SYNDUALITY Noir 第16話 感想[そして何者にもなれない]ノワール修復完了の時 ネタバレ
シンデュアリティ ノワール 第16話「Noir Rain」感想
公式あらすじより引用
ミステルの自己修復が完了すると人格が消えてしまうかもしれないことを告げられるノワール。しかし、カナタのためには自分ではなくミステルが寄り添うことが正しいと、ノワールはそれを受け入れる。カナタの知らないところですれ違う思い―
そんなノワールは最後にカナタのために料理をすることを思いつく。
有料ディズニープラス独占配信 月曜深夜24時30分
https://twitter.com/SYN_noir/status/1751991088099848622
遂にノワール修復完了、何が起きる? 三人娘の料理教室!!
黒い雨、まるで原子力災害のような不穏なサブタイでミステル修復完了
とりあえずそんな悲劇じゃなくて良かった…
ミステルの推測通りならノワール消滅
ですが抵抗し、ノワールにもミステルにもならずフリーズ?
OPでカナタが悔いてる理由?
カナタがお父さんみたいで微笑ましいも、消滅に向き合うノワールが終始辛い
或いは彼女の正体を示唆する回?
愛されてる事自体が設計意図なのかね
カナタの役に立とうと料理! でも本作では「食材は高価」と散々描写
それでもマイケルは譲ってくれた
ノワールが愛されている証か
食材を貰うおつかいで皆と交流
彼女の愛されっぷりをたっぷり感じる回!!
またプラモ版エリーはエプロンが付属
今回を踏まえたものなのね
しかし本当にミステルの推測通り?
ノワールが消滅に抵抗した結果、本来のシステムであるミステルにも制御不能に
ミステルの推測が外れた証?
なら開発者パスカルの計画なのかね
第13話を見るに、パスカルが目指していたのは人とメイガスの共存
ノワールはその計画に沿った代物?
今回ノワールは、12話の三原則に従い行動
しかし専門家マリア曰くそんなの古い
敵組織リーダーがシエルに押し付けてるような古い価値観そのものなんですね
人の役に立つ道具たれという事
だとしたら「乗り越える」のがテーマ?
そもそも三原則を乗り越える為に作られたシステムだったりするんでしょうか?
彼女は役に立たない
そこが重要?
本来メイガスは人の役に立つ道具
ノワールは役に立たなくても必要とされる
昔の科学者パスカルは、そういうメイガスを目指して彼女を設計したんでしょうか?
当面ノワールはフリーズ状態?
いかにも次は注目だよって振り返り!!
にしても黒仮面は味方ではなかった、と言われてしまうのは少し不憫
心情は重すぎるほどにカナタ寄り
板挟みなまま敵扱い……
にしても登場シーンが懐かしいとはまさに
あの三話は本作屈指の好演出でしたわ
冒頭 メイガス三原則
ノワール『………戦闘ログ、共有完了』
ロックタウンの格納庫にポツンといるノワール
前回のド派手な戦闘シーンを再描写
記憶共有の場面だったのか
前回チュニジア首都まで行ったも、結局ロックタウンまで戻ってきたらしい
その先のギザで交信した事までは判明済み
正確な位置は解らないから仕方ないのか
ノワール『……ミステルはカナタを強くする……』
戦闘ログ共有で、自分が役立たずだと再認識
コートを着こもうとしたのは「ちゃんとしよう」と頑張ってる描写なんでしょうね
でもどうしてもズリ落ちる
ミステルみたいに出来ない
この描写はコンプレックスの表れか
マリア『メイガス三原則って知ってるかい?』
ノワール『"メイガスに課せられた約束、契約者の成長"……』
自分はメイガスの使命を果たせていない
ノワールが最も役立たずな部分か
メイガスとは本来、マスターを成長させるべく設計されたロボット
人を成長させる道具か
何が「成長」なのかは人によって異なる
思えば作中どのメイガスも、主人をからかうように「駄目だし」することが多い
あれは原則にのっとった行動なんでしょうね
契約律と隣人律、要はマスターと契約して隣人である事がメイガスの役割
ミステルに言わせれば隣人とは一線を引く言葉
人とは違う存在だと言う自認
メイガスに対する戒めなんでしょうね
前回デイジーが大破したのも戻った理由か
ちゃんと修理できたようです
アメイジア製のパーツが壊れた分もどうにかなったっぽいですね
Aパート イストワールは実在する
マム『今まで微塵も信じちゃいなかったことを詫びるべきか……』
街に戻ったカナタ、シエルと顛末をマムに相談
マムもイストワール実在を確信へ
マムは厄介な組織が絡む以上、イストワールは実在するのだろうと結論します
イデアールの存在自体が確信させた
とんだ自爆ですね
ただ当面はマムの胸一つに収めるとの事
何も言わず消えたトキオを引き合いに出して注意するマム
トキオさんがとばっちりを!!
