SYNDUALITY Noir 第23話 感想[イストワールの正体]ヴァイスハイト真なる狙い ネタバレ
シンデュアリティ ノワール 第23話「Over the limit」感想
公式あらすじより引用
ヴァイスハイトの奇襲によりミステルを奪われてしまったカナタは、ミステルを取り戻すべく、トキオとマハトと共に残されたもう1機のロケットでヴァイスハイトの後を追う。ついに辿り着いた伝説の地「イストワール」。そこで待ち受けるヴァイスハイトの真の狙いとは―。
有料ディズニープラス独占配信 月曜深夜24時30分
https://twitter.com/SYN_noir/status/1769997486247051580
イストワール到達、その建造目的。ヴァイスハイト真の狙いとは
OPもEDもカットの濃厚なクライマックス回!!
ヴァイス、イストワールで全メイガスを停止へ
真っ先にやるのがそれ!?
そこまでこだわる理由とは何なのか
ですがノワールは、プログラムがメイガスではない為か無事でした
曰く震える、不調でなく怒り?
あのぼんやりした子がそんな強い感情に…
メイガスと組んだ未熟な少年カナタ
メイガスを否定する強者ヴァイス
メイガスを軸にした対決か
ノワール正体は最終回まで引っ張るのね
ヴァイス、狙いは必要とされる事?
この計画で世界は彼に依存する事になる
彼はシュネー曰く人間不信
もしかしたら、ただ「他人に必要とされたくて」起こした事件なのかもしれませんね
今回ノワールは皆に愛されてました
何も出来ないのに愛されてた
それは、何でもできるのに愛されないヴァイスと対照的にも感じます
愛されるへっぽこなのはカナタも同様
ヴァイス本音はどこにあるんでしょう
イストワールの正体
正体は地球保全用のデータベース衛星
いわゆるノアの箱舟か
DNA情報などあらゆるデータが保存、これがあれば地球復興ができる
まさに歴史と書いてイストワールなんですね
実にフランス語
某アナハイム社を思い出しますな
およそあらゆることができると豪語
実際全メイガスを停止へ
おそらくエンダーズ、毒雨の排除なども容易と言う事なのか
ここに到達する為の座標データ
そして鍵となるのがミステルに搭載されたブラックボックスだった
パスカルはとんだものを持ち出したもの
曰くアメイジア崩壊で唯一残った
本来はいくつかあったのでしょうね
何故ブラックボックスでさっさとイストワールに向かわなかったのか?
毒雨で地上に行けなかったから?
でもパスカルは地上活動できてましたし
その名の通り開封できず、ノワールが現れた事で読めるようになったんでしょうか?
特にそうした事は劇中では語られず
ヴァイスの真なる狙い
真っ先にやったのは全メイガス停止
ヴァイスはメイガスが人類を蝕んでると宣言、全機体を強制停止へ
最優先事項だったのか
人類を愛してるからって訳でもないでしょうし
ただメイガスが嫌いだから?
実際シエルに触れて消毒もしてました
幾度となく初期化されていたシエル
ですが十年前、トキオがいた頃は特にそんな描写は無かったように思えます
トキオも驚いてましたし
何かの拍子に初期化され、やっぱりただの機械だと悩んだとか?
個人的な問題なんですかね
また設定上、シエルはヴァイス成長の為に最適化されたメイガスだったはず
彼女が大概「嘘つき」だったように
本音を隠しているんですかね
イストワールは地球データベースだった
また防衛システムらしいものは無し
第20話曰く「Notationally Omnipotent Interactive Reproducter」だそうですが
イストワールの機能そのものの縮小版?
置いてきぼりじゃないですか!?
見せ場はやはりフィックス
しかし失われた飛行技術を、カナタが手に入れてるとは思いませんでしたわ
たぶんミステル経由なのでしょうけれども
技術力が各段に向上
ですがノアは数段上
ノアはアメイジアの技術継承だけでなく、発展させた機体なんですかね
冒頭 イストワールの能力
ノワール『ミステルがいる場所……、私が…、生まれた場所……』
完敗し暗澹としたラストから一転
晴れやかな空を見上げる冒頭
己の故郷、イストワールへ手を伸ばすノワール
果たして正体を知ってなお地球に戻れるか?
