リコリス・リコイル 9話 感想[最後の一日]十年前の三人 ネタバレ

2022年9月25日

リコリス・リコイル 第9話「What’s done is done」感想

 公式あらすじより引用

千束の人工心臓が狙われた。バッテリーの充電ができなくなったことで、千束は余命を宣告される。替えのない人工心臓の手がかりを追うクルミは、ミカに当時のことを尋ねる。一方、DAは大規模な真島の討伐作戦を控え、千束を本部へと呼び出すのだった。

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人工心臓をくれた"十年前の救世主"

どうにもならないなら悩まない、全力でやれば結果がついてくる

言葉通り幸福な離別、二人最後の一日回か

正反対に真っ直ぐ歩むのが切ない

たきな流の不器用で、生真面目なもてなし
変化も変わっていないのも両方込み!!

また今日も一つ学んだたきな、二人の関係が素敵な回でした

真島さんが何しでかすか楽しみ!!

十年前の回想

十年前。リコリス千束は、銃弾回避の"殺しの天才"だとシンジが認定

シンジは人工心臓で命を救い、銃を贈った

千束は恩に報いるべく非殺傷弾を使用開始

真島が電波塔を折る。テロは千束が鎮圧

同時期シンジとの約束で、千束とミカはDAを離れる

八年前以降、日本は治安世界一

現在、千束は最大で余命2ヵ月に

余命最大二か月、人工心臓への処置

千束の心臓を壊し、追い込む目的だったか

ただ多分「殺させる為」の処置らしい?

ミカは、シンジが千束を処分しようとしてると推測も
五話などの狙いは「殺させる為」であり
誤解をしています

ここで「たきなへの言葉」が活きるのか?

七話曰く、シンジは「たきなに期待」

つまりたきなをDAに復帰させ、追い込む事で
五話同様、千束に「守る為に殺す」と
動機を与えるつもり?

実際、新PVでは非殺傷弾を使ってないらしい演出もありました

人工心臓と弾丸回避

前回「回避は心臓の恩恵」みたいに真島さんとやりとりしてました

が、元々千束の才能なのが確定

心臓で生き延びたから的な意味なのかね?

或いは心臓で更に強化されたのか?

曰く「拍動なしの完全置換型人工心臓」

つまりドックンドックンしません

拍動とは、心臓がポンプのように収縮と拡張をくり返すこと

そのブレがないぶん正確に動けるのか?

ところがどっこい真島さん!!

真島さん、シンジを襲うウルトラCを達成

多分、シンジは新しい心臓を用意してるはず

単に才能を死なせると思えません

真島はシンジに「バランス」の要求でしょうか?

勝てば進化した心臓ゲットで大団円?

前回、人工心臓を知っていた真島

彼も人工心臓で、ちょうど交換したかったという線も?

でも流石にそこまで同じはないか

冒頭 人工心臓への処置

千束の異変を察知し、駆けつけたたきな

しかし処置は終了、姫蒲も脱出

一応、カバンは残していったハズですが
手掛かりにはならないらしい

カバンは“人工心臓"の奴とデザインが違う模様

姫蒲さんアクションもこなすの?!

オープニングは特に変化なし

新PV公開終盤へ映像刷新かと思いました

相変わらずケツキックが熱い!!

たきなさんのガチキック!!

Aパート 千束の心象風景

10年前、シンジに救われた時を思い返す千束

鼓動と「シンジへのときめき」が重なる!!

初恋を思わせる演出でした

山岸先生『急激な高電圧による過充電で、ハードとのアクセスが不可能になった』
『もう充電も出来ないよ』
『もって二か月』

姫蒲の処置で、余命2ヵ月に追い込まれた千束

前回シンジ曰く「丁重に」

本来なら、即死させる事が出来たのに
敢えて「余命」を与えた

丁寧に、適度に壊せとの指示だったのか

たきな『そんな…、壊れた所を交換でもして?!』

もちろん現代の技術では不可能

五話曰く天才の産物、アラン機関の人工心臓

直すには機関に頼むほかない?

