葬送のフリーレン 第5話 感想[竜にも引かない大戦士!!]シュタルクと幻影 ネタバレ

2024年1月3日

葬送のフリーレン 第5話「死者の幻影」感想

公式あらすじより引用

フランメが残した手記に記されていた“魂の眠る地<オレオール>”を目指すことに決めたフリーレンとフェルンは、アイゼンと別れ旅路を歩んでいく。今は魔王城があるその場所で、ヒンメルと話すことができるのか…。ある村を訪れると、村人が何人も幽霊に連れ去られ行方不明になっているという。

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死者との出会い、戦士の怯え。若き大戦士シュタルク登場!!

葬送のフリーレン 第5話 感想

大いにヘタレじゃんシュタルク!!

だがそこがいいのだと?

怖いとヘタれながら、村人の為に留まる姿も強さも「勇者」のようでした

少なくとも面白さはフリーレン仲間検定合格

前編は幻影、後編は戦士とガラリ違う回

ヒンメルへの解像度が熱い

フリーレンが知るヒンメルの素晴らしさか

本作が「死者に会う為に魔王城を目指す」物語であるだけに

死者の幻影を撃つ心の強さが染みる回

そしてシュタルクは心が弱い

自信を得た時、どんなに強くなるのか!!

大戦士アイゼンの弟子シュタルク

竜から村を守る若き戦士の登場回!!

ドラゴンスレイヤーじゃん!!

弟子なのは察せられたも、"逃げた臆病者"で良い戦士だとは謎めく問いかけ

シュタルクは幼い頃に家族を見捨てて逃げた

今は赤の他人を見捨てず逃げない

怖いけど逃げない心の強さを得た

知らない内に、変われたと証明してるのね

フリーレンと似てますわ

死者の幻影

死者の幻影を見せ人を誘い込む魔物の仕業

見た目だけでなく人柄も再現

見るものの記憶を探ってるから当然か

タチが悪い事に、幻影にかかってると「周りが話しかけても」聞こえなくなるらしい

己の心で打ち破らねばならないと?

フェルンに荷が重かった

けれど彼女の愛情深さを見た回でした

ハイター、そしてヒンメル

フリーレンが知るヒンメルの真っ直ぐさ

フェルンが知るハイターの優しさ

あくまで幻影ながら、心の強さを感じさせられるとは切ないものですね

直後が「心の弱い戦士」なのも因果

冒頭 旅の目的

アイゼン『フリーレン、“魂の眠る地"オレオールを探してヒンメルと話すんだ

大魔法使いフランメの手記『大陸の遥か北の果て

『この世界の人々が天国と呼ぶ場所、“魂の眠る地"オレオールにたどり着いた

 そこは多くの魂が集まる場所で

 私はかつての戦友たちと対話した

旅の目的はヒンメルと話す

その為に、今は魔王城が建っているかつての「オレオール」を目指す

魔王城へ二度目の旅路!

魔王は「殺した」

そっちも死者絡みなんですね

その末裔や残党との衝突?

或いは当人か

アイゼン『すまんな、長い旅路になる』

『俺達は十年かかった

フェルン『そうか…、ヒンメル様たちが魔王城を目指した道のりと同じなんですね

第一話冒頭で“帰ってきた"道を再び行く

フェルンにとっては長すぎると詫びるアイゼン

長命種ながら人の時間感覚も知っている

終わるころには27歳か

でも当時と違い、戦いは終わっているから短く済むのか?

百分の一

空を仰いで無言で微笑むフリーレン

フリーレン『そうだね、たった十年の冒険だよ

しかし振り返ると、いつもの平板な表情に

変わっていない

変わっていないのだと自認している

そんな一面を見せる描写か

アイゼン『"百分の一"か』

フリーレン『っ……

八十年前、王都帰還時の回想

八十年前のフリーレン『皆との冒険だって、私の人生の百分の一にも満たない

現在のフリーレン『そんな事も言ったっけね

アイゼン『面白いものだな

フリーレン『何が?

