葬送のフリーレン 第12話 感想[勇者の剣]戦士とえっちとハンバーグ ネタバレ

2024年1月3日

葬送のフリーレン 第12話「本物の勇者」感想

公式あらすじより引用

剣の里にやって来たフリーレンたち。そこは80年前に、世界を滅ぼす災いを撃ち払う者しか抜けない“勇者の剣”をヒンメルが抜いた場所。この里の周辺に湧いてくる魔物を退治するという役目を務めるために訪れたのだった。そしてフリーレンの脳裏には、80年前当時のことが蘇ってきて…。

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“勇者ヒンメルが抜いた"伝説の剣、シュタルク故郷・戦士の村とは

葬送のフリーレン 12話 感想

ヒンメルは勇者の剣を抜けなかった

シュタルクは故郷で蔑まれていた

どちらも傍目に「失格」も、ちゃんと行動で示し続けているんですね

でもシュタルクは愛してくれた兄も見捨てた

ホント彼の自己評価が低いのも納得…

バトル作画スゴかった…

たとえ勇者の剣が抜けなくたって

少し震えた声で決意を示したヒンメルが素敵

またシュタルクに、兄シュトルツとアイゼンが誕生日に作ってくれたハンバーグ

アイゼン曰く“頑張った戦士への贈り物"だと

兄も認めてくれていたという事?

肉言葉が染みる回だった…

本当にシュタルクはえっちですね……

本物の勇者、伝説の剣の里

葬送のフリーレン 第12話 感想

前回曰く創世記のみ現れた女神の剣

抜けるのは世界を滅ぼす災いを討つ勇者のみ

ヒンメルは抜けなかったも魔王を倒した

第一話、彼と一緒に聖剣らしいものが葬られ「埋めていいのか?」と思いましたけれども

あの剣はレプリカだったんですな

最終盤へのフラグ?

予言の災いも、勇者も別に存在するフラグ?

かつて魔王はフリーレンの郷を滅ぼした

現代と同一人物なら千年以上君臨

逆にいえば世界を千年も滅ぼしていない、滅ぼす気が無かったのかも?

もしかして魔王と災いは別物なのか?

シュタルク故郷「戦士の村」

幼い頃からシュタルクは臆病で失敗作扱い

しかし兄だけは可愛がり、魔族襲来で滅ぼされた際も命懸けで逃がしてくれたのだと

ほんの十年前にそんな強い魔族が?

シュタルク経歴が勇者じゃん……

抜けない?

君、実は伝説の勇者だったりしない?

戦士の里最強の戦士・兄シュトルツ

オープニングのマント青年って兄だったのね!!

てっきり正装したシュタルクかと

曰く白いマントは最強の

完璧超人かな?

そのマントが、泥だらけになるのも構わず教えてくれる様が素敵でした

一応シュタルクは死を見届けてないものの

やはり亡くなったんですかね…

戦士のハンバーグ

兄もアイゼンも、シュタルクの誕生日にハンバーグを作ってくれていた

シュタルクは不思議がってたも

あの地方では精いっぱい頑張った戦士への労い

兄も戦士として認めてくれていた?

修行への頑張りを労ってくれていたのか?

シュタルクも大概不器用ですが、兄と師匠からダブルで譲り受けた不器用さだったんですね

ちょっとしたデート回だったのも微笑ましい

シュタフェルいいよね……

Aパート 本物の勇者

フェルン『……フリーレン様が寝てしまいそうです

言った傍から寝て倒れてしまうフリーレン

勇者ヒンメルの死から29年目

前回半年過ぎたので29年目に突入しました

舞台はシュヴェア山脈

前回では山脈直前だったので少し進みましたね

なんて過酷な渋谷なんだ…

シュタルク『仕方ない、俺が背負うよ』

フェルン『でもシュタルク様、斧が

さすがに刃物とエルフを一緒に背負おうとは言わないシュタルク

代わって空いてる両手を差し出します

お姫様だっこ…ってコト!?

シュタルク『ん』

フェルン『ン………

何故か渋って、自分で背負うフェルン

前回はシュタルクを担いで

今回はフリーレン

どうも担いでばかりですな

フェルン『私が背負います』

シュタルク『え? なんで?

