シャドーハウス 2期 7話 感想[だから子供は大人を目指す]ネタバレ 2nd Season

2022年9月25日

シャドーハウス 2nd Season 第7話「個別捜査」感想

公式あらすじより引用

それぞれに調査を開始する同期たち。ルイーズとルウはすす能力の調査を進めるため、星つきの居住棟へ向かう。一方、パトリックも館の同期関係を調べるために行動するが、一つの”疑問”を持ち始める。

AmazonPrimeは金曜24時30分より配信。ABEMAは遅れて一週間無料配信

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ルウ、可愛さ全開!! ルイーズ&パトリックの調査回!

悲惨なベル、やっぱり子供って無力です

調査では子供達の無知さも痛感

だからこそ大人に、"知る"側になりたいものの
今、ようやくルウが疲れていると解ったり
恋心を押し隠したり

子供達の成長がもどかしくも眩しい

パトリック様が恋を自覚した…
自覚しても、館の常識という壁は厚すぎる

皆が成長する中、"ケイトの表情"を解るようになったエミリコも良き成長

当初全然わかりませんでしたものね

冒頭 同期の絆に誓って

前々回ケイトは同期達に協力を要請したものの
ただ「正しい」だけでは誰も動かず
ひとまず親睦へ

しかしすす人形遊びで意気投合、事件解決を同期の絆に誓った!!

てんでバラバラだった四人が
絆とか言い出すとは

登場当初からは思いもよらない結束!!

最後の同期シャーリー

お披露目で落第したシャーリーの分まで
人形二つで誓うケイト様

視聴者視点では、1期終盤で消滅を目撃

ただ彼女の人形「ラム」
何故か、すす能力っぽい事をしてました

モーフに戻っただけなんですかね

Aパート 前半はルイーズ主観でお届け

ノリノリで調査に乗り出すルイーズ様!

調査の為、掃除を二倍速で!! とルウに命じます
雑事はさっさと済ませる!
ルウが!!

のっけからルウの負担が厳しい!!

ルイーズ『終わったなら出かける準備!』

強引に生き人形ルウを駆り立てるルイーズ様

視聴者視点ではわがまま放題ですが
シャドーとしては普通か

いややっぱりフツーじゃないね!!

ですがルウと関係良好なのは重要

ルイーズ『同期会も楽しかったわ~』
ルウ『それで聞き込みを…』
ルイーズ『そう! 評価されれば"お呼ばれ"されるかもしれないでしょう♪』

亡霊騒ぎの犯人捜しへ、聞き込みを開始

ですが「お呼ばれ」への期待も目的

お呼ばれはお爺様が住まう本宅に呼ばれる事で
シャドーたちの「ゴール」か

その聞き込みもテーマなのね

余談。本宅のシャドーたち

1期10話からすると本宅は「第三段階」たち

お披露目後、次段階はシャドーと人間の一体化
つまり「すす能力を持つ人間」が目的

子供達の館にはいません

その為には、有益なすす能力覚醒が必須?

未覚醒なパトリック様はヤバい

通りすがりの生き人形に突撃質問

なんとぶしつけに「能力は?」だと?!

本来すす能力は、その存在自体さえ隠しておくべきもの

が、事件解明へ犯人の能力が重要と考えられ
ケイトに探るよう頼まれたルイーズ
なんと直球!?

大丈夫!? 上に怒られない?!

ルイーズ『教えてほしいな♪』

本来秘匿事項ですが、ルウの笑顔で一発よ!!

男女問わず、ルウの笑顔で落として聞き出すルイーズ様
謎のはずの「個々人のすす能力」が次々…
天使の笑顔つよい

ルウかわいい祭り開催

ルウの笑顔をずっと見てられる回だ……

ついでに自慢、メイク方法の聞き込みまで

ルウが可愛すぎて情報が山ほど集まった!!

ルウつよい

本来、子供達は「蹴落とし合う」関係であり
互いの能力は推測しあうもの

なのに丸裸にしちゃったよルイーズ様!