アイゼン『その"百分の一"が、お前を変えたんだ

八十年前、魔王討伐直後は何も思わなかった

その五十年後ヒンメルが死んだ

たった十年の冒険が、彼女をボロボロ泣かせて生き方を変えるほど“変えて"いたんだと

八十年前、当時はフリーレン当人

アイゼン達も気付かなかった

知らない内に変わっているんですね

アイゼンが教えてくれた

アイゼン『じゃあ、またな』

今回も「またな」と再会を期すアイゼン

果たして今度はまた会えるのか

唯一看取らなかった

とはいえだいぶ老いているらしい

フェルン『私の人生では二分の一ですから』

『フリーレン様と過ごした時間です

フリーレン『……これからもっと多くなるよ

ちょっとした対抗心でしょうか

フェルンかわいい

そしてヒンメル達はこんな事は言えなかった

或いは思いもつかなかった?

よく意見をぶつける彼女ならではですわ

ちゃんと言葉で伝えるのが大事

フリーレンは確かに変わってる

前回ラスト、そっけなさに驚かされたものの

変わってないようで変わっている

そう自覚させる流れだったんですね

ヒンメルの存在感よ…

Aパート ハイターとの約束

回想のハイター『いい子にしているんですよ? さもないと……

回想のフェルン『さもないと?

回想ハイター『死んだ後に化けて出ます♪

いつものように笑い飛ばすハイター

これは彼が死ぬ直前

フェルンが13から15歳くらいの頃

フェルンが無事"一人前"になり、最期にゆっくり同じ時間をすごした時の事

それまでフェルンはただただ必死でした

この頃が一番貴重な記憶か

フェルン『悪い子になれば化けて出てきてくれるのですか?』

その発想はなかった

なるほどさすがハイターの愛弟子です

もちろん本気じゃない、冗談だと感じさせる悲しい表情でした

そのくらいまた会いたいのだと

遺していくには忍びない子だ…

ハイター『撤回しましょう』

『あなたが良い子でいたら、少しくらいなら化けて出てあげても良いかもしれません

フェルンがやたら人助けしたがる理由か

彼女は合理的

合理的でお人よし

その要になっている想い出なんですね

フリーレン『そろそろ村につくってさ』

馬車で目を覚ますフェルン

フリーレンに寄りかかり、フリーレンの方は当然のようにそれを受け止めていました

こういうとこ母親っぽいですね

普段の駄エルフとギャップ

勇者の死後28年 中央諸国ヴィレ地方

前回と同じ28年、まだまだ中央諸国

とてもヴィレッジな地方

二人で買い出し中らしく、フリーレンの方が荷物を持っています

腕力はフリーレンの方が上なのかね

鍛え続けたこの右手!!

八百屋『やめといた方がいいよ、もう何人も行方不明になっているからねえ』

前回曰く、この地方の峡谷から北へ抜ける

その峠がアカンのだと

なんなの走り屋でも出るの?

キャベツでけえな!!

八百屋『幽霊共に連れ去られたって話さ!』

そこで聞き込みを始めるフリーレン

聞き込みのフリーレン

お馴染みの無音劇ですな

フェルン『"死んだ身内や知り合いの幽霊"が目撃されていて』

『どれも生前の姿のまま

アンデッドじゃないなと言うフリーレン先生

本作のアンデッドは魔法で動く死体

死体なら見た目が変わってる

そういうものか

メタ的に、“魔法で生前の姿を保ってるアンデッド"もいますけれども

今回はただの村人ですもんね

フリーレン『悪趣味な奴だから出会わないように気を付けないと』

スルーしようとするフリーレン

勇者一行が総ツッコミしそう

特にハイターは、"ヒンメルみたいに人助けしてその想いを継ごう"としていたものの

いつもと逆にフェルンが人助けを主張

フェルン『私はフリーレン様と違っていい子なので』

冒頭の台詞を思うと重さが違いますね

この地球より重い

本作は地球じゃなさそうですが

フリーレン『まあフェルンがいいならいいか』

基本的に、首を突っ込むのはフリーレンの方

首も突っ込むしミミックにも突っ込む

それに呆れるのがフェルン

今回は逆なんですな

それだけ明確な「害」だからか

死者の幻影を撃てるか?