今回もオープニングは無し!!
イストワール中枢『ミステルと呼称される個体との交信記録確認
当施設と
使用者のインターフェイスに設定』
ミステルは文字通り鍵として使用
インターフェイス、わかりやすく言えばテレビのリモコンのようなもの
イストワールとヴァイスの仲介装置
以降もヴァイスに必須
返したくても返せないって訳ですね
略『“汝の叡智はあらゆる解を導き、かつあらゆる願望を現実にする”とは真か?』
イストワール中枢『réponse
我は蓄積された知が及ぶ限り
すべての解を示す』
『実現可能な解であれば、願望たる解もまた現実とする………』
対し何か命じたところで冒頭終了
思った以上になんでもあり
あらゆる願望を実現、言い換えれば願望がモロに出るシステムだって事
ヴァイスの望みがハッキリ出る訳ね
どうもかつて建造した人類は、ブラックボックスをここの鍵として残したらしい
それを積んでたので鍵になるワケか
Aパート トキオとマハトの決着
マリア『帰りはどうする気?』
カナタ『イストワールまでたどり着けたら、後はなんとかします!』
前回翌日? 突貫作業でシャトルを改造
本来ならマリアが乗るはずだった二号機
その積載量を増加
結果「片道切符になった」との事
カナタの言い分は無謀も、イストワールの機能を知ってる視聴者としては問題なしですな
なんでも現実化するイストワール
3Dプリンタで物理的に何でも作れるでしょうし
近くの森に留まっているイデアール一行
マハト『……我を笑いに来たのか』
トキオ『だから誤解だって~』
まんまガンダムオマージュな会話
とまれイデアール一行は、ヴァイスの裏切りに遭ってどうすべきか苦悩中
事前相談なくヴァイスだけ宇宙へ
捨て駒にされた気分なんでしょうね
シュネー『……!!』
トキオ『もっと早く、お前と真っ直ぐ向き合うべきだった』
略『一緒に来い、マハト!!』
ようやく頭を下げる事が出来た
ただそれだけ
それだけで解決する関係だった
もちろんヴァイスに捨て駒にされ、信頼が揺らいでしまったのが和解の一因であろうも
きっと頭を下げればそれで良かったのね
前回トキオを殺そうとしたも
でも本当は、ただ一緒に行きたいだけだったとも言ってました
こちらもただ回り道しただけ
似た者同士な兄弟でしたわ
依然、人類への考え方は隔たりがあるも
メイガスを守りたい気持ちは一緒
意外やマハト、黒仮面をまだまだ外さない辺りは「ケジメ」を感じますね
良い意味でクソマジメですわ
エリー、最後のせい戦
出発前夜 カナタ自室
カナタ『俺…、行くよ、イストワールに』
『俺に出来た家族を助ける為に』
イストワールを夢見た両親の遺影に、そこに行くのだと語るカナタ
ミステルは家族
友達じゃなくて家族なのか
あんなにケンカしていたのにねえ
余談、実母不在はあまり掘り下げはありませんでしたね
メイガスに育てられメイガスに偏見がない
そんな人柄を描くポジションか
エリー『キメるって何よー!?』
そんな夜、エリーが放り込まれる事案が発生
ほー!がかわいい
こんな可愛い幼馴染がいるカナタ
良き兄貴分といい
家族は無くとも幸せな青年ですわ
どこのスピードワゴンだ
エリーを成長させるべく特化した人格
ラブコメ脳メイガス!!
十年?見守ってきたのは伊達じゃない
エリー『もっかいカナタに預ける! 無事に戻って必ず返す事!!』
昔カナタにもらったキーホルダーを貸すエリー
戻って来いという約束のアイテム
懐かしいですね
ツーカーなのがさすが幼馴染
エルー『……うんっ、知ってる♪』
約束は守れど気持ちには気づかない鈍感
微妙に狂言回し、想いが届かないのが様式美みたいになってるのがやや不憫
当人が幸せそうだから野暮か
距離を縮めようと覚悟を決めるエリー
しかし状況が良くない
良くない事に気付いてない辺り、アンジュも恋愛的にポンコツなのでは
『高度三十万フィート! 地上からおよそ百キロ上が「宇宙」なんだ♪』
略『楽しみだなぁ~♪』
カナタ、冒険しか目に入っていない!!