なんででしょうねえ

それが解からないからシュタルクは駄目なんだ

と言いたげな顔で旅路へ

ガンダム風に言えば「だから未だに嫁さんも貰えん」といったところでしょうか

クワトロ大尉もそう言ってました

舞台はシュヴェア山脈へ

前回はまだ山脈に入る前でした

しかし雪国の冬は厳しく、春まで半年足止め

春になり、ようやく山脈に入ったも「山の寒さ」で遭難寸前

山を舐めるな…ってコト!?

回想「王様」への謁見

戦士アイゼン『結局

『王様は銅貨10枚しかくれなかったな

子供のお使いかな?

第一話アンド前回曰く、ヒンメルとアイゼンにタメ口叩かれて処刑しようとした王様

まあ絵にかいたような暗君といった顔

ただ理由はちゃんとあると

僧侶ハイター『今まで多くの勇者が旅立ち、魔王の討伐に失敗してきたのですから』

何せ最低でも千年君臨する魔王様

その間、いちいち金払ってたら財政破綻しそう

昔の夕張じゃあるまいに

もはや王も期待していないのか

ヒンメル『まあ、地道に討伐以来をこなして路銀を稼ぐのも良いじゃないか』

『“冒険”らしいっ

ホント冒険大好きですねヒンメル

何か冒険譚でもあるのかね

現状そんな話はありませんが

ヒンメルが勇者を志した訳

フリーレン『ねえその剣、“勇者の剣”だ』

僧侶ハイター『レプリカですよ

曰く昔、行商人を助けた時に貰った

子供だましだと

第一話で、ヒンメルと一緒に葬られた剣と見た目は同じ

同じものなんでしょうか

ヒンメル『村の孤児院にハイターって、ムカつく奴がいてね?』

そうそうそこのハイター

前回言ってた孤児院の話をさっそく拾う

この二人は同郷なのね

そのハイターもアイゼンと文通するくらい仲良しですし

ホント仲の良いパーティ

『“偽物の剣しか持ってないから、偽物の勇者にしかなれない”と僕に言ったんだ』

『じゃあ本物になってやろうじゃないか

『そう思ったんだ

『僕はいつか、本物の勇者の剣を手に入れて魔王を打ち倒す

それが勇者になった始まり

子どものケンカが世界を救った

魔王が聞いたら膝からがっくり崩れ落ちそうな微笑ましいエピソード

そのハイターも今や生臭坊主

孤児院出身ゆえの実践主義なんでしょうか

アイゼン『はははっ』

まだ旅立ったばかりも、既に三人は仲良し

三人の笑顔に立ち尽くすフリーレン

これは回想で夢

こんな風にもっと話をしておけば良かったと

目に焼き付けておけばと

そんな後悔の一瞬でしょうか……

散っていく花

笑顔のヒンメル

花のように短い命

そんな一瞬でしょうか

美人薄命ってね…

ワンモアいい匂い

フェルン『フリーレン様、ようやく目を覚ましましたね?』

略『自力で歩けますか?

フリーレン『無理……

背負われたまま、フェルンのうなじに顔をうずめるフリーレン

小さなお子様かな?

年齢的に介護扱いされる事があるも

やっぱり母子ですよね

フリーレン『……いい匂い……』

フェルン『……もう

前回、シュタルクと同じセリフなのに反応が違い過ぎる

まんざらでもない表情のフェルンママ

ママも18歳かぁ……

シュタルク『フェルン、代わるぜ』

『ん、ん

フェルン『………………えっち

『…なんだよ……

なんででしょうねえシュタルク様

お姫様だっこしようとするシュタルクはエッチスケッチワンタッチだというフェルン

デリカシーが足りぬもの死の翼触れるべし

伝説の勇者の伝説

シュタルク『……本当にこんな山奥に集落があるんだなあ』

まあシュタルクも村育ちですけれど

一行はちょっとした城塞集落へ

まるで万里の長城

長い歴史を持つゆえでしょうか

幼女『おまちしておりました、フリーレンさま!』

フリーレン『君が今の里長? 若いね?

別に彼女は長命種ではなく

単に世襲制ゆえ若いとか

頑張って視線を合わせようとしていて偉いねェ~~

お母さん亡くなったのかね…?

