アキバ冥途戦争 3話 感想[モザイクの下]メイドか否かを決めるのは ネタバレ
公式あらすじより引用
嵐子は「とんとことん」が滞納する“おひねりちゃん”の肩代わりに、
“取り立て屋”から新たな仕事を請け負うことになる。
それは、地下格闘技場のリングに上がることだった。
そしてそこに、秋葉原で横行している高額フィギュアの闇取引も絡んできて……
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モザイクがとれる日。メイドに懸ける拳闘回!!
ゾーヤさんレギュラーなのかよ!!
まさかの大型外国人加入に死ぬほど笑った!!
悪い奴らが死んだ!!
珍しく丸く収まった……
珍しく丸く収まった回だった!!
けどすまねえロシア語はさっぱりなんだ…
字幕の足りなさ具合が笑えます
真面目にやれ字幕!!
嵐子曰く、決めるのは自分自身
毎回、メイドという概念が揺さぶられる本作らしい山場でした
そうか自分が思えばメイドなんだ
可愛いと思えば可愛いんだ!!
決めるのは自分、自分の道を選ぶのは自分
清々しい回だった!!
誰もが「パンダの中の人だろう」と思っていた銀髪メイドさん
まさか新キャラ!! それもロシア人メイド!!
ロシア人!!
アニメ制作側も企画段階では2022年がこんな事態とは思ってもみなかったんでしょうね
事実と店長は小説より奇なりですわ
冒頭 リングサイドメイド
汚ねェ観客に囲まれ、リングサイドで荒い息を吐く嵐子
心配そうにセコンドにつくなごみ達
ボクシングアニメだこれ!!
おかしいヤクザアニメでなくボクシングに?
毎回冒頭で揺さぶってきますな
Aパート フィギュア会社の闇
CM明けは一転、アジトを潰したらしき銀髪美女の姿が描写
無造作に転がる死体たち
良かったヤクザアニメだった
残念ながら一足遅く、フィギュアは木島という男に売られた直後
大事な事なので、そう言っていたと二回繰り返すゾーヤ
ただ奇妙なのはメイド姿でない事
アスリートスタイル
これほど強いのにメイドでないとは奇妙…?
完全にボクシング漫画
また普通ボクシングなら腎臓狙いが反則技
何故膵臓なのか
謎が深まるタイトルですね
なごみの贈り物
朝の洗顔時、髪が邪魔そうな嵐子に髪留めを贈るなごみ
前回冒頭あれほどビビっていたのに…
少し距離が縮みました
このシーン、すっぴん嵐子さんも美人
まるでカミソリのような美人です
いつも化粧してるから新鮮
なごみは嵐子が貰ってくれた事が嬉しかった
微笑み、元気にビラ配りへ
ほんまええ子ですわ
脱走するのはひとまず棚上げした模様
いずれ棚が落ちてきそう
本日のねるらちゃん
元気にビラ配りするなごみ
余談ですが「パソコン工場(実在するパソコン工房のパロディ」って懐かしいですね
最近すっかり足が遠のきました
先週に続き、侵略カフェ・デストロンのねるらちゃん再登場
今回も本筋には絡まず
いずれ惨たらしく殺し合うのでしょうか…?
存在感にヒヤヒヤしますね
道のど真ん中を我が物顔で歩く男達が登場
秋葉という街自体を見下してる様子
わかります
メイドは殺人者という正しすぎる認識
ねるら『フィギュア会社の方たちです
高額フィギュアの取引で注目されているとか…』
マジかよフィギュア会社最低だな
秋葉といえば電気街とオタク文化
オタクといえばフィギュア
フィギュア会社も敵に回していくとはいい度胸してますねこのアニメ
冒頭でゾーヤが追っていたフィギュアの持ち主
彼はフィギュアを愛しており、取引相手には偽物を売りさばく商売をしている様子
ますますフィギュア会社最低だな…
が、フィギュア愛はキモいまでに本物ですね
木島はフィギュアに猫なで声で話しかけてます
確かに関わらない方が良さそうです
色んな意味で
嵐子『あなたとランデブー』
言った傍から木島一家に関わっていく嵐子
怖いもの知らずというか
彼女こそ怖いというか
当然木島はメイドカフェに興味はなく、チラシを潰すや嵐子に投げつけます
なんとまあ命知らずな…、お互いに……
お前をメイドとは認めない
『てめえらの店買収すんぞコラ…』
嵐子『メイド如き………』
ゾーヤ『メイドが手ヲ上げる気か?』
嵐子『メイドだからこそです』
一触即発、止めたのはなごみでなくゾーヤ
彼女は「平さん」からの案内人
平さんは木島がフィギュアを持つと突き止め、闇取引を持ちかけたのだそうな
商談で済まそうとは淑女的な対応ですね
ゾーヤ『メイドとは可愛いモノ、お前ナドがメイドであるハズがなイ』
略『お前をメイドとは認めナイ!』
幸い、木島との商談を優先しゾーヤは撤収
嵐子さんはメイドではない?
