転生賢者の異世界ライフ 10話 感想[黒幕とヤンチャ]ちょっと聞きたい事があった ネタバレ 第二の職業を得て、世界最強になりました

2022年9月13日

転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~ 第10話「それどころじゃないみたいだった」感想

 公式あらすじより引用

ユージはオルダリオンの街で司祭シュタイルと再会。シュタイルはユージに自身とヴァルターという男の過去と、これからの運命を予言した神のお告げについて話をする。お告げによると、ユージとヴァルターはいずれ相まみえるとのことだが……。

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救済の蒼月、その誕生経緯。信仰の根幹

ちょっと話を聞きたいからって敵拠点を壊滅させないで?!

さすがユージさん空気を読まない!!

かつて、犠牲を恐れて仲間を失ったシュタイル
だから今度は犠牲を恐れないのか

その「犠牲」に自身を捧げるとは漢気ある決断

昔はヤンチャしてたとは意外

実はシュタイルが設立した宗教団体!?

太古の神話など、由緒正しそうなシュタイル

ですが先鋭的化した新興宗教だったのか

実在の新興宗教、たとえばオウムの教義も仏教ベースですものね

ですが本作は信奉する「神」が実在

ヴァルターは機械補助で託宣を受けてる感じ?

宗教性の違いによる解散だったのか

ただしヴァルターは「親玉」ではない

ヴァルターは敵の手引きをしただけの裏切り者

作中一帯の統括担当でしかないとの事

まだまだ戦いは続くんじゃな!!

冒頭 排他的な街オルダリオンへ

物々しい雰囲気のギルドを、ユージは依頼を受注せず退出

何が物々しいって受付嬢がいない

毎回、可愛い受付嬢が朗らかに対応しますが
苦虫を噛み潰したオッサンばかり

高齢化が深刻ですね

『黒髪黒目の若い冒険者、あれがユージか』

透明化したスライムを残した退出したユージ

ギルドは油断し、内輪の相談

やはり救済の蒼月に乗っ取られ、ユージを警戒し消そうと相談
が、ここで消せば疑われてしまう為
二の足を踏んでる様子

先の暗殺者と同じ葛藤ですね

ただでさえこの街、後ろ暗い状況なんですし

信徒『ヴァルター様に報告を上げておこう』
ユージ『ヴァルター……?』

そこまで聞いたところで、シュタイル&ヨハンが来訪

曰く神のお告げ

ユージの持ったグラスに映っての登場

なんて洒落た登場でしょうか

余談ですが

前回の魔物防具はとりあえず装備してない様子
戦闘になったら着ける感じ?

目立つのを避ける為って感じでしょうか

作画が大変ですもんね

Aパート ですがここなら安全です

教会で人払い、ユージを招くシュタイル司祭

紋章はシュタイルの司祭服と一致

ここなら安全だ、ヴァルターについて話したいという司祭
もっともユージは安全か訝しがるものの
話はそのまま進行

この脇の甘さはシュタイルの人柄でしょうか

甘いというか信頼しすぎというか

シュタイル『かつて、"蒼月の教会"という組織がありました』

演出は、まるでスライムが合体するようなもの

前の神霊、賢者もスライム使いだから?

この組織は今はないのね

シュタイル『昔は少々、荒れていた時期がありましてねえ…』

『元々は、死んだ仲間の傭兵を弔う為に始めた…』
『ただの教会の真似事だったのですが』
『次第に、行き場を失った荒れくれ者たちや村人たちが身を寄せるようになりました』

明かされたシュタイル司祭のヤンチャな過去!!

お坊さんが元ヤンだった的

身内の弔いのはずが、宗教団体化した組織だったのか

ただ司祭は「お告げ」を聞ける聖人らしい

教会の真似事だが「神」は本物?

彼が語る神話も、古から伝わるもののはず
組織としては新興宗教にあたるものの
でっちあげじゃない

だからこそ人が集まり、だからこそヴァルターは疎んじたんでしょうか?

