人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第12話【最終回】感想 原点からもう一度!!

人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第12話「冒険者はまだ世界を救えない【最終回】」感想

公式あらすじより引用

ステッピングマン事件の決着は、サバイバーズに必ずしも救いとはならなかった。改めて彼らが対峙するのは“過去と日常”。苦悩する彼らは、人類が避けて通れぬ難題にどう立ち向かうのか? サバイバーズの戦いは続く!!!!

ABEMA ANIME 火曜23時30分より 配信後最新話一週間無料

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苦悩の後日談、サバイバーズ再始動の最終回!!

最後の黒井先生イラストは全員の背中!!

旅立ち、終わりを感じますね

ニックさん不敵ですわ

ともあれサブタイ通り、世界どころか自分達の過去にさえ苦しむ最終回

ですが今は一緒に歩いてくれる仲間がいる

事件も次の事件に繋がっている

全てが少しずつ前に進んでいるし、それはニック達だけではないんですね

ラスト、今までの面々ほぼ総出演が嬉しい!!

レオンたち多くが前より「前」にいた

進む楽しさを感じる最終回!!

ゼムを陥れた子も苦しんでいるのか

原点回帰の最終回

ニックが冒険者になった経緯、第一話でアゲートちゃんに貸して貰った傘

昔より前に進んだ事とか、今も悔いてる事とか

原点と今を確認して次に進む的な

原点回帰ってやっぱり大切

事件はいつか「世界を救う」事に…?

ステッピングマン事件は違法市場の手掛かりに

カランの宝珠が見つかる可能性も?

同じ宝珠絡みだったのが前振りだったのね

それは白仮面と魔神に繋がる手がかり

いつか世界を脅かしてる奴に辿り着けるって事なのか

正体を明かしたら剣でした

前回「精霊級対魔神戦闘技能者養成プログラム・"武の剣"」と明かしたオリヴィア

ですがその辺はあまり掘り下げず

仲間になる訳でもない!!

彼女は「指導役の剣」であり、情報持ってきたり導くポジションなのね

ひっかきまわすとも言う!!

各メンバーの見せ場を描きつつ12話完走

2話~4話はカラン、5話~7話はニックとティアーナ活躍の鉄虎隊編

8話はアイドル・アゲートちゃん

9話~11話はゼムとキズナにオリヴィア

それぞれ見せ場がある構成でしたね!!

ニックは全編通して活躍し、主人公らしい存在感を感じる構成でした

だいたい3話刻みで構成

5話ニックの台詞を、7話ラストで回収するといった「着地」が奇麗に決まったのが印象的

それだけに制作のひっ迫が少し残念

制作体力が続かなかった?

アニメは、EDに「制作協力」とクレジットがある回は作画が悪くなりがち

グロス制作、外注回なのでしょうか

本作では、3.4.8.9.11と多数

約半分もあり、それ以外も多くが作画イマイチ

相当に制作が厳しかったんですかね

今期は他にも制作休止作が多数

本作もコロナの影響?

でも最後までやりきりましたね!!

冒頭 ステッピングマンとの決着後

キズナのナレーション『暇になると人間、とかく余計なことを考え出すものである……

『忙しさから忘れていた事、考えないようにしていた事に

 再び脳みそを使うようになる……

のっけからドルオタ部屋の圧がすごい

皆、事件で負傷が深かった

その休暇で「余計な事」を考えてしまったか

ニックは折れたナイフを凝視

今も捨てられぬ宝物なんですね

ニック『人間なんて……』

ニックは第一話と同様に「人間なんて信用できるか!!」と思っているのか?

まだまだ「完治」には程遠かった

それほど心の傷が深い

追放した養父を、それほど信頼していた証

いつもより作画がいいスタートだ…!!

Aパート 回想・冒険者ニックの原点

父『覚えてないか? アルガスおじさん

回想、ニックの両親は自前馬車での旅暮らしだったらしい

まだニックが幼かった頃の

一家久々に迷宮都市

そこで野盗に襲われてしまった!!

街中なのに!?

