七つの魔剣が支配する 第3話 感想[剣に惚れたか人に惚れたか]ななつま ネタバレ
七つの魔剣が支配する 第3話「死兵(ソルジャー)」感想
公式あらすじより引用
迷宮化した夜の校舎で、禍々しい気を纏った上級生のオフィーリアとリヴァーモアに挟まれたオリバー、シェラ、ピートの3人。しかし、上級生たちには因縁があるらしく、互いを侮蔑しながら杖を抜く。魔女と魔人の戦いを前に為す術はなく絶体絶命の状況。そこに現れたナナオは、自分が囮となり3人を逃がすと言ってのけるが、オリバーは捨て身の彼女に怒りを覚えて……
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ナナオの過去、彼女の幸福。タイトル由来の解説回
サブタイはナナオの事なのね
彼女はオリバーの剣技に惚れ、全力で殺し合う「仕合わせ」を願っていたのだと
ひとまずその願い、生き方を変えようと決意
でもそう簡単に変われるか?
次回はおあつらえ向きに決闘回
依然、ナナオは変われないと示すことになってしまうんでしょうか?
言葉でわかり合えたのは少し意外だったものの
まだ予断を許さない感じですね
カティ共々「生き方」を問われてるのか
一足一杖の間合いで、確実に相手を殺す技の事
ナナオ曰く絶対無敵の剣
ナナオが好きそうな話!!
それが全部で六つあるのだと
ただしすべて秘密
なら七つ目とは、前例を覆すものの事?
それがナナオなのかオリバーなのか
オリバーが妙に秘密主義なのは、魔剣のノウハウでも継いでいるんですかね?
彼が六つ側、ナナオが七つ目側?
続・トロール騒動
第一話トロールに殺処分が迫り、カティが反発
親が筋金入りの人権派なんだそうな
ただトロールの件は、第一話の通り誰かが意図的に起こしたもの
その意図がまだわかってません
カティは最初から狙われてたのかね?
トロールの件でオリバー、ナナオが名を上げた事にアンドリューズが嫉妬
曰くシェラの幼馴染
幼い頃から比較された結果、格付けにこだわる性格に育ったらしい
次回彼と決闘へ…?
ホントにすぐ死んじゃうポジション…?
前回を振り返るミニアニメが配信
しいたけ目と化したナナオ可愛い!!
魔境キンバリーへの解説回
曰く迷宮は前世紀のもので、最奥に何があるかも建造理由も何もかも解っていないのだそうな
ナナオが黙ってるわけない話でしたね!!
学校は知識欲旺盛だろうに未解明
それだけ危険という事かね
女子トリオによる剣術回も配信
ナナオに指南役は難しそうですな
曰く作中の剣技、速さは「無駄を削ぎ落す」事によってなし得ているのだと
前回の立ち合いはまさにそんな感じですね
あの時のように攻めがナナオの強み
ですが、あれもまだ一端に過ぎないという事でいやー乱世乱世
冒頭 抜いたら終わり
シェラ『抜いたら終わりですのよ…、手を出す口実を与えてしまいますっ』
それで先輩たちは妙に威圧的だったのか
場所は「迷宮化」した学校の一角
前回、変な先輩に絡まれた三人
ピートは逸って剣を抜こうとするも、オリバーとシェラが揃って制止
二人はつくづく「常識」に詳しいのね
学校の遺跡化も知ってましたし
ぼくはくわしいんだ
オフィーリア先輩『…!! 覚悟はいいのね?』
『私をその名で呼んだという事は…!!』
が、先輩達はオリバー達そっちのけで私闘へ!!
仲悪かったの!?
前回オフィーリアが三人を追いつめ、サイラスがカバーする「連携」に見えたものの
単に仲悪いだけか
それとも殺し合うほど仲がいいのか
シェラ『いいえ!』
オリバー『産んでいるんだ!! あれは!! 何の比喩でもなく!!!!』
サイラスは前回通り、アンデッドを使役
異様なのはオフィーリア
嬌声をあげて「出産」してしまいます
CV茅野さんなんて声を!?
