葬送のフリーレン 第13話 感想[破戒僧ザイン]フリーレンの同族嫌悪 ネタバレ

2024年1月3日

葬送のフリーレン 第13話「同族嫌悪」感想

公式あらすじより引用

北側諸国アルト森林の村の教会で出会った、神父の弟・ザイン。治癒の難しい毒をいとも簡単に解毒する彼の高度な魔法を目の当たりにし、フリーレンは驚く。聞くと、ザインはかつて冒険者を夢見ていたが、旅に出ることなく、村にとどまっているという。ザインの兄は彼を連れ出してほしいと頼み…。

毎週 AmazonPrimeなど土曜午前0時配信

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フリーレンが千年も修業した理由、フリーレンが嫌いな破戒僧

葬送のフリーレン 第13話 感想

フリーレンも怖くて旅立てなかったのか

だから似た境遇のザインに同族嫌悪

だから意地でも連れて行く!!

過去の自分を見ているようで、嫌いだし放っておけないんですね

なんとフリーレン様が人間的な回でしょうか

清貧極まる僧侶回

前回で連呼した「えっち」基準も明らかに

曰く投げキッスはえっち

魔王を殺せるヒンメルも、投げキッスには殺されてしまうのか

フリーレンを大大大大大好きすぎでは…?

まだたったの十年だ

フリーレンならではの時間感覚再び

彼女自身、五十年ヒンメルを放っておいてしまった後悔も込めていたんでしょうか?

温かいよねえ…

ザイン、最後に背を押したのは兄

ザインは兄と自分を重ねていた

兄を想って旅立てなかった

兄は「違う」と思った

似た者同士の同族嫌悪回も、最後の決め手が「同じじゃない」だったとは因果ですね

兄弟愛が温かく、フェルンが冷たい回でした

冷たいよねえ

破戒僧ザインの旅の目的

曰く、三年後に帰ると言って十年帰っていない幼馴染を探したい

死んでるとしか思えなくて旅立てない

目的があり目的が怖くて動けない

そこが昔のフリーレンと同じ

矛盾、"人の心"の最たるものですね

彼が探す幼馴染

キャスト欄は「戦士ゴリラ」

ざっくりすぎない?

でも気の良いゴリラなんだぜ!!

フリーレンが千年旅立てなかった訳

葬送のフリーレン 13話 感想

魔王を倒す為に修行してたはずが、魔王が怖くて動けないまま時だけが過ぎてしまっていた

もう取り返しがつかないと思っていた

でもヒンメルが連れ出してくれたと

ちなみにフリーレンは千年

ザインは十年

桁が違い過ぎるのも本作らしい

そも作中、とにかく自分からは動きたがらないのがフリーレン

改めてヒンメルとフェルンママは偉大

生臭坊主ハイターも偉大だった…

アイゼンは鈍感すぎた……

テンポ良すぎるギャグ回

あまりに腹筋に厳しい

そしてザインにフェルンが厳しい

やったねシュタルク!被害者の会が増えたよ!!

一気に一行の平均年齢が上がった!!

平均年齢…、上がった…?

冒頭 お前、冒険者か

僧侶『俺もずっと昔…、冒険者に憧れていた

『誰にだってある…

 ガキの頃のくだらない夢だ

冒頭、見知らぬイケメンに語り掛けられるフリーレン

なんて真っ直ぐな瞳

冒険者への憧れ

それはヒンメルと同じものか

Aパート 戦士ゴリラと僧侶の沼

何故かCV中村悠一氏な独白を聞くフリーレン

ヒンメルの死から29年後

北側諸国アルト森林

ドイツ語だと「旧い」という意味だそうな

実にアルトアイゼン

男『親友がいたんだ』

『無鉄砲で体力馬鹿で、ゴリラみたいな奴だった

『とはいっても友達想いで良いゴリラだったよ

ゴリラなのは確定なんだ…

確定ゴリラ

『そいつから、一緒に冒険者にならないかと誘われたんだ』

やがて大人になった時誘ってくれた

でも断ってしまった

フリーレンと同じ「後悔」か

男『あの時、あの手を取っていたら』

『何かが変わっていたんだろうな

『十年も昔の話だ、今も後悔しているよ

フリーレン『ふーん、なんで私にそんな話をするの?

