シャドーハウス 2期 10話 感想[敗因を勝因に変えるもの]エミリコ十八番!! ネタバレ 2nd Season

2022年9月25日

シャドーハウス 2nd Season 第10話「仲間の価値」感想

公式あらすじより引用

大量のこびりつきと亡霊を操るマリ―ローズに敵わず、館から逃げ出したケイトとジョン。巧みな作戦により徐々に追いつめられる彼女たちだったが、逆転の秘策を思いつく。

AmazonPrimeは金曜24時30分より配信。ABEMAは遅れて一週間無料配信

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ケイト様vs.黒幕マリーローズの戦いに幕

年上であるマリーローズに知恵比べでは完敗!

ケイトが勝てたのは、仲間の協力あってこそ

エミリコの十八番! パンも大活躍だった!!

エミリコの気遣い、ショーンの知恵とジョンのパンチ!!

パンとパンチあってこその勝利だ!!

締まらなかったけど!!

敗因は勝因へ

今回、ケイトが感情的に動いたのが「敗因だ」と諭したマリーローズ

ですが感情的だったからエミリコが読めた

合流する要因=勝因となった

敗因を勝因に変えたのが「仲間の価値」だったとは粋ですね

ショーンも優秀だった!!

ケイト様の作戦と「優しさ」

勝因の一つは他ならぬマリーローズの「生き人形」への優しさ

前々回は、彼女の生き人形への非道さに憤り
星つきに突き出そうとしたものの

その優しさに助けられたとは因果

実際は、生き人形の相棒ローズマリーを死なせたくなかったと一体化したくなかったのが動機でしたし

本当に優しい犯人でした

冒頭 ジョン・パーンチ!!

前回、黒幕マリーローズと直接対決に入ったケイトとジョン

マリーローズはすす量が少ない

ケイトの知恵とジョンのパンチ! すす量で優位と思いきや

そうは問屋が卸しませんでした

マリーローズ『レッスン3!』
『"真の能力は出来る限り隠しておくもの"だ!』

マリーローズの隠し玉は、すす変換能力

他人のすすを即時こびりつきに変換し、ジョン・パンチを大量のこびりつきに

すす量が多いのが優位どころか
不利になった!!

これもジョンが(すす量が多く)優秀だからいけないんだな!!

ジョン『身体が思うように動かない~…』

すすを大量に出しすぎ、弱ってしまうジョン

まるで顔に水をかけられてしまったアンパンマンのようです

大技はいつだって諸刃の剣ですね

ケイト『くそ! ケイトもジョンもすす量だけで有利だと思い込んでいたっ』

マリーローズの言う通り、ケイト達は甘かった

館のルールでは、すす量が多い方が有利

常識的に考えてしまったのがいけなかった

常識的に考えて。

マリーローズ『絶対に邪魔させないよケイト』
『私達の最後は、私達が決めるんだ!』

ケイトに突き出されたら「処分」されてしまう

逃れても「お呼ばれ」され、相棒ローズマリーが事実上の死を迎えてしまう

どちらを避ける為にもまず勝つ!!

勝つ事が、死に方を選ぶ手段なんですね

Aパート 小高い山の館シャドーハウス

OPでは雲海を見下ろす館であるシャドーハウス

下から見ても陸の孤島と言っていい場所

脱出しても下山は難しそう

ケイト『ひとまず、館の傍まで行きましょう!』

いざとなれば星つきに助けを求めようと結論

声が届くよう館の側に逃げ込む作戦へ

ケイトの能力はすすを操り、またすすを介して他人を操ったりするもの

が、マリーローズにすすを近づければ
こびりつきに変換される

前に飛んだ事はありますが、あくまで「滑空」

空を自由に飛べたらなあ!!

ケイト『!? 今度は数で包囲するつもりだわ!!』
ジョン『人海戦術、いやこび海戦術かー!? 容赦ないなあマリーローズー!!?』

前回、大量のこびりつきを合体させてましたが
分離・包囲に切り替えたらしい
なんと柔軟な

頭のいいマリーローズらしい運用、ジョン様らしい台詞ですね

戦いは数だよ兄貴!