さすがベテラン声優
穢れを知らないタイプのヒロインを演じていたころが懐かしい
オリバー『今だ! 走れ!!』
互いに軽く10mはありそうな怪物を使役
潰し合い始め格好のチャンスへ
どうも顔を合わすたび、殺し合うような関係らしい
なんて物理的にはた迷惑な
制御不能な魅了能力を持ち、サキュバスという「悪名」を気にするオフィーリア
寂しい女とサイラスが呼んだのも納得
理解してるが為にケンカしてるっぽいですね
ケンカというか殺し合いというか
『ロクな結果にならんぞう?』
オリバー『…!!』
また、見逃してくれる訳でもなかった
再び閉じ込められ窮地
迷い込んだ生徒を捕らえ、自身の魔法の材料か何かにしてるんですかね
上層では迷宮より先輩のが厄介なのか
『懐かしい…』
が、ナナオが助けに現れ冒頭終了
死地慣れしたヒロイン
前回オリバー達は、迷宮化した学校から抜け出せず先輩たちに捕まったものの
来ることはそう難しくなかったか
はたまた彼女の嗅覚か
Aパート 死兵
ナナオ『退くなら今でござる』
『拙者が入れば、戦況は曲がりなりにも三つ巴……!!』
逃げようとすればまた先輩が足止めしてくる
なら自分が討って出るというナナオ
その隙に逃げろと
先輩達はこれ見よがしな巨大モンスターを使役
ナナオの危うさが強調されますね
一緒にじゃなく独りで残るというのか
『ただ、それだけの事』
言ってナナオは突撃も、それがかえってオリバーを揺さぶる事に
オリバーも後を追い突撃!!
が、戦いは第三者乱入によって中断に
この先輩たち、本当に「悪い先輩」だったのか
てっきり救助隊の悪ふざけなのかと
学生統括アルヴィン・ゴッドフレイ
『そこまでだ…、新入生への悪質な勧誘は重ねて戒めてあったはずだが?』
サイラス『言葉に炎が先行する癖は相変わらずか煉獄!!』
煉獄さん!!
当人は、物騒な通り名をあまり好きでない様子
二体の巨大怪物を炎一撃で殲滅!!
キンバリーの学生統括、アルヴィン・ゴッドフレイ先輩が参戦し事態は終息へ
すんげえ名前した人がきた!!
声も日野さんで偉そう!!
続いて監督生と名乗る青年も参戦
オフィーリアとは親しいらしく、彼女の方を止めてくれました
声と見ためは女性
ですが胸は絶壁、名前とCVは男性なんですね
CV山本和臣氏
すると男性ってことなのか
山本和臣氏はガンダムAGE三世代主人公の一人、孫世代主人公キオを担当した事がある方
女性的・性転換した男性、女性役を演じる事がある男性声優
割と特殊な役どころが多い印象
言い渡すと、二人は壁の中に消えていきました
かべのなかにいく
迷宮に住んでいらっしゃる…?
特に変わりものなんですね
オフィーリア『あなたこそねスカベンジャー?』
やっぱり仲良しなのでは?
スカベンジャーは動物の死骸を食べる動物の事
転じゴミ、くず拾いへの蔑称
互いに互いの嫌な通り名を熟知してる感じです
やはり仲良しなのでは?
『なにせ迷子は君達だけではなくてな?』
それが登場が遅れた理由だったらしい
ピートみたいな子がたくさんいたと
何せ、迷宮を警戒していたのはオリバーとシェラだけだったみたいですし
魔法家系でもおぼろげにしか知らないらしい
地上、怒りのオリバー
アルヴィン先輩たちは四人を地上に送り、また迷宮に戻ったらしい
四人は待っていたガイたちと合流
すると本当にいい先輩たちか
あまりにいいタイミングで現れたので、仕込みかと疑いましたわ
単にオリバー達の頑張りによるものなのね
略『君はあれが自殺に等しいと解っていてやった!!』
『いや、むしろその結果を望んでさえいた!!
そうだろう!?』
ナナオが「特攻」した事を咎めるオリバー
シェラがとりなし話を聞く事に
彼女めっちゃ潤滑油ですね
口論に割って入るのに慣れたヒロイン
ナナオの過去、現実感の理由
『拙者は久しく生への執着を失っている……』
『それ以前に実感がないのでござる…』
『拙者が今、本当に生きているのでござろうか……?』
言って静かに、入学の顛末を語り始めるナナオ
曰く大軍相手に死兵、殿軍となって戦った
死を覚悟したのに生還
以来現実感がないと
ある意味、異世界転生者にも似た心境だったんですね
サブタイは冒頭とこれか
数字がおかしい
いわゆる捨てがまり、少数の決死隊を残して本隊は撤退してしまったらしい
完全に島津家
やはりメンタルが薩摩武士だった
Oh…、ドリフターズ……
『どうかご子息と太刀打ちの機会を!!』
敵大将・相馬義久『く…、相手も知らずに斬ったのか!!』
なんとナナオ、殿どころか敵大将に肉薄
その息子を斬り捨てていました
斬り捨ててた(過去形)
敵大将はナナオに肉薄され、無防備にも間近に寄ってきたものの
それほど怒っての事だったのか
相手の顔も人柄も知らず斬り捨てた
戦場では仕方ないにせよ、この人にとっては唯一無二の息子だったんですね
ナナオはあちらの国でも異次元の強さ
異次元のメンタルらしい
やはり鬼島津…!!
