葬送のフリーレン 第9話 感想[断頭台の所以]フェルンのゾルトラーク!! ネタバレ

2024年1月3日

葬送のフリーレン 第9話「断頭台のアウラ」感想

公式あらすじより引用

ひとり街を出たフリーレンは、七崩賢“断頭台のアウラ”と対峙していた。膨大な魔力を持つアウラは、死者の軍勢を次々とフリーレンにぶつけていく。一方、グラナト伯爵を救出したフェルンとシュタルクだったが、ふたりにもリュグナー、リーニエの魔の手が迫り…。フリーレン一行とアウラ軍の戦いが加速する。

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三者激突、デュラハン軍団を率いるアウラ「必勝の魔法」とは

葬送のフリーレン 9話 感想

フェルンもリュグナーの嫌いな天才だ!!

ゴリ押し極まる素晴らしい戦闘シーン!!

アウラも魔族らしいえげつないやり方

彼女は、魔力量を量って劣る相手を従える魔法

それでも抵抗できるも、抵抗の意思を奪うべく首を落として従えているのだと

死体を操る魔法じゃない

操った者を死体にしたから断頭台なのか

つくづく魔族は合理性の権化

だが筋肉…、シュタルクの筋肉も強かった!!

魔族リュグナー、リーニエ戦に幕

葬送のフリーレン 第9話 感想

アイゼン達とんでもない弟子を育てあげたもの

前回「葬送のフリーレン」だと、フリーレンの恐ろしさを強調したものの

フェルン達もさながら対魔族キラーマシン

蓋を開ければ幹部クラスに圧勝

圧勝も圧勝でした

二人とも早くも人間の域を越えてない…?

アウラ戦ポイントは「魔力量」

アウラは七崩賢になって五百年、あの魔法で負けた事がない大魔力の持ち主

しかも配下との消耗戦で魔力を浪費させる

二段構えの必勝戦術か

ただフリーレンもアウラの魔法を知悉

その上で戦ってる以上、何か隠し玉があるという事なのでしょうけれども

リュグナーみたいに魔力を隠してるのかね?

でもアウラもそれくらいは…?

フェルンにフリーレンが任せる訳

曰くフェルンは魔法を撃つのが早い

端的に「それだけ」

ですがフリーレンが、速射性だけならフェルンの方が上だと断言するほど

魔王を討伐したフリーレン

いやいやどんだけ!!

そういやクヴァールの魔法を全部防いでました

そのフェルンに魔族殺し特化魔法を教えた、どんだけ殺る気なのかフリーレン様

戦闘シーン凄まじかった……

フリーレンの「動機」

フリーレンは魔族を恨んでいると明言

何でもハイハイと済ます彼女が、実は「感情的に」動いてるとは少し意外

前々回回想の「燃える家」?

前々回、エルフ族は少ないと言われていたも

滅ぼされた…ってコト!?

魔族リーニエの"数奇な"戦術

なんとアイゼンと同じ技で戦うリーニエ

魔法使いじゃなかったの!?

小さな子に大きな武器って最高ですね

前回ビームを出そうとしたのでなく、“武器を出す"魔法だったんですね

あの見かけでゴリゴリの白兵戦型!?

ですが「魔法」でした

次々、武器を繰り出す戦い様が美しかった!!

コピー師匠vs弟子、シュタルクの勝算

アイゼン曰く「最後まで立ってた奴が勝つ」

転じシュタルク、カウンター狙いで勝利

あくまで「技」を真似ただけで、筋肉量などはリーニエのままだからか

やはり筋力…!! 筋肉は全てを解決する…!!

魔王軍大幹部「七崩賢」のアウラ

余談ですが七崩賢って書くんですね

今回あらすじに載ってたのでようやく把握

なお公式サイト・キャラ欄は「魔族」欄があり、そちらで見る事が出来たようです

あったのか魔族欄!

道理で彼女ら載ってないなーと

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冒頭 思い出した

リュグナー『フリーレンだ!

『人類の“人を殺す魔法"ゾルトラーク研究解析に大きく貢献し

 歴史上で

 最も多くの魔族を葬り去った魔法使い

『葬送のフリーレン

『私の嫌いな天才だ

実はタイトルはダブルミーニングだった

魔族にとっての死神

それにしても、何故フリーレンが「人類の魔法発展」に協力なんかしたのか

あのめんどくさがりが!!

