SPY×FAMILY 第27話 感想[ステラレイク]ダミアン!! プレシャスエレガント!! Season2ネタバレ

2023年10月22日

SPY×FAMILY Season2 第27話「ボンドの生存戦略/ダミアンの野外授業」感想

公式あらすじより引用

ボンドの生存戦略
不穏な未来を予知し、ヨルの手作りご飯が原因だと考えたボンド。運命を変えるため、ロイドを探しに家を出る! ロイドを見つけるボンドだが、〈WISEワイズ〉の任務の最中ですぐに帰れそうになく……。

ダミアンの野外学習
寝坊の罰で寮母を手伝うことになったダミアン。ダミアンを放っておけないエミールとユーインも、わざと罰を受けて合流する。そんな彼らにヘンダーソンは、グリーン先生との野外学習を命じて……!?

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ボンドとダミアン主観!! アーニャほぼ不在の珍しいレギュラー勢回

SPY×FAMILY 第27話 感想

湖に一面の星、ステラレイク美しかった!!

天と地の光は全て星

OPもカットした贅沢な回でしたわ

どうみても腰巾着な風体なのに、友情に篤いエミールとユーインも素敵

ロイドさんも活躍してはいるものの

ボンド主役の狂言回し

前回といい物語を支えてくれる人ですわ

2020年から育成してきた自社新卒スタッフによる作画だったとの事

スタッフ不足が叫ばれる昨今

色々試みがあるんですな

作画的に遜色なく、むしろOPをカットして負担が大きい回だなと思ったので意外

ボンドの生存戦略

己の死を予知したボンドの回

ロイドさん不在、ヨルさん手作りの餌を喰わされたら死ぬので懸命に回避を試みると

生存戦略ってそういう!?

てっきりある種の予知ミスかと思ったも

相変わらず予知精度が高い

吼え声だけで演じた松田氏も好演

さすがベテランですわ

ダミアンの野外授業

勉強に入れ込み過ぎるダミアンが課外授業に行かされる

何気に脚本・大河内一楼氏とは贅沢

水星の魔女の大河内氏

またグリーン先生が素敵で、子供の言葉をとにかく肯定

それでいて「どうすれば叶う?」と誘導

考えさせる姿勢が素敵でした

ガチキャン回やで!!

Aパート「ボンドの生存戦略」

アーニャ『たいだのきわみ……

生存戦略とは真逆な、野生を忘れ切ったボンドの寝姿からスタート

このボンド、家の中で野生を忘れた

しかし「予知」発動

前回がフォージャー家三人の「正体」

今度はボンドの番な訳か

ボンド『……?』

ノイズしか見えず困惑

まずはこのノイズを解き明かそうって話なんですな

ボンドさん賢い

さすが知恵の実計画の副産物

想像上のヨルさん『きゃー!ていでんよー!!』

予知を読み解こうとするボンド

ただの停電では?

ヨルさんの貴重な棒読みですね

想像上の研究所の人『お前には死んでもらう!』

ノイズは未来が見えなくなるという事

つまり死ぬのでは?

ボンドはいぶかしんだ

彼はプロジェクト・アップル、動物のIQを強化する計画の副産物

ゆえに殺される可能性が?

つくづくヤベエ立場しかいない家だな!

ボンド『ワーン…!!

本作名物ガーン!

がーんだな、出鼻をくじかれた

犬もやるんだ…

死を覚悟したボンドがやった事は

まず家族の写真を眺める

そしてアーニャへ別れの挨拶

いやはや!ボンドくんいやはや!!

潔いというか、己の終活をしようとは見上げた犬ですね

扉をたしたしやるのが可愛い

お犬様の動きだわ

想像上のロイドさん『泣いてやるな、コイツの最期は幸せだったさ』

家族みんなに看取られて死ぬ

そういう最期も悪くないと頬を染めるボンド

なんか君、満喫してない?

現実のアーニャ『アーニャしゅくだいでいそがしい』

なお現実のアーニャ、意図が通じずばっさり

ところがどっこいこれが現実…!!