ただナナオは、相手の「まともさ」に困惑するメンタルの持ち主
その点が危ういんですね
実家に相当ストロングスタイルで鍛えられた
それが当たり前だったメンタル
ですが「自分が異質」な事を、自覚して困惑する年相応なメンタルも持っている
一般常識が違うだけの普通の子か
だいぶストロングですが
『だが名前すら問うてはやらぬ!!』
『名もなき一兵として死にゆけ!! それが儂のせめてもの復讐だ!! やれ!!』
武士は名誉を大切にするもの
だから名誉を踏みにじる事で復讐に代えると
相馬氏もさすがひとかどの武将
情けを知ってるし、それでも譲れないくらい人の親としての情も持っている
いわゆる名将か
おかしいのはナナオの実家の方らしい
???『この国の文化にはまだ馴染みきらないんだけどね?』
『今のはとりわけ解説が欲しい』
『名前を聞かないことが復讐だとは、いったいどういう理屈なんだろう?』
窮地に問い、救ったのがシェラの父だったと
名、キャストも敢えて伏せたようです
ナナオは死なせるには惜しいと
全くその通り
その顔は張り付いたような笑顔、いわゆる細目キャラであるらしい
縦ロール相まって音楽家のような顔立ちですね
これまた規格外っぽい人
そんな非現実的な救出をされ、いまだに生きている実感がないと
夢の中にいるような心持ち
それが命を大事にしない理由か
いや元からでもあるらしい
だがそれだけでもない!!
複合的な要因なのね
とまれ特に第一話、校長の演説など「非現実的」な魔法の園と強調されました
特にナナオは別世界すぎたんですね
ナナオの悲願、相愛の剣
『この夢の覚めぬうちに、悲願を果たせぬものかと』
オリバー『悲願…?』
ナナオ『"復讐の剣は楽しからず、相愛の剣こそ楽しけれ"』
『認め合い、尊敬しあう相手と一切の禍根なく尋常に果たし合う…、拙者の流派ではそれを…』
『"仕合わせ"と呼び申す』
敬愛する相手との殺し合いこそ“幸せ"
幸せと仕合をかけた言葉か
前回、それをオリバーに見出したから泣いてしまったんですね
オリバーは困惑
ただ直感的には理解しているように見えます
前回まさに共感してましたから
『それくらいは拙者にもわかり申す』
回想で、敵将になじられた時と同じか
自分のあり方が変だと解ってる
それでも止まらない
前回、何も知らないオリバーさえ似た心境に陥って殺し合おうとしてたほどですから
武芸者としての理想なのかもしれません
生き様は 止められねぇんだ
憎い相手なら遠慮なく殺せるけど、それは「憎悪」であって楽しくはない
実際、相馬公はそうだったんでしょう
尊敬できる相手に全力を出す事こそ楽しい
全力を出すのが礼儀
その礼を、互いに尽くす在り方なんでしょうね
磯野―!殺し合おうぜー!!
『"探し求めた仕合わせはここにあった"と』
『拒まれて当然、貴殿と斬り合う道理などあるはずもなし……』
『百も承知の上でなお……』
『ただただ、突き放された事が悲しくて……
辛く…
苦しくて……』
『いつしか自暴自棄も同然に死地を求めて御座った…』
カティ『えっと…、つまり…、"オリバーに振られてヤケになってた"?』
言い方ァ!!
とまれ前回後半、ずっと辛そうだった理由
今回特攻した一番の理由
思ったより乙女な理由でござったか
突き放され、でもオリバーからすれば当然だと分かるので悶々としていたんですね
意外に思い悩むタイプじゃったか
人に惚れたか剣に惚れたか
『人に惚れたか剣に惚れたか、双方にさしたる違いはあり申さんっ』
当人が認めちゃったよ!!
理解が早い!!