母『父さんも母さんもあなたを愛してる!!』

夜とはいえ街中での野盗襲撃

広大すぎて治安維持が難しいのか?

両親は出来る人で、母は異変を感じるやニックを馬車の床下

万一の用意をしてたらしい

ニックはそうした性格を受け継いだのね

また母の手は傷だらけ

相当に場数を踏んだ人だったらしい

ニックは床下から馬車の外へ逃亡

しかし強面のオッサンに阻まれ死を覚悟

ところが彼が「アルガス」

アルガスは野盗を一蹴し、親代わりに育ててくれたという訳か

前々回で親と顔見知りだと描かれてたものの

当時、会いに来て襲われたのね

アルガス『……すまなかった』

状況が呑み込めないニックを抱きしめ、侘びたアルガス

自分がもっと早く来ていればと?

改めて好人物でした

第一話の追放もやはり善意なのか?

回想・"冒険者ニック"初めての冒険

アルガス『冒険者になったら、その"さん"ってのは無しだ!

『冒険者に上も下もねえ!

喋るたび好感度しか上がらない人でした

回想・養父と「粘水館」

第二話、初心者用のクエストダンジョンですね

早くも懐かしい

ニック先生も養父に教えて貰ったのね

アルガス『いいかニック? 冒険者ってのは互いを信じて協力し合うんだ』

ひたすら真っ当な物言いのアルガス

彼の冒険者哲学と、ニックはよほど相いれなかったんですな

また背景に「関係者以外」と日本語で張り紙

ここも旧文明の遺産なんですな

アルガス『油断してると足元すくわれるぞっ』

幼ニック『わかってるよアルガスさn?!

言った傍からすっ転ぶニックであった

またさん付けしてるし!!

アルガスがこんだけ親身で教えたのに、ニックは「冒険者」として違うスタイルへ

よほど両親の教育が染みついてたらしい

アルガス『はっはっは!』

言った傍からやらかしたニックに大爆笑!

豪放磊落な人物

対しニックは全会一致で細かい性格

道を違えたのも改めて納得

ニックの動機、ニックの後悔 

ニックのモノローグ『冒険者になったのは生きる術でもあったが』

『あの時、自分に力があれば父さん母さんと一緒に戦えたかもしれないと考えたからだ……

年齢の割にかなり強いと描かれているニック

なんてストイックな動機

それが今や立派なドルオタに……

『武芸百般に入った時、アルガスに与えられた短剣……』

『……何より、俺の素養を考えて選んでくれた事が嬉しかった

折れた短剣はアルガスに貰ったもの

折られてしまったけど宝物

今も断ち切れていない証か

断ち切るべきではない、アルガスは善意なのでしょうけれども

『……全ては過ぎた話』

略『それでも、不意に未練がましく思ってしまう

『もしあの時ああしてたら、もしあの時こうしてたら……

今も武芸百般にいられたかもしれない

或いは両親と共に死んでたかも

どちらにも未練がある

最終回ですが、第一話やそれ以前の苦しみに今も囚われたままなんですね

実親も養父もいい人だった……

親の死、流血が交わる様をイメージ

親と一緒に血を流し、死んでりゃ良かった的な

また「血が交わる」ということ

そんな仲間を得た的な?

折れてるとはいえナイフ持って寝るのは危ねえ!!

雨宿りの歌と後頭部

ニック『!? アゲートちゃんがどうしてここに!?

なんでここにアイドルが!?

たまたまニックの部屋の階下、一階軒先でアゲートちゃんが雨宿り中

いいのかアイドルなのに!?

第一話の遭遇は、第八話で「フラれてるところを見てつい心配に」と描写

今度は完全に偶然らしい

やはり引力…、人と人には引力がある!!

『……頭頂部だけで判断できる俺も俺だが』

アイドルと自己の分析ができるドルオタの鑑

そこで「傘を返す」事にしたと

第一話で借り、最終話で返す

いい原点回帰ですわ

アゲート『…? そういえばお名前を伺ってませんでしたっ』

階上から傘だけを差しだすニック

改めて名前を聞くアゲート

そういやそうだ!!