冷たいよねえ

ボンドの「予知」の正体

ヨルさん『ドッグフードきらしてたのに買ってくるのを忘れてしまいました~』

しかしボンドに電流走る……

この時、自分の死因がヨルの料理と察したのか

いやどんだけ認知されてん

見えたのか死兆星ステラが!!

回想のアーニャ『ははをおこらせたら、ころされるからきをつけろ!』

もちろん食べなければ問題ないはずも

食べなければ殺されると予測

いやはや、ボンドの知りうるヨルさん人でなしすぎない?

この人でなしー!!

ボンド『万事休すボッフボフフ

開始三分で万策尽きるボンド

早かったな、ボンドの命

またオープニングがなく、従って間に挟まれるコマーシャルもありませんでした

長いな冒頭パート!実質Aパートでした

ヨルさん『こらボンドさん!暴れてはダメです!』

万策尽きてとりあえず踊るボンド

なぜ踊った

ええじゃないかかな?

やがて腹を見せ、降参・服従だと言わんばかりのポーズもとりましたが通じず

やだわボンドさんたらいやらしい!

再びボンドに電流奔る

SPY×FAMILY 27話 感想

ロイドがいないからヨルさんが作る

ロイドがいればオッケーだと

生存戦略ってそういう

殺犬犯身内やんけ!!

このいかにも人の心がなさそうな絵面!

想像上のロイド『ありがとう、おかげで早く帰れるよっ』

ロイドの仕事を早く片付ければ助かる!

そう気付いたボンドは単身捜索へ

ですが彼の脳内ボンドさん、何故に槍投げしようとしてたの?

アボリジニーだって今時は銃を使うよ!?

飛び出せ!生存戦略の旅

ヨル『ボンドさん!? ボンドさーん!?

かくてロイド捜索に飛び出したボンド・フォージャー

自由か!

道中、ホットドック屋に向かったので「ロイドさんの変装か?」と思ったものの

フツーに腹減ったので寄ったんですね

自由か!

想像上のヨルさん『よそでエサなんてもらって!悪い子!!』

と、己がホットドッグにされる姿を想像し断念

しかし手がかりがないのでは?

なんと匂いだけで捜索

警察犬だってやれるじゃないですか…

『犬だー!』『眉毛書いたれー!!』

道中、悪ガキに遭遇したり

日が暮れ途方にくれたりもしたけれど

ボンドはひたすら捜索

これが生存戦略……

ところでVジャンプ「犬マユゲでいこう」が未だに連載してるってスゴイですね……

初掲載1994年か…

『バウーン……ッ』

まるで川に飛び込むようなダイナミックな構図!!

その後なんやかやで発見へ

なんやかやで!!

ロイドさんを発見するとかプロの犯行ですわ

ロイド『今宵の任務は』

『ヴォルン社が開発中の新型自白剤、"ゲロリマス"のサンプル奪取

『例によって無茶なオーダーのため

 情報を集める時間は無かった

自白ゲロりますとは直球なネーミング

もはや定番化した無茶ぶり

よくロイドさんも離反しませんね

平和維持を願ってるのは共通とはいえ

ハンドラーが犯罪者みたいな演出になってるのがヒドい

実際、東国にすれば犯罪ですが

ロイド『(ボンド!? 何故こんなところに!?)』

結局、一番めんどくさい時に合流してしまうロイドさん

今週も不憫

ですがボンドの"生存戦略"は、彼の仕事を早めに終わらせることにあります

であれば最高のタイミングなんですね

いいのかスパイ的に

ロイド『(そういえばヴォルン社は)』

『("プロジェクト・アップル"との関与が噂されていたな……?)』

『(お前まさか…、それを知ってここに…?)

妙に役立ってくれるボンド

彼が、実験体時代の意趣返し・仲間の復讐に来たと誤解してしまうロイドさん

知識豊富ゆえの誤解

またロイドさんが変な勘違いしてる…

なんかちょっと嬉しそう

仲間の為

そこが彼の琴線に触れるものだったのか

ロイド『(仲間の仇を討つ為に…?)お前…!?』

ボンド『ボ…、ボフ?