略・男『底なし沼に嵌っちまった

『俺はもうおしまいだ

『でもお前がこの手を取ったら、何かが変わるかもしれないぜ?

死にかけとるやないけ

イイハナシカナー?

つまり、手を取らないと後悔するぜという経験談だったんですね

後悔するんですよ彼が

フリーレン『手が汚い』

男『絶対そんなこと気にしてる場合じゃないよぉ……

なんで言い方が可愛いオッサンでしょうか

そろそろ顔まで沈みそう

そろそろ限界

まさに限界集落

男『大人ってのは汚いもんなんだぜ』

フリーレン『うーん、物理的に汚いのは初めてかも

上手い事を言う男

長考のフリーレン

汚い大人はいましたよねハイターとか

フリーレン『もう少し時間いい?』

『……"底なし沼から引っこ抜く魔法"、思い出すから

幸い、フェルンの声で思い出すフリーレン

ピンポイントすぎる

過去、同じように底なし沼に苦労した人が編み出した魔法なんでしょうか

底なし沼は日常

効果音「ポーン

アメコミヒーローのような快音で脱出

おお そうりょ

ひっこぬかれてしまうとは なさけない

戦士シュタルク最大の危機

フェルン『フリーレン様がご迷惑をおかけしました』

略『きつく言っておきます

おしおき確定である

怖いよねぇ

まあ目の前で人が底なし沼に嵌ってるのに、シンキングタイムに入ったのは良くない

将棋みたいな長考でした

男『収穫祭の準備で忙しいが礼くらいするぞ?』

珍しくフリーレン一行は急ぎの道中

物資補充の為、大きめの街を目指しているのだそうな

旅ともなれば消耗品が色々必要

でもフリーレン以外は手ぶらですよね

男『気をつけてな』

『ここら辺は危険な毒性生物が多いから

フリーレン&シュタルク『うん』『わかった!!』

その少し後

シュタルク『……噛まれちゃった……

コントかな?

いざとなれば怖いものです、鼻血が止まりません

さっそくフリーレンが解毒を試みるも失敗

千年生きててもダメなんだ…

フリーレン『毒の種類の分析って、僧侶の魔法だから得意じゃないんだよね』

魔法で分析し、毒消しで治すのがセオリー

治療魔法も不得手らしい

実際、シュタルクが傷を負った時も街の僧侶さんに治してもらっていました

ハイターが活躍した所以ですね

シュタルク『毒は気合で何とかなるって師匠も言っていたぜ?』

フリーレン『そういえば……

『アイゼンって、竜を昏倒させるほどの猛毒の矢を受けてもピンピンしていたっけ……

『ハイターがドン引きしていた

シュタルク『だろう!

フェルン『いえ、ドン引きしている時点でおかしいのはアイゼン様だと思います

良かったフェルンがいてくれて

もし二人だけなら間違いなく先に進んでました

ヒンメルも多分そっち

ハイターは苦労してたんですね…

フェルン『冒険者の死因の二割は毒だそうです』

ハイターに教えられていた

そこで飛行魔法で村へ

飛行魔法は魔力を喰うので、"現状の"フェルンは三十分程度が限度

なので戻るのを優先しました

フリーレンが二人とも運べれば良かったですが

さすがにそれは難しいらしい

村の僧侶『手遅れですね』

大丈夫、致命傷だ

展開が早い!!

魔族に直撃されても死ななかったのに!?

僧侶『数時間後には』

『脳が溶け始め、鼻から全部流れ出て…、死にます

シュタルク『すごく怖い!?

なにそれミイラの作り方?