翌日 峠道の痕跡

フェルン『"幻影魔法"です

 幻を利用して、獲物を誘い込む魔物がいると

 魔法生態学の本に書かれていました

フェルンさんすっかり座学も優秀になって

弟子の鑑ですね

二人は魔法の痕跡を発見

魔法使いの眼には見えるんですな

まるで赤外線のよう

フリーレン『"アインザーム"』

『その種の魔物の中でも狡猾で貪欲で、人しか捕食しない偏食家

つまり犠牲者は食われていたのか…

なのに避けようとした

でもそれは多分、ただフリーレン様が薄情だからではないのでしょうね

八十年前ならいざ知らず

フリーレン『その人にとって"大切だった人"の幻を見せるんだよ』

ただ魔法使いなら怖くない

その幻影は、“高密度魔力"をぶつければ消える

魔法を当てればいい

それほど「簡単」なのに避けた

多分そこが肝なのね

フェルン『死者の幻影を撃てばいいのですね』

フリーレン『撃てる?

フェルン『当然です

 偽者だと解っているのですから

フリーレン『私は"命乞いする先生の幻影"を撃ったよ

さすがにハッとするフェルン

どんなに解っていても撃てないぞ、と念を押しているんですね

とても嫌なものだと

簡単だし頭では解る

それでも避けたいくらい「嫌」なのか

フリーレン『まあ先生の命乞いは聞きなれていたから』

『それほど罪悪感は無かったけどね?

シリアスが台無しだよ!

とはいうも相当な嫌悪感

ましてフェルンなら

にしても大魔法使いフランメ、フリーレンに駄目っ子扱いって相当な域ですよ

自堕落界の覇者チャンピオンみたいな人だったらしい

たぶん

幻影の声、記憶の中の人たち

霧 死者の幻影

フリーレン『幻影が出てきたら、迷わず撃つんだよ

念を押すフリーレン

際し魔法で、杖を中空に呼び出すフェルン

えっFANTASY!?

作中、どう見ても荷物が少ないフリーレンとフェルンだったものの

転送・収納魔法的な奴があったのか

あったよ収納魔法が!

でかした!!

フェルン『(動揺はない…、撃てる…!!)』

幻影のハイター『"ふふ、一段と魔法使いらしくなりましたね"

言われて凍ってしまうフェルン

それまでは動揺しなかった

無言だったらためらわず撃ってたんでしょうね

合理的なフェルンらしいですわ

幻影のハイター『"あなたがいい子にいたから"』

『"少しだけ化けてでる事にしました"

フェルン『………記憶だ…!!

絶句するもののすぐ理解するフェルン

理解したものの撃てない

多分かつてのフリーレンも、そうだったんじゃないでしょうか

敵は対象の記憶を探って「姿」を真似る

であれば「人柄」も同様か

どっちも記憶ですものね

フェルン『なんて残酷な事を…、これは私の大切な思い出だ……』

重ね重ね理解してなお撃てない

あのフリーレンが、戦うのを嫌がったほどの再現度なんですね

でもフリーレンは連れてきた

彼女が撃てばいいだけだったからか

フリーレン『……駄目か……』

単に声をかけても正気に戻らない

また当人の記憶を利用する為、おそらく「他人」には見えないらしい

知識がなければ初見殺し

あっても辛い

確かに嫌な魔物ですわ

幻影のヒンメル『"フリーレン"』

軽く驚くフリーレン

師匠でなくヒンメルが出てきた

この八十年、十年で変わったのかなと軽口

冒頭を実証した形ですね

たった百分の一の時間が、"大切な人"を変えてしまった象徴か

いいタイミングで出やがって!!