ラブコメは死んだ!!
もういない!!
エリーが近くにいるのが当たり前すぎて、ドキドキしないカナタ定期
もうこの男、一度不幸になるべきでは?
前文明のものを意味もなく拾い、部屋に飾るようなちょっと変わったタイプ
恋愛とか考えてる暇がなさそうです
作れよ暇
結局ノワールを探しに行ってターンエンド
頭に冒険とノワールしかない
それも恋愛というより、もう子供を見守る父親みたいな心境になってますね
エリーはカナタを押し倒すなら
まず別の部屋に連れ込むべきだったのでは
ノワールと「皆」
市場で皆に囲まれているノワール
マム『遠足に行くんじゃないんだ!? 余計な荷物持たせるんじゃないよ!!』
皆にあれこれ持たされていたノワール
小さな子供かな?
すっかり町のマスコットに
先の料理回といい、ちょくちょくマーケットに来てたので顔なじみなんだそうな
いや別にメイガスは風邪ひかないよね?
マム『……まあそれくらいな景気づけにいいかねえ…』
さすがに怒る気を無くすマムであった
本作では花は貴重
それを持ってきた真心までは怒鳴り付ける気になれなかったらしい
マムもなんだかんだでツンデレ
ノワール『帰って…、来たら…?』
ここが自分の帰るべき場所だという事
イストワールとの間で揺れてるのか
最後はまたライブですかね
バンドも組もうぜ!バンドを組んだぜ!!
ややあってカナタとエリーも合流
ノワール『あの……、お願いがあります』
マム『ン? ……ああ、またかい~、……仕方がないねェ~~~』
何かと思えば記念写真
マムのメカが撮影に向いてるらしい
すっかり孫に甘い婆ちゃんみたいになったマムさんであった
記念写真を撮って旅立ちへ
ラストも記念写真で〆る感じですかね
打ち上げ直前 ノワールの「動機」
翌日 マリア研で打ち上げ準備中
マイケル『知っているかトキオ? 植物は酸素を作り出すんだぞ!!』
と、野菜を持ってくるマイケル
いやそれ違う
でも本作で野菜は超高価
こんなに持ってきてくれる優しさプライスレス
マイケル『ン? コーゴーセー?』
大丈夫、知らなかった!!
安心のマイケル節
もっとも多分、光合成などについては彼の方が「普通」なんでしょうね
トキオは実はちゃんとした教育を受けている
そんな裏話がホント意外でした
第一話以来のボケも教養の前振りだったのね
どこまで本気なんだか
最終戦に参加できず
クラウディアはアメイジアで育ち、荒んだ世界を体験した世代
加えてゼロ型があるから実力者
カナタより格段に厳しい社会を生きて来たんでしょうね
汚い手段を使うのも経験ゆえか
フラム『え?』
ノワール『でも頑張ります、皆がいつまでも笑顔でいられるように……』
ノワールも大きく変化、皆を好きになった
当初はマスターであるカナタの事だけ
しかし皆を好きになった
市場では人、そしてフラム達メイガスを好きになったのだと強調
その為なら自己犠牲もしそう…?