武芸者メンタルだから割り切るのも早いのね
とまれ相愛の剣は、相手が尊敬できる人間だからこそ成り立つ在り方
その気持ち、まさしく愛なのか
なんとまあブシドーな
茶化す四人
異文化なのに、この四人もたいがい理解が早い
さすがエリート揃い
何より異文化へ理解があるんですな
ナナオ『ン…、拙者の学んだ剣は根本に於いて人を殺める剣にござる』
『ゆえに…』
ピート『殺し合いじゃないと本気になれないって事か?』
まさに殺人剣
それなんて飛天御剣流?
彼女が彼女の流派で全力を出すには、殺すことへの抵抗が大きく実力を削いでしまうと
実際、第一話でトロールをぶん殴ったアレ
トロール以外なら即死だったはず
習得した技自体が物騒だと
本作では不殺魔術もあるも、全力を出そうとすると無自覚に解けてしまう程度でしかない
それで刃を落とした刀を持たされたのか?
実家、師匠も「全力で戦う為に殺人への忌避感を取り除く」教育をしたのでしょうか
ただ家伝、生き残る最善だからかもしれません
そういう流派だったんですかね
性格的には相当まともな親御さんだったのかも
ナナオをいい子に育てたのですから
シェラの提案、ナナオの誓い
そこで助言したのがシェラだったと
オリバーじゃないのが少し意外
でもオリバーの場合、メンタルの根っこがナナオに近いみたいですもんね
魔術も"殺人術"だからでしょうか?
『そんなもの、キンバリーにはいくらでも転がっていますっ』
うーんこの学校
わざわざ自殺を試みずとも、死と隣り合わせの学校なんだぜ!と
第一話曰く死亡率三割(意訳)
その境遇がかえって救いだとは因果ですな
『夢でも幻でもなく、あなたは生きてここにいるのです!』
『"人に惚れたか、剣に惚れたか"』
『そこに大きな違いがないのないのならば』
『ナナオ、あなたが見るべきは「人」です
剣を透かして見ずとも
オリバーはそこにいます』
そしてみんなだってそうなんだぜ!と
武芸者は剣で解りあえる
前回そうでした、だからこそナナオは「相愛の剣」の正しさを感じたのかもしれません
でも剣だけでしか解りあえない訳じゃない
その見方は新鮮でした
口々に励ますガイ達
特にピートが可愛い事!!
第一話以来ずっと可愛い
あまりに可愛いので、真っ先に死亡して脱落しないかハラハラしますね
焦点が当たるキャラは危ねえんだ!!
『この先、何があっても死に急がないと』
『どんな時でも自分の為に剣を振るうと』
改めてオリバーからも懇願
前者はともかく
後者は「特攻」したからでしょうか
オリバー達の為に死のうとした
また僅か200で5万と戦え、死兵になれと命じられ納得した過去があった
その危うさを変えろと言うのかね
『相すまぬ! 拙者が腑抜けており申した!! 拙者、ここに誓いを立て申す!!』
『"命を投げ打つが如き真似は、二度となさぬ"と!!』
『だから…、教えて欲しいのでござる!!
ここでの生き方を!!』
こうして生き方を変えると受け入れ前進へ
本作は変わろうとする物語なのね
ただ今回、言葉だけで「変わろう」とするのはまだ前振りって感じでもあります
何せ染みついた生き方なのでしょうから
そう簡単に変われない気がします
『(眩しすぎます!!)』
『(あなた達の剣は…!!)』
シェラが内心でまとめて幕
剣を通じた一目惚れ
シェラは人を見ろと言ったも、その在り方に一番感動したのも彼女だったとは因果ですね
特にシェラの家はお偉いさんみたいですし
そのシンプルさがひときわ眩しいのか
Bパート 新しい生き方
ナナオ『"剣を透かさず人を見ろ"と、シェラ殿に諭され申したからなっ♪』
オリバー『間近で見つめろという意味ではないと思うが……』
事情を知りたい留学生がグイグイくる
翌日ナナオはオリバーべっとりに
素直か!!
実際、素直だからシェラの教えに「ヨシ!生き方を変えよう」と受け入れたんでしょうね
距離感バグ系ヒロイン誕生である
他方、心穏やかではないのがカティ
こんな事なら昨日死なせてやればと
またシェラは真面目で委員長気質
なのでもっぱらガイとピートがからかう事になりました
いやね男子ってコイバナばっかりー!!
