葬送のフリーレン 第7話 感想[魔族が言葉を話すのは]勇者の仲間は対話しない ネタバレ
葬送のフリーレン 第7話「おとぎ話のようなもの」感想
公式あらすじより引用
フリーレンたちは解放祭と呼ばれるお祭り前日の街にやってくる。そこはかつてフリーレンやヒンメルたちが魔族から守った町だった。町に建てられた自分たちの銅像を見るフリーレンはあることを思い出す―。
その後に訪れたグラナト伯爵が治める街で、フリーレンは突然ある人物に杖を構える―!
『葬送のフリーレン』
第7話「おとぎ話のようなもの」
ご視聴ありがとうございました🪄ついに【断頭台のアウラ編】突入。
今後の展開もお楽しみに。https://t.co/Zrz2ZJi9FvEDカード風イラスト No. 07
絵:#小嶋慶祐TVアニメ #フリーレン
次回は10月27日(金)よる11時放送です。#frieren pic.twitter.com/3HR2sUGkJy— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) October 20, 2023
話せる事がおぞましい。勇者たちが戦った「魔族」とは?
本作の魔族、姿以上に思考がおぞましい
あまりに“常識"が違い過ぎる
人と似た姿をし、言葉を欺く道具としか思っていないのが魔族なのだと
話せばわかる
その根本を否定するとはおぞましいですね
大戦から八十年、魔族への知識が全く継承されていない事にも時代を感じます
平和も言葉も人を油断させてしまう
時代の流れを感じる回でした
曰く魔族は家族という概念すらない
でも筋道を立てて考える思考能力がある
フリーレン曰く孤独が当たり前の種族、つまりちゃんとした教育を受ける事がないらしい
単に常識が違うだけなんでしょうか?
学び合えばわかり合える?
フリーレンはその点は完全に否定
全然出て来ないと思ったら、恋愛・生殖本能の欠落で緩やかに絶滅中との事
曰く最後に同族に会ったのが四百年前
でも昔はある程度いたというなら
昔はもっと感情豊かだったのかね?
行く先々で、“くだらない"銅像エピソードばかりな勇者ヒンメル
中には忘れられているものもあったも
形として残すという事
それ自体が、フリーレンを未来で孤独にさせない為の頑張りでもあったんですね
ヒンメル本当にフリーレン大好きですね…
どうもヒンメルが思い立った一因は、フリーレンの師匠フランメがおとぎ話となっている為
もうフリーレン以外フランメを覚えていない
彼女はそれが寂しそうに見えました
だから自分達の痕跡を残そうとしてるのね
魔王直下、七体の大魔族一角アウラ
28年前、つまり勇者ヒンメルが亡くなったのと同時期に再び人類に挑んできたとの事
ヒンメルの死が何か影響しているのか?
現在その配下が和睦交渉中
と見せかけ、欺き騙し討つ交渉か
魔族の悪辣が際立つ回ですわ
人とは似ても似つかぬ怪物だったので意外
彼も非常に実戦的な思考でした
ですが、常に騙そう騙そうと話してくる「今回の魔族」と比べるとだいぶ異質ですね
フリーレン曰く今回のが典型的だそうな
魔族の定義、その成り立ち
フリーレンの師・千年前の大魔法使いフランメが定義付け
言葉を話す魔物が魔族
祖先は「助けて」と言葉を発した魔物
成り立ちからして騙し討ちに特化、基本的に「人食い」で別の食い物もイケるらしい
まるで宝箱に化けるミミックみたいですな
本作名物ミミック
リュグナー…、知恵の回るリーダー格
リーニエ…、紅一点
ドラート…、少年
断頭台とはまるでVガンダムだわ
アウラは首のない兵隊を多数擁する大魔族
いわゆるデュラハンか
街の防護結界に手を焼き、詐術によって解除させようと目論んでいるらしい
前回、街の結界で通り抜けできなかったように
各地に結界があるんですな
冒頭 フランメの著書に本物なし
フリーレン『これが今までで一番出来の良い偽物かな?
