終末トレインどこへいく？ 第8話 感想[葉香の今]今さら後悔しまくったって手遅れ!! ネタバレ
終末トレインどこへいく？第8話「バチ当たらない？」感想
公式あらすじより引用
大泉学園駅が“練馬の国のアリス”の町“ネリアリランド”になっているという話を聞いて、期待に胸を膨らませる玲実。しかし到着した町は、ヒロインのアリスの姿がないどころか、悪夢の様相を呈していた。
dアニメストア（同Amazon支店）毎週月曜23 :30 配信
『終末トレインどこへいく？』第8話は…
ネリアリランド（”練馬の国のアリス”の町）に変貌してしまった
大泉学園駅の平和を取り戻すため、
静留たちが立ち上がる！？お話しでした🚃ご視聴いただきありがとうございました🙇#終末トレイン pic.twitter.com/5uy7Sjv4HE
— TVアニメ『終末トレインどこへいく？』公式【2024年4月好評放送中！】 (@shumatsu_train) May 20, 2024
カオスなネリアリランド回!! 撫子が"仲良し"にこだわる理由
ひときわカオス回、水島努監督が脚本・絵コンテ・演出全部やったからか!!
水島監督の脳内をアニメ化した回なのね
カオスアニメに航空機
過去の監督作品が思い浮かぶ回
もっともカオスさは見せかけで、実はそうでもなかったというもの肝
7G変容したこの世界自体も同様？
どこもある種の理屈や秩序がありましたし
問題は「誰かが設定改変」した事
ネリアリランドはカオスのようで一貫
そして誰かが改変していた
このカオスな7G世界自体も、誰かが介入・改変しているのかもしれませんね
それが今回の黒幕でもあるのか？
そして、その介入者がいなければ何とか出来る
きっと葉香と解り合うのも容易
和解後、介入者に阻まれる荒れ？
ただ改変された事で、撫子たちが「アニメ主人公を演じる」展開となった
テーマパークらしいイベントになった
まさか楽しませる為の改変？
そも7G事件自体も、"おかげで"静留たちはドキドキする楽しい旅が出来ている
葉香の意志が働いてるのかね？
魔女王・葉香
葉香は池袋に君臨してると判明
知ってた!!
前回でいってた女王＝葉香か
誰かの傀儡なのかね？
今回のボス、渾沌が使ったメカは「ネリアリの世界観と合ってない」UFOでした
葉香はネリアリの大ファン
彼女が用意したとは考えにくい
第三者が関わってる前振りだったんですかね
撫子が仲良しにこだわる理由
幼い頃に両親が離婚してしまった為
ちゃんと止めていればと後悔
静留たちが揉めると「強引にでも止める」のはそれが理由なんですね
トラウマによるものだったか
撫子『今さら後悔しまくったって手遅れ!!』
そう頭で解っているんだと
言葉にして初めて気付けた
同様に静留も、葉香を傷つけたと後悔するのは無駄なんだと思いつめ始めた様子
どんな未来志向で向き合うのでしょうね
冒頭 東久留米駅の7G
まるで福岡県、日本屈指の焼き鳥屋密集地域のような駅名
まるで賽の河原
荒涼とした中に石積みだけが林立しています
これもしかして「人」なのか？
この駅、とにかくカユい
あまりのカユさに運転すらままならぬ程!!
おおブッダ!!
幸い静留が根性で運転して離脱
東久留米は最悪の7Gじゃったか!!
静留すごい鼻の孔!!
続いてひばりヶ丘駅
荒廃した団地が続く団地地獄
というのもひばりが丘という町名は、1959年造成・公団ひばりが丘団地が由来
なので7Gで団地オンリーに
元の個性というかコンプレックスが強化された感がありますね
静留達の吾野も"獣しか住んでない田舎"ですし
どこもマイナスイメージが強い感じ
通った者は過去のトラウマがフラッシュバックする地獄の地
後悔し謝りたくなる7G!!
地獄二連続
もちろん静留は葉香とのケンカ
撫子は父に平謝り
晶は誰か溺れるのを見過ごし、鈴美は何かを殺した事にひたすら謝ります
玲実、害獣のアライグマでも飼っちゃった？
殺す羽目になったのだ？
どうも昔、放水されていた
飼い主が酷い奴で？ 檻に閉じ込められうんこをもらし、ホースの水で洗われたのか？
その飼い主に謝っているのかね？
夢の国・ネリアリランド!!
続く大泉学園駅は、皆が好きなアニメ「練馬の国のアリス」ランドに変容
この駅はアニメに力を入れてます
ジャパンアニメーション発祥の地 練馬区
そのアピールが7G化したのか
特に第一話で言ってた、7G化まで放送されてたアニメの事らしい
第一話でムック本買ってましたね
その「大団円後」がテーマらしいも
どっこい「悪夢の町」に!?
何故か敵が勝って、戦勝祭を行っている場面に遭遇
どことなくドラえもんを彷彿
魔界大冒険を思い出しますね
それもどことなくレトロなノリ
同じ水島努監督の「アニメ制作現場」アニメ、SHIROBAKOを思い出す劇中アニメ回
異様にしっかりした劇中アニメ!!