ナナオが“普通"になった事に喜ぶシェラ
その方が幸せだと
実際ナナオ、この新しい日常を楽しんでいるようです
with普通
ただホントにそれで済むのか…?
『(剣だけが生きる道ではないと、ナナオが気付いてくれたら……)』
ナナオは剣に殉じ、戦う幸せを教えられた
だからそれ以外を教えたいんですね
そうすればいずれ変わるはず
今はオリバーべったりですが、それもいずれ変わるだろうと見越してるんでしょうか
なので今は我慢しよう的な
本作の「魔剣」とは
ガーランド先生 魔法剣の授業
ガーランド先生『魔法剣の世界には"魔剣"と呼ばれる術理が存在する
その定義は実にシンプル……』
『"一足一杖の間合いより内側で繰り出したが最後
いかなる抵抗も許さず
必ず相手を切り伏せる技"の事だ……』
授業、生徒に懇願され説明し始めるガーランド
厳密には授業ではない
ですが毎年、必ず聞かれる質問であるらしい
タイトル「魔剣」は技の事なのか
一足一杖とは、杖剣が必要となる近接戦をさした言葉
するとここ四百年の新しい技術?
際しナナオが何やら驚いてた様子
するともしかして、シェラの父が使って見せたんでしょうか?
回想では絶体絶命だったナナオ
彼女を救う為に使ったとか?
ただ敵を止めただけでなく蹴散らしたのか?
それで憧れ、あんな風になろうと留学を決めたって流れなんですかね
留学を決めた「何か」があったのか?
略『六つの数字は長らく不動を保ってきた…』
すると七つ目、革命的な技がタイトルなのか
その披露が原作一巻の〆だと?
タイトル回収したでしょうし
原作者先生曰く、今回でまだ半ばらしい
『内容や使い手は公にされておらず、実在を疑う声すらある……!!』
際しナナオと逆、何やら辛そうなオリバー
オリバーは親戚に預けられ護衛付き
何やら秘密主義者
すると彼、魔剣の伝承者か何かなんでしょうか
北斗神拳の伝承者?
またナナオの剣技も「斬新」なもの
ナナオの剣が七つ目に?
授業再開、解りやすいまとめ!
とにかく秘密の必殺剣
なのでガーランド先生も、使えるかは秘密だと笑って授業を再開します
でも魔法剣の第一人者ならって感じですね
校長とか絶対使えそう
オリバーの思考、アンドリューズの怒り
またも絡んでくるアンドリューズ青年
対しオリバー、皆まだ横並びなんだと「謙遜」の意味で言い返したらしいも
それがかえって火をつけたようです
引火性の強い人
彼は格付けにこだわるタイプ
同レベル扱いされたくないんですね
芸能人格付けチェックに出たら画面から消えるタイプ
アンドリューズ『黙っていろミズ・マクファーレン! 僕はコイツと話しているんだッ!!』
オリバー『どうすれば満足するんだ……』
もう完全にうんざりしているオリバー
もちろん決闘!!
ですが前回、オリバーが桁外れだと「理解できた」とがっつり描写されています
それでも決闘を望むとはたいした男
相手に応じて引っ込めたりしない
悪く言えば無謀
でも本当に誇り高い青年なんですな
が、ここで思いっきり口に出したのがナナオ
もうアンドリューズのライフはゼロよ!?
曰く覇気が感じられない
オリバーはどうも隠し事、面倒事を避けようとしていると一話から示唆
負けるのもOKな人なんですな
オリバーに負けて欲しくない
どうも全力を出して負けるなら別にいい
でもわざと負けるのは嫌だと
嫌でござる!!
オリバー、思いもよらないフレンドリーファイアですわ
FIRE!!
火に爆熱ゴッドフィンガーを注いでしまったオリバー
オリバーの「外面」に大問題
ナナオに更生を促し、めでたしめでたしという方向に転がっていたものの
とんでもねえ!大迷惑だったよ!!
アンドリューズの事情
オリバー『幼馴染?』
幸い、先生が止めてくれて事なきを得たも
二人きりでシェラが説明へ
密室、男女、縦ロール…、アンドリューズの秘密を話さない訳がなく
割と親密というか
シェラは自分自身を責めてもいるのか
『居場所を奪われるような感覚が…、常に彼にはあったのだと思います』
『だから彼が力を誇示したがるのは』
『あたくしにも責任の一端があると思うのです』
同年代ゆえ比較され続けた
おそらくシェラの方が上
常日頃から「シェラはあんなに出来るのに、お前はどうして」的に言われ続けたのか
それで格付けにこだわるようになったと
必死に何かを書く姿も描写
気の毒な生い立ちなんですね…
シェラ『いけません!』
『あなたの側に非は無いのですから
それにナナオを幻滅させたくない気持ちはあたくしも一緒ですのよ?』
オリバーに課される無茶ぶり
てかこの性格も一因?