討伐依頼の報酬としてはなかなかだねっ』
八十年前もとんちんかんな喜びをしてたエルフ
勇者一行の旅路の回想
当時まだ皆、フリーレンがフランメの弟子だと知りません
皆好き勝手に言ってしまうものの
まあフリーレンも言われ慣れてますな
『フランメ自体がおとぎ話のようなものだ』
いきなりサブタイ回収するシュタルクの師匠
なるほど大魔導士
文明を変えた人なんですね
人間性は相当ダメな人だったみたいですが
『あの人の顔を覚えているのは、たぶん私だけだ……』
初めてフリーレンが弟子だったと知った
ですがヒンメルにとっては、もっと大事な気付きだったらしい
口元だけで驚きを描くのが粋ですね
フェルン『フリーレン様が早起きしてる!?』
シュタルク『それ、すごい事なの…?』
フェルンが見た事ない表情してる!?
まるで普通のヒロイン
対しシュタルクはまだまだ慣れてませんな
やっぱり育児漫画じゃないか!!
サンキューマッマ!!
良い事をしたときは褒めて、次からもそうするように促す事
今すぐママになれそうなヒロインですね
娘は一千歳越えてますが
Aパート 勇者の死から28年後
商人『助かりましたっ、道がふさがっていて途方に暮れていたところでしたっ』
今回から北方諸国、まずはエング街道
山道が崩落し塞がれていました
商人曰く戦争の余波
もっともそれ以外は普通でした
前回関所は危険だと封鎖も、別に北方全体が危険なわけではないと
町同士を商人独りで行商できる程
フリーレン『それじゃ後の人が困るでしょ』
『ってフェルンが言ってた』
フェルンがかよ
相変わらずハイターの言いつけを守ってるんですね
フリーレンだけなら馬車飛ばしたんでしょうが
ここぞとドヤ顔するフリーレンである
今週ずっとドヤ顔してますな
とまれシュタルクも、竜を直撃ワンパンで倒せるほどの怪力の持ち主
作業は一日とかからず終わったらしい
シュタルク様『……なあ、そのシュタルク"様"ってのやめない?』
フェルン『シュタルク、さっさとこっち手伝って』
距離の詰め方エグない?
結局シュタルクがいじけてしまったのでまた「様」に戻った模様
前回に続きシュタルクいじりがひどい
またフェルンはずっと周りが年上ばかり
様呼びのが気楽なんでしょうね
本作における「エルフ」とは
という訳で何か報酬を貰い、ついでに町まで案内してもらう事に
馬車に乗せてくれないのが意外
でも小さいのねこれ
一頭立ての小さな物
商人自身も馬を引いて歩き、荷車部分は荷物を満載していました
フットワークの軽い感じですわ
『私たちエルフは永くは生きるけど』
『恋愛感情や生殖本能みたいなのが軒並み欠落しているからね』
『緩やかに絶滅していってるんだよ』
『最後に同族と会ったのも400年前だし』
だから師匠も人間なんでしょうか
ではOPのラスボスっぽいのは…?
とまれ、長命種ほど生殖本能が低いのは妥当な話ですね
でなきゃ彼らのが栄えてますわ
フリーレンの実家?
燃える家、ブランコがあり子供が住んでいたと感じさせる構図
エルフもドワーフ同様に襲われたのか?
魔王軍に?
裂け谷と呼ばれるエルフの拠点が存在
基本的に不老不死で、最終的には海を渡ってこの世界から去っていきます
なので現代にエルフはいないとの事
商人『今夜は解放祭ですから』
やがて町に着くと、ちょうど勇者ヒンメル達の勝利を祝う祭りの日
ジャストですねフリーレン!
この町は勇者一行フルセットの銅像が存在
年に一度お祭りをするんだそうな
フリーレンを知る長老はいないパターン
おかげで気楽に過ごせたようです
作画は気楽じゃない!!
かつて戦った、馬人に無数の蛇が生えた怪物は迫力満点でした
ジャミかな?
アイゼンがめっちゃ震えてそう
『人間にとって、何かを忘れ去るのに十分すぎる時間です』
それでもこの日だけは
皆ヒンメル達を思い出すのだと
言われてフリーレンは、銅像を作った当時を思い出すのでした
商人さん含蓄ですね…
また実際「忘れる」がたぶん今回のテーマ
記録の伝承は本当に難しい
まして個人の想いなど
回想 ヒンメルが像を作らせる訳
勇者ヒンメル『後世にしっかりと僕のイケメンぶりを残しておかないと……!!』
安心のナルシスト勇者地獄編
五回もリテイク
しかも少ない方だとか
人の心とかないんか?
