七つの魔剣が支配する 第10話 感想[予備の意地]シェラ初の本格戦闘!! ななつま ネタバレ

2023年10月17日

七つの魔剣が支配する 第10話「主従(マスターアンドナイト)」感想

公式あらすじより引用

ミリガンから譲られた工房でオリバーとナナオが呪文の訓練をしている中、エントランスからガイの叫び声が聞こえてくる。駆けつけると、そこにはカティが絆を結んだトロール、マルコの姿があった。互いの友好を確認し合った彼らは、合流して二日目の迷宮探索へと出発。しかし行き先にステイシーとフェイが待ち構えており、メダルを賭けた決闘を挑んでくる。

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“親戚"ステイシー&フェイの挑戦!! 三対三の一年最強決定戦!?

ななつま 第10話 感想

さすが名家令嬢、シェラは正面戦闘でも安定

でもアンドリューズといい、無自覚に「持たざる者」を抉ってしまうシェラの言動が辛い

うぬのような余裕はないのだぞ…

ですがもちろん悪気はない訳で

また前回、シェラは剣花団と過ごす時間に感動

彼女が孤立していた事を感じます

今回、持たざるものステイシー視点で「にくいあんちくしょう」だったものの

前回と合わせるとシェラの辛さも感じますね

自称予備、ステイシーvsシェラ

曰く養子で予備、父を取り戻したいステイシー

シェラの実妹、父が同じなら異母妹とか?

シェラ視点では妹との不仲?

詳細は次回となるものの

どうも貴族のお家事情がケンカの原因か

それで前回もあんなに怒ってたのね

主従、ステイシーの従者フェイ

実はフェイの正体は人と人狼のハーフ

ワイルドハーフでござったか!!

ハーフゆえ人狼化の負荷が大きく、"ステイシーの為に己を削る"熱い青年なんですね

スーさん愛されてる!!

その点「孤独じゃあない」んですね

噂の「一年生最強」乱入へ

ロッシをボコったオルブライトさんも参戦

主人公オリバーと決闘

ロッシ戦に続き、非才の教科書男と「天才」が激突する構図でしょうか

ロッシ戦では教科書の強さを見せつけたものの

勝利の鍵はやはり「間合い」?

前回を振り返るミニアニメが配信

魔法学校通信 第9話 Youtube配信

テーマは迷宮とキンバリーの生徒たち

担当は久々のガイ!

めっちゃオリバーがキラキラしてる…!!

普段クソマジメというか、年に見合わぬ冷静っぷりと隠し事が印象的なオリバー

それだけに気の置けない仲間が嬉しいのね

従兄さん方も嬉しいでしょうな

シェラも相通じる部分?

生還者と書いてサバイバーな六年生

曰く工房を持つのは普通は三年生から

別に決まっているのでなく、劇中で言ってた通りリスクの方が大きいからなんだと

また迷宮内売店は三倍の価格だとか

数字を用いた補足が嬉しい!!

より具体的に感じる振り返りでしたわ

ミニアニメ 両極住来者(リバーシ)の悩み編

Youtube配信はこちら

剣花団の女子会(ナナオ除く)

視聴者視点では強がるピートが可愛いも、シェラ達の対応がとても優しく感じます

からかわず敬意を以って接しているのに好感

ピートはプライド高く甘え下手でもありますし

対しプライドを尊重してくれるシェラ達

察し上手なオリバー

つくづく良いチームですわ

次回、第11話「責務(デューティー)」

次回「持つ者」側の辛さ?

冒頭 ステイシー怒りの一端

シェラ『素敵な夜でしたわね……

ナナオ『うむ…、童の頃に戻ったようでござった

ナナオが言うと途端に牧歌的なイメージに

シェラの“子供の頃"は…?

とまれ前回後、一行は工房で就寝

特にシェラは噛みしめてますね

チーム名を付けたいとか言い出すくらいに「この集まり」「秘密基地」を気に入ったシェラ

幼い頃こういう遊びが出来なかった?

ガイ『ってもう寝てるし!?』

なお発起人カティはぐっすり

ガイのツッコミが冴える!!