こうしてボンドの協力を受け入れ

とはいえデカい犬連れて潜入とか、無理すぎるとしか言いようがないも

出来ちゃうんだからこれがすごい

ボンドお前、隠れたりもできるのかよ……

ロイド『(どれがゲロリマスだ…?)』

やがてまんまと潜入成功も、ロックされた保管庫が多すぎて見当もつかない

ロイドさんもてこずる事に

こればかりは犬の鼻でも無理

辿るべき匂いがわからないんですものな

お行儀よく待てするボンド賢い

予知『"なんだって呼び戻しやがって"』

が、敵が戻ってややこしい事になると予知

予知便利

アーニャが能力を隠してるように、強力すぎて物語的にジョーカーですな

書置き「ゲロリマスはいただいた〈怪盗T〉」

なんとまあ古典的な書置き

ロイドさん、敵が戻ったのを利用し「保管庫を開けさせ」速攻での奪取に成功

やはりセキュリティの穴は人間

セキュリティにだって穴はあった

ボンド『ボッフー!

際し、敵制圧にもボンド無双

そら子供が乗れるサイズの大型犬ですもんね!

これが野生の力!

ロイド『やるなっ、おかげですんなり任務完了だっ』

一仕事終えて汗をぬぐうボンド

さわやかかよ!

敵が吹っ飛ぶ瞬間の作画、凝ってましたね

すんごい濃い顔になってた!

ロイドさん『これで早く帰れるっ♪』

略『そうかっ、ヴォルン社に一矢報いたのがそんなに嬉しいか~♪

スパイファミリー 第27話 感想

無事、未来を変える事に成功し大喜びのボンド

最後まで誤解しっぱなしのロイドさん

前回といい、狂言回しとしてもめちゃくちゃ優秀ですねロイドさん!

デキるスパイは狂言回しも出来る!

これで「フォージャー家紹介」も一段落か

やはり動物エピソードは鉄板

ここだけ「天才!志村どうぶつ園」だった……

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Bパート ダミアンの野外授業

ヘンダーソン先生『点呼に遅れた罰として、メイトロンの手伝いをする事……

休日、妙に睡眠が足りていないダミアン

実は勉強に打ち込んで寝不足

今回が特別なのでなく、これが常態化してしまったんですね

子ども時代の寝不足は成長を阻害してしまう

それはノットエレガントだ…

ヘンダーソン『珍しいな? 休日とはいえ自堕落な生活はノットエレガントだぞ?』

むしろストイックだったと言う話

目的は勉強で功績を立てステラを獲得し、父に認めてもらう事

アーニャとあれこれ被ってるんですよね

またちゃんとした血縁なのに

疑似家族より「家族」してないのが切ない

ちなみに「matron」とは

個人名でなく寮母さんのこと

なんだかメガトロンみたいですね

お許しくださいメイトロン様!!

ユーイン『頑張り過ぎですよ……』

心配するユーイン・エッジバーグは細い方

エミール・エルマンが丸い方

典型的な腰巾着なのに、心からダミアンを心配してるのが愛らしい子たちですわ

ダミアンの人徳もあるんでしょうか

ユーイン『今日はホラ!先生が映画に連れてってくれるらしいですよ!』

『新作の"海底二万歩"も見られるかも!

休日、寮生は先生が遊びに連れていってくれる仕組み

さすがイーデン校行き届いてる

ついイー電工と変換されますね

ちなみに海底二万マイルはジュール・ヴェルヌが1870年発表

初映画化は1954年

これを元ネタにしたのがエヴァの庵野監督による「ふしぎの海のナディア」

この船は軍艦ではない!

エミール『帰りはウィンプソンズのローストビーフだって♪』

しかしもちろん断るダミアン

そうなると二人もいけない

二人共、それぞれの理由で行きたがってるだけに健気

ダミアンの動機、二人の動機

ダミアン『(あいつらが遊んでいる間に)』

『(俺は努力して上にいくんだ…!!)』

父ドノバン・デズモンド『"ダミアン、デズモンドの名に恥じぬよう引き続き励め…!!"

ダミアン『(父上にまた褒めてもらう為に…!!)』

あんな最低限の言葉さえ励みになる

支えにしている

傍目には不憫で健気

ですがダミアンには、第三者には図りしれないくらいの想いがあるんでしょうか

単に父を振り向かせようとしてるだけか

過去に何かあったのか

という訳でユーインとエミールは

ヘンリー・ヘンダーソン先生『…………ふう…

『服装の乱れ、所定時間以外の間食、罰としてメイトロンの手伝いをしてきなさい!

