七つの魔剣が支配する 第5話 感想[トロールの真相]このナナオノリノリである ななつま

2023年10月17日

七つの魔剣が支配する 第5話「蛇眼(グレアー)」感想

公式あらすじより引用

決闘にガルダが乱入して以来、亜人種の権利を認めない保守派の生徒たちは随分と大人しくなっていた。カティは人権派の先輩・ミリガンに見守られながら、トロールを真摯に世話しつづけ、ついに意思疎通が叶う。やっと学校生活が軌道に乗り始めたと思えた矢先、トロールを処分するべきと主張していたダリウスによる「錬金術」の授業でオリバーは目をつけられてしまう。

ABEMA ANIMEにて24時30分、配信後最新話一週間無料

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ナナオとオリバーへの喝采、第1話以来のトロール事件真相へ

七つの魔剣が支配する 第5話 感想

キス待ちするナナオ可愛いですね!!

なんて堂々とした誘いっぷり!!

事件はカティ同様人権派、その過激派の仕業

亜人に知恵を付け人権の足掛かりとする実験

人体実験による人権運動とはおぞましい

おぞましいですが実際のクジラ保護運動も、クジラは賢いから殺すながキャッチフレーズ

現実に相通じるのが一層おぞましい

主犯は「蛇眼」先輩

前回の主犯だった片目隠れ先輩が主犯

四年生ヴェラ=ミリガン

あの目、石化の魔眼を隠してたのね

サキュバス先輩といい怪物めいてますわ

彼女がトロールを脳改造、第一話はそれに耐えかねての「脱走」だったと判明

際し保守派が人権派のカティに嫌がらせ

その複合事件だったのね

実は入学時点で目を付けられてた

カティは両親が人権派の大物

当人はおっとりしてますが、陰謀に巻き込まれやすい立場なんですな

また嫌がらせしたのは前回の女子

CV市ノ瀬さんは伊達じゃなかった!!

カティに目を付けた蛇眼先輩

カティがトロルの言語力を引き出した件に感動

彼女の脳構造が特殊だろうと考え凶刃へ

ですが多分カティは普通

きっと、単に対話と優しさで言葉を引き出した

そうした人の心が解らない人か

この事件どう落着するのやら

保守派教師に目を付けられたオリバー

以前カティに激痛魔法をかけた先生

ダリウス=グレンヴィル

彼は才能ある生徒を飼い殺しにし、自身の論文発表などに役立ててるらしい

その線からオリバーが目を付けられた

オリバー座学最強ですもんね

ピートも優秀ですが今回は彼の未熟さも強調

でもそれが案外良かったのかも

噂の「従姉」も初登場

オリバーを愛称で呼ぶ従姉さん初登場

妙に言葉を区切る癖が可愛い

見た目どこか動物っぽいですな

オリバーに何やら目的がある事など彼についても焦点になるエピソードでしたわ

次回で第一話以来の物語に一区切りか

前回を振り返るミニアニメが配信

教えて☆カティ先生!! Youtube配信

眼鏡カティかわいい!

今回は魔法生物、亜人種の説明ということで彼女が最適でしたね

本作では人類を含めルーツは同じだとか

広義で見れば同じ種族

ある面、現実での人権差別と重ねたテーマとして描いているんですね

またガルダはアレでも弱体化してたとの事

母国で武人随一の強さと描かれていたナナオ

彼女と互角以上なのに弱体化とは意外

ミニアニメ「ゆかいな日常」も配信

キンバリー魔法学校のゆかいな日常』誘い桃(フィッシングピーチ) 編配信

振り返りに続きガイが活躍!

本編で皆が飲んでたドリンクに重ねた回なのね

ナナオの額を直撃など大活躍のドリンク

ガイが行動力の化身とも描写

やはり後先考えるなど素人のする事なのか!!

冒頭 オリバーの宿願

オリバー『ここはキンバリーだ、誰もが危険とは無縁では過ごせない

早朝、ガルダ事件で護衛できなかったと悔いるテレサ

気にするなと諫めるオリバー

テレサ、ようやく姿がそこそこ描写されました

OPの小さい感じの子?

テレサ=カルステ『だからこそお守りしたいのです』

『あなたが然るべき時に、果たすべきことを確実に果たせるように

言われ五人の魔法使い?との対峙が描写

対峙してるのは第一話、オリバーがフラッシュバックした女性か

EDに出ている女性

右側にもなんだか変わったシルエット?