そこも今後の焦点らしい

Aパート 三人は教会に避難

神父『しばらくは安静ですな

と言った神父が去った傍から、身を起こす伯爵

シュタルク達に感謝を告げる為か

ホント好漢

あの後三人は、結界を張られた教会に退避

伯爵、拷問の傷はかなり深いらしい

グラナト伯『お前たちのおかげで助かった』

『感謝する

フリーレンが正しかったとも謝罪

彼女が勇者の仲間と情報共有へ

また身を起こす際、咄嗟に駆け寄ったシュタルクに「微笑んだ」ように見えました

多分、息子さんに面影が似ていたのか

優しい子だったんでしょうな…

グラナト伯『無礼な事をしてしまったな』

略『儂の爺さんの代に、この街が魔族の軍勢に襲われたとき撃退して貰った

恩人だったのにと後悔するグラナト伯

先々代の頃でござるか…

これまで、当時の人が存命しているケースが多々あったも

スカートめくり爺さんとか

さすが最前線は代替わりが激しい

グラナト伯『その時の相手も七崩賢、断頭台のアウラだ』

対峙するフリーレンとアウラ

フリーレン『久しぶりだね、アウラ

アウラ『そうねえ…、八十年振りかしら? フリーレン

この二人が久しぶりとか言うとビビりますね

アウラに撤退を勧めるフリーレン

対話するんだ……

話の流れ上、アウラをそこそこ話が通じる魔族だと考えていたらしいフリーレン

幹部クラスともなると一味違うんですね

アウラ『嫌よ』

フリーレン『なんで?

間髪入れず襲い掛かるデュラハンの軍勢

アウラ『私の方が圧倒的に優勢だから…♪

強いから言葉を武器にする必要がない

そこに対話の余地があったのかもしれません

フリーレンは実際、このデュラハン軍を相手にはしたくなかったらしい

対話して退かせた上で

アウラを騙し討ちでもしようとしたのかね

フリーレンの白兵戦

意外だったのは俊敏なフリーレンの回避

挟み撃ちも危なげなく回避

そも、フリーレンは「アウラがこういう奴だと知って挑んでる」訳ですから

動けるエルフだった!!

飛べる!踊れる!ブチ殺せる!!

手書きで描かれた白兵戦

デュラハンの剣は鋭く、かなりの技量

回り込んだもう一体もいい連携

鎧はCGっぽいも、この「人間的な動き」は手書きによって再現していたようです

斧の作画カッコ良かったですわ

フリーレン『魔族の魔法はとんでもないね』

『人類の魔法技術では、想像もつかないほどの高みだっ

アウラの保有する"兵の数"は、80年前以上

術の高度さを賞賛するフリーレン

マニアが言うと重みが違う

前回曰く、魔族は一つの魔法を生涯に渡って磨く

長い生涯の成果なんですね

フリーレン『でも最低に趣味の悪い魔法だ』

『反吐が出る

これを生涯に渡って磨いてるんですよ!!

前々回曰く、八十年前に配下のほとんどを失って消息不明となっていたアウラ

配下=彼女の魔法なんですね

戦いは数だよ兄貴!!

フリーレン『……見知った鎧がいくつかあるね』

『アウラ、やっぱりお前はここで殺さないと駄目だ

何体かペンダント、特にグラナト家の紋章

十年前に殺された伯爵の息子

特に相手がアウラなら、"死体を見分ける"為にも必要なものだったのかもしれません

にしても鎧のデザインが多岐に渡るのが凄い

どんだけ手間かけたCGか

再び教会 グラナト伯爵の説明

グラナト伯『"服従の天秤"

略『七崩賢の魔法は人知も人の理も越える

 アウラは、天秤に自身と対象の魂を載せ

 魔力の大きさを秤にかける

『魔力がより大きかった方が相手を服従させ操り人形にできる

『その体が朽ちてなくなるまで永遠にだ

『リスクは魔法を強大なものになする

自分より、魔力が劣るものを支配する魔法

逆に自分が支配されるリスクが

ですがリスクゆえに、これほど強力な魔法として機能している訳ですな

個人戦が一撃で終わると言っていい魔法

かつ軍勢を形成できる

個人、集団戦どちらも強いとはチート

グラナト伯『もとは公平な天秤だ』

『アウラを上回る魔力の魂が天秤に載れば、アウラに打ち勝てるだろうさ

葬送のフリーレン 9話 感想

もちろん七崩賢となって五百年で一度もない

絶大な魔力を背景にしたチート

ただフリーレンも、勝てると思ってるから挑んでいるわけでしょうし

互いに勝算があるんですな

実際、フリーレンは千年以上生きてますが…?

