葬送のフリーレン 第15話 感想[呪いと厄介事]シュタルクとフェルンの舞踏会!? ネタバレ

2024年1月3日

葬送のフリーレン 第15話「厄介事の匂い」感想

公式あらすじより引用

ラオブ丘陵の村にやって来たフリーレンたちだったが、村の人々は何らかの“呪い”によって眠らされていた。フリーレンによると、僧侶は女神様の加護により“呪い”が効きづらいという。“呪い”への耐性と知識を持つザインがその種類と発信源を割り出し、4人は原因である魔物の退治に向かう。

毎週 AmazonPrimeなど土曜午前0時配信

公式サイト公式ツイッター(外部)

破戒僧ザインの戦い!! シュタルクとフェルンの社交界デビュー!?

葬送のフリーレン 第15話 感想

フリーレン達全滅危機、シュタルク影武者騒動

心温まる華やかな厄介ごとだった!!

仲間は売るものなんですねフリーレン様

冷たい人かと思った領主も不器用、アイゼンやシュタルクといい「戦士」って不器用

死者に想いを馳せるのも本作らしい

改めて“息子の顔”を見られたオルデン卿切ない

冒頭フェルンに寄りかかられ、ザインを撫で、三人の姿ににっこりしたフリーレン

まるでお母さんママみたいでしたわ

フェルンとのダンスも美しかった!!

呪い、フリーレンさえ防御不能の力

呪いとは魔族、魔物が使う未だ原理不明な魔法

未解明な魔法が「呪い」か

原理不明ゆえフリーレンさえ防ぎにくく、感知さえ難しいんだそうな

今回フリーレンほぼ敗北…!?

アウラより厄介だったじゃない

呪いに対抗できるのは僧侶の魔法

僧侶の魔法も原理不明、“女神の魔法”と呼ばれる聖典に記されたもの

飛行魔法同様、なぞっているだけなのか

効果は“女神の加護“の資質に左右

資質は呪い耐性も左右

以上の理由でフリーレンも不得手、旅に僧侶が不可欠なのも納得ですね

やはりハイター様は偉大です

シュタルク遠縁?影武者騒動

北側諸国「三大騎士」オルデン家嫡男が戦死、三か月だけ影武者を頼まれることに

同家はクレ地方・戦士の村由来だとか

シュタルクの村レジェンドなの?

この影武者案件、嫡男当人が戦死に備えて遺した依頼なんだそうな

責任感が強い人だったんですね……

グラナト伯といい先立たれた父も辛い

偶然? そっくりだったゆえの依頼

最後は本当に養子にと乞われたシュタルク

アイゼンを想って辞退したも

互いに亡き息子を、遠く離れた育ての親を想う姿が温かい「厄介ごと」でした

たった三ヶ月の疑似父子だったものの

確かな親愛を感じる関係でしたわ

期せず「剣技」を学んだシュタルク

オルデン家の剣技を学んだシュタルク

同家は「戦士の村」出身、学ぶ機会がなかった家伝の剣を学ぶことができたんでしょうか?

勇者の剣はいずれ彼が?

乗馬を始め、多くを学んだ回でしたわ

ミニアニメ 4話+1が不定期配信

葬送のフリーレン 15話 感想

一分ほどで馬鹿々々しくて楽しい!!

どの魔法もめっちゃ実用的ですね

どれも欲しい

実用的なのにどうにも締まらないのが笑えます

ヒンメルは心でもイケメン

勇者一行、現一行で各二話ずつ

第一話…、勇者一行ヒンメル

第二話…、勇者一行ハイター

第三話…、現一行フェルン

第四話…、現一行シュタルク回的な感じ

デフォルメ効いてて可愛いですわ

冒頭 一緒に旅して何年目?

ヒンメル死後29年目、北側諸国ラオブ丘陵

Laubはドイツ語で植物を意味

ゆっくり馬車に揺られ、舟をこぐフェルン

馬車で船とはこれいかに

フリーレンにぶつかってしまうも

フリーレンはにっこり

しょうがないなぁって感じでしょうか

子どもみたいなものですもんね

相互お母さん

ザイン『旅をしてどのくらいになるんだ?』

フェルン『私がフリーレン様と旅に出てからですと四年ほどになります

もうそんなに経つの!?