神の声が聞けるのに何やってんだ的な?

『ヴァルターはとても信仰心が強く、神への敬愛を欠かす事のない熱心な男でした』

ヴァルターは信頼され、シュタイルの右腕

ただ、シュタイルは真似事で宗教を始めたのに対し
ヴァルターは信仰に熱心

その温度差があったんでしょうか?

『お告げを聞きました、"蒼月の教会を解散するように"と神は仰った』
『しかし仲間を失いたくなかった私は』
『そのお告げに背いてしまったのです』

ですが結果、仲間を殺され教会は乗っ取られ

組織が大きくなった事で、標的になってしまったんですね

組織を解散すれば、仲間を失うと躊躇った

結果仲間が殺されたとは因果な話

えらく即物的な予言をするのね

『彼らの襲撃の手引きをしたのは、他ならぬヴァルターだったのです』

つまりヴァルターは「親玉」ではない

敵は信仰心を利用し、宗教団体の統合を行った

更なる親玉がいるのか

シュタイル『より過激な思想を掲げるようになった襲撃者たちは、世界に救済をもたらす事を目的としました』

『それが今の"救済の蒼月"なのです』

そしてヴァルターは一帯の統括でしかない

善意が組織と信者を集めたものの、創立メンバーは排除された

典型的とはいえ悲しいですね

ユージ『元々、司祭が作った組織だったとはな…』
シュタイル『だからこそ、責任を感じています』

そして神がヴァルター担当地域に司祭を呼んだ
神はヴァルターを止めようとしている?
と希望を持ったと

しかし神はいかなる存在なのでしょうか

『つい先ごろ、またお告げがありました』

『世の混沌の始まり。穢れし光が、世界へ染まらん』
『使者を導くは神の救済が授けられしところへ………』
ユージ『どういう意味だ?』
シュタイル『救済の蒼月、すなわちヴァルターが"穢れし光"なるもので、世界を混沌に陥れている事』
『そしてヴァルターのところへ、使者がやってくるという事ではないかと』

司祭はユージこそが「使者」だと推測

ヴァルターと戦う事になると祈ります

神の声が聞こえる司祭には、決定事項に他ならないのでしょう

ですがユージは自身を過小評価しています

大仰すぎてピンとこない様子

ヨハン『どうして、最後までお告げをお伝えしなかったのですか?』
シュタイル『使者を守る為です』
『もし予言の続きを聞けば、彼は神に逆らってしまうでしょう』

かつて自身逆らい、仲間を失った事と重ねたか

正直情報は共有すべきに思えます

ですが知らせて負担をかけたくなかった

年寄りのおせっかいが優しい

ヴァルター『……神よ、お告げを』
※シュタイルが受けた啓示と全く同じ
『…そして導く者の死と共に、賢者が現れる!?』

前回ラストの啓示

シュタイルが隠した部分とは、彼の死を意味するものだった

にしても、使者と賢者が分けてありますが
両方ユージの事のハズ

或いは本来二人のはずが、ユージは兼ね備えてしまったのか?

はたまた「賢者」に進化する?

次回、予言はどんな形で現実となるのか?

ユージ『使者と言われてもなあ……』
五話回想『神話に出てくる大魔物使いが、スライムで物を運んでいたって…』
ユージ『そうだった…、明日聞いてみるか』

五話で司祭に聞こう、と思い立った質問

今回、聞く為に司祭を追う話んですね

神話には神に呼ばれ真竜を倒した神霊と、大魔物使いが登場

ユージの前任者なんでしょうか?