ジョン『お腹もすいた~!!』

ケイト様曰くすす能力は体力を消耗する

体力が減れば、お腹が空くのが道理というもの

おしゃべりだからなおさらですね

マリーローズ『実に、楽しい夜だ』

そう言う横顔は、実に楽しそうでした

シャドーは真っ黒なので、基本的に表情が解りません

エミリコも苦労しました

でも1期同様、横顔だと解りやすいですね

マリーローズ『ケイトの立ち回りは悪くない』
『ジョンのすす量もさすがだ』

すす能力が効かない中、意外に役立つのが生き人形

能力がなくても戦力になるのね

ですがマリーローズは、真っ先に二人をすす病にして退場させました

思えば自分に対し有効だったからか

マリーローズ『二人が次に考えるのは、助けを呼ぶ事だろう?』

ケイトの行動を読み、館に近付けないよう
こびりつきに包囲させるマリーローズ

ケイトが合理的だからこそ読みやすい

さすが年の功ですね

ケイト『(ダメだわ、全て読まれてる!)』
ジョン『あっちは大丈夫だろう? “口いっぱいの水"大作戦だったんだから!!』

ですがケイトも無策ではありませんでした

前々回、実はエミコリとショーンに口いっぱいに水を含ませていた

敵が亡霊騒ぎの元凶ならば
同じように、すす病化を狙うのは明らか

そこで対策してたんですね

ジョン『すす病になった演技で相手の隙を作る!』
『更にバレないように、ケイトが目にすすを飛ばして真っ黒に見せた!』

だから前々々回から黙っていたのか!!

口を挟むのを控えてたのかと思いましたが
口が水でいっぱいだったのか

あの長話中、よく飲みこまなかったもの

ケイト『不味いわ、もし密度の高いこびりつきを放たれていたのなら…』

今回マリーローズはケイトの策を悉く看破

水作戦も実はバレていたのでは?

実際、エミリコ達は激しく苦しんでいました!!!

エミリコ&ショーン『『ああ…』』

『『目がいたいー!?』』『ですー!!』

苦しんでた原因、目にすすが入ったからかよ!!

曰くおかげで迫真の演技が出来た

前向きですね!!

すす病に陥ったフリをする為、目にすすを被せたから痛かった!!

エミリコ『隠しておいたお水持ってきます!!』
略『…前が良く見えません………』
ショーン『頑張れ! 頼むエミリコ……!!』

頑張れ!目にすすが入っても頑張れ…!!

何せショーンは目が悪いので

すすの痛みだけでなく、そもそも前がよく見えないんですよね

美少女なエミリコに対しやや鈍感なのも

よく見えてないのが一因?

ショーン『目にすすが入るのがこんなに痛いとは……』
エミリコ『口の中に残ってないですかー?』

エミリコの口の中を覗ける千載一遇のチャンス

…をショーンはスルー

真面目

ショーン『目にすすがグーッっと来たからな…』
『それに比べるとマリーローズ様は凄い……』
『適量に調整したこびりつきを飛ばしてきた……』

恐るべきはマリーローズの精密なすす調整

おかげで口の中の水で阻止する事ができました

対しケイト様は、ああ見えて割と

グーッと来たらしいグーッと

エミリコ『マリーローズ様は…、優しいですね……』

ショーン『!! そうか…!!』

すす病になっても、軽症で済むよう調節していたのだと推測する二人

前々回は、生き人形への非道さにケイトは怒り
星つきに突きだすと激怒

ですがやはり優しい…?

エミリコ『…犯人として引き渡したら……』

優しいマリーローズ達が処分されてしまう

彼女達に処分されて欲しくない、捕まえるべきではないと思い始めるエミリコ

対し「今は主たちの事を考えよう」
ショーンは本当に賢い

でも昔のショーンはジョンっぽかったのか…?

ショーン『嫌な予感がする……』
略『……張り切りすぎて力を使い果たすんじゃないか!?』

主への理解が深すぎる!!!!!!!!

ジョンは良いとこ見せようとするのでは?

ありがちなセリフ「嫌な予感」ですが、びっくりするほど具体的

極めて論理的な予感だった!!

正解!!