ミカ『千束の人工心臓に、代わりはないんだ……』

作中、機関に頼む事は誰も思いつきません

それほどアラン機関の隠ぺいは完全らしい

また実は、この心臓は耐久性に問題があり
実は余命は元々なかった

この十年で、心臓の修理は無理だと思い知っているのか

覚悟は元々あったんですね

千束『いいのよ』
『元々、そんなに長くなかったんだから』
たきな『元々……?』

千束視点では「ちょっと早まった」だけ

だから彼女は、いつも楽しさと「他人の時間」最優先だったんでしょうか

自分の将来なんて最初からなかったから

『えー!? あのパフェやめちゃったの!?』

千束『……オーダーはいりましたーっ!!』

がっかりしたお客さんの為に、敢えて請け負った千束

前回もですがサービス精神旺盛

限られた時間を、他人を救う為に生きたい

シンジに貰った生き方なんですね

当人には皮肉ながら

ミズキ『まーたアンタ…、たきな怒るよ~』
千束『いーのいーの♪ お客さん第一~♪』

寂しげなBGMで、ホットチョコパフェ再び

場面と絵面のギャップ!!

結局、たきなに押し切られてやめたんですね

SNSに拡散された黒歴史…ッ!!!

千束『あー…、ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃ~~…』

しかしパフェを目撃してもたきなは無言

態度を変えないミズキが頼もしい

元々余命がないと知ってた為でしょうか

ミズキ『よくDA行く気になったわね~』

やがて渡すものがあると楠木司令が連絡

ミズキの運転でDA本部

道中、やたら煽り運転を受けます
特に裏はないらしい

一時期煽り運転報道が多かったので、その影響でしょうか

楠木さんもしつこいが煽りもしつこい!!

ミズキ『え…、ちょ?! 待って!?』

千束、しつこい煽りをたぶん通常弾威嚇!!

リコリスの秘匿は大丈夫なの!?

変わらないようで千束もむしゃくしゃしてるんでしょうか

余命が縮んだこと

それをたきなが気にしてる事に

楠木司令『真島が来たそうだな?』
千束『二回会いましたねェ』
楠木司令『二度、取り逃がした』
千束『それは私の仕事じゃないので』
『ここに来るのは最後だと思いますし~、もっと楽しい話しましょうよぉ♪』

開口一番DAに戻れと言われ、千束は拒否

真島と会った件も司令はひたすら厳しい

千束はとことんふてぶてしい

もっともどちらも、千束は逃げた・見逃して貰った

肉弾戦で真島に勝てないのは証明済み

しきりに時計を気にする司令副官

今回、特にその意味は描写されず

多分司令が、めちゃくちゃ忙しいスケジュールを強引に空けた

“無理して会っている"という描写か

司令流の誠意に感じます

楠木司令『情報漏洩阻止の為、回収していた』
千束『ずっと探してたのにー!! どろぼー!!!』

司令が渡したかったものとはカメラ

後から思えば、DA内部を撮影した物です

そりゃ外に出す訳にはいきません

餞別なんでしょうか

司令の要請は、真島討伐作戦への参加

しかし千束はこれも拒否

DA本部では殺しの腕しか求められない為でしょうか?

真島を止めねば、また大被害必至
相当数の死者が出る

それは「命を大事に」と反するものに思えます

それでもDAだけは嫌なんでしょうか?

楠木『多くの者がお前を優秀なリコリスにする為に尽力したというのに』
『ロクに役割を果たさずに死ぬんだな』

人をひとり育てる、というのは大変な事

かけたコストぶん役割を果たせ

シンジの才能=役割に殉じろという主義と重なる部分か

もちろん千束には願い下げな話

尽力してくれた人

特にシンジが、人工心臓の件で尽力してます
司令どこまで知ってるのか

なにせ十年前の手術はDAで行っていますし

千束『私の思う役割は楠木さんとは違うよ』

奇しくも七話で、ミカが訴えたのと同じ

命をどう使うかは自分で決めたい

シンジにも同じ事を言うのでしょうか

どこまで察しているのか

千束『たきなをここに戻してあげて? そしたら考えなくもなーい♪』

命をどう使うか、決めるのは自分

たきながDAで使うと決めてるなら、叶えてやりたいのか

また、その為に復帰するというなら
まさにシンジの狙い通り?

第七話曰く「たきなへの期待」

たきなの存在が千束を殺しの道に戻す?

ミズキ『で、なんだった?』
千束『ん~? ドロボーが自首した♪』

もちろんミズキには意味不明

ただ司令も拒否されると絶対! 解っていた!! はず

それでもカメラを返したのは優しさ?

それともたきなをエサに、参戦させられると踏んでいたのか?

或いは打算も優しさも全部込みですかね

サクラ『パフェパフェ! なんでもいい!! すぐに出来る奴!!』

たきなのDA復帰辞令を持ってきたフキ

先日食べられなかったので「すぐ食べたい!」と言うサクラちゃん!