Bパート 急な用事が出来て参った

翌朝、訊ねようと会いに行ったところシュタイルは「急な用事」で旅立っていた

それも早朝、人目を避けての出発

今回ユージは、ギルドや街自体が怪しい為か
ウルフたちを街の外に待機

そのウルフ達の目をかいくぐったとは相当です

際し、街の全景が描写

ぐるり防壁に守られ、出入り口は多分一つだけ

そこで待機してるウルフ達が気付かなかった

司祭が、相当用心していたという事が
状況から察せられます

それでも見ていたのがスライム達であった

ユージ『追ってくれ、必要なら森に居るスライム達を仲間にしても構わないからな』
シュタイル『これは人の手による呪いです』
『"古の神よ、その力をお貸し給え"』
『"留まりし闇の帳、開きたる神の光、その加護を以って混沌の深淵を退けん"』

司祭たちは前回ラスト、巨大な木の根の狭間へ

彼らと対比、空間の巨大さが際立ちます

敵地であり死ぬ覚悟、お付きヨハンは置いて行くかと思いました

同行すればほぼ確実に死ぬのですから

ですがこの違和感が前振りか

ユージ『(仲間にして良いとは言ったが…)』

『(多すぎないか?)』

現地スライムを大量テイムしていたスライム

というかこの地にもスライムがいるのか

もちろん、先の火山帯スライム
レッドスライムも同行

現地スライムは「怖いし入れないし、入ったら出られない場所」に入っていったと説明

三重殺!! 三重殺だわ!!

ユージ『(とんでもない場所があるんだな)』
シュタイル『……どうやらすんなりとは通していただけないようですねえ』
『神のご加護を!!』

今回、元傭兵だったと明かされたシュタイル

救済の蒼月構成員にさっそくの無双!?

術で防御強化し、肉弾戦で圧倒するスタイルか

構えに残像、達人の佇まいでしたわ

昔ヤンチャしてたのは伊達じゃない

ユージ『解呪・極!

司祭が神のご加護(物理)していたその頃

ユージは解呪(魔法)で呪いの帳を粉砕!?

さっき司祭が、道具を併用し詠唱で「一時解呪」した呪いの帳

ユージにかかれば粉々だったよ粉々!!

ヴァルター『お告げに導かれたか!』
シュタイル『"導く者の死と共に賢者が現れる"! 覚悟の上で私はここに来た!!』
『今度こそ私はお告げの通りに事を進めます!!』

過ちは繰り返さない、自分の死だとしても!!

司祭、尊い覚悟だった!!

司祭は深部で待ち構える信徒たちも単身で撃破

鍛錬を怠ってない系のジジイじゃった!!

ヴァルター『ふふふ…、あの頃のお前を思い出す』

ですが昔の仲間だっただけに、ヴァルターは彼を警戒していた

ヨハンが教団スパイだったと明らかに

シュタイルはヨハンに捕縛

やはりお付きの美少年は敵が相場だった

シュタイル『そういう事か……』
『使者をここに導く為に私を利用した!』

『今までの事も、全てお前が仕組んでいた事だったのか…』

騙されたもののシュタイルの理解も早い!!

第4話回想、ドライアドの森に放った魔石が浄化された

ヴァルターは危険視し魔物を放った

それが第1話の真相だった

あれはユージを狙ったものだったのか

ヴァルター『我らが生み出した魔物達では、歯が立たなかった…』
『その行方を探そうとしていたとき月が蒼く変わり』
『そして古の竜が現れた!!』

月が蒼く輝き、人々を滅ぼす真竜が現れた!!

救済の蒼月を象徴する事件でしたが、シュタイルが王都から持ち出した短剣が活用

神話通りユージが打倒した

それが2話~4話の事件

直後シュタイルが消えたのは教団から身を隠す為だったらしい

それで長らく出番なかったのか

ヨハン『その間にも使者は次々と我らの追手や計画を封じていった』

5話から6話は、魔石製造計画を村ごと粉砕し
名物料理目当てに薪を割った

7話は教団の暗殺者を誤解させ口封じ

8話から9話は、教団が狂暴化を図ったファイアドラゴンを粉砕

全ての事件が教団絡みだったと

ヴァルター『だがそれも終わりだ』
『我らの計画は次なる段階へ進んでいる!!!』

教団はユージを導く為に、シュタイルを敢えて泳がせていた

もちろん過程で散々返り討ちは想定外!!