オリバー『ああ……、そうだな…』

オリバーの願いは五人?を討つ事か

仇討ちなんですかね

皆既月食の日、いかにも神秘的な描写でした

トロールに食事を勧めるカティ

カティ『食べて…、くれた…!?

毎日朝夕通い、遂に心が通じたカティ

トロールが食事を食べてくれました

ただ前回を踏まえるといきなり不穏ですね

隣に黒幕がいますから

ミリガン先輩『……まったく、君はすごいな? アールトくんっ』

ミリガン視点で不可能に思えた事をやり遂げた

ですがこの先輩が黒幕と前回描写

彼女に認められたのは危険

学校だから能力がなければ落伍、能力を示せば他人に利用されてしまう校風

どっちに転んでも地獄

第一話の校長の言葉を思い出しますね

Aパート 魔法生物学

バネッサ『もうガルムとワーグの腸を見分けられねェ奴はいねえな~?

 今日は終いだ!解散!!

のっけから精神的にキツい実習やらされとる!!

昼前なのに食欲壊滅の生徒たち

まるで農業校ですな

農家出身のガイはある程度経験済み

ピートは辛そう

他方バネッサ先生はピンピンしてますわ

学校が動かない理由

学生食堂

ガイ『……連中、ずいぶん大人しくなったな

とは前回カティをいじめた「保守派」生徒たち

ガルダの件で保守派は静か

正直意外

魔法生物は危険だと金切り声を上げるかと思っていましたわ

管理の甘さをなじらないのか

管理徹底へ勢いづくかと思いましたわ

オリバー『昨夜のアレは亜人種の権利を認めない保守派への攻撃だろう』

状況は、黒幕の狙い通りと推測するオリバー

そりゃ確かに良くない

第一話トロール暴走事件との繋がりも勘ぐるシェラ

政治的な話するとイキイキしますね

オリバー『抗争のきっかけになる可能性があるという事だ』

まるでヤクザですね

前回を見るに保守派の方が絶対数が多い

そのぶん人権派も過激なのね

オリバー『学校は動かないだろう』

略・シェラ『死人が出れば話は別でしたが、あの程度は日常茶飯事という事ですわね

教師は生徒同士の小競り合いだと認識

意外や死者は出てなかった

あの状況で!?

まして迷宮内=危険だと前回冒頭でも強調

多少の事は自己責任なんですな

迷宮に行くなら覚悟しとけよ程度の話らしい

ガイ『今さらながらおっそろしい学校に入っちまったな~』

生徒が帯刀を許されてる学校ですしね

前回冒頭は、わざわざ剣に「刃」を付けてから迷宮に入る姿が描写

生徒も覚悟の上だろって話なのね

ナナオ喝采、ガルダ事件の副産物

シェラ『けれど今回に限れば、ナナオは大きなものを得たようです』

事件で得したのは、大活躍だったナナオ

一夜明けクラスの人気者

オリエンタルで可愛いですしね!!

強さに関しては、先日オリバーと決闘紛いの模擬戦もやっているものの

あれはレベルが高すぎたんでしょうか

カティ『なんでオリバーは人気者にならないの!?』

略・ピート『オリバーの技は地味で小難しいからな

世間とピートは残酷

珍しくガチ凹みするオリバー

彼のメンタルは鋼ですが、これは割と気にしている部分らしい

ただ「解る人」には大いにウケた様子

シェラなんて前回でのオリバーの戦術について、小一時間語ったそうな

聞かされたガイ不憫…!!

事件のご褒美

シェラ『この状況は信賞必罰の理念に反します』

そこでキスしようとするシェラ

これだから貴族は!!

冗談かと思ったらガチな奴でした

高位貴族の子女は、"名誉"を贈るのも仕事みたいなものなんでしょうか

尊か女ばい!

オリバー『それはちょっと~…』

困惑して辞退しようとするオリバー

当然のようにキスを迫るシェラ

面白く無さげなカティ

学生食堂が三国志

もう間を取ってピートくんがキスすべきでは?

ナナオ『しからば拙者もっ』

ここでナナオがノータイムでキス

なんでそう思い切りがいいのよ!!