ショーン『くっそー!! 今日の夕食はおかわりして頂くべきだったか!!』

正解だけど微妙におかしい事を言うショーン

こういうとこジョンに似てます

くっそー!もジョンの口癖ですし

エミリコ『それなら大丈夫です!』

『ケイト様には秘密兵器がありますから!!』

ケイト『思い出したわ! これがあった事をっ!!!』

それがパーン!(ボイス効果音)だったのだ!!

パーン!(EVエミリコ)

エミリコといえばパン、こんな事もあろうかとケイト様に持たせていた

ちゃんとハンカチで包んでるのがケイト様的

ショーン『パンを…、いつもポケットに入れてるのか?』

とんだ濡れ衣ですよジョン様

それはエミリコだけです

もはやエミリコ=パンと言ってもいい十八番

かつて空腹から救ってくれた美味!!

回想エミリコ『パンは絶対に必要です♪』

第1期、深夜の見回りでも役に立った(エミリコ主観)

なるほどパンを食べればすす残弾が回復する!!

なんだかシューティングゲームっぽい

ジョン『ああいや違う! 嬉しすぎて反応間違えた! ンン…、初めてケイトから貰ったプレゼント…』
『生涯大切にするよ!』
ケイト『食べなさいよ!』

ド定番のコントをかますジョン

こうしてパン半分で、ジョンはパワー全開へ!!

さすがジョンさま燃費がいい!!

病は気から!!

ジョン『水路の入り口がある! あれを使おう!!』
『ナイスアイデア!』

どうやってと言われ、すすでスコップを作ろうと提案

真・ナイスアイデア!

まあ無理だと言われましたが、ジョン様が復活して何より

復活するとやかましいなこの人

こびりつきに包囲されたケイト達

ケイト『(どうすればこの危機を乗り越えることができる…!?)』

『1.一匹ずつ水路に落とす

 2.すす能力で攻撃し、一気に敵を減らす

 3.エミリコ達が来てくれるのを待つ』

まるでジョジョを思わせる三択問題

ただしこのこびりつき、殴ってもビクともしませんでした

こびりつきはすすで"密度"が決まる

見た目は一緒でも別物なのね

ジョン『もしかしてこれが密度が高いって奴かー…?!』
『ジョンのすすだからかなあ』

つくづくジョンのすすが焦点ですね

他人のすすをこびりつき化する、マリーローズの能力と相性良すぎる

ならマリーローズ、バーバラとも好相性?

二人が組めたら運命は違ったのか?

ジョン『こうなったら……!!』
ジョン『愛するケイトを守る為、全ての力を込めてジョン・パンチで吹き飛ばす!!』
ケイト『たった一匹に全力ださないで!?』

ジョン様は発想の燃費が悪すぎる

強力で使いどころが難しい能力だけど、使うのが下手である

もっとも要は力任せな全力パンチ

それはとってもジョンらしい

ジョン『ケイト! 不安になるな!!』
『すすが出ていると、ここに居る事がバレてしまう!! 頭を冷やせ!!』
ケイト『!! それよジョン!!』

つまりすすを出し、エミリコ達へ狼煙に使う!!

のではなく水路に飛び込む事でした

ケイト様そっち!?

ですが大量の水に入れば、こびりつきは寄って来れないんですね

真・ナイスアイデア!

Bパート ジョンの提案

ケイト『服もビチャビチャ…、気持ち悪い』
ジョン『肩車でもしようかー?』
ケイト『いや!

そこまで全力で否定しなくても!!

さてこびりつきから逃れましたが、彼らは水路を並走

やはり「逃れる」のは難しい

というかシャドーは水に落ちても平気なのね

前にシャワーも浴びてましたし

ジョン『よし! 行先は館方面だな!!』
『水路の中からでも、大声を出せば星つきが気付いてくれるかもだし♪』

この先、とれる道は噴水か館方面

常識的には館に逃げて、助けを求めるべきなんですね

ジョン様が常識的に考えてる……

JK的に考えてる……

ケイト『……そもそも今こんな目に遭ってるのは、星つきに濡れ衣を着せられたせいなのよ…!』
冗談じゃないわ!!
略『最高のタイミングでジョン・パンチを出せば勝てるッ!!