またこの冒頭、非常に作画良くてびっくりです

みんな美しいのですわ

シェラ『明日も忙しくなりそうですわっ』

無自覚にフラグを立てるシェラ

うぬはフラグ建築士

まさにその言葉通り、彼女の「親戚」ステイシーとフェイが迷宮へ猛進

スーさんは元気だなあ

ステイシー『ミシェーラ…、思い知らせてやる……』

『私はあんたの代わりじゃあないってね!!

意味深に意気込むも、フェイに置いて行かれるステイシー

ホントしまらない

いい子なんだなあと登場以来感じます

いつも精一杯な感じですから

ジョセフ=オルブライト『……フッ』

しかし主従を見守る怪しい老け顔

明らかに便乗狙い

彼女らを追えば、ナナオ達のグループに辿り着けると踏んだのか

見た目によらず要領がいいですな

とかく感情豊かなステイシー

それゆえ視聴者視点で時に敵役となるも

上に立つ者として、私情を抑えてるミシェーラと対照的な性格なのでしょうね

たぶん感情豊かさがシェラと対比

Aパート オリバーとナナオの朝稽古

オリバー『時に「アレ」の再現はできたか?

ナナオ『いや…、一度もでき申さん

翌朝、工房で朝から稽古をつけるオリバー先生

際し「時間斬り魔剣」が再現不可と確認

あれからすでに四カ月

いくら試みてもダメだったという事か

オリバー『まぐれで出来るような技じゃないんだが……』

再現できねばおかしいはずなのだと

では何が問題なんでしょうね

真剣さや必死さもナナオは充分備えているでしょうし

ナナオ『その前に…、剣を合わせ申さぬか?ちょこっとだけっ』

オリバー『ダメだまだ早いっ

本当、オリバーの太刀筋に惚れてるのね

ちょこっとだけだから!!

わらべみたいでカワイイでござるな!!

オリバー『まず魔法の撃ちあいへの対応を覚えてもらうっ』

『呪文の技術が剣の技術と交わり溶け合う…

 君をその段階まで導くのが

 俺の仕事だからなっ

七つの魔剣が支配する 第10話 感想

その時を思い、滾りだすナナオかわいい!

みなぎってきた/

まだまだ技量がアンバランス、魔法に関して初心者なナナオ

対しオリバーは教師向き

ハッピーエンドは教師エンド?

ミリガン先輩が肩入れする理由

カティ『そんなに大声出さなくても…、この子がびっくりするでしょっ』

ガイ『それはこっちの台詞だ!!

なんとトロールを連れて来ていたカティ

工房はその為でもある、魔法生物の居場所作りでもあるものの

朝イチで見たい顔じゃないですわ

ヴェラ=ミリガン『久しぶりだね、Mr.ホーン♪』

朝イチで見たくない顔パートⅡ

悪びれずに出てきますねえ!!

6話、カティを解剖しようとしたミリガン先輩

トロールを送ってきてくれたらしい

なるほど、カティ単身ではダンジョンを行き来出来ないのに妙だと思いましたわ

オリバーはかなり複雑そう

ピート『…ン? う、うわぁぁぁあぁ!?

オリバー『どうしたピート!?

ピート『て、手がぁぁ!?

朝っぱらから絹を裂くよなピートの悲鳴!!

とはミリガン先輩の左手

レフトハンド!!

第6話でナナオが切り落とした、魔眼が付いてる方の左手がカサカサと!

ファンネルにしちゃったの!?

ミリガン『疑似生命に仕立ててみたんだ♪』

『"ミリガンズハンド"、略してミリハンちゃんと呼んでくれたまえっ

この先輩、やっぱ頭おかしい

どうやらくっつかなかったんでしょうか?

それともわざと?

とまれ遠隔端末でなく、独自の意志を持った生物として作り直したんですね

いやそうはしないやろ普通

手を新たな命にしたミリガン先輩

まさに神対応ですね

シェラ『どういうおつもりで、この工房をカティに譲ったんですの?』

ひとまず魔法でお茶を入れるシェラ

イギリスと言えばお茶会

何かあったら飲まずにいられないッ!!

ミリガン『なに、彼女の将来性を見込んでの先行投資だよ♪

曰くシンプルな下心だと言ってのけるミリガン

どうも嘘はないのかね?