ヒンメルの死後20年…、二人の出会い

25年後…、ハイターの死と旅立ち

27年後…、フェルン16歳

29年後…、現在

すると出会ったとき九歳だったのか

シュタルク『俺は一年くらいだなぁ…』

シュタルク登場は五話、ヒンメル歴28年でした

まだたった一年なの!?

プレゼント事件的にそりゃそうか

ザイン『そうか』

言って笑ったザイン

まだそれだけなのに、家族みたいだからおかしくなったんでしょうか

おかしかったら笑おうじゃあないか

ザイン『なぁ、このパーティーには足りないものがある』

『何だと思う?

略・フェルン『シーフでしょうか?

曰くフリーレンがミミックに噛まれるから

まだやっとんのか

このネタ久々ですね

この台詞あたりから「徒歩」になりました

フリーレン『宝箱には無限の可能性があるんだよ~』

ドヤァと言ってのけるフリーレン

宝箱を見つけるや、うひょ~とか言って一目散に突っ込んでしまう悪癖があるんだそうな

エルフ殺すにゃ魔法は要らぬ

ミミックさえあればいい

ザイン『違う』

言ってBGMを止めるザイン

実にトロンベ

時を止めるのはCV子安の特技では?

ザイン『年上のお姉さんだよッ!!

途端に再開するBGM

無駄な時間だった

曰く色っぽい大人のお姉さんがいるのがフツーなんだと主張するザイン

そうかなぁ?(そうですよ)

シュタルク『フリーレンがいるでしょうが……』

ザイン『いやだぁ、お姉さんじゃないもん~

いい年してなに可愛く言ってんだか

前回のハイターといいかわいい

僧侶は萌え枠だった…?

フェルン『(すごく辛そう……)』

その点、大魔導士フランメが一番ぴったりか

彼も「天国」に行くなら

フランメに一目ぼれでもするのでしょうか

シュタルク『…どういう事だ?』

『みんな眠ってる

しかし村に着くと、人がみな眠っている異変

ドラクエで見たやつだ!!

動物は起きてます

知性への作用か、はたまた耐性なのか

フリーレン『厄介事の匂いがするし次の村に行こうか』

冷たいよねえ

もちろん即フェルンがツッコんで調査へ

迷わず見捨てる勇気!!

ザイン『“呪い”だな』

やっぱりかというフリーレン

あくまで「見捨てる」のは冗談も、かなりマジだった事がここで窺えます

フリーレンには対処が難しいと

呪いとは? 対抗手段は“女神の加護”

シュタルク『呪いって何なんだ』 

フリーレン『魔物や魔族が使う魔法の中には

 人を眠らせたり

 石にしたりするものがあってね?

『その中でも、人類が未だに解明できていない魔法を“呪い”と呼んでいるんだ

『人類の魔法技術じゃ原理も解除方法も解らない

致命的じゃないですか!!

前回の飛行魔法と同じ

原理不明な魔法だらけなんですね

フリーレン『僧侶が使う“女神の魔法”なら話は別だ』

僧侶が回復、解呪のエキスパートだと

僧侶がいればなんとかなる!!

前々回フリーレンは解毒できなかった

対しザインはあっさり解毒、僧侶の魔法による特殊性なんですね

解毒はまだ理解できる範疇らしい

シュタルク『他の魔法とどう違うんだ?』

言いつつ、女神様の祭壇を見つける一行

神棚みたいなものか

クラフトの奴と似てますね

でもお供え物がすっかりカビてます

フリーレン『女神様の魔法は“聖典”に記されていて』

略『殆どは原理が解っていないんだ、だからあまり面白みがないんだよね……

『それに生まれながらの資質がないと扱うのは難しい

しかも聖典所持者でないと使えない、

机にその「聖典」が置いてあるも

フリーレンでは扱えないのか、彼女は持とうともしませんでした

杖みたいな発動媒体なんですな

フリーレン『この資質は“呪い”を効きにくくする効果もあってね』

これを称して“女神の加護”