カナタの夢を知る彼女ならでは
彼女はトキオに続き、夢を笑わなかった二人目の人間でした
騙されもしたけど大事な人
また彼女は、メイガスの為に生きる人間もいるって代表格だったのでしょうね
ヴァイスと正反対ですわ
『人選にも驚かされたわっ』
黒仮面のギルボウが搬入中
彼女は、フラムの整備資金目当てにイデアールに協力した傭兵ポジション
彼女ならではの台詞か
思った以上にノンポリな人でしたね
マリアの夢が叶う瞬間
輪から離れて見守る黒仮面マハト
マハト『故事に言う呉越同舟とでもいうべきか……、剣を交えて日も浅いというのに』
『誰も我がいく事に異を唱えぬとは……』
歩み寄って来るカナタ
カナタ『“昨日の敵は今日の味方”、それもまたドリフターの流儀なんですっ』
思えばその代表がクラウディアでした
思いっきり敵対したけど和解
今さらマハトに拒否反応なんてない
対するマハトはアメイジアの価値観、現代価値観に近い考え方なんでしょうね
でもカナタ達の世界はもっとざっくりしてる
良くも悪くも発展途上ゆえか
『無論……、カナタ、貴様もだ』
改めて対等に話してくれるのが優しい
キャリア遥かに上なのに
またマハトは、地上の遅れた文明の人々を守ろうともしていました
その彼が逞しいと羨望した
これも変化というべきでしょうか
動機を再確認するマハト
様をつけないのが変化を明示してますね
やがてマリアの呼びかけで搭乗
前回の騒動で、施設が未だに壊れてる辺りは突貫作業感がスゴいですな
マリア製造 M512号出航へ
マイケル『すごい!すごいぞボブ!!』
ダニエル『長生きはするもんじゃのう!!』
皆の感動を背に受けてシャトルは出立
何せ異常気象が原因ゆえ、百年も空を飛ぶ事さえままならない世界だった本作
シャトル打ち上げなんか奇跡ですね
これもアルバ由来の毒雨ワクチンのおかげ
そして復興のおかげか
ようやく夢の成就を喜べたマリアさん
つくづくヴァイスの罪はデカい
本来なら前回時点で、こうやって喜べたはずだったというのに
他人の夢を横取りしたんですものね
初めての宇宙、ミステルが「鍵」な訳
カナタ『…宇宙だ…!! ………あれが、地球…!!』
ノワール『前に見た、膿と同じ蒼さです』
カナタ『大きいなぁ……』
『あれが俺たちの暮らす世界……』
幸い航行は全て自動制御
感動するカナタ
地球は丸い、自分の世界を眼下に眺めるというのは心からの感動でしょうね
本作はあいにく観光どころではないも
宇宙体験はしてみたいものですね……
ムートン『全てはミステル殿の開封されたブラックボックス内の知識によるものです』
マハト『それもまた我らが鍵、ミステルを欲した所以だ』
であれば何故アメイジアが行かなかったか謎も
当時は解読できなかったのか?
何せブラックボックス
ノワールがインストールされた事で、解読できる状態となったんしょうか?
とまれ敵が追ってるのはミステル
だからノワールの姿なら気付かれなかった
パスカルの配慮のおかげですね
第一話以来の目的地到達へ
第一話でノワールが導くと言うなど、ここに向かう旅だとは思っていたものの
ここまでかかるとは
リング状の構造物が多数
重力エリアなんですかね
天使の輪っかを思わせる神秘的な形
そろそろ敵の砲撃があるかと思いましたが
作中ではその想定もないらしく、かなりのんびりした口調で話していました
問題はそこじゃないのか
略『マリアから聞いてないのか?』
いきなり不穏な単語
冒頭曰く搭載量拡張、ギルボウを積むべく改造
それにより着陸系装備は全廃したそうな
思い切った軽量化はマリアの特権
マハト『ン? 我のせいか? 許せ』
こっちのだいぶのんびりしてます
ベテラン勢頭おかしくない?
厳しい戦場を抜けて来たから?
ノワール『ぶちかませっ』
トキオ『よく言った相棒!派手にいくぜぇ!!』
こうしてイストワールに無事衝突
さようならカナタよ永遠に…
無重力、低重力な宇宙ステーションならではの展開でしょうか
幸いヴァイスが乗ってきたシャトルがあるも
これでフツーに帰るのか?
こっちは帰還まで想定した設計でしょうし
とまれ悠長に待っていたヴァイスが出撃
正直、近付いてきた時点で撃ちまくれば簡単にカナタ達を殲滅できたも
なんだかんだでトキオ達に愛着があるのか?