49代目里長『ようこそ“剣の里”へ』

なんと本物の“勇者の剣”を今に伝える

レジェンド村だったか

だから一部の建物が立派なんでしょうか

もっともどこまで本当の話やら

シュタルク『この里の近くの聖域には』

『女神様が授けたとされる、“勇者の剣”が刺さっていたんだ

略『確か言い伝えがあって……

49代目里長『“勇者の剣を引き抜けるのは

 この世界を滅ぼす

 大いなる災いを討ち滅ぼす勇者のみ”

で、それを抜いたのがヒンメルなんだと

ただこの話、どこまで本当

第四話曰くエルフは数千年の歴史があるも、それでも創世記以降「女神」は降臨していません

数千年もちゃんと伝承できるのかね?

フェルン『ハイター様は何も』

何故かフェルンに話していない生臭坊主様

また魔王軍は最低千年存在しているも

千年も世界は健在

本当に「滅ぼす者」だったのかね?

里親の家

49代目里長『“しかし困りますよぅ、フリーレン様?

 半世紀後に

 また来てもらう約束だったのに”

『“温厚な私でも、さすがにブチギレですよ!!”

『…というのが、先々代のおばあさまの遺言です

冷たいよねえ

また三十年も遅刻してるよこのエルフ

勇者五十年放置事件のよう

つまりフリーレンは、五十年ごとに村付近にたまった魔物を掃討すると約束したのだそうな

五十年ごとに遭難する気だよこのエルフ

フリーレン『私は八十年ごとでも大丈夫だと言ったんだけどね……』

当時も三十年を巡る口論をしたと

何故なら、元々「勇者の剣」を守ってきた

ここなら八十年くらい余裕のはずだと

RPG終盤によくある村だった

フリーレン『じゃあ明日から始めようか、面倒事は早い方がいい』

ホント面倒くさそう

だからスパンを三十年増やしたしたんですね

とまれ久々の高機動戦闘回

主な敵は狼

シュタルク、フェルン共に危なげなく撃破

五十年周期の魔物退治

フェルン『どうして他の冒険者に討伐以来を出さなかったのですか?』

略・フリーレン『ヒンメルは英雄だからね

などと問答していると魔物の集団を発見

洞窟前に群れが

常識的には「ああ、誰か洞窟に逃げ込んだのかな」ってな場面ですね

にしても攻撃音がカッコイイ

飛び降りるシュタルク

その勢いのままに一瞬で殲滅

人間核弾頭かな?

シュタルク、重い斧を持ってるのに本当に軽やかに飛び回りますね

フリーレン達の狼を殺す魔法ゾルトラークも大活躍

狼も「魔物」なので魔族殺しが良く効く様子

基本的に魔族同種ですもんね

シュタルク『!! フリーレン、これって』

直後、巨大狼に潰されるシュタルク

でけえ

ボスモンスター出現演出!!

サイコガンダム(40m)くらいありそう!!

本作の戦闘音楽いいですね

フリーレン『新顔だね、たった八十年で主ヅラか』

シュタルク!まだ動けるでしょ!!

シュタルク『人使い荒過ぎるだろ!?

たった今、潰された人をコキ使うフリーレン

シュタルクが敵の片腕を切断

フェルンが防護魔法

フリーレンの大出力ゾルトラークで決着へ

ワンパン撃破

さすがフェルンとは火力が違う

シュタルクの頑丈さとんでもないですね

そら魔族の全力斧喰らっても平気だわ

勇者ヒンメルと勇者の剣

シュタルク『フリーレン、これはどういうことだ?』

『あれは“勇者の剣”だ

魔物が集まってくるのは、剣に引き寄せられるから

その掃討をお願いしてたんですね

ただそうなると違和感も

フリーレン『よっぽど勇者の剣が怖いんだろうね』

割に、魔王軍が放置したのが気になるところ

単に発見できなかった

ですがエルフ殲滅など、障害排除に熱心な魔王様にしては違和感ある話

或いは脅威とみなさなかった

彼が本当の神話を知ってたからとか?

フリーレン『ヒンメルは、この剣を抜けなかったんだ』

回想、今代の勇者も駄目かと淡々と言う里長

おばあさま美人

いかにも淡々とした口調

伝説の守り人って雰囲気ですね

ヒンメル『……いいじゃないか、偽物の勇者で……

『僕は魔王を倒して世界の平和を取り戻す!