けっきょく解剖は諦めたものの

才能を認め、そこから未知なものが生まれると期待しているんでしょうか

その為には「工房」が必要だと踏んだのか

基本的に目的は同じなのですし

ミリガン『アールト君の希望もここなら叶う、一石二鳥だろ~?』

元々カティはトロールが住む場所を探していた

檻じゃなくてちゃんとした場所にと

カティに大成して貰い成果を得たい下心、カティの希望が合致したと

ミリガンの願いも魔法生物の人権

そこに何の違いもありゃしないのですものね

同じなのだ!

マルコと剣花団

カティ『ちゃんと学校側の許可はとったよっ!』

ここのカティ可愛かったですね!

今回はバトル回

作画力が必要な回ですがその人手ぶん他のシーンの作画も上がったんでしょうか

しかしトロール素朴な顔しとるな……

オリバー『なぁ"マルコ"、俺たちの事が解かるか?』

マルコ『わかる、オリバー

『カティ、おまえのこと、オレによくはなす

不死鳥みたいな名前してますね

でかマルコちゃん!!

バラされカティが恥ずかしがったのはさておき

何と全員の名前を憶えていた「マルコ」

中でも少なくともオリバーは、顔と名前も一致しているのだと

本当に知性が高いんですね

これを引き出したのがカティ

そこに期待してるのがミリガンとミリハンちゃんだと

マルコ『みんな、カティの、なかま』

『だから、オレのなかま! ……ちがう、か…?

カティ『っ……!!

オリバー『………違わない、俺たちは仲間だ!!

こうして剣花団に仲間がまた一人

オリバーたいした度胸

自分の頭よりデカい、凶器そのものの「拳」に拳を差し出し友好を示したオリバー

同時にこれが従兄たちが期待する部分?

度胸や人柄とカリスマ

リーダー的存在の資質なのか

ミリガン『君達に伝えておこう』

『ここが、あの工房から最寄りの出入り口だっ

なんとというかやはりと思うべきなのか

学内と直通のワープゾーン

普段から大冒険しなくて済む訳か

ただ知られてしまった場合、部外者が入り放題になりそうなのが心配ですね

これまでは用心深いミリガン先輩が利用

でもピートとか尾行されそう

ミリガン『迷宮は気まぐれだ、いつも通れるとは限らないっ』

なのでミリガンは、カティ達が単独でここまで来れるかも試していたと

実際ガイの尻が犠牲になりましたものね

ここは迷宮一層最深部

一層だけで三年クラスの実力が必要となるのか

ミリガン『くれぐれも油断しないようにねえ~♪』

あくまでうさんくさく去っていくミリガン先輩

うさんくさい!!

ミリハンちゃんピートを気に入ったの?

ミニアニメ曰く育てられた家庭の「価値観」がだいぶ普通じゃない

なので心を許すと痛い目にあいそうながらも

とりあえず味方になったのか

何かと「良い先輩」続々な後半戦

六話までは学校の怖さを、七話以降はここも楽しい所だと強調している気がする本作

ミリガン先輩も「良き先輩」となるのか

価値観と常識に折り合いをつけて関係刷新

カティも本当に器がデカい

カティ『探索二日目の始まりだよ!!』

また探検が始まった!

こうして作中初、真昼間の迷宮を歩く事に

前回曰く週末

なので今日はホリデイなんですね

ガイ『トロールを連れて迷宮を歩くことになるとはな~』

迷宮は実際に学校地下に存在するもの

それが夜間だけ、校舎を浸食して迷宮側の領域を広げてしまうのがこれまでのお話

こうして昼間に歩くのは新鮮ですね

オリバー『護衛にもなって丁度いいが』

結局同行してくれたマルコさん

第一話曰く、オリバー達でさえ制圧には骨が折れる強力な魔法生物

指輪物語基準の強さなら相当ですね

オリバー『噂になりそうだな、また』

またロッシに愚痴を言われそう

とにかく目立ちすぎるオリバー達

従兄コンビもハラハラしてるんでしょうか

Ms.カルステ出番なし!!!!

シェラ『迷宮の二層に入ってしまいますわ!!』

略『通称"賑わいの森"

急に警戒を強めたシェラ

曰く環境がより広く複雑化、魔法生物の生態系が拡張される

変化でなく拡張なのか

ここまでは小動物、トラップ系のばかり

更に大型化するのか?