ルウの可愛さ一つでダウンさ!!

ルイーズ『ルウ、ぜんぶ書けた?』

その話は、おそらく全てルウに覚えさせた
ルウに全て書き出させました

ルウへの負担がまた一ページ

ルウ、読み書きができるうえ
記憶力もいいのか

なにより顔がいい

ルウ無敵すぎない?

ルイーズ『すす能力の情報、だいぶ手に入ったじゃない?』

最低でもメモ20枚分ほどの情報をゲット

実に館に有益なシャドー

本人が自負する通り、お呼ばれされても不思議じゃなさそう
もっとも能力はともかく人格に問題があり
館向きではありません

何よりこの子はルウを可愛がっている

一体化を知った時、どんな反応するでしょうか

でも大喜びしそうでもあり…?

ルイーズ『簡単だった~♪』
ルウ『ふう………』

こっそり息をつくルウ

目のクマもひどく、疲労困憊しています
笑顔の耐久レースをやりすぎて
負担が大きかったか

倍速で掃除し、笑顔を振りまき、調査を文字に起こす

やだ ルウの仕事 多すぎ…!?

ルイーズ『お呼ばれされるかな? 大人になるの楽しみ♪』
ルイーズ『ねえ! 実はもうお呼ばりされてたりしないかな?』

発想の飛躍!

お呼ばれされたら「大人」になる
大人になれば優遇される!!

大人になりたい!!

この発想はとても普遍的ですね

子供は大人になりたいもの的な

ルイーズ『大丈夫!?』
『顔、傷付いてない!?』

疲労ですでに倒れそうなルウ

しかしルイーズ、心配は「顔」にだけ
視聴者視点ではひどい子です…

ルウも疲れてるなんて言い出せない

この歪さがAパートのテーマか

マリーローズ『部屋が汚れているから、立ち話で良いかな?』

ひとまずケイトに頼まれた「調査」をほぼ終了

連鎖的に気になった「お呼ばれ」を、マリーローズに聞きにいきましたが
未だローズマリーはすす病から未回復で
部屋が汚れ放題

シャドーはすすなので、触れると汚してしまうと1期で描かれてますし

人形がいないシャドーは大変ですね…

第1期で「成人」したものの

今はまだ「成人した子供」扱い

館に呼ばれて、初めて「大人」になる

まだまだ大人になれていないんですね

ルールの再確認ですな

マリーローズ『何が聞きたいんだい?』
ルイーズ『ルイーズ、お呼ばれされてないかな☆』

もちろんされてない!!

お呼ばれは前日、当人にだけいきなり行われる
子供たちは、以降「呼ばれた者」の事は
話してはいけなくなる

それで先輩達の噂とかがないのか

クリストファーは特別みたいですが

ルイーズ『お呼ばれって何かするの?』
マリーローズ『それも解らないねえ~』

お呼ばれの条件は子供達に明かされてない

そりゃ困ったやつですね

成人を選ぶ、"お披露目"なら試験官に任され
毎回内容が異なっている

お披露目はまだオープンな方なのか

ルイーズ『エドワード、趣味悪い~!!!』

いつものように嫌われるエドワード

ルイーズたちが選ばれた「お披露目」
エドワードが試験担当でした

試験に趣味の悪さがにじみ出てた!!

散々な言われようである

ちなみに「お披露目」は

第1期上、本宅連中の娯楽である様子

なので毎回、趣向を凝らした試験が開催され
試験官の能力査定に利用

何せお披露目で成人になっても、"子供"の範疇でしかない

大人達もまだ本気で査定してないのか

ルイーズ『前回お呼ばれされたのは誰だったの?』
マリーローズ『棟へ行ったシャドーの事は、口にしないのもルール……』
『大人になった者は、こちらに戻ってこないしね』

現在、フード様候補の一人であるマリーローズ

もしかしてこれが動機なのか?