最低でも五百年存在していた魔王軍

予告上、下手するとフランメの時代から千年も戦い続けているらしい

勇者ヒンメル偉業すぎる

さすがハンサムの化身

フェルン『では、対抗手段は何もないんですか?』

言われてかなり長く沈黙したグラナト伯

ここが肝だと

救いはないのですか?

グラナト伯『本当はあったんだがな』

『意志の強い者は、一時的ではあるが抵抗が出来た……

するとヒンメル達も…?

際し映像では、支配された「グラナト伯の息子」が叛逆する様が描写

あの宝剣をゆっくり抜いて立ち向かった騎士

本物の英傑だったんですね……

グラナト伯『断頭台のアウラは…』

『操った者たちに、実に"合理的な処置"をした……

『惨い話だ

意志を奪う為、服従させた者の首を刎ねた

本来はただ操られただけ

ですが操られ抵抗できないまま、二度と抵抗できないように命を奪われてしまった

デュラハンなのは副産物だったのか

魔族らしい「合理性」

合理的だからと我が子を殺されたんですね…

アウラの疑問、フリーレンの憎しみ

再びフリーレン対アウラ

アウラ『どう? 私の不死の軍勢は強いでしょう♪

波状攻撃で髪を数本持ってかれたフリーレン様

このままではお禿様になりそう

敵の技量は生前のままなのか?

アウラは配下で魔力を浪費させ、仕上げに「服従」を狙うのが必勝戦術か

そも魔法を使う隙もなさそうでした

アウラ『……!! 驚いたわ……』

そのとき不思議なことが起こった!!

フリーレンが光ると、彼女を囲んでいたデュラハンが軒並み「解呪」

あれだけ避けながら魔法も使える

さすが元勇者パーティー

アウラ『こんな事は初めてだわ』

曰くアウラの術を解除し、死体を開放した

かなり魔力消費の多い術との事

クヴァール戦での防護術といい、魔力消費量の多い術が続きますね

フリーレンが大きな魔力を持つ証?

アウラ『前に戦った時は派手に吹き飛ばしていたじゃない?』

フリーレン『後でヒンメルに怒られたんだよ

回想、死者を弔う神父ハイターと怒るヒンメル

あのふんわりイケメン勇者が!!

死体を傷つけるなという事

グラナト伯爵みたいな遺族のためか

アウラ『ならますます、こんなことする必要ないでしょう?』

フリーレン『……どうして?

遺体、鎧の汚れを拭いてやっていたフリーレン

の、手を止めた一言

フリーレンは、ヒンメルに言われて「その通りだ」と今は思っているんですね

せめて遺体を奇麗なままでと

アウラ『ヒンメルはもういないじゃない?』

死んだ人間の言うことなど聞く必要がない

アウラにすれば、ヒンメルは強くて逆らえなかったんだろ?的な

ただ話を合わせただけだろと

もう居ない人間を欺く必要はない

前々回リュグナーはグラナト伯に話を合わせ

私も父を殺されましたと

彼を騙す為

魔族にとって言葉は欺く為で、死んだヒンメルの言葉になんか意味はない

魔族らしい言葉か

故人の言葉を理解へ旅するフリーレン

言葉への、向き合い方も正反対なんですね

魔族は話を合わせる為の道具

フリーレンは理解しようと旅をしている

価値観がドン引きするほど違う

フリーレン『……そうか…、良かった……

『やっぱりお前たち魔族は化け物だ、容赦なく殺せる

前々回、フリーレンは魔族は獣だと語ったも

現代でも獣だった

これがエルフと魔族の対話の終わり

フリーレンなりに対話してみたのかね

再び教会 動き出すシュタルク

シュタルク『こんなところで隠れてたら、魔族が帰ってくれるのか?

曰くようやく身体が動くようになった

神父の治療で、リュグナーの攻撃を受け止めた負傷が治ってきたらしい

頑丈ォ

際し上着を着こむ作画の書き込み具合たるや

なにあれ

スタッフに愛されてるよねえ

フェルン『本気ですか』

略『あのまま戦っていたら、殺されていたのは私たちの方です

前回、伯爵の治療を優先し脱出したフェルン達

それほど二人を格上に感じていた

後から思えばそれも正解

フェルン比で、魔力も精度も天と地の差があるのだそうな

歳が違うんだから当たり前か

なおリュグナー視点では

フェルン自身知らないだけで、実は魔族殺しに特化した魔法を放つキラーガール

リーニエが喰らったら即死する

リュグナーもほぼ動けなかった

ただ、もう動けるようになったはずで…?