だから僧侶は呪いに強い

僧侶は女神の端末

魔族・魔物の未解明な魔法=呪いに、女神の未解明な魔法で立ち向かう特殊職か

まさに魔族キラーですが原理不明

飛行魔法のように応用不能

対応の幅は魔法使いに劣るのか

フリーレン『魔法使いでは呪いは感知できないからね』

なんとフリーレンでも上手く防げない

つまり魔法使いでは防げない

アウラより厄介じゃない

フリーレン『この村がまだ呪いの範囲内って事だけは分かるかな』

フェルン『むずむずします

シュタルク『俺ら現在進行形で呪われてるって事ぉ!? 怖い!?

毒に続き防御不能案件じゃないですか

旅に僧侶が不可欠なわけだわ

ハイターがいなきゃ、勇者一行も詰んでたケースばかりだったんでしょうね

毒に怪鳥そして呪い

魔族以外でも厄介なものばかりじゃない

魔物討伐、フリーレンの言葉

 ザイン『かなり特殊な呪いだと言う事が解った』 

解呪は儀式、道具が必要

なら発信源を叩いた方が早いと討伐に切り替え

明るかったのに調査だけで夕方

天才ザインでこれじゃ絶望的ですわ

フェルン『シュタルク様が!?』

最初に呪い、眠りに落ちたのはシュタルク

耐性の問題

一番信心深そうな性格なんですが

最強なのにまたも不憫

ザイン『今使える魔法だけじゃ、五秒間目覚めさせるのが限界だ』

無いのと同じだと残念がるフェルン

念のためシュタルクも魔法で浮かせて討伐に同行させます

彼なら五秒で倒せそうですものね

フリーレン『……フェルンが起きない』

すっかり暗くなりフェルンも寝落ち

フェルン、ハイターに育てられたも「資質」はなかったんでしょうか

或いはその筋の教育を受けてないから?

女神魔法、呪い耐性は「資質」

であれば僧侶、魔法使いは両立できそうも

ハイターも高魔力でしたし

そこは、魔法を学ぶと加護が下がるとか理屈があるんでしょうか

賢者、或いは大魔導士的なのは?

フリーレン『二人はここに隠しておこう』

寄り添わせて結界を張るフリーレン

範囲内も動物は元気なようですし

獣に襲われたら最悪ですもんな

フリーレン『ザイン、魔物が出たら起こしてね』

しばらくしてフリーレンも昏倒

するとフリーレン、“女神の加護”に乏しいのか

パーティー全滅

ザインがいなければ全滅だった

シュタルクも、前々回に毒で死んでたはずですものね

僧侶さまありがてぇ……

フリーレン『独りで戦ったらダメだよ……』

『私が必ず倒すから…………

てな訳でフリーレンも物陰

フリーレンにも効くなら魔王にも効きそう

でも魔族も制御できないか

ザイン『俺にも戦闘用の魔法はある』

予告の台詞を回収

やがて巨大「植物」とエンカウント!!

なるほど「ラオブ(植物)」地方だった

完全にボス出現演出

BGM切り替えが完全にFFですわ

ザイン『“コントンカ”の亜種……!!』

どうも混沌花、原種にこの地方の植物が合わさった亜種だとの事

この地方特有の変異種か

量産、アウラが使役したら最強でしたね

戦略兵器たりうるじゃない

ザイン『(亜種でも)弱点がコアなのは共通している』

魔力を吸って餌にする「魔物」植物

フリーレンは格好の餌か

ようこそ…、“触手”の世界へ……

ザイン『“女神の三槍”!!

『!? 何が起こった!?

派手にブッぱなし、跳ね返されるザイン

また派手に跳ね返されたねえ!!

ザインが凄腕な証

地形が変わるレベルの威力!!