隠れてた地元民曰く、一週間前に敵が攻勢をかけて主人公たちが壊滅
幸い復活させる方法はあったものの
復活どころか完全消滅!?
どうすんのコレ!?
アニメと違う!?
一週間前。本来この世界は将棋、将棋のルールで戦って勝つはずも
何故か軍人将棋になってて敗北
そして復活の儀式も失敗
曰く設定が書き換えられている
そんなこと出来るのは葉香？
でも葉香はそんな酷い子と思えませんし……？
そして今回も踊りました
作画カロリー高いって!!
水島監督こういう踊り好きね!!!!!
普段口数が少ない葉香ですが
このアニメだけは、ついつい語りすぎてネタバレを連発するほど
ちなみに静留は笑って許しました
というか怒りすらしなかった
ネタバレ許容の度合いは人によりホント違う!!
これって今後のフリなんですかね
葉香の人柄を見た気がしますわ
オタクでもあったのだな……
コスプレさせられ最前線に
なるほどテーマパーク!!
劇中は実際に戦ってたも、テーマパークっぽい展開でしたね
これも「設定改変」の結果であるも
まさか楽しませる為にやった事なのか？
サブタイ回収
弓矢で戦うも矢がないので卒塔婆を発射
なるほど罰当たり!!
スゴイ・バチアタリ!!!!
また絶望する住民たちを、撫子は「後悔したって駄目だ」と叱り飛ばします
際し彼女のトラウマが明確に描写
小学生に親の離婚はトラウマだよ……
撫子『今さら後悔しまくったって手おくれ!!』
他人に言う事で自分の愚かさに気付けた
撫子は過去に囚われてたも
バカバカしいと気付けたか
また静留も、葉香を傷つけてしまった事に改めて思いをはせたようです
こっちは更に根深くなった感も？
一週間前、何故か敵が軍人将棋になっていたのが「主人公」たちの敗因でした
しかし将棋に戻っていたため快勝
吾野流強い!!
のみならず、将棋に詳しい晶が司令塔になってくれたおかげですね
晶が居なけりゃ詰んでた!!
際し、航空機っぽい描写が本格的!!
これは水島監督が「荒野のコトブキ飛行隊」経験を活かしたものでしょうか
監督の好きなものたっぷりな回だな!!
晶『カオスカオスって言ってるけど!!』
『たいして渾沌ってない!!』
撫子『将棋のルールからは逃れられないみたいね！』
静留『なんだ、カオスに憧れてるだけのただの飼い犬か～』
ボスにもボロクソである
そして意味深
この7G世界自体「カオス」ですから
でもカオスなようで、一定のルールがあるのも確か
たとえばカユくなる、トラウマ発症など「一定の事態が起こる」舞台装置でしかない
7G変貌した世界全体を指してるのかね？
この世界はカオスじゃない？
一週間前は、誰かがいたから倒せたらしい
設定改変はそいつの能力なのか
何故こんなことをしていった？
前回で言われた女王
それはやはり葉香だったか
そもそもこの世界、葉香の思考が7Gで現実を書き換えて起こった可能性が高い
7Gは次世代通信
思考、考えるだけでつながる技術
葉香の思考が「世界」に繋がって書き換えてしまったんでしょうか
そもそもおかしな奴に7G強制されたのが原因
ただあいつも単に技術者っぽいですし
黒幕はまた別にいるんですかね
練馬民『俺たちは依存体質なんだぞ!? 歩たちがお礼参りにきたらどうする!?』
とか言ってる連中を見捨てて前進
でも身につまされる
誰かがなんとかしてくれる、してくれて当然と思っている人間の象徴
愚民の象徴って感じで他人事じゃない
アニメの象徴なのかね？
たぶん、戦えるのが少女たちだけだから彼女達が戦うというアニメだった
アニメあるある展開
ですがその残酷、無責任さを象徴してたのかね
大人だってやれることをやれよ的な
アニメの町・練馬ならではの展開だった…？
チーズ牛丼、昨今「オタクが食べるもの」とレッテルを貼られている食べ物
もうほぼ罵倒語、悪口になってるアレ
売ってる店には風評被害ですわ
あれもアニメの町だったから？
終末トレインどこへいく？ 感想
終末トレインどこへいく？ 第1話「ちょっと行ってくる」
終末トレインどこへいく？ 第2話「推測、だろう、思われる」
終末トレインどこへいく？ 第3話「ショートでハッピーイージーに」
終末トレインどこへいく？ 第4話「なんでおしり隠すの？」
終末トレインどこへいく？ 第5話「骨にされてしまいます」
終末トレインどこへいく？ 第6話「そんなにひどいこと言ったかな」
終末トレインどこへいく？ 第7話「笑うゾンビはゾンビじゃない」
終末トレインどこへいく？ 第8話「バチ当たらない？」
終末トレインどこへいく？ 第9話「思ってたよりつまんないみたいな」
終末トレインどこへいく？ 第10話「これこそ反抗と退廃の証」
終末トレインどこへいく？ 第11話「もう無理かな……」
終末トレインどこへいく？ 第11.5話「総集編 ～これまでの終末トレイン～」
終末トレインどこへいく？ 第12話「いつもって何だっけ【最終回】」