実に難しい質問ですね、哲学的ですらある
ようやくそれを言ってくれる人が…
嵐子さん完全にヤクザだもん
完全に高倉健
取り立て屋の依頼、本日の駄目店長
取り立て屋『顔色が宜しいですなァ?
かさんだおひねりちゃんもロクに返済できない状況ですのに…』
本日も伝統芸・ポスターサーベルがお似合い
今日も今日とて銃を突きつけられる店長
取り立て屋曰く、もうどんな仕事を振られても文句は言えないと
第一話時点で相当アレでしたが
第一話時点で店員死ねって仕事でしたよ?
会話中、延々と水を飲む取り立て屋と水を注ぐ嵐子
よく飲むなと思ったら飲めないのか!!
注がれたら全部飲む主義らしい
まあ律儀な人
沸点がおかしいわバナージ!!
『ていうか…、お前いいカラダしてるなァ!?
店長ッ!!』
店長『はいよろこんでッ!!』
取り立て屋『彼女に丁度良い仕事がありけりなのですが』
というワケで、話を通しに連れて行くぞでいまそかりだと
オタクは古語で話したがるでござるから…
彼が振るのは危ない仕事だらけ
間違っても「いい身体=性産業」とかじゃないんですね
ある意味健全です
『店のモンを守れなくて、何が店長だっての…
………最後に』
『冷蔵庫の卵、賞味期限切れてるけどイケる奴だから』
食中毒はやめろ
どことっても不安しかない発言で出かける店長
前回が底値でしたものね
以降何をやっても「店長だから」で済む
完全にキャラ立ちしましたわ
やなキャラ立ちしてんなァ
間違った日本観満載のメイドチラシ
メイドは日本の文化なんだな…
フランス料理のコートレットが、日本でトンカツになったようなもんでしょうか
本作では珍しい普通に可愛いメイドさんだ…
アキバふわふわぁすい~とくらぶ
店長『明日を掴む為に!! 万世橋を逆に渡るのさ!!』
カツサンドでも食べる気かよ!!
帰ってきたら何故か丹下段平になってた店長
それ「なみだ橋を逆に渡る」やろがい
今日はあしたのジョーなんですな
昨日の借金を返す為の明日
もちろん店の者、嵐子を守らなかった店長
現地に案内しましたがまあ可愛い店名
なごみはライブかと誤解
なごみももう少し学習した方が…
なごみ『これがアキバふわふわぁすい~とくらぶ…?』
実態はアキバふぁいとくらぶ
ファイトクラブだッ!!
だからぁが小さいの?!
外観は可愛くレトロな喫茶店
中は昭和の地下格闘技場そのものなギャップ
なんてきたねえ客層だ!!
ファイター達のガチンコバトルが熱い…!!
嵐子『店の為に尽力するのが…、メイドです』
冒頭の可愛いファイトコスチュームとなる嵐子
前髪はなごみに貰った髪留めで
その髪留めを見て、なごみは「嵐子は自分達の為に」と感じたんでしょうか
言葉少なくひたむきな嵐子
任侠の鑑ですね…
店長『どうぞ…、呼吸法を学んでるんで』
言って手で受け止める店長ですがもちろん駄目
あんたは何のアニメなんだ
鬼滅か? 鬼滅なのか?
店長が受けた仕事は八百長、嵐子を「三ラウンドKO負けさせる」と主催者に約束します
賭けを操作してがっぽり
店長マジ天才だわと感動してしまうしぃぽん
おい大丈夫か店長だぞ…?
フィギュア闇取引、嵐子の拳
ベテランCV、チョー氏による常連客の存在感
誰も聞いてないのに分析する常連の鑑
今回、新顔である嵐子がいきなりチャンピオンに挑む無謀な状況
その大荒れを見抜くとは只者ではない…
他店ならリーダーメイドクラスでしょうか
大きなリボンと笑顔がキュート
さすがサービス精神旺盛です
このトーナメント、三連覇がかかった大勝負
CVも主演級の和氣あず未さん!!