十二話も経ってようやくなのか

『俺は…、…ただのドルオタの野良犬だよ』

アゲート『そうですか……

アゲート『なら、私もただのアイドルのアゲートですっ

結局名乗らないニック、彼に合わせるアゲート

互いに互いの知ってる呼び方だけ

この会話中も、顔すら合わせませんでした

とことん距離を置くのがニックらしい

すげえよニックは

アゲート『あの時も雨でしたね……』

『野良犬さんったら雨の中、傘もささずにいるもんだから

 ついつい

 声をかけてしまいましたけど……

実はフラれたところを目撃したとは言わない

アゲートも距離を置いたまま

距離を置いて親しくなる

ひねくれてるというか微笑ましいというか

古人曰く「雨の中、傘を差さずに踊る人間がいてもいい。自由とはそういうことだ」

実にショウタイム!!

ニック『すまねえ、この状態のまま長話が続くのか?』

アゲート『…ご迷惑でしたか…?

とは上の階から、傘の上をつまんで差してあげている状態

なにこのテクニカル傘さし

傘は柄に犬のキーホルダー付き

どうもアゲートは、これを見て「犬と話してる気分」だったんでしょうか?

あの日を思い浮かべてしまうから?

『……あの日があったから私は救われたのかもしれない…』

ニック『え?なんか言ったか?

八話では、彼氏とズルズル関係を続けていた

ニックと出会ったのがきっかけで変化

第一話のニックは、アゲートに救われて立ち直ったように描かれていました

でも実は互いにどん底だった

互いに救ってたのね

アゲート『野良犬さんって時々幻聴が聞こえるタイプですか?』

ニック『うるせー

顔すら合わせぬコント!!

マジなだけにツッコミの圧が低いニック

また幻聴をネタにしてる!!

第八話は背中合わせ、今回も顔すら合わせない

距離は置くけどもっと話したい

アゲートも、ドニーに深入りして傷付いた事が癒えてないのでしょうか

彼女も類友なんですかね

ゼムが受け継いだもの

患者『ナルガーヴァ先生を殺したのはアンタかい…?

ゼム『…………ええ

ゼム、犯罪都市の闇医者を受け継いでました

九話でもこの街を気にしてましたもんね

ここはスラム、治療しても料金を払える人なんかいないでしょうに

つくづく良い人ですわ

『ナルガーヴァ先生の後釜利権を狙ってるに違ねェと思ってたんだ!!』

その発想はなかった!

犯罪都市、悪人だから受け入れてくれるのか

利権狙いだと誤解された

普通ならナルガーヴァさんを殺され怒るでしょうが、ここは犯罪都市

犯罪者こそ一目置かれるのか

患者『負けてたら(肋骨)もう三本折られるところだったんだぜ~!!』

ゼム『勝ったらもう三本生やすんですか?

下手な冗談を飛ばして呆れられるゼム

彼は真面目過ぎる

ナルガーヴァさんそっくりなんですな

つくづく惜しい人を亡くしました

ゼムのモノローグ『医療は良い……』

『ささやかながら誰かの助けになれるし

 その間だけは

 余計な考え事をしなくて済むから……

貧乏人ばかりのスラム街で治療院を開く

それは他人を助ける

他人を助け、自分自身を癒しているんですね

少しでも役立つ事をしたい足掻き

前に進みたい想いか

ゼム『彼の後を継ぐような真似事をするのは』

『追悼か、それとも自己満足か……。いや同じ事なのかもしれない

ナルガーヴァへの追悼と自己満足

それでも「ありがとう」と言って貰え、ゼムこそ救われているのだと

ナルガさんもそうだったんでしょうか

また、彼がいたからこそ今ここにゼムがいる

彼がいた事を無駄しない

ナルガーヴァさんの娘への想いにも相通じるのね

ティアーナと"よそよそしさ"

ティアーナのモノローグ『ささやかな救済を餌に、今日も苦悩に苛まれる

『そうだろうか?

 果たして人生は、そうまで過酷なものなのだろうか?