幻影のヒンメル『"フリーレン"』

『"撃て"

フリーレン『そうだね、ヒンメルならそう言う・・・・・・・・・・

解像度が高い!

ヒンメルがいい奴すぎて瞬殺

あくまでフリーレンが知る人柄とはいえ

普段はチャラそうなのに、本当に「真っ直ぐ」な人だったんですね

ついでにその余波でフェルンも正気に

やりすぎィ!!

フェルンが見た幻影

フェルン『……!!』

葬送のフリーレン 5話 感想

霧が晴れ魔物の本体が見えた

フェルンが撃つ直前、"ハイター"が見せた表情はとても複雑に見えました

決してわかりやすい笑顔ではない

悲し気に恨めし気にさえ見える表情

でもそう口にはしません

恨み事は「ハイターらしくない」からか

思い切り感情的に幻影を撃つフェルン

フェルンの心の強さでしょうか

さっきは撃てなかった

心が弱い?

でも土壇場で、こんな顔をしたハイターを撃てたのは「強い」と思いました

心の強い子ですわフェルン

フェルン『あれはハイター様の幻影でした、偽者です……』

敢えて口にしたのは、本物だったのでは?と思ってしまったからなんでしょうか

いつもの平板な口調じゃなかった

そんなはずないと頭で解っていても難しい

本当に嫌な魔物でしわ

フリーレン『次は"本物"に会いに行こうっ』

そこでようやく笑顔になるフェルン

二人が行くのは死者に会える場所

前向きないい〆でしたわ

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Bパート 勇者の死後28年

中央諸国 リーゲル峡谷

フリーレン『魔導書あれ、探してた奴なんだよねっ♪

ここを超えたら「北側諸国」関所

てなところで竜の巣

竜の宝の横取りですって!?

竜は宝を集めるのがトールキンが確立した習性

対し本作では、“魔力のこもったもの"を巣にする習性があるという設定だそうな

アナツバメの巣みたいですな

アナとツバメの女王

フリーレン『"コウキョウリュウ"』

『こいつは冒険者を何人も喰っている、どちらにせよ仕留めた方がいいでしょ?

略『やっぱり竜は硬いね

そらもう全然勝てなかったそうな

ヒットアンドアウェイ!!

フリーレンの策とは、森を利用して「撃っては逃げる」事で倒すというもの

アンタが撃つんじゃダメなの!?

今ここで!?

フリーレン『仕方がない、逃げるよっ』

フェルンに撃たせ、ダメだったなと即逃げ

殺す気か!

まあ視界が悪い上フェルンは気配消しが上手い

平気だと踏んだのか

この程度のコトで死ぬのなら今死なせてやった方が親切だ的な

ハイターがあっちで泣いてるぞ!!

フリーレン『……だよね?』

『竜と追っかけっこなんて、魔法使いのやり方じゃないよね

フェルンが無言で嫌がったため方針変更

弟子に甘い

もっとも死の淵に叩き落したのもフリーレンであるが

フェルンかつてない表情でしたね!

目が活きてやがる!

フリーレン『……素直に仲間にするか……』

と言う訳でアイゼンに頼まれていたと回想へ

正直フリーレンがぶっ放せば良さそう

フリーレンが撃って、倒せなかったら「後が大変」だからでしょうか

フェルンは気配が消せるので逃げられる

フリーレンはそうじゃない

何より「戦力不足」らしい

回想のアイゼン『俺の弟子なんだ』

回想のフリーレン『ふーん……、…いい戦士なの?

肝心なところをぼかして次のシーンへ

いいのかい!悪いのかい!

どっちなんだい!!