『そうすれば、偽物だろうが本物だろうが関係ない!

最初の一言は辛さをこらえるような

夢破れたんですものね…

でもすぐに新しいアプローチで立ち直った

そして成し遂げたのか

フリーレン『あんな剣は無くたって世界を救ってみせた』

『本物の勇者だよ

さすがにより優れたレプリカに変えたか

或いは幼い頃の剣を使い抜いたか

いずれにせよ弘法は筆を選ばず

しかしシュタルクも化け物ですが、“勇者”の戦闘力ってどんな長所があるんでしょうね

普通は魔法剣士的な汎用型ですけれど

フェルン『ではなぜ、その事実を隠しているんですか?』

フリーレン『ヒンメルを英雄にしたがった連中の仕業かな

別に「この村」が積極的にそうした訳じゃない

どうも魔王討伐後そういう事に

で、口裏を合わせる為に村も情報操作に手を貸したという事なんでしょうか

だから「英雄だから」か

フリーレン『勇者の剣が抜けなかった』

『なんて格好悪いエピソードは“英雄”には不要でしょ?

その隠ぺいへ、剣をこっそり守り続けている

だから外部委託できない

村人たちもかなり強いみたいですが

フリーレン『英雄というのは』

『どうしても後世の連中が勝手に美化していく

『そしてそのうち、原型すらなくなってしまうんだ

なんだか虚しくなる

ふと「本物のヒンメル」を浮かべるフリーレン

彼が覚えてるのはしょうもない青年

ただの愉快な青年でした

その原型すらなくなり、立派な英雄へと作り変えられてしまった

彼女の体験談であるからか

もしかしたら前回のクラフトも?

彼の英雄譚も正義も忘れられた

彼もまた、自分の行いの原型すらなくなっていくのを見届けて来たんでしょうか

長命種ならではの悲しみ

リアルタイム世代と後世の評価の差

アニメでさえ言えますな

ガンダムSEED的な

里長『“フリーレン様ならやってくれると信じていました”』

『“マジ感謝”

『これもおばあ様の遺言です

シュタルク『お前のばあちゃんの遺言どうなっているんだよ

ダブルピースして言ってそう

回想でクールだった先々代

晩年はファンキーモンキーベイビーなばあちゃんになったんでしょうか

やっぱ会いに来るべきだったのでは

フリーレン『じゃあまた、半世紀後に』

里長『今度は遅れないでくださいよーっ

ちゃんと半世紀後に訂正した!!

さてどうなるか

最終回でフリーレンが死亡・・・・・・・・し、フェルン達が会いに来るというケースもあるんでしょうか?

いや縁起でもない話ですが

勇者の剣

見た目、ボロボロで役立ちそうに見えません

単なる汚れかあるいは錆か

ドラゴンクエストⅥみたいですな

何故ヒンメルでも抜けなかったか

単に剣が認める水準に達しなかったか

或いは魔王と災いは別か

たとえば「魔王は、災いと比べれば黙殺しても仕方がない小者だったのだ…」的な?

ダイの大冒険的な?

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Bパート 半年ぶりの街

勇者ヒンメルの死から29年後 北側諸国アペティート地方

シュタルク『久々の街だな~、羽を伸ばせるぜっ

ほぼ一年振りなのでは?

さっそく街に繰り出すシュタルク

さっそく宿屋に引きこもるフリーレン

あんた半年引き籠ったのに

あんなに一緒だったのに

下着めいた簡易な服でくつろぐフリーレン

千年前みたいですな

シュタルク『あ、そうだ。今日はシュタルクの18歳の誕生日だから』

それはもうフェルンを怒らせたそうじゃ

フェルンは2年前に16歳

すると同年代なのか

足をぱたぱたさせてる場合かこのエルフ

フェルン『フリーレン様は何をプレゼントするつもりなんですか?』

聞かれ、珍しく俊敏に起き上がるフリーレン

よっぽど自信があったらしい

アングルがえっち

フリーレン『とっておきだよっ』

言ってトランクの中をかき回すフリーレン

中身こんななんだ…

ガラクタが所せましと入ったトランク

ドラえもんかな?

