(デューティー)」
七つの魔剣が支配する 第12話「生還率(ポッシビリティー)」
七つの魔剣が支配する 第13話「賑わいの森(ノイジーフォレスト)」
七つの魔剣が支配する 第14話「淫魔の末裔(サルヴァドーリ)」
七つの魔剣が支配する 第15話「聖歌(ラストソング)【最終回】」