『昨日よりも今日へと

『目に見えぬほどの前進の先に、人は報われないのだろうか?

夜、ふと眠れず目を覚ましてしまうティアーナ

翌日は「日常の一部」となった賭け事

彼女は現状に不満がない

不満がないのに、漠然としたモヤモヤを抱えて欝々としているらしい

だから「何か」をして紛らわせたい

ゼムと同じなんですね

ゼムの場合、医療という「必死になれるもの」がある

対しティアーナは暇らしい

ティアーナ『……勝っちゃった』

いや勝つんかい

賭けをし、最終的にトントン

それはそれで熱中できない、勝ちも負けもない「タイクツ」な結果か

おかげで余計に欝々とするのね

ティアーナ『…? 美味しい。カランはこんなの食べないかな……』

競竜場食堂で、ふと旨い料理を見つけたティア

でも誘わない

まだ距離を置いてる証なんでしょうか

何よりティアーナの場合

第一話、婚約者に「良かれと思って」色々やって逆効果だったのが問題でした

そのトラウマでしょうか

教えても、それは自己満足なんじゃないか?

そんな想いがあるんでしょうか

冒険者ギルド・フィッシャーマン

カラン『皆は…、皆は元気してたカっ?

やがて回復し、久々に集まったサバイバーズ

しかしカラン、何か言いかけ沈黙

キズナもゼムの無茶に気付くも、当人に「不干渉の掟」を盾にされてしまいました

ある意味、後退しちゃったんですな

築いてきた関係の後退か

ティアーナのモノローグ『計画通りの決着はついた』

『私達は納得すべきなのだ、この過不足ない日々に

『だけど今は皆どこかよそよそしい…

 誰もがモヤモヤした何かに抗っているように見える

前回でステッピングマン事件は解決した

解決したのに納得できない

ティアーナは周りをちゃんと見ているんですね

昔は婚約者にベタベタするも、ぜんぜん理解できていなかった

彼にそう咎められたからでしょうか

周りをよく観察するようになった

成長を感じる一幕でした

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Bパート キズナのアフターフォロー

ゼム『……何を言われても無駄ですよ

略・キズナ『……こんな危険な場所で医療行為なぞ……

夜、キズナが訪ねて来てゼムは身構えたものの

彼に力でこられたらゼムは勝てない

その点がゼムとナルガーヴァさんの一番違い

彼は自分の身を自分で守れた

その点、ゼムはまだ未熟なんですな

キズナ『我の力、使わぬ手はないじゃろ?用心棒替わりじゃ』

ゼム『ありがとうございます……

キズナは止めるのでなく守りに来たのか

昼間、僧服の泥で衛生状況の悪い犯罪都市にいると気付いた

今後はキズナが同行する事になるのね

足りないものなら仲間が補う

粋な聖剣様ですわ

カラン『おはようっ!

略『…皆はもう……………

『もうご飯食べたのかっ?

翌朝、また何か言いかけてニック達を困惑

そのままとんぼ返りでギルドを出ていくカラン

また月刊レムリアも新刊

曰く面白怪人百選

絞り込んでなお百人もおるんかい!!

それはつまり、ステッピングマンは氷山の一角だって事なのか

迷宮都市はまだ陰謀だらけなのね

ティアーナ『私は朝は煙だけね』

ニックの朝飯は普通、ゼムはレッドさんのキャバクラで軽食

ティアーナは見た目通り不健康

いつか一緒に朝食食べる仲になるんでしょうか

カランのモノローグ

『皆はもう…、忘れられたのか? 私は駄目だ……

略『カリオス、かつて忠誠を誓った人物

文字通り、カリオスを引きずっていると描写

尻尾を引きずり過去を引きずるカラン

彼女も暇になったせいで、過去に改めて向き合ってしまったのか

みんなまだトラウマを忘れ切れていない

第一話の頃と変わっていない

十二話かけてもなお癒えない!!