まあケイト様ったら雑!!

この方ときどきお雑でいらっしゃるわ!!

文字通り濡れ衣を着て、怒り再燃したケイト様

星つきに頼るなどまっぴらごめん!?

ケイト様ったら感情的!!

ジョン『(よくわからんが…)』
『(ケイトがジョンを切り札に…?)よっしゃあ! 全てを一発に込めるぞぉ!!

ジョン様一発に込めるの好きだね!?

こうしてジョンも、ケイトの論理的とは言えない方針に同調

恋もジョン様も理屈じゃないものね!!

ケイト『(未だにマリーローズの姿が見えないのは…)』

こちらが水路にいるから?と想像するケイト

実際、こうして敵の狙いが見えないのは敗北フラグですね

敵の狙いを正確に読めてこそ

裏をかく事が出来る

表を知ってこそ裏をかけるというのに

エミリコ『水路の傍にこびりつきが数匹いますが……』

他方、こっちは肩車していたエミリコ達

やっぱり「ショーンを模倣した」ジョンは発想が似ているんでしょうか

エミリコしょっても顔色一つ変えないショーン

なんて冷静で的確な子でしょう

ショーン『こっちも見つからないようにしないと…』

という訳で、エミリコを下ろすショーン

ケイト達は水路に逃げ込んだ結果、発見・合流が難しくなってしまいました

これもマリーローズの策?

ショーン『さっき上がったすすの近くまで来てみたが…』

戦闘が長引いている事から、前回「すすの橋作戦」は失敗したと理解

また頭を冷やす前、盛大にすすを出してました

あれはやはり目印になったんですね

古人曰く「人狼煙」ってな!!

エミリコ『ケイト様のハンカチとパンの欠片!』
略『私が用意したんです! ほら、私も持ってます♪』

エミリコもパンを持ってた!!

なお転げまわったせいで潰れていた模様

おせんべいだこれ!

チーズとトマトソース載せて焼かなきゃ!!

ショーン『どういうメッセージだ…?』

まるでダイイングメッセージのように推理するショーン

残されたパンはケイトのメッセージ

さっきジョンが早々に食べちゃったので、ゆっくり食べる暇がなかったんですね

で、食べきれずにおいてったらしい

エミリコ『パンがダメにならないように置いて行ったんです!』

パンの大切さから読み解いた名探偵エミリコ

きっと水路に入ったに違いないと

食べ物を大事にするケイトは賢いな…

ショーン『しまった! さっきのこびりつき!! まさか?!』

パンからケイト達が水路に入り、こびりつきが追ったと理解する二人

パンは全てを解決する!!

ですが意外なのは、エミリコがすぐ追わないところでした

古人曰く迂直の計ってな!!

ショーン『な!? そんなところにまで物をいれて!?』

とはエミリコが靴に地図を入れていた

ポケットはパンが入っているから

敵は先に移動した、つまりそのまま追っても追いつけない

地図で先回りしようってんですね

パンの子エミリコは賢いなあ

エミリコ『ケイト様が水路を歩いてるなんて想像したら…』
『きっとお洋服が濡れて凍えてしまいますよ…!!』

少しズレた、でも主思いなエミリコの苦悩

エミリコらしいと解るショーンも深い

とまれ水路の先は菜園・館・噴水

どこに向かってるか解れば先回りできる

闇雲に追うより、立ち止まって考える二人

急がば回れ、迂回こそ近道

果たして追いつけるのか

噴水付近から水路を出るケイト達

ケイト『行くわ! ジョンは後からねっ』
ジョン『りょーかい!!』

ケイト達の策とは、噴水まで敵を誘導する

こびりつきにたかられると動けなくなる

そうなる前に、必死で囮になってケイト様頑張ってた!!

めっちゃ大股だった!!

ジョン『(そして最後に噴水にジョン・パンチを叩き込む!!)』

そうすれば水しぶきがあがって一網打尽!

意外にちゃんとした策でした

たった一発のジョン・パンチも、拡散攻撃に利用できるんですね

いずれ拡散ジョンパンチも習得する…?