Bパート 楽園イストワールの正体
マハト『地上と隔絶して一世紀あまり、人が孤独に生きるには長すぎる年月だ…』
イストワール内は生身、普段着で通行可能
しかし人影はない
放棄もしくは死に絶えてしまったか
食料も何とかできそうですけれども
トキオ『一言で言やあ、ここは地球そのものだ…… 』
カナタ『え?』
マハト『簡単に言いすぎだ、リヒト』
『イストワールとは、人類発祥からの歴史・文化・技術、更には動植物などの遺伝子をことごとく保存し、地球の全てを記録した巨大なアーカイヴだ……』
カナタ『地球のすべて……?』
マハト『仮に種が絶滅しても、イストワールが健在な限り復元が可能と言う事だ
テクノロジーや文化についても
同じことが言える…… 』
フランス語で「歴史」を意味するイストワール
いわば科学が生んだノアの箱舟
実在するスヴァールバル世界種子貯蔵庫、北極圏ワールドアーカイブを合わせたようなものか
前者は2008年ノルウェーに設立
後者もその傍に存在
後者のデータベースは、500年から1000年もつと考えられているそうな
衛星軌道なら地震被害などもない
より安全と考えての処置ですかね
だからイデアールが狙った訳か
あらゆる知識が収蔵
ゆえに、蓄えた技術によって何でもできる設備という事らしい
もっとも計算にはそこそこの時間が必要
旧文明は雨であっという間に滅亡
この設備で対抗する時間もなかったと言う事かね
カナタ『すごい!想像をはるかに超えた楽園ですよここは!!』
トキオの予想と裏腹にはしゃぐカナタ
確か父が研究者
カナタ自身旧文明に興味
それゆえ、旧文明そのものであるここは研究しがいのある宝の山といったところか
勉強嫌いのトキオと対照的なのね
結局、再び機体に乗って上部へ
コアへのシャフト内で決戦か
わざわざ降りたのは、カナタに施設を見せてやりたかったんですね
トキオさんってば世話焼きな
ヴァイスハイト、その「目的」
ヴァイスハルト『ようこそ…、楽園へ』
略『十年振りに和解が出来たようで何よりだねえ?』
トキオ『一人っきりの楽園で王様気取りたぁ相変わらず良い趣味してんなあ!』
ヴァイス『ええっと…、君は確か…?』
トキオを無視してカナタに語り掛けるヴァイス
特筆すべき性格の悪さ
この人、トキオを気に入ってるのか気に入ってないのか
ヴァイスは全機体のCG空間を一つに
ハッキングなんでしょうか
『僕のシエルに優しくしてくれて感謝してるよ…♪』
カナタ『どの口で…!!』
出会い頭に煽りまくるヴァイス先生
本当シエルをどう思ってるのか
またヴァイスは、結局メイガスを使わずにスペックを引き出しているらしい
機体もですがパイロット能力が桁違いすぎる
この人だけ世界観レベルで別
ミステルは返せない
冒頭の台詞通りなら、ミステルがヴァイスにイストワールの制御権を与える鍵
引き剥がせば勝ちですが…?
あくまで世界の為だというスタンス
しかし、別に人類愛がある人間には見えません
自分を作った大人達も排除
命令や使命感で動くタイプでもなさそう
マハト『確かに、我はこの仮面に誓った』
『貴様が掲げる大義に身も心も捧げ、我が手を汚すことも厭わぬと……』
ヴァイス『素敵だ、トキオにも見習って欲しいねえ?』
トキオ『へっ』
マハト『故に問う! その大義、今も揺るぎないと言えるか?』
ヴァイス『もちろんさ?』
『地上を再び我ら人類の手に取り戻す…
同時に
人類を蝕むものも永遠に排除する
ブルーシスト、エンダーズ、そして……、人を模した計算人形もねえ?』
あくまでメイガスが害悪と唱えるヴァイス
18話曰くメイガスは人の上位互換
彼らが反乱を起こせば人類は絶える
そして実際に、マスター契約してても反乱しうることをシエルによって実証しています
しかも人類はもうメイガスなしでは戦えない
メイガスは危険だという考え方
一応一理はあるものの…?
