機動絶記ガンダムSEQUEL 第31話 感想[ザカリヤ]氷都飛翔ガンダム・ディース!! ネタバレ

機動絶記ガンダムSEQUEL 第31話「暴走」感想

第話:2025/12/26 配信、脚本:井上敏樹、漫画:千明太郎

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氷都炎上、三国同盟の規約

機動絶記ガンダムSEQUEL 第31話 感想

スルミナルの嫌そうな顔がたまらない第31話

ガンダムファイト!レディーゴー!!

皆さんお待ちかね!!

遂にガンダム三機が出会ってしまいました

しかし二対一では勝負にならない

不和が原因で三つ巴に?

三機は殺し合うのが運命……?

ガンダム三機は元々同じ地球連邦製、同じコロニーに追い込まれた被害者同士

かつてどんな関係だったんでしょうね

本作量産機「ザカリヤ」と判明

ガンダムSEQUEL 17話 感想

画像は第17話、ガンド・ラド将軍部隊より

登場は11話以降でしょうか

本作量産機が遂にザカリヤと判明

外観通りザクに似た名前

たぶん型式番号も、ガンダムWのリーオーや00のティエレン同様「MS-06」系か

またもディースのド派手な活躍を描く生贄に……

ちなみに第三話でも量産機が登場

第3話、700年前の大戦期MSが描写

当時は地球対宇宙で、ザクに似た機体とジムに似た機体が戦闘

作業機めいたザカリヤとは別物

実際ザカリヤは元作業機か?

元々は民間コロニーのはず

おそらく宇宙勢力から技術流出した作業機?

技術発展させる余力がなかった証なのかも

冒頭 暴走

氷都の民『ああ… ディース様… 何故このような罰を私たちに…

長年石飾りに塗りこめられていたガンダム起動

信仰対象だったガンダムが大暴れ

氷都の民の衝撃は相当か

機械と知ってたとはいえ、キリスト像が大暴れし始めたみたいなものですものね

なんとダンダダンな……

余談。宗教対象としてのMS

漫画版ガンダムZZでの旧ザクも彷彿

同作は外装を完全にコンクリで覆ってご神体に

原作TVでのキャトル様ポジション

ですがキャトル様が、人々にとって「役に立たない機械文明」の象徴だったのとは別物

純粋に神像として敬われていたようです

その点からも彷彿させますな

自称教祖パーナ『ディースの民よ、一切の欲望を断つのです』

どの口

自らの復讐、欲望そのもので暴れるパーナ

ただ「暴走」といっても制御はしてる

ちゃんと操縦できている

ただその負担に、パーナは耐えられるのか?

パーナだけが負荷で消滅する流れ?

パーナ『ディースの教えを実践するのです』

次々死亡、絶望する民を睥睨し嘯くパーナ

教えなんてのは基本救済、人々は救いを求めて宗教に集まって来るのでしょうに

教えを謳い、“信徒を”殺すとは残酷

またガンダムディース、機体外装が細かい

腰装甲がパネル分割

なんて作画が大変な細やかさなんだ……

パーナ『そして私と一つになるのです』

『身も心も私とひとつに

『新たなる教主 このパーナとひとつに…

物理的に吸収するつもりかと思わせる演説

まあさすがに無理でしょうが

もしもガンダムが能力増幅器ならありえるか?

見たとこそうではないようですが

ザカリヤ(氷都第三基地仕様)

基本、帝都ガンド・ラド所属機と同フレーム

しかし外装が強力そう

帝都による砂楼都襲撃機は、軽装かつ腕自体が火炎放射器に差し替えられた高火力仕様

対し肩アーマー、推進器など重装甲高機動

腕も普通に「手」です

氷都のは汎用性が高い感じ

足のブースターは第17話で帝都将軍部隊も使用

パーナ『ふふ… それでいい…』

機動絶記ガンダムSEQUEL 第31話 感想

『良き贄とならんことを

中の人がアレなのにカッコよすぎるワンカット

ちょうどいい見せしめだとばかりに飛翔

今回パーナは教祖気取り

先日はすべてへの復讐を掲げたものの

こうして支配するのが狙い?

神となって敬われたいんでしょうか

パーナ『ふふ……』

『ディースの名の下に殉教する姿

 実に殊勝

 実に献身的……

もちろんザカリヤ隊を瞬殺

彼らのおかげで、自分の権威がより高まった

自分の強さのアピールをできた

彼らは神である自分に尽くしてくれた

これぞ殉教だと

なんとも傲慢な物言いですね

ガンダム・ディース

装甲各部が大出力スラスター

また戦闘時は氷により虐殺

第24話「初代教主」の戦闘描写と同様

火を司るミナーヴァと対極的ですね

その点氷使いのジューンとも相性が良く、彼女こそ教主に相応しいとも改めて感じます

二体が対極、アヌビスはやや浮いてますな

中立的なポジション?

いずれ暴走するアヌビスに二機が共同戦線?

帝都カイザス『三国同盟の規約にありましたな』

『そのような事態に対応する為…

砂楼都スルミナル『……ええ

『同盟国の危機には助力を惜しまないと…

他方三国同盟会議、よもやの自国ガンダム暴走

氷都にとってよもやよもやだ!

際しニヤリと笑うカイザス

苦しい時こそニヤリと笑え

得たりといった笑み

これで氷都のガンダムを、ニ機がかりで潰せる

絶好のチャンスですわ

もっとも対地球の貴重すぎる戦力ですが……?