であれば、導くほど大事な使者の暗殺を図るのもどうかと思いますが

予言者ヴァルターと部下の認識の違い?

意図的に報連相を怠った結果?

ヴァルター『新たなお告げと共に、我らの理想は実現される!!』

言葉に被せて「容器」が満ちていく様が描写

施設全体のラインを通じ、力を集める装置?

同じ模様がヴァルターにもあるのは、彼にも力を流している為?

力を集める装置の応用なんでしょうか

救済の蒼月の理想

キャッチフレーズは穢れた世界に救済を

救済が死による浄化なら、世界を滅ぼす装置?

死こそ、浄化だと信じてるからこそ
信徒たちは自害する?

ユージを招いたのも「使者の力を利用する為」なら辻褄が合います

彼の魔力を吸い取る狙い?

ヴァルター『シュタイル! 絶望せよ!!』
『お前のたくらみは全て水泡に帰す!!』
『この穢れた世界は、お前を見殺しにする!!』
『そして神をも我らに味方する!!』

ヴァルターはシュタイルに目にもの見せたいのでしょうか

彼は古の神の敬虔な信徒

対しシュタイルは、弔いの為に始めたなんちゃって宗教家

世界を憎むヴァルと、救いたいシュタイル

宗教性の違いによる解散か

シュタイル『私がここで殺されれば、使者が現れ必ずお前のたくらみを打ち破るでしょう!』

どちらも「使者をこの場に導く」予言で行動

シュタイル視点では、ユージは皆を救ってきた

だから彼が来れば事件は解決する、それが神の意志だと信じてる

でもヴァルターも彼を待っている

ヴァルター『ふふふ真実を知らぬまま死にたいのなら』
『その望み! 叶えよう!!』

真実、ヴァルターは「ユージを利用する予言」を聞いたのか?

どちらも神の意志で動いてるものの食い違いが

神の最終目的は何なのか?

どちらも神を誤解していそうですね

ヴァルター『信者達にはあらかじめ呪いの力を与えておいた!!』

シュタイル『これが"穢れし光"……』

『人に呪いをかけるとは! どこまでの外道だ!!』

魔石同様の呪いが、信徒を次々とモンスター

第1話の怪物そっくり!!

今回曰く我らが生んだ魔物とはそういう事か。ヴァルターも既に施術済み?

この呪いを広く拡散する狙い?

ヴァルター『我が友よ! その顔が見たかった!!』
『私を憎み、屈辱に満ちたその顔を!!』
『最後にお前に会えて、嬉しかったぞ』

シュタイルは右腕と思ったのは私だけだったと述懐

ですがどうも同じ気持ちだったのかも

また「最後に」と言う辺り、ヴァルターも身を捧げるつもりなんでしょうか

互いに覚悟の上とすれば似た者同士ですね

可愛さ余って憎さ百倍…?

しかし全てを薙ぎ払いユージ到着
ユージ『シュタイル司祭、ちょっと聞きたい事があるんだが……』
『どうやらそれどころじゃないみたいだな』

5話曰く神話に出てくる大魔物使いがスライムで物を運んでいた

その件を聞きたくて探していたユージ

ちょっと聞く為に、エリア管轄支部は壊滅状態
ちょっと聞く為に壊滅させた?!

老人達が愛憎劇やってる真っ最中に!!

いつもながらマイペースすぎる

司祭コンビ、なんというか気の毒な

次回予告『もうすぐ、とんでもない事が起きるよ』

予告でも神のお告げが!!

マユスラが天啓を受けて壊れたスピーカー

次回「お告げの通りになった」

同じ神の予言で動くも、正反対なシュタイルとヴァルター

髪の毛の量も正反対ですね……

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