ザイン『俺の魔法を反射させたのか!?』

いつものBGMとなるも状況は最悪

僧侶でしか耐えられず、僧侶の魔法が通じない反射能力持ち

クラフトなら余裕なんでしょうが

ザイン『フリーレンを起こすか?』

器用に触手攻撃を避けるザイン

動ける僧侶だった!!

さすが飛天御剣流

『この森どころか、村が消し飛ぶかもしれねえ!』

もしフリーレンの魔法が反射したら?

辺り一帯消し飛ぶかもと

マホカンタ怖い

実際、ザインは前回で極太ゾルトラークを放つフリーレンを目撃しています

あれが乱反射、拡散したら大惨事ですわ

ザイン『説明できる時間なんてねえぞ!?』

そこでふと、同じことをハイターが言っていたなと思い出すザイン

常識的には信頼が大事

でもハイターは真逆の事を教えてくれた

普通なら以心伝心、起きた仲間にすぐ状況を教えて対応できるのが「一流」

でもヒンメル一行は違ったのね

ハイターがザインが信じたもの

回想の僧侶ハイター『私は冒険者には』

『意思疎通も信頼関係も…、必要ないと思っています

『特に私の仲間であったフリーレンは

 その点が拙かった

ザインはフリーレンの考えがわからない

だから駄目だと諦めたも

でもハイターも解っていなかった

解ってないのに魔王に勝った

不要だったと

ハイター『だから私は彼女の言葉を信じることにしました』

『彼女は“魔王を必ず倒す”と言いました

 私は

 その言葉を信じたんですよ

現在のザイン『“言葉を信じる”か…

果たしてその選択は正しかった

まさに有言実行

ハイターもこんな風に信じたのか

起こした直後、絶望したザイン 

ザイン『コアだけを!! …!?』

魔法で起こし、ザインが振り返るとフリーレンが既に発射体制

もう間に合わない

絶望感が凄い…

コアに直撃、崩れ落ちる混沌花

フリーレン『うん、わかった

女神魔法“目覚めの解呪”で五秒覚醒

フリーレン、明後日の方向へ砲撃

なんで!?

ではなく防がせない為、フェントかけたのね

見事カーブしてコアを直撃

レクイエムかな?

この魔物、魔法を葉っぱで反射する

対応速度は早く、ザインが三本も放った魔法を即座に防いでしまうほどクイックでした

だからフェイントをかけたんですね

BGMが最高だった……

シュタルク『ン…?』

『……何? この状況?

葬送のフリーレン第15話 感想

いわゆる朝チュンである

いいじゃないですかCV子安に腕枕よりは

が、ただただ困惑しているシュタルク

色気が絶無

シュタルク、女の子と寄り添ってる状況だというのに色気が全くない

思春期遅くない?

『おかげで最高の目覚めでしたっ』

やがて村人たちに見送られて旅立ちに

この女性は“領主”らしい

CV松本沙羅さん

私の推しは悪役令嬢。ロレッタ=クグレット役など

ザイン『んふふ…♪』

美人に感謝されニッコニコのザイン

しまりが皆無

あの美人、司祭かと思ったら領主なのね

フリーレン『起きた瞬間にピンときたんだよね』

『“これ魔法を反射するやつだ”って

そんな進研ゼミみたいな

改めてフリーレンの凄さを実感するザイン

それはただの“強さ”じゃない

ザインが気付かなかった反射の看破、豊富な実戦経験に基づくものなんですね

経験豊富なお姉さんじゃない

フリーレン『でも今回生きて帰れたのはザインのおかげだよ』

生死を別つレベルだった

背の高いザインを、背伸びして撫でるフリーレンだったのでした

あっちでヒンメルが血涙流してる!!

ハイターが酒の肴にしてる!!

フリーレン『えらいぞっ』

前回から、積極的に褒めるようになったらしくて微笑ましい

ハイターのおかげですね!!