心配されてますね
結局トキオの件は棚上げ
あまり話が飛び飛びになると視聴者としても困りますが仕方ないか
カナタも機体が大破してましたし
略『カナ坊がシエルのマスターだったら、こんな念押しは必要ないんだがねえ』
契約していれば逆らえない
ランゲが騙しマスター契約した時がそうでした
契約を勧めてるのかね
シエルは理想のマスターを探すのが夢
そう聞いてるカナタだからこそ、ことさら否定したのかね
契約すればシエルの夢を阻んでしまう
実際夢なのでしょうけれど
敵の親玉とマスター契約済みっぽい?
彼女はもう契約済みだから、他人に強引に契約される不安もなく独り旅をしていたのかね
ランゲに従ったのは演技?
嬉しくもあり後ろめたくもあり
改めてイストワールを追うと決意表明
両親も追っていた夢
ただ両親死亡は、視聴者視点だと「イデアールに殺されたのでは?」と疑問ですね
直接の死亡シーンが描かれてない
トキオの贖罪や過ちはこれなんでしょうか
『あのおとぼけメイガスも、ロックタウンにいないと物足りなくなっちまったからねえ』
ノワールを恋しがるマム
ここ最近、ノワールの不在が多くなったのも一因でしょうか
離れて気付く愛おしさ的な
第一話から数か月は経過しています
カナタの夢が叶うまで あと少し
カナタ『…? えっと…? ただいま?』
延々とコートを着ようとして失敗するノワール
冒頭からずっとやってたのか
ずっと「しっかりしよう」としてるのね
だけど出来ない……
すると帰り道でずっと寝てたか
はたまたミステルだったのか
いきなり白目剥いてミステルにとなるノワール
変わり方が心臓に悪い!!
ガガピー!!
略『あと数日と言うところだな?』
聞いてスパイのシエルは複雑そう
その時が、先送りにしてきた「ノワール強奪」命令を実行せねばならない時か
今はモラトリアムなのでしょうね
他方、二人の心配に全く気付かぬカナタ
この鈍感男どうしてくれよう
まあだから周りも黙ってるんでしょうが
ミステル『あ、ああ?』
十三話で一度は引っ込むはずだったミステル
しかしイストワールと聞いて再起
パスカルも夢見てたからだと
でもホントにパスカルにも夢だったのか?
カナタ誤解してない?
『(ポンコツよ、だからお前は……)』
パスカルの分まで夢を叶えようとするカナタ
他人を我が事のように思いやれる子
シエルが惚れこんだのと同じ部分か
修復が終わった時 ノワールはどうなる
ノワールたちの電脳空間
本当は後二日で修復が終わると告げるミステル
ノワールが直るとどうなるか?
物語当初からの問題ですね
『それでもポンコツはポンコツだがな!!』
『これは推測だが? お前がミステルの本来のリソースを使用しているのだろう……』
あくまでセーフモードだと言い張るミステル
パスカルがそう言ったらしい
だから信じるのか
第十三話でマリアが疑問視も、リソースを使ってるからだろうと推論
外れてそうな雰囲気ですね
いまいち理解してない
かわいい
修復が終わればノワールは消滅すると推測
要はノワールは機能修復モード
修理専念し他機能が停止したポンコツ
修復中だから正規人格と共存も、終われば修復モードは不要になり停止すると言う事か
あくまでセーフモードと言い張るのね
ノワールに選択を委ねたミステル
つくづく優しい
またミステル曰く自分は強い
第一世代ゼロ型中のゼロ型
やはり複数機所属してるらしい言い方
シエルもそうなんでしょうか
略『カナタが喜ぶなら、私は嬉しい』
ミステルが優秀ゆえに消滅を受け入れた
優秀なメイガスは、三原則によりマスターを成長させる能力も強いからか
戦闘力だけじゃないんですね
『ミステルはどうでもいいっ』
いや完全にわざとですよね
お前が死ねば、カナタが苦しむぞと伝えてくれたミステルだったものの
ノワールはやはりその発想は浮かばず
略『最後に…、カナタに……』
カナタの為に己の死を受け入れ
最期に役に立ちたいと思い立つノワール
カナタ本位で健気な……
しかしすべてが「メイガスはそういうもの」「カナタが望むから」と他人本位なのが切ない
そのカナタ自身も望んでいないというのに
カナタが嬉しいことは何?
