量産型リコ 3期 第1話 感想[家族のひと夏]ガンダム・バルバトス!! 最後のプラモ女子の人生組み立て記 ネタバレ

2024年9月8日

量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記- 第1話「別れと出会い」感想

公式あらすじより引用

小向璃子(#与田祐希)は、祖父の訃報を聞いて故郷へと帰ることに。4年ぶりに家族全員が揃う中、祖父の遺品の中から出てきたのは“作りかけのプラモデル”。道半ばだと感じたリコは、プラモデルを完成させるべく「矢島模型店」へと向かう…

木曜24時30分放送。終了後25時頃からTVer期間限定無料配信Leminoは無料&有料配信

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四年ぶりに集まった家族のひと夏…? “最初の物語”開演!!

量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記- 第1話 感想

従来同キャスト、並行世界を描く第三期

やっぱり面白いなぁリコは!!

単に新作としても、また見慣れた面子がイチから関係を築いていくという事も面白い

加えて旧二作は同じ矢島模型が舞台も

今期は田舎町の店舗が舞台

なんともノスタルジーのある始まりですね

期間限定でYoutube配信!!

テレ東公式 ドラマチャンネルにて期間限定配信!!

もちろんTverでも配信

加えてYoutubeでは旧作も一挙配信中!!

旧作の1話もいいよね……

第1期ミニ四駆回の配信も楽しみ

特に違いを感じるのが二人の関係

旧作初対面時、リコはやっさんに圧倒された

今期はリコがやっさんを圧倒

なんとも癖のあるスタート

また旧作は完成、部分塗装程度だったも

今期は初回から「プラモ経験者ならやらない」アレンジを加えたのが楽しい!!

プラモ初心者ならではの強みでした

今期の初心者は強いぜ!!

祖父の作りかけのプラモ完成

祖父の知らない一面を知った

きっかけに祖父の思い出話が次々噴出

家族揃って、忘れかけていた祖父の思い出に満ちていくのが切ないですね

嬉しくもあり切なくもあり

初回はアニメ話でも大盛り上がり!!

単にプラモを作るだけでなく

登場作品、鉄血のオルフェンズの話で盛り上がるのがちょっと新鮮ですね

EDも楽しそうだった!!

実は「シリーズ最初」の物語

ラストでタイトルコール

際し「最初の」と明記

実は本作が、量産型リコシリーズ最初の物語だったと脚本家さんも明言

第三作が実は第一作とか某超大作RPGみたい

物語的にはどう活かされるんでしょうか

旧作と同キャストによる別人の物語

リコとやっさんは続投

模型店娘「アオ」は第2期から続投

また2期のドリクレ追加メンバーコンビも続投

難攻不落だった熊本さんは姉

ライダーこと後田さんは父

また第1期から「雉村さん」だった森下氏は、リコ祖父を演じる事になりました

主に第2期メンバー中心なんですな

第1期からのメンバーは?

特にアサイ・シンジ・中野先輩1期2期通してレギュラーだったものの

今期はオープニング未登場

ゲスト扱いっぽいですな

冒頭 やっさんのモノローグ

やっさん『どこの世界にもいる量産型の人間、小向リコ

『これは今回の……、小向リコの物語

今期冒頭は、ボーリング中のリコ

てっきりザクから始まるかと思ったも

リコにいきまーす!!アムロ的な台詞を言わせたかっただけなのか

それとも何か伏線なのか

ボーリングとリコ

同じピンが横並びにいっぱい並ぶ様を量産型と重ねたイメージなのか

また最後、古びたピンが一本だけ

これは祖父のこと?

祖父を孤独にしてしまった象徴なんでしょうか

祖父も祖父で楽しくやってたようですが

家族が孤独にしてたのも確か

後から思えば

本作がシリーズ最初の物語

まだ肩が赤いザクが作られていない

そのせいか、旧作プラモが飾られている演出も今期にはないようです

後から思えば納得ですね

オープニング

今期も軽快で良い曲!!

ただ以前は室内だったのが、今回は解放感たっぷりとなっています

これは夏らしさを描くテーマらしい

夏ドラマだからなんですな

夏と「田舎」は相性が良いですし

祖父・小向仁の死、葬式

妹・小向香絵『堅実な長女と、自由人な三女を足して二で割った量産型な子っ

と今期は妹にディスられるリコ

こいつはとんだディスラプターだぜ

つまり今期では、姉と妹のキャラが強くて埋没しているポジションなのか

マイティーストライクフリーダム作っちゃうのかい?

祖父・ヒトシの想い出

父・コウイチロウ『……とまあ思い出話は尽きないので

いや尽きとるやないか思い出話

今回テーマは、祖父についてみんな記憶があいまいという事

何せ長らく会っていない

おかげで悲しくない

そんな祖父の知らない一面を知る物語か

祖父もまた「量産型」?

皆、祖父は優しかったとしか記憶にない

印象が薄い

そんな祖父も量産型だったんでしょうか

でも量産型にも個性があると?

遺品に作りかけのプラモが

アオ『すみません! ……今日はちょっと、店主が情緒不安定で

いやひどくない!?

祖父の最期のプラモが未完成

リコは、祖父が道半ばだったと解釈

せめて完成させ、終わらせようと近所の矢島模型店に持ち込みます

今期の矢島模型広いな!?

矢島模型 THE ORIGIN

本作では片田舎の模型屋

古民家的な模型店

例によって現在、市場では貴重なキットが山と積まれている夢の空間です

デスティニーガンダムがいっぱいありゅう!!