星つきバーバラが成果をあげれば、大人になる
彼女の「成果」を妨害する事によって
お呼ばれを阻止してる?

大人に…、云々の言い方は寂しそうでした

ルイーズ『結局、何もわからないのね~!?』

ローズマリー『それが子供さ』

『だから皆、大人を目指すんだろう?』

なんとも普遍的な話で締め

ケイトは館の謎を解き、皆の解放を目指すも
やはり「子供」は何も知らない

大人になるのが近道?

これ以上は星つきにでも聞くしかないと話すと
ルイーズ、興味はさっそくそちらへ
慌ただしい子!!

ついていくルウは大変そう

マリーローズ『ルイーズ!』
『顔は、大切に扱うんだよ?』

妙に真剣に忠告してくれたマリーローズ

まさに、ルウを酷使している
その忠告だったのか

或いは彼女がフード様であり、"顔"を酷い目に遭わせてしまったから…?

或いはもっと根深い忠告なんでしょうか

ルイーズ『何言ってるのかしら? 大切にしてるのに~』
『そうよね?』
ルウ『………はいっ』

視聴者視点では何言ってんだ案件

ですがルイーズは、心底そう思っている
ルウもそれを解っているのか
笑顔で「はい」

ルウは笑顔、大切にされてるのは本当だから?

とまれ星つき棟に行くとは命知らずな…

ルイーズ『わぁ~! 汗くさーい!!』

ベンジャミン『ン…?』

2期2話同様、筋肉を鍛える星つきベンジャミン

これが人類と筋肉の対話の始まり…

ルイーズ、強面ベンジャミンに最悪の第一声
ぶん殴られても文句言えません
なんと命知らずな

美少女に汗臭いと言われる事案が発生

ルイーズ『(この前、マリーローズを脅したベンジャミン……!!)』

判断が遅い

怖い星つきだったと遅れて怯えたものの
意外にベンジャミンは穏やか

筋肉という名の紳士でした

ルイーズ『(あれ…? そんなに怖くない? クリストファーって言わなければいいのね?)』

言いそう

判断を改める辺り、割と頭の回るルイーズ
認識さえ改めれば後は簡単で
他人と同じ距離感に

怖がられてそうなベンジャミンに、どう映ったのでしょうか

筋肉と美少女の対談か

ルイーズ『入っちゃいけないルールなの?』
ベンジャミン『そのルールは、ないな…』

さっそく「何それ変!」と笑い出したルイーズ

お馴染み筋トレマシーンも、実はオリバー開発
2期2話は一台しかなかったですが
2台に増えました

よっぽど気に入ったらしい

ルイーズ『ねえねえ! 聞いて欲しいの!! ルイーズってお呼ばれされてないかな♪』

当人にしかわからんって言われたばかり!!

もちろんベンジャミンも知りません

ルイーズ、ぴょいんぴょいんしながら無邪気
心がぴょんぴょんするんじゃあ!!

怖いもの知らずか!!

ルイーズ『そういえば星つきってお呼ばれされないの?』

ベンジャミン『余計な事は考えるな』
ルイーズ『大人って楽しいんでしょう♪』
『ルイーズは、子供の生活範囲は狭すぎると思うんだ☆』

だから余計な事は考えるなっちゅーねん

星つきは子供達のリーダー

常識的に大人に一番近い出世頭のはずですが
あまりそんな感じでもないらしい
ならなくても選ばれる

ただ、お呼ばれの基準は不明

お呼ばれへの暫定目標的な?

ルイーズ『そんなに鍛えてるのは、皆を怖がらせる為~?』
ベンジャミン『強くなければ、守る事は出来ない……』

意外な一言に困惑のルイーズ

実際、先の亡霊戦では大活躍しています
クリストファーの件での怒りも
バーバラを守る為?

強くなければ守れない、守る為には筋肉でなければならない

防衛筋を鍛えているんですね

ルイーズ『じゃあルイーズは、星つきは目指さな~い☆』
ベンジャミン『そうした方がいい……』

命知らずすぎてヒヤヒヤする!!