木島と闇取引するプロモーター・平
フィギュア会社というか骨董屋のような木島
さっきと別人のように恭しい
試合中、主催者の平に偽物を売りつける木島
なんとあくどい…
略『そのひたむきな姿に、私は感銘を受けたんです…!!』
ボクシングアニメ版「巨人の星」のような作品
主人公を木の陰から支えた名伯楽
まんま星 明子、及びその実在フィギュアをモチーフにした逸品
悪辣な闇クラブオーナーが童心に…
彼女もまたオタクなのか…!!
劇中ではサブ中のサブというポジション
故にフィギュア化に恵まれず、生産数が少なくて一千万円の価値
おのれ転売ヤー
これがフィギュア業界の常識なの…!?
『彼女への憧れがあったからこそ
あのようなスター選手も生み出せたんですから…』
と言った直後、チャンプがワンパンでKO
まさかのワンパン
せっかくのいい話BGMが台無しだよ!!
何より八百長が台無しだよ!!
何しに来たんだ嵐子さん!!
略『やってみて分かったのですが
どうも手を抜けないタチのようです』
『そういう生き方をしていないので』
店長痛恨の人選ミス
彼女、不器用ですから
ですが嵐子が八百長なんて、NASAが無重力用ボールペンを開発するのと同じくらい困難
気付け店長
気付けしぃぽん
嵐子は日本一そういうの苦手な人だよ!!
店長の提案、メイドか否かを決めるのは
平の失態を皮肉ってみせた木島
怒りを買ったか即射殺へ
メイドカフェ経営者に皮肉とは命知らずな…
高い授業料となりました
いずれにせよ殺るつもりだったので問題なし
また木島の方も、売りつけたのは偽のフィギュアでした
どっちも悪い
当然の結末だった…
呼び出されて全裸で応じた店長
この女、躊躇いがない
裸眼帯とは新しいですね
今期アニメは眼帯流行ってるの?
『ハワイのコテージでイケメンを囲って働かずに暮らしたいんです!
だから…、チャンスをください!!
嵐子を決勝まで勝ち上がらせますから!!』
夢までクズかよ!!
店長の策は嵐子による再八百長
チャンプに勝った嵐子に、誰もが嵐子が勝つと疑わなくなるまで連勝させる
で、決勝で負けさせ八百長を果たすと
店長ってば懲りない
次のスター選手に嵐子を倒させる
間接的に前チャンプに勝った、という箔を新チャンプに与えると言ってると
口から先に生まれてきたような女
『メイドとしては笑顔も作れん欠陥品だが
軍隊上がりの腕がある
そのクソ女が暴走したところで勝てはしない』
次期チャンプ候補こそ、さっきのロシア女だと
最初からこっちにしとけば良かったでしょうに
ですが強いだけでサービス精神に劣る
先のチャンプは笑顔も可愛かったですものね
嵐子『いいえ、制服に袖を通せば皆メイドになる資格がある
メイドか否かを決めるのは
自分自身です』
再び始まったメイド論争
嵐子がメイドらしくない、むしろヤクザなのは事実
ですが確固たる自意識がメイドたらしめるのか
ヤクザvs軍隊上がり
硝煙くせえ対決になりそうだぜ!!
店長『誠意です!』
別に命じられたわけではなかった
もうやだこの店長
とまれ平の策は、木島の手下の憎悪を「とんとことん」になすりつける事
その為に嵐子に処分をさせたのか
さすが手慣れたものですね
しかし「本物のグレースのフィギュア」が木島の死体から出てきた
嵐子は無言で回収
渡して許してもらうかと思いきや…?
Bパート 膵臓の価値は
店長『あしたの為にその1だ、…行くよ』
しぃぽん『これって…………』
店長『臓器を担保に、カネを貸してくれるんの♪』
その店名こそ「君の膵臓を借りたい」
原作累計260万部突破の大ヒット小説かよ!! 何なの劇場アニメにする気!?
ここで借りて、自分も賭けようという店長
賭ける為に臓器売買に手を出す事に
フィギュアに続き闇取引か!!
秋葉の闇は深い…
しぃぽん『ヤバ! それってタダで借りれるようなモンじゃ~ん♪』
ダメ店長『胃と肺のセットっていけます?』
ラーメン屋みたいな頼み方してやがる
文字通り片肺になる気だ!!