さすがフリーレン様のお仲間ですね
『君が未来で独りぼっちにならないようにするためかな?』
略『おとぎ話じゃない』
『僕達は確かに実在したんだ』
当時のフリーレンには理解できなかったも
言葉通り、今も人々に語り継がれるヒンメル達
ヒンメル達に感謝する解放祭
フランメが忘れられ、何も物証が残っていないのとは違う
実在をモノとして"皆"に残す
覚えてるのは私だけなんて言わせない
ヒンメルの願いの形か
本当フリーレンを大好きだったのね…
商人『この町が続く限りは』
さすがに千年後は怪しいものの
銅像って千年もつのかね
銅鐸なんかは残ってるし大丈夫か
『どこなんだ』
フリーレン『天国』
シュタルク『そいつは楽しそうだ』
マジで天国と知って後でビビりそう
実際「天国と呼ぶ地」とフランメも書き残しています
ヒンメルともう一度話す為の旅
また一つ「土産話」が出来たのね
それを聞いたヒンメルも、それにアイゼンもどんな顔をするんでしょうか
ハイターは酒さえあれば満足でしょうが
Bパート グラナト伯爵領
フェルン『衛兵が多いですね?』
伯爵領も城塞都市、かつ周囲が焼け野原に
今も戦いが続いている証か
有馬記念の有馬伯爵と同じ伯爵領
と見るや、即座にぶっ放そうとして人間の衛兵に捕まるフリーレン
それでいいのか大英雄!
色んな意味で!!
即断即決ですねフリーレン様
時に「勇者は魔族にとっては暗殺者」なんて言われる事もありますが
今のフリーレンはまさにそんな感じ
フルフェイスで声がくぐもってるのが面白い
声優さん的には複雑でしょうか
とまれフリーレンも全く抵抗しませんね
幸い領主は割と話が分かる人
捕まえるだけで勘弁してくれました
しかし魔族と和睦か
魔族の使者リュグナーは、あのクヴァールとは似ても似つかぬ美男子
どうもこっちがスタンダードみたいですね
クヴァールは異質らしい
フリーレンの「魔族」観
『私たちを憎んでいるこの街の住人でさえ』
『私を見るときは、怯えながらも"人を見る眼"をしている
だが、君のその眼はまるで……』
『猛獣でも見ているかのような眼だ』
フリーレン『実際にそうでしょ?
お前たち魔族は"人の声真似するだけの、言葉の通じない猛獣"だ』
結構な罵倒も、眉一つ動かさないリュグナー
使者として有能
ですが魔族全般こうなんでしょうか
とまれフリーレンは地下牢へ
あるんだ地下牢
貴族の隠し子とか閉じ込められてそう
シュタルク様『ニ、三年は反省しろってさ』
フリーレン『思ってたより短いね
後で魔導書の差し入れ持ってきて』
フェルン『フリーレン様は本当に時間を無駄にするのが好きですね』
またフリーレンがひきこもろうとしてる…
牢獄エンジョイガチ勢
前回引きこもり失敗しましたしね
引きこもりチャレンジ
ただ前回と違い、今回は不本意じゃないと連発
さすがに牢屋暮らしは嫌か
魔王七大幹部「断頭台のアウラ」
フェルン『アルラは28年も前に力を取り戻しています』
またエルフ時間で話が進んでる…
80年前、“シチホウケン"として君臨した魔族
ヒンメル達と戦い弱体化していた
しかし28年前、ヒンメルの死と同時期に力を取り戻して戦争を始めたんだと
何か関係しているんですかね
フリーレン『それで使者を受け入れたのか』
『悪手だね』
とかく“話は通じない"と繰り返すフリーレン
話せばわかるというシュタルク
問答無用フラグですわ
にしても三話のクヴァールに対しては、そこそこ礼を尽くしていたフリーレン
つくづく彼は例外だったんですな
見た目とは真逆ですが
八十年前の事件、人と魔族の対話
フリーレン『魔族は人喰いの化け物だ』
『そいつらが人類と同じ言葉を使う理由を考えた事はある?』
そして八十年前、対・魔族戦の回想へ
これまたメタ、リアルな発想ですね
本作の魔族は人そっくり、魔力を操り人と同じ言葉を使う「定番」設定の種族
設定自体はほぼ共通してます
作品によっては被害者、善玉なのもしばしば
そうした作品は人喰いではない
その一点を軸に差別化
被害者『それがどうしたというの!? そいつは私たちの娘を喰い殺したのよ!!』
魔族『痛い…、痛いよぅ…、お母さん……』
これは優しいヒンメルには無理
マジ無理
対し即殺そうとするフリーレン
どっちが魔族だか
人の心を感じさせないムーブ…!!