シュタルク『これは誰かがやらなければいけない事だろ?』

フェルン『……そうですね

息を飲んだフェルン

前回フリーレンに言われた事だったからか

しかもビビリのシュタルクに言われた

これはいい子魂が黙ってない

シュタルク『フェルンは衛兵の詰め所に行け』

しかも単身で行くというシュタルク!

今、皆を退避させる方が先決だと

ヒュー!かっけー!!

シュタルク『俺は…、全力で土下座してフリーレンを連れ戻してくるッ!!

ヒュー!ビビりさんかっけー!!

演出が最高だぜ!!

スタッフにめちゃくちゃ愛されてますね!!

フェルン『……え?』

この時、微妙に噛み合ってなかった二人

シュタルクはそのつもりだった為、最初フェルンの反応に違和感を感じてた模様

うーんこの夫婦漫才

シュタルク『なんだよ!? もう倒してもらうしかねえだろ!?』

不動のままドン引きするフェルン

演出が秀逸

動かぬままカメラだけ動き、ドン引きだと演出してくれました

ありがとうカメラマンの魔法

これ、誰の血だ?

城壁まで移動した二人

シュタルク『こいつを見せれば衛兵は言う事を聞いてくれるってよ

前回の紋章ペンダントを借りたシュタルク

グラナトエムブレム

ここで二手に分かれるはずだったらしい

フェルン『腕、酷い状態ですね』

とは前回、敵の攻撃を受けとめた左腕

リュグナーの血は首をあっさり両断

それを、大出力で喰らってピンピンしてる段階でだいぶおかしいんですね

おかしいよこの戦士

シュタルク『戦士なら普通だぜ? 何か変なの?』

フェルン『両手血まみれで街中歩いてる戦士なんて見た事ないですよ

シュタルクの常識は戦士の非常識

詰めるフェルンかわいい

罵る姿に定評あるヒロイン

シュタルク『フェルンだって…、…ん? これ誰の血だ?』

言われて上着をポイしてしまうフェルン

それは捨てなければ とんでもない!!

前回、リュグナーが発信機代わりに付けた「血」に今になって気付いたんですね

後で拾いにいきそう

フェルン『この血から魔力が!?』

壁に縫い留められてしまうフェルン

シュタルク『フェルン!?

リーニエの一撃を喰らうシュタルク

シュタルク『斧…!?

コントが一瞬で惨劇、ふたりは分断

リュグナーの止血に時間がかかったか

或いは「教会結界」の中だと、探知が無効化され時間がかかったんでしょうか

後者ならリュグナーがイライラしてそう

シュタルク『俺は夢でも見てんのか?』

葬送のフリーレン第9話 感想

城壁下へ吹っ飛ばされ分断されたシュタルク

リーニエの魔法は斧

前回も前々回も、"武器を出す魔法"を放とうとしていたんですね

魔法(物理)

ゴリゴリの近接系やんけ

『そいつは師匠の技だ』

やはりこれも「魔法」なんだと

実際戦術がそっくり

シュタルクの反撃をまず避け、いったん背後に回ってから攻撃してきた

前回のシュタルクそっくりですわ

また今回、独特の動きとして

とにかく斧の重さを活かして叩きつけてきた

斧の遠心力で自分がグルグル回った

その重さを叩きつけて振るったり

彼女の身軽さを感じる動き

アイゼンもこんな動き方するんでしょうか

血で壁に縫い留められたフェルン

リュグナー『下手に動いたせいで

 急所を外してしまった

 苦しめるつもりは無かったのだがな

言われてなんとも言えない表情をしたフェルン

ど…、どんな感情!?

リュグナーは「驚いた」と解釈

ですが前後しますが、どうもフェルンは「嘘つき」相手に呆れていたんでしょうか

今「分析している」顔だったのでしょうね

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Bパート 魔族なら誰でもできる事

リュグーナ『何を驚いている?

前後しますが、ぶっちゃけ意趣返しがリュグナーの目的

そう思うと彼の言葉も違って聞こえます

対しフェルンはひたすら分析

貫かれ、ぶら下がった状態なのに苦しそうな顔は一切見せませんでした

肝が落語家より座ってますわ

リュグナー『魔力の制御による存在の隠匿など、君だけの才覚というわけではない』

『魔族なら誰もが出来る事だ

『とはいえ

『魔法使い同士の戦いに似つかわしい行為だとは、到底思えんがな?