『騙されてたとはいえ、ホワイトヘランでの冒険の日々は楽しかった……』

ニックの場合、養父が実際いい人だったと描写

養父なりの善意で突き放したらしい

対しカランは完全に騙されてました

ですが騙された事自体はほぼ許しているらしい

楽しかったからまあいいか

ホント健全な子ですわ

『けど、一族の誇り"竜王宝珠"を奪ったカリオスだけは許せない!』

『一日だって忘れた事はない…

父に託された宝珠の件だけが心残り

そこに行きつくんですね

カランにとって金に替えられない価値がある

とはいえ探すアテもなく…?

商人『あんた~、虎人族なんだから気を付けてくれなきゃ!』

親方!どっかで聞いたイチャモンが!!

まさかレオン!?

でなく普通に可愛い子猫ちゃん

だいぶ線が多いキャラデザからして準レギュラー?

CVは後藤彩佐さん

カラン『"田舎から出てきたばっかりみたいだが"』

『"迷宮都市じゃなあなあで済まされないのさ"

まんま第三話回想の再現なんですね

第三話でカランを騙した商人

また同じ手口で騙そうとする商人から、カランは虎人族の少女を庇った

カラン立派になって……

カリオスとの日々も無駄ではなかったか

少女『…………』

怯えた様子でロクに喋れないまま去ってく少女

あら退場が早い

と思ったら後で再登場しました

ニック『カランっ』

カラン『おっ…? みんなどうしたんダ?

キズナ『夏眠祭の準備をしておると聞いてな~♪

曰くモンスターの活動が鈍くなる時期らしい

それで皆で見に来た

というかそれを口実に、カランを追ってきたんでしょうか?

四人で尾けてたと思えばシュール

カラン『へえ~、…旨いもん食えるかなっ』

カランも合流、皆で祭りに向かう事に

BGM含め、ようやく明るくなったようで何より

意外なのは時間経過

カラン、ちょっと朝飯食いに行くといって夕方までブラブラしちゃったの!?

時間的に昼下がりくらいから夕方まで?

相当に悩んでたのね

いつか消えるもの、残るもの

カランのモノローグ『あれほど強かった怒りもいつか消え去ってしまうのだろうか……?

『消えてしまうのも良い事?悪い事?分からない

『今を大切に思うと、そのぶん過去は離れていく……

『それでも残るものだけを大事にすればいいのかな?

良かれあしかれ時間が押し流してしまう

カランが、楽しかったからまあいい的に思ってしまうのもそれでか

それでも竜王宝珠は許せない

それでも彼に助けて貰った記憶も残っている

これらが「残ったもの」なのね

カランのモノローグ『それなら私は、好きなものだけを残していきたい!』

カランはってホント健全

時間が解決できない事、ナルガーヴァさんもそうでした

彼は娘の苦しみを忘れられなかった

結果自分の苦しみを周囲に再生産してしまった

対しカランは健全!

カランのモノローグ『誇り高き竜人族には使命がある!』

『それは勇者たる人間に仕え、世界を救う事だ!

『私は竜人族

 ツバキ氏族族長の娘カラン・ツバキ!

 火竜の加護を宿す誇り高き竜戦士だっ!!

最終回にしてフルネームが!?

椿さんだったのか

確かに赤さは共通項

また、自分が誰かなのか胸を張って言えるようになったんですね

カランちゃんは清々しい!!

オリヴィアちゃんの号外

眼鏡『号外号外!月刊レムリアの特別スペシャルな号外だよ~!!

親方!誰もいない郊外の道で号外バラ撒いてるアホが!!

なんて環境にやさしくない子!!

いや確かに、ここは「祭りへの通り道」

いずれ誰か拾うだろうって事?

オリヴィア『実は大変なんです!』

ゼム『大変そうですね?

オリヴィア『大変大変です!

略『もっとテンションアゲアゲじゃないと教えませんよ~!!

キズナ『なななんとー!? 一体どうしたというのじゃー!!

略ゼム『嫌いだなあ、こういう扇動的な人……

多いですよ大変が!!

珍しくゼム先生が好き嫌いを口にしてる!?

善と書いてゼムと読む人が!?