もちろん頬にですが

さすが戦場帰りは判断が早い

カティ『ちょ!? ナナオー!?』

なら自分が、と言えない純情カティ

うーん文化の衝突

ヒロイン唯一庶民に近いメンタル

ナナオ『あの一件のご褒美なら、拙者にも同じ権利があるはずでござろう♪』

七つの魔剣が支配する 第5話 感想

からの自らもキスを求めるナナオ

イチャイチャしてる!!

クラスの人気者になったナナオ

たぶん今もめちゃくちゃ注目

が、さっそく「自分は誰を慕ってるか」クラス中に見せつけた感がありますね

計算なんてない行動なんでしょうけれど

シェラ『筋の通った要求だと思いますわ』

ピート『オリバーは受け取ったわけだしね

既にナナオにキスして貰ってしまった

よって断る権利はない

ナナオ得すぎる

やっぱり人生、行動力が大事なんだなって

カティ『なにこの流れー!?』

まったくである

たぶん学食に居る生徒全員の心の叫び

いったい何が起こっているんだ…

ナナオ『オリバー~? まだでござるか~?』

オリバー『ン…、解った……

わからせられてしまった主人公

幸いお約束というか、乱入者によりキスは中断

まあナナオからはキスしたんですが

今すぐKiss Me…?

??『ノル?』

オリバー『ねえさん!?

ねえさん『やっぱり、ノルだ。やっと学校で会えた、ね?

オリバーと二人の世界になる闖入者

フツー、友達を紹介してとでもいう場面でしょうに

名乗りもせずあっさり去ってしまいます

妙に区切る語調がかわいい

だいぶマイペースな人らしい

ねえさん『いっぱい友達出来たんだね? 良かったっ』

七つの魔剣が支配する 5話 感想

『じゃあ、もう、いく、ね?

カティ『あ゛ー!?

ねえさん『お友達、大切に、ね?

なにこの人かわいい

当然のようにオリバーにキスして去る姉さん

オリバーキス二連発

しかしオリバーも動じず

どうも日常的にキスしてるらしい

なるほど照れたら負け

カティの負けなんだ

第一話でオリバーが言ってた「従姉」だとの事

あと従兄もいるそうな

カティ『ノルって…、愛称で呼ばれてた……』

なんと従姉もオリバーも、名前すら紹介せずにファーストコンタクト終了

残ったのは心に傷を負ったカティだけ

どうも“シャノン=シャーウッド"

CVは渡部紗弓さん

人間不信の冒険者ティアーナ役他

ナナオ『はて…? 拙者への…、チューは…?』

ナナオ置いてきぼり

チュー

だいたい古風な言い回しですが「接吻」じゃあないんですな

死語なのがナナオらしい

保守派 グレンヴィル講師の授業

錬金術 実習

ダリウス・グレンヴィル講師『君たちの頭でも理解できる言葉で言えば……

 とても危ない、という事だ…

そう前置きし、レシピから魔法薬を作る授業

生徒をバカにする事に定評がある講師

ですが3話から既に5回目

特にカティに因縁つけたりはしてないそうな

なら厳しいだけでいい人なのか…?

オリバー『待てガイ!』

『これはかなり落とし穴の多いレシピだ!!

言った傍からあちこちでトラブルが発生

オリバーはカバーに奔走

ただレシピをなぞるだけ

なぞるだけですが、前提となる知識が必要なレシピなのか

オリバー忙しいな!!

ピート『手出しは無用だぞ!予習はキッチリしてきた!』

略『絶対に!

『手出し無用だ………

中でもフラグに余念がなかったのがピート

久々の意地ですね

周囲は魔法使いになって数代の名家

対し彼は親が普通人

差別に晒され、"自力"で乗り越えてきた人間のプライドなんでしょうか

しかしこの学校フツーじゃない訳で

オリバー『!? 何やってる!バブルグラスを入れ過ぎだ!?』

略『その子にオリーブオイルで目を洗わせろ!!

略『ピート!? それは十倍の水に…!?

トラブルの宝箱や!!

オリバー解決無双

騒動のとどめはピート、鍋が爆発寸前に

オリバーが鍋をひっくり返し事なきをえたものの

際し爆発を防ぐべく覆いかぶさる事に

まるで爆弾から庇って代わりに死ぬようなムーブでした

世話した中には前回イジメしていた生徒

でもこだわってる場合じゃねえ!!

落とし穴が多いレシピ

たとえばある調合の際、目をやられた生徒がいました

この素材は強烈な刺激がある

入れたら即フタしなければいけない

そうした「注意書き」がレシピに書いてなかったんでしょうか

知識があれば解かるはずだ的な?