店長の口車に乗るしぃぽん
プルータスに裏切られたカエサルってこんな気分だったんですかね
しぃぽんよお前もか
『新星誕生だぜコイツはァッ!!』
再び別の選手をノックアウトした嵐子
なごみは、八百長なんてと心配しますが出来る事がない
何をすれば良いのでしょうか
もう前回、嵐子から逃げようとしたなごみじゃあないんですね
ちゃんと「仲間」になってますわ
ゆめち『応援するしかないじゃん…、嵐子も頑張ってるんだから…』
本格的な作画で次々勝ち上がる嵐子とゾーヤ
ゾーヤ・マジデツヨイネン
本当、メイドってこんなんだっけ?と概念を揺さぶられる回ですね
メイドって撃ち合うだけじゃなかったのか
肉弾戦も出来るんですね!!
超大型新人同士の決勝戦
木島の部下『平サ~ン、ウチの社長をご存じないですかッ!!』
他方プロモーター平、フィギュア会社に踏み込まれていました
が、嵐子が死体を運ぶ映像を見せて解決
あいつが犯人ですと
まああくどい!!
アニメで憧れてプロモーターになった平女史
悪いオタクもいたものですね…
略してハラショー
つまり決勝戦でゾーヤが嬲り殺すから見てていてくれと
なので試合にも影響ゼロ
彼らも、八百長なら黙ってた方が実益になると判断したんでしょうか
全くメイドカフェはあくどい
ここで嵐子、本物のフィギュアを持ってきた
ですが平は追い返してしまった
感情で判断するから…
何を書いたのかは終盤で判明
どんなことを書いたか、この件がどう影響するのか…?
あと私服がアレですね嵐子さんじゅうごさい
これはこれで可愛い
平の部下『いいか。Goが出たら…、やれ』
嵐子の言葉が胸に響いてたゾーヤ
それでも彼女は、これから嵐子を嬲り殺しにしなければならない
すまじきものは宮仕えですわ
ゾーヤ・サン・マヨットルネン……
『パンチには素直にあたる!!
お前は負ける!!』
『絶 対 に 負 け る ッ !!』
作戦は「12ラウンド目のKO負け」
嵐子の頬を叩きながら、念を押す店長(丹下段平ver)
普通そこ「勝つ」やろがい
どっちの控室も地獄ですね
控えめに言って地獄
略『ちくしょう…、腸がいくらあっても足りねェぜ!!』
いやお前も内臓賭けとるんかい案件
多分そういうボケ
なるほど客が金を調達しやすいよう、"客席内に"内臓売買店が置いてあるんですね
またチェンソーマン第一話と繋がった!!
ゴング!! 互いに様子見から先制はゾーヤ
鋭いパンチが嵐子の目の下を切った
ゆめち曰くパンチが見えなかった、視力に優れたゆめちさんが言うなら相当ですね
前回カード配りイカサマを見抜いたゆめち
彼女の目をして見えないとは
どうも八百長だと聞かされていないゾーヤ
片八百長だったか
ですがラウンド終了後、2ラウンド目で早くも「Go」が出た
もう殺せって事!?
あしたのジョーかよ!!
店長は平と「12ラウンド目のKO」を約束
ですが平にそのつもりはないと
どこまでもあくどい
ROUND2 Fight!!
なごみ『えっ?! 後頭部!? ええと…、チン! チンですよ!!』
ゆめち『いやチンじゃないから』
またあしたのジョーネタやってる!!
ギアを入れ替えたゾーヤは、様子見をやめ一気呵成に攻勢
避け続ける嵐子の後頭部に痛烈な肘打ち!!
こいつは人間凶器だ!!