カナタ『わぁ~!! 今日はまた豪勢だなぁっ』
また料理を振舞ってくれたシエル
旅立ち前だから特別だと
これ家一軒建つのでは
本作ではプリンタ料理が主流で、生の食材は目が飛び出る程高価
さすが歌姫で儲けてるだけありますわ
最後の晩餐という意味もあるのでしょうけれど
そんな天然ホンマグロみたいな
あくまで栽培された野菜、天然というと現代人には違和感あるも
合成肉などが主流の本作ならでは
土壌が雨で汚染、汚染されず野菜栽培できる土地は貴重
雨の汚染って致命的
めちゃくちゃ嬉しそうに食べてたカナタ
でも高級料理だからだけじゃない
味だけじゃないのね
うーん陽の者
ただこれは、カナタの生い立ちを思うと当然でもあるんですね
エリーがもっと一緒にいてやればと思うも
彼女って恥ずかしがりですから
いや思春期じゃ仕方ないか
ウレシイ!インプット完了!!
しかし、カナタが「皆がいるから」と言ってたのを聞き逃してしまった
悲しいポンコツさだ……
そして気付かないカナタ
ただノワールも、"自分がいるのが嬉しさの一部"と気付いてないのでお互い様か
またすれ違ってる……
エリーと一緒に特訓よ!!
翌日 エリーの自宅
エリー『ええ!? 料理を教えて欲しい!?』
かくて貴重な"最後の日"を修行に費やす事に
違うそうじゃない
ちなみにエリーは、外伝で同僚に料理を教わるエピソードがありました
なので基礎中の基礎中の基礎は出来てた様子
エリーが暇そうなので頼んだ的な
エリーは激怒した かの邪知暴虐なノワールは以下省略である
かわいい
何よりアンジェが親身になってくれ料理修行へ
相変わらず女子力の権化
これはエリーと過ごす中、アンジェが「成長」した部分っぽいですね
エリーを成長させるべく獲得した性質
スムーズに巻き込まれるエリー
アンジェはエリーの成長が役割だからね
仕方ないね
ノワールはお小遣いから出すと言うも
文字通りお小遣いレベル
まあカナタは貧乏だから仕方ないよね…
エリー&アンジェ『『あ……』』
そもカナタはドリフター業を始めて間もない
しかも頻繁に機体が大破
そりゃ金欠ですわ
むしろどんだけ修理費安いんだレベル
という訳で食材確保が問題に
その点エリーは割と稼いでるはずですが、曰く生の食材は年に数回レベル
それもニンジンかじったりが関の山
とても料理で使えるレベルじゃない
シエルは本当稼いでるんですな
Bパート 食材集めで頼るべきは
ノワール『聞きました、ここで天然のお肉とお野菜が手に入るかもしれないと』
かくて農家のマイケルに頼み込む事に
持つべきものは農家の友達
ファーマーじゃんよ
ここぞとチーム・アバンチュールの幹部四人も揃ってるのも見所ですね
みな若いイケメン揃い
してみるとランゲって浮いてましたな……
先日、親にシバかれに帰宅させられたマイケル
ついでにたっぷり持ち帰ったとの事
親ダダ甘かな?
余るレベルってそんなの絶対おかしいよ…
アヴァンチュール一同『ン……?』
もちろん揃って頭を抱える一同
ニンジン一本でもバカ高いというのに……
前にバナナが宝石みたいに陳列されているシーンもありましたものね
というか明らかに宝石より高価
ノワール『頭、痛いんですか?』
しかし呆れるだけで協力してくれる一同
優しすぎない?
同じ重さの金より高価なのでは?
『人間にとってもメイガスにとっても、決してGood Performanceな代物ではありませんよ』
相変わらず無駄に発音がいいボブ
ボブラブ上等
プリンタ食材も栄養価は充分
さすが長年地下暮らしだった人類
科学の発展を感じます
と言う訳で一同感動、マイケルが分けてくれることに
あなたが神か!!
いやつくづくランゲって浮いてますね
そりゃゴミ箱に蹴りだされますわ
えっちなやつだ!
でなく「お使い」クエストか
マイケル『ピーマンだ!』
『ちょうどロックタウンの皆におすそ分けしようと思っていた
キミが配達してくれるなら
対価は保証しようっ』
ボブ『さすがマイケル様!』
『ついでに苦手なピーマンを処分してしまおうという小賢しくもせせこましい猿知恵ですねっ!!』
相変わらず褒めてない!!
すると実家に貰った食材は、相当量がマイケル個人の為に持たせたものらしい
たぶん販売用もあるでしょうけれど
親御さん甘すぎない?