グレンヴィル講師『的確な対応だ…、君、名前は?』

オリバー『オリバー=ホーンです

グレンヴィル講師『ホーン?聞かない家名だな?

保守派らしく家名重視のグレンヴィル

もっともオリバーは偽名くさい

とまれグレンヴィルは、無名だろうが馬鹿にせず研鑽とセンスを絶賛

こういうところ公正

基本的に善玉も多いCVですが…?

グレンヴィル『しかし一つ忠告しておくと……』

『付き合う友人は選んだ方がいいな?

三話、カティを庇ったのを覚えてたらしい

授業ではカティにも平等に対応

ですがやはり目の敵にしている、と改めて強調した格好か

渋くて執念深そうな声してますもんね

CV東地さんホント素敵

リックの忠告、グレンヴィルの噂

授業後 廊下 

シェラ『オリバーっ、ようやくあなた個人の実力が日の目を見ましたわね~♪

特に高く評価するシェラはノリノリである

オリバー実技無双

ピートも謝罪し一段落

元々オリバーは世話焼き、彼らしい事件ですわ

おかんの如き世話焼き無双

リチャード・アンドリューズ『無用と思われるだろうが一つ助言だ』

そんな折、珍しく単身のリチャードが助言に

照れ顔可愛いなコイツ!!

典型的な「家柄を鼻にかけ、最初に突っかかって来る」悪役令嬢的だった青年

ですが以降は助言者ポジションに?

ワンポイント助言していくタイプのヤンキー

オリバー『…グレンヴィル先生の事か?』

リチャード『器用な生徒を助手として飼い殺しにする

 優秀な者からは研究成果を横取りし

 自分の論文として発表する……

『そんな悪い噂に事欠かない人物だ

目を付けられたから注意しろというリック

あくまで噂であるものの

さて事実か否か

リチャードのように、顔が怖いだけで根はいい人っていう可能性もありますが

生徒に激痛魔法かける体罰教師

いわゆる「時代遅れの人」の典型

噂通りの悪い人…?

シェラ『リック……!!』

幼馴染の気づかいに感動のシェラ

オリバーとの関係改善

のみならず「リックが他人を気遣うようになった」のが大きいんでしょうか

この調子で周囲と和解していくのかね

リチャード『僕の知り合いがミズ・アールトや君達と話をしたいそうだ』

曰く第一話トロール暴走事件について

知り合いだったの!?

リチャードは「家系」を気にする保守的な人物

大枠でいえば保守派なんでしょうな

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Bパート 第一話暴走の真相

マックリー『Mr.アンドリューズに言われて、一応謝っとこうかなって……

そこまでド直球で助けてくれたんかいリック!!

前回の嫌がらせした生徒の一人

主演級のCV市ノ瀬さんが演じる為、妙に存在感があった生徒

実は第一話に出てたらしい

マックリー『人権派は魔法界の恥さらしだって親から言われてたから!!』

ガイに怒鳴られ取り乱すマックリー

親が言ってたんです!!

CV市ノ瀬さんが言うと「ガンダム 水星の魔女」を連想してしまいますね

それで進めば二つしちゃったのか

カティ『どうして…、意見があるなら直接言えばいいじゃない!?』

集中砲火に遭うマックリー

というかこうなるのを承知で、単身で謝りに来たってなかなかできるもんじゃない

その点たいした子なんでしょうな

オリバー『つまり"カティが走るように呪文をかけた"のは君なんだな?』

カティ暴走事件の真相

第一話、フードの人だったのか!

言われてみると泣きボクロ

わかりやすく外見的な特徴を描いてたんですね

キャスト欄にも名前が

第一話時点で名前が書いてあったのか

オリバー『……じゃあ共犯者は誰だ?』

『もう一人、トロールを狂暴化させた人間がいるはずだ……

もちろん知りませんでした

ちょっとしたいたずらが大事になった

それで罪悪感があったのか

曰くただ「勝手に走る」魔法で、恥をかかせようとしただけだったと

単にイジメだったらしい

あんな意味深なムーブでただのイジメとは

トロール事件、もう一つの謎

謝罪終了 廊下を歩くオリバー組

カティ『彼女は呪文を唱えた以外、何もしていない……

『ではトロールの暴走は一体…?