ピート『校舎の地下だろここ~!?』

シェラ『地下というより"異界"と捉えた方が適切ですわ

遺跡は地上と異なる世界への入口か

単に石造りの遺跡だけではない

たぶん海や山もあるんでしょうね

その上に学校を建てたのか

シェラ『ここは一旦引き返して……』

✖✖✖✖✖『帰らせないわよ

一晩待ってたステイシー&フェイ!!

本来、一層深層を行き来するだけで三年クラスの実力

二層は相当なもの

僅か二人で到達した実力も別格か

にしてもスーさん、一晩ここで待ってたのか

工房得たって知らないでしょうし

ステイシー『あんたを待っていたのよミシェーラ!メダルをかっさらう為にね!!』

マルコ『ォオオオ!!

カティ『どうどう!?

一晩待たされた上トロールにビビるスーさん

不憫な子!!

先のガルダ騒動もガタガタ震えてたそうですし

内心めっちゃビビってそう

フェイ『落ち着けスー』

という訳で二対ニでやり合う為、わざわざここで待っていたというステイシー

学内じゃダメだったらしい

今回終盤がその理由?

シェラ『タッグ戦ですか? ルール上問題はありませんが……』

ナナオ『面白そうでござるっ!

オリバー『待て…、シェラ

オリバーが危惧したのは、スー達の「連携」

あの二人は主従に近い関係

タッグを望むのは得意だからだ

なら敢えて乗ってやる必要もなさそうなものの

……言ったらまた怒るんでしょうね

シェラ『けれど、やってみたくはありませんか?』

『あの二人が過ごした年月に、あたしたちの半年をぶつけることを!

オリバー『確かにっ♪

という訳でシェラとナナオのタッグ戦へ

敢えて敵の土俵に乗る

前回、剣花団に一番感動していたシェラ

剣花団という愛すべき半年を、試してみたくてウズウズしているんでしょうか

その点「最適」でもあったのかね

CV古川慎『三対三でどうだ?

そして乱入するオルブライトさん

冒頭、ステイシーがシェラに挑むと察した

彼女についていけば、ナナオと戦えると踏んで密かについて来たという訳か

見た目によらず隠密行動も得意なんですな

ジョセフ=オルブライト『俺も加わってやろう、身の程を教える良い機会だっ』

略・オリバー『俺も知るのはその家名だけだが…

『オルブライトは、武闘派の魔法使い輩出する事で知られた

 有名な一族だ

シェラ『いわば一年生最強の筆頭候補

やたら上から目線なのは自信の表れか

乱入しといて“してやろう"とは尊大

やたら尊大ですが、グレンヴィル先生も学生時代こんな感じだったんでしょうかね

名家らしい態度というべきなのか

オルブライト『そちらはどうだ? Miss.マクファーレンにサムライ女っ』

シェラには敬意を払うオルブライトさん

露骨ゥ!!

にしても本当に露骨ですが…?

オルブライト『で、そこの雑魚を加えればお前たちも三人だろう?』

シェラ『……今、誰を雑魚と呼ばわりまして!!

こうしてステイシーそっちのけでルール変更

三対三の決闘へ

オルブライトは根っから尊大なのか

はたまた挑発なのか

今回を見る限りでは作為でなく根っからこういう人なんですかね?

それとも本気を引き出す為なのか

フェイ『こっちがミシェーラ様を倒せる可能性が高くなる』

勝つために流れに乗るステイシー組

敢えてタッグで挑んだ件といい

なりふり構わない様が一貫しているんですね

フェイ『……友達が多いんだな、あっちは』

ステイシー『フェイうっさい!!

決闘はオルブライトの希望で二層で

揉めるシェラ陣営への一言!!

人の心が無いんか?

前回シェラは、気が置けない仲間ができた事に舞い上がっていた様子でしたけれども

スーさんにはフェイがいるんですな

余談。オルブライトの性格

やたら挑発的なオルブライト

単に偉そうなだけなのか?

ただ武闘派の名家なら、名前だけで決闘を避けられそうなんですよね

だから戦いたくてこう育った面があるのか?