肘打ちを受け、敢えて転がってダメージを逃がした嵐子
ですが衝撃は小さくなかった
更にゾーヤは指で目つぶし
嵐子はからくも回避するも、再び目の下を斬られました
レフェリーは当然これを黙殺
さすが運営サイド
店長『嵐子ッ!!』
この場合、店長の叫びは「嵐子やめろ! 手を出すな」の意味
決して「嵐子危ねェ!! 避けろ!!」じゃない
これはひどい
決めにかかったゾーヤの蹴り
その隙を利用し、嵐子はカウンターを入れる寸前でした
さすがメイドはチャンスを見逃さない
嵐子『大丈夫です…、もう喰らいませんから』
店長『風は吹いてるッ!! ワイキキの風がァ!!』
再びマウスピースをつけて出撃する嵐子
口内を守る為に必須のアレですね
もう、この店長を殴って逃げた方がいいんじゃないでしょうか
すげえ回を重ねる度にクズさも重なる
冒頭で「店員を守るのが店長」とか言ったのが、見事に効いてますね
だいたい反対の展開になるんだな…
ROUND3~10 嵐子の導火線
有言実行、ゾーヤの攻撃を見切った嵐子は防御に集中
防御に徹すれば見切っていられる
ですが喰らい続けてダメージが蓄積
冒頭それでボロボロだったのか
嵐子さんが銃を撃たないとか何事かと思ったら
店の為なら敗北も辞さないメイドの鑑
略『お前ノ店はメイド崩ればかりカ?』
嵐子『はいィ……?』
ゾーヤ『オ前をメイドと認めル奴らも、同じクズどもだト言ってるんダ!!』
ゆめち『あっ………!!』
罵倒と共に繰り出した決め技の蹴りが、なごみに貰った髪留めをバラバラにに
キレた嵐子は今度こそ鋭いカウンター!!
瞬間的に鋭い一発!!
鋭い上に思い切り「殴り倒す」重い重い一発でした
嵐子さんやはり強え…
強く優しい
幸いダメ店長は御徒町さん(パンダ)が持っていきました
ナイスパンダ
前回といい必殺仕事人ですね
オープニングの「立ちはだかるメイド」ってまさか彼女なのか?
ゆめち『替え、ポシェットに入ってるー?』
目ざとく切断されるのを見ていたゆめちはすぐ準備
もちろん持ってないのでなごみが用意
ですがこの時、ゆめちが「嵐子のポシェットを見た」のが転機となりました
このままでは豚に真珠だったんですね
とんとことんだけに
なごみ『あの…………』
冒頭で選ばせ、渡さなかった方のイチゴのヘアゴム
またしても可愛い
なごみは言いかけましたが言わず
勝ってと言えないのがもどかしい
FINAL ROUND ガチバトル
ゾーヤ『ソノ気になっタか』
嵐子『店の看板にツバ吐かれて、黙っていられませんッ!!』
開幕は互いに全体重を乗せたストレートの真っ向勝負!!
煌めくイチゴの髪留めが美しい
ここからが本番!!
互いにまず全力、開幕の号砲でした
メイドのぶつかりあいすげえ!!
続くゾーヤのストレートを嵐子は利用、伸び切った腕に乗っかり肩を外そうと迫った
ですが自ら倒れ、逆に浴びせ倒すゾーイ!!
対し嵐子、素早く膝蹴りで逆襲
ゾーイ、咄嗟に左手で受けますがうめき声が痛そう
ですがそのままビッグブーツで逆襲
ブロックするも吹き飛ぶ嵐子
一進一退とはこの事!!
平『クソブタ共がッ!!』
しぃぽん『や、ヤバい!? 膵臓!! 膵臓ー?!』
店長『ああ~ん、負けてよ嵐子~~~~~』
店長を見るなごみの冷ややかな視線と言ったら…
強くなりましたねなごみ
メイドらしくなりました
とまれ12ラウンド目KO負けのはずが、一進一退の攻防に突入
どこもかしこもキレそうです
膵臓はなくても生きられる臓器ですが…
もしかしたら日本アニメ史上最長のロシア語回想
ゾーヤ『(こんナのがメイドだと言うのカ!!)』
以下まさかのフルロシア語でお送りした回想
まさかの字幕なし
すまねえロシア語はさっぱりなんだ
ゾーヤは軍人一家の出身だったんでしょうか?
幼い頃に人形を貰い大喜び
当時はヒラヒラの可愛い服も着ていました
天使かな?
『(もっと、カワイイに溢れていた…)
だが…!!』
黒帯の父に雪中行軍を、荒波厳しい海でカラテを叩きこまれた
軍人として厳しく鍛え上げられた
荒んでいったのか
大好きだった人形は捨てられ、可愛いとは無縁の軍人生活に陥ったゾーヤ
そんな時、TVに映ったメイドのCMに感激
軍を抜けて来日したんですね
KAWAIIを求めて……!!
再び始まったフルロシア語回想
日本語でおk
ゾーヤは軍を抜け、冬の日本海を渡り、普通のメイド喫茶に体験入店したんですね
おかしいぞこのメイドカフェ普通だ…
普通に可愛い…!!