真相が判明して迷宮入りするトロール事件

カティはとりあえずトロールの世話

カティは政治的影響力のある親を持ち、入学前から目を付けられていた

まさかそんな割と重要そうなポジションとは

当人のほほんとしてるので意外ですね

カティ『私!トロールのところに行ってくるっ!!』

改めて仲良くなりに行くカティ

彼女の強さに敬服する一同

ただ政治的影響力が分かった以上、単身で行動したのは不味かった気もしますね

問題はそれとは別の方向でしたけれども

トロールに食事を勧めるカティ

カティ『ねえ、あなたはあの時どうして暴れ出したの?

トロール『ン……

カティ『私、わかるよ!あなた自分から誰かを傷付けようとする子じゃないって……

『なのにどうしてあの時は…?

何か言おうとして沈黙するトロール

三話といい人間くさい

第一話曰くカティはトロールと育った

また前回ガルダも、魔法文字だか意思表示をしていました

彼らが意思を持つのは示唆

ですがそれ以上の問題だったんですね

本作における魔法

オリバーに特訓を受けるナナオ

オリバー『呪文はいわば、内心のイメージと現象を繋ぐ架け橋だ

『杖から放たれる火はそれ以前に君の内になくてはならない

『丁寧に思い描くんだ

個人レッスンもうまくいかないナナオ

本作の魔法、想像を現実化する技術なんですな

しっかり想像するのが大事

ナナオは素直だから向いてそうでもありますが

ナナオ『己の内を巡る力を扱う事なら』

『剣の修練で叩き込まれてござる……

『けれども、ひとたび身体を離れた力をどう扱えばいいのか…?

体内魔力を身体強化に使うのは出来てるらしい

そこに詠唱もいらない

東西での方針の違いでしょうか

東方では武術、技術化されてるんですな

中でも彼女は、魔力が流れやすい水晶みたいな髪質をしているんだそうな

魔力を「使う」素質はあるらしい

オリバー『自分と外界の仕切りを取り払うんだ…』

『皮膚の外側に広がる世界へ、自己を溶け合わせる……

内面での想像を、外界で現実化する事

体内の魔力を現象として外に出す

呪文を唱えればそれでいい、という内容ではないので苦労しているようです

ただ、現状は体内循環させてる力を外に出す

白兵戦の分配に難がありそう

迂闊に連発すると、持ち味である白兵戦に支障が出たりするんでしょうか

事態を変えた言葉

トロールの世話をするカティ

トロール『きみは…、もう…、……くるな…

カティ『あ、あなた、言葉…!?

トロール『はなれたほうがいい、あいつ、あぶない……

まさに見守る「危ない」先輩

このトロールは特殊な個体だったのだと

前提からして特殊だったのか

またトロールは、"自分のイメージ"を言葉という形で外に出すことに成功しました

オリバーの魔法講義となんか似てますな

再びオリバーとナナオ

ナナオ『……風の呪文もまだまだでござるな~…

しかしだいぶ良くなった様子

木を揺らすほどの風魔法に成功

発動エフェクトも出てた!!

なんだかんだでちゃんと習得していってるんですな

カティ『この呪文は拙者も早く身に着けたいでござる!』

『オリバーが皆と力を合わせた

 最初の魔法にござろう?

まあ素直な願い

てっきり前回ガルダ戦のことかと思いきや

第一話トロール鎮圧事件の事

あの時オリバーは、皆に風魔法を使わせて「竜の啼き声」風に音質を操作して見せました

あんなふうに“皆と力を合わせたい"

それが彼女のモチベーションなのね

トロールは「暴走」ではなかった

ナナオ『あのトロールなる大きな人が、また逃げ出すとは思い申さぬが……』

略・オリバー『!? あのトロールは"逃げた"と?

実はナナオがとっくにヒントに気付いていた

なんとなく感じたらしい

敵の動きから、次にどう動きたいか推測する武芸的な見方なんでしょうか

ナナオはその特殊性に無自覚だった様子

ナナオ『されど暴走と何か違いが?』

オリバー『大きな違いがある

『もし逃げ出したのだとすれば、あのトロールは……、まさか?

思い当たって急ぎ向かうもカティが行方不明

行動が早い!!