それともわざとなのか

※トップに戻る

Bパート 迷宮二層"賑わいの森"

オルブライト『おいお前達! “不殺の呪い"は当然半掛けで構わんよな?

不殺半掛け、ダメージが通る設定を望むオルブライトさん

一層は遺跡のようだったものの

二層はほぼ屋外と変わらない

元々そういう空間?

はたまた「生態系」再現の人工環境なのか

オリバー『ひとつ提案がある』

略・オルブライト『俺はサムライと戦いたいだけだ、意味のない事はせん

決闘前に打ち合わせする両陣営

こうして自然と、余ったオリバーがフェイと戦う格好に

あまりものには主人公がある

三対三 決闘開始

オリバー『“フラッシュウィスプ"!!

オリバーの狙いは、オルブライトとの対戦!!

目くらましして対戦相手変更へ

オリバー好戦的!!

リチャードに散々馬鹿にされ、わざと負けようとしたと思えばちょっと意外ですね

状況があの時とは違うからか

はたまた変化か

オリバー『言われっぱなしでいる趣味は無い!俺が相手だMr.オルブライト!!』

オルブライト『ほざけ雑魚が!!

とはいえまだまだ悠然としているオルブライト

第2話模擬戦、そしてガルダ戦

オリバーもかなり勇名を馳せているものの

むしろだからこそ、オリバーの戦いを見て「強くはない」と判断したんでしょうか?

オリバーが凡才なのは事実ですし

ナナオ『遂にシェラ殿の剣が見られ申すなっ』

シェラ『失望はさせませんわ!

またも流されるステイシー不憫

とまれ劇中初となる、シェラの本格戦闘

やはり軽やかで強い

それも、前々回曰く攻撃に秀でた流派だけに攻めに攻めていくシェラ

髪を作画するのが大変そう!

シェラ『ひどく嫌われていますのね、理由を尋ねても?』

ステイシー『っ!話したところでアンタにわかるもんか!!

そして噛み合わない「親戚」たち

多分そういうとこやぞ!!

シェラは素直に尋ねましたが、"私はわかってません"と明言したの同義

好感が持てる態度だとは思います

でも言われる側にはキツい

解らない奴に話しても理解されるとは思えない

それもまた「あるある」と思います

もう一つ気になった点として

やはり上半身アップのシーンが目立つシェラ

作画が大変過ぎるんでしょうね

ただでさえ描きにくい縦ロール

これを「動かし」つつ、剣術戦を描こうなんざ狂気の沙汰ですわ

戦闘回が多いならCG化されてたんでしょうな

ナナオ『美しい…、同門ならではでござるな』

美しいですね特に縦ロール

フェイ曰く揃ってリゼット流を叩き込まれてる

同じ技ゆえ使い手の個性が際立つ的な?

そしてこの台詞も前振りなのかね

フェイ『謝っておくが、こちらは楽しい戦いにはならないだろう』

言って不意打ちに火を放ち、遁走するフェイ

古人曰く火遁の術ってな!!

どうもフェイは時間稼ぎに特化、まともに戦ってやれないと詫びたらしい

もちろんナナオは大喜びしたものの

彼もまた律儀な青年ですわ

いい男!!

オリバーvs"最強候補"オルブライト

オルブライト『……やはり凡俗だァ~

 足運びでのかく乱に、飛び技での奇襲

『そんな大道芸で俺を切り崩そうと?

オリバー『それは俺を斬り伏せてから言って欲しいものだな?Mr.オルブライト!

と、煽って攻撃を誘うオリバー!!

相変わらず立ち回りが賢い

緒戦、淡々と呪文で力押ししたオルブライト

対するオリバーはまさに大道芸

その「曲芸」再現へ、作画的にも本当に力が入ったエピソードですね!!

ただでさえシェラ戦闘で大変でしょうに

が、必殺の一撃を防ぐオルブライト

オルブライト『ラノフ流…

 "エンカウンター"

 雑多な呪文で意識を散らした後、真っ向からのカウンターで斬り伏せる

『それがお前の"勝ち筋"という訳だ

オリバー『(狙いを見抜かれ、同質の干渉で防がれた!?)』

思った以上に相手をよく見るオルブライトさん

オリバーは曲芸紛いの戦い方だと強調

そう思わせて、急に真っ向から行く事で意表を突く的な感じだったんでしょうか

挑発されオルブライトは激高したよう見えた

ちゃんとクールな人なんですな

オルブライト『つまらん戦い方だ、同じ雑魚でもロッシの方がまだ見所があった』

『お前の剣はただ教科書の延長線でしかない!