まんざらでもなさげなザイン

併せ、村のお供えものが奇麗になったと描写

女神への信仰がおざなりになってたも

事件で信仰を取り戻したか

女神様もまた魔族だったりするのかね

ザイン『ふふ…、…あの村のお姉さん奇麗だったなぁ~~』

まだ言ってるよ破戒僧

ザインの好みが解ったという意味でも、貴重な冒険となりましたね

良かった熟女趣味じゃなかったんだ

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Bパート 要塞都市フォーリヒ

フェルン『やっと半分ですか、本当に長い道のりですね

第11話以降目指す、魔法都市オイサースト

その中継地点フォーリヒ

ドイツ語で「すぐ前の」という意味

まだ半分ですが、オイサーストすぐ前くらいの意味なんでしょうか

ヒンメル歴29年目

フェルン『もう路銀が…』

????『おいそこのお前

いきなり貴族に全身検査されるシュタルク

おさわりはご遠慮ください

なんて機敏な貴族なんだ…

貴族『いい身体だ』

スパロボのゲッターチームみたいな誘い方!!

こうして強引にフォーリヒ城へ

どうも八十年前もこんな事があったらしい

どこも血が濃い!!

フリーレン『ここは北側諸国の“三大騎士”オルデン家の屋敷でしょ?』

『あなたの祖父も強引な人だった

オルデン卿『何を訳の分からんことを

今回も当時の人は存命してないらしい

中央諸国は割りと存命も

やはり北は厳しいという事なのか

三大騎士

ドイツ語でオルデンは「勲章」を意味、名家だと感じさせる名前です

めっちゃ強そうな家格ですな自害しそう

オルデン卿『シュタルク、お前と話すにはママの許可が必要なのか?』

シュタルク『ケンカしないでぇ……

板挟みシュタルク不憫

またもシュタ虐

違います許可がいるのはフェルンです

フェルンのシュタルクです

フリーレン『……何その銅貨?』

ザイン『手持ちの路銀だってさ

フリーレン『話だけなら聞いてあげてもいいかな

秒で売られたシュタルク

シュタルク、売るよ!!

前回の村とか、たんまり報奨金を貰ってもよさそうな案件だったものの

小さな村だったしね

仕方ないね

シュタルク『フリーレン……』

おそらくグラナト伯にたんまり貰ったも

あれから丸一年

さすがに路銀切れか

北側諸国三大騎士・オルデン卿の依頼

シュタルク『(出身は)中央諸国クレ地方の戦士の村だ』

オルデン卿『そうか

 私の家系も元はその村の一族だ

するとシュタルクと遠縁にあたるんでしょうか

北方三大騎士にして“村”出身

あの村、ドワーフやエルフのように意図的に魔王軍が滅ぼしたと考えるべきなのか?

魔王が滅び五十年経った後ですが

オルデン卿『長男のビルト』

言って肖像画を見せるオルデン卿

シュタルクと瓜二つ

そっくり、遠縁という事なんでしょうか

“ヴィ”ルトかね

ドイツ語でヴィルトは二種

wildは「野生」

Wirtは「主人」

ワイルドな人だったのか

はたまた、この街の主人となるはずだった人という事か

ワイルドだろう?

オルデン卿『ひと月前に魔族との大きな戦いがあってな』

魔族将軍と相討ちになり戦死した

その死を隠す影武者にと

するとリュグナー級、騎士数人を瞬殺する魔族を倒すくらい強かったんでしょうか?

戦士の村由来の力なのかね

オルデン卿『この地方の守りの要だ』

『消耗した兵力を立て直すまで、士気を下げる訳にはいかん

そこで三か月後、社交界でヴィルト健在を示す

その席上で影武者をして欲しいと

さらりと三か月

ですがあくまで臨時、状況からすれば破格の申し出ではあるんですね

再建なんて数年単位が必要でしょうし

オルデン卿『シュトラール金貨十枚』

フェルン『一年は三食おやつ付きで生活できますよ

フリーレン『魔法書も付けてっ

付けてくれました

めっちゃ寛大

間髪入れず何言ってんの強欲エルフ

唯一シュタルク当人が抵抗も、傷跡も「名誉の負傷」として押し切る事に

向かい傷は戦士の勲章だね!