トキオ、マハトの動機
『だがただ一点、貴様と相容れん!! メイガスを、我らの隣人を否定するのなら……、』
『貴様を止める!! ヴァイスハイト!!』
忠義の証だったマスクを脱ぎ捨てるマハト
完全に敵対へ
だからこそヴァイスは、マハトには真意を話せなかったんですね
他方トキオには話した
トキオは当初、爺が相棒かと嫌がってましたし
彼なら組めると思ったのかね
トキオは十年前に脱走、静観していた
邪魔しなかった
殺せと命じたのもヴァイスですが、組める余地があるとも思ってたんでしょうか
彼だけはヴァイスに対等でしたし
『ガキの頃からそのニヤケ面が気に入らなかった…
……おめえの泣きっ面が見てみたい!
ただそれだけだ!!』
ヴァイス『はっはっは、君らしい』
かくて合同映像を中断、戦闘開始へ
まんまボス戦演出ですわ
ファイナルファンタジーみたい
また結局ヴァイスは、メイガスのサポートなしで機体を制御していると描写
一話デイジーはまともに走る事さえ出来なかった
メイガスは外付け制御機構
その不足を機体とパイロットで補ってるのかね
開戦 ノアゲームチェンジャー
マハト『これがノアゲームチェンジャーの力!? 戦場に於いて我が身で知ることになろうとはな!!』
マハトさん芝居がかった口調は戻らないのか
染みついてるのかね
とまれノアはまず追尾弾を一斉発射
対する各機は飛行用推力で、無重力でも自在に行動できるスペックを得たようです
前回の飛行では驚いたも
最終決戦に必須なスペックだったか
手から半透明なフィールドを展開
ギルボウのビームライフルも防御
口振り上、これは3Dプリンタで物理的に盾を作ってるっぽいですね
四話のように空中に物体を作るプリンタ
その防御への応用か
ヴァイス『すぐ派手な大技に走る所は変わらないね……』
トキオ『ぁぁあ!?』
ノアのバリアは、ビームもドリルも容易く防御
弾速が速いビームも
貫通力に特化したドリルでもダメ
どころか長い手足と棍が主兵装、リーチが広くトキオ達を近づけません
守りが固く間合いも広い
他人を近づけない彼らしい機体ですわ
カナタ『トキオさんはヤらせない!!』
カナタ、チャフ付き閃光弾によって砲撃を妨害
かつ直後にレールガン発射
目とレーダー両方潰し、直後に極超音速弾を撃つとかエグい真似しますわ
完全にハメ技ですよカナタさん!!
ヴァイス、棍で極超音速弾を阻止
カナタ『レールガンの弾体を撃ち返した!?』
前回の台詞曰く、デイジーのレールガンが想定出力である場合
極超音速=音速の五倍以上
これをはじき返した
物理法則もあったもんじゃねぇな
ヴァイスもトキオ達同様、アメイジアで作られたデザイナーチャイルドだという事か
まるでガンダム サンダーボルト
『メイガスなしで、何故あんなに戦えるんだ!?』
前回時点はスペック頼みの男とも解釈出来たも
パイロットとしても凄腕だと認定
ありがとうカナタ
実際十年前時点とはいえ、17話でトキオをも越える能力を持つと描かれていました
メイガスがいらない実力者?
メイガスを不要とする為に鍛え上げたのか?
実力があるから従っていた
かつて彼らが大人達を、自己保身で口だけだと追い出したのを思い出しますね
ヴァイスは具体策と行動力もある!!
嘘も多いけど!!
ヴァイスハイトの嫌悪
ヴァイスを認め、腹を割って対話するカナタ
とかく真面目
ヴァイスと対照的というべきか
『そんな力がありながら』
『何故…、シエルを苦しめたんだ!!』
結局そこに帰結するカナタ
想うのは身近な人
少なくとも言葉の上では、大局で動いているヴァイスハイトと対照的ですね
でもヴァイスもたぶん個人的な動機?
ヴァイス『“メイガス”、口にするだけで不愉快だ……』
が、ここからヴァイスは劣勢へ
初めてマハトとトキオの連携攻撃に対処が遅れ、動揺を見せます
動揺して対応が遅れたのか?
実際シエルに触れた時も、後でその部分を消毒していたほどでした
そこまで嫌悪感を持つ理由は?