フリーレン『“服だけ溶かす薬”』

『男ってのはね、こういうの渡しておけば喜ぶんだよ…

『って先生が言ってた

『ふふーん

ちゃんと口調まで真似ちゃって

結果頭からドボドボかけられるフリーレン

正しい

たぶん男って、こういう薬を渡すと好きな人を襲うのに使うんじゃないでしょうか

知らんけど

フリーレン『あ、あ、あー!?』

フェルン『この下品な薬、買った時に“返品しろ”って私、言いましたよね?

蔑むような眼をありがとうございます

あざます

まるでジブリみたいな悲鳴で服だけ溶かされるフリーレン

本物じゃったか

いい悲鳴あげんじゃねえかよフリーレン

フリーレン『……この薬、貴重だったのに』

際し、指輪に目をやるフリーレン

オープニングでも描写

ヒンメルの遺品?

指輪を贈った、としたら意味深ですね

フリーレン『……ああ、これがあったか』

何やら手記を見つけるフリーレン

全裸

すぐシーツを羽織ったも、裸の描写がほぼないのは現代的というかなんというか

服着てるのと変わらないレベルの描写

シュタルク、18歳の誕生日

若い頃はさぞ美人だったらしい町のおばさん『荷車を押すのを手伝ってくれてね』

略・子供『俺たちと遊んでたぜ

子供『木から降りれなくなったところを助けてもらったんです

牛飼い『暴れ牛を止めてくれてねぇ

他方フェルン、シュタルクを訪ねて三千里

フリーレンがグダってた数分で……

ヒンメルもこんなだったのかね

基本、気のいい兄ちゃんな戦士シュタルク

あの村で結婚してないのが不思議

フェルン『シュタルク様が、あんなえっちな薬を貰って喜ぶはずが…』

シュタルクは人格者だと感心するフェルン

矢先、夕暮れ空を見上げるシュタルクが

詩的ですね

珍しくフェルンが笑顔だ……

シュタルク『おお! あの雲、おっぱいみたいだ……』

フェルン『(えっちだった……!!)』

シュタルク『マジかよ…!!

『あっちはウンコだ……

フェルン『(違う…、こいつガキなんだ……)』

様からコイツにクラスチェンジ

珍しいフェルンのタメ口

君のタメにできること

まあガキでもなければ、色気づいてフェルンとギクシャクした感じになるでしょうし

この性格だから上手く回ってるんでしょうか

ありがとうアイゼン

シュタルク『フェルン! ちょうどいいところに、あの雲さぁ!!』

『……すみません、なんでもないです

さすがシュタルク様、危機管理能力が高い

無言で蔑む目をしたフェルン

もう一年も蔑まれているんですものね…

フェルン『今日がシュタルク様の誕生日だからです』

シュタルク『そうだっけ?

『それと欲しいものに何の関係があるんだ?

略『え?何かくれんの?

フェルン『やっぱりなんかムカつくからあげない

口を尖らせたフェルンがかわいい

やり取りが剛速球

一連の騒動で気疲れし、直球で聞いて直球で打ち返されてしまったフェルン

ただ意外ですがからかった訳じゃない

素朴ですねシュタルクは

シュタルク『俺、誕生日にプレゼントとかもらった事がないんだ』

だからそういうものだと思っていたと

曰く両親もアイゼン

以前師匠に失望されたと思ってたシュタルク

フリーレンが否定したものの

彼当人には話してないままなのか?

フェルン『そういった風習だったのですか?』

シュタルク『いや、単に俺が大事にされていなかったんだろうな

『俺の故郷は戦士の村でさ?