マム『話は聞いてる、わざわざすまないねえ♪』
至れり尽くせりだった
正直、ノワールにおつかいは無理があるんじゃと思ったものの
受け取る側に話を通してあった
完全にはじめてのおつかい
治安いいんだなぁロックタウン
金の延べ棒持ち運んでるようなものでしょうに
ミステルも治安と経済回復に驚いてましたし
ロックタウンはいい街なのね
商人『ウチらの娘みたいに感じるよ』
顔を見せただけで喜ばれるノワール
最近留守、ミステルの姿だったからか
例のお小遣いで、よく合成わたあめを買いに来るので馴染んだんだそうな
頻繁にマーケットに来てたのね
ノワール『私が……』
かくてノワール、各所で写真を撮りまくる事に
最後の思い出作りか…
そもそもノワールは記憶喪失、記憶が戻れば消える仮初の人格
それは最初から察せられていた事だったも
カメラが想い出作りに役立っていくのね
マスター『次は客として来てくれ♪』
デコ『ノワールがいるだけで癒されちゃうのよね~♪』
気付けば愛されていたノワール
確かに作中、トキオにカナタがくっついてる関係で酒場にもよく出入りしてました
思えばけっこう出歩いてた
それにドリフターは何かと気が荒い者揃い
ノワールみたいなのは新鮮なのね
ダニエル『!? ピーマン様じゃぁぁ!? 超高級食材じゃぁぁぁぁぁ!?』
シルヴァーストームが去りボケけていたダニエル
あまりのショックでボケが完治
やっぱり高級じゃねーか!!
みんな割と平然と受け取ってましたが、やっぱり生の食材って高級なんですね
困窮経験世代なダニエルはなおさらか
ノワール『私は……』
ダニエル『詳しい事情は知らん』
『だがお前さんがカナタと一緒に戦ってくれたのは確かだ…、感謝しとるっ』
いつも頭おかしかったダニエルがマトモだ……
それほどシルヴァーストームは脅威
前の半分ほどとはいえ、ダニエルはその脅威で多くの仲間を失った世代
だから他よりずっと感謝してるんですね
自分が必要とされている事が解った
そして、自分かミステルかで分ける必要なんてないんだと
他人はそこまで気にしちゃいない
そう気付かせて貰ったのか
他人は自分が思うほど気にしちゃいないって事
良くも悪くもですね
現代にとっての"メイガス三原則"
マリア『ひとりでお使いなんて成長したわね、ノワール♪』
まったくですが、ねぎらいの言葉が引き金に
メイガスは主人と自分を成長させる
それが出来ていないのが、今回のノワールの悩みなんですね
過ごした期間が長いからこそ生じた悩み
『気にしなくていいわ…、あんなの昔の人間が押し付けたものなんだからっ』
『大丈夫!』
『あんたはカナタを成長させてる、……そしてアンタ自身もね♪』
と励まされたも、ピンとこないノワール
なるほど三原則は押し付けか
以前マリアさんも「常識」として教えた
知識として必要なことだった
けど三原則とは、かつて人がメイガスを道具扱いしてた頃に作られた概念でしかない
両者が仲良くなった現代にそぐわない
言われてみるとその通りですわ
ノワールは役に立たないメイガス
過去の価値観からすればポンコツ
でも現代人にとっては、そんなことは問題にはならないんだと
そしてパスカルはこういう社会を目指してた
十三話でミステルがそんな風に言ってたはず
まさかノワールは「その為に」ポンコツなのか?
社会の変化を測るものさしとして?
アンジェのお料理教室
アンジェ『アンジェのお料理教室! 始めるよ~!!』
作画班渾身の食材作画ァ!!!!!
素晴らしい作画だった!!
今回、皆のおかげで高級食材が集まったというエピソードだった訳ですから
良作画が必須だったんでしょうな
エリー『……なんなの? このノリ?』
いいじゃないですか健康的で
とまれ食材が貴重なら、料理経験自体が誰もないんじゃとは思ったも
メイガスはプラグインで料理技術を得られる
スマホにアプリを追加するようなもの
だから可能なんですな
ノワールはプラグインが動かないので不可
先生!料理なのに掛け声が流派東方不敗みたいな人がいます!!