ロッシ戦に続き「教科書剣法」が戦いの焦点に

ただどうも彼も詳しい

おそらくロッシと違い、教科書を読みこんだ上での「つまらない」という罵倒でしょうか

オリジナリティ尊重は多分同じ

しかしロッシは「勝つ」為に戦う男でした

対し「楽しむ」為に戦いたい?

その点で、見覚えある戦術しか使わないから「つまらない」という感じなのか?

だからナナオと戦いたいのか?

サムライへの興味

オルブライトさんが、仮に「教科書」を読みこんだ上の男だとすれば

オリバーの上位互換に思えるも…?

感想はあるか?Mr.オルブライト 

オリバー『"フラッシュ・ウィスプ"!』

オルブライト『くだらん!見えているぞッ!!

オリバー『だああ!!

が、オリバーの攻撃オルブライトにヒット

頬を軽く裂いてしまいます

半掛けとはいえ不殺状態

もし全開だったら左眼を奪ってそうな一撃です

プライドを刺激する奴ですわ

オリバー『見た目以上に重かっただろう?』

『ラノフ流"ヘビーフェザー"、体内における重心制御の応用だ

『教科書が頬を抉ったぞ!!

『感想はあるか?Mr.オルブライト!!

今度こそ本気で怒らせたオリバー

ここからが本当の勝負

敢えて挑発するのがオリバーらしい

単に勝ちたいだけではない

主張をぶつけあうのが彼らしいですわ

教科書に書いてあるものの応用

たぶん、書いてあることは見覚えがあってつまらないというオルブライト

対し応用で攻めたオリバー

純粋な剣術だったロッシ戦の発展型か

先に目くらましを打ったのは、また小技を使うのかと油断を誘う為?

加えて重心制御を隠す為だったのかね

カティ『さっき一瞬「天井」が見えたの』

『ひょっとしてここって…?

際し盛り上がる観戦組とカティの危惧

何を見たのかは明言されず

次のシーンの前振りだったのでしょうか

シェラ組 タッグ戦は合流へ

フェイ『すまん、思ったよりキツい……

略『どうする? 勝てないぞこのままでは……

ステイー『フェイ…、私を勝たせてくれる?

結局ナナオに追い込まれ、フェイはステイシーと合流

たぶんフェイ最善手は一対一のお膳立て

タッグで挑んだも、フェイの初期目標はあくまで一対一の状況を整える事にあったらしい

なら何故タッグを挑んだのか?

勝つ為の奥の手がある

その為にタッグ戦を選んだのか

回想 ステイシーとフェイの出会い

父『近寄るなステイシー!

 親を失い、彷徨ってきた野良犬だろう……

 今ここで楽にしてやる…!!

そんなフェイを救ったのがステイシー

フェイの姿は敢えて描写されず

ぶっちゃけ彼は人狼、当時は力をコントロールできず狼の姿で放浪していたのか?

それとも単に残酷だから隠してた?

幼ステイシー『私は、この子がいいのです!』

本来もっと良い家の子を従者に出来た

なのに“選んで"くれた

その恩義があったと

作中いつもカリカリしてるも、やっぱり根本的に優しい子なんですね

やたら愛されムーブしていましたし

再び現在

フェイ『お前は俺の飼い主だろう? あの時からずっと……

ステイシー『ン……

フェイ『躊躇うな!

 ただ命じろ、この番犬に…、敵の喉笛を食いちぎれと!!

言われて覚悟が決まったステイシー

ただスーさんの反応に少し間

彼女の方は、飼い主だなんて言い方はしたくない感じなんでしょうか?

それとも単なる間だったか

フェイ『アオオオオン!!

ナナオ『シェラ殿あれは!

シェラ『ウェアウルフ……、人狼ですわ!!

人狼ゲーム始まったな!!