フェルン『……よく喋りますね

ピイピイよく囀るなデコスケ野郎

前回、リュグナーが心底驚かされた魔力隠蔽

でもあんなの誰でもできる

相応しくないからしないだけだと

そう言いたくて殺さなかった

言いたいからこそ、こうやってべらべら喋っているんですねリュグナーは

魔族の言葉は人を騙す為だけじゃない

自分が悦になる為の手段

感情がちゃんとある証明か

フリーレンは猛獣だと表現も

対話できる証拠なんでしょうか

フリーレンが猛獣呼びするのは、どうも彼女の個人的な恨みが一因なのかも

ただ教育と常識が違うだけ?

フェルン『とどめを刺さないんですか?』

略・リュグナー『今すぐ死ぬか?

あくまで殺し損ねたと主張するリュグナー

反論されると傷を抉ってきます

傷を抉る(魔法)

心臓すぐ傍を縫い留めてるのが怖い

リュグナー『あの小僧は強いのか?』

まず聞いたのは、未知数な戦力の分析

こういうとこ合理的

対しフェルン、ハッタリじみた言い方が流石

フェルン『戦士アイゼンの一番弟子です』

リュグナー『そうか……、数奇なものだな? 可哀想に

謎の返しをするリュグナー

普通はビビり、警戒を伝えるところでしょうに

リーニエの魔法特性ゆえなのね

フリーレン、魔族への動機

リュグナー『もう一つ…、フリーレンはどこだ?』

フェルン『……この街から逃げましたよ

『あなた方が牢番の衛兵を殺したせいです

略『極刑です

リュグナー『極刑……,…あの女がその程度のことで逃げるものか

この返しは意外でした

今、衛兵殺しの罪の重さをちゃんと理解した上で否定した

重さを知らなかったドラートとは違うんですね

ドラートとは違うのだよドラートとは

視聴者に"聞こえにくくなる"演出

フェルンがほぼ聞いてないという演出か

以降ドラートは、フリーレンの動向を推理する事に没頭して注意を削がれてしまいます

ただ割と重要な事を言ってるらしい

リュグナー『奴は魔族に強い恨みを持っている』

実は怨恨だったフリーレン

怨恨のフリーレン

予告も含めると、どうもエルフを皆殺しにされているらしい

前々回回想にあった「燃える家」

森を焼かれた系エルフ…?

『魔族を殺す為の魔法を、自分の弟子に叩き込むほどに』

やっぱりフリーレン独自魔法だった

普通の人類用ゾルトラークでなく、魔族絶対殺す魔法はフリーレン独自改良魔法

彼女達二人の専用魔法なんですね

ふたりはプリキュア

フェルンの分析、魔族というもの

リュグナー『……アウラ様か!』

フェルン『……動かないでください

フェルンは血縛り突破に成功

杖を魔法で引き寄せて突破

魔法の多彩さはフェルンがずっと上なのかも

魔族種は一芸特化

対しフェルン、フリーレンが千年かけ収集した魔法を「いいとこどり」で教えられたはず

ラスボスかな?

フェルン『殺し損ねたというのは嘘ですよね?』

『あなたは私に、"あの不意打ちの意趣返し"をしたかったんです

だからわざわざ、状況を再現して見せた

だから長々と話していたぶった

ですがそれを察したフェルンは、魔族の「人柄」分析に利用したようです

精神力強すぎない?

フェルン『プライドが高くて傲慢で』

『未だに私たちを、……フリーレン様以外を脅威とすら感じていない……

『だから私に隙を与えるような真似までした……

『この至近距離ならあなたの心臓を撃ち抜けます

歳の差、リュグナーは赤子を相手にしている気分なんでしょうか

対しわざわざ説明するフェルン

これも彼女の意趣返し?

魔法使いのプライド

前回、無視されっぱなしだったシュタルクが戦士として怒ったように

フェルンも内心怒ってたのかも

リュグナー『その前にお前の首が飛ぶ』

自信があるから隙を見せている

いわゆる「油断? なんのことだ? これは「余裕」というもんだ」という奴か

事実、騎士団を秒殺してますものね

自信も当然の実力者

回想 フリーレンが任せる理由

フェルン『フリーレン様ほど魔法を完璧に扱えません

フェルン、魔獣狩りで落ち込んだ時を回想

フェルン主観で「うつむく」姿が描写

足元しか見えない

ガックリした感じが伝わるようです

そりゃ自信も育たないわ

フリーレン『生きてきた時間の違いだからね、フェルンが私に追いつく事は無いよ

フリーレンに追いつけないと悩むフェルン

対しフリーレンばっさり

暴言のフリーレン

何せ、千年以上魔法の事ばっかり考えて来たフリーレンに追いつけるはずがない

追いつけたら立場がない!