ゾーヤ『私は、笑えないのに……!!』
当時ゾーヤは、可愛く笑えずに挫折した
可愛さに憧れ来日、だけど可愛く笑えなかった
可愛いメイドを諦めた
無表情なキリングマシーンの道を選ぶしかなかったんですね
幸い秋葉にはそんな仕事がありふれていたと
可愛いか否か
『(お前は…、可愛くナどなイッ!!)』
嵐子『(いいえ…、可愛いです)』
『(特に今日は、なごみさんに頂いたヘアゴムを着けていますので…ッ!!)』
拳で解り合い、心で対話を始める二人
嵐子さんカッコよ…、いや可愛い!!
メイドか決めるのは自分、可愛いかを決めるのも自分だと
ゾーヤは家族に軍人の道を選ばされた
他人の評価でメイドを諦めた
そうして「他人」に振り回されたが、メイドになろうと選んだのは自分の意志だった
だからこんなにも大切にしてるのか
『(このヒトみたいに、自分を可愛いと言えたナラ!!)』
嵐子は自己肯定をしている
こんなフウになりたいと願ったのか
ここで初めて「可愛く」笑う事が出来たゾーヤ
彼女が笑えない事を蔑んだ平が、ハッとするほど「可愛い」笑顔
平さんも人の心が残ってたんでしょうか
残ってたならいいなぁ…
最終決戦、ようやく「勝って」と言えたなごみ
今回、なごみも「周囲」に踊らされ
気持ちを言えなかった
その点、多分ゾーヤと似ていたのか
嵐子はゾーヤ渾身の右ストレートを紙一重で避け、完璧なカウンターを決めた!!
理想的なクロスカウンター…!!
完璧なあしたのジョー…!!
戦い終わって
なごみ『ああダメ!?』
しかし嵐子さん、三カメラ演出で奇麗にブッ倒しても終わらなかった
立ち上がれぬゾーヤに執拗に追い打ち
まあ人の心がない!!
結局レフェリーストップが入るまで続きました
銃を出さなくて良かった…
店長はゴールデンゲロを吐いて昏倒
しぃぽんは御徒町さんに抱えられうつろな目
敗者たちの末路が悲惨
前回は人身売買、今回は内臓とフィギュアの闇取引
秋葉の闇はあまりに深い
木島の部下『こんなメモが廊下に貼られていた』
『"平さま、お預かりした死体に関してお伝えしたい事があります"』
お客様からのお預かり物にメモを残すメイドカフェの鑑
そこで律儀にメイドカフェしなくても
結果アキバふわふわぁすぃ~とくらぶ平女史、銃撃戦となって敢えなく果てた様子
憧れたグレースちゃんを血で穢す幕切れ
しかも彼女のグレースちゃんは偽物
血で汚された偽りの夢
象徴的ですね……
膵臓なんて飾りですとジオングの整備兵みたいに強がったしぃぽん
店長たちはあしたのジョーのように真っ白に
幸い本物のフィギュアを売って帳尻合わせ
内臓は売らずに済みました
毎回帳尻併せていくなこの人ら
代金は「おひねりちゃん」を払うには至らなかったとの事
どんだけ賭けたんだこの二人
店長『嘆いてたって明日は来ないッ!!』
『一山当てるのも地道な一歩からッ!!
手始めに戦力追加してみた!!』
ゾーヤ『今日カラとんとことんで働くゾーヤでス!
可愛いメイドになれるヨう
頑張りまス!』
なごみ『き、昨日の?!』
ゆめち『キャラ変わりすぎじゃね?!』
ゾーヤ『これがホントの私でス♪』
笑えるようになったってレベルじゃねえぞ!!
ニコニコ笑顔のゾーヤさん加入へ
この人明らかに、嵐子さんよりメイドとしてスペック高いんですけど!?
曰く平が死んだのでタダでゲット
珍しく得るものがある結果に
本当に珍しく!!
嵐子『(よろしく…!!)』
だからなんでこの人たち脳内で解り合えるの!?
またもクソ長ロシア語モノローグから、嵐子と心でアイサツするゾーヤで締め
理解へ難易度が高い回でした
今後も高そうです
まさかの大型外国人加入エンドだった…
確かにOPラスト、御徒町さんとは別で描写
ですがそれ以外はほぼ重複せず
てっきり中の人だと示唆する演出なのかと
キャストは各種アニメ、特にガルパン劇場版のロシア語指導・監修で知られる声優「ジェーニャ」さん
なるほど本格的なワケですわ
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