この世界の毒生物怖い

そら冒険者も二割死ぬ

でもハブ毒って、認知症の原因物質を分解するって今年発表になったんですよね

天才僧侶ザイン

僧侶『本来なら初期の段階でしか対処出来ませんが』

『私の弟なら或いは……

弟『兄貴

『新しい風呂桶小さくない?

僧侶『清貧です

弟『やりすぎじゃない? 手のひらサイズまで清貧しちゃってるのウチくらいだよ?

風呂桶(手のひらサイズ)

目玉の親父サイズかな?

清貧しちゃうとか新感覚な語感ですね

しちゃう?清貧しちゃう?

僧侶ザイン『なんだ?』

『気を付けろって言ったのに、蛇にでも噛まれたのか?

ようやく名前が判明した僧侶ザイン

ファイアーエムブレムで七三分けして騎兵隊を率いてそうなお名前ですね

兄はCV平川大輔、弟は中村悠一という布陣

両親さぞ名のある声帯に違いない

ザイン『じゃ、これでチャラだな?』

略・フリーレン『あれは天性の才だ

天才じゃったか!!

あっさり治療し、広場に行くザイン

驚嘆するフリーレン

実は兄もまた超一流、“地方で最も優れた司祭"を示す聖印を持っている男でした

その彼でもお手上げだったのを一瞬で

兄貴『やはりフリーレン様には解りますか?』

兄貴に聖印を授けたのはハイター

ハイターが聖都勤務時代、視察の折に授けてくれたものだったそうな

形状は棒に翼を付けたもの

女神を示す十字架か

フリーレンの「聖杖の証」そっくりなのね

兄貴『ザインの才能は私の比ではない』

略『私のような、"同じ毎日を繰り返すだけの平凡な村の僧侶にはなりたくない"と

『夢や希望に満ちた目でそう言ったんです

『でも今は、私の若い頃にそっくりだ

両親が夭折し、ザインは兄に育てられた

幼い頃は冒険者に憧れる子供だったと

なのに今や「兄」そっくり

兄は、自分の若い頃みたいな生き方をして欲しくないんですね

兄貴『さぞつまらない人生でしょう』

その辛さが誰より解かる

続く言葉を兄もずっと抱いていたんでしょうか

兄貴『きっとあの子はずっと…』

『背中を押してくれる誰かを探しているのですよ

兄も若い頃、そうだったんでしょうか

もっとも「若い頃は」

兄は今では納得

この言い方が後で響いて来るんですね

フリーレンと同族嫌悪

夜 村の宿で渋るフリーレン

シュタルク『もう脳みそ鼻から出そうになる経験は御免だぜ

そんな鼻から牛乳が出るようなノリで

本当に貴重な経験をしました

しかし渋るフリーレン

食べるフェルン

自分の顔くらいあるパン食べてる……

ぼくの顔をお食べよ!!

フェルン『僧侶がいたほうが安全かもしれませんね』

ハイターって偉大だったんですな

ヒンメルは行動力とカリスマ

アイゼンは頑丈だしハンバーグが作れる

誰が欠けても魔王には勝てなかった

フェルン『何が不満なんですか?』

フリーレン『うーん、……同族嫌悪……、かな?

シュタルク『何言ってんだコイツ

コイツって言ったよコイツ

シュタルク様、また鼻から脳みそ出されますよフェルンに

とまれ一番乗り気だったのがシュタルク

戦士さんと話が合いそう

一階の酒場に向かうシュタルク

シュタルク『酒…、タバコ…、ギャンブル……

『さすがに生臭すぎないかなぁ?

そこに気付くとは天性の才か

酒場、男三人集まってポーカーしてたザイン

さっそく勧誘を断ります

確かにフリーレン様に似てますね

ザイン『座れシュタルク』

『俺に勝てたら仲間になってやるよ

深夜 フリーレン達の寝室

フェルン『!! フリーレン様! 今、下からシュタルク様の悲鳴のような声が!!