もちろんサクラちゃんは食えませんでした

フキパイセンひっでー!!

フキ『おそらく復帰の辞令だ、真島のアジトが判明した』

どうも千束たちが戻る前に辞令を交付

司令は千束の要請を読んでいたか、はたまたたきなを戻せるよう尽力済みだったか

はたまた千束参戦へ強引に通した

いずれにせよデキる人ですわ

フキ『おら帰るぞー!! 作戦は三日後だ~!!』

てなワケでサクラは食う前にドナドナに

フキはミカが好きなので照れくさいのかね

また第4話でいってたかりんとう

DAの料理で満足してる為なんでしょうか

たきなに似てますね

サクラ『もっと喜べって話ッスよねー!!』
フキ『バカがうつったんじゃねェの……』

さすが千束の元相棒、わかりみが深い

たきなの元相棒でもありますが

また深読みすれば、サクラをリコリコに長居させたがらないのもそれで?

サクラにバカがうつらないように?

千束『あー、終わったらったった~♪』

続いてリコリスのお仕事をした千束たち

海外から流入した犯罪者の捕縛

電話先のミズキ、めっちゃ叫んでた!!

千束をできるだけ動かず済ませてやりたいのか

なんだかんだで優しい

千束『あ、たきな!! うしろ』

注意が殺がれ犯罪者を逃がしてしまうたきな

結局千束が捕縛する事に

どころか捕縛に移動した為、たぶん残りの連中を取り逃がしたか?

最悪リコリスが片付けるでしょうが

たきな『走らないでください!?』

千束は動けば動く程、余命が縮まる

原因は心臓のバッテリー切れ、負荷をかけるほど縮まる

本当なら安静にしとくのがベストで
見てて痛々しい

たきなの無力感も募るばかりだ…

クルミ『吸うんだな?』

ミカ『罪悪感を覚えると吸いたくなる』

『自分を痛めつけるにはちょうどいい……』
クルミ『そんな不味そうに吸うならやめろ』

クルミちゃんがコーヒーを淹れただと…?!

前回から働く事を覚えた座敷童

彼女も、アラン機関とシンジについて調べた
ネット上にめぼしい情報は無し

最強ハッカー・ウォールナットでもダメ!

ネット経由はお手上げか

折よく、無言で戻ってきてしまうたきな
クルミ『気付いてるんだろう? サイレント・ジンの件、千砂都の心臓を壊した女』
『黒幕が吉松である可能性に』

ジンとは五話、偽・障碍者事件

あの時シンジは、ジンが仇というストーリーをでっちあげ
彼を殺して欲しいと演出

その為に千束と仲良くなり、殺させようとした

動機は「殺しの才能発揮」の為でした

ミカ『十年前の事だ…』

やがて十年前を紐解き始めるミカ、前回とワンセットの案件か

また「心臓を壊した」のもジンの件と一緒?

全ては才能を発揮させる為?

その為に追い込んでるだけに思えますが…?

千束『おお~、ホントにヨシさんだ♪』

他方独り、デジタルカメラのメモリを見る千束

ミカと同じ「十年前」案件

シンジ変わりませんな

アイキャッチも「十年前」

十年前シンジに貰った銃にリボンをかけ、大事そうに握る千束

現代リボンを噛み、銃と腕を縛ったたきな

赤い糸って意味かしら

シンジとの縁を大切にする千束、縁を手放すまいと食らいつくたきな的な

結果、たきなは撃ち難くなってますな

Bパート 十年前の模擬戦

ペイント弾まみれで悔しそうな先輩達と、同じく無力そうなフキ達

千束が単独で先輩達を打ち破った回想か

フキ達もボロボロ

つまり千束は仲間達を守らなかった?

仲間の被害を無視し、単身で戦ったらしい

実際今の千束も、突撃して「自分で片付ける」事に専念

回避、先読みを自分自身にしか使わず
周りを守ったりしません

そんでPVは、たきなをカバンでガードし変化を表現

この頃の人どんだけ生きてんでしょ…

十年前、リコリス六人相手に単身無双

作画上頬に赤みをいれ、幼さを強調

また人工心臓と回避は無関係?

既に銃弾回避を実現

前回「回避は心臓がタネ」は、単にハッタリの応酬だったのか?

それとも心臓でさらに強化されたのか?

シンジ『素晴らしい! 銃では彼女を殺せそうにないな』
ミカ『しかし…、先天性心疾患だ』
『もって半年、病が彼女を殺す』

第四話のバーで、情報漏洩するミカ

またここで唯一千束を気遣ったのがフキでした

やっぱり一番仲良しじゃねーか!!