とまれアイゼンの弟子、その名も戦士シュタルクをスカウトへ

自分はちゃんと弟子とってたのね

フェルン『竜が近くにいるとは思えないほど平和ですね?』

近くの村は大変な繁栄

立派なレンガ造りの橋がある村でした

劇中の台詞によれば

ちょっとした城塞都市っぽい

フェルン『あの魔導書にはどのような魔法が記されているのですか?』

フリーレン『"服が透けて見える魔法"

フェルン『ン……、……フリーレン様は本当に変な魔法ばかり集めていますね……

フリーレンと服シリーズ

前に服だけ溶かす魔法薬も買ってたよね?

曰く、武器を持ってないかボディチェックにも使える実用魔術だと力説するフリーレン

でもそれえっちな魔法ですよね?

エロ漫画魔法お好きですか?

シュタルクが「英雄」である理由

老婆『シュタルク様がお会いしたいと』

なんてコントしてると「様」から使者が

ですって奥さま

もちろんシュタルクとは、オープニングでフェルンとイチャついてる男子でした

とても「様」って感じじゃないですが…?

老婆『三年ほど前、あの竜が村を襲いました……』

『そんな時に現れたのがシュタルク様です

『あの方は竜を前にして

 一歩も引かず

 長いにらみ合いの末に竜は去っていきました……

なので村の英雄と慕われているのだと

そりゃ「様」ですわ

当時彼女の孫が襲われ、庇ったのがシュタルク

でも何故逃げたのか?

これが敵ならインチキエピソード

稀によくある、敵と戦士が結託していたというエピソードっぽいですね

八百長あるある

本作は違う

つくづくミステリーな回でした

シュタルク『戦士なんてロクなもんじゃねえぞ』

自分を慕う少年に「お前は俺より強くなれる、でもやめとけ」というシュタルク

人の好さがにじみ出てますね

彼は他に食う術を知らないからでしょうか

だから未だに嫁さんも貰えん

大戦士シュタルク『あまり刺激されると困るんだ』

『村に危険が及ぶ

『竜ってのはお前らが思っている以上に恐ろしい存在だ

圧倒的強者ムーブで語ってきたシュタルク

でも正直わかる

彼の目には、要らぬちょっかいをかけているように見えたんですね

実際そんな感じでしたもんね

すごくわかる

大戦士シュタルク『この額の傷も、暗黒竜と戦った時の……』

暗黒竜を倒して角をタンスに長年預けていたフリーレン『そんなたいそうな傷じゃないでしょ

だいぶ話を盛っていたシュタルク

しかしフリーレンと聞き、人払いをしてくれました

なんせあのアイゼンの弟子

悪い奴な訳がないですものね

かつて魔王を倒した一行の弟子が、闇落ちして魔王側に寝返ってたりとかしませんよね

実は元々魔王側だったりとかしませんよね

シュタルク『師匠、怒ってただろ?』

『黙って出てきちまったからな~

だいぶ砕けた口調になるシュタルク

コロコロ変わる青年である

演技上手なんですな

キャラデザ複雑で作画大変そう

フリーレン『なんで竜を倒さないでいるの?』

『村に留まる理由なんてないでしょ

シュタルク『先にそっちの用件を教えてくれないか?

 師匠の所に戻れって言うなら

 ゴメンだぜ?

前衛になって欲しいと素直に説明

竜討伐を要請します

ですがフリーレンの目的が、趣味の魔法収集と聞くと態度を硬直

お馴染みのパターンですね

フェルンを困惑させた時みたい

シュタルク『理由もなく戦う相手じゃねェだろ!!』

竜の怖さをよく知る彼ならでは

たかだか趣味で竜と戦うなんてありえない

正論過ぎてぅぐうの音も出ない…

フリーレン『そうだね……』

際しかつてヒンメル達に、ゴーレム魔法を披露した時を思い出すフリーレン

なんて軽やかな動き!

作画班がまた死ぬ!

なんなのブレイクダンスするゴーレムを作る魔法だったの?

ドラゴンといい作画最高ですわ

フリーレン『"私の集めた魔法をほめてくれたバカがいた"』

『それが理由になるかな?