酒場、むくつけき男四人、ポーカー

何も起こらないはずがなく

フェルンに叩き起こされるフリーレン

フェルンは本を読んでました

第三話以来、座学もしっかりやってるのね

フェルン『身ぐるみ剥がされてる!?』

『酷い…、誰がこんな……!?

先日の魔族、リーニエが見たらなんと言うか

尻に斧を突き刺しそう

おーいおいおいと古風に泣くシュタルク

北国で全裸は辛い

ザイン『悪く思うなよ』

『大人ってのは…、汚いもんなんだぜ

フェルン『身ぐるみはがされてる!?

お前もかよ!

揃ってパンツ一丁にされていたシュタルクとザイン

えっちな回なのでは?

ザイン『村長の一人勝ちさ……、鬼神の如き強さだぜ!!』

 そんなカッコ良く言われても

 なるほど同族嫌悪

 このダメさはフリーレン様そっくり

※意見には個人差があります

フリーレン『冒険者になりたいんでしょ』

ザイン『昔の話だって言ってんだろ

『今さらだよ

『俺はもっと早くあいつを追いかけるべきだったんだ

『ここにいるのは落ちぶれたパンツ一丁のオッサンだ……

落ちるとこまで落ちていたザイン

良かったCV中村悠一氏で

もしもCV子安氏だったら「異世界おじさん」って視聴者に言われていたでしょう男でした

殆ど死んでる

回想 フリーレンが千年修業した理由

フリーレンを誘う勇者ヒンメル

ヒンメル『僕達と一緒に魔王を倒そう!

フリーレン『今さらだよ

『もう五百年以上魔族との実戦はやってない……

『もう戦い方も忘れてしまった…

九十年前、ザインと全く同じことを言っていた

フリーレンは千年も修業していた

ただ動けなかったのか

そもフリーレン、千年修業してた割に抜けていると感じる事が多々あるも

戦闘経験自体が少なかったのか

フリーレン『私は決断を先送りしすぎた』

『きっと、魔王と戦うのが怖かったんだろうね

『もう取り返しがつかないほど年月が経った

あくまでフリーレンの自己分析であるも

魔王が怖くて旅立てなかった

魔王幹部・七崩賢をも遥かに上回る力を持ちながら、なお旅立てなかった理由だと

千年「過ぎてしまった」のか

勇者ヒンメル『それがどうした、フリーレン!』

ヒンメル&フリーレン『『僕は私は今の話をしている』』

大事なのは今、どうしたいかなんだと

今ならヒンメルの気持ちが解かる

彼の心が解った

こうして「心」を知っていくんですね

手を差し伸べた相棒を思い出すザイン

ザイン『お前には俺の気持ちは解かんねえよ

ダメだった

当時、フリーレンも駄目だったんでしょうか

フリーレン『そう』

『今のでよく解った、やっぱり私ザインのこと嫌いだ

略『だから

『意地でも仲間に誘う事にした

昔の自分を見ているようで嫌なんでしょうか

昔の自分みたいで放っておけないのか

同族嫌悪

また心の矛盾も今回のテーマ

実に人間的なエピソード

ザイン『え!? ナンデ!?』

『わけわかんなすぎて怖い……

そらそうよ

視聴者と違いフリーレンの心の動きなど知る由もなく

なにこのエルフコワイ!

シュタルクに上着をかけてあげるフェルン

シュタルク『ありがとう…、あったかい……

春といえど北国、全裸は寒い

温かいよねぇ

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Bパート 怒りの理由

フェルン『"収穫祭も近いしゆっくりしていけ"って……、タダで返して下さいました

温かいよねえ

村長、巻き上げた服やらタダで返してくれます

鬼神の如き優しさだぜ

フェルン『斧は処分に困ってました』

シュタルク『かなしい

愛斧が粗大ゴミ扱いされた件について

さぞ名のある名斧でしょうに

しかし大きな町まで離れており、売りさばくアテもないからでしょうか

飛行魔法でも三十分以上かかるそうですし

シュタルク『なぁにぃー!! その汚いもの摘まむような持ち方ぁ!!