フリーレン『でもそれは』

『あくまで魔力や技術の話だ

リュグナーとも同様なんですね

魔力量・技術に関し、長命種のリュグナーに追いつけるはずがない

魔法使いとして「強さ」では勝てない

今回勝てないと判断したのも

おそらく、感覚的に理解できたからでしょうか

フリーレン『よく魔物との戦闘をフェルンに任せているでしょ?』

フェル『はい、今回も押し付けられました

フリーレン『ごめんて

ごめんで済むなら勇者は要らぬ

以前、フリーレンが助けてくれないと愚痴った事があったも

日常と化してたんですね

フェルンの新しい日常

そら場慣れするわ

フリーレン『フェルンが戦った方が早く終わるんだよ』

『私よりも魔法を撃つのが速いから

フリーレン様が笑った…!!

前回「あなたなら、できるわ(意訳」と押し付けていったフリーレン様だったものの

速さ、という長所があったのか

それ最強では?

再び現在 魔法の「抜き撃ち」勝負

リュグナー(?歳)『小娘、私は魔法に人生の大半を捧げてきた

フェルン(17歳)『私もです

いわゆる「かかってきな! 西部劇のガンマン風に言うと…『ぬきな!どっちが素早いか試してみようぜ』というやつだぜ…」

からのフェルンが圧倒

速さが違う!!

リュグナー、咄嗟に防御に切り替え難を逃れます

あれだけ言ってちゃんと守勢になれた

大した戦闘勘

フェルン『防御しましたね』

『やはり心臓が弱点ですか

戦いながら弱点を分析するフェルン

怖い怖い

完全にキラーマジンガ

リュグナー『では全力で叩き潰してやろう』

“バルテーリエ"!!

開幕早々、城塞上部を打ち砕くリュグナー

パワーが違う!!

まず間違いなく、フェルンではこんな大規模破壊攻撃は出来ないのでしょうね

でも魔族一体の心臓をぶち抜く事ならできる

何教えてんだあの師匠!!

戦士シュタルクvs魔族リーニエ

リーニエ『こっちはもう終わりだ

始まったころに終わってた

さっきリーニエと丁々発止にやりあっていた

今は立派なボロゾウキン

そりゃ「最強の戦士」コピーは無理ゲー

シュタルクなら猶更

シュタルク『まだ…、終わってねえぜ』

しかし立ち上がったシュタルク

対し魔法で斧を出し、脇に抱えるリーニエ

武器を出す魔法

フェルン達が魔法で杖を出すのと同じもの?

フェルンvs魔族リュグナー

リュグナー『(魔力も技術もコントロールも

 私の方が遥かに上……)』

『(小娘と私の間には、比べるまでもないほどの差がある)』

リュグナーが侮り、フェルンが恐れたのも当然

魔法使いとして強さでは格上

ですがフェルンには、魔族を殺すことに特化して改良したゾルトラークが

そして一切の魔法を防ぐ防御術式がある

腐敗の賢老クヴァールをも凌いだ防御

リュグナーが、彼をはるかに上回る攻撃力を持っているなら話は違うのかもしれませんが

七崩賢クラスでないと無理な話?

民族調音楽による戦闘シーン!!

第一章、それこそクヴァール戦を彷彿とさせる壮大な魔力の撃ちあい!!

ただクヴァールは手数で突破を図ったのに対し

リュグナーな大出力・不意打ち狙い

とにかく戦闘規模が大きい

大魔力、パワーの差で押し切ろうとしてるんでしょうか

しかし「防御術式」の前には無力

これも特別製なのか?

リュグナー『(ただ、速い)』

『(純粋に手数で、この私が押されている!!)』

圧倒的なスピードのゾルトラーク連射

迅速・ピンポイントな防御魔法

クヴァール戦で、フリーレンが防御を任せたほど魔法展開が正確で速いんですものね

今回も雨あられの魔法をピンポイントバリア

クヴァールと比べるべくもない

彼は魔族かつ「天才」と称された存在でした

それに勝れというのは酷か

『(この小娘に、どんな修行を叩き込んだ!)』

日常的に魔物と戦わせたり

フリーレンと模擬戦、雨あられと人を殺す魔法を浴びせられたり

苦労話なら事欠かなそう

ただ実際には「才能」

努力でなんとかなるなら、フリーレンだってやっているはず

純粋に速射という才能なんですね

リュグナーの嫌いな天才!!