そしてオリヴィアは、この先も「扇動役」を自認しているらしい

いずれ二人は衝突するんでしょうか

ティアーナ『"伝説の暗黒魔神大復活の予兆発見"』

『"……の噂"

だいぶ盛ってるな!! 無論ニック達は信じません

改めて人間不信

というかもしかして、ニック達の為だけに「偽の号外」を作ってきたんでしょうか

そのくらいやりそう

オリヴィア『…白仮面が関わってると言ったら?』

ニック『マジなのかよ!?

略オリヴィア『"ゲンオウ宝珠にまつわる、ブラックマーケットのアジトが割れた"と言ったら?

ニックさん手のひらドリルかよ!!

曰くまだ割れてはない

あくまで手がかりを掴んだだけという状況

前回曰く白仮面とは、魔神崇拝者の武器斡旋人なんだとか

今はまだ眠りについているという魔神

聖剣は対魔神武器なのか

『点と点を結び付けて、扇情的なニュース記事にするのが私のお仕事っ!!』

うーんこのマスゴミっぷり

怪しいオリヴィア

人間不信のニックたち

絶妙な取り合わせですね

オリヴィア『火のないところに煙は立たず!立たぬなら立たせて見せましょゴシップ誌!!』

ティアーナ『さっきからインチキですって自分で言ってるわよね?

略・カラン『竜王宝珠も……、そこに流れたりするのか?

前々回からのキーワード、幻王宝珠と闇市場

カランの追う宝珠と関わるのか

正直雲をつかむようだったカランの大切な宝珠の行く先

ですがヒントになるかもしれない

事件が事件に繋がるのね

カランの迷いと「前とは違う」事

カラン『カリオスに執着すべきじゃないとは思ってる……』

『だけどどうしたら良いか分からないんだ

『皆と過ごしている時間は楽しいけど

 何かから

 目をそらしている気にもなるんだ!

ティアーナ『いいんじゃない?

『割り切れないものがあるのなら、それを追ったっていい…。だけど

『今度は一人じゃないからねっ

ティアーナさんがそれを言うのか

そういや二話、最初に衝突したのがこの二人!!

その点特別でもあるんでしょうね

カランは第一話と同じ、変わらず囚われている

でも前と違って独りじゃない

確かな前進でした

ゼム『仕事にしてしまえばいいんですっ♪』

迷惑をかけるとか考えなくていい

ちゃんと儲かるように動く、という「経験」をステッピングマン事件で得た

あの事件が良い経験になったのね

カラン『ニック……』

ニック『良いんじゃないか?

 俺たちはサバイバーズだ、どんな連中が相手だって必ず生きて帰って来る!

カリオス達はカランを殺そうとした危ない連中

命を食い物にすることに躊躇いがない

その点レオン達はまだいい奴でした

いやあれも充分最悪ですが

そこにパーティ名が活きてくるのね

オリヴィア『悪の先に善人が繋がっていますか?』

『悪は巨悪と繋がっているものです

『悪い奴らの先の先、とことん追ってとっちめちゃいましょう!

略・ゼム『いっちょやりますか!

ニック『え?

ティアーナ『こうなりゃとことん悪者退治よ!

ニック『え、ちょ!?

カラン『ニック! 私もやりたいぞ!!

こうしてなんか乗せられて「目標」決定!!

いつか暗黒魔神を討つこと

それが「世界を救う」事?

カランの言葉じゃないですが、時が過ぎても危険な奴もアーティファクトも残っている

この世界自体が「過去」に囚われている

その解放がテーマなのね

そして「オープニング」へ

一同『『『『『『は~………』』』』』』

ちょうど花火が上がり、皆が見つめる中オープニング主題歌がBGMへ!!

これが「始まり」

ここからが本当の冒険だと示唆する幕か

まだ始まったばかりだ!!

オープニングに合わせ「皆」が描写へ

屋台を見つけ、綿菓子を買うニック

あの金にうるさいニックが!?

ウソだろ!?