実際汚い

今回シュタルクに厳しい回ですね

脳破壊されかけましたし

フェルン『こちらはザイン様の分です』

言って冷たい目で投げかけるフェルン

ありがとうございます

摘まむだけマシ

シュタルクに優しい回だった…?

ザイン『俺が一体、なにをしたって言うんだ……』

フリーレン『シュタルクの身ぐるみを剥がした事、怒っているんだよ

シュタフェル回だったの?

ザインの扱いが確定

でもそれだけが理由でもないんだそうで

宿に戻ったフェルン一行

フェルン『ギャンブルをする人は最低ですっ

シュタルク『ごめんよぅ……

フェルン『ましてやザイン様は僧侶なのにっ

フリーレン『酒を飲む僧侶はどうなのさ

フェルン『知らないんですかフリーレン様、"酒は百薬の長"なんですよ?

フリーレン『ハイターめ…

 とんでもない教育しやがって

おのれ酒を飲む僧侶ハイター

晩年は長生きしようと酒を断っていたものの

彼女を拾った当初は、まだまだ元気に酒を飲んでいたんですものね

なお「酒は百薬の長」とは中国のことわざ

漢書がある…ってコト!?

酒は百薬の長、されど万病の元って兼好法師も言ってた

フリーレン『ザインは冒険者になるべきだと思う』

略『たまには背中を押してみるのも良いと思ったんだよ

『勇者ヒンメルがそうしたように

かくて行動開始するフリーレン一行

この言葉は二話、ハイターがフェルンを救った理由として挙げていた言葉か

ハイターもまた彼女の中で生きている

きっと酒も飲んでいる

僧侶ザインの述懐

ザイン『夢や希望に満ちた、あの時の…、あいつみたいな目で俺を冒険に誘いやがる……

それから数日、一行はザイン説得に逗留

ザインも断念させようと努力

またスカンピンになったりしたらしい

シュタルクと一緒に

フェルンの本能寺ゲージが上がっていく……

回想・幼馴染の戦士『覚悟が決まんねえなら…、三年後そん時で良い

『次の冒険は一緒に行こうぜっ

ザイン『こいつらに誘われるたびに思う

『"なんで今さら"

『今ではもう…、俺には眩しすぎるな

かつてザイン自身、キラキラした目をしていた

なのに今では眩しい

時は残酷……

ヒンメルのように「時の流れの残酷さ」も本作のテーマであるも

今回は特に生々しい

ヒンメルもこうして待ってたんでしょうか

教会 兄貴に尋ねるフリーレン一行

兄貴『ザインの好きなもの、ですか……?

略『酒にたばこにギャンブルに……

略・フェルン『やはりハイター様は真面目な僧侶だったのですね……

フリーレン『"真面目な僧侶"ってなんだろう…

概念が乱れる

これもう洗脳なのでは?

作中一番しっかりして、一番蔑むような眼が似合うフェルンであるものの

ハイター相手だと目が曇るんですね

スモークフェルン

兄貴『後は…、年上のお姉さんが好きですね』

弟の性癖を把握する兄の鑑

さすが親代わり

でも嫌だなあこんな兄

シュタルク『もはや破戒僧じゃねーか』

二重の極みとか使いそう

生臭坊主の上を行く破戒僧

さすが次世代勇者パーティー

フリーレン『……あ、そっか』

ザイン『新しい鎌ちっさくね?

その時、フリーレン様に電流走る…!!

ちょうどよく現れるザイン

ちっさ

清貧の概念までも乱れる

シュタルク『……年上のお姉さんと旅がしたくないか?』

ザイン『馬鹿かお前

『その為にガキの頃の俺は、冒険者を目指したんだぜ!

シュタルク『すっげー不純

乗り気じゃねーか!!

ああ、だから兄さんも知っていたんですね

でも熟女趣味にならん?

フリーレン『ザイン、私はエルフだ』

『お前よりもずっと年上のお姉さんだよっ ふん!!