シェラは正しいと思ったら曲げない性格
そしてスペックも家柄もある
比較されるとキツいタイプですわ
トロールの処遇、カティの家柄
カティ『カティ・アールトです!』
会話は、カティがトラブルに巻き込まれ中断
第一話のトロールが殺処分へ
これに抗議し、教師に食って掛かったと
前回のバネッサ先生とはまた別
だいぶ傲慢なタイプですわ
『ああ!それなら頷ける!!
間抜け揃いの"人権派"の中でも、あの夫婦ほどのキワモノはそういない…♪
同情しよう』
『生まれが悪かったな、君?』
カティの両親、そんな有名人だったのか
てっきり出身国特有のメンタルかと
本作では、どうも亜人種にも人権をと促す「人権派」が力を増している時代
対し保守的な人物なんですね
というかトロール騒動は最初からカティ狙い?
思った以上に重要な子なのかね
ダリウス『見上げるほどの無責任だな?』
『助けた後、コイツが人を殺めた場合キミはどう責任を取るつもりだ?』
ごもっともがすぎる
対しカティ、自分が説得すると
無論ダリウスは一笑に付してとりあいません
でも前回曰くトロールと育った
カティにとっては、意思疎通できる存在だという前提があるんですね
実際トロールが理性的な反応を見せる描写も
これまた「常識」が違い過ぎる
言って「激痛魔法」をかけるダリウス
曰く現代では禁止されたもの
いわゆる体罰
本作世界は、今まさに「アップデート」されている最中なんですね
時代だあ…
『(ダリウス=グレンヴィル…!!)』
幸いオリバー達、更に四年生が現れ取りなしてくれました
ただ奇妙なのはオリバーの反応
妙に感情的、先生とつけずフルネーム呼び捨て
知り合いって感じでもない
略・ガーランド『そこまでだダリウス!!』
一喝に定評があるガーランド先生!!
パレードの時は、ナナオが叩き伏せたあと彼が捕まえたんだそうな
曰くまだ原因究明が不完全だと
実際誰かの仕込み
単に騒ぎを起こし、やはり亜人は危険だと「人権派」を抑え込む狙い?
人権派大物の娘カティを狙ったもの?
隠しごとの多いオリバー?
ガーランド『いいや?』
『私は今まで通り、消極的な保守派だ……』
ガーランドは、強行すればむしろ人権派を勢いづけると説得
利がある事からダリウスも退く事に
改めて好感が持てるガーランド講師
言い方が率直で飾り気がない
また保守派、今まで通りであるべきと考えつつも柔軟性を持っている
現行の在り方も試行錯誤の産物ですものね
『このトロールの処遇は私も気にかけていた』
『亜人種を愛する者同士、力になれる事も多いはずだっ』
ガーランドと逆にうさんくさいのがミリガン
助けてくれたのは事実も
いかにも「取り込もう」とする、親切すぎる態度がうさんくさいですね
学生総括さんは実際にいい人みたいですが
なんせ煉獄さんだもの
カティ『だって嬉しいんだもん♪ ああいう先輩に会えて♪』
何よりカティの喜びっぷりがフリっぽい
騙されてる匂いがすんごい
ただでさえお人よし、かつ身内に有名人がいる
すごく利用されそうなタイプですね
活動家っぽい
デュエル・スタンバイ!!
シェラ『ミスター・アンドリューズからですわ?』
もちろん決闘要請
それもオリバーとナナオ、両方に要請!?
さっき必死に書いてた何か
あれは果たし状か
磯野ー!! 決闘しようぜー!!
凄さを思い知って、なお挑んできた
今回「公衆の面前で侮辱された」のがよっぽど堪えたんでしょうか?
オリバー、負けてやるなんて侮辱の極み
ですがアンドリューに勝算は?
本気を出すのが礼儀である事
憎しみで戦っても楽しくない事
本作におけるテーマ、相愛の剣と奇麗に相反する戦いなんですね
この学校は三割が死ぬ(意訳)
彼は生き延びることができるか…?
次回、第4話「円形闘技場(コロシアム)」
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