やっぱりツンデレだ!!

シンジ『拍動なしの完全置換型人工心臓』

拍動とは心臓が、ポンプのように収縮と拡張をくり返す

ドクンドクンしない

ブレが起きずに回避精度が上がるのか?

シンジ『現在知られている技術の数世代先を行く。もっとも実用に足るシロモノです』
『耐久性に問題が…』
『おそらくもって彼女が成人するまで』

だから元々余命がないと言ったのか

当時の技術に、人類はまだ追いついてない

ただ十年経た現在、アラン機関が克服してる可能性は高いんじゃないでしょうか?

なんせ十年ですよ十年

ミカ『リコリスの現役はせいぜい十八だ。それだけ生きれば十分』
シンジ『充分殺しますか?』
ミカ『うっ…』

当時ミカは、冷酷な人物だったらしい

それだけに直後、非殺傷弾を作って渡したのがやや不思議です

千束は人を救うと誓い
ミカが、それを尊重した為らしいものの

当時は千束の気持ちなど無視しそうな印象

この後のシンジの言葉が効いたのか?

シンジ『殺しの才能であれ、世界に届けられること』
『それが…、一番重要な条件です』

やはりここがシンジの動機

何故なら才能は天が贈った物、なら世界に届けるべきだと

有益か無益かとか
そんな事、人間が選ぶのは不遜

才能は人間ではどうにもならない、だから人間が判定すべきじゃない?

前回冒頭はそんな意味か

クルミ『お前も千束を殺しの道具として見ていたのか……』
『いつ変わった?』

再び回想、やっぱり肉体関係だったらしいミカとシンジ

実はミカ、子供は苦手

脚を怪我し、まともに歩けなくなった
DA指導教官に就任したものの
不本意だった様子

もっともだからこそ子供に厳しいし、性的トラブルも避けられる訳で

恰好の教官役だったんでしょうか

ミカ『DAが責任をもって育てる』
シンジ『君に頼んでるんだよ』

『もう私達の娘じゃないか! ダメか?』

ミカ『…こんな任務は初めてだ』
シンジ『任務じゃない』
『約束さ、キミと私の…』

千束は二人の娘、殺し文句ですわ

果たしてどこまで本気だったのか

思うにシンジは、ミカに「最高の殺し屋」に育てさせる為にそうした

DAに在籍させたままでは
ミカが、十把一絡げに育てるだけ

ミカに徹底指導させ、才能を完全に引き出そうとしたのか?

しかしこれがいけなかった?

ミカ『余計な話が混じってしまったかな?』
クルミ『いや、奴の人となりの手掛かりとなる』

二人の「家族愛」の違いでしょうか

シンジはいわば教育ママで、才能を引き出す事が最重要

対しミカは、"娘"と言われたことで
情が移ったのか?

娘に対する教育性の違い?

ミカ『こうして千束と私の親子ごっこは始まった…』

更に時が流れ、身体がすっかり弱った千束

ですが電動車いすを貰い、余計に行動範囲が広がったようです

これだから千束は!!

回想の場所は、三話の訓練場

つまりDA内部、本来は存在しない場所

千束のデジカメはここを撮影した
機密保持に隠されてたと

或いは、アラン機関員を撮ったから?

これは楠木司令が正しいですわ

千束『あなたでしょう? 私を助けてくれる人!』

『どうお礼すればいい?』

千束は、シンジのスーツから直感したそうな
ここの職員とは仕立てが違うと

二話など弾道回避も、観察力のたまもの

洞察力の高さを描くエピソードか

ニュータイプ的ですね

シンジ『君は大きな使命がある、それを果たしてくれ』
『その為に、私は…、さしずめ救世主になったんだ』

またずいぶん変わった言葉を選びました

これは千束だけにでなく、救世主=アラン機関に入った理由?

真島曰くアランは純粋
行いが、世界の為になると信じている

それを救世主と評した?