ドヤ顔するロリエルフ可愛い

推定千歳以上じゃない

ザイン『……こんなのお姉さんじゃないッ!!!』

今回一番辛そうだったザイン

期待は持たされた方が辛いじゃない

希望と絶望の相転移

フリーレン『先生から教わった、色仕掛けを使う時が来たようだね……』

『ちゅっ♡

ザイン『…………なにそれ?

フリーレン『ふふん、"投げキッス"だよ。坊やにはまだ早かったかな?

おっさん『誰かー、このお子様を連れて帰ってくれー

ドラゴンボールかな?

何教えてんだあの師匠

伝説の魔法使いフランメ直伝の投げキッス

これはもはや文化遺産では?

シュタルク『えっちすぎる…!?』

真っ赤になるフェルンとシュタルク

前回えっちと散々連呼

基準が投げキッス

そら服を溶かす薬とかえっちの極みですわ

まさに破戒僧

お子様『おかしいな……』

『ヒンメルに試した時は、失神する程の威力だったのに

葬送のフリーレン 13話 感想

まさかの実績があった

あの世でフランメが腹抱えて笑ってそう

それで自信満々だったのね

回想のハイター『ヒンメルー!?

回想のアイゼン『罪な女だ……

口から吐血してブッ倒れていた勇者ヒンメル

予告これかよ!!

魔王を殺せてもえっちには殺される

大大大大大好きすぎたのでは…?

なのに五十年も放置…?

冷たいよねえ

フェルン『分かります!私も直撃を喰らっていたら危ない所でした!』

シュタルク『腐っても聖職者って訳か…!!

ガンダム乗り声優が言うと迫力が違う

ガンダム乗りしかいない

いやフリーレン種崎さんは乗ってませんし、平川さんはガンダムそのものですけれども

平川さんはガンダムだ

ザイン『俺は冒険者になるつもりはない!』

略『あいつは"三年後には帰って来る"と言ったんだ、あれから十年も経った……

『もう死んでいるに決まってんだろうが!!

皆、思っても言わなかった

戻って来なくても、“何かあって遅れているのだろう"とか思ってしまったんでしょうか?

ズルズル先送りにしてしまったのか

フリーレン『会いに行ってもいないのに諦めるんだ』

カウンター気味に言い放つフリーレン

彼女は間に合ったから

諦めずやってみたら、願いは叶うと経験した

経験者だから言える事だと

フリーレン『まだたったの十年だよ』

『今、会いに行かないと近い未来に後悔するよ

『"あの時なら、まだ間に合ったのかもしれない"って

実際、後悔しているからでしょうか

ヒンメルを五十年放置した

もしも十年目に会いに行けば、彼はまだ元気にフリーレンを迎えてくれたでしょうから

きっと違う未来があったはずだと

後悔しているからでしょうか

ザイン『なんだよ…』

フリーレン『"なんで今さら"って思っているでしょ?

『私は"今"の話をしているんだよ……

『ザイン

今さらじゃなくて

改めて、言葉の置き換えが素敵でした

今さらと思えば動けなくなる

今さらと思うな

今どうしたいかが問題だと?

ザイン『行けない』

が、なおも断るザイン

そも十年前もなぜ行かなかったのか?

後悔するくらい行きたかったはずなのに

ザイン『兄貴を置いて村を出るなんて、出来る訳ねえだろ』

兄貴『……何を言ってるんだ?ザイン?

ザインは幼い頃、既に夢を諦めていたと

原因はハイターの視察

聖印を授けられたという視察か

回想 ザイン幼少期の視察

兄貴『私が聖都で…!?