ですが物言い上、ベンジャミンは本心らしい
見た目よりずっと良い人なんですね
筋肉は善なり

ケイトはコーヒー管理、ひいては子供達解放へ星つきを目指していました

自由人ルイーズは対照的ですね

ベンジャミン『向上心があるのは良い事だが…』
『しかし、顔色が悪いな……』

ベンジャミンもルウの顔色が悪い事を指摘

解決の為、筋肉を鍛えるように勧めます
代謝改善にも筋肉だ!!

さすがですベンジャミン様!!

ルウ、疲れてる時に腕立てとは御無体な

ベンジャミン『"顔"を鍛えても、お前は変わらない……』

ルイーズ『……?』
ベンジャミン『どうやら生き人形を、顔だけしかないと思っているな?』
『顔だけではなく、身体も労ってやれ』
『道具の使い方を誤るな……』

作中、ルウを酷使していたルイーズ

本当に「顔」だけしかないと思っていたから
シャドーハウスの教育を真に受け
考えが狭かったのか

自分も腕立てをやってみた、キツかった

同じようにルウも「体がキツい」のだと

言われて初めて気づく程に
本当に、何も知らなかったのですね

シャドーは生まれて間もないから

ルイーズ『なんか楽しかったよ! ありがとね~!!』
ベンジャミン『………………』
『…ありがとう、か……』

だいぶ久々に言われたんでしょうか

誰かを守ると決め、怖がられても守って来た
けど「ありがとう」と言われるのも
案外悪くない的な?

今回ルイーズを諭したけど、ベンジャミンも教えられたんでしょうか

めっちゃ良い男に感じる……

ルイーズ『ベンジャミンから得られた情報、特になかったね~。不発~』
『…………ルウは、疲れた?』
ルウ『大丈夫……、いえ』
『少し、疲れました』
ルイーズ『ええええええええ!?』
『ウソついてたの!? 言わないと解らないじゃなーい?!』
ルウ『……!?』
ルイーズ『じゃあ、今日は休もう♪』

ルウびっくりしてた?!

思った以上にベンジャミンから学べていた

ルイーズは、単に察しが悪いだけであって
本当に素直な人なんですね

疲れてないなんて嘘を言わなくて良かった

主人に気を遣うのは当然ですが
ルイーズには、そんな気遣いな無用だった

気遣って損してただけだったと

ありがとうkinnn……

前回、および1期10話曰く

シャドーは人間とふれあい、人格形成する

大人しいルウ相手では、人格形成に支障があったのかもしれません
シャドーがどこかしら変なのもそのせい?

シャーリーもラムが遠慮しすぎて形成失敗

アレに近いケースなのかも

Bパート パトリックはいつも迷う

前回のジョン、前半のルイーズに続き
後半はパトリック様が担当

というか皆、一人称が名前なのね

自分はそういう名前だ
と、言い聞かせる作用もあるんでしょうか

本来は生き人形側の名前らしい

パトリック『何を言えばいいのか、何をすればいいのか……』

表向きは尊大ながら、内心自信がない

取り繕う様はルイーズと正反対ですね
また、立派な椅子に座っていながら
片側に寄って座る

自信のなさが所作ににじみ出ています

パトリック『リッキーはいつでも明確な答えを出してくれる…』
『リッキーは優秀だ……』

リッキーに同期会の相談するとテキパキ助言

パトリックは「館の同期関係」を調査へ

リッキーは、亡霊解決は手柄になると考え
いざとなればケイトに責任を押し付け
損はないと判断

さすが成り上がリッキーさんえげつない!!

人の屑だっちゃわいや!!