リュグナー『(消耗戦に持ち込み、魔力切れを待つか?)』

ブ厚い塊を作り、魔力切れを狙うリュグナー

しかし「魔族を殺す魔法」ゾルトラークは易々破壊

まったく魔力が切れる気配がない

防御魔法を連発させれば或いは…?

リュグナー『(いや駄目だ、その前に決着がついてしまう)』

遂にリーニエに助けを求めてしまうリュグナー

ゾルトラーク連発するフェルン

狭まっていく発射間隔

怖い怖い

どっちが魔族やねん案件

リュグナー『早くそいつを片付けろ!』

リーニエ『なんだよ、我がままだな。こいつ防戦一方でしつこいんだよ

対し、長引いてるのは防戦一方だから

臆病者シュタルクにとって、トラウマである師匠そのものとか最悪の敵ですわ

勝てるイメージが浮かぶはずがない

浮かんだら怖い

魔族リーニエの「数奇な」魔法

シュタルク『そいつは師匠の技だ』

リーニエ『……私は魔力を読み取るのが得意でさ

前回曰く、魔力探知がリーニエの魔法

コピーもその延長線だと

リュグナーが止血から、血を武器にすることまで幅広く使えるように

たった一つの魔法の応用なのか

リーニエ『人が動いてる時の』

『体内の魔力の動きを記憶して、動きを模倣できるんだよね

言いながら次々と武器を出現

過去記憶した、様々な大戦士の戦術を再現

武器を出す魔法と連携する事で、あらゆる射程から変幻自在に襲い掛かるリーニエ

次に出て来る間合いが読めない

あらゆる物理的な間合いに対応できる

リュグナーが護衛にしたのも納得

ただ物理戦闘に特化している為

フェルンのゾルトラークを、物理的な獲物で防ぐのは難しいのもかも

だとすれば前回で止めたのも納得

近接戦に持ち込めばリーニエの勝ちでしょうが

あの時は間合いが開いてましたし

リーニエ『私が昔"記憶した"、最強の戦士と同じ動きをしている……』

『こんな偶然あるんだね

リーニエは、勇者たちの戦いを目撃していた

敵はデュラハンの群れ

当時は小さな子供だったらしい

物陰から見てたんですね

リーニエ『私は戦士アイゼンの動きを模倣している』

シュタルク『(なんだよ…、無茶苦茶じゃねえか)』

『(こんなの勝てるはず……)』

特に右目付近、右肩への深い傷で戦闘不能に

トドメは斧の重さを活かした大上段の一撃

リュグナーが数奇と言ったのは、師匠の技でボコボコにされると解っていたからか

この見た目でゴリゴリの白兵戦型だったとは

リーニエ『ようやく倒れたか・・・・

が、墓穴となったのはごくありふれた感想

まさかこれがキーワードだとは

幾度も立ち上がった

それ自体が「教え」だったんですね

シュタルク回想、強い相手に勝つ秘訣

シュタルク『俺が師匠に勝てる訳ねぇだろ……

アイゼン『当たり前だ、俺はお前より強い

さっきのフリーレンみたいな事を言うアイゼン

でも彼らは老いる

五百年以上も全盛期な魔族、千年以上生きるエルフみたいに強くなれる訳じゃない

だから「教え」も異なるんですな

アイゼン『強い奴に勝つ秘訣を教えてやる』

『簡単だ

『何度でも立ち上がって技を叩きこめ

『戦士ってのは、最後まで立っていた奴が勝つんだ

再び現在 立ち上がるシュタルク

シュタルク『まったく師匠め…、変な理論を押し付けやがって……

 脳ミソ筋肉で出来てんじゃねェのか…?

視聴者が思った事をぜんぶ言うシュタルク

言ってやれ言ってやれ

でも「立ち上がった」

馬鹿々々しいと思いながら実践している

実践できている

心底、師匠を尊敬してるんですね

シュタルク『俺はまだ立っている』

言われ怒ったか、更に冷たい顔になるリーニエ

また、リーニエは見ただけで完璧に会得

対し血反吐を吐いて体得

同じ戦術でも、学び方が正反対で面白いですね

精度はリーニエが遥かに上でしょうが

シュタルク『それに思い出したんだ……』

『師匠の技はもっと重かった!!