ガンダムパイロットたち

マリナン姫『私が… お前に似ている…?

君の姿は 僕に似ている

無論、理解できずに反発するマリナン

そらそう

思えばカオリスは、マリナンをずっと観察するように眺めていた

理解しようとしていた

マリナンはスルミナルと爺以外どうでもいい

ましてやカオリスには敵意しかない!!

マリナン『いい加減放せ!』

『放せってば!!

言い方可愛いな?

際しマサムネ、女性相手だと困惑

しかし直後、マリナンの魔眼で首チョンパの危機に遭い立ち尽くす羽目に

こわい(こわい)

即死攻撃持ちは怖すぎる!

カオリス『こいつの腕を押さえるんだよ!』

その点、同性同士のカオリスは気楽ですね

女の敵は

同性同士ならではの容赦なさ

ザガル統括官『待ちなさい』

待たれよ

傍目にどう見ても、カオリスがマリナンを殺そうとしている状況

が、アイムザット統括官は落ち着いたもの

さすが年の功

というか、そもそもこんな三人を同室に閉じ込めてる時点で相当なタマなんでしょうか

どう見ても殺し合い必至じゃないですか!

スルミナル『!?』

『お、お前たち マリナン様に何を…!?

機動絶記ガンダムSEQUEL第31話 感想

カオリス『見りゃわかるだろ 怪獣を躾けてるんだよ

何度でも 何度でも 叫ぶ この暗い夜の怪獣になっても

もといそらそうよPartII

特にマサムネのポーズが絶妙

ヘイヘイ!ネオスビビってるー!!

マリナン『あいつがいじめるの!』

カオリス『どっちがだ!

喧嘩両成敗……、ですかい?

幸いガンダム・ザガル統括官が騒ぎを収拾

二人は対ディース鎮圧へ

マリナン、すっかりスルミナルに懐きました

当初は爺と、疑似両親にだけ向けてた好意

しかしいつしかスルミナルにも

スルミナル個人はどうなのか?

元々「病んだ女児」呼ばわりも、基本優しい人みたいだし保護者となっていくのか?

見た目的にはだいぶ危ないコンビですけれども

プルシリーズ的な?

これまたZZ、プルシリーズを連想

プルシリーズは人工NT、精神安定に「マスター」役の人間を設定するよう“作られて”ました

意図的にマスターに依存させ精神安定

本作では偶発的らしいも

どうも似たような形になりつつあるらしい

特に幼さは初代プルっぽい

帝都カイザス『同盟国同士、共に協力しあいましょう』

氷都スルミナル『…………

今回最高の見せ場

スルミナル、本作ならではの最高に嫌そうな顔

どの口が!どの口が!!!

ですがスルミナルは常識

条約とあっては破れず、マリナンに「戦ってほしい」と頼み込むしかなかった

スルミナルは国益を最優先する男

いずれ変わっていくのか?

マリナン『ううんいいよ スルミナルの頼みなら』

スルミナル『マリナン様……

これまた基本献身的なマリナン

ここで、馬鹿なガキだと笑う男もいるでしょう

でもスルミナルは?

いずれ国益の為、彼女を切り捨てる

それとも不憫に思い、彼女を大切に思うようになるのか?

スルミナルの今後にも注目ですね

マリナンとお約束

またマリナンも、裏切られたら「またか」とあっさりぶち殺すタイプだと描写済み

幼いようで人を信頼しきれない

親の裏切りに深く絶望

彼女はどんな形で救われるのでしょうか

ガンダムファイト!レディーゴー!

パーナ『ガンダムが… 何故ここに…!

ガンダムファイト国際条約第一条、パーナは速やかにぶち殺されるべきである!

またガンダムはパイロットに依存

以前カオリス搭乗時はガス欠

すぐスラスターが着かなくなった

マサムネ乗り換えで、再起動した事が

また搭乗者を死なせる性質も

このままパーナが負荷で死に、カオリスとジューンが仲良く殺し合う運命なのか……?

スルミナルが言うからマリナンが頑張るのか?

作画負担は深まる一方である……!!

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機動絶記ガンダムSEQUEL 感想 2022年7月

機動絶記ガンダムSEQUEL 第1巻「背信の物語」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第2巻「ガンダム3機確認」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第3巻「母の真相」

機動絶記ガンダムSEQUEL 第1話「血まみれのカオリス」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第2話「絶望の記憶」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第3話「コキュートス」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第4話「コロニーの世界」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第5話「π(パイ)のデュラン」

※ここまで1巻収録

機動絶記ガンダムSEQUEL 第6話「神の間」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第7話「約束」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第8話「FACT」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第9話「懺悔」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第10話「罪と愛」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第11話「襲撃」

※ここまで2巻収録

機動絶記ガンダムSEQUEL 第12話「牢獄の姫」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第13話「砂の伝説」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第14話「ジューンの力」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第15話「不可解な依頼」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第16話「REPEAT」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第17話「解呪」

※ここまで3巻収録

機動絶記ガンダムSEQUEL 第18話「飛翔」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第19話「漆黒のリンドウ」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第20話「捕縛」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第21話「虚像」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第22話「暗躍」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第23話「クーデター」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第24話「殺意と快楽と」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第25話「月の儀式」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第26話「導師の力」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第27話「邂逅」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第28話「FUSION」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第29話「起動」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第30話「破壊」
機動絶記ガンダムSEQUEL 第31話「暴走」