彼も変わりつつあるのかね

投獄中の鉄虎隊・レオン

騎士団の人がレオンに綿菓子を差し入れ

優しい!?

元々彼を捕まえた騎士は、レオンから剣を巻き上げるつもりで投獄していました

まともな人も多いのね

レオン、食べ方がわからないんでしょうか

変な食べ方が微笑ましい

相変わらずなクロディーヌ

脱獄しようと穴掘って見つかってました

元気そうで何より

同室の眼鏡って、もしかしてベッグなのか?

どう見ても女の子!?

ゼムを陥れた少女は

閉鎖された彼の施療院に通い、薬草を投げ入れていました

あれからずっとこうしているらしい

ゼムを待っているのか……

彼女も「正直許せない人」ですけれど

彼女も苦しんでいたんですね

ティアーナの師匠、ギルド「フィッシャーマン」トリオ

結局師匠は思わせぶりなままで終了

魔神崇拝者なんでしょうか

それとも魔神そのもの?

いつものギルド、それに指名手配犯狩りのギルドの面々も

周りにいい男がいなさそうで不憫

とはいえ「まあ悪くないか」って顔が、素敵にハードボイルドですね

最後までギルド嬢可愛かった!

カランに起きた変化

そそくさと料理屋に駆け込む「一人飯のフィフス」

それを追って店に入るカラン

彼女を追って、虎人族の子まで入っていった!?

あらファンがついた!!

まるで列車、サザエさんのエンディングみたいでしたわ

こうして繋がっていくんですね

もちろん店のオーナーシェフは

アゲートちゃんの元カレ・ドニーさん

相変わらず店はガラガラ

でも孤独のグルメのゴローことフィフス、カランが目を付けたなら大丈夫!

約束されちまったな繁盛が!!

ゼムの弟子となったレイナちゃんは

なんとニックと同じ、綱渡りの修行を開始

母と同じ軽戦士の道を選ぶのか

確かに行動力あって、神官というより前衛っぽいですもんね

お母さんだけでなくレッドさんの姿

すっかり仲良くなってらっしゃる

お母さんが二人に増えたね!!

アゲート、トパーズ、アンバー

三人のライブも上演

当然のように客席にニックの姿が!!

ここから個別パートなのね

ドルオタニック、食道楽カラン、賭け狂いティアーナに女遊びのゼム

それぞれ「自分の趣味」を満喫して

カラン後ろ後ろ!!

虎子、弟子というかストーカー!!

絶望したけれど、楽しい事さえあれば人間はまた立ち直れる

それでも簡単には癒されないけれど

少しずつ進んでいくのだと

タイトル的にもっとギスギスした騙し合いになるのかなと思いましたが

人間賛歌を感じる物語でしたわ

アーティファクト問答

キズナ『一つ…、訪ねたい

略『おそらくは彼らより先まで生きるであろう我らアーティファクトから見て…

 どうじゃ?

『人を鍛え、育てる「武の剣」としてのサバイバーズの評価やいかに?

前回で武の剣だと明かしたオリヴィア

あの後、ニック達はどんな反応したのか?

そこは描かれず終い

ただ少なくとも、皆は態度を変えたりはしなかったんですね

単に信じなかったんでしょうか?

剣になれよ剣に!!

オリヴィア『良いんじゃないですか?』

『魔神を討つ者としては、少々志が低いとも言えますが

レオンの滅の剣、正式名「進化の剣」同様

彼らの役割は魔神を滅ぼす事

平和なのは無力化したからで、技術退行はその戦いの被害なんでしょうか

昔の役割を今も遂行してるのね

オリヴィア『まだ生まれ落ちてたかだか二十数年のかぼそき命!』

『よくぞここまで生き延びましたパチパチパチ……

キズナ『言うて「サバイバーズ」じゃしなっ

ただここまで生きてきただけで素晴らしい

特にゼムとか、自殺していてもおかしくなかったですし

カランなんて死ぬはずだった!!

死ぬからカリオスは本性を現したんでしょうし

ティアーナだって高位貴族から独り立ち

生きてるだけで大したもの!!

生きてるってスゲー!!