トロールはさっき逃げろと言いました

彼自身逃げたかったんですね

前回のコボルドを彷彿させます

オリバー『…? カティの杖剣か』

戦闘力を奪う為に置いて行ったのか

或いはたまたま落とした

またトロールは健在

てっきり殺害、もしくは廃人化されているかと思ったので意外でした

貴重なサンプルだからでしょうか

トロール『あいつが…、つれて、いった…』

ナナオ『この御仁、言葉を…!?

オリバー『やはりそういう事か……

おそらく迷宮だろうとひた走るオリバー

道中、事件の背景をナナオに説明

本作でトロールが喋るなんて相当突飛な事らしい

ですがオリバーは話を聞いた事があった

本当なんでも知ってますね

第2話サキュバス先輩の研究など、あらゆる論文に精通しているオリバー

前回曰く「凡人」と自認

それゆえに努力した産物か

トロールに施されていた実験

オリバー『人権派の一部が進めていた研究に』

『亜人種の知性化というものがあった

『人間に劣らない知性を亜人種が持てば

 人権を得られるだろう

 と考えた人々がいたんだ……

批判を浴びてすぐ下火となった知性化実験

人権派自体が止めたらしい

誰かがその技術を密かに継承した

現実でのクジラ保護運動を連想させますね

保護派はクジラは賢いから殺すながキャッチフレーズ

知性があるなら差別すべきでないのだと

そう考える人は実際にいますから

もちろん知性の有無で考えるのは危険

なら知性がなければ差別していいか?

知性がなければ殺していいか?

そう発展しかねないのが危険な発想

本作世界観で考えても

知性を与えた結果、種族のパワーバランスが壊れそうなのも危険ですね

知性を得て人類の敵になったら?

というか絶対に敵になるはず

実際に差別されている為、知性を得れば手を取り合い反旗を翻しそう

ロボットの反乱を連想させますわ

オリバー『あのトロールは脳をいじられている!!』

『パレードで脱走を図ったのは、その境遇に耐えられなかったからだろう

カティが親の影響で嫌がらせにあった

結果騒動になった

トロルが、騒動の隙に脱走しようとしたのが第一話の事件だったんですね

あったまいい!

見通しが甘かったのも間違いないですけれども

そこまで計算できれば立派ですわ

ナナオ『生きながらにして頭の中をいじる、でござるか……』

人権の為に人権を無視した

問題は単なる「教育」とかではなかった

魔法による外科手術みたいなもの

おぞましい話になってきました

そら同じ人権派が全力で止める訳ですわ

オリバー『…これ以上潜るのは危険だ』

『ゴッドフレイ統括か、ウィットロウ先輩に知らせて指示を仰ご……、うわ!?

なおこの一言が地雷だった模様

この二人が出てくると洒落にならない為、黒幕が自ら動く羽目となりました

どんだけ恐れられてんの統括!

さすがアインズ様!!

ミリガン先輩の望み

オリバー『やはりあなたか、ミリガン先輩!!』

ヴェラ=ミリガン『私の工房へようこそっ

略『参ったよ、苦労して一年がかりで使い魔に仕立てたというのに

 お披露目の日が命日になるとは……

登場早々、ガルダを殺った件を愚痴る先輩

使い魔だったのか

あれほどの怪物を意のまま操れるとは恐ろしい

前回の騒動で保守派は勢いを失った

前回のは、人権派として保守派をキャン言わせる為にやった事だったんでしょうか

そんな人権的にも見えないんですけれども

ナナオ『オリバー!あれを見られよ!!』

カティを気絶させ捕えていたミリガン

曰くまだ何もしてない

言いながら撫でていくのがいやらしい

ミリガン『トロールの脳は完璧に調整したんだ』

『なのに、彼はどうしても言葉を話してくれなかった。本当に長く行き詰っていたよ……

『だが、まさか彼女が鍵だとは

『この子が、彼の言葉をしゃべる能力を目覚めさせた……

 いったい何が有効に働いたんだろうねえっ

まあ嬉しそうだこと!

えらく誤解がありそうな事を口走るミリガン

トロールは彼女を恐れてました

カティは彼に信頼されました

だからミリガンには喋らず、カティには喋ったという単純な状況に見えるものの

そうした普通の発想に気付けないのか

或いは本当にカティに特殊な素質があるのか?

あまりそうは見えないですが

ミリガン『ほんのちょっと見せてもらうだけさ』

『彼女の脳をね?