ジョン『なんで…、なんでここにもう居るんだ…?!』

しかし噴水に放つ前に、"亡霊"が出現

二人は苦もなく捕まってしまいます

マリーローズはここに来る、そしてパンチを放つと読んでいたんですね

化かし合いにホントに強い

マリーローズ『私は操作しているこびりつきの動きを察知する事も出来る』

これもレッスン3、"能力の隠蔽"

こびりつきは自動操作状態ですが、その動きから推理していた

ケイト達を追えと指示したこびりつき

その動きから狙いを看破

先回りして亡霊を待機させた訳か

マリーローズ『レッスン、終了だ…』

『選択ミスだよケイト。館に助けを求めに行くべきだったね』
『あくまでも私との対決にこだわった…』
『それが君の敗因だ』

ケイト様は冷静ではあるも、感情的ですものね

感情の暴発はジョンにも劣らない

ジョンにも劣らない!!

今回もそれが敗因かとも思いきや

背後から襲ってきた"黒いショーン"
『ジョン…、パンチ!!
マリーローズ『バカな?! なぜ後ろからジョンが!?』

今度こそ噴水へ直撃、しぶきで亡霊が崩壊

実は水路を登るシーンで既に入れ替わっていた

服を取り替えた四人が可愛い!!!

というか、ケイトやジョンが"顔"を得たなら
こんな姿になるハズなんですね

服を交換し、全身にすすを塗ってケイト達のフリをしてた

まるで炭鉱夫なのだわ

ケイト『終わりよ、マリーローズ』

すすで縛れませんが縄があったらしい

年長コンビは捕縛

やはり体力担当が力づくでなんとかしたんでしょうか

げに恐ろしきはエミリコパワー

エミリコ『ケイト様の口いっぱいの水大作戦のおかげです♡』
ケイト『それにしても…、ケイトが噴水の庭を目指していたことによく気付いたわね?』
エミリコ『亡霊と戦う為に、水がたくさんある場所を選ぶかなって!』

ショーンは二人が館に救助を求めに行くと推測

ですがエミリコは「星つきに怒ってた」と主張

だからケイトは戦う事を選ぶはずだ

さっきマリーローズは、直接対決を選んだのが失敗だったと分析しました

が、直接対決を選んだからこそ合流
勝てたんですね

感情的だったからこそ勝てた!!

ケイト『ケイトの気持ちをよく理解して……』
エミリコ『私はケイト様の"顔"ですから♪』

第一期は、ケイトの気持ちが解りませんでした

おかげでコントやトラブルもあった

でも二期七話「嬉しそう」だと、理解してた事がここに繋がるのか

人は変わっていくものだから…

ジョン『それに…、ゴボゴボ、エミリコが、ケイトにパンを持たせたおかげで、二回目のジョン・パンチも撃てた…、ゴボゴボ……』
エミリコ『ジョン様が噴水の真ん中で力尽きてますー!?

ジョン『ジョンの事、見直しただろケイト』

ケイト『ええまあ…、ちょっと今の状態では見直し辛いけど』

ショーンに背負われて無事救出されたジョン

無言で助けるショーンがシュール

危うく尊い土左衛門になるところでした

ぼくドザえもん!!

ケイト『ありがとうショーン』
『入れ替わりの提案がなければ、失敗していたと思うから』

もし入れ替わらねば、亡霊に捕まっていた

亡霊相手にエミリコ達では力不足

合流しても、ほぼ無意味だったと思えば
ショーンあっての勝利ですね

照れるショーンかわいい

ショーン『あれもエミリコが…』

曰く、ずぶ塗れのケイトを心配するエミリコで着想

あの心配は前振りだったんですね

もっとも「ルール上」はあり得ない事

ショーン『服を交換するなんて失礼な事だと思ったんですが…』

生き人形は「作りものの消耗品」が館の常識

シャドーと服を交換など本来ありえない

ありえないから盲点になったか

ケイト『シャドーハウスのルールに縛られる必要はない』
『あなたは優秀だわ』
ショーンに膝枕されたジョン『ショーンはジョンの顔だからなあ~』
ケイト『締まらないわね…』

なんでこうオチ要員なのか

必要に応じてルールを破れる優秀

普段真面目なショーンだからこそ、型破りな発想が出来る優秀さが光ります

何よりケイトは「館」否定へ戦ってる訳で

そのルールの否定は心強い!!