ユーイン&エミール『『ありがとうございます♪』』

大手を振ってダミアンに協力する為に

二人はわざわざ寮則を破ってまで、"罰"を貰うのでした

こんな見え見えの事に!

乗ってあげるヘンダーソン先生も粋ですね

グッドエレガント

ダミアン『お前らだけでも楽しんで来いよ!』
ユーイン&エミール『『……………………』』

エミール『ま! よく考えたらこんな天気の良い日に映画館とかあいつらセンスないですよね!

ユーイン『そうです!今時のトレンドは洗濯ですっ

もちろんダミアンは断ろうとしたものの

まあ男の子だねえ二人共!

こっちのがいいと、洗濯を手伝ってくれる言い回しも洒落てましたわ

さっすが上流階級!

ダミアンは頑張りすぎているし

ほっとけない二人もまた良い奴らなんですわ

ユーイン『それにホラっ!』

『インペリアル・スカラーごっこもできますよっ!

ダミアン『おおっ!

そしてまんまとハマってしまうダミアン様であった

こやつ心が男子小学生すぎる

実際男子小学生だけど!

素直になれないけど、多分アーニャと作中一番趣味が合う子っぽいのが因果というか

シーツをマントにして特待生ごっこ!

ダミアン『あー!てめー!そのマントは俺のだー!!』

略・ヘンダーソン先生『(エレガント……)』

『(その友情、プレシャレス・エレガント……)』

precious

尊い,貴重な;大切な,かけがえのない,愛おしい;希少な,高価な

を意味

つまり尊い…

こっそり見守るヘンダーソン先生であった

プリキュアかな?

グリーンズ・ブート・課外授業 

眼帯先生『ピクニックにでも行きたそうな顔だなあ少年~!!』

ダミアン『!! お、思ってないです!?

ヘンダーソン先生『ふむ……

こうして先生たちが気を回し、"野外学習"に連れ出す事に

粋な計らいだねえ先生方!

眼帯の人はグリーン先生

担当は生活指導

指示したヘンダーソン先生、その"茶番"をにっこり受け入れるグリーン先生もチャーミング

でも多分この人めっちゃ強いんでしょうな

グリーン先生の野外学習

グリーン『はっはっは! ピクニックは楽しいなァ!! 敷地内で川下りが出来るなんてイーデンは素晴らしいだろー!!

ダミアン『死ぬってー!?

物凄い勢いで渓流下りさせられるダミアン達

ほんわか展開など許されなかった

毎度ひどい目に遭うダミアン

イーデン校どんだけ広いの!!

グリーン生活指導教諭『安心したまえ!』

『私は元・海兵大隊の腕っこきだァ!!

めちゃくちゃ不安になるワードやんけ!

海兵隊とは海上勤務の歩兵部隊

船に乗るものの、船を操るのでなく白兵戦を行う為の軍事集団の事

基本的に荒っぽい事で有名

道理で海賊みたいな顔してるわけだ!

グリーン先生『適度な運動は脳にも良いのだー!!

すごく真っ当な事を言ってはいるものの

マッハ川下り中に言う事じゃない!!

これだから海兵隊は!!

グリーン先生『必死にこがないと岩に激突するぞー!!

先生が加速させ、ダミアン達が操舵担当

ダミアン達はいわば自転車の前輪

方向を変えるには必死でこがないと無理という

ナチュラルに死にそうな構図!!

ダミアン『先生!? 目の前に滝がー!?

ほんにお約束を外さない漫画や!!

結果溺れかけたものの

実は足が立つ深さだったというオチ

トラディッショナル!

トラディショナル・エレガント!

助けろー!? 俺はデズモンド家次男だぞー!?

しかし可愛げのない言い回しでしたわ

でもだからこそ、こんなクソガキを助けに行くユーインとエミールいい奴でしわ

もちろん二人とも溺れましたけど

吉本新喜劇かな?

