機動絶記ガンダムSEQUEL 第30話 感想[三国同盟の意図]飛び出していけ破壊の彼方トラウマ ネタバレ
本日、続く31話が公開!!
機動絶記ガンダムSEQUEL 第30話「破壊」感想
第話：2025/11/28 配信、脚本：井上敏樹、漫画：千明太郎
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— 千明太郎@まおチョロ全7巻＆機動絶記ガンダムSEQUEL5巻発売中！ (@taro_chiaki) November 28, 2025
氷都薄命、ガンダム・ディース起動
万感の破壊を始めたディースの圧よ!!
ですが今まさに「国力」が必要
その真っ最中、三都中二つが壊滅とは因果
砂楼都は先日大打撃、氷都も大打撃
唯一無傷な帝都ガンド・ラドこそ、地球への復讐・戦争を辞さないとは恐ろしい状況
軍事的にもう帝都を止める力はない
一騎当千であるガンダムだけが戦争を止めうる
パイロットに共通するのが憎悪!!
ディース達、キット化しねえかな……!!
冒頭 自由
自称教主・パーナ『…成った
ついに成った！』
冒頭、溜めに溜めたパーナからの圧倒的暴力!!
サブタイは破壊、“自由”とも感じる構図
館から抜け出すガンダムは彼自身のよう
長年閉じ込めていた破壊衝動
物理的に閉じ込められてたガンダム
まさに飛び出していけ宇宙の彼方 目の前をぶちぬくプラズマ
私は自由だ、と感じさせる構図だ!!
『すごいぞこの力!!』
令和版「すごい…、親父が熱中するわけだ！」
スゴイぞー！カッコいいぞー！
力に溺れるパーナ
自戒・自罰・性的なジューンと対照的
長年の鬱屈が大爆発
虐げられた者の怒りは果てしなく大きい……
パーナ『燃えろ… もっと燃えろ!!』
『この国の守護神たるディースにより
ダ・リーアは灰燼と化す！』
また神の話してる……
自身が破滅した原因こそ、ディース教の本部・氷都にあると復讐を図るパーナ
なまじ教祖候補となったのが運の尽き
選ばれず失望され捨てられた
ですが前回曰く全てが復讐対象
彼の復讐心は限りがない
ここで華々しく敗れるのが彼のポジション……？
コロニー・コキュートス、その原点
帝都カイザス将軍『…見捨てた？ 生ぬるい表現ですな』
今日のトランプマン・カイザス将軍は激アツ!!
他方、引き続き三国同盟首脳会談
ガンド・ラドのカイザスは過激派か
第三話のおさらい
作中はコキュートス・コロニー
地球が700年前に建造、ニュータイプを住民ごと閉じ込め毒ガスを流し殲滅した宇宙都市
当時、戦争でNTが多大な活躍
ですが活躍しすぎ恐れられた
宇宙世紀最初のガンダム乗り、アムロ・レイが戦後軟禁されたようなものか
コロニーと言えば毒ガスじゃんよ……
口振りからすると温和、理想主義的
地球は許せない、が故郷だと
地球と和解を望む気配
なお宇宙世紀的には、こうしたものを「重力に魂を引かれている」と唾棄する人もいました
人は地球から巣立て、という思想もある
ですが本作は長い宇宙漂流の後
地球帰還こそ共通の悲願か
地球帰還軌道
ザガル統括官『人は本能的に故郷を求める』
略『およそ2年後
地球軌道に到達するのだ』
物言いからすると人為的なものなのか？
或いは単なる偶然か
いずれにせよ彼らも認識していた
他方第三話曰く、地球側も認識
そこで地球側は「謎の理由」で死刑囚を投入、うちマサムネはネオスだと後に判明
おそらくガンダム奪取を図ってる様子も……？
カイザス『我々は地球に永住権を求める
当然の権利だ』
地球永住こそ、コキュートス側の目的か
問題は多々あるが地球移住したいと
それが当然と考えるのが過激派がカイザス
無理だろうと現実的なのがスルミナル
その為に結束が必要と手を尽くしているザガル
ありがとうガンダム・ザガル……
将校スルミナル『そんなもの 本気で通ると思ってるのか？』
そうですとも!!