ステイシーが月のようなエネルギーを放ち、フェイが狼形態に変身

どうも疑似的な月を作る魔法?

その目撃を避ける為に迷宮を選んだのか?

カティが天井に見たもの

単にモンスターでもいたのか

はたまた迷宮に「月」が?

今後ステイシーが術を止めても、なおフェイが止まらない的な事態となるんでしょうか?

今回のはスーが作った月みたいですから

ステイシー『行くよ、フェイ!!

人狼フェイにステイシーがライドオン!

ライダーさんだったか!!

ステイシーが搭乗することで、彼女の機動力を高め狙われるリスクを軽減

フェイの白兵戦とスーさんの剣と魔法

モフモフ連携戦という訳か

シェラ『今の彼は人狼、耐久力が桁違いなのです!』

ナナオ『おぉぉおぉぉッ!!

ステイシー『落ちろ!!

落ちろサムライ女ァ!!

ナナオが連続して有効打を与えるものの

とにかくダメージが通らない

これが通常の学校ルールなら、互いに「痛みが一切ない」不殺の魔術で戦うものの

半掛けで痛み前提のルールだから有効なのね

つくづく優位な状況を形成

ステイシーが怒り、こだわる理由

ステイシー『ここでアンタを越える!!』

『そうすればきっと、おじ様だって私を認めてくれる!!

シェラ『……!!

ステイシー『私はあんたの予備じゃない!!

改めて自分はシェラの予備だと明言するスー

そしてシェラの父へのこだわり

前回、ピートにシェラの父の前で恥をかかせたと過剰なまでに怒っていたステイシー

過剰どころかあれが肝だったのか

再びオリバーvs.オルブライトさん

オルブライト『仲間を助けに行かないのか?

 構わんのだぞ、それを俺から逃げ出す口実にしても!!

オリバー『無いものを口実には出来ない!!

略・オルブライト『口の減らん雑魚が!! でえい!!

またしても煽りあい宇宙そらするオリバー達

オルブライトは半ば本気で言ったらしい

それほど人狼は強力だと

しかしオリバーは「人狼は予想外」としつつ、二人なら勝つと言い返して再び白兵戦へ

とかく信頼が熱いですねオリバー

皆に見合う為に侮辱を払拭したいのでしょうか

それが彼が変わった理由?

ハーフワーウルフの障害

シェラ『あらゆる手を尽くし勝利を目指す姿勢、心から感服します

あくまで皮肉でなく、賞賛し忠告するシェラ

相手を賞賛する姿勢が彼女らしい

そして対照的ですね

なりふり構わない様と本当に対照的

シェラ『その上で忠告です、今すぐMr.ウィロックの変身を解きなさい!!』

略『半人狼にはいくつか障害がある事が知られています

『その代表的なものは"変身時の激痛"

ステイシー『……!!

シェラ『今この瞬間も、彼は耐え難い痛みを感じているはず!

曰くフェイは半人狼、激痛のリスクを負うと

だからステイシーは躊躇ったのか

おそらく人狼は魔法生物

そして魔法生物は人権がない、なのにフェイが学校に通えているのは「ハーフ」だから

だからオリバーも想定外だったのか

さすがお嬢様賢い

シェラ『たかだか一年生同士の立ち合いで!』

パートナーにそこまでの苦痛を強いてどうします!!

この時点で、視聴者としては正論に感じます

ですが苦痛を強いるという事

この言い方が、貴族であるシェラらしいと思いました

強いていると思っている

貴族的、孤立してきたんだなと感じます

回想 ステイシーの「お父様」

七つの魔剣が支配する 第10話 感想

幼ステイシー『……やっぱり、本当の子供じゃなきゃダメなのかな?

『だったら、私もいつか……

 本当のお父様をあの人を取り返さなきゃ

幼フェイ『そうだな……

幼少、義父に疎外感を感じ髪をいじっていたスー

その手を止めたフェイ

一般に髪をいじるのはストレスの証

フェイはそれを察して、ストレスなんか感じなくていいと支えてくれたんでしょうか

この頃から「家族」だったんですね

予備であり「実父」を奪い返したい

実は親戚でなく姉妹だった

つまりシェラの実の妹、家督争いを避ける為に家を出されたんでしょうか?