『……やっぱりお前のはただの真似事だ

言われて頭にきたらしいリーニエ

リュグナーと同じか

プライドが高い

次の一発、まさに「必殺」で放たれたらしい

勝ち筋、二人の戦いに決着

リーニエ『ならその真似事で…、引導を渡してあげよう』

“エアファーゼン"

再び斧を出現、重さで地面を割ってしまう

相当な重量だと見て取れます

その重さと、彼女自身の身軽さを活かしているのがとても美しい戦い様でした

アイゼンもあんなに華麗だったのかね

同様に「魔法」を放つリュグナー

リュグナー『“バルテーリエ"!!

上空で、血流とゾルトラークが真っ向から激突

火花、光の雨が降り注ぐなか最後の激突へ

溶けた鉄が飛び散るようなものか

なんと美しい……

リーニエ『(大振り、防御もなし)』

『(血迷ったな)』

冷静に後の先をとるリーニエ

本来、臆病なアイゼンが編み出した戦い方を「恐怖心のない」魔族が使う

皮肉な状況ですね

リーニエ『……!?』

胴薙ぎの一撃に"耐えた"シュタルク

シュタルク『相討ち覚悟だったのにビビって損したぜ……

『やっぱり全然重たくねえや

シュタルクが、カウンターを決め一撃で決着へ

両腕、腕力で振り下ろす力任せの一撃!!

リーニエは魔力の粒子となり消滅

勝因:耐久力

教え通り「最後まで立って技を放つ」意志

何よりリーニエは模倣しただけで、再現する筋力がなかったのが敗因となったか

やはり筋力…、筋力あればこそ耐えられる

筋力あればこそ倒せる

いやその筋力はおかしい

月に手を伸ばし粒子となるリーニエ

いわばアイゼンの存在が「月」

月、届かないものに手を伸ばしてただけだった

彼女の在り方を象徴するラストか

大丈夫、平気ですよ

思えば今回「戦士なら、このくらいの傷フツーだろ」と言ってたのが前振り

シュタルクはめちゃくちゃ頑丈だった

怖がって防戦一方だったものの

実は普通に戦えば普通に勝てたんでしょうね

普通、普通ってなんだ

リュグナー『リーニエ!? !? しまっ』

フェルン『"ゾルトラーク"

心臓辺りを粉々に撃ち抜かれるリュグナー

リュグナー『(魔族を殺す……、魔法……)』

葬送のフリーレン 第9話 感想

まさに“魔族を殺す魔法"ゾルトラーク

断頭台のフェルン

二代目フリーレンな決着か

フリーレンは別に、彼女を後継ぎになんて思っていないように見えますけれども

魔族憎しでフェルンを鍛え上げていた

シュタルクが自分が思う以上に強かったように

フェルンも思う以上に強かった

続・葬送のフリーレン

前回は元勇者一行「フリーレンは実は強い」という再確認の回だったも

フェルンとシュタルクもまた強い

三人の強さを描くボトル回か

特に派手な演出、スピーディだったフェルン

耐えて倒すタフさが光ったシュタルク

二人の長所も対照的でした

攻めのフェルンと耐えるシュタルクなんですな

それで尻に敷かれてるのか…

次回、第10話「強い魔法使い」

次回は11時30分から。この調子だと次々回は12時スタートになりそう

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葬送のフリーレン 感想 2023年10月

葬送のフリーレン 第1話「旅立ちの章(全4話)」
葬送のフリーレン 第1話「冒険の終わり」
葬送のフリーレン 第2話「別に魔法じゃなくたって…」
葬送のフリーレン 第3話「人を殺す魔法」
葬送のフリーレン 第4話「魂の眠る地」
葬送のフリーレン 第5話「死者の幻影」
葬送のフリーレン 第6話「村の英雄」
葬送のフリーレン 第7話「おとぎ話のようなもの」
葬送のフリーレン 第8話「葬送のフリーレン」
葬送のフリーレン 第9話「断頭台のアウラ」
葬送のフリーレン 第10話「強い魔法使い」
葬送のフリーレン 第11話「北側諸国の冬」
葬送のフリーレン 第12話「本物の勇者」
葬送のフリーレン 第13話「同族嫌悪」
葬送のフリーレン 第14話「若者の特権」
葬送のフリーレン 第15話「厄介事の匂い」
葬送のフリーレン 第16話「長寿友達」