絶句するオリバー

ですが実際、あのトロールは無事なんですよね

頭手術し、戻せる技量があるらしい

すげえよミリガン先輩!!

ミリガン『才ある者に特有の傾向を、脳から直接見て取れる♪』

脳の分析に秀でた魔術師なんだそうな

なにそれこわい

実際、脳の神経細胞研究は現代で進んでます

神経細胞の構造は個人により違う

統合失調症の研究に活かされているそうな

ミリガン『心配しなくても痛みは感じさせない!』

ちゃんと戻すから心配ないと力説する先輩

心から言ってるのが怖い

もっともあのトロールがただの成功例で、数知れない失敗があった可能性も

実際、開頭して戻せるかは判らない

視聴者目線だと不明ですね

シュレーディンガーの開頭手術

ミリガン『任せてくれたまえ、この通り経験豊富な私に!!』

言って巨大ビーカーの亜人種を公開

いずれも脳をいじられている

美しいマーメイドの姿も

一応人権派の流れらしいも、どうみても亜人種の敵って人ですわ

亜人が知恵を得たら真っ先に襲われそう

蛇眼(グレアー)

ナナオ『この御仁とは…、問答するだけ無駄でござる!』

が、突貫したナナオはもちろん逆襲を受けます

前回ガルダ騒動の黒幕

つまりナナオ達だろうと、自分なら倒せると踏んで出てきた実力者なんだと

しかしこのキャラデザがフリだったとは

ミリガン『反応が早い!』

『一年生を相手にしている気がしないねえっ

実は隠れていた左目が「石化」の魔眼

ナナオは瞬時に石化

ですがオリバーが、彼女を魔法で退避させるると石化が解除されました

それで「蛇眼」なのね!

ミリガン『子煩悩な両親から贈られたものでねえ?』

『いかんせん人を選ぶから

 ここに落ち着くまでにきょうだいが五人ばかり犠牲になった

『親の愛とはかくも重い

親譲りの研究愛?

果たして皮肉で言ってるのか、本心からなのか

常識自体が狂ってるので判断し難い

オリバー曰くバジリスクの魔眼

後天的に移植されたと

ミリガン自身、親の人体実験の産物なんですね

『改めて名乗りを上げよう』

七つの魔剣が支配する 5話 感想

『キンバリー魔法学校四年生ヴェラ=ミリガン、専門分野は亜人種の生態研究

『彼らの地位向上を望んで止まない……

『人権派の魔女

『この眼を知る者の間では、ひねりもなく「蛇眼のミリガン」などと呼ばれているよっ

改めて一応人権派なんですな

蛇=バジリスク石化の魔眼

バジリスクというと後年、コカトリスと混同が進んだモンスターでもあります

また個人的にトカゲのイメージ

割と人によりイメージが別

蛇眼=バジリスクとは意外でした

原典とされるプリニウスの「博物記」ではヘビと明記されているとのこと

ネロ皇帝と同時代の人の書物ですな

次回、第6話「顕現(アライズ)」

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七つの魔剣が支配する 第6話 感想[オリバー達の目的]タイトル回収!! ななつま ネタバレ

ななつま 第4話 感想[勇者と凡人]アンドリューズ決闘!! 七つの魔剣が支配する

七つの魔剣が支配する 感想

七つの魔剣が支配する 第1話「入学式(セレモニー)」
七つの魔剣が支配する 第2話「魔法剣(ソードアーツ)」
七つの魔剣が支配する 第3話「死兵(ソルジャー)」
七つの魔剣が支配する 第4話「円形闘技場(コロシアム)」
七つの魔剣が支配する 第5話「蛇眼(グレアー)」
七つの魔剣が支配する 第6話「顕現(アライズ)」
七つの魔剣が支配する 第7話「両極往来者(リバーシ)」
七つの魔剣が支配する 第8話「挑戦者(ライバルズ)」
七つの魔剣が支配する 第9話「迷宮探索(エクスプロア)」
七つの魔剣が支配する 第10話「主従(マスターアンドナイト)」
七つの魔剣が支配する 第11話「責務(デューティー)」
七つの魔剣が支配する 第12話「生還率(ポッシビリティー)」
七つの魔剣が支配する 第13話「賑わいの森(ノイジーフォレスト)」
七つの魔剣が支配する 第14話「淫魔の末裔(サルヴァドーリ)」
七つの魔剣が支配する 第15話「聖歌(ラストソング)【最終回】」