余談。めちゃくちゃ主思いリッキー

傍目に主を操り、傀儡にしてるリッキーですが
1期「お披露目」で追いつめられた際は
パト様の為に捨て身でした

心からパトリックの為に尽くす忠臣

そのギャップも魅力ですね

パトリックは班長ウィリアムに相談へ

ウィリアム『ウィリアムとヘンリーは同期だよ?』
『確か…、レベッカとシンシアも同期だよな?』
ヘンリー『ランドールは同期が残っていないっけ』
ウィリアム『バーバラと、マリーローズとかな?』
『子供達の棟では、一番の年長者だよ』

エミリコ達ならローズマリーにあたる「班長」

相談すると、同期関係をフランクに話してくれ
整理するのが難しいほど情報収集へ
情報が多い!!

特に大きいのは「最年長」

特にバーバラ、最年長かつ星つきながら
未だ「お呼ばれ」なし

館の燃料として重宝されてるから?

ローズマリーも優秀そうなのに

リッキー『(この方々は大成しないな)』

未だ年長者が呼ばれていない

その事に「まだ呼ばれなくても大丈夫」
安心してしまっているのが班長達

だからってそんな見下した目で見なくても

さすが成り上がリッキーさん

ウィリアム『他は年長者順で言うと……』
『星つきで救護班のスザンナと…』
ヘンリー『ギルバート!』
『研究班は固まってるよな?』
『オリバー、リディア、ジェレマイア』
ウィリアム『あと、ダグラスとサラが同期か』

オリバー期はオモシロさ重視で選ばれたのか?

というくらい個性的な面々が勢揃い

ダグラスは現状、ややキャラが薄いですが
生き人形が他人を盾にする等
ゲスさな印象

その点はサラと似てます

盾にされたのはサラのミアでしたが

『ン? ジョンか? なんかションボリしてるな…』

前回の後「申請もしていないのに騒ぐな」
星つきにしこたま怒られたそうな
さもありなん

その罰として、星つきルームの掃除を命令

またジョンに罰が増えてしまった…

次は何が増えるのか

ジョン『しかしワケがわからん!』
『婚姻の書類だの申請だの~~~!!!!』

どうも怒られたのは婚約云々の件だったらしい

ケイトと婚約するなら、申請を行えと怒られた
が、ジョンは書類仕事が苦手だし
ケイトはその気がない

ここで「顔」やってるショーン、これが正しい生き人形のあり方か!

ジョンは今、こういう表情なんだな!!!

サラ『婚姻は大人にならないと出来ないのは知ってる?』

『子供に出来るのは申請する事だけ……!!』
『この制度の重要な部分はねえ…』
『必ず大人になるという覚悟よ!』

図書館では、婚姻申請済みというサラと遭遇

館ではいつ落第し、処分されるか解りません
だから婚姻も「必ず大人になる」者と
それがセオリーだと

婚姻申請は自分の自信と、見る目をアピールする制度なんですね

上昇志向が強いサラ
彼女が選んだのは誰なんでしょうか

また婚姻制度、ここにきて描写された意味は?

EDのバーバラ達もそれっぽいですね

サラ『パトリック…』
『あなたも自信にあふれた良い顔をしているわ』
『気に入ったわ! サラの仲間に入れてあげても良いわよ?』
パトリック『パトリックの顔を気に入ったっていうのは……』
『生き人形のリッキーが気に入ったって事か?』

他人を見下すサラにすれば、破格の高評価!!

しかしパト様、シャドー「常識」に反した発言
自分と顔を分けて考えてしまった為
馬鹿にされてしまいました

つくづくサラは模範的ですね

上昇志向が強く
かつ、シャドー家の教えに忠実

シャドー家が望むシャドーそのものに感じます

そのぶん面白みに欠けると言えますが

サラ『成長しなさいっ』

前半、ベンジャミンの助言と正反対なのが面白いですね

彼は生き人形を、自分とは別個だと考え
労わる様にと助言してました

道具としてとは言ってましたが

それでもサラより万倍いい

パトリック『生き人形には、恋愛感情はないのか? リッキー?』
リッキー『……! …当然です』

亡霊騒動は恋愛絡みも多いですね

リッキーはルウが気になる様子

ですが上昇志向の強い彼はルールを遵守
話をそらすかのように
温室へ案内

さすがリッキーそつがない

温室で花を育てるマーガレットと遭遇

パトリック『確か班長はイザベルとミラベルか、心配だろう?』
マーガレット『え、そう、心配……』
『戻ってきたらどうしよう……』
パトリック『ン…?』
マーガレット『せっかくすす管送りになったんだから、このままいなくなって欲しいよね…』
『あの二人は、心が醜いから…』