もしシェラに万一があれば呼び戻す

ゆえに「予備」だと?

貴族的なエピソード

同じ剣術も、予備として同じように育てられた証なんですかね

実父マクファーレンを巡っての争い

また父はシェラを溺愛しているとも描写

そらステイシーが怒るのも納得

ただシェラは、父の不真面目さにうんざりしているとも描写

そもそも妹だと知ってるのか?

シェラは親戚だと発言

再び現在 ナナオの忠告

ステイシー『何が解る…

 最初から全部持ってる奴に…、私たちの何が解る!!

フェイ『おおおツ!!

改めて怒る"二人"と、退けるナナオ

久々の魔法斬り!!

ステイシーの攻撃を食い止め、シェラを諫めるように話し出すナナオ

普段は逆だから新鮮ですね

そして「私達」という事

フェイはハーフであり半端ものの人狼

予備であるスーは、そんな彼に自分を重ねて「彼がいい」と言ったのでしょうか?

居場所がない者同士?

つくづく良いコンビなんですね

ナナオ『気の遣い方を間違ってござるぞ、シェラ殿』

シェラ『…!!

ナナオ『見て解り申さぬか?

 あの者らは、この戦いに己が存在を懸ける気構えにござる……

『痛みも苦しみも最初から百々承知

『相手がその覚悟ならば、こちらも全力でぶつからねば礼を失する!

『違うでござるか?

やはり武人としての在り方に一日の長

合理性、優しさのはき違え

状況がどうあれ相手が本気なら、本気で応えるという事

それが今までシェラになかったものか

ミシェーラは名家の「本命」

思うに、合理的である事を求められる生き方

家と家臣を背負う責任

私情に流されてはいけない

そんな育ちなのでしょうか?

思うにだからこそ

前回、気の置けない仲間を得て嬉しかった

素直に感情のままに生きられる

その幸せを満喫してたのでしょうか

シェラ『あなたの言う通りですわ、ナナオ』

『過ぎた口出しを謝罪します、Miss.コーンウォリス

 彼の変身を解けとはもう言いません

 代わりに約束します

その苦痛は決して長引かせませんわ!

ステイシー『舐めるなあ!!

ななつま 第10話 感想

この芳醇な自信たっぷりの必勝宣言!!

まあシェラさんらしい!!

次回、第11話「責務(デューティー)」

今回が持たざる者の苦しみ

その対比となる回?

責務、持つ者の苦しみ?

実際、ステイシーって見方によってはシェラより恵まれているんですよね

シェラほど達観していない

とても感情的

感情的である事を許される立場だった

そして気の置ける「家族」がいる

シェラの父に対する態度、前回で仲間を得てはしゃいでいた姿を見る限り

スーさん恵まれてるなとも感じる回でした

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七つの魔剣が支配する 第11話 感想[シェラの秘密]魔法家系の責務 ネタバレ

七つの魔剣が支配する 第9話 感想[妊娠]剣を重ねて付けた名は ななつま ネタバレ

七つの魔剣が支配する 感想

七つの魔剣が支配する 第1話「入学式(セレモニー)」
七つの魔剣が支配する 第2話「魔法剣(ソードアーツ)」
七つの魔剣が支配する 第3話「死兵(ソルジャー)」
七つの魔剣が支配する 第4話「円形闘技場(コロシアム)」
七つの魔剣が支配する 第5話「蛇眼(グレアー)」
七つの魔剣が支配する 第6話「顕現(アライズ)」
七つの魔剣が支配する 第7話「両極往来者(リバーシ)」
七つの魔剣が支配する 第8話「挑戦者(ライバルズ)」
七つの魔剣が支配する 第9話「迷宮探索(エクスプロア)」
七つの魔剣が支配する 第10話「主従(マスターアンドナイト)」
七つの魔剣が支配する 第11話「責務(デューティー)」
七つの魔剣が支配する 第12話「生還率(ポッシビリティー)」
七つの魔剣が支配する 第13話「賑わいの森(ノイジーフォレスト)」
七つの魔剣が支配する 第14話「淫魔の末裔(サルヴァドーリ)」
七つの魔剣が支配する 第15話「聖歌(ラストソング)【最終回】」