三人揃ってエプロンで料理姿
だからプラモのエリーはエプロン付きか
ドムがスカート付きみたいな
食材で遊ぶのは良くない
良くないですが、単にエリーが一生懸命すぎただけなのでしょうね
エリーは頑張ったよ
ただ結果が無惨なだけだ…
正直、ノワールが最低限作れたのが意外
単に非力で不器用なだけ
エリーはちょっと力が有り余ってるだけ
力だけでは何も解決できないんだ……
『……これからも、カナタの隣にいてあげて下さい』
エリー&アンジェ『『え?』』
二人は困惑したも、写真を撮って試食へ
完全に終活でした
これ町の皆、後でめちゃくちゃ悔やむ奴じゃないですか……
なまじノワールとミステルは変身自在
気付けなくても無理からぬ事か
シエル『やれやれ、お父さんかな?』
まさにその通りで、ハラハラと見守るカナタ
彼女が機械なことを完全に忘れてます
でもそれは街の皆もそう
まして作中、誰より「人とメイガスを分けて考えられない」カナタならなおさらか
ポジション的に主人公とヒロインであるものの
幼すぎて「父子」なのね
しかし、見守ってたカナタだから気付けた
ノワールが一瞬ミステル化
後二日と言ってましたが、最後の日をノワールはおつかいで過ごしてしまったのね
彼女らしい健気さというか
カナタ『うわぁ~、すごいよノワール!』
こうしてノワールのハンバーグセットが完成
カナタとシエルは絶賛へ
そりゃ旨いですよね
定番といえばそうですが食材自体が貴重な本作では感動もひとしお
マイケル食材六人前もくれたのかよ……
彼は神様かな?
カナタが一番うれしかった事は
冒頭から“ゼリーがたまる"様が描写
いわゆるウォータータイマー
ジェルの砂時計
あれは修復が終わっていく、砂時計の砂が切れる様を描いていたのか
サイケな色合いや雰囲気が本作にぴったり
ノワール『ミステルの修復が終わります、そして、私は消えます……』
略『"マスターを強くする"
それがメイガスなのに、私は……』
ずっとノワールは役立たずな事に苦しんでた
カナタも当初は解ってた
しかしカナタは、良くも悪くも前向きですから気付けなかったんでしょうね
いつまでも悩んでると思わなかった
カナタ自身は気にしていないから
ノワールにも、その気持ちが伝わってると思っていたでしょうね
冒頭で一緒に食べるから旨いと言ったように
常日頃から大事にしてたから
『メイガスだからとか役に立つとかじゃなくて
ノワールが来てくれて!
家族が出来た事が嬉しかったんだ!!』
ノワール『私が…、家族……?』
第一話の頃からトキオもエリーもいたけれど
思った以上に孤独だったのか
仲間がいても、幼い頃は家族とべったりだったカナタはそれじゃ駄目だったんですね
家に帰れば独りになっちゃうから
その孤独を埋めてくれてたのか
「必要だから愛するのではありません、愛しているから必要なのです」か
カナタは人と同じに見てるから気付けず
ノワールは線引きをしてるから悩んだ
人と機械だからすれ違ったのね
ノワールが気付けば良かった
この期に及んでも自分を責める材料になってしまうんですね
Noir Rain
『皆が、います…、……たくさん、います……
私がいなくても……』
今回撮った写真を見返すノワール
彼女視点ではカナタの知り合いを巡る事件
カナタは大丈夫だ、と自分を安心させられる事件だったんですね
しかし写真によって気付かされた
『ここから消える…、消えてしまう……?』
写真が自分を客観視か
初めて涙するノワール
これがサブタイNoir Rain…?
皆と映ったから、自分だけが消える事を実感できたんでしょうか
例えば故人の写真を見て辛くなる感覚を
自分自身に感じたんでしょうか
単にシステム修復が終わった通知か
はたまたノワールが、死を実感する事でアップデートが起きたのか
それはパスカルの狙い通りなのか?
ミステルのプログラム空間
ノワール型のシルエットがぽっかりと浮かんでいる
ミステル『なんだ!? ミステルの修復を頑なに受け付けない?! アレは何なんだ!?』
ノワール『ごめんなさい』
『私、消えたくない…、カナタと……、皆の前からいなくなるのは………、嫌……』
ミステル『ポンコツ、お前!? うわぁ!?』
ノワールが拒否した事で、システム内でも異変
本来ミステルだけになるはずも
ミステルが弾かれ、現実では「どちらでもない」中途半端な状態でフリーズする事に
修復されればノワールは消える
修復を止めてフリーズか
どこまでパスカルの想定内なのか
優秀ゆえ人に必要とされる典型的なメイガス
ポンコツなのに愛されるノワールと対照的
十三話マリア曰く本来ノワールはありえない
パスカルは多分意図的にノワールを組み込んだのでしょうけれど
何を思って組み込んだのでしょうか
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