オリヴィア『それに…、疑い深さは七難隠します』

またオリヴィアちゃんが独自格言を!!

元は「色の白いは七難隠す」で、色白なら多少醜いところがあっても目立たない事

長所は短所を覆い隠すということわざ

疑い深さは一般的には短所

が、見方を変えれば長所なんですな

オリヴィア『彼らの武器ですよ~、アレ』

『結構失っちゃうんだ~、成長過程で

キズナ『もしくは、拗らせて意固地になる!

オリヴィア『それはそれで。"頑固"も武器ですっ

けっこう肯定してくれる武の剣

どんな短所も、見方や使い方次第で武器になる

さすが生まれついてのトレーナー

オリヴィアちゃん可愛い!!

実は巨乳!!

オリヴィア『少しずつやりゃあ良いんですよ~』

『そしたら案外、魔神だって倒せるかもしれませんっ

キズナ『ふふ…、そうかもしれんのう

ティアーナが疑った「前進」の先

前進しても、幸福はあるか?と迷うのが普通

前に進めるのは美徳なんですね

そして八話、アゲートちゃん回でニックが言ってた事と相通じますね

悩みは後から後から幾らでも現れる

解決してもきりがない

だけど解決するたび進んでるし、進もうとしなければダメなんだって

少しずつでもいいんだと思える精神

へこたれず前に進む心

それがオリヴィアが求める在り方なんですね

迷わず行けよ行けばわかるさ!!

冒険者はまだ世界を救えない 

“絆の剣"『今の彼らには…、まだ世界を救えないが』

『いつの日か、この者達が世界を救う事になる…

“絆の剣"&キズナ『『しかし!』』

『『それはもっとず~っと先のお話じゃ♪』』

最後はやっぱりCV清川元夢氏!

二人の“キズナ"の唱和で

まだニック達は、世界どころか自分自身すら救えないまま

だけど第一話の頃はみんな孤独だった

それが確かな「絆」になった

少しずつだろうと前に進めば、きっといつかと願うのが大事なんだと

人は前進していけるものなんだと

前向きで素敵な最終回だった!!

CV清川元夢氏は「アルスの巨獣」にも出演

昨年2022年8月17日

まさかまだ新しいキャラの声を聞けるとは思いませんでした

改めてご冥福をお祈りいたします

また昨年夏のご逝去という事は

放送までそれだけ時間をかけなおかつ作画がひっ迫

アニメ制作って本当に大変なんですね…

特にバトル物は想像を絶しますわ

原作・黒井先生イラスト

毎回、地上波放送に合わせて公開

レイナちゃん親子可愛い!!

原作絵ってこんな風なんだと毎回感じるイラストでした

特にオリヴィアは原作絵はかなり肉感

コートの下はそりゃ凄いらしい

初登場九話、ぶつかったカランが「重い」と感じていたオリヴィア

当時は「鎖か」と皆誤解したものの

アレもしかして体格的な話?

ひとまず「カランの宝珠」を追う形

最終目標、世界を脅かす魔神が敵と明示

序章なアニメ化だったか

タイトルが大仰な分、まだまだ先が長いのね

人間不信も見方を変えれば長所

レオンを筆頭に前向きな物語でしたわ

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人間不信の冒険者たちが 1話 感想[ぼっちは引かれあうッ!?]世界を救うようです

人間不信の冒険者たちが 第11話 感想[真実の先]オリヴィアちゃんの正体!! 世界を救うようです ネタバレ

人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 感想 2023年1月

人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第1話「人間不信の冒険者たち」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第2話「最強パーティー結成?サバイバーズ!」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第3話「カランの秘密」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第4話「絆の迷宮」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第5話「第5話「鉄虎隊、相まみえる。」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第6話「算数ベアナックル」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第7話「賭博指南」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第8話「麗しのパラディンさま」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第9話「迷宮都市伝説 ステッピングマン!?」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第10話「迷宮捜査網」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第11話「サバイバーズvsステッピングマン」
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第12話「冒険者はまだ世界を救えない【最終回】」