『別に人を喰わないと生きていけないって訳じゃないんだろう?』
まるで主人公みたいなことを言うオッサンが!!
この男性、"村長"の鶴の一声で集束
彼が 村長です
とても人間的な言葉
フリーレンこそ人の心ない魔族に見えてくるんだから面白いですわ
また村長、ちょっと声が震えていました
彼は「勇気を出した」
とても善良な人物なんですね
ヒンメル『フリーレン、僕達には言葉がある』
そして無声劇、魔族と人は幸せに暮らしました
これぞ王道
人の生活を知らなかった子が、温かい人達に出会い救われる希望に満ちたストーリー
が、やはり幸せは唐突に終わってしまいます
唐突に終わってしまいましたが!!
ヒンメル『なぜ村長を殺した…………』
あまりに唐突な場面転換
当の魔族の子が殺した
最期、村長どんな気分で殺されたんでしょうか
頭から血を流し背に大きな傷
逃げようとして後ろからバッサリか
魔族『またです』
『あなたから毎日のように殺意を感じていました』
『私は平穏に過ごしたい』
『ですから用意しました』
『私が食べてしまった、あなたの娘の代わりを』
本当、嬉しそうな表情でした
得意げというか
うまいやり方を思いついたと言いたげな顔
声のトーンは平板
魔族『村長はもういませんよ?』
心底不思議そうに答える魔族
言葉が通じる
話が通じない
常識、倫理観がまったく違う種族という事か
なまじ人の姿だけにおぞましい
魔族『私は何か、選択を間違えてしまったようですね』
ヒンメルは瞬時に、魔族の腕を切り落とし少女を救出
フリーレンがトドメへ
ヒンメル強い
初めて“戦う"姿を見た気がします
伊達じゃなかったですわ
魔族『お母さーん』
フリーレン『また"お母さん"か』
『魔族は魔物と同じで子育ての習慣がなく
産み落とされてから
多くの時間を天涯孤独に過ごす』
『お前達は孤独を当たり前とする生物で』
『家族という概念すら存在しない』
『なのになんで"お母さん"なんて言葉を使うの?』
さっきフリーレンが言いそびれた言葉
知ってたから止めたのか
なら言っとけよと思うも
当時のフリーレンは「変わる前」のフリーレンなんですものね
もしもヒンメルがフェルンみたいに怒る人なら
また違っていたんでしょうか
『まるで魔法のような、素敵な言葉……』
自分が死にゆく瞬間でさえ真顔なまま
死への恐怖がないのか?
その死体は、前回のドラゴンのように何も残さず砕け散ってしまいました
魔物と分類されるのも解る気がします
フランメによる「魔族」の定義
『大魔法使いフランメは
"言葉を話す魔物"を魔族と定義付けた』
『その祖先は
獲物をおびき寄せる為に、物陰から「助けて」と言葉を発した魔物だよ』
フリーレンは回想を思い浮かべただけで
話した風ではなかったものの
やはり「話した」んでしょうか
二人、特にシュタルクは心底戦慄した顔で牢屋を離れる事になりました
なんとたちの悪い生き物……
彼らは「知恵」がある
そして孤独で、基本的に群れて過ごさない
まともな集団行動、教育を受ける機会がないらしい
教育次第なんでしょうか?
まるでミミックですな
また淡々と、人の倫理観に全く共感できない事
フリーレンそっくりに思えます
元は同種なのかね?