シュタルク『"褒めてくれた"……、ね

『くだらねぇな

フリーレン『でしょ?

仲良しか!

フリーレン、ムキにならないのが独特ですわ

常にマイペース

そんなだからいつも寝坊する

ただ際し、何故かシュタルクは「暗黒竜にやられた傷」を撫でていました

アイゼンから何か聞いてるのかね?

シュタルク『仲間になるのは別に構わないぜ』

案外あっさり了承

さっきまでの問答なんだったの?

思いきや、竜だけは絶対に倒せと念押し

彼なりに思うところがあるのね

シュタルク『お前なら倒せるんだな?』

フリーレン『30秒足止めして貰えれば確実に

それでさっきは戦わなかった

つくづく前衛必須なんですな

あのクヴァール戦といい、フリーレンは「守って貰う」必要がある

そこで必須人材らしい

シュタルクが倒さない理由

シュタルク『それ、俺がやらないと駄目かなあ?』

フェルン『何を言っているのですかこの人は?

フリーレン『やっぱりそういう事か……

 シュタルク?

 魔物との戦闘経験は?

葬送のフリーレン 第5話 感想

シュタルク『ゼロだよぅ!!

『助けてくれよフリーレーン~!! 俺だって!! 最初は立ち向かったんだよ!?

『でも怖くて一歩も動けなかったんだよ!?

助けてフリえもん!

ただのおもしれー男だった

これはフリーレン仲間検定満点

戦闘童貞

曰くビビってたら竜が去った

その後、皆に大歓迎されてしまって「逃げられなくなった」のだと

ミスターサタン的な子だったか…

シュタルク『村の人たち超いい人なんだよ!!』

だから逃げられないのだと

超いい奴じゃんお前

だからシュタルクは、竜だけは絶対に倒してと言ってきたんですね

自分は戦いたくないけど!

フェルン『フリーレン様』

『コイツは駄目です、他をあたりましょう

葬送のフリーレン 第5話 感想

フェルン、いい根性になって……

ハイターが見たら笑うでしょうか

泣くでしょうか

あの世でヒンメルがハイターの肩を抱いて一緒に酒飲んでそう

昔はあんなに素直な子だったのに!!

こんな素直に!!

いや素直なのは変わってないのか

フリーレン『出来るはずだ』

フェルン『そんな、やればできる子みたいに……?

謎は大きく三つ

この謎の確信、ドラゴンが襲わなくなった理由

そして巨大な断崖

シュタルクの背には、巨人が地面を裂いたような亀裂が走っていました

ブラタモリに出てきそうですね

フリーレン『このままじゃいけないことくらいわかっているはずだ』

一晩考えろと立ち去る二人

妙にシュタルクの人柄を解っているフリーレン

アイゼンに聞かされたのね

とまれ再び「そんなたいそうなもんではない傷」を撫でるシュタルク

これが彼の原点なのか

フェルンのシュタルク評

村の食堂

シェフ『いい若者だろう?

おかみさん『あの子ったら、いつもウチのご飯を美味しそうに食べてくれるからねえ♪

英雄というより自慢の子供といった感じである

とにかくいい子なシュタルク

その点も仲間検定ポイント高いですね

他人に感謝し、日々の食事を楽しむ戦士シュタルク

ヒンメルと話が合いそう

フリーレン『優しい奴みたいだからねえ…』

言って極厚ステーキを食べるフリーレン

肉食平気な子だった

まあエルフだって生き物ですもんね

フェルン『優しい? 臆病なようにしか見えませんでしたが』

ひたすら辛辣なフェルン

そこまでドSだっけ?

若者二人揃うとラブコメっぽいも、そうはいかないらしい

戦士と魔法使いはラブコメにならない

フリーレン『臆病なのは否定しないよ?』

『フェルンだって初めて魔物と戦ったとき……

言いかけ怒らせ、お口チャックするフリーレン

お母さんが怒った!!