フェルン『シュタルク様、路銀の為です』

シュタルク『かなしい

悲しいよねえ

めっちゃヒンメルと話が合いそうなシュタルク

フェルンママに売られた

オルデン卿『ガーベル、シュタルクに作法を叩きこめ!!』

かくて無声劇、シュタルク貴族入門編スタート

文字通り付きっ切り

お母さんかな?

幼いころシュタルクは、失敗作として父に放任されて育ったらしいものの

よっぽどマンツーマンで指導を受けています

なんと得難い経験……

おはようからおやすみまで

ガーベルに叩き起こされ

ガーベルに寝ずに指導されるシュタルク

Gabelはドイツ語でフォークを意味、その名の通り指すような鋭さ

シュヴァルグランかな?

その間、フリーレン達は

ザインは存分に呑み

フリーレンとフェルンはお城でおやつをたらふく頂いていたようです

食べて太るのがフェルンの魔法だ!!

人の金で食うスイーツは美味い

シュタルク『地獄だぜ……』

際しシュタルク、跪きフェルンの手を取ります

まさに貴族がそうするように

一幅の絵でした

騎士と貴婦人

フェルン『……似合ってない』

シュタルク『ひどい

とは言うも、彼が去った後で意味ありげ

じっと手を見るフェルン

石川啄木ですね

実際、似合っていないのは事実であるも

オルデン卿の真意

シュタルク『オルデン卿』

略『冷たすぎるんじゃないか? 息子が死んでから、まだ二カ月もたっていないんだろ?

息子じゃない男を息子と呼ぶこと

息子を政治の道具にしているという事

息子じゃなくてもいいみたい

冷たいよねえ

オルデン卿『私は息子の遺言に従っているだけだ』

略『……確かに

 あまり気分のいいものではないな?

言われてハッとするシュタルク

本音を吐露する卿

ヴィルト自身が死を覚悟、影武者までも事前に用意して備えていたんだそうな

責任感が強い人だったんですね…

オルデン卿『だがこれも息子の意志だ』

不器用すぎると呆れるシュタルク

アイゼンといい戦士って不器用

卿も言葉にしなかっただけで、息子を想って行動していただけだったんですね

それが周囲に伝わらないのは不器用

シュタルクの兄そっくりです

血なんですかね

次男の訓練に通りかかる二人

オルデン卿『次男のムートだ、後継ぎになるというのになかなか上達せん

回想の実父『それに比べてシュタルク

 あいつは失敗作だ

父を連想し、震えだすシュタルク

ちょうど隻眼もそっくり

未だ父の恐怖に、心を縛られてるんでしょうか

自信が全くない青年ですし

オルデン卿『お前にオルデン家の剣技を教えてやる』

曰く剣技の腕は姿勢に出る

舞踏会での立ち振る舞いに、剣技までも必要だというのも大変な話ですね

が、故郷の村の剣技を継ぐものだとすれば

今後貴重な経験に?

まさか「勇者の剣」を継ぐ事になるのかね

オルデン卿『……大丈夫だ、深呼吸しろ』

『ここはお前の故郷の村じゃない

シュタルクが震えだし、その理由を看破

村の厳しさを知ってるのか

オルデン家はその在り方に反発し、飛び出した一族だったりするんですかね

それともただ反面教師としてるだけか

シュタルク『オルデン卿は次男ムートの事どう思っているんだ?』

オルデン卿『兄ほどの才はないな

落胆するシュタルク

自分と同じだと

あの子も辛いんだろうなと思ったんでしょうか

オルデン卿『だが努力家だ』

『積み上げてきたものは決して裏切らん、あいつはいつか私よりも強い騎士になる

シュタルク『……そうか

シュタルクの父とは違った

或いは実父もまた、内心で似たような事を想っていたんでしょうか?