ユーイン『我々の分まで夢を叶えてください!!』

同じくクソガキムーブもかましたものの

根本的に自己犠牲の精神

この二人まで憎めないキャラになるとは

グリーン先生『さっさと薪を集めて火を起こさんと風邪ひくぞーっ』

てな訳でちょっとしたキャンプ

経緯がだいぶガチでしたが

ガチキャン

ちゃんと燃えやすいもの、長く燃えるものを組み上げてるのも本作らしいですね

描写がすごく実践本位ですわ

イーデン生の夕食

グリーン『濡れたついでに川で魚でも獲るかっ』

略『イーデンの生徒なら現地調達だ!!

名門校とは

実際ヘンダーソン先生の教え方も真面目ですし

つくづく“生きる力"を養う学校

モヤシエリートの学校じゃないのね

今モヤシが三本揃ってますが

『『『えー……』』』

なんだかんだで釣りを楽しむ三人

案の定虫とか嫌いなダミアン様

ですがユーイン達が平気だった上、ダミアン様をからかっちゃうとは意外でしたわ

色んな意味で逞しい

また釣り針は、木の枝を細く削って代用

飲みこんで刺されば同じ事だと

そういうもの?

ナイフ一本でなんでも出来ちゃうな!

ダミアン『……うまっ……!!』

結局、腹が減ったと言い出して数時間後にようやく焼き魚にありつけた三人

そりゃあ美味かったでしょうさ!

先生、子供を優先とは偉い

またかじる際、外はぱりっと中はジューシィなのが伝わる「音」

音の演出がまた素晴らしいものでした

グリーン先生『ウィンプソンズのローストビーフも悪かァないが』

『自分で獲った獲物にはかなわんっ

今日、寮生は皆ローストビーフを食べに行った

負けてないぞとは優しい表現ですわ

実際美味しそう

ぼんやりの効能

ダミアン『(……なに楽しんでんだ俺は!)』

それでもつい我に返ってしまうダミアン

無言で察するグリーン先生

グリーンベレーみたいな風貌ですが「教育者」でした

グリーンベレーガンダム(1990年代)

グリーン先生『……そよ風が気持ちよくないか少年?』

『ゆらめく炎や爆ぜる音、木々のざわめき土の匂い

 こうやって五感に身を任せて

 ぼんやりするのも悪くないだろ?

ダミアン『ぼけっとしててもインペリアルスカラーにはなれないですから

野山での焚火には、五感のすべてがある

含蓄ですね

焚火を眺めるとき、感じられるのは炎だけではないんだと

そして無心になれるのだと

グリーン先生『最新の脳科学ではな?』

『ぼんやりしている間、脳はすごく活性化してるというんだ

『記憶や創造性に関係していると言われててね~

『著名なクリエイターやアスリートたちも、"ぼんやりする時間"を大事にしているらしいぞ?

そうなんですか遠藤達哉先生?

睡眠の重要さに似てますね

記憶を整理する時間的な?

かつてパソコンが、使ってない時にデータを最適化していたようなものでしょうか

懐かしいですねデフラグ

グリーン先生『ぼんやりしていれば』

『ステラ八つなんて、あっという間に獲れちゃうかもなあ? ははははははっ

SPY×FAMILY 第27話 感想

結果、必死でぼんやりするダミアンくん

落ち着けそれはぼんやりじゃない

脳がフル回転しておる

ジャンプでぼんやりといえば、ニセコイの凡矢理高校ですね

今思わなくても昭和なネーミングである

ダミアンたちの夢

グリーン先生『湖の方まで歩いてくかあっ!』

『生徒たちの間じゃ、"ステラレイク"なんて呼ばれてるらしいぞ?

ダミアン『ステラ!? 行くッ!!

エミール『ダミアン様ステラに取りつかれ過ぎです

いいツッコミしますね丸い方!

際し先生曰く、"ピクニック"と称して「西国」に亡命する人間が増えているらしい

ロイド達の西国・ウェスタリス

要は東西冷戦

その渦中で、西側への亡命者が増えたのは現代からすると「さもありなん」な話

でも東国も割といい国なんですよね作中

ユーイン『なんで西に行っちゃうんだろう…?』

エミール『西の方がお菓子が美味しいのかな?