トキオ『そりゃあ、ハイパープリンタの素材だって無限って事はねえよなあ!!』
盾はビームでなくプリンタで製造してるらしい
またデイジーの武器はレーザー
デザイナーの形部氏が明言
HGキットによるとギルボウの剣もエネルギーブレード
エネルギーを盾にする技術はないらしい
銃剣方式のレーザーチェーンソーが炸裂
ノアの左腕を切断へ
何度も切りつける事で、シールドに使う素材を使い切らせた感じなんでしょうか
目に見えて息が上がっているヴァイス
再生もできず限界…?
前回の瞬殺と比べれば遥かにマシであるも
あの時は虚を突かれただけ
まともに戦えばなんとかなる部類だったか
ヴァイスハイト、本当の狙い
ヴァイス『僕が敗けると…?』
イストワール、冒頭での命令実行可能へ
略・ヴァイス『もちろん…、実行だ』
しかしヴァイスが勝利宣言
時間稼ぎしてただけだった
特にトキオ達には全くの盲点
自信家で、あれほど強いヴァイスが時間稼ぎ戦術をとるとは思えなかったか
前回なんか圧倒的でしたものね
ロックタウン マーケット
エリー『アンジュ!?』
ドリフター達『イザベル!?』『アマンダ!? どうしたの!?』
略・マイケル『ボーブ!?』
地上各地でメイガス達が緊急停止
眼を剥き倒れるのがホラー
また五話冒頭、イデアールにさらわれたゼロ型メイガス・イザベルも登場
相変わらず仲睦まじいようですが悲劇
ボブは冷蔵庫で倒れて昏倒
完全に殺人事件ですわ
ドルチェ『ランゲ様のお顔が見えません……、…がくっ』
ランゲ『ドルチェ!?』
ドルチェだけ妙に余裕あったんですけど!?
二人は六話バカラネストでなく、九話トレーダーズネストに
機体を失い返り咲きに奮闘中なのか?
派手なのは変わってないらしい
フラム『ノアちん達が…、危ない……』
マリアはネットで世界規模の異変と把握
しかし打つ手はなく
またこの攻撃は、イストワールにいるシュネーとムートンにも作用
これで勝機も失われた訳か
メイガス頼みのドリフターは戦う手段を失った
でも別に勝つ為って訳でもないらしい
ヴァイス『物心共に計算人形に依存しきった人類よ……
このヴァイスハイト・ブラウレヒトの名に於いて
断罪する……』
真っ先にやるのがメイガス停止だったとは
これで現行文明は大ダメージ
今エンダーズに襲われたら、ひとたまりもない
それほど依存してるのは良くない
そこは一理あるとは思います
『僕の導きとイストワールの叡智があれば
人類だけの手で
新時代は必ず開ける……、ふふふ……』
現状は依存先が変わるだけ
ヴァイス依存の社会になりかねない
もしそれが狙いなら、彼は「他人に必要とされる社会」を作りたかったという線も?
シュネー曰く疑心暗鬼の男
だからこそ、他人が絶対に自分を必要とする社会を作りたい?
決して人類の為だとは思えない
支配欲というには生活が質素
何か個人的な理由があるように見えます
カナタ『ノワール!? 君は平気なのか!?』
ノワール『はい。……いえ、平気ではありません。体中が震えています』
にっこりと笑うヴァイス
ノワール『あの人だけは……、許せません』
どうやら怒りの震えだったか
ヴァイスは勝利を確信して笑ったらしいも
実際は不調でなく怒り
次回、一対一で決着か
効かないねえ!ロボだから!マシーンだから!! ダダッダー!!
でなくメイガスでないからか
彼女はイストワール由来のプログラム
だからメイガス停止が効かないか
既にノアはエネルギーなど大幅に消耗
充分勝ち筋はあるも…?
仮にヴァイスが、自分に依存させる為に騒動を起こしたのだとすれば
世界に必須の存在になろうとしたのだとすれば
ノワールは真逆なんですね
ノワールは何も出来ない
なのに愛される
何も出来なくても愛されるノワールと、何でも出来て愛されたいのに愛されないヴァイス?
そんな対照的な二人なんでしょうか
カナタも「へっぽこ」なのに皆に愛されてた
そこが絡んでくるのかね?
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