さらっと重めの過去だった

剣の里に続き戦士の村

シュタルクは故郷を見捨て、逃げた自分を「臆病者」と自己否定しているものの

幼少期からの年期物だったんですね

『弱い奴の居場所なんてなかった』

普通の村でなく戦士の村だからこそ

特有の事情ゆえに重い

ある意味「風習の話」か

回想 最強の戦士シュトルツ

シュタルクの父『怪我どころか返り血一つ、泥一つ跳ねていない

『汚れ一つない白いマントは、この村最強の戦士の証

『シュトルツはこの村の誇りだ

シュトルツ『当然だ親父

どうも若い、現役戦士はみな白いマントを着る

しかし普通はすぐ汚れる

汚さないのが強さの証か

親父だけは師範、引退戦士か黒いマント

シュトルツの言いようも傲慢に聞こえるも、どうも“父に合わせていた”らしい

案外シュタルクそっくりの性格なのかも

父『それに比べてシュタルク、あいつは失敗作だ』

いくら修行しても魔物とまともに戦えない

修行しても成果が出ない

どうも当時から臆病

この村、ほんの小さなころから魔物と戦わせていたという事らしい

ストロングスタイル過ぎる

父『毎日あれだけ修行しているというのに』

ただ父さん、ちゃんと修行している事は見てくれているんですよね

そこは本当に尊敬できると思います

シュトルツ『愚弟に稽古をつけてくる』

シュタルクは木刀で木型相手に特訓中

どうも本来は剣使い

斧はアイゼンに師事して趣旨替えしたものか

剣だとどのくらい強いんでしょう

シュトルツ『シュタルク』

シュタルク『ふんっ!!

兄に気付かず、“泥を跳ねさせた”シュタルク

愕然としたシュトルツ

この表情!

すると本来シュトルツなら、この状況でも避ける事が出来たんでしょうか?

そこに弟の素質を見たのか?

シュタルク『兄貴? !? ごめ……!?』

シュトルツ『……良い集中力だ

兄は叱らず、剣を教えてくれた

それも例の白いマントを、泥だらけにして視線を合わせて教えてくれた

これだけで泣かせる人柄でした

ですがだからこそ、より深い傷になったのか

シュタルク『そんな兄貴も見捨てて逃げちまった』

葬送のフリーレン12話 感想

『家族から祝ってもらえなくて当然かもな

『俺は逃げてばかりの失敗作だ

戦士の村もまた魔族によって襲撃を受けた

既に魔王が滅んで半世紀経つも

なぜ中央諸国に?

エルフの村を焼いたの同様?

襲ったのは、先のリーニエのように強大な斧を持った魔族

本作の魔族は魔法に特化した種族であるも

これも魔法の一環?

シュタルク『……ヒンメルだったらきっと逃げなかった』

勇者の剣を思い浮かべるシュタルク

ヒンメルは偽物と言われても、頑張って跳ねのけて本物になった

自分とは違うんだと

あの逸話で一層に傷付いたのか

フェルン『……シュタルク様、プレゼントを選びに行きますよ』

『過去なんて関係ありませんっ

『私の見てきた“戦士シュタルク”は、一度たりとも逃げ出していません

あなたの行いが証明しているんだと

奇しくもヒンメルと同じ

シュタルクだって行動で証明してきた

認めてないのは彼自身だけ

そう思うのも仕方ないくらい年季の入った、ひどい決定打まで備えた完備品の悩みであるも

きっぱり否定してくれるのが優しい

シュタルク『……この先、逃げるかもしれねぇぞ……』

フェルン『私たちが逃がしません!

シュタルク『でも俺は……

言い切ったよこの女

なおも納得しなかったも、強引に品選びに

とまれ今回、主退治で「人使いが荒い」とシュタルクが愚痴っていたものの

だからこそ逃げずに戦えるのかもしれませんね

知らなかったのか?

大魔王フェルン達からは逃げられない

シュタルク『うーん……』

『じゃ、これにしようかな』『それは高いから駄目

否定が早い

彼ら稼ごうと思えば幾らでも稼げるでしょうに

悪く言えば世間知らず

良く言えば無欲

師匠譲りなんでしょうね

結局、銀色の腕輪を購入

なんだか手を繋ぎそうでドキドキする構図

これ実質デート回なのでは…?

でもこいつガキだし…

「戦士」のハンバーグ

フリーレン『おかえり、遅かったね』

葬送のフリーレン第12話 感想

厨房のフリーレン

馬鹿な彼女が働いてるなんて…

もといバカみたいにデカいハンバーグを焼くフリーレン

フリーレン史上珍しい家事姿

ヒンメルがあっちで悔しがってそう

シュタルク『誕生日と言ったらこれだろっ』

『師匠もプレゼントはくれなかったけど、誕生日のハンバーグだけは作ってくれたな~

あるやんけプレゼント

困惑のフェルン

シュタルクまたも”気付いてなかった”

というか伝えて貰ってなかった

フリーレン『アイゼンから聞いてないの?』

略『戦士ってのは不器用だね…

フェルン『フリーレン様がそれを言うんですか?