何せ「戦士は不器用」ですから

でも失敗作呼ばわりだしね…

シュタルク『ムートにも言ってやった方がいいぜ』

オルデン卿『いつも言っている

 だから

 調子に乗ってなかなか上達せん

めっちゃ優しいやん

彼は「父とは違う」

実父と似た面立ちで、似た事を言う「優しい」オルデン卿

彼と過ごす事

シュタルクも癒されていったんでしょうか

フェルン『え?私も作法の練習をするんですか?』

熱い流れ弾

卿曰く社交会だから男女ワンセットだぞと

ド級の正論、ド正論だった

ここで普通の淑女を手配した場合「相手がその気になったら困る」でしょうしね

或いは気を利かせたのかしら

フリーレン『頑張ってね』

インガオホー!!

当初は一度に一つのドーナツを

今や遠慮なく両手で二つドーナッツを持って貪ってたフェルン

怠惰な時間はここまでだったぜ!!

フェルンの令嬢指導

寄ってたかって正装され

お茶会でひょいとドーナッツをとって怒られ

コルセットで締め付けられ……

ドーナツどう食べればいいの…?

ナイフとフォークでしょうが、それも用意されていなかったようです

用意してと聞くのが正解だったのかね

すれ違うザイン

着飾ったフェルンに驚いたか

周りのお姉さんに見惚れたか

そしてフェルン不在で、ますますダラけた生活に突入するフリーレン

仲間を売って儲ける母親の鑑

転倒するフェルン

無難にこなすシュタルク

フェルン生涯で一番辛い経験になりそう

売っていいのは売られる覚悟のある奴だけだ…

フリーレン様丸儲け

二人の社交会

フェルン『ここ一か月地獄でした……』

シュタルク『路銀の為だろ

まんま同じセリフで言い返され凹むフェルン

またシュタルクは三か月特訓

フェルンは一か月

だいぶマシだったんですな

シュタルク『せっかく練習したんだしさ、踊ろうぜっ』

フェルン『……本当に似合っていませんね

と、少し弾んだ声で言うフェルン

シュタルクの物言いは“普通”

彼に似合わない、いつものシュタルクだった事が嬉しかったんでしょうか

肯定的に聞こえる否定でした

否定は肯定を越えたのか

シュタルクに似あってない

最初、シュタルクが変わってしまったように感じて困惑したんですかね

こんなのシュタルクらしくないって

だとしたら微笑ましい

監督・斎藤圭一郎氏ツイートより

葬送のフリーレン 第15話 感想

バトルありダンスありのとてつもなく重いエピソードでしたが、瀬口さんがとても熱心に取り組んでくださり形にする事が出来ました。

バトルのシーンは岩澤さんにアクション作監としてコンテ段階から意見をいただいたり調整してもらう事で見応えあるものになってます。

※ツイートより引用

ダンスシーンはMYOUNさんが丸っと原画を引き受けてくださり、2原でも本人の他、信頼出来る方々に拾っていただけて感謝です。

一応補足すると、ダンスの動きはCGなど一切使っておらずアニメーターの手描きによるものになってます。

※ツイートより引用

ダンスシーンの振り付けでご協力いただいた大竹辰郎ダンススクールの皆様にも多大なる感謝を。その場でシーンの流れを確認しながらダンスの振り付けを実演を交えて組み立てていく行程は刺激的でした。

エバンさんもこのシーンの為に素敵な曲をくださりありがとうございます!

※ツイートより引用

アニメ化で大変なのがダンス

マッドハウス圧巻の作画

華やかな動き、ひらり余韻でドレスが動くあたりの細やかさが素晴らしかった

振り付けもプロを参考にしたのね

オーバーロードを彷彿

喝采せよ

感情変化も素晴らしかった!!