田舎だからか広めのお店

また完全に余談ですが

二期、旧作時はとにかく矢島模型が狭かったと確かやっさんが愚痴ってました

何せ撮影陣もいるので狭い

その点、今回は撮影しやすそうですね

冷房も効きにくそうですが

矢島店長『ひとちゃん…!!』

いい年してひとちゃん

さすがボトムズの矢島

とまれ生前、祖父のヒトシはわざわざここまで通って作ってたそうな

やっさんと作るのが楽しかったのかね

矢島店長『じゃあ…、作ってみるか!!』

リコ『……え?

流れるように作る羽目になるリコ

今期は祖父の遺品を完成させるのが動機

とっかかりとなりました

爺ちゃんバルバトスって若ェな……

やっさんのプラモ語り

礼儀として“知りたい”というリコ

矢島店長『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

 サンライズ制作のロボットアニメ“機動戦士ガンダム”シリーズの作品であり、特にドラマ性を重視し、既存のファンだけでなく新世代のファンも獲得した「予備知識がなくても楽しめる」ガンダム作品だ!

出たァ!! やっさんの作品語りだァ!!

なおリコには響かなかった様子

ええいこやつに一話を叩き込んでやれ!!

とまれ予備知識なしは大きな魅力ですね

誰でも楽しめる作品であるという事

そいつは間違いねえこって!!

リコ『え!? “あの花”のスタッフなんですか!?』

アニメ的な繋がりは響いた様子

実際大事

今やフツーに、アニメを幅広い世代が見ているのが現代って感じですね

もうアニメは誰もが見ている時代なのだ

たぶん

矢島店長『ナイスアシスト』

しかし今期、アオさん更に良いキャラに

ぴったりですやん

矢島&アオ『『御開帳~!!』』

リコ『!?

そしてお約束の洗礼を浴びるリコ

善光寺かよ!!

矢島『素組なら一時間もあればできる』

『いわばスタータープラモだ!

HG バルバトスを評するやっさん

作りやすいんだぞと

定価も1,100円と物価の違いを感じさせられてしまいますね

実際リコはパチパチ組めてしまうも

こんなに鳴らねえよってくらい鳴る!!

いい音!!

また、こういうシーンを「作画」しようとするととんでもない手間がかかります

その点ドラマにぴったりですね

リコ『鉄火団? ……マグロ?』

矢島店主『マグロじゃない!! 鉄の華だ!! 決して散らない鉄の華……!!

バルバトスは鉄華団所属

血のつながらぬ家族同然の絆を持つ少年兵たち

家族がテーマの本作にピッタリか

つまりその結末は…!?

店主たちに祖父の話を聞くリコ

リコ『私、お爺ちゃんのことを私の思い出だけで止めてました。“優しい”って想い出だけで……

矢島店主『……知ることに、遅いも早いもない

店主は祖父の“友達”だった

知らない一面を知っていくリコ

しかし死別とバルバトスってのも相性が良すぎるテーマですね……

やっさん

リコ『ねえ、次はどうすればいい? やっさん

やっさん&アオ『『!!』』

BGMまで止めて振り向く二人

鉄血の名言だからね!!

やっぱりすげえよリコは

これが「初やっさん」

実はミカ、もといリコ命名だったのか

第1期などの印象が変わりますね

特に二期、やっさんは並行世界の記憶を持っているっぽく描写

その顛末も描かれるのかね

完成したもののどこか物足りないリコ

リコ『なんか、砂を被ったこの子かっこいいなって!!

リコがいきなり砂かけてウェザリング!!

ワイルドだろう?

やっさんとアオは脱帽に

これまで第一話は、初心者の物語であったも

初心者ならではの強さだった!!

なお現実にはやや問題ある面も

本来バルバトスは144倍の大きさな訳で

このやりかただと、144倍の大きさの砂がかかっている計算になります

でもそこまで厳密に言うのは野暮か

「笑ってるように見える」と言うリコ

たぶん、悪く言えばシールの貼り間違え

シールを貼る角度が悪かった

でもかえって良かったのか

やっさん『プラモデルは、量産されたパーツだ……』

『作り手の手によって組みあがっていく事で、そこに"命"が吹き込まれていくんだ

作る前は全て同じ

でも作ってみれば、違うものになる

それは出来栄えもですし「受け取り方」も違うって事でしょうか

シールの具合で笑ってるように見えるように

何より自分が作った特別感

量産型から生まれる個性

また、あいまいだった祖父の個性がハッキリしていくのとも似ていますね

どこにでもあるイメージから

唯一のものへと変わっていくのか

完全に余談ですが

バルバトスの登場作、鉄血のオルフェンズのキャッチコピーはいのちの糧は、戦場にある

命、命の使い方をテーマにした物語でした

どことなく連想させるのがぴったり

リコ『ギブ・バース……』

『……あ、命が吹き込まれたんで“生命誕生”的な?

実は完成のかけ声もリコ発だった

また多分本作はひと夏の

夏が終わりリコが去る時、矢島模型店も「移転」するんでしょうかね

やっさん『ちゃんと、知れたんだな?』

略・リコ『……ちゃんと悲しくなれたっ

祖父の知らない一面を知ったリコ

転じ呼び水となり、家族でも思い出話が百出

祖父の死をしみじみ受け取ることに

リコは悲しみたかったのか

もっと祖父の想い出を辿る為、夏休みを利用し小向家はしばし逗留に

次々ゲストが現れる流れなんでしょうか

次回、第2話

サブタイには触れず登場プラモが描写

子どもとプラノサウルス・ティラノサウルス!!

最強の恐竜って表現がいいですねえ!!

組みやすい入門向けキットなのも「プラモを知らない」層へ良いアピールですわ

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