ツッコミが早い

もっともこればっかりは冗談でもない

フリーレンの悩みそのものか

フリーレン『私も不器用だからわかる』

『馬鹿だよね

『想いってのは言葉にしないと伝わらないのに

たとえば例の「花探し」事件か?

フリーレンはかつて、師匠の大好きだった花畑を作る魔法をヒンメル達に喜んでもらった

それがきっかけで魔法探しにのめりこんだ

千年ずっと復讐だけに生きて来たのに

今思えばあの事件も大きく影響

けどヒンメル達には伝えなかったんでしょうね

回想 アイゼンの地方の風習

アイゼン『これは俺の地方の風習でな?

『精一杯頑張った戦士をねぎらう為の贈り物だ

『俺からの誕生日プレゼントみたいなものだ

勇者ヒンメル『でもアイゼン、俺たちは戦士じゃないぞ?

アイゼン『頑張ったものはみな戦士だ

安心の脳筋発想

ブレインマッスルが逞しい

アイゼンは十年、仲間の誕生日の度に焼いてた

シュタルクへのプレゼントでもあった

フェルンが何気なく言った言葉通り「地方の風習」で、プレゼントしていたんですね

言われないから気付かないだけで

シュタルク『“精一杯頑張った戦士”…?』

葬送のフリーレン 12話 感想

回想のシュタルク『兄貴、なに作ってんだ?

回想のシュトルツ『ハンバーグ

『誕生日だろ? ……親父たちには内緒だぜっ

クラスの皆には内緒だよ♪

アイゼンと同じだったのか?

兄は「頑張った戦士」と認めてくれていた

このあと村を逃げて拾われた為、アイゼンも同じ地方に住んでいたはずですものね

戦士は不器用

兄もだったのだと

回想 兄シュトルツ最期の言葉

シュトルツ『逃げろ。シュタルク、お前は生きるんだ……

シュタルクは知る由もないけれど

兄は最期笑っていた

逃げて良かった

「が」逃がしてくれた、負い目なんか感じなくていいんだと思い出せたのか

思うべきはごめんなんて言葉じゃない

ありがとうって最期だったと

フリーレン『アイゼンからレシピを貰ったんだよね』

『どう? 美味しい?

後はシュタルクの顔は描かれず

震えていた唇が切ない

当時はめちゃくちゃ泣いて逃げた

悲しくて申し訳なくて、兄の最期を記憶から消してしまっていたんでしょうか

兄の最期を思い出し、泣きそうになったのか

兄も師匠も愛してくれていた

シュタルク『……ああ……』

フォークにかみつく勢いで頬張ってしまうシュタルク

自分を失敗作だと思っていたけれど

二人は認めてくれていた

少なくともアイゼンは「頑張った戦士」と認めてハンバーグを焼いてくれていたんですね

ヒンメルと同じく証明していたのか

フリーレン『あとこれ!まだ少し残ってるから』

フェルン『また頭からかけますよフリーレン様

かけろフェルン

服だけ溶かす薬リベンジ

いつかどっかで役立つんですかね

この恋愛に縁がない二人が、くっつくきっかけになったりするんでしょうか

薬、まさかの再登場でしたわ

シュタルク『え?どういう…?』

フェルン『えっち

シュタルク『え?なんで?

フェルン『えっち

シュタルク『いやだからなんでだって!?

フェルンにえっちと言われる人生だった…

シュタルク主人公回ですね

実は勇者の剣抜けたりしない?

彼が規格外の頑丈・剛腕なのも、実は生まれと幼い頃からの鍛錬あってのものだったのかね

10歳足らずで魔物と戦わせてたみたいですし

だからえっちなのかい…?

故人の想い

死んだ兄は、心の底から愛してくれていた

想いもかけぬ形で伝わるのが素敵

本作テーマそのものですね

遭難のフリーレン

前回に続き遭難も、千年ほぼ同じ場所で「魔王軍から隠れてた」訳で

第一話曰く独り旅したのも中央諸国

雪国に慣れてなくて当然か

まさか魔王も、雪国におびき出せばたやすく倒せていたのでは…?

次回、第13話「同族嫌悪」

またヒンメルが死にかけてるー!!(多分)

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葬送のフリーレン 第16話「長寿友達」

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