魔族が「人の言葉を話す」理由
リュグナー『"言葉の通じない猛獣"か……』
『実に的確な表現だ』
他方、めっちゃ高く評価されていたフリーレン
君らやっぱり元同族では
リュグナーはフリーレンが唯一の障害と認識
やはり賢い
ただ彼もフリーレンを知らない「若い魔族」であるらしい
或いは顔を知らないだけか
フリーレン『解り合う為の言葉ではなく』
『欺く為の言葉』
『この街ももう長くはないな、どさくさに紛れて脱獄しよっと』
おいおい見捨てる気満々だよこの人
やはり思考が似てます
またメタ的に、似てるからこそ大きな差別化になっているんでしょうね
だいたいエルフと魔族は設定が似てます
大きな差が「心」か
グラナト伯、リュグナー特使の真意
リュグナー『ここは?』
グラナト伯『息子の部屋だ』
リュグナー『ご子息は今どこに?』
グラナト伯『十年前にアウラとの戦いで死んだ』
略『使者はこの場で全員殺す! 和睦なんてクソ喰らえだッ!』
伯爵も覚悟完了してる人だった!!
和睦を独断で蹴るなど、おそらく"伯爵"としては大問題
それでも許せない
言っては何ですが面白い
人間は感情があるがゆえに解り合えない
魔族が心を知らない故に、解り合えないとの対照的なのが面白いとも思いました
息子は王の御前試合で剣を賜るほどの俊英
自慢の息子さんだったんですね…
リュグナー『私もあなた方に殺された父上の部屋は、そのままにしてあります』
グラナト伯『……!?』
部屋を目探しして思いついたアドリブ
この一言が、家族想いなグラナト伯にひどく効いた
そう計算して言ってのけるリュグナー
もちろん嘘
やはり人は心があるから解り合おうとする
優しい人から騙される…
奴ら人の心がナッシングでゲス…
『それとも互いに血を流し、誰かを悲しませるつもりですか……?』
『私たちには"言葉"があります』
『どうか、話し合いの機会を……』
これをフリーレンと同じ思考で言うのが悪辣
言葉は道具と熟知し活用する
人が道具を使うのと同じ事
同じ事ですがおぞましく感じますね
先のクヴァールが、真っ向勝負だけを挑んできたのと対照的ですわ
外見と内面が対照的
リュグナー『なんだろうねえ』
リュグナーの方は最低限の知識があってとぼけているんでしょうけれども
リーニエはマジっぽい
魔族には家族の概念がない
服とかは人から奪ったものなのかね
『後はアウラ様の軍勢がこの街を滅ぼして下さる』
そんなに強力な結界なのか
大魔族断頭台のアウラ
その名の通り、首無し騎士デュラハンの大軍を率いているらしい
二つ名上敵の首を斬って支配してるらしい
錆びた鎧を無数に従えた王様か
首切り役人ドラート
曰く邪魔者を消しに行くと先走ったとの事
発想がケダモノ
リンゴ食べるリーニエ可愛い
基本的に彼らは目に光がなく、心ない怪物だと強調するキャラデザみたいですね
人を喰わずとも生きられるのも本当か
衛兵『ドラート殿!? このようなところに来られては困ります!?』
衛兵、首を落とされ惨殺
ザムドラーグではない
どうもワイヤー、鋼線のようなものを使って首をすっぱり斬り落としたらしい
えげつない真似を
必殺仕事人かよ…
これでフリーレンはますます脱獄困難か
衛兵殺しの罪追加ですわ
『お前を殺しに来た』
まあ正直!
相当自信があるらしく、真っ向からフリーレンに宣言する魔族ドラート
バトルマニア的な思考でしょうか
或いはフリーレンが強いからこそ対話するのか
油断を誘う為に
だから先に殺っちゃおうというドラート
それが問題になるとは考えない
ただの冒険者、犯罪者としか思われていませんし
妥当っちゃ妥当な判断なのか?
『……俺よりもか?』
フリーレン『断頭台のアウラよりも』
まさか魔王を倒した魔法使いとは露知らず
実際さっき衛兵に捕縛
あれみて強いと思う人は少ないはず
リュグナーは慧眼ですね
人間は魔族の悪辣さに無警戒すぎるし
魔族はエルフに無警戒すぎる
また八十年前の人も魔族に疎かった
それだけ魔族の悪辣さを知った上で、生き残った者が少ないという事でしょうか
戦場で対話などしないでしょうし
彼女の著書は全く現存していない
知識は伝えられているのに
するとどこかの世代で、魔族知識の断絶でもあったんでしょうか
魂の研究も断絶してるようですし
本作は人の心を知る為の旅
その宿敵が「心ない魔族」というのも因果です
もっともフリーレンも昔は似たもの、心を学ぶことで今みたいに変わった
魔族の場合はどうなのかしら
次回、第8話「葬送のフリーレン」
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