グリーン先生『なんでだろうなあ?

『オスタニアの夜空だって、こんなに素敵なのになあ……

本当、なんで亡命者が増えているのか

今後への前振りなのかね

実際ユーリ、ヨルのように「反乱分子を始末する」非道な組織があるのは確か

国家として息苦しい状況なのかも

ユーイン『ダミアン様が大人になったら!』

『オスタニアをもっと良い国にしてくれるのですっ

ホント、ダミアンが変えてくれるのかね

西国=善では絶対にないはずだし

最後はみんな大人になり、政治的に状況を変えてハッピーエンドになるんでしょうか

その点「名家の人間」なのが活きるのかね

グリーン先生『何かを目標に頑張れるのは素晴らしい事だ!』

ユーイン『ちなみに俺の夢は宇宙飛行士です!

グリーン先生『そうか!カッコイイな!!

そういや海底二万マイルが好きですし

科学的な未来に憧れがある子か

また東側諸国、ソ連(現ロシア)といえば宇宙開発が非常に盛んだったのも有名

その点ぴったりなんですな

エミール『俺は!俺は~!! …特にないです!!

グリーン先生『そうか無いか、それも結構!

エミール『あ、やっぱお菓子をたくさん食べて暮らしたいです!

グリーン先生『素晴らしいッ!! なんだその夢~?

『では真剣に考えねばな?

『"どうしたらその環境が作れるか"、どうしたら"たくさん食べても健康を維持できるか"?

先生、全肯定するやん……

今週一番面白かったのがココ

否定しない

これ教育者として大事ですよね

その上で「ならどうすればいい?」とちゃんと考えさせるのが素晴らしいと思いました

子どもにちゃんと自分で考えさせ続ける

素敵な教育だと思いましたわ

ステラ・レイクでどう思う?

『……到着だ』

また到着の演出が秀逸

この辺、視点が変わって足元なんかを描いていたんですよね

先生の視点

作中の皆に見えた素晴らしい景色

その共有が最高でした

ディズニーみたい!!

ダミアン『…………!』

ユーイン『すげー!水面に星が映って宇宙みたいだ―!

グリーン先生『見ろ少年!

『"星がつかめそう"だぞっ

ダミアン『しょうもな!?

それで星の湖、ステラ・レイクな訳か!!

頭上の星と湖面が一体化し、視界全てに星が飛び込んでくるような光景!

水面の星を掴もうとする先生

それで“ステラを掴む"

ロマンチックな話ですわ

グリーン先生『ははは、無駄足だったか?』

ダミアン『………いや、奇麗だと思います……

グリーン先生『そうだな…、……うん、奇麗だ……

なんとダミアン、自分から寝っ転がり星を見た

あの無駄無駄いってた子が!!

心から星を満喫する

久々に笑った

とても素敵なステラレイクでしたわ

いい三人組

Aぇ! groupでしたわ

グリーン先生『そういやこれ課外学習だったな?』

なおレポートも書かされたという

生き地獄かな?

こういうしっかりしたとこ、さすが名門校って感じですね

いい話で終われなかったよ!

帰寮後 レポート提出

ヘンリー・ヘンダーソン先生『彼らは羽を伸ばせていたかね?

グリーン先生『ははは、だと良いですが

ヘンダーソン先生『ふむ…、そいつはエレガント

表情が好々爺でしたヘンダーソン先生

また「だと良いのですが」と

グリーン先生、自分がした事については全肯定なんかしないんですね

ホントに良かったのか自分を疑い続ける

アップデートをし続ける

その姿勢、プレシャスエレガント!

ダミアンのレポート『"色々見たり、やったりして"』

『"楽しかったです"

ヘンダーソン先生『だがしかし、国語は要努力だな………

就寝中のダミアン『へっくし!

オチが昭和じゃねえか!

にしてもダミアンらしくない

彼なら先生に気に入られようと、しっかり考えて書きそうなものですが

それほど疲れてしまったのか

それもまたエレガントである!!

次回、第28話「任務と家族・華麗なるボンドマン・子供心/目覚まし」

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14時までにより全体的な感想を追記

追記時はツイッターにて更新告知します

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