当初、フェルンは冷や汗を流して目が泳いでいたんですよね

でもシュタルクが凄く頼れた

踊ってる内に笑顔に

とても素敵な変化でしたわ

いい…、笑顔です

ザイン『俺たちも踊るか?』

フリーレン『ケーキ食べる

ガキだったかぁ……

着飾って美味しそうに頬張る千歳児

高々と結い上げた髪が美しい

ヒンメルもニッコリですわ

シュタルクとオルデン卿

月を見て腹心ガーベルに語るオルデン卿

オルデン卿『……この怪我さえなければ、前線に立っていたのは私だった……

息子を死なせたのは自分だと悔いる卿

隻眼ゆえ後方にいた

負傷ゆえ、自分が弱かったからだと悔いているのでしょうか

次男への言葉からもそう感じます

オルデン卿『社交会が終わったようだな』

シュタルクが入ってくるや、厳しい口調に戻るオルデン卿

不器用な人ですわ

シュタルクも話が聞こえたらしい

何か言いたげなのが切ない

オルデン卿『ガーベル、フリーレンに報酬を渡して来てくれ』

そう言って、人払いをするオルデン卿

心得たものなガーベル

信頼、以心伝心ですね

オルデン卿『お前さえよければ…』

シュタルク『俺はあんたの息子の代わりじゃないぜ

言い終わらせず断るシュタルク

養子にと乞うたか

実際、良い領主・旗頭となれるのでしょうね

オルデン卿『そうだな、俺もお前の父親の代わりではない』

これまたぴしゃりと返すオルデン

シュタルクも癒されたのか

同じ隻眼の戦士、父にこうやって教えてもらった未来もあったのかと思ったのか

或いは父も本当は愛してくれたのかな?と

そんな想いもあったのか

卿『だが帰る場所なんてないだろう』

故郷は滅ぼされた

今は旅をしてますが、いつか「帰る」ときにどうするのかって話?

シュタルクは根無し草なんですよね

フェルンもですが

ザイン以外、揃って故郷が滅んでいます

オルデン卿『息子とは喧嘩別れだった』

略『“お前の顔なんて二度と見たくない”と、そう言ってしまった……

『心にもない事だった…

『お前を見つけた時は奇跡だと思ったんだ

また息子の顔を見る事が出来た

出会った時の強引さは、彼なりにはしゃいでいたからだったんでしょうか

息子の代わりになれとは言わない

ただ居てくれればいい

それだけで彼は嬉しいのか

シュタルク『なら猶更ここには残れねぇな』

『俺も心にもない言葉を言っちまったんだ

 育ての親にさ

『だからさ、旅の土産話をたっぷりと持って帰らねぇと駄目なんだ

卿が行き違いを後悔してるなら

アイゼンも後悔しているかもしれない

そんな思いを、改めて強めることになったんでしょうか

あんたの言葉が教えてくれたんだと

そんな言葉でしょうか

オルデン卿『……そうか』

不器用で優しい親父さん

もう取り返せない

シュタルクはまだやり直せる

なんとも切ない別れでした

報酬の魔導書を選ぶフリーレン

フェルン『ガーベル様も困ってます

ガーベル『ハヤクシテ……

ガーベルさんたった二つだけの台詞

しおしおだぁ…

フリーレンが半日も魔導書選びに迷ってしまい辟易していたガーベルでした

ほっとけば半年くらい悩みそう

読みふけってましたもんね…

ザイン『兵力の立て直しにはまだまだかかりそうだってよ』

他方ザイン、酒場で聞いて来たんでしょうか

抜け目ない人ですわ

とまれオルデン卿は、親としても政治家としてもまだまだシュタルクが必要だった

それでも解放してくれたのだと

優しいよねえ……

シュタルク『いや、…少なくとも跡継ぎには困らなそうだ』

窓の外、付きっ切りで次男に教える

さっきは独りで訓練させてた

でももう独りにしない?

息子ヴィルトはもう戻らない、だからもう二度とあんな悲しい想いをしないように

少しでも一緒に過ごすようになったのか

少しでも鍛えようとしてるのか

死者を想って生きていく

オルデン卿も本作らしい人でしたわ

そして前向きだと

幸せを願いたくなる人でしたわ

窓の外の親子を見るシュタルク

見ようとシュタルクに寄っていくフェルン

ザイン含め三人が並んだ構図

それを見たフリーレンが軽く微笑む場面で〆

まるで母親

今回「シュタルクはウチのだ」と主張してママ扱いされたフリーレン

冒頭フェルンに寄っかかられたように

前半でザインの頭を撫でたように

どこか母親っぽく感じる回でしたわ

次回、第16話「長寿友達」

でもエルフとは数百年会ってないはずでは?

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