ハイターが兄を聖都勤務にとスカウトしていた

もちろんザインも連れて行く

でも当時、兄は断っていた

兄も若い頃、今のザインみたいにつまらない毎日を過ごしていたはずも

兄も同じように断ったんですね

兄貴『私はあの子の兄です』

『あの子から、故郷まで奪うことは出来ません

弟の為に自分の出世を捨てたのか

ザインは黙って立ち聞きしていました

また思えばザインは、登場以来ずっと街の収穫祭の手伝いをしています

ザインも心から故郷が好き

素朴な破戒僧なんですね

ハイター『とんだ無駄足でしたね』

『では無駄足ついでに、君の弟さんにたっぷり冒険談でも話していくとしましょうっ

気遣いの化身

今もなおフェルンが慕うのも納得です

また当時、ザインが立ち聞きしてるのも気付いていたらしい

さすが元勇者パーティー

ザイン『兄貴は俺の為にこの村に残ったんだぞ!』
兄貴『ザイン…、そんな事を考えていたのか』

音高く頬を張る兄貴

兄貴『お前と私を一緒にするな!!

私はあの時の選択を、一度だって後悔した事はない!!

ザインは兄への思いやりのつもりだった

だが兄からすれば侮辱

兄は後悔していない、後悔し続けるお前と一緒にするんじゃあないと言っているのか

兄は「自分の為」だと知らなかった

その悲しさも相まった怒りか

兄貴『もういい…!!』

ザイン曰く、初めて怒らせてしまった

初めて殴られた

初めて向き合えたのか

親父代わりの兄貴にもぶたれたことないのに!!!

破戒僧ザイン、旅の目的

夕方 釣りをしているフリーレン一行

ザイン『謝ってきた

略『兄貴に殴らせちまった、あんな表情は初めて見たな……

優しい兄を怒らせた自分を責めるザイン

そのくらい優しい兄だと

ただ兄当人は、冒頭「若い頃につまらない日々を送っていた」的にフリーレン達に話してます

兄はハイターに背を押され逆に吹っ切れたのか

これが自分の人生なんだと

ザイン『俺、冒険者になる事にしたよ。あいつを追いかける』

『まだ十年しかたってねえしな

フリーレン『そう

葬送のフリーレン 第13話 感想

フリーレンの言葉を引用するザイン

言われ、初めてザインに目をやるフリーレン

ちゃんと聞いていたと感じる仕草

優しい

ヒンメルがあっちで後方彼氏面してそう

ザイン『目的は"あいつを探す事"だ』

『あいつを見つけて、俺はガキの頃のくだらない夢を叶える

『だから途中までだ

『途中まで一緒に行ってやる……

ツンデレみたいな言い方する破戒僧

実際オープニングも別枠扱い

まさか旅に加入するとは

でも友達が死んでた場合、会えず終いのまま魔王城エンデまで一緒に行く線もあるんでしょうか

魔王城に行けば「会える」訳ですし

『やったぁ!』『やりましたね!!』

とは加入に対してではなく

魚が釣れたこと

ねえ聞いてた?

二人共おっさんの決意をスルーしてなかった?

後日 見送られ出発するザイン

『いってらっしゃーいっ

総出での見送り

ホントに好かれているんですね

彼みたいなポジションって、村では厄介者扱いされてそうですが

故郷愛が強い証か

ザイン『お前たちの旅の目的は何なんだ?』

フリーレン『天国

ザイン『わざわざ目指すような場所か? 死ねば皆行けンだろ?

フェルン『ザイン様も行けるんですか?

冷たいよねえ

未だにシュタルクの身ぐるみを剥ぎまくった件を根に持っているのか

ハイター様と違うという憤りゆえか

ハイター大好きじゃん…

ザイン『……なんかあの子、すげー当たり強くない?』

シュタルク『一緒に頑張ろうなっ

ザイン『……マジでなんなの?

被害者友の会って事だよザイン

シュタルクに仲間が!!

今回毒を喰らい裸に剥かれ、斧は厄介もので服を摘ままれたシュタルクだったものの

本当シュタ虐回だったものの

シュタルクハッピーエンド回だったか…

エンディング・テロップ

戦士ゴリラ 手塚ヒロミチ氏

ゴリラなんだ…

最後まで笑いが絶えないとあるおっさんの旅立ち回だった………

次回、第14話「若者の特権」

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