ケイト『結局、ケイトが独りで考えた作戦はダメだった』

『本当にありがとう』

『エミリコ、ショーン、ジョン…』
グゥ~~~(ジョンの腹の音)

いい感じのシーンに鳴り響く腹の音!

空気が読めない!

いやむしろ空気を読み切っているとでも言うべきタイミング

台無しだよ台無し!

ショーン『ジョン様、さすがに今のは…』

ショーンにまで言われるジョン様かわいい

ケイト様今回一番、頭からすすが出てる…

にしてもケイト独りではダメ、皆あってこそ

同期会を思わせる流れですね

あとジョンはダメですね

エミリコ『じゃーん! 実はもう一つパンがあります!!』
ショーン『エミリコ…、それ(水浸しだけど)食べられるのか?』
エミリコ『え? きっと美味しいですよ♪』
ジョン『祝杯だろ? 食べようぜ~』
ケイト『ケイトはいらない……』

ケイト様ドン引きしとるやないか

祝杯と呼べるほど、たっぷり水を含んだパン

潰れたが水を吸ってふっくらしたのか?

こっちはエミリコ達用のパンなので

元々カチカチな奴ですね

エミリコ『四つ、いえ六つに!』

ごく自然にパンを分けようとするエミリコ

ホントいい子ですわ

ケイト先生は「私は遠慮しておきます」と言うてますが。

構わず六つに分けようとする勇気!!

マリーローズ『ケイト…、いい仲間を持ったね』

『仲間を作れなかった私達の負けだよ』

ここまでコントを見届けたマリーローズ

動機と頭の良さでは、ケイトの上位互換といった感じだっただけに

今期でケイトが克服した「仲間」が勝因か

タイトル「仲間の価値」とはまさに

マリーローズ『私も罰を受け入れよう』
『いいかな? ローズマリー』
ローズマリー『共に処分されるなら、願いは叶ったようなものです…』

避けようとしていた「一体化」のリスクとは
ローズマリーの人格が消える事
事実上の死

処分され共に死ぬならそれもまた良しか

ただ二人が知らない大問題も。

エドワード達はマリーローズを疑っている

二人を呼んだのはエドワード

エドワードはマリーローズが反逆者だと疑い、尋問を図っています

犯罪者として突き出された場合
彼らにとって渡りに船か

仮に犯罪者扱いを避けられても、一体化処置を受ければ「人間の肉体」まで死に至ると描写

すす能力が低いものは悲惨なんですね

ケイト『(マリーローズをここで逃がしたら、私は亡霊騒ぎの犯人として処罰される…)』

難しいのは逃がせばケイトが処罰される

元々疑われているのはケイト

処分を避ける為、本物の犯人を捜してくると啖呵を切ったんでしたっけ

同情すれば死ぬのは自分達か

マリーローズ『憐れむな、エミリコ』

他ならぬマリーローズが自分を突きだすよう要求

マリーローズは、共に脱出する機会を得る為
明日まで時間稼ぎしたかった

ですが前々回ケイトを激怒させたように、亡霊騒ぎで子供達をすす病のリスクに晒した

敗れた今、罪を償いたいのか

潔いお人ですわ

コーヒーを割らせた理由

マリーローズ『更なる混乱の為に、たまたま近くにいたベルにコーヒーを割らせた』

割と場当たり的な案件だった…

てっきり喜びの会の遅延や、大人に情報を秘匿させる為の策かと

結果、ベル姉妹はすす病と洗浄を繰り返し
今や無惨な有様

確かにあの件はちょっと重い

あいつら性格悪いですが

マリーローズ『…許されない事を、してきたんだよ………』
ケイトのモノローグ『翌日、マリーローズとローズマリーは星つきに引き渡された……』

次回は、いよいよ元同僚バーバラとの対峙

星つきは、コーヒーを割られた失態を隠す
犯人が出てくるまでは内々で処置し
偽コーヒーまで製造

犯人が見つかれば、これ幸いとエドワードに引き渡してしまうのか?

それともバーバラが…?

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