だから実戦経験と言ったのか

一目でわかるものだと

フェルンが嫌うのは、"ちょっと前の自分みたい"って面もあるんですかね

同族嫌悪的な

フリーレン『解ったよ忘れるよ』

とかくフェルンに弱いフリーレン

にしても臆病な戦士

まるでオズの魔法使いの「臆病なライオン」みたいですね

それでOPでも震えてたのか

フリーレン『気になるなら見てくれば?』

やがて異様な音が断続的に響き困惑

それが何か解ってるフリーレンは、フェルンに見てくるよう促すのでした

村人たちもすっかり慣れてるんですな

回想 アイゼンとフリーレン

フリーレン『いい戦士なの?』

アイゼン『……あいつは昔

 故郷の村が魔族に襲われた時

 独りだけ逃げだした

 臆病者だ……

『……俺と同じだ

『だからアイツには、俺のすべてを叩き込んだ!

アイゼン、故郷を襲われ家族を失ってます

なのに生きてるのは逃げたから

同じ境遇だったと

今のアイゼンは、“逃げ出した"なんてとても思わない屈強な戦士ですけれども

同じようになれるよう鍛えたのか?

生きていけるように?

フェルンと同じ?

アイゼンは共感し、生きる術を教えてやりたくて育ててやったんでしょうか

ですがどうも思った以上に育ったらしい

曰く「今は」

かつてのシュタルクと違うんですね

アイゼン『今のあいつは、"誰かの為に闘える奴"だ』

フリーレン『なるほど、いい戦士だ

だから託し、だから信じているんですね

確かにシュタルクは臆病

けれど竜に殺されそうな子どもを、身体を張って守る度胸があった

怖いのに見捨てず踏み留まっている

臆病だけど「強い」のか

誰かの為なら戦える

怖い相手だろうと、誰かの為だったら踏み留まって戦える奴なんだと

この三年が証明しているんですね

臆病だからなお凄い

怖いのに戦える、芯が強い男なんですね

謎の音、そして亀裂の正体

フェルン『……これは、修行の跡だったのですね?

シュタルク『……………

実はめちゃくちゃ強かった!!

彼はなんでも切ってしまう竜に怯えているも

地面を割れるほどの大戦士!?

これほど強いのに自信がない、かつて逃げ出したトラウマゆえなんでしょうか?

師匠アイゼンが強すぎるから?

竜が襲ってこない理由

シュタルクを警戒してる…ってコト!?

また日々こうやって地面を割り続けている

ドラゴンにすれば、なにあれ怖いって感じで攻めて来れないんでしょうか

いずれにせよ戦闘力は一級品!!

まさに勇者パーティー!!

しかも面白れー男だとか最高ですね!

ED映像、ミュージックビデオ配信へ

milet「Anytime Anywhere」MUSIC VIDEO

ノンクレジットED映像配信

想い出を感じさせる曲

死者の幻影回にも奇しくもぴったり

映像も幻想

まるで美術品のような映像でした

次回、第6話「村の英雄」

6話扱いでいいのね!!

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葬送のフリーレン 第2話「別に魔法じゃなくたって…」
葬送のフリーレン 第3話「人を殺す魔法」
葬送のフリーレン 第4話「魂の眠る地」
葬送のフリーレン 第5話「死者の幻影」
葬送のフリーレン 第6話「村の英雄」
葬送のフリーレン 第7話「おとぎ話のようなもの」
葬送のフリーレン 第8話「葬送のフリーレン」
葬送のフリーレン 第9話「断頭台のアウラ」
葬送のフリーレン 第10話「強い魔法使い」
葬送のフリーレン 第11話「北側諸国の冬」
葬送のフリーレン 第12話「本物の勇者」
葬送のフリーレン 第13話「同族嫌悪」
葬送のフリーレン 第14話「若者の特権」
葬送のフリーレン 第15話「厄介事の匂い」
葬送のフリーレン 第16話「長寿友達」