私の救世主さまだったのか

千束『ありがとう、私もなる!』
『救世主!』

そして写真を撮った、解釈違いの始まりか

千束は人を救う事だと信じた

シンジは人を殺す役割を託した

ミカは板挟みか

再び現代、写真を見つめる千束

前回、真島に言われて「殺しの才能」だと気付いたんでしょうか

洞察力が高い千束なら理解してそう

前回シンジを恋しがったのも
会って、真島の言葉を否定したかったんでしょうか

そもそも銃弾回避できる「才」が異常

内心察してたんですかね

回想のシンジ『大丈夫……』
回想の千束『救世主さん………』

やがて手術にミカ、シンジの姿

もしかしてDAに内緒で行ったんでしょうか

情報をシンジに渡したり
極秘施設内に、シンジを引き入れたり

どこまで承諾の上だったのか

千束『お祝い? 誰から?』
ミカ『救世主だ』

千束『なら、人を助ける銃だね……』

この時、銃とアランのペンダントを貰った

以降、シンジは姿を消してしまいました(七話で言及済み)

ミカは、別れ話がショックだったらしく
頭に雪が積もったまま

別れた男に、娘に押し付けられたのか

なんと…、なんと愛情深い……

クルミ『皮肉だなあ』
『しかし何故、千束の意命を狙う?』
ミカ『使命を果たさないものを処分するつもりか…?』
クルミ『それならあの看護士が殺してる』

あの時、わざと心臓へのアクセスだけ絶った

本当に丁重な壊し方でした

またジン事件も、あくまで千束に殺せさせる
殺しの才能を発揮させる為

心臓を壊した狙いもそこでしょうか

たきな『真島を捕らえれば、千束の心臓について解るって事ですね!』
ミカ『聞いていたのか!?』

情報漏洩に定評あるミカさん

これで真島退治から、シンジを狙う線へ一本化!!

ついでにミズキも聞いていた!!

ミズキ女史、ここから活躍のターン?

クルミ『DAの作戦に参加できるのはチャンスだ!』
たきな『断ろうと思っていました……』

クルミ『何故!? 望んでた復帰だろ?!』

たきな『千束が生きる可能性が、少しでもあるなら!!』

千束の余命2ヵ月を共に過ごしたい

その為に断るつもりでした

第3話、自分の全てだと語ったDAよりも
今や千束の方が大事になった

そして千束の為に前線に戻る!!

たきなの「目的」が大きく変化した証ですね

ミカ『私から千束に言おう』
たきな『自分で言います! 時間をください!!』

瞬間、雨露がきらめく作画が奇麗でした

しっかり上を向いてる!!

千束がミカ母さんの手から離れていくのを感じる…

ロボ太『はぁ~、あ!? ほぉわ!?』

他方、トイレから戻ったらしいロボ太

本作トイレネタ多いな…!?

前々回もウンコが固いとクルミが誤解してましたし

真島『ヨシさんって誰?』
ロボ太『さ、さあ~~~~』

もちろん秒で吐かされました

それを聞き、真島は本格始動

千束が出てこないと踏んで、人質にする作戦?

人殺しの才能だと突きつける作戦?

千束『はあ~、ヒマだなあ』

ウンコパフェ終了で、途端に客が来なくなったリコリコ

いや減りすぎやろどうなってん!?

行列のできる喫茶店から
今や、人っ子一人いない喫茶店へ

つわものどもがクソの跡

たきな『出かけましょうッ!!』

そこにびっくりする程パリッとした姿で現れたたきな!!

更に五話、障碍者回と同じ「しおり」を作成
四話デート回と同じ道のり

今まで千束に学んだ総決算ですね

服ももちろん四話で買った物

千束『夏服だろ、他にないの?』
たきな『ないですッ!!』

前回がハロウィンだったのでとっくに冬景色

なんて力強い返事!!

変わったようで変わってないんだなって感じ

千束に学んだ総決算

だけどまだまだ「引き写した」だけ

まだまだこれからですね

たきな『時間です! 移動しましょう!!』
千束『え、まだコートが買えて……』

タイマーをセットし、テキパキ移動するたきな

休暇じゃなくて仕事だコレ!!