儚げなマーガレットですが言う事はエグい

ベル姉妹はエミリコにも嫌がらせ

おまけになまけ者で、権力者におもねるなど
美点が一つも見当たりませんが
これはエグい

とまれマーガレットの基準は「美醜」

曰く花好きは心が奇麗
パトリックの事をかなり気に入ったようです

なんか爬虫類みたいな笑みですね…

マーガレット『マーガレットの育てた花、あげる……』
『あの…、気に入ってくれたんでしょ?』

そんなワケで花を贈られたパトリック様

ただ彼は、花を通じ「花をくれたエミリコ」を想っている訳で
マーガレットの想いは不毛

彼女は花を気に入ったと“誤解"

今後、おかしなフラグが立たねば良いですが

リッキー『婚姻は…、思っていた以上に館の権力争いに関わるようですね』

『パトリック様に相応しいのは、お披露目トップであり同期の……』

ルイーズと付き合うべきだと主張するリッキー

いや君がルウを好きだからだよね?

論理展開は完璧で、様々な有力候補を挙げつつ
あれはダメこれはダメとダメ出しし
無理なくお勧め

やっぱりリッキーは賢いなあ

成り上がリッキーの素質がありますわ

ルイーズ『あ~、パトリックだ~♪』

パトリックは、リッキーを尊敬しており
彼の判断を全面的に信頼

ただリッキーも、いざとなれば己を捨てパトリックを選べる忠臣です

良いコンビだと思います

パトリック『(リッキーはいつもパトリックを導いてくれる…)』
『(だが…、パトリックが花に興味を持ったことだけは、リッキーの影響じゃない)』
『(…………ダメだ!)』
『(なんて愚かなんだパトリックは!!)』
『(エミリコのせいで、"生き人形に内面がある"事を知ってしまった…)』
『(君が、パトリックの心を分裂させた……)』
『(パトリックは、エミリコを好きになってしまった……)』

館ルールを大きく逸脱してしまったパトリック

だからこの気持ちは表には出さない

決意と共に散った花、想いの象徴のようでした
大人の条件「すす能力」に未覚醒
大人から一番遠い

その彼が、精神的に一番大人なのは皮肉

にしてもシャドウは人間から学んでますが
皆、人間側と正反対ですね

人間側のもう一つの側面、たとえば「リッキーの自信ない部分」とかなんでしょうか

リッキーも内面は献身的だったりしますし

Cパート 会をまた開くか考えるケイト

エミリコ『ケイト様、なんだか嬉しそうです♪』

おお! ケイト様の心の機微が解るように…!?

当初エミリコは、ケイトの機微が解らなかった
横顔なら解りますとか言ってましたが
長足の進歩ですね

なにせケイト自身、自覚してなかった事に気付いたのですから

皆が「成長」する回でしたわ

イザベル&ミザベル『もう許してよ?! これ以上無理よ!!』
ギルバート『それはお前達が決める事じゃない!!』

救護班星つきスザンナ同期、ギルバートが突進

瀕死の「双子のベル」を洗浄へと走る救護班
こりゃちょっとあんまりだ…

さっき戻ってこなければいいと言われた矢先

色々調べ回りましたが
やはりこの館で子供には未来がない…?

子供の立場を象徴するような悲惨さ

シャドーハウス 2期 6話 感想[エミリコとショーンの約束]ネタバレ 2nd Season

シャドーハウス 2nd Season 感想 2022年7月

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