作中、色々酷いめに遭いっぱなしのスルミナル
その為でもないでしょうが現実的
地球が受け入れるはずがない
基本「ガンダム」では、宇宙移民は地球環境が限界を迎えるからというもの
地球に人間を住まわせる余地がなくなった時代
おそらく本作もそう
人々を宇宙に追い出し、環境回復を図るが定番
実際、本作も地球環境は劣悪と示唆
三国同盟、その意義
砂楼都スルミナル『最悪の場合
戦争になる』
氷都ザガル『だからこそ我々には結束が必要なのだ！』
後の結束GUNDである
つまり同盟は、地球帰還が現実になったからか
本作は長らく三国が戦争
それが同盟に転じたのは対地球だった
しかしガンド・ラドは、また内戦と半ば確信
先手を打って砂楼都へ侵攻も
そして二国が大打撃な今、過激派ガンド・ラドだけが戦力温存とは危険な状態ですね
まあ地球も迎撃する気満々マンですが
カイザス『確かに… 我々の同盟は不可欠だ』
『だが…その想いが隙を作るとも言える』
『安寧に胡坐をかいてるうちに
裏切り者に
寝首をかかれたら…』
これはスルミナル激怒
寝首をかいたのは帝都だろうが案件
オマエ・ダロ・ハラッパ！
ただカイザスの場合、本気という可能性も
登場初期言動がやたら素直
もしかしたら本気で砂楼都の裏切りを確信し、先手を打っただけだったという説もあるのか？
そのくらい直截的な印象がありますね
マサムネ『人間がいれば地獄…』
『何故 そう思うのですか？』
魔女カオリス『決まってんだろ
人間そのものが地獄だからさ』
『人間は自らの欲で自分を焼き
他者をも焼く…
違うかい？』
問答はマサムネが沈黙して終了
彼はかつて想い人を焼き殺した
多分それが自分のせいだと思い込んでるからか
当時恋人と崖から落ちた
彼が崖に手をかけ、恋人を支えて宙づりに
際し「願いが叶うリンドウ」を目撃、死にたくないと一心に願った
すると恋人が焼死して生還
自分が助かる為、他人を見捨てる
極論、コキュートスを見捨てた地球と一緒か
マリナン姫、能力の性質
カオリス『やはりな
お前の力の源はその目…か』
マリナン、目を抑えると発動阻止できた
実際エジプトでは眼を神聖視
マリナンの装飾もガンダム・アヌビスも「眼」の意匠が象徴的に描かれています
牢暮らしで眼が弱ってるのもマリナンの特徴
今回目を隠し能力発動を制止
ただ登場回では、背後の人間も殺害
単純な視界ではないのかね
後ろにも 目をつけるんだ!!
ただ傍目には、見つめ合ってもカオリスは無事
見るだけでは発動しないのか？
それとも単に演出的な？
目と目が合ったらMiracle？
カオリス『……』
『感じるよ… お前のそのどうしようもない憎悪…』
『お前は… 私に似ている…』
君の姿は 僕に似ている
なんてSEED DESTINYな……
二人は殺し合う運命ではないのか……？
人が死にまくったら マリナンが来た合図だ
とまれマリナンには「共感」
ジューンと憎みあったのと対照的
もっとも多分ジューンも、近親憎悪に似たもの
たぶん三人とも似てるんでしょうか
ジューンは“偽善者”で禁欲的
カオリスはその抑制が気に食わないっぽい
その点、マリナンは「他者を憎みそれを隠さない」あけっぴろげなところがそっくり
普通人間、心は隠すもの
ウソを吐くもの
その点、素直すぎるマリナンに共感か
次回二人でディースと対決？
ディースを追いつめ、ジューンが自ら復活？
ガンド・ラドが漁夫の利……？
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機動絶記ガンダムSEQUEL 第9話「懺悔」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第10話「罪と愛」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第11話「襲撃」
※ここまで2巻収録
機動絶記ガンダムSEQUEL 第12話「牢獄の姫」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第13話「砂の伝説」
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機動絶記ガンダムSEQUEL 第15話「不可解な依頼」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第16話「REPEAT」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第17話「解呪」
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機動絶記ガンダムSEQUEL 第18話「飛翔」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第19話「漆黒のリンドウ」
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