真面目過ぎるのがたきならしい

その後もタイマーに次ぐタイマー!!
千束『なんでこんなに急ぐのくぁwせdrftgyふじこlp』
たきな『秘密です!!』

ゲーセンに小物選びにパンケーキ

たきなは狙いがある、とは描写してるものの
楽しむより「消化」になってる辺り
真面目過ぎて不毛

やっぱり半年以上かけようと、"必要と思わなかった"事は簡単には変われませんね

あげく四話の水族館は臨時休館

千束『トラブルを楽しむのが千束流だよ~♪』

結局楽しむ事、楽しませるという事について

まだまだ千束には及ばないたきな

まだ千束からから学びたい

そんな想いも生じていくんでしょうか

たきな『……楽しいですか?』
千束『楽しいよ? たきなといればさ♪』

千束が誘ったのは、釣れる気配もない釣り堀

時間を惜しんだたきなと正反対

時間の無駄の極み

たきなはゲームとかケーキとか、楽しそうな場所を選んでみせました

でも楽しそうな場所でなくても良いんだと

千束よっぽど嬉しかったのね…

千束『おっ、時間ですなっ』

しかしたきな、今度は「行きます!」と急かしはしなかった

少し考えさせられたらしい

千束を楽しませようとし、負担をかけたたきな

今回たきなは、千束を救う為に千束の傍を離れようとしています

その在り方ともなんだか重なりますね

たきなは千束を救いたい

だから千束の傍を離れる

でも千束は、たきなが傍にいてくれるのが一番いいんじゃないでしょうか

助けようとする姿勢は大切だと思うんですが

たきな『へっくし!』

その後、焦ったのがたたって後悔する羽目に

結局千束のマフラーを借りました

たきなが焦り、千束に負担をかけた

今回の縮図かも

千束『なんか待ってる?』

たきな『雪…、九時から』

そら無茶ですわたきなさん!!

真島討伐が、シンジに繋がると信じるのと同じことでしょうか

まったくアテにならない情報だけど
信じてやり抜いた

これも「他に思いつかなかった」のか

千束『神様は気まぐれだからな~』

才能や病に振り回される千束が言うと重い

逆にシンジはたきなに近いのかも

神様は気まぐれなんてしない
そう信じて、才能発掘に挑んでる気がします

才能を天のギフトと呼んでますし

千束『DAに戻れるのかなあ~?』

たきなの焦りが、DAに戻る期日が迫ってる為だと察した千束

ですがたきなが嬉しそうじゃなくて困惑

千束は良かれと思い、DA復帰を要請した
千束もたきなを解っていない

そんなすれ違いを象徴する事件でしょうか

たきな『理不尽な事ばかりです』
『そうお思いませんか?』

千束『自分でどうにもならない事で悩んでもしょうがない!』

『受け入れて! 全力ッ!!』
『だいたいそれで良い事が起こるんだ♪』

幼い頃は心臓病、その後も余命に怯えながら

理不尽に向き合ってきた千束の哲学か

実際命を救われたし、その後も全力
たきな達に出会えた訳で

また今後「シンジが、殺す事を望んでいるという"理不尽"」が約束

そこにどう向き合う事になるのか

千束『たきなの計画は大成功してるよ~、今日はめっちゃ楽しかったぜ!』
『やるなっ』
たきな『………………』
『やったぜっ』

たきなの計画は、たきな視点では大失敗

ですが千束視点では成功でした

自分を客観視し、評価してくれるのは他人
我が道を行くたきなにとって
大きな発見か

前は、他人の言葉なんてどうでもよさそうだったたきな

変わる端緒となるでしょうか

千束『餞別だ、もってけ!』

やがてたきな、マフラーを貰ってDAへ

餞別のマフラー

また思い出になりそうな逸品ですわ

もってけセーラー服!!

たきなの計画は「大成功」だった

やがて本当に雪が降り、"思っていた形とは違うけど大成功"へ

なんだか示唆的ですね

たきなはDA、千束はリコリコへ正反対に
まっすぐ正反対なのが象徴的

再会はどんな形か

たきな復帰は、千束のDA復帰が条件

よって今後、合流する予定のはずですが
何か計算が狂うのか?

いずれにせよ前回いかにも幸福そうだった二人

やはり離別への前振りだったか

死を思わせるED

ED演出って「死んだ人の思い出を振り返る」感じなんですよね

千束の死が宣告され改めてそう感じました

多分助かる気がしますけども

だってシンジにも「娘」なんですし

Cパート 真島さんの計画

『初めましてェ♪ ヨシさん♪』

真島がヨシさんを捕らえて次回へ続く!!

この時、シンジが持つカバンは「回想で心臓が入っていたもの」そっくり

基本、シンジは真島を躍らせてますが

どこまで計算内なのか

カバンが「新型心臓」ならハッピーエンドに繋がるものの

そもそも十年経過、技術改良されてそう

また今回、たきなをDA復帰させる為に千束は復帰を了承

七話、シンジがたきなに期待してたのは

この流れの為だった?

真島は「バランス」を大事にする男

この捕縛、どんなバランスを狙うのか

千束に殺しの才能だと自覚させたい?

またシンジは、ロボ太同様に見守るだけ
それじゃバランスがとれない?

リスクを負って貰う為に連れ出した?

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